JPH0769335A - 易焼却多層プラスチック構造物 - Google Patents

易焼却多層プラスチック構造物

Info

Publication number
JPH0769335A
JPH0769335A JP21769293A JP21769293A JPH0769335A JP H0769335 A JPH0769335 A JP H0769335A JP 21769293 A JP21769293 A JP 21769293A JP 21769293 A JP21769293 A JP 21769293A JP H0769335 A JPH0769335 A JP H0769335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
resin layer
plastic structure
resin
inorganic filler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21769293A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Takasaki
智明 高崎
Toshiaki Kakemura
敏明 掛村
Yusuke Terauchi
裕介 寺内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP21769293A priority Critical patent/JPH0769335A/ja
Publication of JPH0769335A publication Critical patent/JPH0769335A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】燃焼カロリーが従来のポリオレフィン単体容器
に較べて充分に低く、また、焼却時に異臭、ガスの発生
が少なく、なおかつ、優れた表面性、表面光沢、衝撃強
度を有する易焼却多層プラスチック構造物を提供するこ
と。 【構成】外表面層にポリエステル系樹脂層を設け、無機
質充填材含有ポリオレフィン樹脂層に耐衝撃向上剤を添
加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層構造を有する熱可
塑性プラスチック構造物に関するものであり、さらに詳
しくは、ポリエステル系樹脂と無機質充填ポリオレフィ
ン系樹脂から形成される多層ブロー成形容器、多層シー
ト、多層フィルムなどの多層プラスチック構造物であっ
て、燃焼カロリーが従来のポリオレフィン単体構造物よ
り低く、かつ表面光沢性に優れたボトル、チューブなど
の容器類、包装材料等に使用することが出来るものに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ポリオレフィン単体容器は、
使用後の焼却処理で、高燃焼カロリー(10000〜1
1000kcal/kg)、発煙、溶融滴下等の問題が
あった。 また、塩化ビニル樹脂は、焼却時の臭気、ガ
スの発生等で問題があると考えられている。
【0003】これらの諸問題を解決する方法として、ポ
リオレフィン樹脂中に炭酸カルシウム等の安価な無機充
填材を充填し、燃焼カロリーを低下し、易焼却性を向上
させる方法がある。しかしながらこの場合には、耐汚染
性が乏しい、外観が良くない、落下等の衝撃に対し強度
が弱いという問題点が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の様な
従来技術の問題点を解決する為になされたものであり、
その課題は、燃焼カロリーが従来のポリオレフィン単体
容器に較べて充分に低く、また、焼却時に異臭、ガスの
発生が少なく、なおかつ、優れた表面性、表面光沢、衝
撃強度を有する易焼却多層プラスチック構造物を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、構造物全体の
燃焼カロリーをポリオレフィン樹脂単体の約7割程度に
低減し、落下等における衝撃強度が低下するのを防止
し、優れた表面性および表面光沢を有する為、無機質充
填材含有ポリオレフィン樹脂層に耐衝撃向上剤を添加
し、層構成の少なくとも1層をポリエステル系樹脂層と
することを特徴としている。
【0006】本発明の易焼却多層プラスチック構造物
は、ポリエステル系樹脂層、接着性樹脂層、および無機
質充填材含有ポリオレフィン樹脂層を少なくとも有する
多層プラスチック構造物であり、外表面層にポリエステ
ル系樹脂層を設け、無機質充填材含有ポリオレフィン樹
脂層に耐衝撃向上剤を添加した多層プラスチック構造物
である。
【0007】また、本発明の実施態様は、多層プラスチ
ック構造物の層構成において、ポリエステル系樹脂層、
接着性樹脂層、無機質充填材含有ポリオレフィン系樹
脂、およびポリオレフィン樹脂層の、少なくとも4層の
樹脂構成からなるもの、ポリエステル系樹脂層、接着性
樹脂層、無機質充填材含有ポリオレフィン系樹脂層、接
着性樹脂層、ポリエステル系樹脂層の少なくとも3種5
層の樹脂構成を順次積層してなるもの等がある。
【0008】また、無機質充填材含有ポリオレフィン系
樹脂層に該多層プラスチック構造物のリサイクル材料を
含有するもの、接着性樹脂層と無機質充填材含有ポリオ
レフィン系樹脂層の間に該多層プラスチック構造物のリ
サイクル材料層を有するもの、ポリオレフィン樹脂層の
片側面又は両側面に該多層プラスチック構造物のリサイ
クル材料層を有するもの等を提供する。
【0009】本発明に使用する無機質充填材含有ポリオ
レフィン系樹脂層としては、ホモポリマー、ブロックコ
ポリマー、ランダムコポリマー等のポリプロピレン樹
脂、あるいは、低密度、中密度、高密度等のポリエチレ
ン樹脂等に10〜60重量%の無機質材料を添加したポ
リオレフィン樹脂が使用できる。
【0010】本層に添加する耐衝撃性向上成分として
は、グリシジル基含有樹脂、エチレン・α−オレフィン
共重合物よりなる樹脂、プロピレン・α−オレフィン共
重合物よりなる樹脂等が使用できる。
【0011】本発明に使用するポリエステル樹脂として
は、多塩基酸と多価アルコールの共重合体からなるもの
が使用できる。このような多塩基酸としてはテレフター
ル酸を主成分として含むものが好ましく、また多価アル
コールとしてはエチレングリコールを主成分として含む
ものが好ましい。前記多塩基酸及び多価アルコールは、
それぞれコモノマー成分として、他の多塩基酸及び他の
多価アルコールを含むことができる。
【0012】前記多塩基酸にコモノマー成分として含む
ことのできる他の多塩基酸としては、イソフタール酸、
ナフタリンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジ
フェノキシエタンジカルボン酸、ジフェニルエーテルジ
カルボン酸等の多塩基酸等が使用できる。
【0013】また、多価アルコールにコモノマー成分と
して含むことのできる他の多価アルコールとしては、ト
リメチレングリコール、テトラメチレングリコール、ヘ
キサメチレングリコール、デカメチレングリコール、ネ
オペンチレングリコール、ジエチレングリコール、1,
1−シクロヘキサンジメチロール等の多価アルコール成
分を用いることが出来る。
【0014】接着層として用いる接着性樹脂としては、
エチレン・α−オレフィン共重合樹脂の酸変性物、ポリ
プロピレン共重合樹脂の酸変性物、グリシジル基含有樹
脂等を用いる事ができ、これらの樹脂を単独あるいは他
樹脂とのブレンドにより用いてもよい。エチレン・α−
オレフィン共重合樹脂の酸変性物において、α−オレフ
ィンとしては、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘプテ
ン、1−オクテン等を単独または組み合わせて用いるこ
とが出来る。また、酸変性方法としては、エチレン系不
飽和カルボン酸などは、その酸無水物で該共重合樹脂を
グラフト変性することにより酸変性物を得ることができ
る。
【0015】グリシジル基含有樹脂としては、グリシジ
ル基含有組成物とエチレンとの共重合物やグリシジル基
含有組成物と他のα−オレフィンとの共重合物であって
もよい。グリシジル含有組成物としては、グリシジルメ
タクリレート等のアクリル酸エステルを用いることが出
来る。グリシジル基含有共重合樹脂におけるグリシジル
基含有量は、8〜20mol%程度が好ましく、グリシ
ジル基が多すぎると熱可塑性樹脂としての熱安定性に欠
け、少なすぎるとポリエステル系樹脂への接着性が乏し
くなる。
【0016】無機質充填材含有ポリオレフィン樹脂層に
おける無機質充填材としては、炭酸カルシウム、タル
ク、マイカ、水酸化アルミニウム、シリカなどが好まし
く、ポリオレフィンとの接着性が乏しい場合には、無機
質充填材の表面処理やカップリング剤の使用をしても良
い。無機質充填材の充填量は75重量%程度まで充填で
きるが、10〜65%程度が好ましい。充填量が多すぎ
ると加工性や落下衝撃特性が乏しくなり、逆に少なすぎ
ると燃焼カロリー低下の効果が少なくなってしまう。
【0017】本発明において用いるポリオレフィン樹脂
としては、密度が0.85〜0.97程度のポリエチレ
ン樹脂、たとえば、超低密度ポリエチレン、低密度ポリ
エチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、等や、これらの混合物であってもよい。また、ポ
リプロピレン樹脂、たとえば、ポリプロピレンホモポリ
マーや、プロピレンとエチレンあるいは他のα−オレフ
ィンとのランダム共重合体またはブロック共重合体であ
っても良く、さらにこれらの樹脂の混合物であっても良
い。
【0018】無機質充填材含有ポリオレフィン系樹脂層
に添加する耐衝撃性向上成分としては、グリシジル基含
有樹脂、エチレン・α−オレフィン共重合物よりなる樹
脂、プロピレン・α−オレフィン共重合物よりナる樹脂
であって良く、接着層に用いた樹脂あるいはこれと組成
の異なる樹脂を、単独、あるいは、これらの混合物とし
て用いることが出来る。
【0019】ポリオレフィン樹脂層としては、密度が
0.85〜0.97程度のポリエチレン樹脂、たとえ
ば、超低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖
状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン等や、これ
らの混合物等が使用できる。また、ポリプロピレン樹
脂、例えば、ポリプロピレンホモポリマーや、プロピレ
ンとエチレンあるいは他のα−オレフィンとのランダム
共重合体またはブロック共重合体であっても良く、さら
にこれらの樹脂の混合物であっても良い。他のポリオレ
フィン樹脂としては、ポリブテン樹脂やポリメチルペン
テン樹脂等も使用できる。また、これらのポリオレフィ
ン樹脂の混合物であっても良い。
【0020】前記無機質充填材含有ポリオレフィン樹脂
層と該ポリオレフィン樹脂層とは、同一ポリオレフィン
樹脂であっても良いし、異なるポリオレフィン樹脂の組
み合わせであっても良いが、両樹脂間の接着性の良い材
料を選ぶ必要がある。
【0021】多層プラスチック構造物における各層の層
厚み比率については特に制約はないが、無機質充填材含
有ポリオレフィン層やポリエステル系樹脂層の厚みが全
体層に占める割合が小さくなると、燃焼カロリー低下と
いう目的が充分には達成出来なくなるため、該無機質充
填材含有ポリオレフィン層とポリエステル系樹脂層の合
計の層厚みが、全体層厚みの30%程度以上になること
が好ましいが、範囲を限定するものではない。
【0022】本発明における易焼却多層プラスチック構
造物は、シート状物、フィルム状物あるいはこれらの成
形加工物とすることができる。又はこれらの層構成から
なるパリソンを積層押し出しし、圧縮空気を用いて中空
ブロー成形した容器であってもよい。
【0023】
【作用】本発明の易焼却多層プラスチック構造物は、低
燃焼カロリー性および燃焼時に有害ガスの発生が少ない
ポリエステル系樹脂と低燃焼カロリー性を有する無機質
充填材含有ポリオレフィン系樹脂に耐衝撃性向上成分を
添加したことにより、プラスチック構造物としての強度
向上、耐汚染性、表面性、および表面光沢性、低燃焼カ
ロリーを実現するものである。
【0024】
【実施例】
<実施例1>3本のスクリュー押出機を有する多層ブロ
ー成形機を用いて、スクリューAには非結晶性ポリエス
テル樹脂、スクリューBには接着層としてエチレン・ブ
テン共重合樹脂のカルボン酸グラフト変性物、スクリュ
ーCには高密度ポリエチレン樹脂に炭酸カルシウムを6
0重量%充填した樹脂に耐衝撃性向上成分としてエチレ
ン・α−オレフィン共重合物よりなる樹脂を15重量%
添加した樹脂組成物を供給し、下記条件で可塑化押出し
し、ブロー成形用ヘッドを介して、外側層から順にポリ
エステル樹脂層/接着層/無機質充填ポリエチレン層と
なる積層パリソンを形成し、該パリソンを800ml円
筒ボトル形状のキャビティを有するブロー成形金型中に
はさみ、パリソン上部を切断後、圧搾空気を用いてブロ
ー成形を行った。得られたボトルは、外観光沢を有し、
物性的にも問題ないものであった。加工条件を以下に示
す。
【0025】 スクリュー径 バレル温度 層比 スクリューA 30mm 200℃ 10% スクリューB 30mm 200℃ 10% スクリューC 50mm 200℃ 80%
【0026】<実施例2>4本のスクリュー押出機を有
する多層ブロー成形機を用いて、スクリューAには非結
晶性ポリエステル樹脂、スクリューBには接着層として
エチレン・ブテン共重合樹脂のカルボン酸グラフト変性
物、スクリューCには高密度ポリエチレン樹脂に炭酸カ
ルシウムを60重量%充填した樹脂に耐衝撃性向上成分
としてエチレン・α−オレフィン共重合物よりなる樹脂
を15重量%添加した樹脂組成物、スクリューDには最
内層として高密度ポリエチレン樹脂を供給し、下記条件
で可塑化押出しし、ブロー成形用ヘッドを介して、外側
層から順にポリエステル樹脂層/接着層/無機質充填ポ
リエチレン層/高密度ポリエチレン層からなる積層パリ
ソンを形成し、該パリソンを800ml円筒ボトル形状
のキャビティを有するブロー成形金型中にはさみ、パリ
ソン上部を切断後、圧搾空気を用いてブロー成形を行っ
た。得られたボトルは、外観光沢を有し、物性的にも問
題ないものであった。加工条件を以下に示す。
【0027】 スクリュー径 バレル温度 層比 スクリューA 30mm 200℃ 10% スクリューB 30mm 200℃ 10% スクリューC 50mm 200℃ 70% スクリューD 30mm 200℃ 10%
【0028】<実施例3>実施例2と同様の方法により
4層構造を有するボトル容器を成形し、接着層としては
エチレン・グリシジルメタクリレート共重合樹脂とエチ
レン・α−オレフィン共重合樹脂を50:50重量比で
混合した材料を供給し、無機質充填材含有層としてはポ
リプロピレンブロックコポリマー樹脂に炭酸カルシウム
を60重量%充填した樹脂に耐衝撃性向上成分としてプ
ロピレン・α−オレフィン共重合物より成る樹脂を20
重量%添加した樹脂組成物、最内層としてはポリプロピ
レンブロックコポリマー樹脂を供給し成形した。得られ
たボトルは、外観光沢を有し、物性的にも問題ないもの
であった。加工温度条件を以下に示す。
【0029】 スクリュー径 バレル温度 層比 スクリューA 30mm 200℃ 10% スクリューB 30mm 210℃ 10% スクリューC 50mm 210℃ 70% スクリューD 30mm 210℃ 10%
【0030】<実施例4>実施例2と同様の方法により
4層構造を有するボトル容器を成形し、接着層としてエ
チレン・ブテン共重合樹脂のカルボン酸グラフト変性物
を供給し、無機質充填材含有層として高密度ポチエチレ
ン樹脂に炭酸カルシウムを60重量%充填した樹脂と本
実施例による多層プラスチック構造物のスクラップ品を
粉砕した材料とエチレン・グリシジルメタクリレート共
重合樹脂とをそれぞれ重量比で4:4:2の割合で混合
した樹脂組成物、最内層としては高密度ポリエチレン樹
脂を供給し、成形した。得られたボトルは、外観光沢を
有し、物性的にも問題ないものであった。加工温度条件
を以下に示す。
【0031】 スクリュー径 バレル温度 層比 スクリューA 30mm 200℃ 10% スクリューB 30mm 200℃ 10% スクリューC 50mm 200℃ 70% スクリューD 30mm 200℃ 10%
【0032】<実施例5>3本のスクリュー押出機を有
する多層ブロー成形機を用いて、スクリューAには非結
晶性ポリエステル樹脂、スクリューBには接着層として
エチレン・ブテン共重合樹脂のカルボン酸グラフト変性
物、スクリューCには高密度ポリエチレン樹脂に炭酸カ
ルシウムを60重量%充填した樹脂と本実施例による多
層プラスチック構造物のスクラップ品を粉砕した材料と
エチレンーグリシジルメタクリレート共重合樹脂とをそ
れぞれ重量比で4:4:2の割合で混合した樹脂組成物
を供給し、下記条件で可塑化押出しし、スクリューAの
溶融樹脂とスクリューBの溶融樹脂は、スクリューから
流出後に、各々2流路に分岐させ、ブロー成形用ヘッド
を介して、外側層から順にポリエステル樹脂層/接着層
/無機質充填ポリエチレン層/接着層/ポリエステル樹
脂層からなり、層比が外層より10%/5%/70%/
5%/10%の積層パリソンを形成し、窒素ガスをパリ
ソン中に予備流入させながら、該パリソンを円筒ボトル
形状のキャビティを有するブロー成形金型中にはさみ、
パリソン上部を切断後、圧搾空気を用いてブロー成形を
行った。得られたボトルは、外観光沢を有し、物性的に
も問題ないものであり、油性内容物に対する耐性も充分
なものであった。加工条件を以下に示す。
【0033】
【0034】<比較例1>3本のスクリュー押出機を有
する多層ブロー成形機を用いて、スクリューAには非結
晶性ポリエステル樹脂、スクリューBには接着層として
エチレン・ブテン共重合樹脂のカルボン酸グラフト変性
物、スクリューCには、高密度ポリエチレン樹脂に炭酸
カルシウムを60重量%充填した樹脂を供給し、下記条
件で可塑化押出しし、ブロー成形用ヘッドを介して、外
側層から順にポリエステル樹脂層/接着層/無機質充填
ポリエチレン層からなる積層パリソンを形成し、該パリ
ソンを800ml円筒ボトル形状のキャビティを有する
ブロー成形金型中にはさみ、パリソン上部を切断後、圧
搾空気を用いてブロー成形を行った。加工条件を以下に
示す。
【0035】 スクリュー径 バレル温度 層比 スクリューA 30mm 200℃ 10% スクリューB 30mm 200℃ 10% スクリューC 50mm 200℃ 80%
【0036】<比較例2>4本のスクリュー押出機を有
する多層ブロー成形機を用いて、スクリューAには非結
晶性ポリエステル樹脂、スクリューBには接着層として
エチレン・ブテン共重合樹脂のカルボン酸グラフト変性
物、スクリューCには高密度ポリエチレン樹脂に炭酸カ
ルシウムを60重量%充填した樹脂、スクリューDには
最内層として高密度ポリエチレン樹脂を供給し、下記条
件で可塑化押出しし、ブロー成形用ヘッドを介して、外
側層から順にポリエステル樹脂層/接着層/無機質充填
層/高密度ポリエチレン樹脂層からなる積層パリソンを
形成し、該パリソンを800ml円筒ボトル形状のキャ
ビティを有するブロー成形金型中にはさみ、パリソン上
部を切断後、圧搾空気を用いてブロー成形を行った。加
工条件を以下に示す。
【0037】 スクリュー径 バレル温度 層比 スクリューA 30mm 200℃ 10% スクリューB 30mm 200℃ 10% スクリューC 50mm 200℃ 70% スクリューD 30mm 200℃ 10%
【0038】<比較例3>比較例2と同様の方法により
4層構造を有するボトル容器を成形し、接着層としてエ
チレン−グリシジルメタクリレート共重合樹脂とエチレ
ン・α−オレフィン共重合樹脂を50:50重量比で混
合した材料を供給し、無機質充填材含有層としてポリプ
ロピレンブロックコポリマー樹脂に炭酸カルシウムを6
0重量%充填した樹脂、最内層としてポリプロピレンブ
ロックコポリマー樹脂を供給し成形した。加工温度条件
を以下に示す。
【0039】 スクリュー径 バレル温度 層比 スクリューA 30mm 200℃ 10% スクリューB 30mm 210℃ 10% スクリューC 50mm 210℃ 70% スクリューD 30mm 210℃ 10%
【0040】<比較例4>比較例2と同様の方法により
4層構造を有するボトル容器を成形し、接着層としてエ
チレン・ブテン共重合樹脂のカルボン酸グラフト変性物
を供給し、無機質充填材含有層として高密度ポリエチレ
ン樹脂に炭酸カルシウムを60重量%充填した樹脂と本
実施例による多層プラスチック構造物のスクラップ品を
粉砕した材料とをそれぞれ重量比で5:5の割合で混合
した樹脂組成物、最内層として高密度ポチエチレン樹脂
を供給し、成形した。加工温度条件を以下に示す。
【0041】 スクリュー径 バレル温度 層比 スクリューA 30mm 200℃ 10% スクリューB 30mm 200℃ 10% スクリューC 50mm 200℃ 70% スクリューD 30mm 200℃ 10%
【0042】<比較例5>3本のスクリュー押出機を有
する多層ブロー成形機を用いて、スクリューAには非結
晶性ポリエステル樹脂、スクリューBには接着層として
エチレン・ブテン共重合樹脂のカルボン酸グラフト変性
物、スクリューCには高密度ポチエチレン樹脂に炭酸カ
ルシウムを60重量%充填した樹脂と本実施例による多
層プラスチック構造物のスクラップ品を粉砕した材料と
をそれぞれ重量比で5:5の割合で混合した樹脂組成物
を供給し、下記条件で可塑化押出しし、スクリューAの
溶融樹脂とスクリューBの溶融樹脂はスクリューから流
出後に各々2流路に分岐させ、ブロー成形用ヘッドを介
して外側層から順にポリエステル樹脂層/接着層/無機
質充填ポリエチレン層/接着層/ポリエステル樹脂層か
らなり、層比が外層より10%/5%/70%/5%/
10%の積層パリソンを形成し、窒素ガスをパリソン中
に予備流入させながら、該パリソンを円筒ボトル形状の
キャビティを有するブロー成形金型中にはさみ、パリソ
ン上部を切断後、圧搾空気を用いてブロー成形を行っ
た。加工条件を以下に示す。
【0043】
【0044】<比較例6>単層ブロー成形機を用いて、
スクリューに高密度ポチエチレン樹脂に炭酸カルシウム
を60重量%充填した樹脂を供給し、下記条件で可塑化
押出しし、ブロー成形用ヘッドを介してパリソンを形成
し、該パリソンを800ml円筒ボトル形状のキャビテ
ィを有するブロー成形金型中にはさみ、パリソン上部を
切断後、圧搾空気を用いてブロー成形を行った。加工条
件を以下に示す。
【0045】
【0046】<物性表> 燃焼カロリー 表面光沢度 落下強度 (cal/g) (%) (割れ本数) 実施例1 5810 96 破損せず 実施例2 6370 96 破損せず 実施例3 6560 96 破損せず 実施例4 7300 96 破損せず 実施例5 5410 96 破損せず 比較例1 5120 96 3.1回 比較例2 5740 96 3.6回 比較例3 5760 96 3.0回 比較例4 6250 96 2.9回 比較例5 4640 96 2.7回 比較例6 4390 3 1.0回 注)光沢度はJIS Z8741 60゜鏡面光沢によ
る 落下強度は5℃、1.0m落下での平均破損回数、n=
10、各サンプル最大5回 燃焼カロリーは燃研式自動ボンベ燃料計法による。
【0047】
【発明の効果】以上に示したように、本発明によると、
落下等による耐衝撃強度、光沢及び表面性に優れた外観
を有する、燃焼時の発熱カロリーが低く有害ガスの発生
が少ない易焼却多層プラスチック構造物が得られる。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリエステル系樹脂層、接着性樹脂層、及
    び無機質充填材含有ポリオレフィン系樹脂層の、少なく
    とも3層の樹脂構成からなる易焼却多層プラスチック構
    造物において、無機質充填材含有ポリオレフィン系樹脂
    層に耐衝撃性向上成分を添加したことを特徴とする多層
    プラスチック構造物。
  2. 【請求項2】ポリエステル系樹脂層、接着性樹脂層、無
    機質充填材含有ポリオレフィン系樹脂層、及びポリオレ
    フィン樹脂層の、少なくとも4層の樹脂構成からなる易
    焼却多層プラスチック構造物において、無機質充填材含
    有ポリオレフィン系樹脂層に耐衝撃性向上成分を添加し
    たことを特徴とする多層プラスチック構造物。
  3. 【請求項3】ポリエステル系樹脂層、接着性樹脂層、無
    機質充填材含有ポリオレフィン系樹脂層、接着性樹脂
    層、及びポリエステル系樹脂層の、少なくとも3種5層
    の樹脂構成を順次積層してなる易焼却多層プラスチック
    構造物において、無機質充填材含有ポリオレフィン系樹
    脂層に耐衝撃性向上成分を添加したことを特徴とする多
    層プラスチック構造物。
  4. 【請求項4】無機質充填材含有ポリオレフィン系樹脂層
    が、10〜60重量%の無機質材料を含有したポリオレ
    フィン樹脂であることを特徴とする請求項1〜3に記載
    の易焼却多層プラスチック構造物。
  5. 【請求項5】無機質充填材含有ポリオレフィン系樹脂層
    に、該多層プラスチック構造物のリサイクル材料を含有
    することを特徴とする請求項1〜4に記載の易焼却多層
    プラスチック構造物。
  6. 【請求項6】接着性樹脂層と無機質充填材含有ポリオレ
    フィン系樹脂層の間に、該多層プラスチック構造物のリ
    サイクル材料層を有することを特徴とする請求項1〜4
    記載の易焼却多層プラスチック構造物。
  7. 【請求項7】ポリオレフィン樹脂層の片側面又は両側面
    に、該多層プラスチック構造物のリサイクル材料層を有
    することを特徴とする請求項2記載の易焼却多層プラス
    チック構造物。
  8. 【請求項8】構造物がポリエステル系樹脂層を外表面に
    有する多層ブロー成形品であることを特徴とする、請求
    項1〜8に記載の易焼却多層プラスチック構造物。
  9. 【請求項9】無機質充填材含有ポリオレフィン系樹脂層
    に添加した耐衝撃性向上成分がグリシジル基含有する樹
    脂であることを特徴とする請求項1〜3に記載の易焼却
    多層プラスチック構造物。
  10. 【請求項10】無機質充填材含有ポリオレフィン系樹脂
    層に添加した耐衝撃性向上成分がエチレン・α−オレフ
    ィン共重合物より成る樹脂であることを特徴とする請求
    項1〜3に記載に記載の易焼却多層プラスチック構造
    物。
  11. 【請求項11】無機質充填材含有ポリオレフィン系樹脂
    層に添加した耐衝撃性向上成分がプロピレン・α−オレ
    フィン共重合物より成る樹脂であることを特徴とする請
    求項1〜3に記載の易焼却多層プラスチック構造物。
JP21769293A 1993-09-01 1993-09-01 易焼却多層プラスチック構造物 Pending JPH0769335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21769293A JPH0769335A (ja) 1993-09-01 1993-09-01 易焼却多層プラスチック構造物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21769293A JPH0769335A (ja) 1993-09-01 1993-09-01 易焼却多層プラスチック構造物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0769335A true JPH0769335A (ja) 1995-03-14

Family

ID=16708232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21769293A Pending JPH0769335A (ja) 1993-09-01 1993-09-01 易焼却多層プラスチック構造物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0769335A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6089757A (en) * 1997-10-15 2000-07-18 Nsk Ltd. Rolling bearing unit with rotational speed sensor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6089757A (en) * 1997-10-15 2000-07-18 Nsk Ltd. Rolling bearing unit with rotational speed sensor
US6343878B1 (en) 1997-10-15 2002-02-05 Nsk Ltd. Rolling bearing unit with rotational speed sensor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0156005B1 (ko) 광택을 없앤 플라스틱 용기
US4774114A (en) Injection stretch blow container
CN101588970A (zh) 高光泽多层塑料容器
JPH01501299A (ja) プラスチツク製複合障壁構造体
JP2009241979A (ja) 容器
US5209958A (en) Multilayer laminates from blow moldable thermoplastic polyamide and polyvinyl alcohol resins
US20060135698A1 (en) Blends of medium density polyethylene with other polyolefins
JPH0769335A (ja) 易焼却多層プラスチック構造物
JPH0679842A (ja) 易焼却多層プラスチック構造物
JPS5929409B2 (ja) 多層構造物の製造方法
JP2014162495A (ja) 多層中空容器
JP3026892B2 (ja) 多層プラスチック構造物
JP2004276600A (ja) 接着用樹脂積層体および積層成形体
JP2023086539A (ja) 樹脂シート及び成形容器
JPH05293938A (ja) 多層プラスチック構造物
JP5428863B2 (ja) 高光沢多層プラスチック容器
JP7069876B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物及び樹脂成形体
JPH03115341A (ja) 中空成形容器
JP2895918B2 (ja) 液体充填用容器
JPH07195635A (ja) 多層構造体およびその製造方法
JP2024113946A (ja) 押出成形用エチレン系樹脂組成物
JPH05212834A (ja) 多層プラスチック構造物
JPH06106606A (ja) 多層プラスチック容器
JP2004136522A (ja) 中空成形品
JPH0671828A (ja) 多層プラスチック容器