JPH0770600A - コラーゲン粉末 - Google Patents
コラーゲン粉末Info
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- JPH0770600A JPH0770600A JP21882293A JP21882293A JPH0770600A JP H0770600 A JPH0770600 A JP H0770600A JP 21882293 A JP21882293 A JP 21882293A JP 21882293 A JP21882293 A JP 21882293A JP H0770600 A JPH0770600 A JP H0770600A
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- Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂等の合成樹
脂をベースとする塗料、合成皮革、人工皮革、成型材料
等の改質、さらに織布、不織布等の繊維の改質に有用な
添加剤として使用するのに適したコラーゲン粉末を得
る。 【構成】 見掛けかさ比重が0.02〜0.12g/m
Lで、吸油度が1.70〜4.00mL/gであり、平
均粒径が20μm未満のコラーゲン粉末であって、且
つ、粉末の短軸/長軸の比が0.4以下である粒子の含
量が3重量%以上であることを特徴とするコラーゲン粉
末。 【効果】 本発明により、得られた高性能のコラーゲン
粉末を用いた場合、塗料、人工皮革、合成皮革、成形材
料、繊維等のいずれの応用によっても外観、感触、吸放
湿性等の性能の優れた材料が得られる。
脂をベースとする塗料、合成皮革、人工皮革、成型材料
等の改質、さらに織布、不織布等の繊維の改質に有用な
添加剤として使用するのに適したコラーゲン粉末を得
る。 【構成】 見掛けかさ比重が0.02〜0.12g/m
Lで、吸油度が1.70〜4.00mL/gであり、平
均粒径が20μm未満のコラーゲン粉末であって、且
つ、粉末の短軸/長軸の比が0.4以下である粒子の含
量が3重量%以上であることを特徴とするコラーゲン粉
末。 【効果】 本発明により、得られた高性能のコラーゲン
粉末を用いた場合、塗料、人工皮革、合成皮革、成形材
料、繊維等のいずれの応用によっても外観、感触、吸放
湿性等の性能の優れた材料が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なコラーゲン粉末
に関するものである。詳しくは、熱可塑性樹脂または熱
硬化性樹脂等の合成樹脂をベースとする塗料、合成皮
革、人工皮革、成型材料等の改質、さらに織布、不織布
等の繊維の改質に有用な添加剤として使用するのに適し
たコラーゲン粉末に関するものである。
に関するものである。詳しくは、熱可塑性樹脂または熱
硬化性樹脂等の合成樹脂をベースとする塗料、合成皮
革、人工皮革、成型材料等の改質、さらに織布、不織布
等の繊維の改質に有用な添加剤として使用するのに適し
たコラーゲン粉末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、塗料、人工皮革等は高級化志向に
伴い、天然皮革のような外観、感触、吸放湿性等の性能
を持つ事が要求され、これに応えるべく、ポリウレタン
樹脂、ポリアクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等の合成
樹脂にコラーゲン粉末、皮革粉、ゼラチン粉末、ポリウ
レタンビーズ等の樹脂ビーズ等を混合して、天然皮革様
に改質する事が試られている。これらの中でも、特にコ
ラーゲン粉末と皮革粉は、その優れた吸放湿性、吸水性
等の物性により、最近塗料、人工皮革、繊維等の分野で
の利用が活発に行われる様になってきている。コラーゲ
ン粉末や皮革粉は従来よりいくつか提案されているが、
それらの多くは、クロムなめし、またはタンニンなめし
された天然皮革を単に粉砕して粉末化したものであり、
粉末化されても粒子状でなく長い繊維状となり易く、例
えば、特公昭40−11075号公報に見られるよう
に、熱可塑性樹脂にこれらを混合して製造した人工皮革
は表面の平滑性が失われ、天然皮革様の触感が得られな
い等の問題があった。
伴い、天然皮革のような外観、感触、吸放湿性等の性能
を持つ事が要求され、これに応えるべく、ポリウレタン
樹脂、ポリアクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等の合成
樹脂にコラーゲン粉末、皮革粉、ゼラチン粉末、ポリウ
レタンビーズ等の樹脂ビーズ等を混合して、天然皮革様
に改質する事が試られている。これらの中でも、特にコ
ラーゲン粉末と皮革粉は、その優れた吸放湿性、吸水性
等の物性により、最近塗料、人工皮革、繊維等の分野で
の利用が活発に行われる様になってきている。コラーゲ
ン粉末や皮革粉は従来よりいくつか提案されているが、
それらの多くは、クロムなめし、またはタンニンなめし
された天然皮革を単に粉砕して粉末化したものであり、
粉末化されても粒子状でなく長い繊維状となり易く、例
えば、特公昭40−11075号公報に見られるよう
に、熱可塑性樹脂にこれらを混合して製造した人工皮革
は表面の平滑性が失われ、天然皮革様の触感が得られな
い等の問題があった。
【0003】また、特開昭63−99298号公報に見
られるように皮革屑をスチーム加熱処理した後に粉砕し
て粒子状の粉末にする方法が提案されているが、スチー
ムにより100℃以上に加熱されているので、これによ
って得られた皮革粉は吸放湿性が小さく、見掛けかさ比
重が大きな粉末となってしまい、これを塗料等の添加剤
として使用した場合には、表面の艶消しや吸放湿性の効
果が不足する等の欠点があった。更に、特開平4ー22
6538号公報では、特殊な方法により精製されたコラ
ーゲンを主成分とする動物の組織を湿式粉砕した後、多
価金属なめし剤を用いてなめし処理を行いコラーゲン湿
体を製造し、次いで脱水・乾燥・粉砕を行って粉末とす
る方法が提案されているが、脱水後、乾燥中に繊維状の
安定化コラーゲン湿体がどうしが絡まり合って乾燥むら
が生じ、粉砕後のコラーゲン粉末の物性が低下する等の
欠点があり、未だ満足のいくものではなかった。
られるように皮革屑をスチーム加熱処理した後に粉砕し
て粒子状の粉末にする方法が提案されているが、スチー
ムにより100℃以上に加熱されているので、これによ
って得られた皮革粉は吸放湿性が小さく、見掛けかさ比
重が大きな粉末となってしまい、これを塗料等の添加剤
として使用した場合には、表面の艶消しや吸放湿性の効
果が不足する等の欠点があった。更に、特開平4ー22
6538号公報では、特殊な方法により精製されたコラ
ーゲンを主成分とする動物の組織を湿式粉砕した後、多
価金属なめし剤を用いてなめし処理を行いコラーゲン湿
体を製造し、次いで脱水・乾燥・粉砕を行って粉末とす
る方法が提案されているが、脱水後、乾燥中に繊維状の
安定化コラーゲン湿体がどうしが絡まり合って乾燥むら
が生じ、粉砕後のコラーゲン粉末の物性が低下する等の
欠点があり、未だ満足のいくものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術の問題点が改良された、見掛けかさ比重が低く、粒
子状または粒子状に類似した粉末であって、塗料、合成
皮革、人工皮革、成形材料等のベースあるいは合成樹脂
に添加してこれらに天然皮革に近い性質を付与し、ま
た、繊維の改質においては、従来よりも高い吸放湿性を
繊維に付与する事のできるコラーゲン粉末を提供する事
にある。
技術の問題点が改良された、見掛けかさ比重が低く、粒
子状または粒子状に類似した粉末であって、塗料、合成
皮革、人工皮革、成形材料等のベースあるいは合成樹脂
に添加してこれらに天然皮革に近い性質を付与し、ま
た、繊維の改質においては、従来よりも高い吸放湿性を
繊維に付与する事のできるコラーゲン粉末を提供する事
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
種々検討した結果、以下の方法により目的とするコラー
ゲン粉末が得られることを見い出し、本発明を完成する
に至った。 豚、牛等の裸皮等の動物組織を石灰漬け、
酵素処理、水洗等の処理をして得られる精製されたコラ
ーゲン塊状物を細断し、水中でコラーゲン濃度1〜30
重量%、水温37℃以下、及び、pH2〜8の間で湿式
粉砕する事により、コラーゲンの細繊維(フィブリル)
分散物または溶解物が得られる。これに従来裸皮のなめ
し剤として使用されている硫酸クロム、硫酸アルミニウ
ム、硫酸ジルコニル等の多価金属塩類の1種類または2
種類を加えてなめし処理を行い安定化コラーゲン湿体と
した後に、pH4〜8の範囲にpHを調整して脱水し、
さらに乾燥、粉砕を行って微粉末を得るコラーゲン粉末
の製造方法において、脱水後、繊維状の安定化コラーゲ
ンを、表面外観として微細なコラーゲンファイバーが出
ていない形状に成型した後に乾燥、粉砕を行うことによ
って、見掛けかさ比重が0.02〜0.12g/mL
で、吸油度が1.70〜4.00mL/gであり、平均
粒径が20μm未満のコラーゲン粉末であって、且つ、
粉末の短軸/長軸の比が0.4以下である粒子の含量が
3重量%以上となるコラーゲン粉末が得られることを見
い出し、本発明を完成するに至った。
種々検討した結果、以下の方法により目的とするコラー
ゲン粉末が得られることを見い出し、本発明を完成する
に至った。 豚、牛等の裸皮等の動物組織を石灰漬け、
酵素処理、水洗等の処理をして得られる精製されたコラ
ーゲン塊状物を細断し、水中でコラーゲン濃度1〜30
重量%、水温37℃以下、及び、pH2〜8の間で湿式
粉砕する事により、コラーゲンの細繊維(フィブリル)
分散物または溶解物が得られる。これに従来裸皮のなめ
し剤として使用されている硫酸クロム、硫酸アルミニウ
ム、硫酸ジルコニル等の多価金属塩類の1種類または2
種類を加えてなめし処理を行い安定化コラーゲン湿体と
した後に、pH4〜8の範囲にpHを調整して脱水し、
さらに乾燥、粉砕を行って微粉末を得るコラーゲン粉末
の製造方法において、脱水後、繊維状の安定化コラーゲ
ンを、表面外観として微細なコラーゲンファイバーが出
ていない形状に成型した後に乾燥、粉砕を行うことによ
って、見掛けかさ比重が0.02〜0.12g/mL
で、吸油度が1.70〜4.00mL/gであり、平均
粒径が20μm未満のコラーゲン粉末であって、且つ、
粉末の短軸/長軸の比が0.4以下である粒子の含量が
3重量%以上となるコラーゲン粉末が得られることを見
い出し、本発明を完成するに至った。
【0006】本発明のコラーゲン粉末は、精製裸皮をな
めし処理して製造した皮革を単に粉砕して得られる皮革
粉とは異なり、水中における粉砕処理によりコラーゲン
繊維束が一旦完全に解繊あるいは溶解された後になめし
処理により凝集されて構成されるので、粗密で複雑な空
隙の多い構造となり、そのため、見掛けかさ比重(JI
S K6721により測定)が0.02〜0.12g/
mLと小さく、吸油度(JIS K 5101により測
定)が1.70〜4.00mL/gと高くなることが特
徴である。
めし処理して製造した皮革を単に粉砕して得られる皮革
粉とは異なり、水中における粉砕処理によりコラーゲン
繊維束が一旦完全に解繊あるいは溶解された後になめし
処理により凝集されて構成されるので、粗密で複雑な空
隙の多い構造となり、そのため、見掛けかさ比重(JI
S K6721により測定)が0.02〜0.12g/
mLと小さく、吸油度(JIS K 5101により測
定)が1.70〜4.00mL/gと高くなることが特
徴である。
【0007】コラーゲン粉末の見掛けかさ比重が0.0
2〜0.12g/mLと小さいと、合成樹脂等と混合し
て塗料、人工皮革、合成皮革、成形材料、繊維処理に使
用する場合、コラーゲン重量当たりのそれが占める体積
が大きくなる為、同重量の添加の場合、見掛けかさ比重
の大きな皮革粉等と比較すると、同等の添加効果を得る
ためのコラーゲン粉末の添加量を少なく抑えることが出
来る利点がある。また、コラーゲン粉末の見掛けかさ比
重が0.12g/mLより大きいと、合成樹脂等と混合
して使用する場合、必要とするコラーゲン粉末の添加量
が多くなり、さらに、樹脂溶液中においてコラーゲン粉
末の真比重と樹脂溶液の比重との差によりコラーゲン粉
末が沈降してケーキ状に固まり再分散が困難になり易く
好ましくない。また、見掛けかさ比重が0.02g/m
Lより小さいと、取り扱い時に粉塵が発生し易く、且
つ、樹脂溶液との混合分散が困難になるので好ましくな
い。
2〜0.12g/mLと小さいと、合成樹脂等と混合し
て塗料、人工皮革、合成皮革、成形材料、繊維処理に使
用する場合、コラーゲン重量当たりのそれが占める体積
が大きくなる為、同重量の添加の場合、見掛けかさ比重
の大きな皮革粉等と比較すると、同等の添加効果を得る
ためのコラーゲン粉末の添加量を少なく抑えることが出
来る利点がある。また、コラーゲン粉末の見掛けかさ比
重が0.12g/mLより大きいと、合成樹脂等と混合
して使用する場合、必要とするコラーゲン粉末の添加量
が多くなり、さらに、樹脂溶液中においてコラーゲン粉
末の真比重と樹脂溶液の比重との差によりコラーゲン粉
末が沈降してケーキ状に固まり再分散が困難になり易く
好ましくない。また、見掛けかさ比重が0.02g/m
Lより小さいと、取り扱い時に粉塵が発生し易く、且
つ、樹脂溶液との混合分散が困難になるので好ましくな
い。
【0008】一方、コラーゲン粉末の吸油度が1.70
〜4.00mL/gの範囲では、合成樹脂等と混合して
使用する場合、樹脂またはその溶液中においてコラーゲ
ン粉末が樹脂や溶剤を吸収して粉末が膨潤し、その真密
度が低下するため沈降が抑制され、更に粉末が沈殿して
も硬い塊状を呈さなくなり、再分散が容易になる効果が
顕著に現れるため非常に好ましい。しかし、吸油度が
1.70mL/g未満の場合には上記の効果が不十分で
あり、コラーゲン粉末の真比重と樹脂溶液の比重との差
によりコラーゲン粉末が沈降してケーキ状に固まり再分
散が困難になるので好ましくない。また、吸油度が4.
00mL/gを越える場合では、合成樹脂溶液中に混合
して塗料、処理剤として使用すると、それらを塗布した
後、乾燥中にコラーゲン粉末が吸収した多量の溶剤を放
出して収縮するため、塗膜がひび割れを起こしたり、平
滑性が失われたりする不都合が生じるので好ましくな
い。
〜4.00mL/gの範囲では、合成樹脂等と混合して
使用する場合、樹脂またはその溶液中においてコラーゲ
ン粉末が樹脂や溶剤を吸収して粉末が膨潤し、その真密
度が低下するため沈降が抑制され、更に粉末が沈殿して
も硬い塊状を呈さなくなり、再分散が容易になる効果が
顕著に現れるため非常に好ましい。しかし、吸油度が
1.70mL/g未満の場合には上記の効果が不十分で
あり、コラーゲン粉末の真比重と樹脂溶液の比重との差
によりコラーゲン粉末が沈降してケーキ状に固まり再分
散が困難になるので好ましくない。また、吸油度が4.
00mL/gを越える場合では、合成樹脂溶液中に混合
して塗料、処理剤として使用すると、それらを塗布した
後、乾燥中にコラーゲン粉末が吸収した多量の溶剤を放
出して収縮するため、塗膜がひび割れを起こしたり、平
滑性が失われたりする不都合が生じるので好ましくな
い。
【0009】コラーゲン粉末の性質は使用する用途によ
り最適値が異なるが、一般的には、粒度は正規分布に近
く、平均粒径が4〜25μmであることが好ましい。特
に平均粒径が20μm未満のものが塗料、処理剤中での
分散性がよく、なめらかな塗膜が得られ、ザラツキが発
生しないので使用分野を問わないという理由からより好
ましい。また、得られる粉末は球状の物ばかりではな
く、ロッド状の物が含まれるが、特に短軸/長軸の比が
0.4以下である粒子の含量が3重量%より少ないと、
合成樹脂等と混合して塗料、人工皮革・合成皮革の処理
剤、繊維処理剤として使用する場合、樹脂溶液中におい
てコラーゲン粉末が沈降した時にコラーゲン同士が密に
沈殿してしまいケーキ状に固まり再分散が困難になる不
都合があるが、上記製造方法で得られる本発明のコラー
ゲン粉末は、従来の平均粒径が20μm未満の皮革粉や
コラーゲン粉末と異なり、短軸/長軸の比が0.4以下
である粒子の含量が3重量%以上である為、樹脂溶液中
での保存安定性に優れている。尚、平均粒径と粒度分布
はレザー回折式粒度分布計(日機装(株)製、マイクロ
トラック−II SRA型)を使用し、分散媒にイソプロ
ピルアルコール変性95%エタノールを用いて測定を行
った。また、粉末の短軸/長軸の比の測定は、遮光法式
粒度分布計(ガライ社、CIS−1)を使用し、分散媒
に98%エタノールを用いて測定を行った。
り最適値が異なるが、一般的には、粒度は正規分布に近
く、平均粒径が4〜25μmであることが好ましい。特
に平均粒径が20μm未満のものが塗料、処理剤中での
分散性がよく、なめらかな塗膜が得られ、ザラツキが発
生しないので使用分野を問わないという理由からより好
ましい。また、得られる粉末は球状の物ばかりではな
く、ロッド状の物が含まれるが、特に短軸/長軸の比が
0.4以下である粒子の含量が3重量%より少ないと、
合成樹脂等と混合して塗料、人工皮革・合成皮革の処理
剤、繊維処理剤として使用する場合、樹脂溶液中におい
てコラーゲン粉末が沈降した時にコラーゲン同士が密に
沈殿してしまいケーキ状に固まり再分散が困難になる不
都合があるが、上記製造方法で得られる本発明のコラー
ゲン粉末は、従来の平均粒径が20μm未満の皮革粉や
コラーゲン粉末と異なり、短軸/長軸の比が0.4以下
である粒子の含量が3重量%以上である為、樹脂溶液中
での保存安定性に優れている。尚、平均粒径と粒度分布
はレザー回折式粒度分布計(日機装(株)製、マイクロ
トラック−II SRA型)を使用し、分散媒にイソプロ
ピルアルコール変性95%エタノールを用いて測定を行
った。また、粉末の短軸/長軸の比の測定は、遮光法式
粒度分布計(ガライ社、CIS−1)を使用し、分散媒
に98%エタノールを用いて測定を行った。
【0010】本発明のコラーゲン粉末は、精製された動
物の皮などの動物組織を水中で分散または溶解、なめし
(安定化)、脱水、造粒、乾燥、粉砕の各処理を順次な
すことにより得られる。ここで用いられる動物組織とし
ては、牛、馬、豚、羊等の哺乳動物をはじめとするあら
ゆる脊椎動物の皮、骨、腱等のコラーゲンを多量に含む
組織が使用出来、精製方法には特に制限はなく、プロテ
アーゼ、リパーゼ系の酵素を1種類または2種類以上使
用する方法、石灰等のアルカリを使用する方法、イオン
性または非イオン性の界面活性剤を使用する方法等など
があるが、上記酵素処理及び界面活性剤処理を併用して
夾雑物をよく取り除いた動物の裸皮を使用することが好
ましい。また、ここで用いられる界面活性剤は、洗浄後
に裸皮中に残存し易いイオン性のものではなく、容易に
洗浄により除去出来る非イオン性のものを使用すること
が好ましい。
物の皮などの動物組織を水中で分散または溶解、なめし
(安定化)、脱水、造粒、乾燥、粉砕の各処理を順次な
すことにより得られる。ここで用いられる動物組織とし
ては、牛、馬、豚、羊等の哺乳動物をはじめとするあら
ゆる脊椎動物の皮、骨、腱等のコラーゲンを多量に含む
組織が使用出来、精製方法には特に制限はなく、プロテ
アーゼ、リパーゼ系の酵素を1種類または2種類以上使
用する方法、石灰等のアルカリを使用する方法、イオン
性または非イオン性の界面活性剤を使用する方法等など
があるが、上記酵素処理及び界面活性剤処理を併用して
夾雑物をよく取り除いた動物の裸皮を使用することが好
ましい。また、ここで用いられる界面活性剤は、洗浄後
に裸皮中に残存し易いイオン性のものではなく、容易に
洗浄により除去出来る非イオン性のものを使用すること
が好ましい。
【0011】湿式粉砕による分散または溶解は、湿式粉
砕処理に次いで行われるなめし処理を、容易、且つ、均
質に行うために、精製処理されたコラーゲン塊状物を水
により膨潤し、コラーゲン細繊維の分散物あるいは溶解
物にする処理である。精製された動物組織を、肉挽き機
等を用いて粗く切断した後、水により希釈し、コラーゲ
ン濃度を1〜30重量%、pH2〜8に調整し、水温が
37℃を越えないように注意して、製紙用叩解機、回転
刃解砕機等の機器を用いて行われる。ここでコラーゲン
の濃度が1重量%未満では、湿式粉砕が十分に均一にな
されず、繊維束状の部分の残存が著しく増加し、さら
に、湿式粉砕の効率が大きく低下するので好ましくな
い。また、コラーゲンの濃度が30重量%を越える場合
は、分散液の粘度が高くなり、湿式粉砕時に水温が上昇
して37℃以上となってしまい、コラーゲンの加水分解
が起こるので、粉砕速度を遅くする等の措置が必要とな
り、粉砕の効率が著しく低下するので好ましくない。
砕処理に次いで行われるなめし処理を、容易、且つ、均
質に行うために、精製処理されたコラーゲン塊状物を水
により膨潤し、コラーゲン細繊維の分散物あるいは溶解
物にする処理である。精製された動物組織を、肉挽き機
等を用いて粗く切断した後、水により希釈し、コラーゲ
ン濃度を1〜30重量%、pH2〜8に調整し、水温が
37℃を越えないように注意して、製紙用叩解機、回転
刃解砕機等の機器を用いて行われる。ここでコラーゲン
の濃度が1重量%未満では、湿式粉砕が十分に均一にな
されず、繊維束状の部分の残存が著しく増加し、さら
に、湿式粉砕の効率が大きく低下するので好ましくな
い。また、コラーゲンの濃度が30重量%を越える場合
は、分散液の粘度が高くなり、湿式粉砕時に水温が上昇
して37℃以上となってしまい、コラーゲンの加水分解
が起こるので、粉砕速度を遅くする等の措置が必要とな
り、粉砕の効率が著しく低下するので好ましくない。
【0012】このときのpHは、2〜8の範囲内でこれ
を選ぶことにより、最終的に得られるコラーゲン粉末の
形状を決定し、さらには、見掛けかさ比重等の物性を決
めることが出来る。即ち、pH2〜8の範囲内でpHを
高くするとコラーゲンは繊維状分散物となって、得られ
る粉末の見掛けかさ比重は低くなり、pHを低くすると
コラーゲンは強膨潤物または溶解物となって、得られる
粉末の見掛けかさ比重を高くすることが出来る。但し、
pH2未満またはpH8を越えると、湿式粉砕処理時に
コラーゲンの加水分解が起こり易くなるので好ましくな
い。ここでpHを調整する為に用いられる酸、アルカリ
は、一般に用いられているものでよく、酸としては、塩
酸、硫酸等の鉱酸、酢酸、乳酸、クエン酸、酒石酸、コ
ハク酸、リンゴ酸等の有機酸のいずれでもよく、アルカ
リとしては、水酸化ナトリウム、重炭酸ナトリウム、ア
ンモニア水、有機アミン類等が使用出来る。
を選ぶことにより、最終的に得られるコラーゲン粉末の
形状を決定し、さらには、見掛けかさ比重等の物性を決
めることが出来る。即ち、pH2〜8の範囲内でpHを
高くするとコラーゲンは繊維状分散物となって、得られ
る粉末の見掛けかさ比重は低くなり、pHを低くすると
コラーゲンは強膨潤物または溶解物となって、得られる
粉末の見掛けかさ比重を高くすることが出来る。但し、
pH2未満またはpH8を越えると、湿式粉砕処理時に
コラーゲンの加水分解が起こり易くなるので好ましくな
い。ここでpHを調整する為に用いられる酸、アルカリ
は、一般に用いられているものでよく、酸としては、塩
酸、硫酸等の鉱酸、酢酸、乳酸、クエン酸、酒石酸、コ
ハク酸、リンゴ酸等の有機酸のいずれでもよく、アルカ
リとしては、水酸化ナトリウム、重炭酸ナトリウム、ア
ンモニア水、有機アミン類等が使用出来る。
【0013】なめし処理は、コラーゲンの耐熱安定性を
高める目的で、コラーゲン繊維の分散物或いは溶解物に
なめし剤を加えて、繊維間或いは分子間になめし剤を沈
着させるか、繊維間或いは分子間を結び付ける処理であ
る。なめし剤としては、硫酸クロム、硫酸ジルコニル、
硫酸アルミニウム等の多価金属化合物が挙げられるが、
これらの他に、ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒ
ド、タンニン等の有機化合物なめし剤を併用することも
可能である。なめし剤の主剤に多価金属なめし剤を用い
ることにより、コラーゲンの熱変性温度をかなり上昇さ
せることが可能となるので、後工程の脱水・乾燥におい
て高い温度を用いることが出来、これらの工程の効率化
を図ることが出来る様になる。また、なめし工程におい
て、二酸化チタン、酸化鉄等の顔料やカオリン、シリカ
等の体質顔料を添加して着色したり、硬さを調整したコ
ラーゲン粉末を得ることも可能である。
高める目的で、コラーゲン繊維の分散物或いは溶解物に
なめし剤を加えて、繊維間或いは分子間になめし剤を沈
着させるか、繊維間或いは分子間を結び付ける処理であ
る。なめし剤としては、硫酸クロム、硫酸ジルコニル、
硫酸アルミニウム等の多価金属化合物が挙げられるが、
これらの他に、ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒ
ド、タンニン等の有機化合物なめし剤を併用することも
可能である。なめし剤の主剤に多価金属なめし剤を用い
ることにより、コラーゲンの熱変性温度をかなり上昇さ
せることが可能となるので、後工程の脱水・乾燥におい
て高い温度を用いることが出来、これらの工程の効率化
を図ることが出来る様になる。また、なめし工程におい
て、二酸化チタン、酸化鉄等の顔料やカオリン、シリカ
等の体質顔料を添加して着色したり、硬さを調整したコ
ラーゲン粉末を得ることも可能である。
【0014】脱水処理は、なめし処理で得られたコラー
ゲン凝集物の水分含有率を下げ、乾燥を容易にする目的
で、遠心分離機、フィルタープレス機、スクリュープレ
ス機等を使用して行われる。脱水後のコラーゲン湿体の
形状は、不定形の繊維状の塊となる。脱水処理はpH4
〜8の範囲にpHを調整して行うが、これは、pH4未
満、または、pH8を越えると、乾燥時の加熱によるコ
ラーゲンの加水分解が起こり易くなり、粉砕後のコラー
ゲン粉末の物性の低下を招くためである。さらに脱水時
の安定化コラーゲン湿体の温度には特に制限はないが、
約70℃程度まで加温すると、コラーゲン湿体の凝集が
起こり、保持している水分の一部を吐き出し、脱水効率
が上昇するので好ましい。但し、使用したなめし剤の種
類・量により決まるコラーゲン湿体の熱変性温度以上へ
の加温は、コラーゲンの加水分解を引き起こすので避け
なければならない。
ゲン凝集物の水分含有率を下げ、乾燥を容易にする目的
で、遠心分離機、フィルタープレス機、スクリュープレ
ス機等を使用して行われる。脱水後のコラーゲン湿体の
形状は、不定形の繊維状の塊となる。脱水処理はpH4
〜8の範囲にpHを調整して行うが、これは、pH4未
満、または、pH8を越えると、乾燥時の加熱によるコ
ラーゲンの加水分解が起こり易くなり、粉砕後のコラー
ゲン粉末の物性の低下を招くためである。さらに脱水時
の安定化コラーゲン湿体の温度には特に制限はないが、
約70℃程度まで加温すると、コラーゲン湿体の凝集が
起こり、保持している水分の一部を吐き出し、脱水効率
が上昇するので好ましい。但し、使用したなめし剤の種
類・量により決まるコラーゲン湿体の熱変性温度以上へ
の加温は、コラーゲンの加水分解を引き起こすので避け
なければならない。
【0015】造粒処理は、脱水処理で繊維状の塊となっ
た安定化コラーゲン湿体の、コラーゲンの繊維状部分の
保護と後工程の乾燥・粉砕における効率化を図る目的で
行われる。尚、ここで言う造粒とは、脱水後に不定形の
繊維状の塊となっているコラーゲン湿体を転動型、振動
型、圧縮成形型、流動型、解砕型、機械工作型、押し出
し型等の造粒機器を用いて、表面に微細なコラーゲン繊
維が出ていない、粒状・顆粒状・ペレット状等の一定の
形に造形する事を言う。
た安定化コラーゲン湿体の、コラーゲンの繊維状部分の
保護と後工程の乾燥・粉砕における効率化を図る目的で
行われる。尚、ここで言う造粒とは、脱水後に不定形の
繊維状の塊となっているコラーゲン湿体を転動型、振動
型、圧縮成形型、流動型、解砕型、機械工作型、押し出
し型等の造粒機器を用いて、表面に微細なコラーゲン繊
維が出ていない、粒状・顆粒状・ペレット状等の一定の
形に造形する事を言う。
【0016】さらに詳しくは、造粒前の繊維状のコラー
ゲン湿体は、肉眼等では単なる糸状にしか見えない繊維
がランダムに絡み合った状態であり、その糸状の表面に
は微細なコラーゲンファイバー(微細なコラーゲン繊
維)が突出している状態である。造粒後の繊維状のコラ
ーゲンは、表面外観として、造形体の表面に微細なコラ
ーゲン繊維が出ていない形状に造形されており、ランダ
ムに絡み合った繊維を全体として一定の形状にそろえた
(配向させた)ものである。またその造形体の内部にコ
ラーゲンの繊維状部分、特にコラーゲンファイバー(微
細なコラーゲン繊維)部分を保持するものである。
ゲン湿体は、肉眼等では単なる糸状にしか見えない繊維
がランダムに絡み合った状態であり、その糸状の表面に
は微細なコラーゲンファイバー(微細なコラーゲン繊
維)が突出している状態である。造粒後の繊維状のコラ
ーゲンは、表面外観として、造形体の表面に微細なコラ
ーゲン繊維が出ていない形状に造形されており、ランダ
ムに絡み合った繊維を全体として一定の形状にそろえた
(配向させた)ものである。またその造形体の内部にコ
ラーゲンの繊維状部分、特にコラーゲンファイバー(微
細なコラーゲン繊維)部分を保持するものである。
【0017】実際には、脱水後の繊維状の安定化コラー
ゲン湿体を転動型、振動型、圧縮成形型、流動型、解砕
型、機械工作型、押し出し型等の造粒機器を用いて、粒
状、顆粒状の場合は粒子の直径が1. 0〜10. 0mm
の範囲となる様に造粒し、ペレット状の場合にはペレッ
トの直径が1. 0〜10. 0mm、長さが1. 0〜3
0. 0mmの範囲となる様に造粒することによってなさ
れるものである。粒状、顆粒状の場合、粒径を1. 0m
m未満としようとすると、造粒時の発熱によりコラーゲ
ン湿体が熱変性温度以上に加温され、コラーゲンの加水
分解を引き起こす可能性がある上に、造粒工程での生産
性が著しく悪くなる不都合がある。
ゲン湿体を転動型、振動型、圧縮成形型、流動型、解砕
型、機械工作型、押し出し型等の造粒機器を用いて、粒
状、顆粒状の場合は粒子の直径が1. 0〜10. 0mm
の範囲となる様に造粒し、ペレット状の場合にはペレッ
トの直径が1. 0〜10. 0mm、長さが1. 0〜3
0. 0mmの範囲となる様に造粒することによってなさ
れるものである。粒状、顆粒状の場合、粒径を1. 0m
m未満としようとすると、造粒時の発熱によりコラーゲ
ン湿体が熱変性温度以上に加温され、コラーゲンの加水
分解を引き起こす可能性がある上に、造粒工程での生産
性が著しく悪くなる不都合がある。
【0018】また、粒径が10. 0mmを越える範囲で
造粒を行った場合、安定化コラーゲン湿体の繊維状部分
を十分に保護する事が出来なくなる等の不都合があり、
さらに、後工程の乾燥、粉砕、特に粉砕工程における粉
砕効率が低くなり、生産性が低化する不都合がある。ペ
レット状の場合、粒径が1. 0mm未満、または、長さ
が1. 0mm未満の範囲に造形しようとすると、造粒時
の発熱によりコラーゲン湿体が熱変性温度以上に加温さ
れ、コラーゲンの加水分解を引き起こす可能性がある上
に、造粒工程での生産性が著しく悪くなる不都合があ
る。また、粒径10. 0mmを越えるか、または、長さ
30.0mmを越える範囲では安定化コラーゲン湿体の
繊維状部分を十分に保護する事が出来なくなる等の不都
合があり、また後工程の乾燥、粉砕、特に粉砕工程にお
ける粉砕効率が低くなり、生産性が低くなる不都合があ
る。
造粒を行った場合、安定化コラーゲン湿体の繊維状部分
を十分に保護する事が出来なくなる等の不都合があり、
さらに、後工程の乾燥、粉砕、特に粉砕工程における粉
砕効率が低くなり、生産性が低化する不都合がある。ペ
レット状の場合、粒径が1. 0mm未満、または、長さ
が1. 0mm未満の範囲に造形しようとすると、造粒時
の発熱によりコラーゲン湿体が熱変性温度以上に加温さ
れ、コラーゲンの加水分解を引き起こす可能性がある上
に、造粒工程での生産性が著しく悪くなる不都合があ
る。また、粒径10. 0mmを越えるか、または、長さ
30.0mmを越える範囲では安定化コラーゲン湿体の
繊維状部分を十分に保護する事が出来なくなる等の不都
合があり、また後工程の乾燥、粉砕、特に粉砕工程にお
ける粉砕効率が低くなり、生産性が低くなる不都合があ
る。
【0019】乾燥処理は、脱水処理で繊維状の塊となっ
た安定化コラーゲンを粒状、顆粒状、ペレット状等に造
粒したものの水分率をさらに下げて、粉砕処理を容易に
する目的で、流動式、棚段式、ベルト式、パドル式等の
乾燥機を用いて通常の方法によりなされる。粉砕処理を
するためには、水分率は10重量%以下とすることが望
ましい。粉砕処理は、乾燥処理で得られたコラーゲン塊
を塗料、合成皮革、人工皮革、成型材料、繊維処理等の
実用に適した粒子径とする目的で通常のジェットミル、
ハンマーミル、ボールミル等を使用してなされる。
た安定化コラーゲンを粒状、顆粒状、ペレット状等に造
粒したものの水分率をさらに下げて、粉砕処理を容易に
する目的で、流動式、棚段式、ベルト式、パドル式等の
乾燥機を用いて通常の方法によりなされる。粉砕処理を
するためには、水分率は10重量%以下とすることが望
ましい。粉砕処理は、乾燥処理で得られたコラーゲン塊
を塗料、合成皮革、人工皮革、成型材料、繊維処理等の
実用に適した粒子径とする目的で通常のジェットミル、
ハンマーミル、ボールミル等を使用してなされる。
【0020】
【作用】本発明により、得られるコラーゲン粉末は、特
にポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアクリル
樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等の合成樹脂をベースとする
塗料、人工皮革、成型材料に混合して使用するのに有用
であり、天然皮革様の外観、感触、吸放湿性等の機能を
持った塗料、人工皮革、成型材料を得ることができ、
又、繊維に合成樹脂をバインダーとしてコーティングま
たはラミネートする事によって、優れた吸放湿特性、結
露防止性能を付与することが出来る。例えば、塗料にお
いては、ポリウレタン樹脂塗料をベースにコラーゲン粉
末を塗料固形分100部に対し10〜150重量部を加
えてよく混合分散し、必要に応じて溶剤を加えて適当な
濃度にすることにより調製され、これをスプレーガン、
コーター等により塗工、乾燥して使用される。人工皮革
においては、ポリウレタン樹脂100重量部に対してコ
ラーゲン粉末を10〜150重量部加えて混練し、これ
をポリ塩化ビニルシートや不織布シートに貼り合わせて
使用される。
にポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアクリル
樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等の合成樹脂をベースとする
塗料、人工皮革、成型材料に混合して使用するのに有用
であり、天然皮革様の外観、感触、吸放湿性等の機能を
持った塗料、人工皮革、成型材料を得ることができ、
又、繊維に合成樹脂をバインダーとしてコーティングま
たはラミネートする事によって、優れた吸放湿特性、結
露防止性能を付与することが出来る。例えば、塗料にお
いては、ポリウレタン樹脂塗料をベースにコラーゲン粉
末を塗料固形分100部に対し10〜150重量部を加
えてよく混合分散し、必要に応じて溶剤を加えて適当な
濃度にすることにより調製され、これをスプレーガン、
コーター等により塗工、乾燥して使用される。人工皮革
においては、ポリウレタン樹脂100重量部に対してコ
ラーゲン粉末を10〜150重量部加えて混練し、これ
をポリ塩化ビニルシートや不織布シートに貼り合わせて
使用される。
【0021】また成形材料は、人工皮革と同様にポリウ
レタン樹脂100重量部に対し10〜150重量部を加
えて混練し押し出し機等により成形されて使用される。
さらに繊維処理においては、アクリル樹脂処理剤中にコ
ラーゲン粉末を樹脂固形分100部に対して10〜50
重量部添加して混合分散し、繊維織布または不織布上に
コーター等で塗工、乾燥して使用される。これらはいず
れも天然皮革と同様の優れた外観、感触、並びに吸放湿
の性能を持つ。
レタン樹脂100重量部に対し10〜150重量部を加
えて混練し押し出し機等により成形されて使用される。
さらに繊維処理においては、アクリル樹脂処理剤中にコ
ラーゲン粉末を樹脂固形分100部に対して10〜50
重量部添加して混合分散し、繊維織布または不織布上に
コーター等で塗工、乾燥して使用される。これらはいず
れも天然皮革と同様の優れた外観、感触、並びに吸放湿
の性能を持つ。
【0022】
【実施例】 本発明を以下の実施例によりさらに詳しく
説明する。 実施例1 1)精製及び湿式粉砕 石灰によるアルカリ処理後、水洗された牛の床皮500
重量部(乾量は100重量、以下重量部は部と省略す
る)を重炭酸ナトリウムによりpH8.1に調整した下
記の処理液に漬け、 パパイン 0.60部 パンクレアチン 0.15部 L−グルタミン酸 0.35部 コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.003部 L−酒石酸水素カリウム 0.35部 トリトンX−100 * 0.50部 水 5000部 *;非イオン性界面活性剤(ポリオキシエチレンーアル
キルフェニルエーテルの商品名)
説明する。 実施例1 1)精製及び湿式粉砕 石灰によるアルカリ処理後、水洗された牛の床皮500
重量部(乾量は100重量、以下重量部は部と省略す
る)を重炭酸ナトリウムによりpH8.1に調整した下
記の処理液に漬け、 パパイン 0.60部 パンクレアチン 0.15部 L−グルタミン酸 0.35部 コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.003部 L−酒石酸水素カリウム 0.35部 トリトンX−100 * 0.50部 水 5000部 *;非イオン性界面活性剤(ポリオキシエチレンーアル
キルフェニルエーテルの商品名)
【0023】家庭用洗濯機にて室温下で12時間かき混
ぜて夾雑物を除去し、さらに水洗した後、乳酸を添加し
てpH4.0に調整し、得られた精製コラーゲン組織を
肉挽機を用いてミンチ状とし、これを原床皮の乾量重量
濃度が12.5%となるように水で希釈し、重炭酸ナト
リウムにてpH7.3に調整し、製紙用叩解機を用いて
水温20℃で湿式粉砕した。
ぜて夾雑物を除去し、さらに水洗した後、乳酸を添加し
てpH4.0に調整し、得られた精製コラーゲン組織を
肉挽機を用いてミンチ状とし、これを原床皮の乾量重量
濃度が12.5%となるように水で希釈し、重炭酸ナト
リウムにてpH7.3に調整し、製紙用叩解機を用いて
水温20℃で湿式粉砕した。
【0024】2)なめし処理 湿式粉砕後、家庭用ミキサーを用いて、次にあげるなめ
し剤を順次加えて、 塩基性硫酸アルミニウム 4.5部 硫酸ジルコニル 2.5部 なめし処理をし、安定化コラーゲン湿体を得た。
し剤を順次加えて、 塩基性硫酸アルミニウム 4.5部 硫酸ジルコニル 2.5部 なめし処理をし、安定化コラーゲン湿体を得た。
【0025】3)脱水、造粒、乾燥、粉砕 なめし処理して得られた安定化コラーゲン湿体をpH
5.3で、スクリュウープレス脱水機を用いて水分率が
69重量%になるまで脱水した。得られた繊維状のコラ
ーゲン湿体を、押し出し式造粒機で粒径約3mm、長さ
約10mmに造粒した後、熱風棚段式乾燥機を用いて1
05℃で15時間乾燥して、水分率を1.2重量%と
し、さらにハンマーミルを用いて粉砕した。
5.3で、スクリュウープレス脱水機を用いて水分率が
69重量%になるまで脱水した。得られた繊維状のコラ
ーゲン湿体を、押し出し式造粒機で粒径約3mm、長さ
約10mmに造粒した後、熱風棚段式乾燥機を用いて1
05℃で15時間乾燥して、水分率を1.2重量%と
し、さらにハンマーミルを用いて粉砕した。
【0026】実施例2 1)精製及び湿式粉砕 石灰によるアルカリ処理後、水洗された牛の床皮500
部(乾量は100部)を重炭酸ナトリウムによりpH
8.1に調整した下記の処理液に漬け、 パパイン 0.60部 パンクレアチン 0.15部 L−グルタミン酸 0.35部 コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.003部 L−酒石酸水素カリウム 0.35部 トリトンX−100 * 0.50部 水 5000部 *;非イオン性界面活性剤(ポリオキシエチレンーアル
キルフェニルエーテルの商品名)
部(乾量は100部)を重炭酸ナトリウムによりpH
8.1に調整した下記の処理液に漬け、 パパイン 0.60部 パンクレアチン 0.15部 L−グルタミン酸 0.35部 コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.003部 L−酒石酸水素カリウム 0.35部 トリトンX−100 * 0.50部 水 5000部 *;非イオン性界面活性剤(ポリオキシエチレンーアル
キルフェニルエーテルの商品名)
【0027】家庭用洗濯機にて室温下で12時間かき混
ぜて夾雑物を除去し、さらに水洗した後、酢酸を添加し
てpH4.0に調整して得られた精製コラーゲン組織を
肉挽機を用いてミンチ状とし、これを原床皮の乾量重量
濃度が12.5%となるように水で希釈し、重炭酸ナト
リウムにてpHを7.3に調整し、製紙用叩解機を用い
て水温20℃で湿式粉砕した
ぜて夾雑物を除去し、さらに水洗した後、酢酸を添加し
てpH4.0に調整して得られた精製コラーゲン組織を
肉挽機を用いてミンチ状とし、これを原床皮の乾量重量
濃度が12.5%となるように水で希釈し、重炭酸ナト
リウムにてpHを7.3に調整し、製紙用叩解機を用い
て水温20℃で湿式粉砕した
【0028】2)なめし処理 湿式粉砕後、家庭用ミキサーを用い、下記のなめし剤を
順次加えて、 塩基性硫酸アルミニウム 4.5部 硫酸ジルコニル 2.5部 なめし処理をし、安定化コラーゲン湿体を得た。
順次加えて、 塩基性硫酸アルミニウム 4.5部 硫酸ジルコニル 2.5部 なめし処理をし、安定化コラーゲン湿体を得た。
【0029】3)脱水、造粒、乾燥、粉砕 なめし処理して得られた安定化コラーゲン湿体をpH
5.3で、遠心分離脱水機を用いて水分率が69重量%
になるまで脱水した。得られた繊維状のコラーゲン湿体
を、解砕型造粒機をもちいて粒径10mmに繊維状のコ
ラーゲン湿体を解砕して造粒し、その後、熱風棚段式乾
燥機を用いて105℃で15時間乾燥して、水分率を
1.2重量%とし、さらにボールミルを用いて粉砕し
た。
5.3で、遠心分離脱水機を用いて水分率が69重量%
になるまで脱水した。得られた繊維状のコラーゲン湿体
を、解砕型造粒機をもちいて粒径10mmに繊維状のコ
ラーゲン湿体を解砕して造粒し、その後、熱風棚段式乾
燥機を用いて105℃で15時間乾燥して、水分率を
1.2重量%とし、さらにボールミルを用いて粉砕し
た。
【0030】比較例1 1)精製および湿式粉砕処理 石灰によるアルカリ処理後水洗された牛の床皮500部
(乾量は100部)を重炭酸ナトリウムによりpHを
8.1に調整した下記の処理液に漬け、 パパイン 0.60部 パンクレアチン 0.15部 L−グルタミン酸 0.35部 コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.003部 L−酒石酸水素カリウム 0.35部 トリトンX−100 * 0.50部 水 5000部 *;非イオン性界面活性剤(ポリオキシエチレンーアル
キルフェニルエーテルの商品名)
(乾量は100部)を重炭酸ナトリウムによりpHを
8.1に調整した下記の処理液に漬け、 パパイン 0.60部 パンクレアチン 0.15部 L−グルタミン酸 0.35部 コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.003部 L−酒石酸水素カリウム 0.35部 トリトンX−100 * 0.50部 水 5000部 *;非イオン性界面活性剤(ポリオキシエチレンーアル
キルフェニルエーテルの商品名)
【0031】家庭用洗濯機にて室温下で12時間かき混
ぜて夾雑物を除去し、さらに水洗した後、5%塩酸を添
加してpH3.5に調整して得られた精製コラーゲン組
織を肉挽機を用いてミンチ状とし、これを原床皮の乾量
重量濃度が3.5%となるように水で希釈し(pH4.
0)、製紙用叩解機を用いて水温25℃で湿式粉砕し
た。
ぜて夾雑物を除去し、さらに水洗した後、5%塩酸を添
加してpH3.5に調整して得られた精製コラーゲン組
織を肉挽機を用いてミンチ状とし、これを原床皮の乾量
重量濃度が3.5%となるように水で希釈し(pH4.
0)、製紙用叩解機を用いて水温25℃で湿式粉砕し
た。
【0032】2)なめし処理 湿式粉砕後、家庭用ミキサーを用いて、下記のなめし剤
を順次加えて、 塩基性硫酸アルミニウム 4.5部 硫酸ジルコニル 2.5部 なめし処理をし、安定化コラーゲン湿体を得た。
を順次加えて、 塩基性硫酸アルミニウム 4.5部 硫酸ジルコニル 2.5部 なめし処理をし、安定化コラーゲン湿体を得た。
【0033】3)脱水、乾燥、粉砕処理 なめし処理して得られた安定化コラーゲン湿体を炭酸ナ
トリウムを用いてpH6.0に調整したのち、フィルタ
ープレス脱水機を用いて水分率が67重量%になるまで
脱水した後に、流動式乾燥機を用いて乾燥して、水分率
を9.5重量%とし、さらに、ハンマーミルを用いて粉
砕し表1に示す物性値を持ったコラーゲン粉末とした。
トリウムを用いてpH6.0に調整したのち、フィルタ
ープレス脱水機を用いて水分率が67重量%になるまで
脱水した後に、流動式乾燥機を用いて乾燥して、水分率
を9.5重量%とし、さらに、ハンマーミルを用いて粉
砕し表1に示す物性値を持ったコラーゲン粉末とした。
【0034】比較例2 1)精製および湿式粉砕処理 石灰によるアルカリ処理後水洗された牛の床皮500部
(乾量は100部)を重炭酸ナトリウムによりpHを
8.1に調整した下記の処理液に漬け、 パパイン 0.60部 パンクレアチン 0.15部 L−グルタミン酸 0.35部 コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.003部 L−酒石酸水素カリウム 0.35部 トリトンX−100 * 0.50部 水 5000部 *;非イオン性界面活性剤(ポリオキシエチレンーアル
キルフェニルエーテルの商品名)
(乾量は100部)を重炭酸ナトリウムによりpHを
8.1に調整した下記の処理液に漬け、 パパイン 0.60部 パンクレアチン 0.15部 L−グルタミン酸 0.35部 コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.003部 L−酒石酸水素カリウム 0.35部 トリトンX−100 * 0.50部 水 5000部 *;非イオン性界面活性剤(ポリオキシエチレンーアル
キルフェニルエーテルの商品名)
【0035】家庭用洗濯機にて室温下で12時間かき混
ぜて夾雑物を除去し、さらに水洗した後、乳酸を添加し
てpH4.0に調整して得られた精製コラーゲン組織を
肉挽機を用いてミンチ状とし、これを原床皮の乾量重量
濃度が12.5%となるように水で希釈し、重炭酸ナト
リウムにてpHを7.3に調整してコラーゲン繊維を析
出させ、製紙用叩解機を用いて水温20℃で湿式粉砕し
た。
ぜて夾雑物を除去し、さらに水洗した後、乳酸を添加し
てpH4.0に調整して得られた精製コラーゲン組織を
肉挽機を用いてミンチ状とし、これを原床皮の乾量重量
濃度が12.5%となるように水で希釈し、重炭酸ナト
リウムにてpHを7.3に調整してコラーゲン繊維を析
出させ、製紙用叩解機を用いて水温20℃で湿式粉砕し
た。
【0036】2)なめし処理 湿式粉砕後、家庭用ミキサーを用いて、下記のなめし剤
を順次加えて、 塩基性硫酸アルミニウム 4.5部 硫酸ジルコニル 2.5部 なめし処理をし、安定化コラーゲン湿体を得た。
を順次加えて、 塩基性硫酸アルミニウム 4.5部 硫酸ジルコニル 2.5部 なめし処理をし、安定化コラーゲン湿体を得た。
【0037】3)脱水、乾燥、粉砕処理 なめし処理して得られた安定化コラーゲン湿体を5%水
酸化ナトリウムを用いてpH5.3でスクリュウプレス
脱水機を用いて水分率が69重量%になるまで脱水した
後、熱風棚段式乾燥機を用いて乾燥して水分率を1.2
重量%とし、さらに、ハンマーミルを用いて粉砕し表1
に示す物性値を持ったコラーゲン粉末とした。
酸化ナトリウムを用いてpH5.3でスクリュウプレス
脱水機を用いて水分率が69重量%になるまで脱水した
後、熱風棚段式乾燥機を用いて乾燥して水分率を1.2
重量%とし、さらに、ハンマーミルを用いて粉砕し表1
に示す物性値を持ったコラーゲン粉末とした。
【0038】応用試験例 実施例1、2および比較例1、2において得られたコラ
ーゲン粉末をそれぞれ用いて下記のようにA.塗料、
B.人工皮革、C.成形材料、D.透湿防水布に応用
し、表1に示された項目の試験を実施して表1の結果を
得た。
ーゲン粉末をそれぞれ用いて下記のようにA.塗料、
B.人工皮革、C.成形材料、D.透湿防水布に応用
し、表1に示された項目の試験を実施して表1の結果を
得た。
【0039】A.塗料 アクリル樹脂100部を酢酸ブチル300部に溶解した
樹脂溶液にコラーゲン粉末50部を加え、よく分散して
クリヤー塗料とした。この塗料をスプレーガンを用い
て、乾燥後の塗膜層の厚さが50μmになるように白色
のポリカーボネート板の表面に塗布し、60℃で30分
間乾燥した。
樹脂溶液にコラーゲン粉末50部を加え、よく分散して
クリヤー塗料とした。この塗料をスプレーガンを用い
て、乾燥後の塗膜層の厚さが50μmになるように白色
のポリカーボネート板の表面に塗布し、60℃で30分
間乾燥した。
【0040】B.人工皮革 ポリウレタン樹脂100部をメチルエチルケトン:DM
F(1:1)400部に溶解した樹脂溶液にコラーゲン
粉末50部及びカーボンブラック8部を加え、よく分散
して表面処理剤とした。この処理剤をナイフコーターを
用いて、乾燥後の塗膜層の厚さが20μmになるように
シボを付けた離型紙の表面に塗布して乾燥し、さらにそ
の上に接着層を設けて不織布シートに貼りつけて人工皮
革とした。
F(1:1)400部に溶解した樹脂溶液にコラーゲン
粉末50部及びカーボンブラック8部を加え、よく分散
して表面処理剤とした。この処理剤をナイフコーターを
用いて、乾燥後の塗膜層の厚さが20μmになるように
シボを付けた離型紙の表面に塗布して乾燥し、さらにそ
の上に接着層を設けて不織布シートに貼りつけて人工皮
革とした。
【0041】C.成形材料 塩化ビニル樹脂200部にコラーゲン粉末50部及びカ
ーボンブラック8部を加え、よく混練りした後、溶融成
形機によりシート状押し出し、シート状成形物とした。
ーボンブラック8部を加え、よく混練りした後、溶融成
形機によりシート状押し出し、シート状成形物とした。
【0042】D.透湿防水布 透湿性ウレタン樹脂100部をメチルエチルケトン:D
MF(1:1)300部に溶解した樹脂溶液にコラーゲ
ン粉末30部を加え、よく分散して処理剤とした。この
処理剤をナイフコーターを用いて、乾燥後の塗膜層の厚
さが20μmになるように離型紙の表面に塗布して乾燥
し、さらにその上に接着層を設けてナイロンタフタにラ
ミネートし、透湿防水布とした。
MF(1:1)300部に溶解した樹脂溶液にコラーゲ
ン粉末30部を加え、よく分散して処理剤とした。この
処理剤をナイフコーターを用いて、乾燥後の塗膜層の厚
さが20μmになるように離型紙の表面に塗布して乾燥
し、さらにその上に接着層を設けてナイロンタフタにラ
ミネートし、透湿防水布とした。
【0043】
【表1】
【0044】表1の結果から、本発明の方法により製造
されたコラーゲン粉末は、従来の方法により製造された
コラーゲン粉末と比較して、いずれの基材への使用によ
っても、外観、感触、吸放湿等の性能の改質性が高いこ
とが示されている。
されたコラーゲン粉末は、従来の方法により製造された
コラーゲン粉末と比較して、いずれの基材への使用によ
っても、外観、感触、吸放湿等の性能の改質性が高いこ
とが示されている。
【0045】
【発明の効果】本発明により、得られた高性能のコラー
ゲン粉末を用いた場合、塗料、人工皮革、合成皮革、成
形材料、繊維等のいずれの応用によっても外観、感触、
吸放湿性等の性能の優れた材料が得られる。
ゲン粉末を用いた場合、塗料、人工皮革、合成皮革、成
形材料、繊維等のいずれの応用によっても外観、感触、
吸放湿性等の性能の優れた材料が得られる。
Claims (1)
- 【請求項1】 見掛けかさ比重が0.02〜0.12g
/mLで、吸油度が1.70〜4.00mL/gであ
り、平均粒径が20μm未満のコラーゲン粉末であっ
て、且つ、粉末の短軸/長軸の比が0.4以下である粒
子の含量が3重量%以上であることを特徴とするコラー
ゲン粉末。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21882293A JPH0770600A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | コラーゲン粉末 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21882293A JPH0770600A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | コラーゲン粉末 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0770600A true JPH0770600A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=16725896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21882293A Pending JPH0770600A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | コラーゲン粉末 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0770600A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006016381A (ja) * | 2004-06-04 | 2006-01-19 | Katsumi Koide | コラーゲン加工方法 |
| WO2009066635A1 (ja) * | 2007-11-21 | 2009-05-28 | Kaneka Corporation | 透湿性フィルム及びその製造方法 |
| JP2015213676A (ja) * | 2014-05-12 | 2015-12-03 | 多木化学株式会社 | コラーゲン線維架橋多孔体 |
| JP2015213675A (ja) * | 2014-05-12 | 2015-12-03 | 多木化学株式会社 | 溶解性コラーゲン線維多孔体 |
| JP2017222633A (ja) * | 2016-02-15 | 2017-12-21 | モダン メドウ,インコーポレイテッド | コラーゲンフィブリルを含むバイオファブリケーテッド材料を作製するための方法 |
| EP3704202A4 (en) * | 2019-01-17 | 2020-12-16 | Modern Meadow, Inc. | LAYERED COLLAGEN MATERIALS AND METHODS FOR MANUFACTURING THEM |
| US11214844B2 (en) | 2017-11-13 | 2022-01-04 | Modern Meadow, Inc. | Biofabricated leather articles having zonal properties |
| US11913166B2 (en) | 2015-09-21 | 2024-02-27 | Modern Meadow, Inc. | Fiber reinforced tissue composites |
| US12600862B2 (en) | 2020-05-01 | 2026-04-14 | Modern Meadow, Inc. | Protein polyurethane alloys and layered materials including the same |
-
1993
- 1993-09-02 JP JP21882293A patent/JPH0770600A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US11286354B2 (en) | 2016-02-15 | 2022-03-29 | Modern Meadow, Inc. | Method for making a biofabricated material containing collagen fibrils |
| US11001679B2 (en) | 2016-02-15 | 2021-05-11 | Modern Meadow, Inc. | Biofabricated material containing collagen fibrils |
| US11525042B2 (en) | 2016-02-15 | 2022-12-13 | Modern Meadow, Inc. | Composite biofabricated material |
| US11530304B2 (en) | 2016-02-15 | 2022-12-20 | Modern Meadow, Inc. | Biofabricated material containing collagen fibrils |
| US11542374B2 (en) | 2016-02-15 | 2023-01-03 | Modern Meadow, Inc. | Composite biofabricated material |
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| US11352497B2 (en) | 2019-01-17 | 2022-06-07 | Modern Meadow, Inc. | Layered collagen materials and methods of making the same |
| US12595366B2 (en) | 2019-01-17 | 2026-04-07 | Modern Meadow, Inc. | Layered collagen materials and methods of making the same |
| US12600862B2 (en) | 2020-05-01 | 2026-04-14 | Modern Meadow, Inc. | Protein polyurethane alloys and layered materials including the same |
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