JPH076904Y2 - 気泡浴槽用循環パイプの壁貫通構造 - Google Patents

気泡浴槽用循環パイプの壁貫通構造

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JPH076904Y2
JPH076904Y2 JP6404189U JP6404189U JPH076904Y2 JP H076904 Y2 JPH076904 Y2 JP H076904Y2 JP 6404189 U JP6404189 U JP 6404189U JP 6404189 U JP6404189 U JP 6404189U JP H076904 Y2 JPH076904 Y2 JP H076904Y2
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JP
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circulation pipe
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fixed
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俊六 妹尾
浩暁 奥村
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は浴槽に設けた吸込金具,噴出金具と循環ポンプ
を連絡する気泡浴槽用循環パイプの壁貫通構造に関す
る。
(従来の技術) 従来、此種循環パイプの壁貫通構造には、実願平1−18
86号に記載されたものがある。
この貫通構造は、第8図に示すように、室壁(W)に設
けた開口(4)を弾性膜(6)で覆うと共に、この弾性
膜(6)を挟んで循環パイプ(16)の室内側配管部(16
a)と室外側配管部(16b)を連絡している。また、前記
弾性膜(6)の外周縁(6′)を、螺子作用によって開
口(4)口縁に押し付けられる鍔部(30)と室壁(W)
との間に廻り込ませ、これにより前記外周縁(6′)を
開口(4)口縁に固着せしめて開口(4)周りの気密
性,水密性を保持している。
(考案が解決しようとする課題) 上記構造によれば、開口(4)口縁に室壁(W)形成上
の厚み誤差があると鍔部(30)と室壁(W)との間に隙
間が生じ、この隙間から外気が流入したり、浴室内の湿
気が室外に流出する虞れがあった。
本考案は上述したような従来事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とする処は、弾性膜の外周縁を開口口
縁に固着させる際、室壁の厚み誤差を吸収できるように
して、弾性膜と開口口縁の間に隙間が生じる虞れのない
気泡浴槽用循環パイプの壁貫通構造を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 以上の目的を達成するために、本考案の壁貫通構造は、
室壁に設けた開口口縁に該開口を囲む取付枠を固定し、
該取付枠によって開口を覆う弾性膜の外縁を開口口縁に
固着せしめると共に、前記弾性膜を挟んで循環パイプの
室内側配管部と室外側配管部を連結してなり、前記取付
枠を複数の取付金具を用いて固定したことを特徴とす
る。
(作用) 以上の手段によれば、取付枠を開口口縁に複数の取付金
具を用いて固定することにより、各取付金具が室壁の厚
み誤差を吸収しながら取付枠を全周にわたって開口口縁
に押し当て、弾性膜と開口口縁との間に隙間が形成され
る虞れをなくす。そして、弾性膜が室内側配管部と室外
側配管部の接続部分の水密性を保持し、且つ循環パイプ
に伝わる循環ポンプの振動を吸収し、この振動が室壁に
伝わることによる有害音の発生を防ぐ。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図〜第5図を参照して説
明する。
第1図及び第2図は気泡浴槽(A)を備えた衛生設備室
(R)の要部を示し、衛生設備室(R)は一半部に浴槽
(1)を載置した床パン(2)の周縁に立上り面(2a)
を設け、この立上り面(2a)の上縁に壁パネル(3)を
立設して室壁(W)を形成している。また、この室壁
(W)における浴槽(1)と隣接する箇所には、第3図
及び第4図のように、所望径の開口(4)を上下に開設
すると共に、複数の取付金具(ボルト(8),ナット
(9),取付けナット(10),取付けボルト(11))を
用いて、夫々の開口(4)周りに取付枠(5)を固定
し、この取付枠(5)で支持される弾性膜(6)によっ
て開口(4)を覆うようになっている。開口(4)の周
辺には取付枠(5)の四隅に対向する通孔(7)を上下
に2箇所ずつ開穿してある。
取付枠(5)は開口(4)を被蓋可能な大きさに形成さ
れた方形金属板の略中央に開口(4)より一回り大きな
孔(5a)を開穿してなり、その四隅には前記通孔(7)
に連通する連通孔(5b)を設けてある。そして、取付枠
(5)の上縁側に開設された連通孔(5b)には前記上側
の通孔(7)に挿通するボルト(8)を固着し、下縁側
に開設された挿通孔(5b)には、前記下側の通孔(7)
に挿通される取付けボルト(11)に螺合するナット
(9)を固着してある。
弾性膜(6)は所望の弾性及び水密性を備えた合成樹脂
材又はゴムを用いて、取付枠(5)を被覆可能な正面方
形状に一体成形されており、開口(4)より一回り小さ
く形成したパッキン部(6a)に連絡口(6a′)を設け、
このパッキン部(6a)の外周に沿って断面波形状の振動
吸収部(6b)を延設すると共に、この振動吸収部(6b)
の外周には前記取付枠(5)を覆うカバー部(6c)を延
設してある。さらに、このカバー部(6c)外縁から開口
(4)の口縁までにわたって、室壁(W)と取付枠
(5)の間に廻り込む取付縁部(6d)を延設し、この取
付縁部(6d)の内縁全周には開口(4)口縁に当接する
突条(6d1)を周設してある。また、取付縁部(6d)の
四隅には、前記通孔(7)に連痛する孔(6e)を開穿し
てある。
そうして、上記ボルト(8)を上側の通孔(7)に挿通
せしめることにより取付枠(5)及び弾性膜(6)を開
口(4)周りに仮止めし、その後このボルト(8)先端
に取付けナット(10)を螺合せしめると共に、下側の通
孔(7)にはナット(9)に螺合する取付けボルト(1
1)を室外側から挿通して、取付枠(5)を室壁(W)
にボルト止めする。これにより、取付縁部(6d)及び突
条(6d1)が全長にわたって開口(4)口縁に押し付け
られる。
上記説明においては、取付枠(5)の上縁側にボルト
(8)を固着し、下縁側にナット(9)を固着している
が、本考案はこれに限定されるものではなく、取付枠
(5)の上縁側,下縁側共ボルト(8)を固着しても良
いし、取付枠(5)の上縁側,下縁側共ナット(9)を
固着しても良い。
又、取付枠(5)の上縁側にナット(9)を固着し、下
縁側にボルト(8)を固着しても良い。
更には取付金具としてボルト,ナットを使わずに、第6
図に示すように断面コの字形のバネ片(70)で複数個所
取付枠(5)と室壁(W)をはさんで取付枠(5)を固
定しても良いし、第7図に示すようにコの字形金具(7
1)とボルト(72)を複数用いて取付枠(5)を固定し
ても良い。
本実施例においては、取付枠(5)に固着したボルト
(8)を開口(4)上側の通孔(7)に挿通すること
で、取付枠(5)及び弾性膜(6)を室壁(W)に仮止
めし、その後ボルト止め作業を行えるのでその取付作業
が簡単で特殊な工具を用いる必要もない。さらに、弾性
膜(6)の取付けを開口(4)の外側で行うので、開口
(4)内径が縮小される虞れがなく、よって従来の如く
弾性膜(6)の取付けを開口(4)内側で行う場合に比
べて、循環パイプ(16)の配設誤差をより吸収すること
が可能になる。
以下に、気泡浴槽(A)を備えた衛生設備室(R)につ
いて、詳細に説明する。
気泡浴槽(A)は上記浴槽(1)に吸込口(12)と噴出
口(13)を設け、噴出口(13)には空気取入れ管(14)
を接続すると共に、吸込口(12),噴出口(13)夫々を
室外に設置した循環ポンプ(15)に循環パイプ(16)を
介して連絡してある。
循環パイプ(16)は吸込口(12),噴出口(13)から上
下の開口(4)までにわたって夫々配設した室内側配管
(16a)と、循環ポンプ(15)から前記開口(4)まで
にわたって配設した室外側配管(16b)からなり、夫々
の配管(16a)(16b)を、その端部同士に設けたフラン
ジ(17)(17′)を介して接続し、前記したパッキン部
(6a)を挟んで連絡する。また、室外側配管(16b)の
中途部には可撓部(16b′)を設け、この可撓部(16
b′)によって循環ポンプ(15)の振動を吸収するよう
になっている。
浴槽(1)はFRPその他の材料で一体成形され、その上
縁全周にわたってリム面(1a)を備え、室壁(W)との
間に配管スペース(18)を残して床パン(2)一半部に
載置してある。またその底壁と床パン(2)との間には
支持枠(19)を設けてある。また、その外壁面全域及び
リム面(1a)裏側にわたって吸音材(20)を設け、リム
面(1a)外縁と壁パネル(3)との当接部位には振動絶
縁材(21)を設け、支持枠(19)下面には防振ゴム(2
2)を設けてある。さらに、床パン(2)の洗い場面(2
b)に臨むリム面(1a)にはエプロン板(23)を取付け
てある。
吸音材(20)は所望の吸音性を有するグラスウール又は
発泡材等で、前記外壁面及びリム面(1a)裏側にわたり
貼付け又は吹付けてあり、前記配管スペース(18)に臨
んでいる。
振動絶縁材(21)は、所望の振動吸収性を有する発泡シ
ート又はクッション材等で、リム面(1a)外端と壁パネ
ル(3)との間に貼付けてある。
エプロン板(23)はFRP,鋼板その他の材料でもって、床
パン(2)に立設した水返し面(2c)とリム面(1a)外
端との間を覆う薄肉平板状に一体成形してある。そし
て、掛止め金具等を用いた所望の取付手段によってリム
面(1a)に取外し可能に取付けてあり、前記配管スペー
ス(18)を隠蔽すると共に、配管類の連結点検時には取
外して配管スペース(18)を解放するようになってい
る。また、このエプロン板(23)裏面には制振材(24)
及び吸音材(25)を設けてある。
制振材(24)はゴム,鉛その他の制振性を有する材料で
もって成形され、エプロン板(23)の裏面全域又は任意
部分に貼付けてエプロン板(23)の振動を防ぐようにな
っている。
吸音材(25)はエプロン板(23)裏面又は制振材(24)
表面に貼付け又は吹付けされ、前記配管スペース(18)
に臨んでいる。
また、衛生設備室(R)の室壁(W)及び床パン(2)
における配管スペース(18)に臨む面には吸音材(26)
を貼付け又は吹付けてある。
尚、図中(15b)は循環ポンプ(15)の脚部(15a)下端
に設けた防振ゴムで、循環ポンプ(15)の振動の設置面
(B)への伝達を防いでいる。
以下に本実施例の作用を説明すると、循環ポンプ(15)
の作動によって吸込口(12)から浴槽水を吸込んで噴出
口(13)に送り、噴出口(13)によってこの循環流を浴
槽(1)内に噴出すると共に、噴出流の吸引作用によっ
て空気取入れ管(14)から吸込む空気を噴出流に混入し
て気泡流を発生させる。
その際、弾性膜(6)は開口(4)周りの気密性を保持
して開口(4)からの外気の流入及び室外への漏水を防
ぐと共に、循環ポンプ(15)の作動に伴う循環パイプ
(16)の振動を吸収して該振動による壁パネル(3),
床パン,天井パネル(図示せず),室内備品等の共振を
防ぐ。
また、同時に、防振ゴム(15b)によって脚部(15a)に
伝わる循環ポンプ(15)の振動を吸収して設置面(B)
の共振を防ぎ、可撓部(16b′)によって循環パイプ(1
6)に伝わる循環ポンプ(15)の振動を吸収し、この振
動による浴槽(1)の振動を低減する。さらに、循環ポ
ンプ(15)及び噴出口(13)の振動による浴槽(1)の
振動を振動絶縁材(21)及び防振ゴム(22)により吸収
して、この振動が伝わることによる壁パネル(3),床
パン(2),天井パネル及び衛生設備室(R)内に設け
た備品の共振を防ぐ。さらに、リム面(1a)を介してエ
プロン板(23)に伝わる振動を制振材(24)によって吸
収し、エプロン板(23)の共振を防ぐ。
また、吸音材(20)(25)(26)によって浴槽(1)の
振動音を吸収し、この振動音が配管スペース(18)内で
反響することによる騒音の発生を防ぐ。
本実施例においては、弾性膜(6)に加えて防振ゴム
(15b)(22),可撓部(16b′),振動絶縁材(21),
制振材(24),吸音材(20)(25)(26)を設けたこと
により、気泡流噴出に伴って発生する上記各種振動及び
共振による音を低減でき、よって気泡流噴出時における
使用音がより小さい気泡浴槽付衛生設備室を提供でき
る。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように構成したので、以下に記載
される効果を有する。
弾性膜によって循環パイプの接続部分の漏水を防ぎ、且
つ循環パイプの作動に伴う室壁の共振を防ぐことができ
ると共に、取付枠によって開口周りの水密性及び気密性
をより向上し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案気泡浴槽用循環パイプの壁貫通構造の一実
施例を示し、第1図は側面図、第2図は平面図、第3図
は拡大正面図、第4図は第3図の(4)−(4)線断面
図、第5図は取付枠と弾性膜の取付状態を示す分解図、
第6図,第7図は夫々他の実施例における要部の断面図
である。また第8図は従来構造の断面図である。 尚、図中、 (W)…室壁 (4)…開口 (5)…取付枠 (6)…弾性膜 (16)…循環パイプ (16a)…室内側配管部 (16b)…室外側配管部 (8)…ボルト (9)…ナット (7)…通孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】室壁に設けた開口口縁に該開口を囲む取付
    枠を固定し、該取付枠によって開口を覆う弾性膜の外縁
    を開口口縁に固着せしめると共に、前記弾性膜を挟んで
    循環パイプの室内側配管部と室外側配管部を連絡してな
    り、前記取付枠を複数の取付金具を用いて固定したこと
    を特徴とする気泡浴槽用循環パイプの壁貫通構造。
JP6404189U 1989-05-31 1989-05-31 気泡浴槽用循環パイプの壁貫通構造 Expired - Lifetime JPH076904Y2 (ja)

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