JPH0768483B2 - 記録液及びこれを用いたインクジェット記録方法 - Google Patents
記録液及びこれを用いたインクジェット記録方法Info
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- JPH0768483B2 JPH0768483B2 JP1308331A JP30833189A JPH0768483B2 JP H0768483 B2 JPH0768483 B2 JP H0768483B2 JP 1308331 A JP1308331 A JP 1308331A JP 30833189 A JP30833189 A JP 30833189A JP H0768483 B2 JPH0768483 B2 JP H0768483B2
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- ink
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録液(以下、インクとも呼称する。)とり
わけインクジェット用途に適した記録液に関し、更に、
かかる記録液を用いたインクジェット記録方法に関す
る。
わけインクジェット用途に適した記録液に関し、更に、
かかる記録液を用いたインクジェット記録方法に関す
る。
インクジエツト記録方式は、記録時の騒音の発生が少な
く、また、カラー化対応が容易でさらには、高集積のヘ
ツドを使用することにより、高解像の記録画像が高速で
得られるという利点を有している。
く、また、カラー化対応が容易でさらには、高集積のヘ
ツドを使用することにより、高解像の記録画像が高速で
得られるという利点を有している。
インクジエツト記録方式では、インクとして各種の水溶
性染料を水または、水と有機溶剤との混合液に溶解させ
たものが使用されている。しかしながら、水溶性染料を
用いた場合には、これらの水溶性染料は本来耐光性が劣
るため、記録画像の耐光性が問題になる場合が多い。
性染料を水または、水と有機溶剤との混合液に溶解させ
たものが使用されている。しかしながら、水溶性染料を
用いた場合には、これらの水溶性染料は本来耐光性が劣
るため、記録画像の耐光性が問題になる場合が多い。
また、染料が水溶性であるために、記録画像の耐水性が
問題となる場合が多い。すなわち、記録画像に雨、汗、
あるいは飲食用の水がかかったりした場合、記録画像が
滲んだり、消失したりすることがある。
問題となる場合が多い。すなわち、記録画像に雨、汗、
あるいは飲食用の水がかかったりした場合、記録画像が
滲んだり、消失したりすることがある。
一方、ボールペンなどの染料を用いた文房具においても
同様の問題があり、かかる耐光性、耐水性の問題を解決
するために種々の文房具用水性顔料インクの提案がなさ
れている。水性顔料インク実用化のため、分散安定性、
ペン先でのインクの固化防止、ボールペンのボールの摩
耗防止が検討されている。
同様の問題があり、かかる耐光性、耐水性の問題を解決
するために種々の文房具用水性顔料インクの提案がなさ
れている。水性顔料インク実用化のため、分散安定性、
ペン先でのインクの固化防止、ボールペンのボールの摩
耗防止が検討されている。
例えば特開昭61−246271号公報には、水溶性樹脂として
親水性付加重合性単量体とスチレン及び/又はスチレン
誘導体の単量体からなる共重合体の水溶性アミン塩、ア
ンモニウム塩もしくは金属塩を使用することにより、分
散安定性及び耐乾燥性を改良した筆記具用インク組成物
が開示され、特開昭62−72774号公報には、ポリシロキ
サンを使用することにより、吐出ダウン現象が起こら
ず、インク切れ現象が起こらないボールペン用水性顔料
インキが開示されている。
親水性付加重合性単量体とスチレン及び/又はスチレン
誘導体の単量体からなる共重合体の水溶性アミン塩、ア
ンモニウム塩もしくは金属塩を使用することにより、分
散安定性及び耐乾燥性を改良した筆記具用インク組成物
が開示され、特開昭62−72774号公報には、ポリシロキ
サンを使用することにより、吐出ダウン現象が起こら
ず、インク切れ現象が起こらないボールペン用水性顔料
インキが開示されている。
しかしながら、従来のカーボンブラツクを使用した顔料
インクをインクジエツト記録に使用した場合、印字物の
堅牢性は染料インクを用いたものに比べ格段に改良され
ることは前述した通りだが、その後の研究によりインク
ジエツト記録の特徴の一つである印字物の濃度が染料イ
ンクを用いて印字したものより劣るという不都合が生じ
た。また、印字濃度をあげるためには顔料濃度を高くす
ることが考えられるが、高濃度の顔料インクをインクジ
エツトプリンターに使用した場合、吐出安定性に著しい
障害を起こすという欠点があった。また、顔料インクと
いう分散系をインクジエツト記録に使用する場合、長時
間の放置によるヘツド先端での固化防止は重要な技術課
題であり、インクの組成は、信頼性ある顔料インクを設
計する上で重要なポイントである。
インクをインクジエツト記録に使用した場合、印字物の
堅牢性は染料インクを用いたものに比べ格段に改良され
ることは前述した通りだが、その後の研究によりインク
ジエツト記録の特徴の一つである印字物の濃度が染料イ
ンクを用いて印字したものより劣るという不都合が生じ
た。また、印字濃度をあげるためには顔料濃度を高くす
ることが考えられるが、高濃度の顔料インクをインクジ
エツトプリンターに使用した場合、吐出安定性に著しい
障害を起こすという欠点があった。また、顔料インクと
いう分散系をインクジエツト記録に使用する場合、長時
間の放置によるヘツド先端での固化防止は重要な技術課
題であり、インクの組成は、信頼性ある顔料インクを設
計する上で重要なポイントである。
さらに、従来の顔料インクの中には、比較的短時間での
吐出性に優れるものの、記録ヘツドの駆動条件を変えた
り、長時間にわたって連続吐出を行った場合に吐出が不
安定になり、ついには吐出しなくなるという問題を生じ
ている。
吐出性に優れるものの、記録ヘツドの駆動条件を変えた
り、長時間にわたって連続吐出を行った場合に吐出が不
安定になり、ついには吐出しなくなるという問題を生じ
ている。
そこで本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解
消し、駆動条件の変動や長時間の使用でも常に安定した
吐出を行うことができる記録液及びこれを用いたインク
ジエツト記録方法を提供することにある。
消し、駆動条件の変動や長時間の使用でも常に安定した
吐出を行うことができる記録液及びこれを用いたインク
ジエツト記録方法を提供することにある。
更に本発明の目的は、記録画像の堅牢性、とりわけ耐水
性、耐光性に優れ、しかも記録画像の濃度が高い記録液
を提供することにある。
性、耐光性に優れ、しかも記録画像の濃度が高い記録液
を提供することにある。
上記の目的は以下の本発明によって達成される。
即ち本発明は、カーボンブラツク、水溶性樹脂、多価ア
ルコール及び/又はそのアルキルエーテル、脂肪族一価
アルコール及び水を含有し、溶解している水溶性樹脂の
量が2重量%以下である記録液であって、下記一般式
(A)で表わされる染料を含有することを特徴とする記
録液である。
ルコール及び/又はそのアルキルエーテル、脂肪族一価
アルコール及び水を含有し、溶解している水溶性樹脂の
量が2重量%以下である記録液であって、下記一般式
(A)で表わされる染料を含有することを特徴とする記
録液である。
更に、本発明は、前記記録液を用い、これを熱エネルギ
ーの作用により液滴として記録を行うインクジェット記
録方法であり、また同じく前記記録液を用い、これを情
報信号に従って液滴として記録を行う、いわゆるオンデ
マンド方式のインクジェット記録方法である。
ーの作用により液滴として記録を行うインクジェット記
録方法であり、また同じく前記記録液を用い、これを情
報信号に従って液滴として記録を行う、いわゆるオンデ
マンド方式のインクジェット記録方法である。
本発明の記録液は、熱エネルギーを用いたインクジエツ
ト方式にとりわけ適した諸性質を有している。
ト方式にとりわけ適した諸性質を有している。
熱エネルギーを用いたインクジエツト記録方式は、薄膜
の発熱抵抗体上での記録液の膜沸騰による発泡現象を吐
出エネルギー発生源として利用しており、染料を用いた
インクによって実用化されている。
の発熱抵抗体上での記録液の膜沸騰による発泡現象を吐
出エネルギー発生源として利用しており、染料を用いた
インクによって実用化されている。
この方式では、1信号当り3μsecから12μsecというき
わめて短い時間ではあるが、薄膜の発熱抵抗体上のイン
ク層は最高到達温度で200℃から300℃あるいはそれ以上
の温度になると推定されている。そのため、インクの熱
的安定性は吐出安定性を付与するために極めて重要な条
件である。
わめて短い時間ではあるが、薄膜の発熱抵抗体上のイン
ク層は最高到達温度で200℃から300℃あるいはそれ以上
の温度になると推定されている。そのため、インクの熱
的安定性は吐出安定性を付与するために極めて重要な条
件である。
本発明者らは熱エネルギーを利用したインクジエツト記
録に文房具用に提案されているような顔料インクをその
まま使用すると吐出に著しい障害を起こす原因を調査し
た結果、いくつかの要因を見いだした。一つはこうした
文具用インクにパルスを印加するとその熱の作用により
薄膜の発熱抵抗体上に堆積物ができ、インクの発泡が不
完全になるために吐出の乱れや不吐出が発生することで
ある。さらには、薄膜抵抗体上に堆積物が発生していな
くても発泡が不完全で液滴の吐出が印加パルスに応答で
きないで不吐出が発生する場合である。つまり、インク
をノズル先端から安定に吐出させるためには、インクが
薄膜の発熱抵抗体上で所望の体積で発泡し、さらに、所
望の時間で発泡と消泡を繰り返すことができる性能を有
していなければならない。
録に文房具用に提案されているような顔料インクをその
まま使用すると吐出に著しい障害を起こす原因を調査し
た結果、いくつかの要因を見いだした。一つはこうした
文具用インクにパルスを印加するとその熱の作用により
薄膜の発熱抵抗体上に堆積物ができ、インクの発泡が不
完全になるために吐出の乱れや不吐出が発生することで
ある。さらには、薄膜抵抗体上に堆積物が発生していな
くても発泡が不完全で液滴の吐出が印加パルスに応答で
きないで不吐出が発生する場合である。つまり、インク
をノズル先端から安定に吐出させるためには、インクが
薄膜の発熱抵抗体上で所望の体積で発泡し、さらに、所
望の時間で発泡と消泡を繰り返すことができる性能を有
していなければならない。
しかしながら、従来の文房具用インクではそれらの性能
を満足していないため、インクジェット記録装置、特
に、オンデマンド型インクジェット記録装置に充填し記
録が行わせると上記のような種々の不都合なことが起こ
る。
を満足していないため、インクジェット記録装置、特
に、オンデマンド型インクジェット記録装置に充填し記
録が行わせると上記のような種々の不都合なことが起こ
る。
そこで本発明者らは水性顔料インクで熱的に安定で、し
かも最適な発泡が可能なインクの性能を鋭意研究した結
果、記録液に含有される顔料に未吸着の水溶性樹脂の量
を2重量%以下、より好ましくは1重量%以下とし、水
溶性有機溶剤として多価アルコール及び/又はそのアル
キルエーテルと脂肪族一価アルコールを併用することに
より、薄膜の発熱抵抗体上においてインクがどの様な駆
動条件でも正確に発泡し、更に長期に亘っても発熱抵抗
体上に堆積物を発生しないことを見出した。
かも最適な発泡が可能なインクの性能を鋭意研究した結
果、記録液に含有される顔料に未吸着の水溶性樹脂の量
を2重量%以下、より好ましくは1重量%以下とし、水
溶性有機溶剤として多価アルコール及び/又はそのアル
キルエーテルと脂肪族一価アルコールを併用することに
より、薄膜の発熱抵抗体上においてインクがどの様な駆
動条件でも正確に発泡し、更に長期に亘っても発熱抵抗
体上に堆積物を発生しないことを見出した。
更に、安定吐出を維持しながら記録画像の濃度を高くす
るためには、前記した特定の染料を併用することを見出
し、本発明を完成したのである。本発明で言う溶解して
いる水溶性樹脂とは、記録液中で顔料に吸着していない
で液媒体中に溶解した状態の樹脂を指す。
るためには、前記した特定の染料を併用することを見出
し、本発明を完成したのである。本発明で言う溶解して
いる水溶性樹脂とは、記録液中で顔料に吸着していない
で液媒体中に溶解した状態の樹脂を指す。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明で使用されるカーボンブラツクは、市販品として
入手できるものの他に、カーボンブラツクを界面活性剤
や高分子分散剤等で表面処理したもの、グラフトカーボ
ン等も使用可能である。
入手できるものの他に、カーボンブラツクを界面活性剤
や高分子分散剤等で表面処理したもの、グラフトカーボ
ン等も使用可能である。
カーボンブラツクの含有量は、構造により異なるが、記
録液全重量に対して3〜20重量%、好ましくは3〜12重
量%の範囲で用いられる。
録液全重量に対して3〜20重量%、好ましくは3〜12重
量%の範囲で用いられる。
分散剤としては顔料分散に用いられる水溶性樹脂が使用
でき、かかる水溶性樹脂として好ましくは、酸価が50〜
300、より好ましくは70〜250の樹脂を使用する。
でき、かかる水溶性樹脂として好ましくは、酸価が50〜
300、より好ましくは70〜250の樹脂を使用する。
顔料と水溶性樹脂との結合は疎水結合であるため、樹脂
の酸価が大きい(つまり親水性が強すぎる)と樹脂が顔
料表面に期待どおりに吸着されえず、顔料溶液中の未吸
着樹脂分が多くなってしまう。一方、樹脂の酸化が小さ
い(つまり親水性が低い)と樹脂が水に溶解しなくな
る。
の酸価が大きい(つまり親水性が強すぎる)と樹脂が顔
料表面に期待どおりに吸着されえず、顔料溶液中の未吸
着樹脂分が多くなってしまう。一方、樹脂の酸化が小さ
い(つまり親水性が低い)と樹脂が水に溶解しなくな
る。
本発明で言う樹脂の酸価とは、樹脂を中和するKOHの量
(mg)で表わされる。
(mg)で表わされる。
具体的に使用可能な樹脂は、アミンを溶解させた水溶液
に可溶であるものならどんなものでも使用可能で、リグ
ニンスルホン酸塩、セラツク等の天然高分子、ポリアク
リル酸、スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−ア
クリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチ
レン−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸−ア
クリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−メタク
リル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸−アクリル酸
アルキルエステル共重合体、スチレン−マレイン酸ハー
フエステル共重合体、ビニルナフタレン−アクリル酸共
重合体、ビニルナフタレン−マレイン酸共重合体、ある
い、これらの塩、β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン
縮合物のナトリウム塩、リン酸塩等の陰イオン性高分子
等が挙げられる。
に可溶であるものならどんなものでも使用可能で、リグ
ニンスルホン酸塩、セラツク等の天然高分子、ポリアク
リル酸、スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−ア
クリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチ
レン−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸−ア
クリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−メタク
リル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸−アクリル酸
アルキルエステル共重合体、スチレン−マレイン酸ハー
フエステル共重合体、ビニルナフタレン−アクリル酸共
重合体、ビニルナフタレン−マレイン酸共重合体、ある
い、これらの塩、β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン
縮合物のナトリウム塩、リン酸塩等の陰イオン性高分子
等が挙げられる。
これらの水溶性樹脂の含有量は、用いる顔料と水溶性樹
脂の種類によっても異なるが、記録液中で顔料に吸着し
ていない水溶性樹脂の量を2重量%以下、好ましくは1
重量%以下にする量であれば良く、顔料と水溶性樹脂と
の比率が重量比で3:2〜10:1、好ましくは3:1〜10:1、よ
り好ましくは10:3〜10:1になる量が好ましい。
脂の種類によっても異なるが、記録液中で顔料に吸着し
ていない水溶性樹脂の量を2重量%以下、好ましくは1
重量%以下にする量であれば良く、顔料と水溶性樹脂と
の比率が重量比で3:2〜10:1、好ましくは3:1〜10:1、よ
り好ましくは10:3〜10:1になる量が好ましい。
本発明で用いる多価アルコール及び/又はそのアルキル
エーテルとしては、ポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール等のポリアルキレングリコール類;エ
チレングリコール、プロピレングリコール、ブチレング
リコール、トリエチレングリコール、1,2,6−ヘキサン
トリオール、チオジグリコール、ヘキシレングリコー
ル、ジエチレングリコール等のアルキレン基が2〜6個
の炭素原子を含むアルキレングリコール類;グリセリ
ン;エチレングリコールモノメチル(またはエチル)エ
ーテル、ジエチレングリコールメチル(またはエチル)
エーテル、トリエチレングリコールモノメチル(または
エチル)エーテル等の多価アルコールの低級アルキルエ
ーテル類が挙げられる。
エーテルとしては、ポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール等のポリアルキレングリコール類;エ
チレングリコール、プロピレングリコール、ブチレング
リコール、トリエチレングリコール、1,2,6−ヘキサン
トリオール、チオジグリコール、ヘキシレングリコー
ル、ジエチレングリコール等のアルキレン基が2〜6個
の炭素原子を含むアルキレングリコール類;グリセリ
ン;エチレングリコールモノメチル(またはエチル)エ
ーテル、ジエチレングリコールメチル(またはエチル)
エーテル、トリエチレングリコールモノメチル(または
エチル)エーテル等の多価アルコールの低級アルキルエ
ーテル類が挙げられる。
これらの多価アルコール及び/又はそのアルキルエーテ
ルの含有量は10〜50重量%、より好ましくは20〜40重量
%の範囲であり、含有量が10重量%未満ではノズル先端
での目詰まりを防止するのに十分ではなく、50重量%を
越えると、印字物の印字品位が低下する。
ルの含有量は10〜50重量%、より好ましくは20〜40重量
%の範囲であり、含有量が10重量%未満ではノズル先端
での目詰まりを防止するのに十分ではなく、50重量%を
越えると、印字物の印字品位が低下する。
脂肪族一価アルコールとしては、例えば、メチルアルコ
ール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イ
ソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−
ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール、イソブチ
ルアルコール等の炭素数1〜4のアルキルアルコール類
が挙げられる。
ール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イ
ソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−
ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール、イソブチ
ルアルコール等の炭素数1〜4のアルキルアルコール類
が挙げられる。
この中でもエチルアルコールは記録液の吐出安定性を大
幅に向上させるので、とりわけ好ましいものである。
幅に向上させるので、とりわけ好ましいものである。
脂肪族一価アルコールの含有量は3〜15重量%、より好
ましくは3〜10重量%の範囲であり、含有量が3重量%
未満ではプリンタの駆動条件の変化に対して常に安定し
た吐出を得ることはできず、15重量%を越えると印字物
の印字品位が損なわれる傾向にある。
ましくは3〜10重量%の範囲であり、含有量が3重量%
未満ではプリンタの駆動条件の変化に対して常に安定し
た吐出を得ることはできず、15重量%を越えると印字物
の印字品位が損なわれる傾向にある。
水の含有量は10〜60重量%、より好ましくは10〜50重量
%の範囲である。
%の範囲である。
本発明で用いる一般式(A)で表わされる染料は、発光
性の良好な染料であり、好ましい具体例を以下に示す。
性の良好な染料であり、好ましい具体例を以下に示す。
一般式(A)で表わされる染料は、以下の操作で製造で
きる。
きる。
下式(a)の化合物を希塩酸中で攪拌し、均一なスラリ
ーとする。その後氷を加え冷却する。このスラリー中
に、亜硝酸ソーダ水溶液を加え、次いで3℃で3時間攪
拌して、ジアゾ化した。その後、これにスルフアミン酸
を加え残存する亜硝酸ソーダを消去しジアゾ液を得た。
ーとする。その後氷を加え冷却する。このスラリー中
に、亜硝酸ソーダ水溶液を加え、次いで3℃で3時間攪
拌して、ジアゾ化した。その後、これにスルフアミン酸
を加え残存する亜硝酸ソーダを消去しジアゾ液を得た。
次に(b)の化合物を水に溶解し、均一なスラリーとし
た。これにカ性ソーダ、氷及び前記ジアゾ液を加え3
℃,pH2〜3にてカツプリングを行った後、 食塩を加えて、塩析を行った。析出物を濾取した後、乾
燥して(c)で表わされるモノアゾ化合物を得た。
た。これにカ性ソーダ、氷及び前記ジアゾ液を加え3
℃,pH2〜3にてカツプリングを行った後、 食塩を加えて、塩析を行った。析出物を濾取した後、乾
燥して(c)で表わされるモノアゾ化合物を得た。
得られたモノアゾ化合物を希塩酸中で攪拌し、均一なス
ラリーとした後、氷を加えて冷却した。このスラリー中
に亜硝酸ソーダ水溶液を加え、3℃で3時間攪拌して、
ジアゾ化した後、スルフアミン酸を加えて残存する亜硝
酸ソーダを消去し、ジアゾ液を得た。
ラリーとした後、氷を加えて冷却した。このスラリー中
に亜硝酸ソーダ水溶液を加え、3℃で3時間攪拌して、
ジアゾ化した後、スルフアミン酸を加えて残存する亜硝
酸ソーダを消去し、ジアゾ液を得た。
次に(d)の化合物を水に溶解し、これに氷、前記ジア
ゾ液、カ性ソーダを加え、弱アルカリ性下、温度2〜5
℃でカツプリングを行った。
ゾ液、カ性ソーダを加え、弱アルカリ性下、温度2〜5
℃でカツプリングを行った。
同条件にて、充分攪拌した後食塩を加えて塩析を行っ
た。析出物を濾取し乾燥を行い(e)で表わされるジス
アゾ化合物を得た。
た。析出物を濾取し乾燥を行い(e)で表わされるジス
アゾ化合物を得た。
これらの染料はカラーバリユーが高く、保存安定性が極
めて良好であり、更に接液部材に及ぼす影響が極めて小
さいため好ましいものである。
めて良好であり、更に接液部材に及ぼす影響が極めて小
さいため好ましいものである。
一般式(A)で表わされる染料の含有量は、記録液全重
量の0.5〜2.0重量%の範囲が好ましく、0.5重量%未満
では発色剤としての効果はなく、2.0重量%を越えると
印字物の堅牢性、とりわけ耐水性、耐光性が低下してし
まう。
量の0.5〜2.0重量%の範囲が好ましく、0.5重量%未満
では発色剤としての効果はなく、2.0重量%を越えると
印字物の堅牢性、とりわけ耐水性、耐光性が低下してし
まう。
本発明の記録液を構成する主要成分は以上のとおりであ
るが、、その他必要に応じて水溶性有機溶剤、界面活性
剤、pH調整剤、防腐剤等を使用しても良い。
るが、、その他必要に応じて水溶性有機溶剤、界面活性
剤、pH調整剤、防腐剤等を使用しても良い。
使用可能な水溶性有機溶剤としては、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセトン、
ジアセトンアルコール等のケトンまたはケトアルコール
類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;N
−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミ
ダゾリジノン等があげられる。
ミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセトン、
ジアセトンアルコール等のケトンまたはケトアルコール
類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;N
−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミ
ダゾリジノン等があげられる。
界面活性剤としては、脂肪酸塩類、高級アルコール硫酸
エステル塩類、液体脂肪油硫酸エステル塩類、アルキル
アリルスルホン酸塩類等の陰イオン界面活性剤、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレン
アルキルエステル類、ポリオキシエチレンソルビタンア
ルキルエステル類等の非イオン性界面活性剤があり、こ
れらの1種または2種以上を適宜選択して使用できる。
その使用量は分散剤により異なるがインク全量に対して
0.01から5重量%が望ましい。この際、記録液の表面張
力は35dyne/cm以上になるように活性剤の添加する量を
決定する事が好ましい。なぜなら、記録液の表面張力が
これより小さい値を示す事は、本発明のような記録方式
においてはノズル先端の濡れによる印字よれ(記録紙上
での記録液滴の着弾点のずれ)等好ましくない事態を引
き起こしてしまうからである。
エステル塩類、液体脂肪油硫酸エステル塩類、アルキル
アリルスルホン酸塩類等の陰イオン界面活性剤、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレン
アルキルエステル類、ポリオキシエチレンソルビタンア
ルキルエステル類等の非イオン性界面活性剤があり、こ
れらの1種または2種以上を適宜選択して使用できる。
その使用量は分散剤により異なるがインク全量に対して
0.01から5重量%が望ましい。この際、記録液の表面張
力は35dyne/cm以上になるように活性剤の添加する量を
決定する事が好ましい。なぜなら、記録液の表面張力が
これより小さい値を示す事は、本発明のような記録方式
においてはノズル先端の濡れによる印字よれ(記録紙上
での記録液滴の着弾点のずれ)等好ましくない事態を引
き起こしてしまうからである。
また、pH調整剤としては、例えば、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン等の各種有機アミン、水酸化
ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化カリウム等のアル
カリ金属の水酸物等の無機アルカリ剤、有機酸や鉱酸が
あげられる。
ン、トリエタノールアミン等の各種有機アミン、水酸化
ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化カリウム等のアル
カリ金属の水酸物等の無機アルカリ剤、有機酸や鉱酸が
あげられる。
本発明の記録液の作成方法としては、はじめに、分散樹
脂、アミン、水を少なくとも含有する水溶液に顔料を添
加し、攪拌した後、後述の分散手段を用いて分散を行
い、必要に応じて遠心分離処理を行い、所望の分散液を
得る。次に、この分散液に上記で挙げたような成分を含
み染料を完全に溶解した溶液を加え、攪拌し記録液とす
る。
脂、アミン、水を少なくとも含有する水溶液に顔料を添
加し、攪拌した後、後述の分散手段を用いて分散を行
い、必要に応じて遠心分離処理を行い、所望の分散液を
得る。次に、この分散液に上記で挙げたような成分を含
み染料を完全に溶解した溶液を加え、攪拌し記録液とす
る。
とりわけ未吸着樹脂量を2%以下にするためには、作成
方法において、樹脂、アミン及び水を含む水溶液を60℃
以上、30分間以上攪拌して樹脂を予め完全に溶解させる
ことが必要である。
方法において、樹脂、アミン及び水を含む水溶液を60℃
以上、30分間以上攪拌して樹脂を予め完全に溶解させる
ことが必要である。
又、樹脂を溶解させるアミンの量を、樹脂の酸価から計
算によって求めたアミン量の1.2倍以上添加することが
必要である。このアミンの量は以下の式によって求めら
れる。
算によって求めたアミン量の1.2倍以上添加することが
必要である。このアミンの量は以下の式によって求めら
れる。
更に顔料を含む水溶液を分散処理する前にプレミキシン
グを30分間以上行なうことも又必要である。
グを30分間以上行なうことも又必要である。
このプレミキシング操作は、顔料表面の濡れ性を改善
し、顔料表面への樹脂の吸着を促進するものである。
し、顔料表面への樹脂の吸着を促進するものである。
分散液に添加されるアミン類としては、モノエタノール
アミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、
アミノメチルプロパノール、アンモニア等の有機アミン
が好ましい。
アミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、
アミノメチルプロパノール、アンモニア等の有機アミン
が好ましい。
一方、本発明に使用する分散機は、一般に使用される分
散機なら、如何なるものでも良いが、たとえば、ボール
ミル、ロールミル、サンドミルなどが挙げられる。
散機なら、如何なるものでも良いが、たとえば、ボール
ミル、ロールミル、サンドミルなどが挙げられる。
その中でも、高速型のサンドミルが好ましく、たとえ
ば、スーパーミル、サンドグラインダー、ビーズミル、
アジテータミル、グレンミル、ダイノーミル、パールミ
ル、コボルミル(いずれも商品名)等が挙げられる。
ば、スーパーミル、サンドグラインダー、ビーズミル、
アジテータミル、グレンミル、ダイノーミル、パールミ
ル、コボルミル(いずれも商品名)等が挙げられる。
本発明において、所望の粒度分布を有する顔料を得る方
法としては、分散機の粉砕メデイアのサイズを小さくす
る、粉砕メデイアの充填率を大きくする、また処理時間
を長くする、吐出速度を遅くする、粉砕後フイルターや
遠心分離機等で分級するなどの手法が用いられる。また
はそれらの手法の組合せが挙げられる。
法としては、分散機の粉砕メデイアのサイズを小さくす
る、粉砕メデイアの充填率を大きくする、また処理時間
を長くする、吐出速度を遅くする、粉砕後フイルターや
遠心分離機等で分級するなどの手法が用いられる。また
はそれらの手法の組合せが挙げられる。
尚、本発明に係る未吸着樹脂の量を測定する方法として
は、超遠心機等を用いて願料分と顔料に吸着された樹脂
分を沈殿させ、この上澄み液に含有される残存樹脂量を
TOC(Total Organic Carbon、全有機炭素計)や、重量
法(上澄みを蒸発乾固させ、樹脂量を測定する方法)な
どが好適に用いられる。
は、超遠心機等を用いて願料分と顔料に吸着された樹脂
分を沈殿させ、この上澄み液に含有される残存樹脂量を
TOC(Total Organic Carbon、全有機炭素計)や、重量
法(上澄みを蒸発乾固させ、樹脂量を測定する方法)な
どが好適に用いられる。
本発明の記録液は、熱エネルギーの作用により液滴を吐
出させて記録を行うインクジエツト記録方式にとりわけ
好適に用いられるが、一般の筆記具用としても使用でき
ることは言うまでもない。
出させて記録を行うインクジエツト記録方式にとりわけ
好適に用いられるが、一般の筆記具用としても使用でき
ることは言うまでもない。
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明を具体的に説明
する。
する。
実施例1 (顔量分散液の作成) スチレン−アクリル酸−アクリル酸エチル共重合体(酸
価175、平均分子量12000) 5 部 モノエタノールアミン 1.5部 イオン交換水 63.5部 エチレングリコール 5 部 上記成分を混合し、ウオーターバスで70℃に加温し、樹
脂分を完全に溶解させる。この再、溶解させる樹脂の濃
度が低いと完全に溶解しないことがあるため、樹脂を溶
解する際は高濃度溶液を予め作成しておき、希釈して所
望の樹脂溶液を調整してもよい。この溶液にカーボンブ
ラツク(MCF−88,三菱化成製)20部、エタノール5部を
加え、30分間プレミキシングをおこなった後、下記の条
件で分散処理を行った。
価175、平均分子量12000) 5 部 モノエタノールアミン 1.5部 イオン交換水 63.5部 エチレングリコール 5 部 上記成分を混合し、ウオーターバスで70℃に加温し、樹
脂分を完全に溶解させる。この再、溶解させる樹脂の濃
度が低いと完全に溶解しないことがあるため、樹脂を溶
解する際は高濃度溶液を予め作成しておき、希釈して所
望の樹脂溶液を調整してもよい。この溶液にカーボンブ
ラツク(MCF−88,三菱化成製)20部、エタノール5部を
加え、30分間プレミキシングをおこなった後、下記の条
件で分散処理を行った。
分散機 パールミル(アシザワ(株)製) 粉砕メデイア ガラスビーズ 粉砕メデイアの充填率 50%(体積) 吐出速度 100ml/min. さらに遠心分離処理(12000RPM,15分間)をおこない、
粗大粒子を除去して分散液とした。
粗大粒子を除去して分散液とした。
(インクの作成) 上記分散液 40 部 具体例(1)の染料 1.5部 グリセリン 5 部 エチレングリコール 3 部 エタノール 4 部 イオン交換水 46.5部 上記成分のうち、分散液を除く成分を混合し、攪拌す
る。染料が完全に溶解した後、分散液を所定の分量添加
し、1時間攪拌しインクを得た。
る。染料が完全に溶解した後、分散液を所定の分量添加
し、1時間攪拌しインクを得た。
実施例2 実施例1で用いた具体例(1)の染料の代わりに具体例
(2)の染料を用いて黒色インクを得た。
(2)の染料を用いて黒色インクを得た。
実施例3 (顔料分散液の作成) α−メチルスチレン−スチレン−アクリル酸共重合体
(酸価130,平均分子量13000) 4 部 アミノメチルプロパノール 2 部 イオン交換水 65.5部 ジエチレングリコール 5 部 ニツコールBL−9EX(日光ケミカルズ社製) 0.5部 上記成分を混合し、ウオーターバスで70℃に加温し、樹
脂分を完全に溶解させる。この溶液にカーボンブラツク
(MA−100,三菱化成製)16部、エタノール7部を加え、
30分間プレミキシングをおこなった後、下記の条件で分
散処理を行った。
(酸価130,平均分子量13000) 4 部 アミノメチルプロパノール 2 部 イオン交換水 65.5部 ジエチレングリコール 5 部 ニツコールBL−9EX(日光ケミカルズ社製) 0.5部 上記成分を混合し、ウオーターバスで70℃に加温し、樹
脂分を完全に溶解させる。この溶液にカーボンブラツク
(MA−100,三菱化成製)16部、エタノール7部を加え、
30分間プレミキシングをおこなった後、下記の条件で分
散処理を行った。
分散機 サンオグラインダー(五十嵐機械製) 粉砕メデイア ジルコニウムビーム1mm径 粉砕メデイアの充填率 50%(体積) 粉砕時間 5時間 さらに遠心分離処理(12000RPM,20分間)をおこない、
粗大粒子を除去して分散液とした。
粗大粒子を除去して分散液とした。
(インクの作成) 上記分散液 30 部 具体例(3)の染料 1.5部 グリセリン 5 部 ジエチレングリコール 9.5部 エタノール 1.5部 ポリエチレングリコール(PEG300) 10 部 イオン交換水 35.5部 上記成分のうち、分散液を除く成分を混合し、攪拌す
る。染料が完全に溶解した後、分散液を所定の分量添加
し、1時間攪拌し、インクを得た。
る。染料が完全に溶解した後、分散液を所定の分量添加
し、1時間攪拌し、インクを得た。
実施例4 実施例1で用いた具体例(1)の染料の代わりに具体例
(4)の染料を用いて黒色インクを得た。
(4)の染料を用いて黒色インクを得た。
実施例5 (顔料分散液の作成) α−メチルスチレン−スチレン−アクリル酸共重合体
(酸価130,平均分子量13000) 6部 アミノメチルプロパノール 3部 イオン交換水 61部 エチレングリコール 5部 上記成分を混合し、ウオーターバスで70℃の加温し、樹
脂分を完全に溶解させる。この溶液にカーボンブラツク
(MCF−88,三菱形化成製)18部、エタノール7部を加
え、30分間プレミキシングをおこなった後、下記の条件
で分散処理を行った。
(酸価130,平均分子量13000) 6部 アミノメチルプロパノール 3部 イオン交換水 61部 エチレングリコール 5部 上記成分を混合し、ウオーターバスで70℃の加温し、樹
脂分を完全に溶解させる。この溶液にカーボンブラツク
(MCF−88,三菱形化成製)18部、エタノール7部を加
え、30分間プレミキシングをおこなった後、下記の条件
で分散処理を行った。
分散機 サンドグラインダー(五十嵐機械製) 粉砕メデイア ジルコニウムビーズ2mm径 粉砕メデイアの充填率 40%(体積) 粉砕時間 3時間 さらに遠心分離処理(12000RPM,20分間)をおこない、
粗大粒子を除去して分散液とした。
粗大粒子を除去して分散液とした。
(インクの作成) 上記分散液 50 部 具体例(4)の染料 1.5部 グリセリン 3 部 ジエチレングリコール 11.5部 エタノール 1.5部 ポリエチレングリコール(PEG300) 10 部 イオン交換水 22.5部 上記成分のうち、分散液を除く成分を混合し、攪拌す
る。染料が完全に溶解した後、分散液を所定の分量添加
し、1時間攪拌し、インクを得た。
る。染料が完全に溶解した後、分散液を所定の分量添加
し、1時間攪拌し、インクを得た。
実施例6 (顔料分散液の作成) スチレン−無水マレイン酸−マレイン酸ハーフエステル
共重合体(酸価205,平均分子量7000) 6部 モノエタノールアミン 2部 イオン交換水 62部 エチレングリコール 5部 上記成分を混合し、ウオーターバスで70℃に加温し、樹
脂分を完全に溶解させる。この溶液にカーボンブラツク
(MCF−88,三菱化成製)18部、エタノール7部を加え、
30分間プレミキシングをおこなった後、下記の条件で分
散処理を行った。
共重合体(酸価205,平均分子量7000) 6部 モノエタノールアミン 2部 イオン交換水 62部 エチレングリコール 5部 上記成分を混合し、ウオーターバスで70℃に加温し、樹
脂分を完全に溶解させる。この溶液にカーボンブラツク
(MCF−88,三菱化成製)18部、エタノール7部を加え、
30分間プレミキシングをおこなった後、下記の条件で分
散処理を行った。
分散機 サンドグラインダー(五十嵐機械製) 粉砕メデイア ジルコニウムビーズ1mm径 粉砕メデイアの充填率 60%(体積) 粉砕時間 4時間 さらに遠心分離処理(12000RPM,20分間)をおこない、
粗大粒子を除去して分散液とした。
粗大粒子を除去して分散液とした。
(インクの作成) 上記分散液 50 部 具体例(2)の染料 1.5部 ジエチレングリコール 10 部 エタノール 1.5部 ポリエチレングリコール(PEG300) 10 部 イオン交換水 27 部 上記成分のうち、分散液を除く成分を混合し、攪拌す
る。染料が完全に溶解した後、分散液を所定の分量添加
し、1時間攪拌し、インクを得た。
る。染料が完全に溶解した後、分散液を所定の分量添加
し、1時間攪拌し、インクを得た。
実施例7 (顔料分散液の作成) スチレン−アクリル酸−アクリル酸エチル共重合体(酸
価174,平均分子量18000) 2部 モノエタノールアミン 1部 イオン交換水 69部 エチレングリコール 5部 上記成分を混合し、ウオーターバスで70℃に加温し、樹
脂分を完全に溶解させる。この溶液にカーボンブラツク
(MCF−88,三菱化成製)18部、エタノール5部を加え、
30分間プレミキシングをおこなった後、下記の条件で分
散処理を行った。
価174,平均分子量18000) 2部 モノエタノールアミン 1部 イオン交換水 69部 エチレングリコール 5部 上記成分を混合し、ウオーターバスで70℃に加温し、樹
脂分を完全に溶解させる。この溶液にカーボンブラツク
(MCF−88,三菱化成製)18部、エタノール5部を加え、
30分間プレミキシングをおこなった後、下記の条件で分
散処理を行った。
分散機 サンドグラインダー(五十嵐機械製) 粉砕メデイア ガラスビーズ0.5mm径 粉砕メデイアの充填率 60%(体積) 粉砕時間 3時間 さらに遠心分離処理(12000RPM,20分間)をおこない、
粗大粒子を除去して分散液とした。
粗大粒子を除去して分散液とした。
(インクの作成) 上記分散液 30 部 具体例(1)の染料 1.5部 ジエチレングリコール 10 部 エタノール 1.5部 ポリエチレングリコール(PEG300) 10 部 イオン交換水 27部 上記成分のうち、分散液を除く成分を混合し、攪拌す
る。染料が完全に溶解した後、分散液を所定の分量添加
し、1時間攪拌し、インクを得た。
る。染料が完全に溶解した後、分散液を所定の分量添加
し、1時間攪拌し、インクを得た。
比較例1 上記実施例1の組成において染料を除外し、さらにカー
ボンブラツクの濃度を10部とし分散処理を行い、黒色イ
ンクを得た。
ボンブラツクの濃度を10部とし分散処理を行い、黒色イ
ンクを得た。
比較例2 上記実施例2の組成において染料をダイレクトブラツク
19に変更し、分散処理を行い、黒色インクを得た。
19に変更し、分散処理を行い、黒色インクを得た。
比較例3 上記実施例1の組成においてエタノールを除外して分散
処理を行い、黒色インクを得た。
処理を行い、黒色インクを得た。
実施例8(インク使用例:インクジェット記録方法) 上記記録液をそれぞれ用いて、熱エネルギーを付与して
インクを吐出するオンデイマンドタイプのマルチヘツド
を有する記録装置(HP社製、デスクジエツトプリンタ
ー)を用いて下記の検討を行った。その結果を第1表に
示す。
インクを吐出するオンデイマンドタイプのマルチヘツド
を有する記録装置(HP社製、デスクジエツトプリンタ
ー)を用いて下記の検討を行った。その結果を第1表に
示す。
T1;印字物の堅牢性 (耐光性) 上記インクを用いて作成した印字サンプルをキセノンフ
エードメーター(ブラツクパネル63℃、湿度75%)に10
0時間暴露し、処理前後の色度の変化(色差;処理前後
のCIE Lab表色法による色度の変化の色度座標上での距
離)を測定する。
エードメーター(ブラツクパネル63℃、湿度75%)に10
0時間暴露し、処理前後の色度の変化(色差;処理前後
のCIE Lab表色法による色度の変化の色度座標上での距
離)を測定する。
(耐水性) 印字サンプルを水道水に5分間浸し、処理前後の印字物
の光学濃度の変化を測定する。
の光学濃度の変化を測定する。
T2;印字物の光学濃度 印字物をマクベス濃度計(RD918)を用いて測定した。
T3;プリント一時停止後の再プリント時の目詰まり プリント一時停止後の再プリント時の目詰まりについて
は、プリンタに所定のインクを充填して10分間連続し英
数文字を印字した後プリントを停止、キヤツプ等をしな
い状態で10分間放置した後、ふたたび英数文字を印字し
て文字のかすれ、かけ等の不良箇所の有無により判定し
た。
は、プリンタに所定のインクを充填して10分間連続し英
数文字を印字した後プリントを停止、キヤツプ等をしな
い状態で10分間放置した後、ふたたび英数文字を印字し
て文字のかすれ、かけ等の不良箇所の有無により判定し
た。
(20゜±5℃,50±10%RHにて放置) ○:一文字目から不良箇所無し。
△:一文字目から一部が掠れまたは欠ける。
×:一文字目がまったく印字できない。
T4;プリント長期停止後の再プリント時の目詰まり回復
性 プリンタに所定のインクを充填して、10分間連続して英
数文字を印字した後、プリントを停止し、キヤツプをし
ない状態で7日間放置した後、ノズル目詰まりの回復操
作を行い、何回の操作で文字の掠れ、かけなどのない正
常な印字が可能か判定した(60℃,10+5%RH)。
性 プリンタに所定のインクを充填して、10分間連続して英
数文字を印字した後、プリントを停止し、キヤツプをし
ない状態で7日間放置した後、ノズル目詰まりの回復操
作を行い、何回の操作で文字の掠れ、かけなどのない正
常な印字が可能か判定した(60℃,10+5%RH)。
○:1ないし5回の回復操作で正常な印字が可能 △:6ないし9回の回復操作で正常な印字が可能 ×:11回以上の回復操作で正常な印字が可能 T5;吐出安定性 5℃,40℃雰囲気中で各々連続吐出を行い、不吐出の発
生する時間を測定した。
生する時間を測定した。
T6;印字物の色調 上記インクを用いて作成したサンプルの色度をCI−35
((株)村上色彩技術研究所製)を用いて色度を測定
し、L*,a*,b*を測定した。(L*,a*,b*は、CIE1
976(L*,a*,b*)空間において定義される知覚度指
数である)。
((株)村上色彩技術研究所製)を用いて色度を測定
し、L*,a*,b*を測定した。(L*,a*,b*は、CIE1
976(L*,a*,b*)空間において定義される知覚度指
数である)。
T0;得られたインクを超高速冷却遠心機(ベツクマン
製)で55000rpm,5時間遠心処理し、顔料分と顔料に吸着
している樹脂分を沈降させた後、上澄み液を一定量採取
し、真空乾燥機にて(60℃,24時間)乾燥固化する。こ
の樹脂量の仕込インクに対する百分率を算出し残存樹脂
濃度とする。
製)で55000rpm,5時間遠心処理し、顔料分と顔料に吸着
している樹脂分を沈降させた後、上澄み液を一定量採取
し、真空乾燥機にて(60℃,24時間)乾燥固化する。こ
の樹脂量の仕込インクに対する百分率を算出し残存樹脂
濃度とする。
評価結果を下記の第1表に示した。表中の評価について
は、T1の耐光性については、それぞれの色差の結果を、
耐水性については、処理前後の印字物の濃度から計算し
た色素残存率を、T2においては、印字物の反射濃度を記
載した。
は、T1の耐光性については、それぞれの色差の結果を、
耐水性については、処理前後の印字物の濃度から計算し
た色素残存率を、T2においては、印字物の反射濃度を記
載した。
〔効果〕 本発明によれば、印字物の堅牢性に優れ、さらに印字濃
度の高く色調鮮明性に優れた印字物を提供できる記録液
が提供でき、また、長時間吐出させても常に安定した吐
出が得られ、インクジエツト装置の目づまりを生じにく
く、保存安定性にも優れた記録液を提供できる。
度の高く色調鮮明性に優れた印字物を提供できる記録液
が提供でき、また、長時間吐出させても常に安定した吐
出が得られ、インクジエツト装置の目づまりを生じにく
く、保存安定性にも優れた記録液を提供できる。
Claims (7)
- 【請求項1】カーボンブラック、水溶性樹脂、多価アル
コール及び/又はそのアルキルエーテル、脂肪族一価ア
ルコール及び水を含有し、溶解している水溶性樹脂の量
が2重量%以下である記録液であって、下記一般式
(A)で表わされる染料を含有することを特徴とする記
録液。 (但し、Rは−H,−COCH3, MはNa,Li,K,アンモニウムを表わす。) - 【請求項2】前記染料の含有量が0.5〜2.0重量%の範囲
にある請求項(1)の記録液。 - 【請求項3】前記脂肪族一価アルコールがエチルアルコ
ールである請求項(1)の記録液。 - 【請求項4】前記脂肪族一価アルコールの含有量が3〜
15重量%の範囲にある請求項(1)の記録液。 - 【請求項5】前記多価アルコール及び/又はそのアルキ
ルエーテルの含有量が10〜50重量%の範囲にある請求項
(1)の記録液。 - 【請求項6】請求項(1)乃至請求項(5)の何れか一
に記載の記録液を用い、これを熱エネルギーの作用によ
り液滴として記録を行うことを特徴とするインクジェッ
ト記録方法。 - 【請求項7】請求項(1)乃至請求項(5)の何れか一
に記載の記録液を用い、これを情報信号に従って液滴と
して記録を行うことを特徴とするオンデマンド方式のイ
ンクジェット記録方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1308331A JPH0768483B2 (ja) | 1989-01-07 | 1989-11-27 | 記録液及びこれを用いたインクジェット記録方法 |
| AT8989124087T ATE105312T1 (de) | 1989-01-07 | 1990-01-01 | Aufzeichnungsfluessigkeit und verfahren zur tintenstrahl-aufzeichnung mit dieser fluessigkeit. |
| DE69008705T DE69008705T2 (de) | 1989-01-07 | 1990-01-01 | Aufzeichnungsflüssigkeit und Verfahren zur Tintenstrahl-Aufzeichnung mit dieser Flüssigkeit. |
| ES89124087T ES2063109T3 (es) | 1989-01-07 | 1990-01-01 | Liquido para impresion y metodo para impresion por chorros de tinta que utiliza el mismo. |
| EP19890124087 EP0441987B1 (en) | 1989-01-07 | 1990-01-01 | Recording liquid and method for ink jet recording using same |
| US08/353,992 US5604276A (en) | 1989-01-07 | 1994-12-06 | Recording liquid and method for ink jet recording using same |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP153289 | 1989-01-07 | ||
| JP1-1532 | 1989-01-07 | ||
| JP1308331A JPH0768483B2 (ja) | 1989-01-07 | 1989-11-27 | 記録液及びこれを用いたインクジェット記録方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02276875A JPH02276875A (ja) | 1990-11-13 |
| JPH0768483B2 true JPH0768483B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=26334754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1308331A Expired - Fee Related JPH0768483B2 (ja) | 1989-01-07 | 1989-11-27 | 記録液及びこれを用いたインクジェット記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0768483B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5542969A (en) | 1994-09-27 | 1996-08-06 | Mitsubishi Chemical Corporation | Recording liquid |
| JP3621140B2 (ja) * | 1994-12-28 | 2005-02-16 | 日立マクセル株式会社 | 赤外蛍光体およびこの赤外蛍光体を用いたインク組成物並びにこのインク組成物を用いた印刷物 |
-
1989
- 1989-11-27 JP JP1308331A patent/JPH0768483B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02276875A (ja) | 1990-11-13 |
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