JPH076911Y2 - 消化設備用配管構造 - Google Patents

消化設備用配管構造

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JPH076911Y2
JPH076911Y2 JP11927589U JP11927589U JPH076911Y2 JP H076911 Y2 JPH076911 Y2 JP H076911Y2 JP 11927589 U JP11927589 U JP 11927589U JP 11927589 U JP11927589 U JP 11927589U JP H076911 Y2 JPH076911 Y2 JP H076911Y2
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豐年 田所
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ニッコーメタル株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、スプリンクラーヘッドに水などの高圧消火用
流体を送給するための消火設備用配管構造に関する。
〔従来の技術〕
天井面に設置されるスプリンクラーヘッドに消火用流体
(以下、水を例にとる。)を数十kg/cm2の圧力で給送す
るための配管は、天井裏の空間を利用して配設された消
火用流体流通管やその流通管から分岐される巻出し管な
どを備えている。
第5図に示すように、巻出し管2はたとえば二本のS字
状の管(以下、S字管という。)21,21′を接続してな
り、その一端部2aが消火用流体流通管1の途中に介在さ
れたT形継手11に接続され、その他端部2bがソケット3
を介して図示していないスプリンクラーヘッドに接続さ
れる。Fは天井板である。
このような消火設備において、従来は、巻出し管2の上
向きの一端部2aがT形継手11の下向きの分岐口11aに接
続され、また、巻出し管2におけるS字管21,21′同士
の接続部Xには、一方のS字管21側に形成されたテーパ
雌ねじに他方のS字管21′側に形成されたテーパ雄ねじ
をねじ込み、それらのねじ合わせ箇所を公知の手段によ
って水密シールした構成になっていた。
一般に、上記流通管1の配設位置とスプリンクラーヘッ
ドの設置位置との位置関係は不特定であり、そのため、
上記流通管1とスプリンクラーヘッドとを巻出し管2に
よって接続するときには、巻出し管2の一端部2aをT形
継手11の分岐口11aに水密シール状態で接続した後、巻
出し管2をS字管21,21′の接続部Xを中心として曲げ
るなどの種々の作業を行って巻出し管2の導出方向や巻
出し管2の他端部2bの位置を調整し、ソケット3の位置
をスプリンクラーヘッドの設置位置に合わせる必要があ
る。また、上記S字管21,21′はその長さがほぼ定まっ
ているため、上記流通管1の配設位置とスプリンクラー
ヘッドの設置位置の水平距離が長い場所では、S字管の
接続本数を増やして巻出し管の水平長さR′を延ばすこ
とが有効であると考えられる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記流通管1や巻出し管2が配設される天井
裏の空間は、それらの消火設備を設置するエリアのみな
らず、その上下の空間が空調設備の設置エリアや電気設
備の設置エリアなどに多角的に利用されるため、消火設
備を配設するエリアのために十分に広いスペースを常に
確保することができるとは限らない。
一方、従来のように巻出し管2の上向きの一端部2aがT
形継手11の下向きの分岐口11aに接続されていると、S
字管の接続本数を増やすのに伴って巻出し管2の一端部
2aと他端部2bとの垂直長さ、すなわち流通管1と巻出し
管2の他端部2bとの垂直長さH′が長くなり、S字管の
接続本数によっては上記垂直長さが長くなりすぎて消火
設備を配設するエリアに巻出し管が納まりきらない場合
が生じる。
また、現場での配管作業は種々の条件の下で行われるた
め、第5図で説明したようなソケット3の位置をスプリ
ンクラーヘッドの設置位置に合わせる場合、巻出し管2
をS字管21,21′の接続部Xを中心として曲げるだけで
はうまく合わせられない場合が多々生じる。この場合の
対策として、T形継手11の分岐口11aと巻出し管2の一
端部2aとの接続箇所を中心として巻出し管2の全体を回
転させることも考えられるが、両者の接続箇所はテーパ
雌ねじとテーパ雄ねじとのねじ合わせになっており、し
かもそのように巻出し管2が回転されるという事態を予
測した構成になっていないため、巻出し管2を回転させ
るとその接続箇所に水密シール性が損なわれるおそれが
あり、好ましい対策であるとは言えない。
本考案は以上の事情に鑑みてなされたもので、上記S字
管の接続本数を増やして巻出し管の水平長さを長くして
も上述した流通管と巻出し管の他端部との垂直長さが長
くならず、しかも現場作業時に必要に応じて巻出し管の
全体を回転(移動)させてソケット3の位置をスプリン
クラーヘッドの設置位置に確実に合わせることが可能な
消火設備用配管構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の消火設備用配管構造は、消火用流体流通管に、
上端部に外拡がりテーパ状に拡径されたパッキン受面を
有する筒状のサドルが上向きに接続され、このサドルの
上記パッキン受面につづく内面に雌ねじが形成されてお
り、一端部と他端部とが下向きに突き出された管の上記
一端部に雄ねじが形成され、この雄ねじが上記サドルの
雌ねじにねじ込まれ、上記雄ねじに螺合されたリング状
のパッキンがその雄ねじに螺合された締付ナットにより
締め付けられて上記パッキン受面と締付ナットの端面と
の密着していると共に、そのパッキンの内周部が上記テ
ーパ雄ねじに密着して噛み合っているものである。
〔作用〕
以上の構成において、一端部と他端部とが下向きに突き
出された管は消火用流体流通管の上方の空間に配設さ
れ、その管によって流通管の下方の空間が占有されるこ
とはない。そのため、その管で巻出し管の一部を形成
し、かつ上述したS字管をその管の他端部に接続すれ
ば、流通管と巻出し管の他端部との垂直長さの延長を伴
うことなく巻出し管の水平長さが長くなる。
また、サドル側のパッキン受面と締付ナットの端面とに
パッキンが密着しており、かつパッキンの内周部が上記
管の一端部のテーパ雄ねじに密着して噛み合わされてい
るため、サドルと上記管との接続箇所のシール性が確実
に保たれ、しかもそのシール性は、配管施工時に巻出し
管の全体がその接続箇所を中心として緩み方向に多少回
転されても損なわれない。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例による消火設備用配管構造を示
している。
1は消火用流体流通管で、この流通管1にサドル4が上
向きに接続されている。第2図および第3図に詳細に示
したように、サドル4はその上端部に外拡がりテーパ状
に拡径されたパッキン受面41を有すると共に、このパッ
キン受面41につづく内面にテーパ雌ねじ42が形成されて
いる。そして、サドル4の下端部に段付部43を介して形
成された径小の突出部44が上記流通管1の管壁に形成さ
れた孔部12に差し込まれ、かつ上記段付部43が上記流通
管1の管壁に溶接13により接合されている。
巻出し管2は二本のS字管21,21′と、一端部と他端部
とが下向きに突き出された管(以下、逆U字管とい
う。)22とよりなる。
逆U字管22の一端部にはテーパ雄ねじ22aが形成されて
いる一方、その他端部に拡径処理により形成されたパッ
キン受座22bが設けられ、そのパッキン受座22bの内面が
テーパ状のパッキン受面となされている。そして、上記
テーパ雄ねじ22aが上記サドル4のテーパ雌ねじ42にね
じ込まれている。また、逆U字管22のテーパ雄ねじ22a
に螺合されたゴム製リング状のパッキン5がそのテーパ
雄ねじ22aに螺合された締付ナット6により締め付けら
れている。第4図に示すように上記パッキン5は非圧縮
状態で砲弾形の断面形状を有するパッキン本体51の内周
部に雌ねじ52を有する。そのため、第2図の状態ではパ
ッキン5がパッキン受面41と締付ナット6の端面61とに
より挾圧されて圧縮された状態でそれらに面接触状態で
密着しており、しかもパッキン5の雌ねじ52がテーパ雄
ねじ22aに噛み合ってその内周部がテーパ雄ねじ10に面
接触状態で密着している。この構成であると、信頼性の
高い水密性が確保され、巻出し管2の内部通路に高圧水
が供給されてもサドル4と逆U字管22の一端部(すなわ
ち巻出し管の一端部)との接続箇所からの漏水が起こる
ことはない。また、パッキン5は弾発的な復元力で上記
パッキン受面41や締付ナット6の端面61、ならびに逆U
字管22側のテーパ雄ねじ22aに密着しているため、テー
パ雄ねじ22aの緩む方向に逆U字管22が多少回転されて
もパッキン5によるシール性が損なわれることはない。
一方のS字管21の一端部にはテーパ雄ねじ21aが形成さ
れている一方、その他端部には外拡がり状のパッキン受
座21bが形成されており、パッキン受座21bの内面がテー
パ状のパッキン受面とされ、かつそのテーパ受面につづ
く内面にテーパ雌ねじが形成されている。他方のS字管
21′には一方のS字管21と同じものが用いられている。
第1図に示されている逆U字管22と一方のS字管21との
接続部A、一方のS字管21と他方のS字管21′との接続
部Bの構成は上述したサドル4と逆U字管22の一端部と
の接続部の構成と同じ構造になっている。すなわち、接
続部Aでは、S字管21のテーパ雄ねじ21aが逆U字管22
のテーパ雌ねじにねじ込まれ、かつそのテーパ雄ねじ22
aに螺合されたパッキン(不図示:第4図で説明したも
のと同様の構成のパッキン)がそのテーパ雄ねじ21aに
螺合された締付ナット6′により締め付けられている。
接続部Bについても同様である。
他方にS字管21′の先端部にはニップル7を介してソケ
ット8が接続され、このソケット8にスプリンクラーヘ
ッド9が取り付けられている。S字管21′の先端部とニ
ップル7との接続部Cの構成も上述したサドル4と逆U
字管22の一端部との接続部の構成と同じ構造になってい
る。
上記流通管1を巻出し管2によってスプリンクラーヘッ
ド9に接続する配管手順としては、上記サドル4に逆U
字管22を接続した後、その逆U字管22にS字管21,2
1′、ニップル7、ソケット8、スプリンクラーヘッド
9を順次接続していく方法、あるいは二本のS字管21,2
1′やニップル7やソケット8をあらかじめ接続してお
き、それをサドル4に接続した逆U字管22に接続した
後、ソケット8をスプリンクラーヘッド9に接続する方
法などがある。
逆U字管22をサドル4に接続する場合には、第3図に示
すように逆U字管22のテーパ雄ねじ22aにあらかじめパ
ッキン5と締付ナット6とを深目に螺合しておき、その
テーパ雄ねじ22aをサドル4側のテーパ雌ねじ42にねじ
込んで接続した後、締付ナット6を回転させてパッキン
52を締付ナット6と共回りさせ、締付ナット6を締め付
ける。第3図において矢符Zは締付ナット6の締め付け
時の螺進方向を示している。なお、第4図のようにパッ
キン5のパッキン本体51にテフロンコーティング53を施
しておけば、テーパ雄ねじ22aとの滑り性が改善されて
パッキン5が締付ナット6と共回りしやすくなると同時
に、テフロンコーティング53の優れた耐熱性によってパ
ッキン5全体の耐火性が高まる利点がある。
この実施例によると、巻出し管2の水平長さRが第5図
で説明した水平長さR′よりも逆U字管22の長さに相当
する分だけ長くなる。そのため、上記流通管1の配設位
置とスプリンクラーヘッド9の設置位置との水平距離が
長い場所でもそれらを容易に接続することが可能であ
る。それにもかかわらず、上記流通管1とニップル7や
ソケット8を含めた巻出し管2の他端部との垂直長さH
が第5図で説明した垂直長さH′と同等に抑えられる。
したがって、消火設備を配設するエリアに巻出し管が納
まりきらないといった事態を生じることはない。さら
に、巻出し管の上記他端部をスプリンクラーヘッド9の
設置位置に合わせるときには、上述した接続部A,Bのそ
れぞれの位置で巻出し管2を曲げて位置合わせを行うこ
とができるのみならず、逆U字管22の一端部(すなわち
巻出し管2の一端部)とサドル4との接続箇所を中心と
して巻出し管2の全体を回転させて移動させることによ
っても位置合わせを行なえるため、位置合わせを従来に
比べて格段に行いやすくなる。
なお、上記テーパ雄ねじ22aやテーパ雌ねじ42に代え、
平行雄ねじや平行雌ねじを採用してもよい。
〔考案の効果〕
以上のように本考案による消火設備用配管構造は、消火
用流体流通管と巻出し管の他端部との垂直長さの延長を
伴うことなく巻出し管の水平長さを長くすることができ
るため、上記流通管の配設位置とスプリンクラーヘッド
の設置位置との水平距離が長く、しかも消火設備を配置
するエリアが上下方向で狭い場所においても、巻出し管
によって上記流通管とスペースヘッドとを容易に接続す
ることができるようになると同時に、配管施工時には、
巻出し管の全体をその一端部を中心に回転させる必要が
生じた場合に、サドルと巻出し管との接続箇所のシール
性を損なうことなく巻出し管の全体を回転させてその必
要性を充足でき、したがって、巻出し管に接続されたソ
ケットをスプリンクラーヘッドの配置位置に合わせると
いった作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例による消火設備用配管構造の側
面図、第2図は要部を拡大した部分断面図、第3図はサ
ドルに逆U字管を接続するときの手順を説明するための
部分断面図、第4図はテーパ雄ねじに螺合された非圧縮
状態のゴムパッキンの断面形状を示す拡大断面図、第5
図は従来の配管構造の側面図である。 1…消火用流体流通管、4…サドル、5…パッキン、6
…締付ナット、22…逆U字管(一端部と他端部とが下向
きに突き出された管)、22a…逆U字管のテーパ雄ねじ
(雄ねじ)、41…サドルのパッキン受面、42…サドルの
テーパ雌ねじ(雌ねじ)、61…締付ナットの端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】消火用流体流通管に、上端部に外拡がりテ
    ーパ状に拡径されたパッキン受面を有する筒状のサドル
    が上向きに接続され、このサドルの上記パッキン受面に
    つづく内面に雌ねじが形成されており、一端部と他端部
    とが下向きに突き出された管の上記一端部に雄ねじが形
    成され、この雄ねじが上記サドルの雌ねじにねじ込ま
    れ、上記雄ねじに螺合されたリング状のパッキンがその
    雄ねじに螺合された締付ナットにより締め付けられて上
    記パッキン受面と締付ナットの端面とに密着していると
    共に、そのパッキンの内周部が上記テーパ雄ねじに密着
    して噛み合っていることを特徴とする消火設備用配管構
    造。
JP11927589U 1989-10-12 1989-10-12 消化設備用配管構造 Expired - Lifetime JPH076911Y2 (ja)

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JP4605618B2 (ja) * 2000-04-21 2011-01-05 ホーチキ株式会社 スプリンクラーヘッド
KR100831641B1 (ko) * 2007-05-29 2008-05-22 싱클레어 월드와이드 인코포레이티드 휴대용 좌변기
CN104411223B (zh) * 2012-08-29 2017-07-07 日本安全株式会社 折叠膜盒和使用该盒的厕所系统

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