JPH077101B2 - セメント混練機の洗浄廃水処理方法 - Google Patents
セメント混練機の洗浄廃水処理方法Info
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- JPH077101B2 JPH077101B2 JP63327306A JP32730688A JPH077101B2 JP H077101 B2 JPH077101 B2 JP H077101B2 JP 63327306 A JP63327306 A JP 63327306A JP 32730688 A JP32730688 A JP 32730688A JP H077101 B2 JPH077101 B2 JP H077101B2
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Landscapes
- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、放射性廃棄物や重金属のような有害物質を含
有する廃液を、セメント固化により処理する場合の、セ
メント混練機の洗浄廃水の処理方法に関する。
有する廃液を、セメント固化により処理する場合の、セ
メント混練機の洗浄廃水の処理方法に関する。
上記のような廃液のセメント固化処理法には、インドラ
ム方式、アウトドラム方式および真空方式がある。イン
ドラム方式の処理法は、ドラム缶の中で廃液とセメント
とを混練してそのまま固化する方法であり、アウトドラ
ム方式は、ある程度まとまった量の廃液とセメントを混
練機で均質に混練し、混練物をドラム缶に注入して固化
させる方法である。真空方式の処理法は、ドラム缶にセ
メントとバーミキュライトを詰め、その中へ廃液を真空
下で注入し、全体に浸透させて固化させる方法である。
ム方式、アウトドラム方式および真空方式がある。イン
ドラム方式の処理法は、ドラム缶の中で廃液とセメント
とを混練してそのまま固化する方法であり、アウトドラ
ム方式は、ある程度まとまった量の廃液とセメントを混
練機で均質に混練し、混練物をドラム缶に注入して固化
させる方法である。真空方式の処理法は、ドラム缶にセ
メントとバーミキュライトを詰め、その中へ廃液を真空
下で注入し、全体に浸透させて固化させる方法である。
しかし、真空方式の場合はできた固化体が十分に均質で
はなく、またインドラム方式は、セメント粉末の飛散
や、混練後に攪拌翼を洗浄しなければならないという問
題があり、アウトドラム方式の処理法が主流になってい
る。
はなく、またインドラム方式は、セメント粉末の飛散
や、混練後に攪拌翼を洗浄しなければならないという問
題があり、アウトドラム方式の処理法が主流になってい
る。
アウトドラム方式の処理法においても、混練機に残った
スラッジは洗い流さなければならず、それにより生じた
洗浄廃水の処理が問題となる。現行の処理法では、洗浄
廃水をいったんタンクに送って静置し、分離した上澄水
は洗浄水として再利用し、下にたまったスラッジは真空
ポンプでタンクから引き抜いてドラム缶に排出し、そこ
で自然に凝固させる。
スラッジは洗い流さなければならず、それにより生じた
洗浄廃水の処理が問題となる。現行の処理法では、洗浄
廃水をいったんタンクに送って静置し、分離した上澄水
は洗浄水として再利用し、下にたまったスラッジは真空
ポンプでタンクから引き抜いてドラム缶に排出し、そこ
で自然に凝固させる。
このようにして得られるスラッジ固化体は、均質なもの
ではなく、その圧縮強度も数kg/cm2〜数拾kg/cm2と、放
射性廃棄物の固化体に要求される海洋投棄基準の圧縮強
度150kg/cm2にはほど遠い。
ではなく、その圧縮強度も数kg/cm2〜数拾kg/cm2と、放
射性廃棄物の固化体に要求される海洋投棄基準の圧縮強
度150kg/cm2にはほど遠い。
本発明の目的は、廃液のセメント固化処理において、セ
メント混練機の洗浄廃水の処理方法を改良し、均質で十
分な強度をもった固化体を与えることにある。
メント混練機の洗浄廃水の処理方法を改良し、均質で十
分な強度をもった固化体を与えることにある。
本発明のセメント混練機の洗浄廃水処理方法は、廃液と
セメントとを混練機で混練し、その混合物を容器に注入
して固化させるセメント固化処理を行なうに際して、混
練機のスラッジを洗浄することにより生じた洗浄廃水を
洗浄廃水タンクに受けて、ゆるやかに攪拌しつつスラッ
ジが凝固しないように保存し、保存した洗浄廃水のスラ
ッジに富む部分を混練機に移送してセメントと混練し、
上澄水は上澄水タンクに送り、混練機の洗浄に再利用す
ることからなるセメント混練機の洗浄廃水処理すること
からなる。
セメントとを混練機で混練し、その混合物を容器に注入
して固化させるセメント固化処理を行なうに際して、混
練機のスラッジを洗浄することにより生じた洗浄廃水を
洗浄廃水タンクに受けて、ゆるやかに攪拌しつつスラッ
ジが凝固しないように保存し、保存した洗浄廃水のスラ
ッジに富む部分を混練機に移送してセメントと混練し、
上澄水は上澄水タンクに送り、混練機の洗浄に再利用す
ることからなるセメント混練機の洗浄廃水処理すること
からなる。
洗浄廃水の攪拌、スラッジの沈降と凝固を妨げる程度に
弱く行なえば足り、そのような攪拌を続けると、底部寄
りにはスラッジに富むが固形物が懸濁している液があ
り、上部には上澄水が存在するようになる。そこで、前
者は次のセメント混練に際して混練機に送り、後者は洗
浄に再利用する。
弱く行なえば足り、そのような攪拌を続けると、底部寄
りにはスラッジに富むが固形物が懸濁している液があ
り、上部には上澄水が存在するようになる。そこで、前
者は次のセメント混練に際して混練機に送り、後者は洗
浄に再利用する。
本発明の処理方法を実施する装置は、代表的には図に示
すような構成となる。
すような構成となる。
廃液タンク(4)からの廃液とセメントホッパー(5)
からのセメントとは、混練機(1)において混合され、
混合物はドラム缶(9)へ注入されてそこで固化する。
混練作業が終ると、上澄水タンク(3)の中の水を混練
機に送って、混練機内を洗浄する。発生した洗浄廃水
は、洗浄廃水タンク(2)に送り、そこでは底部近くを
静かに攪拌する。
からのセメントとは、混練機(1)において混合され、
混合物はドラム缶(9)へ注入されてそこで固化する。
混練作業が終ると、上澄水タンク(3)の中の水を混練
機に送って、混練機内を洗浄する。発生した洗浄廃水
は、洗浄廃水タンク(2)に送り、そこでは底部近くを
静かに攪拌する。
洗浄廃水に含まれているのは水和反応が進行しつつある
セメント粒子であって、これはタンク底部に向って沈降
し、静置しておくと水和物結晶の成長とからみ合いによ
りそこで凝固してしまうが、攪拌によりそれが妨げら
れ、各粒子が独立した状態で水和が進む。
セメント粒子であって、これはタンク底部に向って沈降
し、静置しておくと水和物結晶の成長とからみ合いによ
りそこで凝固してしまうが、攪拌によりそれが妨げら
れ、各粒子が独立した状態で水和が進む。
洗浄廃水タンクの上澄みは上澄水タンク(3)に送り、
上記した混練機(1)の洗浄に使用するほか、洗浄廃水
タンク(2)の洗浄や、混練機から洗浄廃水タンクへの
流路(6)の洗浄に使用する。
上記した混練機(1)の洗浄に使用するほか、洗浄廃水
タンク(2)の洗浄や、混練機から洗浄廃水タンクへの
流路(6)の洗浄に使用する。
洗浄廃水タンク(2)の底部に保存されたスラッジは、
セメントとの混練の時期が来たとき、スラリー移送ポン
プ(7)により混練機(1)に送られ、前記したように
セメントと混練される。
セメントとの混練の時期が来たとき、スラリー移送ポン
プ(7)により混練機(1)に送られ、前記したように
セメントと混練される。
必要に応じ、図示した例では洗浄タンクの上澄みの流路
や上澄水タンク(3)に、符号DWで示したように脱塩水
を加える。
や上澄水タンク(3)に、符号DWで示したように脱塩水
を加える。
このようにして、セメント混練機を洗浄したときに発生
する洗浄廃水中のスラッジを混練機に移送して、セメン
トと混練するため、スラッジの固化体は均質で、その圧
縮強度も放射性廃棄物の固化体に要求される海洋投棄基
準をみたすレベルに達する。また、上澄水は、繰り返し
使用された後、セメント混練時の練り水として使用でき
るため、洗浄に伴い発生する固化体ドラム缶の本数も少
ない。
する洗浄廃水中のスラッジを混練機に移送して、セメン
トと混練するため、スラッジの固化体は均質で、その圧
縮強度も放射性廃棄物の固化体に要求される海洋投棄基
準をみたすレベルに達する。また、上澄水は、繰り返し
使用された後、セメント混練時の練り水として使用でき
るため、洗浄に伴い発生する固化体ドラム缶の本数も少
ない。
〔参考例1〕 原子力発電所から排出されるホウ酸含有廃液に似せた組
成の廃液を用意し、これをセメント固化処理したときに
混練機に付着したスラッジを採取した。スラッジの組成
は、重量比でホウ酸カルシウム:セメント:水:2:1:3で
あった。
成の廃液を用意し、これをセメント固化処理したときに
混練機に付着したスラッジを採取した。スラッジの組成
は、重量比でホウ酸カルシウム:セメント:水:2:1:3で
あった。
2個のビーカーにそれぞれ水100gを入れ、前記スラッジ
60gずつを加えて攪拌した。ひとつはそのまま攪拌を続
け、いまひとつは攪拌をやめて静置した。
60gずつを加えて攪拌した。ひとつはそのまま攪拌を続
け、いまひとつは攪拌をやめて静置した。
攪拌をつづけたサンプルは長時間にわたりスラリーのま
まで変化がなかったが、静置した方はスラッジが凝固し
た。凝固体の圧縮強度は、2週間後に30kg/cm2、3カ月
後でも50kg/cm2にしかならなかった。
まで変化がなかったが、静置した方はスラッジが凝固し
た。凝固体の圧縮強度は、2週間後に30kg/cm2、3カ月
後でも50kg/cm2にしかならなかった。
〔参考例2〕 ZnおよびPbを含んでいる焼却灰をセメント固化処理した
ときに混練機に付着したスラッジを採取し、参考例1と
同じ実験をした。
ときに混練機に付着したスラッジを採取し、参考例1と
同じ実験をした。
結果は参考例1と同様で、攪拌を続けたものは変化がな
かったが、静置したものはスラッジが凝固した。凝固体
の圧縮強度は、2週間後が10kg/cm2、3カ月後でもわず
か20kg/cm2であった。
かったが、静置したものはスラッジが凝固した。凝固体
の圧縮強度は、2週間後が10kg/cm2、3カ月後でもわず
か20kg/cm2であった。
〔参考例3〕 参考例1で使用したホウ酸含有廃液をセメント固化処理
したのちに、混練機に付着したスラッジを水で洗い流
し、その洗浄廃水中のスラッジを下記の割合でセメント
と混練した固化した。
したのちに、混練機に付着したスラッジを水で洗い流
し、その洗浄廃水中のスラッジを下記の割合でセメント
と混練した固化した。
結果は、つぎのとおりである。
〔実施例〕 図に示す構成の処理装置を使用し、放射性廃棄物を含む
廃液をセメント固化して、混練機の洗浄廃水を前記のよ
うにして保存したのち、スラッジを混練工程に戻してセ
メントと混合した。
廃液をセメント固化して、混練機の洗浄廃水を前記のよ
うにして保存したのち、スラッジを混練工程に戻してセ
メントと混合した。
混合比率は、スラッジ160kg:セメント230kgである。
得られたセメント固化体の圧縮強度は、1カ月後には15
0kg/cm2を超えていた。
0kg/cm2を超えていた。
本発明のセメント混練機の洗浄廃水処理方法によれば、
洗浄廃水中のスラッジはセメントと固化されるので、洗
浄スラッジだけの、不均質で強度の低い固化体ができる
ことはない。得られる固体化は、いずれも均質かつ高強
度で、長期の保存に耐える安定な固化体である。このよ
うにして、洗浄スラッジの処理に伴う問題点は解消し
た。
洗浄廃水中のスラッジはセメントと固化されるので、洗
浄スラッジだけの、不均質で強度の低い固化体ができる
ことはない。得られる固体化は、いずれも均質かつ高強
度で、長期の保存に耐える安定な固化体である。このよ
うにして、洗浄スラッジの処理に伴う問題点は解消し
た。
本発明の処理方法は、放射性廃液の処理に適用したと
き、とくに意義が大きいが、そのほか重金属を含有する
廃棄物の処理などにも有用である。
き、とくに意義が大きいが、そのほか重金属を含有する
廃棄物の処理などにも有用である。
図面は、本発明の処理方法の実施に使用する装置のフロ
ーシートである。 1……混練機 2……洗浄廃水タンク 3……上澄水タンク 4……廃液タンク 5……セメントホッパー 7……スラリー移送ポンプ
ーシートである。 1……混練機 2……洗浄廃水タンク 3……上澄水タンク 4……廃液タンク 5……セメントホッパー 7……スラリー移送ポンプ
Claims (3)
- 【請求項1】廃液とセメントとを混練機で混練し、その
混合物を容器に注入して固化させるセメント固化処理を
行なうに際して、混練機のスラッジを洗浄することによ
り生じた洗浄廃水を洗浄廃水タンクに受けて、ゆるやか
に攪拌しつつスラッジが凝固しないように保存し、保存
した洗浄廃水のスラッジに富む部分を混練機に移送して
セメントと混練し、上澄水は上澄水タンクに送り、混練
機の洗浄に再利用することからなるセメント混練機の洗
浄廃水処理方法。 - 【請求項2】廃液が放射性廃液である請求項1の処理方
法。 - 【請求項3】廃液が有害物質を含む廃液である請求項1
の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63327306A JPH077101B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | セメント混練機の洗浄廃水処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63327306A JPH077101B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | セメント混練機の洗浄廃水処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02171693A JPH02171693A (ja) | 1990-07-03 |
| JPH077101B2 true JPH077101B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=18197656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63327306A Expired - Lifetime JPH077101B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | セメント混練機の洗浄廃水処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077101B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4064616B2 (ja) * | 2000-10-26 | 2008-03-19 | 株式会社東芝 | 放射性廃棄物の固化処理方法 |
| JP4166510B2 (ja) * | 2002-06-07 | 2008-10-15 | 住友林業株式会社 | セメント洗浄水の浄化方法及び浄化用袋体 |
| JP5019147B2 (ja) * | 2004-10-26 | 2012-09-05 | 崇幸 野村 | 生コンクリート設備からの洗浄排水の利用方法 |
| JP2009023291A (ja) * | 2007-07-23 | 2009-02-05 | Aizawa Koatsu Concrete Kk | トラックアジテータのドラムの洗浄水の回収方法およびドラム |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5190000U (ja) * | 1975-01-16 | 1976-07-19 | ||
| JPS51115520A (en) * | 1975-04-04 | 1976-10-12 | Sanko Co Inc | Process for reusing the water after cleaning a mixer automobile etc* as the water for mixing raw concrete grout |
-
1988
- 1988-12-23 JP JP63327306A patent/JPH077101B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02171693A (ja) | 1990-07-03 |
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Legal Events
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