JPH0768588B2 - 金属圧延用ロールの製造法 - Google Patents
金属圧延用ロールの製造法Info
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- JPH0768588B2 JPH0768588B2 JP1223297A JP22329789A JPH0768588B2 JP H0768588 B2 JPH0768588 B2 JP H0768588B2 JP 1223297 A JP1223297 A JP 1223297A JP 22329789 A JP22329789 A JP 22329789A JP H0768588 B2 JPH0768588 B2 JP H0768588B2
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- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/38—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for roll bodies
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Description
に、金属冷間圧延に好適な軸強度の高いシフトタイプ6
段圧延機用作業ロールの製造法に関する。
に発生するスリツプ、ロールに被圧延材が巻き付く圧延
事故等により、ロールの表面に熱衝撃が加わり、著しい
場合には、クラツクが発生する。
圧延を維持するため、優れた耐摩耗性が要求されてい
る。
抗性を改善し、より高温で焼もどしを行うことが有効で
ある。
如く、C1.2〜2.5%,Si0.8〜3.0%,Mn≦1%,Cr3.0〜6.0
%,Mo0.2%以下よりなるロール素材を焼入の後、焼もど
しを行つていたが、Hs93以上のかたさを得るためには、
焼もどし温度を160℃以下とするものであつた。
め、焼もどし温度を160℃以上に上げるとHs93以上のか
たさが得られず、耐摩耗性が低下し、良好な圧延を維持
できない欠点があつた。
摩耗性を兼ね備えた金属圧延用ロールの製造法を提供す
ることにある。
軸材表面に硬さがHs88以上で、化学成分が重量比でC0.5
〜1.5%,Si0.5〜3.0%,Mn1.5%以下,Cr2〜7%,Mo1〜5
%,W0.15〜0.5%,V0.7〜1.5%、残部が実質的にFeから
成る高合金鋼の外層を有する複合構造から成る金属圧延
用ロールの製造法であって、前記軸材に同芯的に配置し
た水冷却モールドとの間に形成される空隙に前記高合金
鋼から成る消耗電極を挿入し、前記軸材及び冷却モール
ドを円周方向に回転させながらスラグ浴の下でエレクト
ロスラグ再溶解法により前記消耗電極を溶解させると共
に、その溶湯を前記水冷却モールドに接触させ凝固させ
ることにより前記外層を前記軸材に一体に溶着させるこ
とを特徴とする金属圧延用ロールの製造法にある。
させたものである。また、本発明の製造法は外層を軸材
に一体に溶着させた後、外層を低周波誘導加熱によって
加熱しながら噴水冷却する漸進焼入れを施し、次いで30
0〜550℃の温度で焼戻し処理を行うことを特徴とする。
熱応力により内部からの割損の危険があり、また、軸部
の靱性に劣るため、使用中のネツク折損に対して不利と
なる。そのため、ロールは表層部を上記材料とし、芯材
は靱性の高い合金鋼から成る複合構造とした。
上記材料を使用しても表面の圧縮残留応力が不足し、30
0℃以上の温度で焼もどしを行つた場合、Hs93以上のか
たさを得ることが困難であるため噴水冷却とした。焼も
どし温度は特に450〜550℃が好ましく、より500℃〜550
℃が好ましい。
g−m/cm2以上の低合金鋼が好ましく、特に、重量でC0.5
〜1.0%,Si1%以下、Mn1%以下、Cr1〜5%,Mo0.5%以
下を含有する鍛鋼が好ましい。
が加わる圧延に使用されても耐摩耗性、耐肌荒性、強靱
性の点で十分耐用できるものとなる。特に、エレクトロ
スラグ再溶解により外層を軸材に溶着させたロールであ
るため、溶湯から晶出する炭化物は浮揚、沈殿、偏析す
ることなく急速凝固するので、外層中に微細かつ均等に
分散したものとなる。これらにより、圧延材の高圧下、
高形状制御が健全に行えるとともに圧延材の表面性状に
関する品質が向上する。
成するため、実験追求を行つて以下の知見を得た。
とするとともに、熱処理を施しHs90以上の硬さを保持さ
せる必要がある。
よる。
保に必要である。その量が0.5%未満の場合、炭化物量
が少なく、耐摩耗性の点で十分でない。一方Cが1.5%
を超えると、粒界に析出する網目状炭化物が増加し耐肌
荒性及び強靱性の点で劣るようになる。特に、0.8〜1.2
%が好ましい。
また焼戻し抵抗性を高める。しかし、その量が3.0%を
超えると脆化が生じやすくなる。特に、1〜3%が好ま
しく、1.5〜2.5%がより好ましい。
する作用があるが、その量が1.5%を超えると残留オー
ステナイトが増え安定して十分な硬さを維持できないと
ともに、靱性が低下する。特に、0.2〜1.0%が好まし
く、0.2〜0.5%がより好ましい。
系炭化物が過多となるため不都合である。特に、3〜6
%が好ましく、3.5〜5%がより好ましい。
化物を生成させ、かつ基地中にも固溶して基地を強化し
耐摩耗性や焼戻し抵抗性を向上させる。しかし、過剰に
なるとM6C系炭化物が増加し靱性及び耐肌荒性が低下す
る。Moの上限は5%であり、Moは1%以上とすべきであ
る。Moは1.5〜4.5%が好ましく、また、Wは0.15〜0.5
%とする。
7%未満では十分な効果がなく、1.5%を超えると、研削
性を著しく阻害する。特に、0.7〜1.5%とする。
であるが、5%未満でその効果は十分である。
かにNiを含有することができる。Niは焼き入れ性を向上
する作用を有するため、5%以下の量添加することがで
きる。それを超えると残留オーステナイトの増加を招
き、硬度低下や耐肌荒性の低下を来す。特に、1%以下
が好ましく、0.1〜0.5%がより好ましい。
使用することが好ましい。すなわち、本発明のロールに
公称応力として10kg/mm2のネツク応力が加えられた場
合、寸法効果係数0.8、表面効果係数0.9、切欠き係数20
として、必要な疲れ限度は36kg/mm2となり、それを得る
ためには硬さとしてHS35以上がよい。
しては特公昭44−4903号ほかに開示されている高周波加
熱を利用した連続肉盛方法、特開昭47−2851号ほかに開
示されている粉末冶金法を利用して熱間等方加圧により
外層を形成する方法、特開昭57−2862号に開示されてい
るエレクトロスラグ再溶解法を利用した肉盛方法等があ
る。
グ再溶解法を利用した肉盛方法により、実施例ロールを
製造した。すなわち、軸材と同心的に配置されたモール
ドとの間に形成される空隙にセミハイス鋼から成る消耗
電極を挿入し、軸材及び冷却モールドを円周方向に回転
しスラグ浴の下でエレクトロスラグ再溶解により消耗電
極を溶解させるとともに、冷却モールドを軸材に対し同
軸的に上方へ移動させて溶湯を冷却モールドに接触させ
凝固させることにより形成した外層を軸材に溶着させる
ものである。
ド1とそれに同軸的に配置された軸材及び点火板を乗せ
る回転定盤から成り、冷却モールドと軸材との間に形成
される空隙に高速度鋼から成る消耗電極を挿入し、回転
定盤と消耗電極の間にカーボンブラシを通じて電流を流
し、溶融スラグの抵抗熱により消耗電極を溶解する。溶
湯は冷却モールドに接触凝固し、外層を形成する。この
ようにして得られた作業ロールは、更に焼入れ焼戻し等
の熱処理を施すことにより、HS90以上の硬さを得る。
いて前述に説明した装置にてエレクトロスラグ再溶解法
により製造した。インゴツト外径は485mmで、1100℃鍛
造により外径415mmで、外層の厚さは42.5mmとした。
ールは更に1100〜1200℃からの焼入れ及び120〜520℃で
の焼戻しの熱処理を施した。比較のため従来の3%Cr鍛
鋼材についても同一寸法のロールを製造した。この材質
についても化学成分を第1表に示す。熱処理はこの材質
に適した熱処理を施した。なお、本発明ロールの軸材に
はC0.9%,3%Cr鍛鋼を用い、その硬さはHS40(室温での
引張強さ約90kg/mm2)であつた。
及び実施例2の場合、焼入温度は1060℃とし、表層部の
み低周波誘導加熱により加熱しながら噴水冷却による漸
進焼入を行つた。その後、50℃でのサブゼロ処理を施
し、各温度で焼もどしを行つた。
160℃であるが、実施例1の場合、520℃であり、従来ロ
ールに比較し、同一かたさを得られる焼もどし温度は大
幅に上昇している。
さはHs88であり、Si添加の効果が如実に認められる。
す。試験は鍛造後のロール素材表面から材料を採取し加
工の後、焼入れを行い、本実施例1は520℃、従来ロー
ルは160℃で、それぞれ、焼もどしを施し、試験を行つ
た。試験方法は直径80mm厚さ40mmの試験片を1420rpmで
回転させ、20mm角の軟鋼材を500g/mmの荷重で試験片に
押し付けながら水冷を行つた。
ラツクの長さの合計であるが、従来材のクラツク長さが
54mmであるのに対し、実施例1の場合、23mmと従来材の
半分以下となつており、高温焼もどしの有効性が明らか
である。
mmの試験片に同様な熱処理を施し、#100エメリーペー
パー上で500gの荷重を加えて摺動させた。従来ロールの
摩耗量が230mgであるのに対し、実施例1の場合、120mg
と耐摩耗性にも優れていることがわかる。
用い第5図に示す圧延機によりサブmmの厚さ、特に200
μm以下の厚さのステンレス鋼箔、薄板ぶりき用鋼板の
冷間圧延を行つた結果、従来の一体型ロールにくらべ5
倍以上の耐摩耗性が得られることが確認された。1は被
圧延材、2は本実施例に係るワークロール、3は中間ロ
ール、4はバツクアツプロール、5は外層、6は芯材で
ある。
例1と同程度の含有量を有するものにNi0.3%又はCo1%
を含有する外層を前述と同様に形成し、同様の焼入れ及
び焼戻しを行ったものについて耐熱衝撃試験及び圧延を
行った結果、いずれも本実施例1より若干クラツク長さ
が小さく、かつ摩耗量も若干少ないものであった。
も、300℃以上の高温で焼もどしを行うことができるた
め、圧延時のスリツプ、事故等により発生する熱衝撃に
対する耐性を従来ロールに劣らない耐摩耗性を維持した
まま著しく高くすることができる。
係を示す特性図、第2図は耐熱衝撃性の比較図、第3図
は耐摩耗性の比較図、第4図は本発明に係るワークロー
ルの断面図、第5図は本発明に係るワークロールを用い
た圧延機である。 2…ワークロール、5…外層、6…芯材。
Claims (4)
- 【請求項1】引張強さが60kg/mm2以上の低合金鋼から成
る軸材表面に硬さがHs88以上で、化学成分が重量比でC
0.5〜1.5%,Si0.5〜3.0%,Mn1.5%以下,Cr2〜7%,Mo1
〜5%,W0.15〜0.5%,V0.7〜1.5%、残部が実質的にFe
から成る高合金鋼の外層を有する複合構造から成る金属
圧延用ロールの製造法であって、前記軸材に同芯的に配
置した水冷却モールドとの間に形成される空隙に前記高
合金鋼から成る消耗電極を挿入し、前記軸材及び冷却モ
ールドを円周方向に回転させながらスラグ浴の下でエレ
クトロスラグ再溶解法により前記消耗電極を溶解させる
と共に、その溶湯を前記水冷却モールドに接触させ凝固
させることにより前記外層を前記軸材に一体に溶着させ
ることを特徴とする金属圧延用ロールの製造法。 - 【請求項2】引張強さが60kg/mm2以上の低合金鋼から成
る軸材表面に硬さがHs88以上で、化学成分が重量比でC
0.5〜1.5%,Si0.5〜3.0%,Mn1.5%以下,Cr2〜7%,Mo1
〜5%,W0.15〜0.5%,V0.7〜1.5%と、Ni又はCoの一方
の5%以下とを含み、残部が実質的にFeから成る高合金
鋼の外層を有する複合構造から成る金属圧延用ロールの
製造法であって、前記軸材に同芯的に配置した水冷却モ
ールドとの間に形成される空隙に前記高合金鋼から成る
消耗電極を挿入し、前記軸材及び冷却モールドを円周方
向に回転させながらスラグ浴の下でエレクトロスラグ再
溶解法により前記消耗電極を溶解させると共に、その溶
湯を前記水冷却モールドに接触させ凝固させることによ
り前記外層を前記軸材に一体に溶着させることを特徴と
する金属圧延用ロールの製造法。 - 【請求項3】引張強さが60kg/mm2以上の低合金鋼から成
る軸材表面に硬さがHs88以上で、化学成分が重量比でC
0.5〜1.5%,Si0.5〜3.0%,Mn1.5%以下,Cr2〜7%,Mo1
〜5%,W0.15〜0.5%,V0.7〜1.5%、残部が実質的にFe
から成る高合金鋼の外層を有する複合構造から成る金属
圧延用ロールの製造法であって、前記軸材に同芯的に配
置した水冷却モールドとの間に形成される空隙に前記高
合金鋼から成る消耗電極を挿入し、前記軸材及び冷却モ
ールドを円周方向に回転させながらスラグ浴の下でエレ
クトロスラグ再溶解法により前記消耗電極を溶解させる
と共に、その溶湯を前記水冷却モールドに接触させ凝固
させることにより前記外層を前記軸材に一体に溶着させ
た後、前記外層を低周波誘導加熱によって加熱しながら
噴水冷却する漸進焼入れを施し、次いで300〜550℃の温
度で焼戻しを行うことを特徴とする金属圧延用ロールの
製造法。 - 【請求項4】引張強さが60kg/mm2以上の低合金鋼から成
る軸材表面に硬さがHs88以上で、化学成分が重量比でC
0.5〜1.5%,Si0.5〜3.0%,Mn1.5%以下,Cr2〜7%,Mo1
〜5%,W0.15〜0.5%,V0.7〜1.5%と、Ni又はCoの一方
の5%以下とを含み、残部が実質的にFeから成る高合金
鋼の外層を有する複合構造から成る金属圧延用ロールの
製造法であって、前記軸材に同芯的に配置した水冷却モ
ールドとの間に形成される空隙に前記高合金鋼から成る
消耗電極を挿入し、前記軸材及び冷却モールドを円周方
向に回転させながらスラグ浴の下でエレクトロスラグ再
溶解法により前記消耗電極を溶解させると共に、その溶
湯を前記水冷却モールドに接触させ凝固させることによ
り前記外層を前記軸材に一体に溶着させた後、前記外層
を低周波誘導加熱によって加熱しながら噴水冷却する漸
進焼入れを施し、次いで300〜550℃の温度で焼戻しを行
うことを特徴とする金属圧延用ロールの製造法。
Priority Applications (4)
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| US07/541,012 US5081760A (en) | 1989-06-26 | 1990-06-20 | Work roll for metal rolling |
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|---|---|---|---|
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| JP16078389 | 1989-06-26 |
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