JPH0768919A - 記録用シートおよび記録物 - Google Patents
記録用シートおよび記録物Info
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- JPH0768919A JPH0768919A JP5219705A JP21970593A JPH0768919A JP H0768919 A JPH0768919 A JP H0768919A JP 5219705 A JP5219705 A JP 5219705A JP 21970593 A JP21970593 A JP 21970593A JP H0768919 A JPH0768919 A JP H0768919A
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- Japan
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- ink receiving
- antioxidant
- porous ink
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/52—Macromolecular coatings
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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- B41M5/52—Macromolecular coatings
- B41M5/5218—Macromolecular coatings characterised by inorganic additives, e.g. pigments, clays
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/52—Macromolecular coatings
- B41M5/5227—Macromolecular coatings characterised by organic non-macromolecular additives, e.g. UV-absorbers, plasticisers, surfactants
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- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】インクの吸収性が良好で、かつ、色素の定着性
の良好な記録用シートであって、印字後の長期の保存で
も退色のない記録用シートを得る。 【構成】基材上に、紫外線吸収剤または酸化防止剤と消
光剤との混合物を含有する擬ベーマイト多孔質インク受
理層を有するインクジェットプリンター記録用シート。
の良好な記録用シートであって、印字後の長期の保存で
も退色のない記録用シートを得る。 【構成】基材上に、紫外線吸収剤または酸化防止剤と消
光剤との混合物を含有する擬ベーマイト多孔質インク受
理層を有するインクジェットプリンター記録用シート。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録用シートおよび記
録物に関するものである。
録物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット方式、静電転写方式、昇
華型熱転写方式等の各種プリンターを用いて画像を形成
することが多くなっている。この場合、普通の紙では、
十分な吸収性や解像度が得られず、また透明なものが得
られないので、例えば、特開平2−276670号等の
ように、基材に無機の多孔質層を形成した記録用シート
が提案されている。
華型熱転写方式等の各種プリンターを用いて画像を形成
することが多くなっている。この場合、普通の紙では、
十分な吸収性や解像度が得られず、また透明なものが得
られないので、例えば、特開平2−276670号等の
ように、基材に無機の多孔質層を形成した記録用シート
が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、インク
の吸収性が良好で、かつ、色素の定着性の良好な多孔質
層を有する記録用シートにあっては、印字後、保存中に
退色する場合があった。本発明は、インクの吸収性が良
好で、かつ、色素の定着性の良好な記録用シートであっ
て、印字後の長期の保存でも退色のない記録用シートを
得ることを目的とする。
の吸収性が良好で、かつ、色素の定着性の良好な多孔質
層を有する記録用シートにあっては、印字後、保存中に
退色する場合があった。本発明は、インクの吸収性が良
好で、かつ、色素の定着性の良好な記録用シートであっ
て、印字後の長期の保存でも退色のない記録用シートを
得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材上に、紫
外線吸収剤、酸化防止剤、消光剤から選ばれる1種以上
を含有する多孔質インク受理層を有する記録用シートを
提供する。
外線吸収剤、酸化防止剤、消光剤から選ばれる1種以上
を含有する多孔質インク受理層を有する記録用シートを
提供する。
【0005】本発明において紫外線吸収剤は、紫外線を
吸収しそのエネルギーを主として無害な熱エネルギーと
して再輻射しそれ自体は変質しない物質をいう。酸化防
止剤は、ラジカル連鎖反応による色素の劣化、生成する
過酸化物の分解または大気中のオゾンによる色素の劣化
を防止する機能を有する物質である。消光剤は、酸素存
在下で生成する活性な一重項酸素と作用してそれを失活
させる物質である。
吸収しそのエネルギーを主として無害な熱エネルギーと
して再輻射しそれ自体は変質しない物質をいう。酸化防
止剤は、ラジカル連鎖反応による色素の劣化、生成する
過酸化物の分解または大気中のオゾンによる色素の劣化
を防止する機能を有する物質である。消光剤は、酸素存
在下で生成する活性な一重項酸素と作用してそれを失活
させる物質である。
【0006】紫外線吸収剤としては、ベンゾトリアゾー
ル系、ベンゾフェノン系、ベンゾエート系、シアノアク
リレート系のものが好ましく使用できる。酸化防止剤と
しては、ヒンダードフェノール系、リン系、硫黄系のも
のが好ましく使用できる。消光剤としては、有機ニッケ
ル系、金属ハロゲン化物が好ましく使用できる。また、
1種の物質であって、これらの機能のうちの複数を有す
るものを使用することができる。
ル系、ベンゾフェノン系、ベンゾエート系、シアノアク
リレート系のものが好ましく使用できる。酸化防止剤と
しては、ヒンダードフェノール系、リン系、硫黄系のも
のが好ましく使用できる。消光剤としては、有機ニッケ
ル系、金属ハロゲン化物が好ましく使用できる。また、
1種の物質であって、これらの機能のうちの複数を有す
るものを使用することができる。
【0007】紫外線吸収剤または酸化防止剤として市販
されているものとして、具体的には、スミライザー、ス
ミソーブ(住友化学社商品名)、アデカスタブ(旭電化
社商品名)、IRGANOX、TINUVIN(チバ・
ガイギー社商品名)、CYASORB、CYANOX
(日本サイアナミッド社商品名)、UV−CHECK
(Ferro Chemicals社商品名)などを使
用することができる。消光剤として具体的には、ニッケ
ルジブチルジチオカルバメートなどのニッケル塩、ヨウ
化カリウム、ヨウ化ナトリウム、臭化カリウム、臭化ナ
トリウムなどのハロゲン化金属類、またはヨウ素があげ
られる。
されているものとして、具体的には、スミライザー、ス
ミソーブ(住友化学社商品名)、アデカスタブ(旭電化
社商品名)、IRGANOX、TINUVIN(チバ・
ガイギー社商品名)、CYASORB、CYANOX
(日本サイアナミッド社商品名)、UV−CHECK
(Ferro Chemicals社商品名)などを使
用することができる。消光剤として具体的には、ニッケ
ルジブチルジチオカルバメートなどのニッケル塩、ヨウ
化カリウム、ヨウ化ナトリウム、臭化カリウム、臭化ナ
トリウムなどのハロゲン化金属類、またはヨウ素があげ
られる。
【0008】多孔質インク受理層に、紫外線吸収剤、酸
化防止剤、消光剤から選ばれる1種以上(以下総称して
本安定剤という)を付与する方法としては、あらかじめ
形成した多孔質インク受理層に、本安定剤を適当な溶媒
に溶解した溶液を浸漬法またはスプレー法などで付与す
る方法が好ましく採用される。あるいは、多孔質インク
受理層を形成する原料に本安定剤を混合しておく方法な
ども採用することができる。
化防止剤、消光剤から選ばれる1種以上(以下総称して
本安定剤という)を付与する方法としては、あらかじめ
形成した多孔質インク受理層に、本安定剤を適当な溶媒
に溶解した溶液を浸漬法またはスプレー法などで付与す
る方法が好ましく採用される。あるいは、多孔質インク
受理層を形成する原料に本安定剤を混合しておく方法な
ども採用することができる。
【0009】本安定剤の含有量としては、多孔質インク
受理層の重量を基準として0.01〜10重量%である
ことが好ましい。本安定剤の含有量が0.01重量%に
満たない場合は、本発明の効果が十分発現せず、インク
の退色が起こるおそれがあるので好ましくない。本安定
剤の含有量が10重量%を超える場合は、本安定剤自体
による着色が問題になるばかりか、多孔質層の吸収性を
阻害するおそれがあるので好ましくない。より好ましい
本安定剤の含有量は、0.1〜1重量%である。
受理層の重量を基準として0.01〜10重量%である
ことが好ましい。本安定剤の含有量が0.01重量%に
満たない場合は、本発明の効果が十分発現せず、インク
の退色が起こるおそれがあるので好ましくない。本安定
剤の含有量が10重量%を超える場合は、本安定剤自体
による着色が問題になるばかりか、多孔質層の吸収性を
阻害するおそれがあるので好ましくない。より好ましい
本安定剤の含有量は、0.1〜1重量%である。
【0010】紫外線吸収剤、酸化防止剤、消光剤はそれ
ぞれ単独で用いても効果があるが、複合化することによ
り一層効果を高めることができる。特に、紫外線吸収剤
または酸化防止剤と消光剤との混合物を用いるのが好ま
しい。複合化する際の紫外線吸収剤、酸化防止剤、消光
剤の含有量は0.01〜10重量%が好ましく、より好
ましくは0.1〜0.5重量%である。
ぞれ単独で用いても効果があるが、複合化することによ
り一層効果を高めることができる。特に、紫外線吸収剤
または酸化防止剤と消光剤との混合物を用いるのが好ま
しい。複合化する際の紫外線吸収剤、酸化防止剤、消光
剤の含有量は0.01〜10重量%が好ましく、より好
ましくは0.1〜0.5重量%である。
【0011】本発明において、多孔質インク受理層は、
記録の際にインクを吸収し定着し得る多孔質層である。
多孔質インク受理層の厚さは、薄すぎると色素を十分担
持できず、色濃度の低い印刷物しか得られないおそれが
あるので好ましくなく、逆に厚すぎると多孔質インク受
理層の強度が低下したり、あるいは透明性が減少して印
刷物の透明性あるいは質感が損なわれるおそれがあるの
で好ましくない。多孔質インク受理層の好ましい厚さ
は、1〜50μmである。
記録の際にインクを吸収し定着し得る多孔質層である。
多孔質インク受理層の厚さは、薄すぎると色素を十分担
持できず、色濃度の低い印刷物しか得られないおそれが
あるので好ましくなく、逆に厚すぎると多孔質インク受
理層の強度が低下したり、あるいは透明性が減少して印
刷物の透明性あるいは質感が損なわれるおそれがあるの
で好ましくない。多孔質インク受理層の好ましい厚さ
は、1〜50μmである。
【0012】多孔質インク受理層は、無機粒子を好まし
くはバインダーで結合した構成が好ましい。無機粒子の
材質としては、シリカまたはアルミナあるいはそれらの
水和物が好ましい。特に、擬ベーマイト多孔質層は、吸
収性が良好であるとともに、色素を選択的によく吸着す
るため、各種の記録方式を用いて、色濃度が高く鮮明な
記録物が得られるので好ましい。ここで、擬ベーマイト
は、AlOOHの組成式で表されるアルミナ水和物であ
り、細孔構造を有する凝集体である。
くはバインダーで結合した構成が好ましい。無機粒子の
材質としては、シリカまたはアルミナあるいはそれらの
水和物が好ましい。特に、擬ベーマイト多孔質層は、吸
収性が良好であるとともに、色素を選択的によく吸着す
るため、各種の記録方式を用いて、色濃度が高く鮮明な
記録物が得られるので好ましい。ここで、擬ベーマイト
は、AlOOHの組成式で表されるアルミナ水和物であ
り、細孔構造を有する凝集体である。
【0013】多孔質層が擬ベーマイトである場合には、
紫外線吸収剤、酸化防止剤、消光剤は擬ベーマイト1モ
ルあたり、0.01〜30ミリモルであることが好まし
い。より好ましい範囲は、1〜20ミリモルである。
紫外線吸収剤、酸化防止剤、消光剤は擬ベーマイト1モ
ルあたり、0.01〜30ミリモルであることが好まし
い。より好ましい範囲は、1〜20ミリモルである。
【0014】擬ベーマイト多孔質層は、その細孔構造が
実質的に半径が10〜100Åの細孔からなり、細孔容
積が0.3〜1.0cc/gである場合は、十分な吸収
性を有しかつ透明性もあるので好ましい。このとき、基
材が透明であれば、記録用シートも透明なものが得られ
る。基材が不透明である場合には、基材の質感を損なわ
ずに必要とされる物性を付与することが可能である。こ
れらの物性に加え、擬ベーマイト多孔質層の平均細孔半
径が30〜70Åである場合はさらに好ましい。なお、
細孔径分布の測定は、窒素吸脱着法による。
実質的に半径が10〜100Åの細孔からなり、細孔容
積が0.3〜1.0cc/gである場合は、十分な吸収
性を有しかつ透明性もあるので好ましい。このとき、基
材が透明であれば、記録用シートも透明なものが得られ
る。基材が不透明である場合には、基材の質感を損なわ
ずに必要とされる物性を付与することが可能である。こ
れらの物性に加え、擬ベーマイト多孔質層の平均細孔半
径が30〜70Åである場合はさらに好ましい。なお、
細孔径分布の測定は、窒素吸脱着法による。
【0015】上記のような細孔構造を有する擬ベーマイ
ト多孔質層を製造するには、アルミニウムのアルコキシ
ドを加水分解して得たベーマイトゾルを用いるのが好ま
しい。基材上に塗布する手段は、ベーマイトゾルに、好
ましくはバインダーを加えてスラリー状とし、ロールコ
ーター、エアナイフコーター、ブレードコーター、ロッ
ドコーター、バーコーターなどを用いて基材上に塗布
し、乾燥する方法を好ましく採用することができる。
ト多孔質層を製造するには、アルミニウムのアルコキシ
ドを加水分解して得たベーマイトゾルを用いるのが好ま
しい。基材上に塗布する手段は、ベーマイトゾルに、好
ましくはバインダーを加えてスラリー状とし、ロールコ
ーター、エアナイフコーター、ブレードコーター、ロッ
ドコーター、バーコーターなどを用いて基材上に塗布
し、乾燥する方法を好ましく採用することができる。
【0016】バインダーとしては、でんぷんやその変性
物、ポリビニルアルコールおよびその変性物、SBRラ
テックス、NBRラテックス、ヒドロキシセルロース、
ポリビニルピロリドン等の有機物を用いることができ
る。バインダーの使用量は、少ないと多孔質インク受理
層の強度が不十分になるおそれがあり、逆に多すぎると
インクの吸収量や色素の担持量が低くなるおそれがある
ので、無機粒子の5〜50重量%程度が好ましい。
物、ポリビニルアルコールおよびその変性物、SBRラ
テックス、NBRラテックス、ヒドロキシセルロース、
ポリビニルピロリドン等の有機物を用いることができ
る。バインダーの使用量は、少ないと多孔質インク受理
層の強度が不十分になるおそれがあり、逆に多すぎると
インクの吸収量や色素の担持量が低くなるおそれがある
ので、無機粒子の5〜50重量%程度が好ましい。
【0017】本発明において、基材としては種々のもの
を使用することができる。例えば、ポリエチレンテレフ
タレート等のポリエステル、ポリカーボネート、ETF
E等のフッ素系樹脂等のプラスチック、あるいは紙を好
適に使用することができる。これらの基材には、多孔質
インク受理層の接着強度を向上させる目的で、コロナ放
電処理やアンダーコート等を行うこともできる。
を使用することができる。例えば、ポリエチレンテレフ
タレート等のポリエステル、ポリカーボネート、ETF
E等のフッ素系樹脂等のプラスチック、あるいは紙を好
適に使用することができる。これらの基材には、多孔質
インク受理層の接着強度を向上させる目的で、コロナ放
電処理やアンダーコート等を行うこともできる。
【0018】
実施例1 容量2000ccのガラス製反応器に、水540gとイ
ソプロピルアルコール676gを仕込み、マントルヒー
ターにより液温を75℃に加熱した。撹拌しながらアル
ミニウムイソプロポキシド306gを添加し、液温を7
5〜78℃に保持しながら5時間加水分解を行った。そ
の後95℃に昇温し、酢酸9gを添加して48時間、7
5〜78℃に保持して解膠した。さらにこの液を、90
0gになるまで濃縮して、白色のゾルを得た。このゾル
の乾燥物は擬ベーマイトであった。
ソプロピルアルコール676gを仕込み、マントルヒー
ターにより液温を75℃に加熱した。撹拌しながらアル
ミニウムイソプロポキシド306gを添加し、液温を7
5〜78℃に保持しながら5時間加水分解を行った。そ
の後95℃に昇温し、酢酸9gを添加して48時間、7
5〜78℃に保持して解膠した。さらにこの液を、90
0gになるまで濃縮して、白色のゾルを得た。このゾル
の乾燥物は擬ベーマイトであった。
【0019】このアルミナゾル5重量部にポリビニール
アルコール1重量部を加えて、さらに水を加えて、固形
分約10%のスラリーを調製した。このスラリーを、コ
ロナ放電処理を施したポリエチレンテレフタレート(厚
さ100μm)からなる基材の上に、バーコーターを用
いて乾燥時の層厚が30μmになるように塗布、乾燥し
ベーマイト質の多孔質層を形成した。
アルコール1重量部を加えて、さらに水を加えて、固形
分約10%のスラリーを調製した。このスラリーを、コ
ロナ放電処理を施したポリエチレンテレフタレート(厚
さ100μm)からなる基材の上に、バーコーターを用
いて乾燥時の層厚が30μmになるように塗布、乾燥し
ベーマイト質の多孔質層を形成した。
【0020】上記のようにして得られたシートの塗工面
を、表1に示す酸化防止剤を種々の濃度の水溶液または
エタノール溶液に浸漬して、均一に塗布した。これを垂
直に吊して風乾した後、ドラム乾燥器にて140℃、4
分間加熱焼成した。
を、表1に示す酸化防止剤を種々の濃度の水溶液または
エタノール溶液に浸漬して、均一に塗布した。これを垂
直に吊して風乾した後、ドラム乾燥器にて140℃、4
分間加熱焼成した。
【0021】このようにして得られた記録用シートの一
部を切り出し、塩酸水溶液に12時間浸漬した後の溶液
について、紫外・可視スペクトルによる吸光分析法、ま
たはイオンクロマトグラフィーで記録用シートの多孔質
中の酸化防止剤を定量した。また、記録用シートにフー
ドブラック2を含む黒色インクを塗布し30日間室内暴
露し黒色の退色の具合を調べた。結果を表1に示す。
部を切り出し、塩酸水溶液に12時間浸漬した後の溶液
について、紫外・可視スペクトルによる吸光分析法、ま
たはイオンクロマトグラフィーで記録用シートの多孔質
中の酸化防止剤を定量した。また、記録用シートにフー
ドブラック2を含む黒色インクを塗布し30日間室内暴
露し黒色の退色の具合を調べた。結果を表1に示す。
【0022】表1において、処理液の酸化防止剤の濃度
の単位は重量%、シート中の酸化防止剤の担持量の単位
は擬ベーマイト(AlOOH)1グラム当たりのミリグ
ラム数である。退色度は退色度大(×)、退色度中
(△)、退色度小(○)の三段階で表した。なお、未処
理のシートの退色度は大(×)である。
の単位は重量%、シート中の酸化防止剤の担持量の単位
は擬ベーマイト(AlOOH)1グラム当たりのミリグ
ラム数である。退色度は退色度大(×)、退色度中
(△)、退色度小(○)の三段階で表した。なお、未処
理のシートの退色度は大(×)である。
【0023】
【表1】
【0024】実施例2 実施例1と同様にして得た擬ベーマイト多孔質層を有す
る記録用シートに、表2に示す紫外線吸収剤を実施例1
と同様にして塗布した。実施例1と同様の評価を行った
結果を表2に示す。
る記録用シートに、表2に示す紫外線吸収剤を実施例1
と同様にして塗布した。実施例1と同様の評価を行った
結果を表2に示す。
【0025】
【表2】
【0026】実施例3 実施例1と同様にして得た擬ベーマイト多孔質層を有す
る記録用シートに、表3に示す酸化防止剤でかつ紫外線
吸収剤である薬剤を、実施例1と同様にして塗布した。
実施例1と同様の評価を行った結果を表3に示す。
る記録用シートに、表3に示す酸化防止剤でかつ紫外線
吸収剤である薬剤を、実施例1と同様にして塗布した。
実施例1と同様の評価を行った結果を表3に示す。
【0027】
【表3】
【0028】実施例4 実施例1と同様にして得た擬ベーマイト多孔質層を有す
る記録用シートに、表4に示す消光剤を実施例1と同様
にして塗布した。実施例1と同様の評価を行った結果を
表4に示す。
る記録用シートに、表4に示す消光剤を実施例1と同様
にして塗布した。実施例1と同様の評価を行った結果を
表4に示す。
【0029】
【表4】
【0030】実施例5 紙の基材上に多孔質シリカを塗布して得られるコート紙
について、表5に示す酸化防止剤を種々の濃度の水溶液
またはエタノール溶液に浸漬して、均一に塗布した。こ
れを垂直に吊して風乾した後、ドラム乾燥器にて140
℃、4分間加熱焼成した。
について、表5に示す酸化防止剤を種々の濃度の水溶液
またはエタノール溶液に浸漬して、均一に塗布した。こ
れを垂直に吊して風乾した後、ドラム乾燥器にて140
℃、4分間加熱焼成した。
【0031】このようにして得られたシリカコート紙に
ついて実施例1と同様の評価を行った。結果を表5に示
す。ただし、コート紙中の酸化防止剤の量はシリカ1グ
ラム当たりのミリグラム数である。なお、未処理のシリ
カコート紙の退色度は大(×)である。
ついて実施例1と同様の評価を行った。結果を表5に示
す。ただし、コート紙中の酸化防止剤の量はシリカ1グ
ラム当たりのミリグラム数である。なお、未処理のシリ
カコート紙の退色度は大(×)である。
【0032】
【表5】
【0033】実施例6 実施例5と同様にして得たシリカコート紙に、表6に示
す紫外線吸収剤を、実施例5と同様にして塗布した。実
施例1と同様の評価を行った結果を表6に示す。
す紫外線吸収剤を、実施例5と同様にして塗布した。実
施例1と同様の評価を行った結果を表6に示す。
【0034】
【表6】
【0035】実施例7 実施例5と同様にして得たシリカコート紙に、表7に示
す酸化防止剤でかつ紫外線吸収剤である薬剤を、実施例
5と同様にして塗布した。実施例1と同様の評価を行っ
た結果を表7に示す。
す酸化防止剤でかつ紫外線吸収剤である薬剤を、実施例
5と同様にして塗布した。実施例1と同様の評価を行っ
た結果を表7に示す。
【0036】
【表7】
【0037】実施例8 実施例5と同様にして得たシリカコート紙に、表8に示
す消光剤を実施例5と同様にして塗布した。実施例1と
同様の評価を行った結果を表8に示す。
す消光剤を実施例5と同様にして塗布した。実施例1と
同様の評価を行った結果を表8に示す。
【0038】
【表8】
【0039】実施例9 実施例1のようにして得られたシートの塗工面を、表9
に示す薬剤の重量比1:1混合物の水溶液、またはエタ
ノール溶液に浸漬し、均一に溶液を塗布した。これを垂
直に吊して風乾した後、ドラム乾燥器にて140℃、4
分間加熱焼成した。
に示す薬剤の重量比1:1混合物の水溶液、またはエタ
ノール溶液に浸漬し、均一に溶液を塗布した。これを垂
直に吊して風乾した後、ドラム乾燥器にて140℃、4
分間加熱焼成した。
【0040】このようにして得られた記録用シートの多
孔質中の処理薬剤の合計量の定量および退色度の測定を
実施例1と同様にして行った。結果を表9に示す。
孔質中の処理薬剤の合計量の定量および退色度の測定を
実施例1と同様にして行った。結果を表9に示す。
【0041】
【表9】
【0042】実施例10 実施例1のようにして得られたシートについて、表10
に示す薬剤を使用した以外は実施例9と同様に処理し
た。実施例1と同様にして行った評価結果を表10に示
す。
に示す薬剤を使用した以外は実施例9と同様に処理し
た。実施例1と同様にして行った評価結果を表10に示
す。
【0043】
【表10】
【0044】
【発明の効果】本発明の記録用シートは、インクの吸収
性が良好で、かつ、色素の定着性が良好である。しか
も、長期の保存でも変色が生じない。本発明の記録用シ
ートは、種々の記録方式に有効であるが、特にインクジ
ェットプリンター用の記録媒体に適する。
性が良好で、かつ、色素の定着性が良好である。しか
も、長期の保存でも変色が生じない。本発明の記録用シ
ートは、種々の記録方式に有効であるが、特にインクジ
ェットプリンター用の記録媒体に適する。
Claims (6)
- 【請求項1】基材上に、紫外線吸収剤、酸化防止剤、消
光剤から選ばれる1種以上を含有する多孔質インク受理
層を有する記録用シート。 - 【請求項2】多孔質インク受理層が擬ベーマイトである
請求項1の記録用シート。 - 【請求項3】多孔質インク受理層に含有される物質が、
紫外線吸収剤または酸化防止剤と消光剤との混合物であ
る請求項1または請求項2の記録用シート。 - 【請求項4】インクジェットプリンター用の記録媒体で
ある請求項1〜3いずれか1の記録用シート。 - 【請求項5】基材上に、紫外線吸収剤、酸化防止剤、消
光剤から選ばれる1種以上を含有する多孔質インク受理
層を有し、この多孔質インク受理層に色素が担持された
記録物。 - 【請求項6】多孔質インク受理層が擬ベーマイトである
請求項5の記録物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5219705A JPH0768919A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 記録用シートおよび記録物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5219705A JPH0768919A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 記録用シートおよび記録物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0768919A true JPH0768919A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=16739678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5219705A Pending JPH0768919A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 記録用シートおよび記録物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0768919A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0685345A1 (en) * | 1994-05-25 | 1995-12-06 | Asahi Glass Company Ltd. | Recording sheet and record |
| EP0739857A3 (en) * | 1995-04-24 | 1996-11-06 | Asahi Glass Company Ltd. | High concentration alumina sol of low viscosity |
| US6126281A (en) * | 1997-04-09 | 2000-10-03 | Seiko Epson Corporation | Printing apparatus, printing method, and recording medium |
| JP2001287439A (ja) * | 2000-04-06 | 2001-10-16 | Otsuka Chem Co Ltd | 耐候性、耐水性及び視認性に優れた記録媒体 |
| US6391440B1 (en) | 1999-02-23 | 2002-05-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording medium and image formation and print employing the medium |
| US6436513B1 (en) | 1997-09-17 | 2002-08-20 | Oji Paper Co., Ltd. | Ink jet recording material |
| JP2010264709A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | インクジェット記録用葉書 |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP5219705A patent/JPH0768919A/ja active Pending
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| EP1281533A2 (en) | 1997-04-09 | 2003-02-05 | Seiko Epson Corporation | Printing method and apparatus for performing the method and method of using an ink jet system |
| US6561639B1 (en) | 1997-04-09 | 2003-05-13 | Seiko Epson Corporation | Printing apparatus, printing method and recording medium |
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