JPH0770113A - 光学活性化合物、これを含む液晶組成物、それを有する液晶素子、それらを用いた表示方法及び表示装置 - Google Patents

光学活性化合物、これを含む液晶組成物、それを有する液晶素子、それらを用いた表示方法及び表示装置

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JPH0770113A
JPH0770113A JP5242160A JP24216093A JPH0770113A JP H0770113 A JPH0770113 A JP H0770113A JP 5242160 A JP5242160 A JP 5242160A JP 24216093 A JP24216093 A JP 24216093A JP H0770113 A JPH0770113 A JP H0770113A
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liquid crystal
chemical
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crystal composition
integer
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JP5242160A
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Ikuo Nakazawa
郁郎 中澤
Takao Takiguchi
隆雄 滝口
Takashi Iwaki
孝志 岩城
Gouji Tokanou
剛司 門叶
Yoko Yamada
容子 山田
Shinichi Nakamura
真一 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強誘電性液晶素子を実用することが出来る様
にする為に、応答速度を速く、しかもその応答速度の温
度依存性を低減させるのに効果的であり、又、コレステ
リック相でのらせんピッチを調節するのに効果的な光学
活性化合物、これを含む液晶組成物、特に強誘電性カイ
ラルスメクチック相を示す液晶組成物、該液晶組成物を
使用する液晶素子、それらを用いた表示方法及び表示装
置を提供すること。 【構成】 下記一般式(I)で示される光学活性化合
物、該化合物の少なくとも1種を含有する液晶組成物、
該液晶組成物を一対の電極基板間に配置してなる液晶素
子、並びにそれらを用いた表示方法及び表示装置。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な光学活性化合
物、それを含有する液晶組成物、それを有する液晶素
子、それらを用いた表示方法及び表示装置に関し、更に
詳しくは電界に対する応答特性が改善された新規な液晶
組成物、及びそれを使用した液晶表示素子や液晶−光シ
ャッター等に利用される液晶素子並びに該液晶素子を表
示に使用した表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、液晶は電気光学素子として種
々の分野で応用されている。現在実用化されている液晶
素子は殆どが、例えば、エム シャット(M.Schadt)と
ダブリュ ヘルフリッヒ(W.Helfrich)著“アプライド
フィジックス レターズ”("Applied Physics Lette
rs" Vo.18, No.4(1971.2.15)P.127〜128の"Voltage Dep
endent Optical Activity of a Twisted Nematic Liqui
d Crystal")に示されたTN(Twisted Nematic)型の液
晶を用いたものである。
【0003】これらは、液晶の誘電的配列効果に基づい
ており、液晶分子の誘電異方性の為に平均分子軸方向
が、加えられた電場により特定の方向に向く効果を利用
している。これらの素子の光学的な応答速度の限界はミ
リ秒であるといわれ、多くの応用の為には遅すぎる。一
方、大型平面ディスプレイへの応用では、価格及び生産
性等を考え合せると単純マトリクス方式による駆動が最
も有力である。単純マトリクス方式においては、走査電
極群と信号電極群とをマトリクス状に構成した電極構成
が採用され、その駆動の為には、走査電極群に順次周期
的にアドレス信号を選択印加し、信号電極群には所定の
情報信号をアドレス信号と同期させて並列的に選択印加
する時分割駆動方式が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、こ
の様な駆動方式の素子に前述したTN型の液晶を採用す
ると走査電極が選択され、信号電極が選択されない領
域、或いは走査電極が選択されず、信号電極が選択され
る領域(所謂“半選択点”)にも有限に電界がかかって
しまう。選択点にかかる電圧と、半選択点にかかる電圧
の差が充分に大きく、液晶分子を電界に垂直に配列させ
るのに要する電圧閾値がこの中間の電圧値に設定される
ならば、表示素子は正常に動作するわけであるが、走査
線数(N)を増加して行った場合、画面全体(1フレー
ム)を走査する間に一つの選択点に有効な電界がかかっ
ている時間(duty比)が1/Nの割合で減少してしま
う。
【0005】この為に、繰り返し走査を行った場合の選
択点と非選択点にかかる実効値としての電圧差は、走査
線数が増えれば増える程小さくなり、結果的には画像コ
ントラストの低下やクロストークが避け難い問題点とな
っている。この様な現象は、双安定性を有さない液晶
(電極面に対し、液晶分子が水平に配向しているのが安
定状態であり、電界が有効に印加されている間のみ垂直
に配向する)を時間的蓄積効果を利用して駆動する(即
ち、繰り返し走査する)時に生ずる本質的には避け難い
問題点である。この点を改良する為に、電圧平均化法、
2周波駆動法や、多重マトリクス法等が既に提案されて
いるが、いずれの方法でも不充分であり、表示素子の大
画面化や高密度化は、走査線数が充分に増やせないこと
によって頭打ちになっているのが現状である。
【0006】この様な従来型の液晶素子の欠点を改善す
るものとして、双安定性を有する液晶素子の使用がクラ
ーク(Clark)及びラガウェル(Lagerwall)により提案
されている(特開昭56−107216号公報、米国特
許第4367924号明細書等)。双安定性液晶として
は、一般にカイラルスメクティックC相(SmC*相)
又はH相(SmH*相)を有する強誘電性液晶が用いら
れる。この強誘電性液晶は電界に対して第1の光学的安
定状態と第2の光学的安定状態からなる双安定状態を有
し、従って、前述のTN型の液晶で用いられた光学変調
素子とは異なり、例えば、一方の電界ベクトルに対して
第1の光学的安定状態に液晶が配向し、他方の電界ベク
トルに対しては第2の光学的安定状態に液晶が配向され
ている。又、この型の液晶は、加えられる電界に応答し
て上記2つの安定状態のいずれかを取り、且つ電界の印
加のない時はその状態を維持する性質(双安定性)を有
する。
【0007】以上の様な双安定性を有する特徴に加え
て、強誘電性液晶は高速応答性であるという優れた特徴
を持つ。それは強誘電性液晶の持つ自発分極と印加電場
が直接作用して配向状態の転移を誘起する為であり、誘
電率異方性と電場の作用による応答速度より3〜4オー
ダー速い。この様に強誘電性液晶は極めて優れた特性を
潜在的に有しており、この様な性質を利用することによ
り、上述した従来のTN型素子の問題点の多くに対し
て、かなり本質的な改善が得られる。特に、高速光学光
シャッターや高密度、大画面ディスプレイへの応用が期
待される。この為、強誘電性を持つ液晶材料に関しては
広く研究がなされているが、現在までに開発された強誘
電性液晶材料は、低温作動特性及び高速応答性等を含め
て液晶素子に用いる十分な特性を備えているとは言い難
い。
【0008】ここで、応答時間τと自発分極の大きさP
s及び粘度ηの間には、下記の式(II)の関係が存在す
る。 (但し、Eは印加電界である) 従って、応答速度を速くするには、下記に挙げる方法が
ある。 (ア)自発分極の大きさPsを大きくする (イ)粘度ηを小さくする (ウ)印加電界Eを大きくする しかしながら、印加電界はIC等で駆動する為上限があ
り、出来るだけ低い方が望ましい。よって、実際には粘
度ηを小さくするか、自発分極の大きさPsの値を大き
くする必要がある。
【0009】一般的に自発分極の大きい強誘電性カイラ
ルスメクチック液晶化合物においては、自発分極のもた
らすセルの内部電界も大きく、双安定状態をとり得る素
子構成への制約が多くなる傾向にある。又、いたずらに
自発分極を大きくしても、それに従って粘度も大きくな
る傾向にあり、結果的には応答速度はあまり速くならな
いことが考えられる。又、実際のディスプレイとしての
使用温度範囲が、例えば、5〜40℃程度とした場合、
応答速度の変化が一般に20倍程もあり、駆動電圧及び
周波数による調節の限界を越えているのが現状である。
以上述べた様に、強誘電性液晶素子を実用化する為に
は、大きな自発分極と低い粘性による高速応答性を有
し、且つ応答速度の温度依存性の小さなカイラルスメク
チック相を示す液晶組成物が要求される。
【0010】更に、ディスプレイの均一なスイッチン
グ、良好な視覚特性、低温保存性、駆動ICへの負荷の
軽減等の為に、液晶組成物の自発分極、カイラルスメク
チックCピッチ、Chピッチ、液晶相をとる温度範囲、
光学異方性、チルト角及び誘電異方性等を適正化する必
要がある。又、優れた画質を持つ表示装置を実現する為
には、使用される液晶材料の配向特性は重要な課題とな
る。一般にSmC*液晶材料は、ジグザグ欠陥や液晶セル
中のギャップ保持材(例えばスペーサービーズ等)周辺
で配向欠陥が生じ易いという特徴がある。この配向欠陥
は、SmC*液晶材料の特徴である双安定性を低下さ
せ、又、画像及びコントラストを低下させ、更にはクロ
ストークの増大を招く要因となる。その為、配向欠陥の
少ない均一なモノドメイン配向となる特性を有する液晶
材料が望ましい。
【0011】従って、本発明の目的は、前述の強誘電性
液晶素子を実用することが出来る様にする為に、応答速
度を速く、しかもその応答速度の温度依存性を低減させ
るのに効果的であり、又、コレステリック相でのらせん
ピッチを調節するのに効果的な光学活性化合物、これを
含む液晶組成物、特に強誘電性カイラルスメクチック相
を示す液晶組成物、該液晶組成物を使用する液晶素子、
それらを用いた表示方法及び表示装置を提供することに
ある。
【0012】
【問題点を解決するための手段】上記目的は以下の本発
明によって達成される。即ち、本発明は、下記一般式
(I)で示される光学活性化合物、該化合物の少なくと
も1種を含有する液晶組成物、該液晶組成物を一対の電
極基板間に配置してなる液晶素子、並びにそれらを用い
た表示方法及び表示装置である。
【化19】 (式中、R 1はH、ハロゲン、CN又は炭素原子数1〜
18の直鎖状、分岐状又は環状のアルキル基であり、該
アルキル基中の1つ若しくは隣接しない2つ以上のメチ
レン基は、下記に挙げる式によって置き換えられていて
もよい。
【化20】 ここで、YはO又はSを示し、Wはハロゲン、CF3 又
はCNを示す。又、一般式(I)中、mは0又は1であ
る。A1 及びA2 は下記の群から夫々独立に選ばれる。
【化21】 ここで、P1 及びP2 は、H、ハロゲン、CH3 、CF
3 又はCNを示す。A3 は、下記の群から選ばれる。
【化22】 *は光学活性であることを示す。)
【0013】
【作用】本発明者らは、上記従来技術の問題点を解決す
る為鋭意研究の結果、一般式(I)で示される新規な光
学活性化合物中のメソーゲン基中のエステル及びオキシ
メチレン等の結合子が粘度を増加させる為、本発明の光
学活性化合物を含む強誘電性カイラルスメクチック液晶
組成物及びそれを使用した液晶素子により、コレステリ
ックピッチの調節による良好な配向性、高速応答性及び
応答速度の温度依存性の軽減等の諸特性の改良がなさ
れ、良好な表示特性が得られることを知見して本発明に
至った。又、本発明の光学活性化合物は、他の光学活性
化合物との相溶性に優れ、液晶混合物としての自発分
極、カイラルスメクチックCピッチ、液晶相をとる温度
範囲、光学異方性、チルト角及び強誘電異方性等の調整
に使用することも可能である。
【0014】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に詳細に説明する。前記一般式(I)で示され
る本発明の光学活性化合物のうち、好ましい化合物とし
て、X1が単結合である下記(Ia)及び(Ib)で示
される化合物が挙げられる。
【化23】 (式中、R 1はH、ハロゲン、CN又は炭素原子数1〜
18の直鎖状、分岐状又は環状のアルキル基であり、該
アルキル基中の1つ若しくは隣接しない2つ以上のメチ
レン基は、下記に挙げる式によって置き換えられていて
もよい。
【化24】 ここで、YはO又はSを示し、Wはハロゲン、CF3 又
はCNを示す。
【0015】又、一般式(I)中、A1 及びA2 は下記
の群から夫々独立に選ばれる。
【化25】 ここで、P1 及びP2 は、H、ハロゲン、CH3、CF
3 又はCNを示す。A3は、下記の群から選ばれる。
【化26】 *は光学活性であることを示す。)
【0016】又、前記した(Ia)及び(Ib)で示さ
れる化合物のうち、液晶相の温度幅、混和性、粘性及び
配向性等の観点から、更に好ましい化合物として(Ia
a)〜(Ibd)が挙げられる。
【化27】
【0017】(これらの式中、R 1はH、ハロゲン、C
N又は炭素原子数1〜18の直鎖状、分岐状又は環状の
アルキル基であり、該アルキル基中の1つ若しくは隣接
しない2つ以上のメチレン基は、下記に挙げる式によっ
て置き換えられていてもよい。
【化28】 ここで、YはO又はSを示し、Wはハロゲン、CF3又
はCNを示す。更に、式中のP1 、P2 、P3 及びP4
は、H、ハロゲン、CH3 、CF3 又はCNを示す。
又、A3 は、下記の群から選ばれる。
【化27】 *は光学活性であることを示す。)
【0018】又、R 1は好ましくは下記(i)〜(i
v)から選ばれる。
【化28】 (但し、l(エル)は3〜12の整数を示す。X
3 は、
【0019】
【化29】 (但し、mは0〜6の整数、nは1〜8の整数を示す。
X3は、、
【化30】 又、光学活性であってもよい。)
【0020】
【化31】 (但し、rは0〜6の整数、sは0又は1、tは1〜1
2の整数を示す。X3は、
【化32】 又、光学活性であってもよい。)
【0021】
【化33】 (但し、uは0又は1、vは1〜14の整数を示す。X
3は、
【化34】 又、*は光学活性であることを示す。)
【0022】次に、前記一般式(I)で示される光学活
性化合物の一般的な合成法を示す。
【化35】
【0023】
【化36】
【0024】(ここで、mは0又は1である。A1及び
A2は、
【化37】 から夫々独立に選ばれる。P1及びP2は、H、ハロゲ
ン、CH3、CF3又はCNを示す。X1は、
【化38】
【0025】又、一般式(I)で表される本発明の光学
活性化合物の好ましい具体的な構造式を以下に示す。
【化39】
【0026】
【化40】
【0027】
【化41】
【0028】
【化42】
【0029】
【化43】
【0030】
【化44】
【0031】
【化45】
【0032】
【化46】
【0033】
【化47】
【0034】
【化48】
【0035】
【化49】
【0036】
【化50】
【0037】
【化51】
【0038】
【化52】
【0039】
【化53】
【0040】
【化54】
【0041】
【化55】
【0042】
【化56】
【0043】本発明の液晶組成物は、前記一般式(I)
で示される光学活性化合物の少なくとも1種と他の液晶
性化合物1種以上とを適当な割合で混合することにより
得ることが出来る。又、本発明による液晶組成物は強誘
電性液晶組成物、特に強誘電性カイラルスメクチック液
晶組成物であることが好ましい。本発明で用いる他の液
晶性化合物を一般式(III)〜(XIII)で次に示す。
【0044】
【化57】
【0045】
【化58】
【0046】
【化59】
【0047】
【化60】
【0048】ここで、R1’及びR2’は炭素数1〜18
の直鎖状又は分岐状のアルキル基であり、該アルキル基
中の1つ若しくは隣接しない2つ以上の−CH2−基
は、−CHハロゲン−によって置き換えられていてもよ
い。更に、X1’及びX2’と直接結合する−CH2−基
を除く1つ若しくは隣接しない2つ以上の−CH2−基
は、
【化61】 に置き換えられていてもよい。但し、R1’又はR2’が
1個のCH2基を
【化62】 で置き換えたハロゲン化アルキルである場合、R1’又
はR2’は環に対して単結合で結合しない。
【0049】又、R1’及びR2’の好ましいものを以下
に示す。 i)炭素数1〜15の直鎖アルキル基
【化63】 p:0〜5の整数、 q:2〜11の整数 光学活性でもよい。
【0050】
【化64】 r:0〜6の整数、 s:0又は1、 t:1〜1
4の整数 光学活性でもよい。
【化65】 u:0又は1、 v:1〜16の整数
【0051】
【化66】 w:1〜15の整数 光学活性でもよい。
【化67】 x:0〜2の整数、 y:1〜15の整数
【0052】
【化68】 z:1〜15の整数
【化69】 A:0〜2の整数、 B:1〜15の整数 光学活性でもよい。
【0053】
【化70】 C:0〜2の整数、 D:1〜15の整数 光学活性でもよい。
【0054】x) H xi) F
【0055】(IIIa)〜(IIId)の更に好ましい化合物
として(IIIaa)〜(IIIdc)が挙げられる。
【0056】
【化71】
【0057】
【化72】
【0058】(IVa)〜(IVc)の更に好ましい化合物と
して、下記の(IVaa)〜(IVcb)が挙げられる。
【化73】
【0059】(Va)及び(Vb)の更に好ましい化合物と
して、下記の(Vaa)〜(Vbf)が挙げられる。
【0060】
【化74】
【0061】
【化75】
【0062】(VIa)〜(VIf)の更に好ましい化合物と
して、下記の(VIaa)〜(VIfa)が挙げられる。
【0063】
【化76】
【0064】
【化77】
【0065】(VII)のより好ましい化合物として、下
記の(VIIa)及び(VIIb)が挙げられる。
【化78】
【0066】(VIII)のより好ましい化合物として、下
記の(VIIIa)及び(VIIIb)が挙げられる。
【化79】
【0067】(VIIIb)の更に好ましい化合物として、
下記の(VIIIba)及び(VIIIbb)が挙げられる。
【化80】 ここで、R' 3及びR' 4は炭素数1〜18の直鎖状又は分
岐状のアルキル基であり、該アルキル基中の1つ若しく
は隣接しない2つ以上の−CH2−基は、−CHハロゲ
ン−によって置き換えられていてもよい。更に、X' 1及
びX' 2と直接結合する−CH2−基を除く1つ若しくは
隣接しない2つ以上の−CH2−基は、
【化81】 に置き換えられていてもよい。但し、R3’又はR4’が
1個の−CH2−基を−CHハロゲン−で置き換えたハ
ロゲン化アルキルである場合、R3’又はR4’は環に対
して単結合で結合しない。
【0068】更にR3’及びR4’の好ましいものを以下
に示す。 i)炭素数1〜15の直鎖アルキル基
【化82】 p:0〜5の整数、 q:2〜11の整数 光学活性でもよい。
【化83】 r:0〜6の整数、 s:0又は1、 t:1〜1
4の整数 光学活性でもよい。
【0069】
【化84】 u:0又は1、 v:1〜16の整数
【化85】 w:1〜15の整数 光学活性でもよい。
【0070】
【化86】 A:0〜2の整数、 B:1〜15の整数 光学活性でもよい。
【化87】 C:0〜2の整数、 D:1〜15の整数 光学活性でもよい。
【0071】
【化88】
【0072】
【化89】
【0073】
【化90】
【0074】(IX)の好ましい化合物として下記の(IX
a)〜(IXc)が挙げられる。
【化91】
【0075】(X)の好ましい化合物として下記の(X
a)及び(Xb)が挙げられる。
【化92】
【0076】(XII)の好ましい化合物として下記の(X
IIa)〜(XIIf)が挙げられる。
【化93】
【0077】(XIII)の好ましい化合物として、下記の
(XIIIa)〜(XIIIe)が挙げられる。
【化94】
【0078】(IXa)〜(IXc)の更に好ましい化合物と
して、下記の(IXaa)〜(IXcc)が挙げられる。
【0079】
【化95】
【0080】
【化96】
【0081】(Xa)及び(Xb)の更に好ましい化合物と
して、下記の(Xaa)〜(Xbb)が挙げられる。
【化97】
【0082】(XI)のより好ましい化合物として、下記
の(XIa)〜(XIg)が挙げられる。
【0083】
【化98】
【0084】(XIIa)〜(XIIf)の更に好ましい化合物
として、下記の(XIIaa)〜(XIIfc)が挙げられる。
【0085】
【化99】
【0086】
【化100】
【0087】ここで、R5’及びR6’は炭素数1〜18
の直鎖状又は分岐状のアルキル基であり、該アルキル基
中のX1及びX2と直接結合する−CH2−基を除く1つ
若しくは隣接しない2つ以上の−CH2−基は、
【化101】 に置き換えられていてもよい。
【0088】更にR5’及びR6’の好ましいものを以下
に示す。 i)炭素数1〜15の直鎖アルキル基
【化102】 p:0〜5の整数、 q:2〜11の整数 光学活性でもよい。
【化103】 r:0〜6の整数、 s:0又は1、 t:1〜1
4の整数 光学活性でもよい。
【0089】
【化104】 w:1〜15の整数 光学活性でもよい。
【0090】
【化105】 A:0〜2の整数、 B:1〜15の整数 光学活性でもよい。
【化106】 C:0〜2の整数、 D:1〜15の整数 光学活性でもよい。
【0091】本発明の光学活性化合物と、1種以上の上
述の液晶性化合物、或は液晶組成物とを混合する場合、
混合して得られた液晶組成物中に占める本発明の光学活
性化合物の割合は1重量%〜80重量%、好ましくは1
重量%〜60重量%、更に好ましくは、1重量%〜40
重量%とする。又、本発明の光学活性化合物を2種以上
用いる場合は、混合して得られた液晶組成物中に占める
本発明の光学活性化合物2種以上の混合物の割合も、1
重量%〜80重量%、好ましくは1重量%〜60重量
%、更に好ましくは、1重量%〜40重量%とする。更
に、本発明による強誘電性の液晶素子における強誘電性
液晶層は、先に示した様にして作成した強誘電性の液晶
組成物を真空中で等方性液体温度まで加熱し、これを素
子セル中に封入し、徐々に冷却して液晶層を形成させて
常圧に戻すことが好ましい。
【0092】図1は強誘電性液晶素子の構成の説明の為
に、強誘電性液晶層を有する本発明の液晶素子の1例を
示す断面概略図である。図1において符号の1は強誘電
性液晶層、2はガラス基板、3は透明電極、4は絶縁性
配向制御層、5はスペーサー、6はリード線、7は電
源、8は偏光板、9は光源を示している。2枚のガラス
基板2には、夫々In2O3、SnO2或はITO(イン
ジウムチン オキサイド;Indium Tin Oxide)等の薄膜
から成る透明電極3が被覆されている。その上にポリイ
ミドの様な高分子の薄膜をガーゼやアセテート植毛布等
でラビングして、液晶をラビング方向に並べる絶縁性配
向制御層4が形成されている。
【0093】本発明の液晶素子における絶縁性配向制御
層4には、例えば、シリコン窒化物、水素を含有するシ
リコン炭化物、シリコン酸化物、硼素窒化物、水素を含
有する硼素窒化物、セリウム酸化物、アルミニウム酸化
物、ジルコニウム酸化物、チタン酸化物やフッ化マグネ
シウム等の無機物質絶縁層を形成し、その上にポリビニ
ルアルコール、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエ
ステルイミド、ポリパラキシレン、ポリエステル、ポリ
カーボネート、ポリビニルアセタール、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ酢酸ビニル、ポリアミド、ポリスチレン、セル
ロース樹脂、メラミン樹脂、ユリヤ樹脂、アクリル樹脂
やフォトレジスト樹脂等の有機絶縁物質を用いて配向制
御層とする。又、絶縁性配向制御層4は、2層構成とし
てもよく、更に、無機物質絶縁性配向制御層或は有機物
質絶縁性配向制御層単層であってもよい。
【0094】又、本発明の液晶素子における絶縁性配向
制御層4は、無機絶縁系物質を用いた場合には蒸着法等
で形成することが出来、有機絶縁系物質を用いた場合に
は、有機絶縁物質を溶解させた溶液、又はその前駆体溶
液(溶剤に0.1〜20重量%、好ましくは0.2〜1
0重量%)を用いて、スピンナー塗布法、浸漬塗布法、
スクリーン印刷法、スプレー塗布法、ロール塗布法等で
塗布し、所定の硬化条件下(例えば、加熱下)で硬化さ
せて形成することが出来る。この時、絶縁性配向制御層
4の層厚は通常10Å〜1μm、好ましくは10Å〜3
000Å、更に好ましくは10Å〜1000Åとする。
【0095】本発明の液晶素子において、上記処理を施
した2枚のガラス基板2はスペーサー5によって任意の
間隔に保たれている。例えば、所定の直径を持つシリカ
ビーズやアルミナビーズをスペーサーとしてガラス基板
2枚で挟持し、その周囲をシール材、例えば、エポキシ
系接着剤を用いて密封する方法がある。その他、本発明
のスペーサー5には、例えば、高分子フィルムやガラス
ファイバーを使用してもよい。この様にして形成される
2枚のガラス基板2の間に強誘電性液晶が封入されてい
る。
【0096】強誘電性液晶が封入された強誘電性液晶層
1の厚みは、一般には0.5〜20μm、好ましくは1
〜5μmである。又、透明電極3から結ばれるリード線
によって外部の電源7に接続されている。又、ガラス基
板2の外側には偏光板8が貼り合わせてある。図1に示
す液晶素子は透過型なので光源9を備えている。
【0097】図2は本発明の強誘電性液晶素子の動作説
明の為に、セルの例を模式的に描いたものである。21
aと21bは夫々In2O3、SnO2或はITO(Indiu
m-Tin Oxide)等の薄膜から成る透明電極で被覆された
基板(ガラス板)である。これらの基板21aと21b
との間に、液晶分子層22がガラス基板21の面に垂直
になる様に配向したSmC*相又はSmH*相の液晶が封入
されている。又、23は液晶分子を表わしており、この
液晶分子23はその分子に直交した方向に双極子モーメ
ント(P⊥)24を有している。基板21aと21b上
の電極間に一定の閾値以上の電圧を印加すると、液晶分
子23のらせん構造がほどけ、双極子モーメント(P
⊥)24が全て電界方向に向く様に、液晶分子23は配
向方向を変えることが出来る。液晶分子23は細長い形
状を有しており、その長軸方向と短軸方向で屈折率異方
性を示し、従って、例えば、ガラス面の上下に互いにク
ロスニコルの偏光子を置けば、電圧印加極性によって光
学特性が変わる液晶光学変調素子となることは容易に理
解される。
【0098】本発明における光学変調素子で、好ましく
用いられる液晶セルは、その厚さを充分に薄く(例え
ば、10μm以下)することが出来る。この結果として
液晶層が薄くなるに従い、図3に示す様に電界を印加し
ていない状態でも液晶分子のらせん構造がほどけ、その
双極子モーメントPa又はPbは、上向き(34a)又
は下向き(34b)のどちらかの状態をとる。この様な
セルに、図3に示す如く一定の閾値以上の極性の異なる
電界Ea又はEbを電圧印加手段31aと31bとによ
り付与すると、双極子モーメントは電界Ea又はEbの
電界ベクトルに対応して上向き34a又は下向き34b
と向きを変え、それに応じて液晶分子は、第1の安定状
態33a、或は第2の安定状態33bの何れか一方に配
向する。
【0099】上記の手順により作成された本発明の強誘
電性液晶素子を、光学変調素子として用いることの利点
は先にも述べたが2つある。その第1は、応答速度が極
めて速いことであり、第2は液晶分子の配向が双安定性
を有することである。第2の点を、例えば、図3によっ
て更に説明すると、電界Eaを印加すると液晶分子は第
1の安定状態33aに配向するが、この状態で電界を切
っても安定である。又、逆向きの電界Ebを印加する
と、液晶分子は第2の安定状態33bに配向してその分
子の向きを変えるが、やはり電界を切ってもこの状態に
留っている。又、与える電界Ea或はEbが一定の閾値
を越えない限り、夫々前の配向状態にやはり維持されて
いる。
【0100】本発明の液晶素子を表示パネル部に使用
し、図4及び図5に示した走査線アドレス情報をもつ画
像情報なるデータフォーマット及びSYNC信号による
通信同期手段をとることにより、本発明の液晶表示装置
を実現する。画像情報の発生は、本体装置側のグラフィ
ックスコントローラ102にて行われ、図4及び図5に
示した信号転送手段に従って、表示パネル103に転送
される。グラフィックスコントローラ102は、CPU
(中央演算処理装置、以下GCPU112と略す)及び
VRAM(画像情報格納用メモリ)114を核に、ホス
トCPU113と液晶表示装置101間の画像情報の管
理や通信をつかさどっており、本発明において使用する
制御方法は主にこのグラフィックスコントローラ102
上で実現されるものである。尚、該表示パネルの裏面に
は、光源が配置されている。
【0101】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。 実施例1 光学活性2−(4−オクチルフェニル)−5−(テトラ
ヒドロフラン−2−イル)−1,3,4−チアジアゾー
ル(例示化合物I−81)の製造 下記の製造工程に従い、光学活性2−(4−オクチルフ
ェニル)−5−(テトラヒドロフラン−2−イル)−
1,3,4−チアジアゾール(例示化合物I−81)を
製造した。
【0102】
【化107】
【0103】工程1:光学活性N−2−テトラヒドロフ
ラノイル−N’−4−オクチルベンゾイルヒドラジンの
製造 S−(−)−テトラヒドロフラン−2−カルボン酸0.
21gに5mlの塩化チオニルを加え、溶解させ、40
℃に加熱した後、残留している塩化チオニルを真空除去
した。これに、4−オクチルベンゾイルヒドラジド0.
45gをジオキサン2mlに溶解させた溶液を滴下し、
その後ピリジン20mlを加え、室温で一晩撹拌して反
応させた。その後、反応溶液を氷水に注入し、酢酸エチ
ルを用いて抽出し、得られた有機層を水洗し、無水硫酸
ナトリウムで脱水後、溶媒を留去して、半固体状の反応
生成物を得た。得られた生成物を、トルエン/酢酸エチ
ル=3/1を移動相とするシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで精製し、0.45gの光学活性N−2−テト
ラヒドロフラノイル−N'−4−オクチルベンゾイルヒ
ドラジンを得た。
【0104】工程2:光学活性2−(4−オクチルフェ
ニル)−5−(テトラヒドロフラン−2−イル)−1,
3,4−チアジアゾールの製造 工程1で得られた光学活性N−2−テトラヒドロフラノ
イル−N’−4−オクチルベンゾイルヒドラジン0.4
5gをテトラヒドロフラン3mlに溶解した溶液中に、
ローエソン試薬0.58gを加え、2時間加熱還流し
た。その後、水150mlを加え、ジクロロメタンで有
機層を抽出し、得られた有機層を水洗し、無水硫酸ナト
リウムで脱水後、溶媒を留去し、液状の反応生成物を得
た。この生成物をトルエンを移動相とするシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで精製し、0.36gの光学活
性2−(4−オクチルフェニル)−5−(テトラヒドロ
フラン−2−イル)−1,3,4−チアジアゾール(I
−81)を得た。
【0105】得られた化合物の相転移温度を以下に示
す。
【0106】実施例2 光学活性2−[4−(5−デシルピリミジン−2−イ
ル)−フェニル]−5−(テトラヒドロフラン−2−イ
ル)−1,3,4−チアジアゾール(例示化合物I−
7)の製造
【0107】下記の工程に従い、光学活性2−[4−
(5−デシピリミジン−2−イル)−フェニル]−5−
(テトラヒドロフラン−2−イル)−1,3,4−チア
ジアゾールを製造した。
【0108】
【化108】
【0109】工程1:4−(5−デシルピリミジン−2
−イル)安息香酸メチルの製造 4−(5−デシルピリミジン−2−イル)安息香酸1.
5gをメタノール20mlで溶解した溶液に、塩化ホス
ホリル5mlを滴下して4時間加熱還流を行った。その
後、0℃まで冷却し、結晶を析出させ、これを濾別し、
4−(5−デシルピリミジン−2−イル)安息香酸メチ
ル1.13gを得た。
【0110】工程2:4−(5−デシルピリミジン−2
−イル)ベンゾイルヒドラジドの製造 工程1で得られた4−(5−デシルピリミジン−2−イ
ル)安息香酸メチル1.13gをエタノール4.0ml
に溶解させた溶液に、抱水ヒドラジン0.5gを加え、
4.5時間加熱還流により反応させた後、放冷し、析出
した結晶を濾取した。更に、酢酸エチルで再結晶を行
い、1.05gの4−(5−デシルピリミジン−2−イ
ル)ベンゾイルヒドラジドを得た。
【0111】工程3:光学活性N−(テトラヒドロフラ
ン−2−イル)−N'−4−(5'−デシル−2'−ピリ
ミジル)ベンゾイルヒドラジンの製造 R−(+)−テトラヒドロフラン−2−カルボン酸0.
16gに塩化チオニル1mlを加え、90℃で30分間
加熱還流した後、過剰分の塩化チオニルを真空除去し、
室温まで放冷した。これに、工程2で得られた4−(5
−デシルピリミジン−2−イル)ベンゾイルヒドラジド
0.50gを5mlのジオキサンと0.33gのピリジ
ンで溶解した溶液を滴下し、室温で1時間撹拌した。そ
の後、反応溶液を氷水に注入し、析出した結晶を濾取し
て、0.61gの光学活性N−(テトラヒドロフラン−
2−イル)−N'−4−(5'−デシル−2'−ピリミジ
ル)ベンゾイルヒドラジンを得た。
【0112】工程4:光学活性2−(テトラヒドロフラ
ン−2−イル)−[4'−(5−デシル−2−ピリミジ
ル)−フェニル]−1,3,4−チアジアゾールの製造 工程3で得られた光学活性N−(テトラヒドロフラン−
2−イル)−N'−4−(5'−デシル−2'−ピリミジ
ル)ベンゾイルヒドラジン0.61gのテトラヒドロフ
ラン溶液5mlに、室温にてローエソン試薬0.60g
を10分間で添加した。その後、70℃で1時間加熱還
流して反応させた後、反応溶液を氷水に注入し、0℃で
氷冷して結晶を析出させた。析出した結晶を濾取し、カ
ラムクロマトグラフィー(移動相:トルエン、固定相:
シリカゲル)で精製し、目的の光学活性2−(テトラヒ
ドロフラン−2−イル)−[4'−(5−デシル−2−
ピリミジル)−フェニル]−1,3,4−チアジアゾー
ル0.23gを得た。
【0113】得られた化合物の相転移温度を以下に示
す。
【0114】実施例3 実施例2で製造した例示化合物I−7を含む下記化合物
を各々下記の重量部で混合し、液晶組成物Aを作成し
た。
【0115】
【化109】
【0116】
【化110】
【0117】この液晶組成物Aは、下記の相転移温度を
示す。
【0118】実施例4 2枚の0.7mm厚のガラス板を用意し、夫々のガラス
板上にITO膜を形成し、電圧印加電極を作成し、更に
この上にSiO2を蒸着させ絶縁層とした。係るガラス
板上にシランカップリング剤[信越化学(株)製:KB
M−602]の0.2%イソプロピルアルコール溶液を
回転数2,000r.p.m.のスピンナーで15秒間
塗布し、表面処理を施した。この後120℃にて20分
間加熱乾燥処理を施した。次に上記表面処理を行なった
ITO膜付きのガラス板上にポリイミド樹脂前駆体[東
レ(株):SP−510]の1.5%ジメチルアセトア
ミド溶液を回転数2,000r.p.m.のスピンナー
で15秒間塗布した。成膜後、60分間、300℃で加
熱縮合焼成処理を施した。この時のポリイミド塗膜の膜
厚は約250Åであった。
【0119】更に焼成後の被膜にアセテート植毛布によ
るラビング処理を行った後、イソプロピルアルコール液
で洗浄し、平均粒径2μmのアルミナビーズを一方のガ
ラス板上に散布した後、夫々のラビング処理軸が互いに
平行となる様にし、接着シール剤[チッソ(株)製:リ
クソンボンド]を用いてガラス板を貼り合わせ、60分
間、100℃にて加熱乾燥しセルを作製した。このセル
に実施例3で混合した液晶組成物Aを等方性液体状態で
注入し、等方相から20℃/hで25℃まで徐冷するこ
とにより、本実施例の強誘電性液晶素子を作成した。こ
のセルのセル厚をベレック位相板によって測定したとこ
ろ、約2μmであった。
【0120】上記方法により作成した本実施例の強誘電
性液晶素子を用いて、自発分極の大きさPsとピーク・
トゥー・ピーク電圧Vpp=20Vの電圧印加により、
直交ニコル下での光学的な応答(透過光量変化0〜90
%)を検知して、10℃、30℃及び40℃における応
答速度(以後光学応答速度という)を測定した。測定結
果を以下に示す。 10℃ 30℃ 40℃ 応答速度 377μsec 116μsec 68μsecPs 2.9nC/cm2 2.0nC/cm2 1.5nC/cm2
【0121】実施例5 下記化合物を各々下記の重量部で混合し、液晶組成物B
を作成した。
【化111】
【0122】
【化112】
【0123】更に、この液晶組成物Bに対して、以下に
示す例示化合物を各々以下に示す重量部で混合し、本実
施例の液晶組成物Cを作成した。
【0124】
【化113】
【0125】次に、この様にして作成された液晶組成物
Cをセル内に注入する以外は実施例4と全く同様の方法
で強誘電性液晶素子を作成し、10℃、25℃及び40
℃における光学応答速度を測定した。測定結果を以下に
示す。 10℃ 25℃ 40℃ 応答速度 436μsec 212μsec 114μsec
【0126】比較例1 実施例5で混合した液晶組成物Bをセル内に注入する以
外は、実施例4と全く同様の方法で強誘電性液晶素子を
作成し、10℃、25℃及び40℃における光学応答速
度を測定した。測定結果を以下に示す。 10℃ 25℃ 40℃ 応答速度 784μsec 373μsec 197μsec
【0127】実施例6 実施例5で使用した例示化合物I−2及びI−4の代わ
りに以下に示す例示化合物を各々以下に示す重量部で混
合し、本実施例の液晶組成物Dを作成した。
【0128】
【化114】
【0129】次に、この様にして作成した液晶組成物D
を用いた以外は、実施例4と全く同様の方法で強誘電性
液晶素子を作成し、実施例4と同様の方法で10℃、2
5℃及び40℃における光学応答速度を測定した。測定
結果を以下に示す。 10℃ 25℃ 40℃ 応答速度 417μsec 202μsec 108μsec
【0130】実施例7 実施例5で使用した例示化合物I−2及びI−4の代わ
りに以下に示す例示化合物を各々以下に示す重量部で混
合し、液晶組成物Eを作成した。
【0131】
【化115】
【0132】次に、この様にして作成された液晶組成物
Eを用いた以外は、実施例4と全く同様の方法で強誘電
性液晶素子を作成し、実施例4と同様の方法で10℃、
25℃及び40℃における光学応答速度を測定した。測
定結果を以下に示す。 10℃ 25℃ 40℃ 応答速度 429μsec 208μsec 111μsec
【0133】実施例8 下記の化合物を各々下記の重量部で混合し、液晶組成物
Fを作成した。
【0134】
【化116】
【0135】
【化117】
【0136】更に、この液晶組成物Fに対して、以下に
示す例示化合物を各々以下に示す重量部で混合し、本実
施例の液晶組成物Gを作成した。
【0137】
【化118】
【0138】次に、この様にして形成した液晶組成物G
をセル内に注入する以外は実施例4と全く同様の方法で
強誘電性液晶素子を作成し、10℃、25℃及び40℃
における光学応答速度を測定した。測定結果を以下に示
す。 10℃ 25℃ 40℃ 応答速度 357μsec 173μsec 87μsec 又、本実施例の液晶素子内の均一配向性は良好であり、
モノドメイン状態が得られた。更に、本実施例の液晶素
子は、駆動時において明瞭なスイッチング動作が観察さ
れ、電圧印加を止めた際の双安定性も良好であった。
【0139】比較例2 実施例8で混合した液晶組成物Fをセル内に注入する以
外は実施例4と全く同様の方法で強誘電性液晶素子を作
成し、10℃、25℃及び40℃における光学応答速度
を測定した。測定結果を以下に示す。 10℃ 25℃ 40℃ 応答速度 653μsec 317μsec 159μsec
【0140】実施例9 実施例8で使用した例示化合物I−57及びI−14の
代わりに以下に示す例示化合物を各々以下に示す重量部
で混合し、本実施例の液晶組成物Hを作成した。
【0141】
【化119】
【0142】次に、この液晶組成物Hを用いた以外は実
施例4と全く同様の方法で強誘電性液晶素子を作成し、
10℃、25℃及び40℃における光学応答速度を測定
し、スイッチング状態等を観察した。測定結果を以下に
示す。 10℃ 25℃ 40℃ 応答速度 341μsec 168μsec 86μsec 又、本実施例の液晶素子内の均一配向性は良好であり、
モノドメイン状態が得られた。
【0143】実施例10 実施例8で使用した例示化合物I−57及びI−14の
代わりに以下に示す例示化合物を各々以下に示す重量部
で混合し、本実施例の液晶組成物Iを作成した。
【0144】
【化120】
【0145】次に、この様にして形成した液晶組成物I
を用いた以外は実施例4と全く同様の方法で強誘電性液
晶素子を作成し、10℃、25℃及び40℃における光
学応答速度を測定し、スイッチング状態等を観察した。
測定結果を以下に示す。 10℃ 25℃ 40℃ 応答速度 336μsec 167μsec 85μsec 又、本実施例の液晶素子内の均一配向性は良好であり、
モノドメイン状態が得られた。
【0146】実施例11 下記化合物を各々下記の重量部で混合し、液晶組成物J
を作成した。
【0147】
【化121】
【0148】
【化122】
【0149】
【化123】
【0150】更に、この液晶組成物Jに対して、以下に
示す例示化合物を各々以下に示す重量部で混合し、本実
施例の液晶組成物Kを作成した。
【0151】
【化124】
【0152】次に、この液晶組成物Kを用いた以外は実
施例4と全く同様の方法で強誘電性液晶素子を作成し、
10℃、25℃及び40℃における光学応答速度を測定
し、スイッチング状態等を観察した。測定結果を以下に
示す。 10℃ 25℃ 40℃ 応答速度 369μsec 188μsec 101μsec 又、本実施例の液晶素子内の均一配向性は良好であり、
モノドメイン状態が得られた。
【0153】比較例3 実施例11で混合した液晶組成物Jをセル内に注入する
以外は実施例4と全く同様の方法で強誘電性液晶素子を
作成し、10℃、25℃及び40℃における光学応答速
度を測定した。光学応答速度の測定結果を以下に示す。 10℃ 25℃ 40℃ 応答速度 668μsec 340μsec 182μsec
【0154】実施例12 実施例11で使用した例示化合物I−85及びI−6の
代わりに、以下に示す例示化合物を各々以下に示す重量
部で混合し、本実施例の液晶組成物Lを作成した。
【0155】
【化125】
【0156】次に、この液晶組成物Lを用いた以外は実
施例4と全く同様の方法で強誘電性液晶素子を作成し、
10℃、25℃及び40℃における光学応答速度を測定
した。測定結果を以下に示す。 10℃ 25℃ 40℃ 応答速度 357μsec 183μsec 99μsec
【0157】実施例13 実施例11で使用した例示化合物I−85及びI−6の
代わりに、以下に示す例示化合物を各々以下に示す重量
部で混合し、本実施例の液晶組成物Mを作成した。
【0158】
【化126】
【0159】次に、この液晶組成物Mを用いた以外は実
施例4と全く同様の方法で強誘電性液晶素子を作成し、
実施例4と同様の方法で、10℃、25℃及び40℃に
おける光学応答速度を測定した。測定結果を以下に示
す。 10℃ 25℃ 40℃ 応答速度 352μsec 181μsec 98μsec
【0160】実施例5〜実施例13より明らかな様に、
本発明による液晶組成物C、D、E、G、H、I、K、
L及びMを含有する強誘電性液晶素子は、低温における
作動特性、高速応答性が改善され、又、応答速度の温度
依存性も軽減されたものとなっている。
【0161】実施例14 実施例4で使用したポリイミド樹脂前駆体1.5%ジメ
チルアセトアミド溶液に代えて、ポリビニルアルコール
樹脂(クラレ(株)製:PUA−117)2%水溶液を
用いた以外は実施例4と全く同様の方法で強誘電性液晶
素子を作成し、実施例4と同様の方法で10℃、25℃
及び40℃における光学応答速度を測定した。測定結果
を以下に示す。 10℃ 25℃ 40℃ 応答速度 416μsec 205μsec 110μsec
【0162】実施例15 実施例4で使用したSiO2を用いずに、ポリイミド樹
脂だけで配向制御層を作成した以外は実施例4と全く同
様の方法で強誘電性液晶素子を作成し、実施例4と同様
の方法で10℃、25℃及び40℃における光学応答速
度を測定した。測定結果を以下に示す。 10℃ 25℃ 40℃ 応答速度 413μsec 200μsec 106μsec
【0163】実施例14〜15より明かな様に、強誘電
性液晶の素子構成を代えた場合でも、本発明に従う強誘
電性液晶組成物を含有する液晶素子は、実施例5と同様
に低温作動特性が非常に改善され、且つ、応答速度の温
度依存性が軽減されたものとなっている。
【0164】実施例16 下記化合物を各々下記の重量部で混合し、液晶組成物N
を作成した。
【0165】
【化127】
【0166】
【化128】
【0167】
【化129】
【0168】更に、この様にして形成した液晶組成物N
に対して、以下に示す例示化合物を各々以下に示す重量
部で混合し、本実施例の液晶組成物Oを作成した。
【0169】
【化130】
【0170】次に、液晶組成物N及びOを用いた以外は
実施例2と全く同様の方法で強誘電性液晶素子を作成
し、配向性を観察したところ、液晶組成物Nにはジグザ
グ欠陥が多く見られたが、液晶組成物Oは均一なモノド
メイン配向状態であることが確認された。
【0171】実施例17 実施例16で使用した例示化合物I−36及びI−40
の代わりに以下に示す例示化合物を各々以下に示す重量
部で混合し、本実施例の液晶組成物Pを作成した。
【0172】
【化131】
【0173】次に、この様にして作成した液晶組成物P
を用いた以外は実施例2と全く同様の方法で強誘電性液
晶素子を作成し、配向性を観察したところ、ジグザグ欠
陥の少ない均一なモノドメイン配向状態であることが確
認された。
【0174】実施例18 実施例16で使用した例示化合物I−36及びI−40
の代わりに以下に示す例示化合物を各々以下に示す重量
部で混合し、液晶組成物Qを作成した。
【0175】
【化132】
【0176】次に、液晶組成物Qを用いた以外は実施例
2と全く同様の方法で強誘電性液晶素子を作成し、配向
性を観察したところ、ジグザグ欠陥の少ない均一なモノ
ドメイン配向状態であることが確認された。
【0177】実施例16〜18の結果から明らかである
様に、一般式(I)で示される光学活性化合物を含有す
る本発明の液晶組成物O、P及びQはそれを含まない組
成物Nに比べてジグザグ欠陥が少なく、均一なモノドメ
イン配向性を示し、配向性の良好な液晶組成物であるこ
とが分かる。
【0178】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の光学活性化
合物を含有する液晶組成物がカイラルスメクチック相を
示す場合には、該液晶組成物を含有する液晶素子は、該
液晶組成物が示す強誘電性を利用して動作させることが
出来る。この様にして利用され得る本発明の強誘電性の
液晶素子は、スイッチング特性が良好で、低温作動性の
改善され、且つ応答速度の温度依存性を軽減することが
出来る。更に、本発明の光学活性化合物を用いてコレス
テリック相のらせんピッチを調節することにより、均一
なモノドメイン配向性が得られる。尚、本発明に液晶素
子を表示素子として、光源及び駆動回路と組合せた表示
装置は良好な装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カイラルスメクチック相を示す液晶を用いた液
晶素子の一例の断面概略図である。
【図2】液晶のもつ強誘電性を利用した液晶素子の動作
説明の為に素子セルの一例を模式的に表わす斜視図であ
る。
【図3】液晶のもつ強誘電性を利用した液晶素子の動作
説明の為に素子セルの一例を模式的に表わす斜視図であ
る。
【図4】強誘電性を利用した液晶素子を有する液晶表示
装置とグラフィックスコントローラを示すブロック構成
図である。
【図5】液晶表示装置とグラフィックスコントローラと
の間の画像情報通信タイミングチャート図である。
【符号の説明】
1:カイラルスメクチック相を有する液晶層 2:ガラス基板 3:透明電極 4:絶縁性配向制御層 5:スぺーサー 6:リード線 7:電源 8:偏光板 9:光源 Io:入射光 I:透過光 21a:基板 21b:基板 22:カイラルスメクチック相を有する液晶層 23:液晶分子 24:双極子モーメント(P⊥) 31a:電圧印加手段 31b:電圧印加手段 33a:第1の安定状態 33b:第2の安定状態 34a:上向きの双極子モーメント 34b:下向きの双極子モーメント Ea:上向きの電界 Eb:下向きの電界 101:強誘電性液晶表示装置 102:グラフィックスコントローラ 103:表示パネル 104:走査線駆動回路 105:情報線駆動回路 106:デコーダ 107:走査信号発生回路 108:シフトレジスタ 109:ラインメモリ 110:情報信号発生回路 111:駆動制御回路 112:GCPU 113:ホストCPU 114:VRAM
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【化12】 (但し、l(エル)は3〜12の整数を示す。X3は、
【化13】 (但し、mは0〜6の整数、nは1〜8の整数を示す。
X3は、
【化14】 又、光学活性であってもよい。)
【化15】 (但し、rは0〜6の整数、sは0又は1、tは1〜1
2の整数を示す。X3は、
【化16】 又、光学活性であってもよい。)
【化17】 (但し、uは0又は1、vは1〜14の整数を示す。X
3は、
【化18】 又、*は光学活性であることを示す。)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】又、R 1は好ましくは下記(i)〜(i
v)から選ばれる。
【化28】 (但し、l(エル)は3〜12の整数を示す。X3は、
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【化29】 (但し、mは0〜6の整数、nは1〜8の整数を示す。
X3は、
【化30】 又、光学活性であってもよい。)
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【化31】 (但し、rは0〜6の整数、sは0又は1、tは1〜1
2の整数を示す。X3は、
【化32】 又、光学活性であってもよい。)
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】
【化33】 (但し、uは0又は1、vは1〜14の整数を示す。X
3は、
【化34】 又、*は光学活性であることを示す。)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 417/04 307 417/14 307 C09K 19/34 9279−4H 19/54 9279−4H G02F 1/13 500 9225−2K (72)発明者 門叶 剛司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山田 容子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 中村 真一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で示される光学活性化
    合物。 【化1】 (式中、R 1はH、ハロゲン、CN又は炭素原子数1〜
    18の直鎖状、分岐状又は環状のアルキル基であり、該
    アルキル基中の1つ若しくは隣接しない2つ以上のメチ
    レン基は、下記に挙げる式によって置き換えられていて
    もよい。 【化2】 ここで、YはO又はSを示し、Wはハロゲン、CF3 又
    はCNを示す。又、一般式(I)中、mは0又は1であ
    る。A1 及びA2 は下記の群から夫々独立に選ばれる。 【化3】 ここで、P1 及びP2 は、H、ハロゲン、CH3 、CF
    3 又はCNを示す。A3 は、下記の群から選ばれる。 【化4】 *は光学活性であることを示す。)
  2. 【請求項2】 一般式(I)で示される光学活性化合物
    が、下記(Ia)及び(Ib)のいずれかである請求項
    1に記載の光学活性化合物。 【化5】 (式中、R 1はH、ハロゲン、CN又は炭素原子数1〜
    18の直鎖状、分岐状又は環状のアルキル基であり、該
    アルキル基中の1つ若しくは隣接しない2つ以上のメチ
    レン基は、下記に挙げる式によって置き換えられていて
    もよい。 【化6】 ここで、YはO又はSを示し、Wはハロゲン、CF3 又
    はCNを示す。又、一般式(I)中、A1 及びA2 は下
    記の群から夫々独立に選ばれる。 【化7】 ここで、P1及びP2は、H、ハロゲン、CH3、CF
    3又はCNを示す。A3は、下記の群から選ばれる。 【化8】 *は光学活性であることを示す。)
  3. 【請求項3】 一般式(I)で表される光学活性化合物
    が(Iaa)〜(Ibd)のいずれかである請求項1に記載の
    光学活性化合物。 【化9】 (これらの式中、R 1はH、ハロゲン、CN又は炭素原
    子数1〜18の直鎖状、分岐状又は環状のアルキル基で
    あり、該アルキル基中の1つ若しくは隣接しない2つ以
    上のメチレン基は、下記に挙げる式によって置き換えら
    れていてもよい。 【化10】 ここで、YはO又はSを示し、Wはハロゲン、CF3又
    はCNを示す。更に、式中のP1 、P2 、P3 及びP4
    は、H、ハロゲン、CH3 、CF3 又はCNを示す。
    又、A3 は、下記の群から選ばれる。 【化11】 *は光学活性であることを示す。)
  4. 【請求項4】 一般式(I)中のR 1が下記(i)〜
    (iv)のいずれかである請求項1に記載の光学活性化
    合物。 【化12】 (但し、l(エル)は3〜12の整数を示す。X3 は、 【化13】 (但し、mは0〜6の整数、nは1〜8の整数を示す。
    X3は、、 【化14】 又、光学活性であってもよい。) 【化15】 (但し、rは0〜6の整数、sは0又は1、tは1〜1
    2の整数を示す。X3は、 【化16】 又、光学活性であってもよい。) 【化17】 (但し、uは0又は1、vは1〜14の整数を示す。X
    3は、 【化18】 又、*は光学活性であることを示す。)
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の光学活性化合物を少な
    くとも1種を含有することを特徴とする液晶組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の光学活性化合物を液晶
    組成物に対し、1〜80重量%含有する請求項5に記載
    の液晶組成物。
  7. 【請求項7】 光学活性化合物を液晶組成物に対し、1
    〜60重量%含有する請求項5に記載の液晶組成物。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の光学活性化合物を液晶
    組成物に対し、1〜40重量%含有する請求項5に記載
    の液晶組成物。
  9. 【請求項9】 液晶組成物がカイラルスメクチック相を
    有する請求項5に記載の液晶組成物。
  10. 【請求項10】 請求項5に記載の液晶組成物を一対の
    電極基板間に配置してなることを特徴とする液晶素子。
  11. 【請求項11】 電極基板上に更に配向制御層が設けら
    れている請求項10に記載の液晶素子。
  12. 【請求項12】 配向制御層がラビング処理された層で
    ある請求項11に記載の液晶素子。
  13. 【請求項13】 液晶分子の配列によって形成されたら
    せんが解除された膜厚で一対の電極基板を配置する請求
    項10に記載の液晶素子。
  14. 【請求項14】 請求項10に記載の液晶素子を有する
    ことを特徴とする表示装置。
  15. 【請求項15】 液晶組成物が示す強誘電性を利用して
    液晶分子をスイッチングさせて表示を行う請求項14に
    記載の表示装置。
  16. 【請求項16】 更に光源を有する請求項14に記載の
    表示装置。
  17. 【請求項17】 請求項5に記載の液晶組成物を表示に
    使用することを特徴とする表示方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103525431A (zh) * 2013-09-12 2014-01-22 石家庄诚志永华显示材料有限公司 一种快速响应的液晶组合物
CN103525433A (zh) * 2013-09-25 2014-01-22 石家庄诚志永华显示材料有限公司 含二氟亚甲基醚基化合物的液晶组合物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103525431A (zh) * 2013-09-12 2014-01-22 石家庄诚志永华显示材料有限公司 一种快速响应的液晶组合物
CN103525431B (zh) * 2013-09-12 2015-09-09 石家庄诚志永华显示材料有限公司 一种快速响应的液晶组合物
CN103525433A (zh) * 2013-09-25 2014-01-22 石家庄诚志永华显示材料有限公司 含二氟亚甲基醚基化合物的液晶组合物
CN103525433B (zh) * 2013-09-25 2015-12-23 石家庄诚志永华显示材料有限公司 含二氟亚甲基醚基化合物的液晶组合物

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