JPH0771422A - 継 手 - Google Patents

継 手

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JPH0771422A
JPH0771422A JP22099793A JP22099793A JPH0771422A JP H0771422 A JPH0771422 A JP H0771422A JP 22099793 A JP22099793 A JP 22099793A JP 22099793 A JP22099793 A JP 22099793A JP H0771422 A JPH0771422 A JP H0771422A
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鋭 都築
Junichi Ichise
順一 市瀬
Hiroshi Tsunewaki
寛 常脇
Tamotsu Ishizaka
保 石坂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 姿勢に関係なく何れの方向からの負荷に対し
ても均一な機械的剛性が得られることを目的とする。 【構成】 基部側アダプタと先端側アダプタとが互いの
接続面に嵌合可能に設けられた複数組の位置決めピンと
がガイド穴とを介して結合および分離し部材または系統
の着脱を行う継手における両アダプタの周方向にロック
機構が均等に配設され流体圧シリンダにより作動して両
アダプタの結合および分離を行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子力設備内など人が
立入ることができない場所などに適用される継手に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5および図6は原子力設備内など人が
立入ることができない場所などで使用されている従来の
継手の説明図である。図において、本継手は直接人手で
取扱うことにより着脱、および交換が可能になってお
り、基部側アダプタ50と先端側アダプタ51とを結合
させることにより、部材間を継ぐ機械的剛性を有すると
ともに電気コネクタも同時に連結させる機能を有してい
る。基部側アダプタ50にはピストン56、ピストンロ
ッド57を有するシリンダ55とその動作を利用して、
ピン58,59を支点として揺動する2組のレバー60
が設けられており、相手の先端側アダプタ51に固定さ
れたロックピン54を引き寄せ、または押し出すように
なっている。また、基部側アダプタ50、先端側アダプ
タ51それぞれに2組の位置決めピン52、ガイド穴5
3が設けられている。
【0003】図6は機械的剛性に対するX軸方向、Y軸
方向のモーメント、Z軸を中心とするトルク負荷を示し
ており、このように180°対向して配置された2組の
レバー60とロックピン54とによる着脱機構では、ト
ルク負荷に対しては2本の位置決めピン52により剛性
が得られ、またY軸方向のモーメント負荷に対しては最
も遠い位置で力を受けることができて有利であるが、レ
バー60の配置方向を軸心とするX軸方向のモーメント
負荷に対しては力を受けるレバー60が回転軸心にある
ために大きな負荷を支えることができず、機械的剛性の
面で劣っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、人が立
入ることができない場所などで使用される継手において
は、遠隔操作により着脱、或いは交換が容易にでき、特
に部材間の機械的な継手、配管、ホース類の継手、電気
配線のコネクタなど総ての系統を統括的に一つに纏めた
継手が必要であり、またどのような姿勢においてもモー
メント、トルク負荷に対する機械的剛性が得られるとと
もに、遠隔操作で欠かすことのできない着脱動作の確認
機能が必要であるが、現在このような継手は見当らな
い。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る継手は上記
課題の解決を目的にしており、基部側アダプタと先端側
アダプタとが互いの接続面に嵌合可能に設けられた複数
組の位置決めピンとガイド穴とを介して結合および分離
し部材または系統の着脱を行う継手において、上記両ア
ダプタの周方向に均等に配設され流体圧シリンダにより
作動して上記両アダプタの結合および分離を行うロック
機構を備えた構成を特徴とする。
【0006】また、本発明に係る継手は、基部側アダプ
タと先端側アダプタとが互いの接続面に嵌合可能に設け
られた複数組の位置決めピンとガイド穴とを介して結合
および分離し部材または系統の着脱を行う継手におい
て、上記両アダプタの周方向に均等に配設され流体圧シ
リンダにより作動して上記両アダプタの結合および分離
を行うロック機構と、上記両アダプタに組み込まれ上記
両アダプタの結合および分離を検知するセンサとを備え
た構成を特徴とする。
【0007】また、本発明に係る継手は、基部側アダプ
タと先端側アダプタとが互いの接続面に嵌合可能に設け
られた複数組の位置決めピンとガイド穴とを介して結合
および分離し部材または系統の着脱を行う継手におい
て、上記両アダプタの周方向に均等に配設され流体圧シ
リンダにより作動して上記両アダプタの結合および分離
を行うロック機構を備えるとともに、上記複数の位置決
めピンの長さが互いに異なる構成を特徴とする。
【0008】また、本発明に係る継手は、基部側アダプ
タと先端側アダプタとが互いの接続面に嵌合可能に設け
られた複数組の位置決めピンとガイド穴とを介して結合
および分離し部材または系統の着脱を行う継手におい
て、上記両アダプタの周方向に均等に配設され流体圧シ
リンダにより作動して上記両アダプタの結合および分離
を行うロック機構と、上記流体圧シリンダに併設され上
記流体圧シリンダの機能喪失時に上記両アダプタの結合
を維持するスプリングとを備えた構成を特徴とする。
【0009】
【作用】即ち、本発明に係る継手においては、基部側ア
ダプタと先端側アダプタとが互いの接続面に嵌合可能に
設けられた複数組の位置決めピンとガイド穴とを介して
結合および分離し部材または系統の着脱を行う継手にお
ける両アダプタの周方向にロック機構が均等に配設され
流体圧シリンダにより作動して両アダプタの結合および
分離を行うようになっており、流体圧シリンダにより周
方向に均等に配置された複数のロック機構を開閉するこ
とにより1つの流体圧シリンダによりそれぞれのロック
機構に均一な力が発生して姿勢に関係なく何れの方向か
らの負荷に対しても均一な機械的剛性が得られるととも
に外部からの一方向のモーメント負荷に対しても最大の
力が得られて片当たりしない。なお、外部からの負荷ト
ルクに対しては位置決めピンとガイド穴との強度で剛性
が維持される。また、負荷モーメントに対してはロック
機構の強度により剛性が得られる。
【0010】また、本発明に係る継手においては、基部
側アダプタと先端側アダプタとが互いの接続面に嵌合可
能に設けられた複数組の位置決めピンとガイド穴とを介
して結合および分離し部材または系統の着脱を行う継手
における両アダプタの周方向にロック機構が均等に配設
され流体圧シリンダにより作動して両アダプタの結合お
よび分離を行うとともに、両アダプタにセンサが組み込
まれ両アダプタの結合および分離を検知するようになっ
ており、上記の継手と同様の作用および効果が得られる
とともに両アダプタの結合および分離など各動作の確認
が行われる。
【0011】また、本発明に係る継手においては、基部
側アダプタと先端側アダプタとが互いの接続面に嵌合可
能に設けられた複数組の位置決めピンとガイド穴とを介
して結合および分離し部材または系統の着脱を行う継手
における両アダプタの周方向にロック機構が均等に配設
され流体圧シリンダにより作動して両アダプタの結合お
よび分離を行うとともに、複数の位置決めピンの長さが
互いに異なっており、前記の継手と同様の作用および効
果が得られるとともに遠隔操作による位置決めを容易に
行うことができる。
【0012】また、本発明に係る継手においては、基部
側アダプタと先端側アダプタとが互いの接続面に嵌合可
能に設けられた複数組の位置決めピンとガイド穴とを介
して結合および分離し部材または系統の着脱を行う継手
における両アダプタの周方向にロック機構が均等に配設
され流体圧シリンダにより作動して両アダプタの結合お
よび分離を行うとともに、流体圧シリンダにスプリング
が併設され流体圧シリンダの機能喪失時に両アダプタの
結合を維持するようになっており、前記の継手と同様の
作用および効果が得られるとともに流体圧シリンダに供
給される流体圧源が何らかの原因で喪失した場合でも継
手としての機能が維持される。
【0013】
【実施例】図1乃至図3は本発明の一実施例に係る継手
の説明図である。図において、本実施例に係る継手は原
子力設備内など人が立入ることができない場所などで使
用されるもので、図1に示すようにマニピュレータ43
の関節軸間、或いはマニピュレータ43の先端と工具と
の間に用いることにより、特に人が立入ることができな
い放射線区域内でも原子力設備のメンテナンスのために
遠隔操作によりマニピュレータ43の関節軸、或いはマ
ニピュレータ43の工具の着脱、交換が容易に行えるよ
うになっており、本継手46a,46bを内蔵した関節
軸を交換する場合には、遮蔽壁45の外部からグリーン
ハウス40内に設けられている揚重装置41及び着脱、
交換用の架台42、グリーンハウス40内外を貫通して
設けられているハンドリング用のマニピュレータ43及
び遮蔽窓44などを介して行うことができる。
【0014】即ち、本継手は図2に示すようにロボット
側の基部側アダプタ1、アダプタプレート3とツール側
の先端側アダプタ2とに区分されており、基部側アダプ
タ1と先端側アダプタ2との間の接続面で互いに接続さ
れるようになっている。基部側アダプタ1には中央部に
ピストン5、ピストンロッド7、ピストン5のシリンダ
4内に空圧の供給、排出を行う経路とその連結時空圧供
給口27、分離時空圧供給口26などの空圧口とがそれ
ぞれ設けられており、気密維持のために摺動面、接合面
等にそれぞれシール14〜19が組み込まれている。ピ
ストンロッド7には球面軸受9が軸8を介して一体に固
定され、球面軸受9を介して開閉軸10がピストンロッ
ド7の軸心延長上に取付けられている。基部側アダプタ
1の端部には円周方向に均等に配置されそれぞれピン1
2を介して回転自由に支持された3組のロックレバー1
1が配設されており、先端を開閉軸10の凹部に嵌め込
まれている。ロックレバー11それぞれの基端には、後
述する先端側アダプタ2におけるロックピン13の受取
り、引き込み、押し出しを行う切欠き溝32が設けられ
ている。先端側アダプタ2には複数のロックレバー11
それぞれの切欠き溝32に見合うロックピン13が設け
られている。ロボット側のアダプタプレート3とピスト
ン5との間には、スプリング6が内蔵されている。この
スプリング6は先端側アダプタ2を含む先端側総ての自
重以上の反力を発生するようになっている。
【0015】先端側アダプタ2には図3に示すように2
ヶ所のガイド穴23,24が設けられており、基部側ア
ダプタ1にはそのガイド穴23,24に嵌まり合うよう
に位置決めピン20,21が取付けられている。この位
置決めピン20,21はガイドを容易にするために先端
にテーパー部を有しているとともに、位置決めピン21
の長い方を1ヶ所のガイド穴24に位置決めした後、周
方向に廻して次のガイド穴23に短い方の位置決めピン
20を楽に挿入することができるようにそれぞれの長さ
を変えてアクセス位置決めを容易に行うことができる構
造になっている。この2組の位置決めピン20,21、
ガイド穴23,24の配置は、図2に示すように180
°の対称位置を避け、基部側アダプタ1と先端側アダプ
タ2とが1種類の結合しか得られないように配慮されて
いる。
【0016】本継手にはシリンダ4への空圧供給とは別
に基部側アダプタ1から先端側アダプタ2へ送る空圧ラ
インの継手及び動力、信号線など電気配線のコネクタも
互いの接続面に設けられており、図2に示すように空圧
ラインの継手として基部側アダプタ1の接続面に複数の
ニップル22及びシール17を設置し、そのニップル2
2に嵌め合う穴が先端側アダプタ2に設けられている。
また、電気配線についても図1に示すように基部側アダ
プタ1に電気コネクタ(リセプタクル)28を取付け、
この電気コネクタ(リセプタクル)28に見合う電気コ
ネクタ(プラグ)31を先端側アダプタ2に設けてい
る。また、着脱を遠隔操作で行うため、着脱動作の確認
が得られるように本継手内に3組の非接触センサ29
a,29b,29c及びマグネット30a,30b,3
0cが内蔵されており、図3に示すようにシリンダ4の
両ストローク端のアダプタプレート3及び基部側アダプ
タ1、基部側アダプタ1と先端側アダプタ2との間にア
クセス位置決めした状態を検知できるようにそれぞれ1
組づつ設けられている。
【0017】本継手を図4に示すように着脱することに
より、ロボット側とツール側との連結、分離が行われ
る。即ち、ロボット側の基部側アダプタ1にツール側の
先端側アダプタ2を連結する場合は、シリンダ4が分離
時空圧供給口26からのエアー圧でピストン5を押し下
げている状態で開閉軸10が下方に位置しており、ロッ
クレバー11の切欠き溝32が斜め上方を向いて先端側
アダプタ2のロックピン13を受取る状態になってい
る。基部側アダプタ1と先端側アダプタ2との位置決め
は、基部側アダプタ1の接続面上へ先端側アダプタ2を
送り込み、2組の位置決めピン20,21とがガイド穴
23,24とにより先端側アダプタ2を機械的に誘い込
む。そして、先端側アダプタ2に固定されているロック
ピン13をロックレバー11の切欠き溝32で受け取
る。このとき、基部側アダプタ1に設けられた非接触セ
ンサ29cと先端側アダプタ2に設けられたマグネット
30cとの組合わせにより、先端側アダプタ2の位置決
めピン20,21が正常に挿入されたか否かが検知さ
れ、位置決め状態の確認が得られる。空圧口は図示しな
い電磁弁等で切換え可能になっており、シリンダ4内へ
空圧を送り込む空圧口を入れ換えて連結時空圧供給口2
7からシリンダ4内へ空圧用エアーを送り、ピストン5
を開閉軸10などとともに持上げることによりロックレ
バー11を廻し、ロックピン13と一体の先端側アダプ
タ2を引き寄せてシリンダ4の力で強固に結合させる。
この結合状態は非接触センサ29b、マグネット30b
による検知信号で確認される。なお、この結合状態にお
ける空圧の喪失等異常時でも継手の機能が失なわれない
ように、スプリング6の力でこの姿勢が維持される構造
になっている。ロボット側の基部側アダプタ1とツール
側の先端側アダプタ2とを分離させる場合は、上記の手
順と逆の手順で操作を行う。即ち、連結時空圧供給口2
7を開放し、分離時空圧供給口26から空圧用のエアー
を供給してロックレバー11の切欠き溝32を持ち上
げ、ロックピン13を押し上げる。このとき、非接触セ
ンサ29a、マグネット30aからの信号で先端側アダ
プタ2が分離したことを検知して分離状態を確認する。
【0018】人が立入ることができない場所などで使用
される継手においては、遠隔操作により着脱、或いは交
換が容易にでき、特に部材間の機械的な継手、配管、ホ
ース類の継手、電気配線のコネクタなど総ての系統を統
括的に一つに纏めた継手が必要であり、またどのような
姿勢においてもモーメント、トルク負荷に対する機械的
剛性が得られるとともに、遠隔操作で欠かすことのでき
ない着脱動作の確認機能が必要であるが、本継手におい
ては遠隔操作により基部側アダプタ1と先端側アダプタ
2との位置合わせが可能なように、基部側アダプタ1と
先端側アダプタ2との接続面にそれぞれ2組の位置決め
ピン20,21とそのガイド穴23,24を対向して設
け、位置決めピン20,21は先端にテーパー部を設け
るとともに互いに長さの異なるものにして挿入および、
位置決めを容易にしている。また、基部側アダプタ1内
にシリンダ4とシリンダ4のピストンロッド7端に球面
軸受9を介して開閉軸10とを設け、また同基部側アダ
プタ1の端部に回転自由に支持された3組のロックレバ
ー11を円周方向に均等に配置して開閉軸10に接続し
ている。このロックレバー11の基端にはそれぞれ後述
するロックピン13の受取り、引き込み、押し出しが可
能なように切欠き溝32を設けている。また、先端側ア
ダプタ2内にはロックピン13がロックレバー11の基
端に対向して設けられており、シリンダ4の動作により
基部側アダプタ1と先端側アダプタ2との連結、分離が
可能になっている。また、基部側アダプタ1から先端側
アダプタ2に連結される他の複数の配管、ホース類の継
手、電気配線等のコネクタも接続面に配置されており、
同時に着脱される構造としている。また、基部側アダプ
タ1と先端側アダプタ2との位置決めの確認を行う非接
触センサ29cを、またシリンダ4の上、下限でそれぞ
れ着脱を検知する非接触センサ29a,29bを、合計
3個設けて各動作を確認することができる構造としてい
る。また、シリンダ4に供給する空圧源が何らかの原因
で喪失した場合でも継手の機能が維持されるようにシリ
ンダ4内にスプリング6を内蔵している。また、このよ
うな構造の継手をマニピュレータ43の関節軸間に、或
いは関節と工具との間などに用いることにより遠隔操作
で容易に、姿勢に関係なく均一な剛性が得られ、同時に
他の系統の継手も含めて連結、或いは分離して交換する
ことができる。シリンダ4のピストンロッド7端で球面
軸受9を介して円周方向に均等に配置した3組のロック
レバー11を開閉する機構は、1つのシリンダ4により
それぞれのロックレバー11に均一な力が発生し、また
外部からの一方向のモーメント負荷に対しても最大の力
が得られ、片当たりしない。これは、中央に配置した球
面軸受9を有する開閉軸10が力の掛からないロックレ
バー11側に傾いて総てのロックレバー11に力が均一
に作用することにより、姿勢に関係なく何れの方向から
の負荷に対しても有利な剛性が得られる。また、外部か
らの負荷トルクに対しては基部側アダプタ1の位置決め
ピン20,21と先端側アダプタ2のガイド穴23,2
4との強度により剛性を維持、また負荷モーメントに対
しては基部側アダプタ1のロックレバー11と先端側ア
ダプタ2のロックピン13との強度により剛性が得られ
る。なお、このロックレバー11とロックピン13との
数が2組以下、或いは配置が不均等であるとバランスが
崩れる。
【0019】このように、基部側アダプタ1と先端側ア
ダプタ2との接続面にそれぞれ2組の位置決めピン2
0,21とそのガイド穴23,24とを対向して設け、
位置決めピン20,21には先端にテーパー部を設ける
とともに互いに長さが異なるものにしたことにより、遠
隔操作による位置決めピン20,21の位置決め、挿入
が容易にできる。また、基部側アダプタ1内にシリンダ
4とそのシリンダ4のピストンロッド7端に球面軸受9
を介して開閉軸10とを設け、また同基部側アダプタ1
の端部に回転自由に支持された3組のロッドレバー11
を円周方向に均等に配置して開閉軸10に接続し、ロッ
クレバー11の先端に先端側アダプタ2のロックピン1
3の受取り、引き込み、押し出しが可能な切欠き溝32
を設けたことにより、シリンダ4の動作により基部側ア
ダプタ1と先端側アダプタ2との連結、或いは分離が可
能になっている。また、基部側アダプタ1から先端側ア
ダプタ2に連結する配管、ホース類の継手、電気配線の
コネクタ28,31を接続面に配置したことにより、こ
れらの継手、コネクタ28,31も同時に着脱が可能に
なっている。また、基部側アダプタ1と先端側アダプタ
2との間、シリンダ4の上、下限でそれぞれの動作を検
知する非接触センサ29を合計3個設けたことにより、
各作動状態の確認が得られる。また、シリンダ4内にス
プリング6を内蔵したことにより、シリンダ4に供給す
る空圧源が何らかの原因で喪失した場合でも継手として
の機能が維持される。また、このような構造の継手をマ
ニピュレータ43の関節軸間に、或いは関節軸と工具と
の間などに組込むことにより、何れの方向からも均一な
剛性が得られ、また遠隔操作により容易に部材および他
の系統の継手も含めて連結、分離、交換ができるととも
に、マニピュレータアームの長さ、軸構成などの変更が
可能になってメンテナンス範囲の拡大が計られる。な
お、狭隘な場所で使用されるマニピュレータ43が何ら
かの原因でトラブルが生じる場合を予想して基部側アダ
プタ1と先端側アダプタ2とを予めワイヤ等で接続して
おくことにより、シリンダ4の空圧のみにより継手の自
己分離が可能になって非常時の回収に有利である。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る継手はそれぞれ前記のよう
に構成されており、姿勢に関係なく何れの方向からの負
荷に対しても均一な機械的剛性が得られるので、本継手
を例えばマニピュレータなどに用いることにより遠隔操
作で容易に部材または系統の連結、分離、交換を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る継手の正面図で
ある。
【図2】図2(a)は断面図、同図(b)は同図(a)
におけるb矢視図である。
【図3】図3(a)は図2(b)におけるa−a断面
図、同図(b)はb−b断面図、同図(c)はc−c断
面図である。
【図4】図4はこれらの作用説明図である。
【図5】図5(a)は従来の継手の正面図、同図(b)
はその先端側アダプタの上面図、同図(c)は正面図、
同図(d)は基部側アダプタの正面図、同図(e)は下
面図である。
【図6】図6はその作用説明図である。
【符号の説明】
1 基部側アダプタ 2 先端側アダプタ 3 アダプタプレート 4 シリンダ 5 ピストン 6 スプリング 7 ピストンロッド 8 軸 9 球面軸受 10 開閉軸 11 ロックレバー 12 ピン 13 ロックピン 14 シール 15 シール 16 シール 17 シール 18 シール 19 シール 20 位置決めピン 21 位置決めピン 22 ニップル 23 ガイド穴 24 ガイド穴 25a 空圧ポート 25b 空圧ポート 25c 空圧ポート 26 分離時空圧供給口 27 連結時空圧供給口 28 電気コネクタ(リセプタクル) 29a 非接触センサ 29b 非接触センサ 29c 非接触センサ 30a マグネット 30b マグネット 30c マグネット 31 電気コネクタ(プラグ) 32 切欠き溝 40 グリーンハウス 41 揚重装置 42 架台 43 マニピュレータ 44 遮蔽窓 45 遮蔽壁 46a 継手(基部側) 46b 継手(先端側)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石坂 保 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目8番25号 高菱エンジニアリング株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部側アダプタと先端側アダプタとが互
    いの接続面に嵌合可能に設けられた複数組の位置決めピ
    ンとガイド穴とを介して結合および分離し部材または系
    統の着脱を行う継手において、上記両アダプタの周方向
    に均等に配設され流体圧シリンダにより作動して上記両
    アダプタの結合および分離を行うロック機構を備えたこ
    とを特徴とする継手。
  2. 【請求項2】 上記両アダプタに組み込まれ上記両アダ
    プタの結合および分離を検知するセンサを備えたことを
    特徴とする請求項1に記載の継手。
  3. 【請求項3】 上記複数の位置決めピンの長さが互いに
    異なることを特徴とする請求項1に記載の継手。
  4. 【請求項4】 上記流体圧シリンダに併設され上記流体
    圧シリンダの機能喪失時に上記両アダプタの結合を維持
    するスプリングを備えたことを特徴とする請求項1に記
    載の継手。
JP22099793A 1993-09-06 1993-09-06 継 手 Expired - Fee Related JP3238254B2 (ja)

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