JPH077093U - スリップリング装置 - Google Patents

スリップリング装置

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JPH077093U
JPH077093U JP4145793U JP4145793U JPH077093U JP H077093 U JPH077093 U JP H077093U JP 4145793 U JP4145793 U JP 4145793U JP 4145793 U JP4145793 U JP 4145793U JP H077093 U JPH077093 U JP H077093U
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JP
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shaft
slip ring
flat plate
ring device
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JP4145793U
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English (en)
Inventor
正夫 加藤
博 加藤
Original Assignee
株式会社サンビーム
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 相対的に回転する2つの部材間に、コードや
チューブ、パイプを用いることなく、電気回路と油圧回
路を構成することができるスリップリング装置を得る。 【構成】 径の異なる集電環を同心円状に複数列取り付
けた上側基板11と前記集電環に対応する刷子を取り付
けた下側基板とを、その集電環と刷子とが適度に圧接し
た状態のもとに、シャフト41を中心にして相対的に回
転自在に構成する。シャフト41内部に油の流通路46
を垂直に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、相対的に回転する2つの部材間にコードを使用することなく通電 を可能とするためのスリップリング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
既に本出願人は、実公昭59−20782号公報において、集電環とこれに対 接する刷子とが常に安定した圧接状態で摺動され、しかも極めて薄い形態を実現 したスリップリング装置を提案している。
【0003】 かかる先行のスリップリング装置においては、集電環を内外複数列取り付けた 平盤状保持体と、刷子を取り付けた平盤状保持体とをその集電環と刷子とが適度 に圧接した状態のもとに、中心のピンにより同一軸線関係に保ったまま遊回する ことができるように対設するほか、前記保持体はこれを偏心することができる軸 継手により対応部位に関連させた構成を採っていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、例えば上記先行のスリップリング装置を適用するのに適した診療用 椅子の分野においては、近年その需要側において様々な要求が提起されるに至り 、適宜の油圧回路によって昇降するリフターを基台に設ける必要が生じてきた。 そうすると、スリップリング装置の上下に跨る、油圧回路の油の流通路を確保し なければならない。
【0005】 ところが上記先行のスリップリング装置は、こと薄型、良好な導通状態の実現 を念頭において構成されているため、スリップリング装置の上下に渡る上記流通 路を確保することができなかった。 そのため油の流通路は、別設のパイプやチューブによってスリップリング装置 を迂回するように設ければならない。
【0006】 しかしながらそのような油のパイプやチューブを別途設けると、これらが外部 に露出することになり、まず意匠上好ましくない。 しかも問題なのは、上記のような診療用椅子は、座部が頻繁に回転させられる ものであるから、これらパイプやチューブの存在は回転の支障になってしまう。 これではコード不要のスリップリング装置を用いる意味がない。
【0007】 この考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、上記のような油送用のパイ プやチューブをスリップリング装置の上下に跨らせる必要のない新しいスリップ リング装置を提供して、上記問題の解決を図ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、請求項1によれば、径の異なる集電環を同心円状に複数 列取り付けた平盤状保持体と、前記集電環に対応する刷子を取り付けた平盤状保 持体とを、その集電環と刷子とが適度に圧接した状態のもとに、これら2つの平 盤状保持体がその中心を軸として相対的に回転自在となるように構成したスリッ プリング装置において、これら2つの平盤状保持体の中心にシャフトを貫通させ 、当該シャフト内部に油の流通路を略垂直に形成したことを特徴とする、スリッ プリング装置が提供される。
【0009】 また請求項2によれば、上記請求項1において、その上側に位置する平盤状保 持体から突出するシャフトの上下各外周に夫々環状溝を形成し、これら各環状溝 にOリングを嵌め、シャフト内部の油の流通路は、これら各Oリング相互間の挟 まれた位置から、略水平方向にシャフト外部に通じる如く構成されていることを 特徴とする、スリップリング装置が提供される。
【0010】
【作用】
請求項1によれば、2つの平盤状保持体は、その中心に位置するシャフトを中 心として相対的に回転自在となっているが、当該回転の中心にあるシャフトの内 部には、油の流通路が垂直に形成されているので、当該流通路を介することによ って、これら2つの平盤状保持体の上下に渡る油圧回路を構成することが可能に なる。
【0011】 もちろん上記流通路はシャフトの内部に形成されているから、特に油圧回路上 の油の経路が外部に露出することはなく、意匠的にも好ましい。
【0012】 また請求項2によれば、少なくとも一側にに位置する平盤状保持体から突出す るシャフトの外周に、2つのOリングが位置し、シャフト内部の油の流通路は、 これら各Oリング相互間の挟まれた位置から外部に通じているから、油圧装置の 接続が容易であり、しかもシャフトとの接続部から油が漏出するおそれはないも のである。
【0013】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明すれば、本実施例は診療用椅子に 適用した例であって、図1は本実施例が適用された診療用椅子1の側面を示して おり、同図からわかるように、この診療用椅子1は、床面2に据え置かれる基台 3と、この基台3に対して回転自在に設けられている駆動部4と、この駆動部4 の上に設けられている座部5、背もたれ部6、前記背もたれ部6に設けられてい るヘッドレスト7とによって構成されている。そして基台3には電源コード8が 設けられている。
【0014】 本実施例は、かかる構成の診療用椅子1における基台3と駆動部4との間に介 在して設けられるものである。 以下、本実施例を図2以下に基づいて詳述すると、図2は上側、即ち駆動部4 側に設けられる平盤状保持体としての上側基板11の下面を示しており、全体と して絶縁材からなる円板12によってその外形が形成され、さらにこの円板12 の中心には中心孔13が穿設されている。
【0015】 そしてこの中心孔13を中心として径の異なる導電性の集電環14、15、1 6が、適宜の間隔をもって外側から順に同心円状にこの円板12の裏面に設けら れ、さらにこれら各集電環14、15、16には、円板12の上面側に通ずる端 子a、b、cが夫々設けられている。
【0016】 一方上記上側基板11に対して回転自在となるように対設され、基板2側に設 けられることになる平盤状保持体としての下側基板21は、その上面が図3に示 したように構成されている。 即ちこの下側基板21も、上記上側基板11の円板12と同形同大かつ同一材 質の円板22によってその略外形が形成され、この円板22の中心には、上記円 板12の中心孔13と同一径を有する中心孔23が穿設されている。
【0017】 そしてこの円板22の上面には、上記上側基板11の下面に設けられた既述の 集電環14、15、16と対応する刷子24、25、26が設けられている。
【0018】 これら各刷子24、25、26の構成自体は夫々同一であるので、いま最外側 に位置する刷子24についての構成をいうと、この刷子24は全体として導電性 の良好な材質で構成され、その形態等は図4に示したように、底部24a及びこ の底部24aの両端から跳ね上がる跳上部24b、24c、さらに各跳上部24 b、24cの端部近傍上面に設けられた接触部24dによって構成されている。
【0019】 そしてかかる刷子24の底部24aが、円板22の所定位置に、ビスなどの適 宜の固着部材27で固着されている。他の刷子25、26もこれと同様の方法で 円板22の所定位置に固着されている。
【0020】 さらにまた本実施例では、中心孔23を挟んでこれら各刷子24、25、26 と対向する位置に、これら各刷子24、25、26と同一構成にかかる刷子28 、29、30が固着されている。そして図5に示したように、これら各刷子24 、25、26と対応する各刷子28、29、30とは、夫々半環状の導体31、 32、33にて夫々導通されている。
【0021】 このような構成を採ることによって、1の集電環に対しては、2つの対向する 刷子が応対することになり、いずれか一方が接触不良をおこしても、確実に両者 を導通させることが可能になっている。
【0022】 そして図5に示したように、各刷子24、25、26の固着箇所裏面には、端 子A、B、Cが夫々設けられている。
【0023】 而して上記の構成にかかる上側基板11と下側基板21とは、図6に示したよ うに、各中心孔13、23を回転自在に貫通するシャフト41を中心にして相互 に回転自在に組み合わされる。
【0024】 このシャフト41の下端には、ネジが切ってあり、基台3側に設けられる支持 体42の上部と螺着される。そしてスペーサ43を介して、このシャフト41の 外周にまず下側基板21が嵌められ、次に上側基板11が、シャフト41のフラ ンジ部41aの上に嵌められ、その後、略直方体のアダプタ44が嵌められてか ら、このアダプタ44の上面にて、略Ω型のストッパ45がシャフト41の外周 に嵌着される。
【0025】 したがって、下側基板21と上側基板11との間のフランジ部41aは、スペ ーサとしての機能を発揮し、その結果、下側基板21に設けられた各刷子24、 25、26、28、29、30の各接触部は、上側基板11の対応する各集電環 14、15、16と適度の圧接した状態の下で導通されている。
【0026】 上記シャフト41の内部には、その下端から垂直に立ち上がって上側基板11 を少し越えた所で水平に抜けでる流通路46が設けられ、この水平方向の開口部 46aは、上記アダプタ44の内部に設けられている接続口47に通じ、一方こ の流通路46の下端面開口部46bは、支持体42の両側に設けられた接続口4 8と通じている。
【0027】 前記水平方向の開口部46aの上下におけるシャフト41の外周には、Oリン グ49、50が嵌められて、アダプタ44の内周面と圧接しており、さらにまた 駆動部4側の駆動プレート51上に設けられているオイルタンク52と通ずる接 続部材53の接続部が、このアダプタ44の上記接続口47と接続されている。
【0028】 一方上記支持体42は、図8に示したような平面形態を有しており、その両端 部に穿設された穴54、55内を、図7に示したように遊びを持って遊貫する径 のボルト56によって、基台3側の基台プレート57と固定されている。そして 支持体42の接続口48は、基台3の下面側に設けられた油圧リフター58と油 圧チューブ59によって接続されている。
【0029】 本実施例は、以上のように構成されており、適宜の駆動機構によって駆動プレ ート51が基台3に対して回転しても、下側基板21に設けられた各刷子24、 25、26、28、29、30の各接触部が、上側基板11の対応する各集電環 14、15、16と適度の圧接した状態の下で導通しているので、例えば下側基 板21側の端子A、B、Cに夫々電源コード8の所定のリード線を接続すれば、 上側基板11側の端子a、b、cに夫々当該リード線に対応した電流を流すこと ができる。
【0030】 しかも駆動プレート51上に設けられているオイルタンク52からの油を、基 台3の下面側に設けられた油圧リフター58に供給する場合にも、シャフト41 内の流通路46を介してこれを供給することができ、チューブやパイプを用いる ことなく、基台3に対して回転する駆動プレート51との間に油圧回路を構成す ることができる。
【0031】 したがって、基台3に対する駆動プレート51の回転に支障をきたすことはな く、しかも外見上、上記油の供給経路は露出していないので、意匠的にも好まし いものである。
【0032】 もちろん、流通路46の水平方向の開口部46aの上下におけるシャフト41 の外周には、Oリング49、50が嵌められているから、油が漏出するおそれは ないものである。
【0033】 またシャフト41を支持している支持体42は、基台プレート57に対して、 既述の如く「遊び」をもって固定されているので、駆動プレート51と基台プレ ート57との間に水平方向の変位が発生した場合には、かかる変位を前記「遊び 」で吸収することができ、シャフト41に過大な負荷圧がかかるおそれはないも のである。
【0034】 なお上記実施例は診療用椅子の基台と駆動部との間に用いた例であったが、も ちろんこれに限らず、この考案は相対的に回転する2つの部材間に、コードやチ ューブ、パイプを用いることなく、電気回路と油圧回路を構成することができる ので、各種の装置機器に対して用いることが可能である。
【0035】
【考案の効果】
請求項1によれば、スリップリング装置における2つの平盤状保持体の上下に 渡る油圧回路を構成することが可能である。従って、スリップリング装置の本来 の機能と相俟って、チューブ、パイプ類を設けることなく、電気回路のみならず 、油圧回路をも相対的に回転する2つの部材間に形成することが可能になる。 しかも、それを可能としたシャフト内部の流路は、外部に露出していないので 、意匠的にも好ましいものである。
【0036】 請求項2によれば、油圧装置などの装置とシャフトとの接続が容易であり、し かもシャフトとの接続部から油が漏出するおそれはないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例が使用された診療用椅子の側面図であ
る。
【図2】実施例における上側基板の底面図である。
【図3】実施例における下側基板の平面図である。
【図4】実施例における刷子の斜視図である。
【図5】実施例における下側基板の底面図である。
【図6】実施例の側面断面図である。
【図7】実施例の適用箇所を示す診療用椅子の要部説明
図である。
【図8】実施例で使用した支持体の平面図である。
【符号の説明】
3 基台 4 駆動部 8 電源コード 11 上側基板 12 円板 14、15、16 集電環 21 下側基板 22 円板 24、25、26 刷子 28、29、30 刷子 41 シャフト 42 支持体 44 アダプタ 46 流通路 A、B、C 端子 a、b、c 端子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 径の異なる集電環を同心円状に複数列取
    り付けた平盤状保持体と、前記集電環に対応する刷子を
    取り付けた平盤状保持体とを、その集電環と刷子とが適
    度に圧接した状態のもとに、これら2つの平盤状保持体
    がその中心を軸として相対的に回転自在となるように構
    成したスリップリング装置において、これら2つの平盤
    状保持体の中心にシャフトを貫通させ、当該シャフト内
    部に油の流通路を略垂直に形成したことを特徴とする、
    スリップリング装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも一側に位置する平盤状保持体
    から突出するシャフトの上下各外周に夫々環状溝を形成
    し、これら各環状溝にOリングを嵌め、シャフト内部の
    油の流通路は、これら各Oリング相互間の挟まれた位置
    から、略水平方向にシャフト外部に通じる如く構成され
    ていることを特徴とする、請求項1に記載のスリップリ
    ング装置。
JP4145793U 1993-06-30 1993-06-30 スリップリング装置 Pending JPH077093U (ja)

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Effective date: 19951017