JPH0768626A - 熱可塑性樹脂の溶融押出装置 - Google Patents

熱可塑性樹脂の溶融押出装置

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Publication number
JPH0768626A
JPH0768626A JP5220227A JP22022793A JPH0768626A JP H0768626 A JPH0768626 A JP H0768626A JP 5220227 A JP5220227 A JP 5220227A JP 22022793 A JP22022793 A JP 22022793A JP H0768626 A JPH0768626 A JP H0768626A
Authority
JP
Japan
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filter
filtration
resin
disc
extruder
Prior art date
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Pending
Application number
JP5220227A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitsugu Kume
喜次 久米
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Plastics Industries Ltd
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Publication of JPH0768626A publication Critical patent/JPH0768626A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱分解や架橋ゲル化を生じやすい熱可塑性樹
脂の溶融押出に適した、連続使用時間の長い異物濾過構
造を提供する。 【構成】 押出機と口金2との間に、押出方向に順次、
粗濾過フイルタ3と微細濾過フイルタ4とを近接して配
置し、両者間には溶融樹脂の流速分布を調整するための
整流具51、52を設ける。粗濾過フイルタ3は、押出
機のシリンダ11出口に配した金網、微細濾過フイルタ
4は、2枚の円板状濾過材が中央に流路を備えた支持材
により支えられた円盤型濾過体40を複数枚串刺し状に
配列したものが好適であり、特に、円盤型濾過体40を
複数のブロツクに分けて締め付けた構造を有するものが
好ましい。 【効果】 熱により架橋したり分解したりしやすい樹脂
であっても、長時間にわたって連続生産が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性樹脂の溶融押
出装置における異物濾過構造に関し、特に熱分解や架橋
ゲル化を生じやすい熱安定性の低い樹脂の溶融押出に適
した装置に関する
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、熱可塑性樹脂をフイル
ム、シートなどに溶融押出する装置において異物を濾過
するには、図4に概略断面図で示すように、押出機1と
口金2との間の流路途中の押出機シリンダ先端にストレ
ーナ(金網)3aを配するのが普通であるが、これは濾
過面積が少なく、短時間で目詰まりするため、連続して
生産可能な時間が短い。
【0003】濾過面積を大きくするためには、図5に概
略断面図で示すように円盤型濾過体40を組み合わせた
フイルタ4を採用する方法がある。図3はこの円盤型濾
過体40を中央から切った状態の斜視図であって、2枚
の円板状濾過材41、41が中央に流路44を備えた支
持材42、43により支えられたものである。円板状濾
過材41、41は例えばステンレス繊維の焼結体からな
る。矢印は樹脂の流れを示す。
【0004】しかし、図5のような装置で熱で架橋しや
すい熱可塑性樹脂の溶融押出を行なうと、押出量が低く
樹脂温度が低い範囲で運転する場合には架橋に至ること
なく連続運転が可能であるが、押出量を高めると、架橋
などの熱劣化による欠陥を生じ、低品質のものしか得ら
れないという押出能力の制限があった。この原因は、押
出量を高めると一般に樹脂温度が高くなることと、樹脂
流路中で樹脂の流速分布が生じ、流路内の滞留時間が長
い部分が生じるという要因による。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するものであって、押出機と口金との間に、押出方
向に順次、粗濾過フイルタと微細濾過フイルタとを近接
して配置し、両者間には溶融樹脂の流速分布を調整する
ための整流具を設けたことを特徴とする熱可塑性樹脂の
溶融押出装置である。好適な構造は、粗濾過フイルタ
が、押出機のシリンダ出口に配した金網であり、微細濾
過フイルタが、2枚の円板状濾過材が中央に流路を備え
た支持材により支えられた円盤型濾過体を複数枚串刺し
状に配列したものである。
【0006】以下、本発明を図面を参照して説明する。
図1は本発明装置の一例の断面図、図2は本発明装置の
別の例の断面図、図3は円盤型濾過体を中央から切った
斜視図である。図1において、押出機1のシリンダ11
先端には粗濾過フイルタ3として一枚ないし数枚の平織
の金網を配する。そして第1整流具51と第2整流具5
2とで樹脂を整流しながら微細濾過フイルタ4に至る。
微細濾過フイルタ4は円盤型濾過体40を複数枚串刺し
状に配列したものであり、円盤型濾過体40は前記した
図3に示す構造を有する。
【0007】円盤型濾過体40は、孔402を有する柱
状体401の周囲に配置され、両側から樹脂漏れが生じ
ない圧力で締め付けられている。溶融樹脂は、円盤型濾
過体40の外側から内側に通過し、孔402を通じて口
金2に至る。
【0008】そして、押出機1と口金2との間の流路は
略直線状で、その流路途中に粗濾過フイルタ3と微細濾
過フイルタ4とをできるだけ近接させて配置する。すな
わち、押出機先端側に粗濾過フイルタ3を、その下流に
微細濾過フイルタ4を配置することにより、微細濾過フ
イルタ4の目詰まりまでの時間(連続運転可能時間)を
長くするとともに、両フイルタを近接して配置すること
により押出機先端から口金までの流路の長さを最小にす
る。各フイルタの濾過精度は、樹脂の種類や要求品質に
より異なるが、例えば粗濾過フイルタ3で100μm程
度の濾過を行い、それ以上の精度の濾過を微細濾過フイ
ルタ4で行うことができる。
【0009】そして、前後のフイルタの流路を直接結ん
だ流路(押出機シリンダ内周と微細濾過フイルタ内周を
結んだ流路)とした場合には、樹脂の流速分布に大きな
差が生じるので、それを解消するため、両フイルタ間に
流路を急激に絞る形とした第1整流具51と、さらに円
盤状フイルタへの流路を整流するための第2整流具52
を配してある。
【0010】図2に示す例においては、円盤型濾過体4
0を串刺し状に配列した微細濾過フイルタを一括して締
め付けることなく、複数のブロツクに分けて締め付けて
ある。 本例では2ブロツクに分け、第1ブロツク4A
は第1締め付けボルト6Aで、第2ブロツク4Bは第2
締め付けボルト6Bで、各々最適なセツト荷重で締め付
けてある。
【0011】すなわち、串刺し状に配列した円盤型濾過
体40は、その濾過体を通過する樹脂の圧力降下に比例
したセツト荷重にて締め付けるが、高粘性樹脂の場合そ
の圧力降下は大きく、各濾過体は溶融樹脂の通過中にも
わずかづつ歪みを生じ、セツト荷重は徐々に低下し、つ
いにはセツト荷重による各濾過体のシール面の面圧が樹
脂圧力よりも低くなって、そのシール面より樹脂が漏れ
出す。すると熱履歴の異なる樹脂が濾過後に混じり、こ
れがフイルム、シートとして成形した時、フイツシユア
イとして品質を著しく劣化させる場合がある。
【0012】この歪みは、熱クリープ、応力クリープに
よるもので、高粘度、高圧力の場合応力クリープが大き
い。これに対してセツト荷重は濾過体の構造から許され
る限界値があり、従って初期のシール面圧にも限界があ
り、前述の通りバランスのくずれが生じることがある。
特に、押出量(樹脂流量)を増加させようとすると円盤
型濾過体40の枚数も増やす必要があり、その結果総歪
み量も大きくなり、このバランスのくずれが短時間のう
ちに生じやすくなる。
【0013】そこで前述のように、円盤型濾過体40
を、複数のブロツクに分けて締め付けると、総歪み量が
減少することになり、各々のブロツクについて最適なセ
ツト荷重を設定することができ、樹脂漏れが生じにくく
なる。円盤型濾過体40をブロツク毎に締め付けること
ができるように、中央の流路44の径は、各ブロツク毎
に異なったものとしてある。すなわち、押出機側の円盤
型濾過体は応力クリープによるシール面の面圧低下が著
しくなる傾向があるため、押出機側の円盤型濾過体の流
路44の径を小さくすることによりセツト荷重を小さく
して応力クリープの影響を小さくしてある。以上のよう
な本発明装置によれば、例えば10〜100μmの濾過
精度が得られる。
【0014】
【実施例】図1、図2、図4、および図5に示す方式に
より、スチレン−ブタジエンブロツク共重合体を溶融押
出した。押出機口径は150mmとし、濾過構造は次の
通りとした。 図1の方法 粗濾過フイルタ …60メツシユ金網(20〜60メツ
シユ組み合わせ) 微細濾過フイルタ…外径177.8mm、内径47.6
mmの円盤型濾過体A(濾過精度25μm)を9枚一括
してセツト荷重4.5トンで締め付けた。
【0015】図2の方法 粗濾過フイルタ …60メツシユ金網(20〜60メツ
シユ組み合わせ) 微細濾過フイルタ…外径177.8mm、内径47.6
mmの円盤型濾過体A(濾過精度25μm)を13枚、
外径177.8mm、 内径6
3.5mmの円盤型濾過体B(濾過精度25μm)
を14枚、A、Bブロツク毎に締め
付けた。(セツト荷 重はAブロ
ツク4.5トン、Bブロツク5.5トン) 図4の方
法 700メツシユ金網使用(20〜700メツシユ組み合
わせ) 図5の方法 前記円盤型濾過体Aを40枚使用。その結果、連続運転
可能な時間は表1に示すようになった。
【0016】
【表1】
【0017】本発明方法である図1、2の方法は従来法
に比べ連続運転時間が大幅に延長され、特に図2の方法
が優れている。なお、図2の方法で各ブロツクの円盤型
濾過体の枚数を増やすことができるのは、円盤型濾過体
1枚当たりの樹脂流量が減少して圧力低下が小さくなる
ためである。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、熱により架橋したり分
解したりしやすい樹脂であっても、長時間にわたって連
続生産が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一例の断面図。
【図2】本発明装置の別の例の断面図。
【図3】円盤型濾過体を中央から切った斜視図
【図4】従来の装置の一例の断面図。
【図5】従来の装置の別の例の断面図。
【符号の説明】
11 押出機シリンダ 2 口金 3 粗濾過フイルタ 4 微細濾過フイルタ 40 円盤型濾過体 51 第1整流具 52 第2整流具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出機と口金との間に、押出方向に順
    次、粗濾過フイルタと微細濾過フイルタとを近接して配
    置し、両者間には溶融樹脂の流速分布を調整するための
    整流具を設けたことを特徴とする熱可塑性樹脂の溶融押
    出装置。
  2. 【請求項2】 粗濾過フイルタが、押出機のシリンダ出
    口に配した金網であり、微細濾過フイルタが、2枚の円
    板状濾過材が中央に流路を備えた支持材により支えられ
    た円盤型濾過体を複数枚串刺し状に配列したものである
    請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 微細濾過フイルタが、円盤型濾過体を複
    数のブロツクに分けて締め付けた構造を有する請求項2
    記載の装置。
JP5220227A 1993-09-03 1993-09-03 熱可塑性樹脂の溶融押出装置 Pending JPH0768626A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5220227A JPH0768626A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 熱可塑性樹脂の溶融押出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5220227A JPH0768626A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 熱可塑性樹脂の溶融押出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0768626A true JPH0768626A (ja) 1995-03-14

Family

ID=16747882

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5220227A Pending JPH0768626A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 熱可塑性樹脂の溶融押出装置

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JP (1) JPH0768626A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012140000A (ja) * 2010-12-15 2012-07-26 Toray Ind Inc リーフディスクフィルタ組立体およびポリマーフィルムの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012140000A (ja) * 2010-12-15 2012-07-26 Toray Ind Inc リーフディスクフィルタ組立体およびポリマーフィルムの製造方法

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