JPH0768729B2 - 不燃パネル - Google Patents

不燃パネル

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JPH0768729B2
JPH0768729B2 JP2134281A JP13428190A JPH0768729B2 JP H0768729 B2 JPH0768729 B2 JP H0768729B2 JP 2134281 A JP2134281 A JP 2134281A JP 13428190 A JP13428190 A JP 13428190A JP H0768729 B2 JPH0768729 B2 JP H0768729B2
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combustible
panel
calcium silicate
incombustible
core material
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Inventor
建夫 伊東
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栄建工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 ≪発明の目的≫ <産業上の利用分野> 本発明は不燃ないし断熱を目的として、例えばクリーン
ルームや恒温恒湿用の試験室等の壁材として適用される
パネルに関する。
<発明の背景> 従来、クリーンルームや恒温恒湿用の試験室などの壁材
としてはアスベストを適用したパネルが主流であった。
しかし近年アスベストの発癌性が指摘され、その使用が
規制されつつある。このような状況下、アスベストに代
る材料としてその断熱性、軽量性が評価されてケイ酸カ
ルシウムを主体とする不燃材料が注目されている。しか
しケイ酸カルシウムを使用してパネル化するにあたって
は、ケイ酸カルシウムとその表面に設ける表殻板との接
着が困難であるため、実際には二枚の表殻板の間に接合
部材をかけ渡して両表殻板を施工個所に固定し、この表
殻板の間にケイ酸カルシウムを流し込むという生産効率
の悪い現場施工を前提とした製法した採用できず、より
工業的な製法が可能な不燃パネルの開発が望まれてい
た。
一方、従来この種のプレハブ化した不燃パネルでは第8
図に示すようにパネルPとパネルP′との間に接合部材
Jを適用していた。しかし接合部材J自体は断熱性を有
しないため、不燃パネル自体の断熱性を幾ら向上させて
も接合部材Jを使用する限り、その部分での熱の伝達を
おさえることができなかった。
<開発を試みた技術的事項> 本発明はこのような背景に鑑みなされたものであって、
ケイ酸カルシウムを使用したパネルを効率的に工業生産
できる不燃パネルの開発を試みとともに、パネル同志を
直接接合できるようにして壁全体での断熱性の向上を図
るようにした不燃パネルの開発を試みたものである。
≪発明の構成≫ <目的達成の手段> 本出願に係る第一の発明たる不燃パネルは、平板状の不
燃部に対し、その両面に表殻板を設けて成るパネルにお
いて、前記不燃部は、芯材とこの芯材の周囲を縁どって
形成される枠材とから構成され、前記芯材はケイ酸カル
シウムを主体とする低密度不燃材料から成り、一方前記
枠材はケイ酸カルシウムを主体とする高密度不燃材料か
ら成ることを特徴として成るものである。
また本出願に係る第二の発明たる不燃パネルは、前記要
件に加えて前記枠材には他のパネルと直接係合するため
の係合構造を有することを特徴として成るものである。
これら発明により前記目的を達成しようとするものであ
る。
<発明の作用> 本発明たる不燃パネルは不燃部がケイ酸カルシウムを主
体とする不燃材料から成るから、不燃性が高いのみなら
ず、断熱性に富み、軽量である。
また不燃部のうち、芯材をケイ酸カルシウムを主体とす
る低密度不燃材料とし、一方枠材をケイ酸カルシウムを
主体とする高密度不燃材料としているから、全体の軽量
性を維持しつつ、枠材部分の保形性を高めることができ
る。
更にまた枠材に対し他のパネルと直接係合するための係
合構造を設ければ、各パネルの間にそれ自体断熱性を有
しない接合部材を使用せずに済むから、パネルの接合部
分での断熱性が向上する。
<実施例> 以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明す
る。第1図は本発明たる不燃パネル1をクリーンルーム
の壁Wに適用した状態を示すものである。この不燃パネ
ル1は第1〜3図に示すように平板状の不燃部2を有
し、この不燃部2の両面に不燃部2を挟むようにして表
殻板たる金属板3を設けて成る。不燃部2は芯材4とこ
の芯材4の周囲を縁どって形成される枠材5とがほぼ一
体となったものであって、全体がケイ酸カルシウムを主
体とする不燃材料から成る。このケイ酸カルシウムは近
年アスベストに代る不燃材料として注目されている素材
であって、このものは不燃性はもちろんのこと断熱性に
も優れており、しかも軽量な素材である。芯材4の部分
は、このようなケイ酸カルシウムを低密度とした部分で
あり、一方枠材5の部分はケイ酸カルシウムを高密度と
した部分である。本実施例では一例として芯材4の部分
には比重0.1程度の不燃材料を適用し、枠材5の部分に
は木ネジを使用できるように比重0.4程度の不燃材料を
適用した。因みにこのような構造をとることにより、不
燃部2全体の軽量化を図ることができるとともに、枠材
5の部分の保形性を高めることができるから枠材5に次
のような係合構造を設けることができる。即ち枠材5の
一側端部にはその長手方向に沿って凸状部6が形成さ
れ、一方他側端部には凹陥部7が形成される。これら凸
状部6と凹陥部7とは係合構造を構成するものであっ
て、第3図に示すように一つの不燃パネル1の凸状部6
が他の不燃パネル1の凹陥部7に直接嵌まり込むように
なっている。因みにこのような係合構造は本発明の特徴
的構成要素であって、不燃パネル同志が直接に接合する
ことにより各不燃パネル1の接続部分の断熱作用が低下
することがない。またこのような係合構造はこの他にも
種々の形態を採り得るものであって、例えば第4図
(a)に示すように両側端部に凸状部6を形成した不燃
パネル1aと、両側端部に凹陥部7を形成した不燃パネル
1bとを交互に接合させる方法や、第4図(b)に示すよ
うに両側端部に鉤状の係合部8を設けて各不燃パネル1
a、1bにおける係合部8を互いに噛み合わせるようにし
てもよい。更に壁の角部で不燃パネル1を接続する場合
には第4図(c)に示すように一側端部に凸状部6を形
成した不燃パネル1aとパネル面の端部に凹陥部7を形成
した不燃パネル1cとを、凹陥部7に凸状部6が嵌まるよ
うにして接続することができる。尚、壁の角部での接続
方法としては実質的に断熱作用が減少しなければ、第4
図(d)に示すように一例としてF字状の接続具jを用
いてもよい。また表殻板たる金属板3は、鋼板、アルミ
ニウム板等比較的軽量で丈夫なものを使用することがで
きる。尚、表殻板としては金属板の他にセラミックスボ
ードなどを適用することもできる。また既に述べた本発
明の不燃パネル1の実施例は、金属板3、不燃部2とも
に平板状のものを用いたが、本発明においてこれらの形
状については更に種々の形態をとり得る。以下これらに
ついて説明すると、まず第5図(a)に示すものは、両
面にそれぞれ凹凸を形成した不燃部2に金属板3を貼り
付けることにより、その間に空間部11を形成したもので
ある。また第5図(b)に示すものは不燃部2は平板と
し、金属板3を凹凸状に形成することにより両者の間に
空間部11を形成したものである。更に第5図(c)に示
すものは不燃部2と金属板3とをそれぞれ凹凸状に形成
して、これらを貼り合わせたものである。因みにこれら
実施例において空間部11を有するものは、この空間部11
を配線、配管ダクト、エアコンダクトとして利用するこ
とができる。また不燃パネル1の表面と凹凸に形成した
ものでは、いわゆる折板構造による補強効果をもたらす
とともに、表面の凹凸は音を分散させたり、空気流を不
規則なものとして室内の空気の撹拌効果をもたらす。ま
た配線空間をより積極的に形成する一手法として不燃部
2内に通し穴を形成する構造をとることもできる。例え
ば第5図(d)に示すものは、ケイ酸カルシウムを主体
とする高密度不燃材料を用いて、それぞれに凹陥部7を
形成した中間枠材5aを組み合わせることにより通し穴12
を形成したものである。因みにこのようにして設けらる
中間枠材5aは中桟としても機能するため、その分、不燃
パネルが補強される。尚、通し穴は不燃部2における芯
材4に後でドリル等を使用して形成してもよい。
そしてこのようにして成る本発明の不燃パネル1は以下
のような製造方法によって製造される。この製造方法は
以下のように芯材加工、枠材加工、溝加工、プライマー
処理・接着材塗布、金属板加工、接着・組み込み、プレ
スの各工程から成る。
(A)芯材加工工程 第6図(a)に示すように、まず不燃部2の芯材4用と
して、ケイ酸カルシウムを主体とする低密度不燃材料の
原板を用意し、このものを適宜の寸法に切断する。
(B)枠材加工工程 一方第6図(b)に示すように、不燃部2の枠材5用と
して、ケイ酸カルシウムを主体とする高密度不燃材料の
原板を用意し、このものを凸状部用、凹陥部用及び上下
枠材用に適宜加工する。
(C)溝加工工程 次に加工された芯材4と枠材5について、第6図(c)
に示すように、それぞれ金属板との接着面に溝Lを設け
る加工をなう。この溝加工はプライマー処理工程の前処
理であって、その意義はプライマーPは不燃部2に塗布
する場合にプライマーPのアンカリング強度を高め(第
3図中一部拡大図を参照)、ひいては不燃部2と金属板
3との接着強度を高めることにある。尚、このような目
的であれば溝Lはどのような形態でもよく、また溝の代
わりに孔を多数形成するようにしてもよい。
(D)プライマー処理・接着剤塗布工程 溝加工が施された芯材4と枠材5とには、第6図(d)
に示すように噴霧機S中で金属板3との接着部分にプラ
イマーPを噴霧し、これを乾燥機Dで熱風乾燥する。
尚、プライマーPはロールコーターにより塗布しても構
わない。このプライマーPは接着剤を用いても接着力が
弱い場合に、接着剤と被接着物であるケイ酸カルシウム
を主体とする不燃材料との両方の中立ちをするものであ
って、具体的にはノガワケミカル株式会社製造の被膜難
燃性エポキシ樹脂系2液形プライマーHP101FR等を用い
ることができる。因みにこのように溝加工をした部分に
プライマー処理を行うのは、通常の接着方法では困難な
ケイ酸カルシウムを主体とする不燃部2と金属板3との
強固な接着を可能にするためである。尚、前記溝加工工
程を独立して設けずに、第7図に示すように突起部9を
形成したロール10を用いることにより、溝Lの形成とプ
ライマーPの塗布とを同時に行うようにしてもよい。ま
たプライマー処理した後に接着剤Bを塗布する。尚、前
記プライマーに対応した接着剤の一例としてノガワケミ
カル株式会社製造の難燃性エポキシ樹脂系2液形接着剤
DE467などがある。
(E)金属板加工工程 第6図(e)に示すように金属板3は原板を適当な寸法
に切断し、このものの縁を内側に折り曲げてトレー状に
する。
(F)接着・組み込み工程 第6図(f)に示すようにプライマー処理した芯材4と
枠材5との両面に接着剤Bを塗布したものをトレー状に
した金属板3上に適宜配置し、その上から他の金属板3
をのせて不燃部2と金属板3とを接着させてパネル状に
する。
(G)プレス工程 接着をより確実にするため、第6図(g)に示すように
不燃部2と金属板3とを接着させたパネルを複数重ね合
わせ、15時間程度圧力をかけた状態で放置する。
このプレス工程が終了することにより本発明たる不燃パ
ネル1が完成する。
≪発明の効果≫ 本発明たる不燃パネル1は、不燃部2がケイ酸カルシウ
ムを主体とする不燃材料から成るから、不燃性が高いの
みならず、断熱性に富み、軽量で且つ人体に無害であ
る。
また不燃部2のうち芯材4をケイ酸カルシウムを主体と
する低密度不燃材料とし、一方、枠材5をケイ酸カルシ
ウムを主体とする高密度不燃材料としているから、全体
の軽量性を維持しつつ枠材5部分の保形性を高めること
ができる。
更にまた枠材5に他のパネルと直接係合するための係合
構造を設けることにより、各パネルの接合部分での断熱
性が低下しないから、この不燃パネル1を適用した壁の
全体的な断熱性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の不燃パネルを適用したクリーンルーム
を示す斜視図、第2図は不燃パネルの分解斜視図、第3
図は同上一部を拡大して示す横断面図、第4図は不燃パ
ネルの係合構造の種々の実施例を示す骨格的横断面図、
第5図は本発明の不燃パネルの他の実施例を示す横断面
図並びに配線構造を具えた実施例を示す横断面図、第6
図は本発明の不燃パネルの製造工程を示す説明図、第7
図は溝加工とプライマー処理を同時に行うようにした実
施例を示す説明図、第8図は従来の不燃パネルを示す横
断面図である。 1、1a、1b、1c;不燃パネル 2;不燃部 3;金属板(表殻板たる) 4;芯材 5;枠材 5a;中間枠材 6;凸状部 7;凹陥部 8;係合部 9;突起部 10;ロール 11;空間部 12;通し穴 B;接着剤 D;乾燥機 j;接続具 L;溝 P;プライマー S;噴霧機 W;壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板状の不燃部に対し、その両面に表殻板
    を設けて成るパネルにおいて、前記不燃部は、芯材とこ
    の芯材の周囲を縁どって形成される枠材とから構成さ
    れ、前記芯材はケイ酸カルシウムを主体とする低密度不
    燃材料かり成り、一方前記枠材はケイ酸カルシウムを主
    体とする高密度不燃材料から成ることを特徴とする不燃
    パネル。
  2. 【請求項2】前記枠材には他のパネルと直接係合するた
    めの係合構造を有することを特徴とする請求項1記載の
    不燃パネル。
JP2134281A 1990-05-24 1990-05-24 不燃パネル Expired - Lifetime JPH0768729B2 (ja)

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JP2002349009A (ja) * 2001-05-28 2002-12-04 Ryoka E-Tec Kk 壁面用パネル
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