JPH0771621A - ラビリンス・シール・アセンブリ、ガス・シール及び自由 浮動ラビリンス・ガス・シール - Google Patents
ラビリンス・シール・アセンブリ、ガス・シール及び自由 浮動ラビリンス・ガス・シールInfo
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- JPH0771621A JPH0771621A JP6113448A JP11344894A JPH0771621A JP H0771621 A JPH0771621 A JP H0771621A JP 6113448 A JP6113448 A JP 6113448A JP 11344894 A JP11344894 A JP 11344894A JP H0771621 A JPH0771621 A JP H0771621A
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/44—Free-space packings
- F16J15/441—Free-space packings with floating ring
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/08—Sealings
- F04D29/10—Shaft sealings
- F04D29/12—Shaft sealings using sealing-rings
- F04D29/122—Shaft sealings using sealing-rings especially adapted for elastic fluid pumps
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- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軸の回転の際の振動によるシールの摩耗を防
ぎシールの早期故障を防止することにある。 【構成】 高圧室13と低圧室14との間のガスの過度
の漏れを制御するように、軸11に対し密封するために
空洞16内にはまり込むように寸法を定めた自由浮動ラ
ビリンス・リング・シール・アセンブリ10を設ける。
このシール・アセンブリに、互いに間隔を置いて対向す
る高圧壁25及び低圧壁26と、これ等の壁の間に延び
前記軸に対し密封するラビリンス・シール面17とを持
つエラストマー質の本体31を設ける。この本体が前記
軸の回転する際に、ラビリンス・シール面と軸との間を
密封する精密な公差を保ちながら、軸の振動に対し実質
的に自由に浮動するようにしてある。
ぎシールの早期故障を防止することにある。 【構成】 高圧室13と低圧室14との間のガスの過度
の漏れを制御するように、軸11に対し密封するために
空洞16内にはまり込むように寸法を定めた自由浮動ラ
ビリンス・リング・シール・アセンブリ10を設ける。
このシール・アセンブリに、互いに間隔を置いて対向す
る高圧壁25及び低圧壁26と、これ等の壁の間に延び
前記軸に対し密封するラビリンス・シール面17とを持
つエラストマー質の本体31を設ける。この本体が前記
軸の回転する際に、ラビリンス・シール面と軸との間を
密封する精密な公差を保ちながら、軸の振動に対し実質
的に自由に浮動するようにしてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に回転軸に対し密封
するシール及びシール・アセンブリに関する。ことに本
発明は、圧縮性流体ターボ機械の高圧及び低圧の区域間
のガスの漏れを密封するのに使われるようなラビリンス
・シールに関する。
するシール及びシール・アセンブリに関する。ことに本
発明は、圧縮性流体ターボ機械の高圧及び低圧の区域間
のガスの漏れを密封するのに使われるようなラビリンス
・シールに関する。
【0002】
【発明の背景】高速遠心圧縮機のような圧縮性流体ター
ボ機械では、高圧及び低圧の区域間の圧縮ガスの漏れを
できるだけ低い値に保つことが機械の効率に重要であ
る。このことは、軸自体がハウジングの支持体を貫いて
高圧区域から低圧区域まで延びる圧縮機羽根車を支える
回転軸についてとくにいえる。従来の構造の1例では環
形成のシール本体をハウジングの環状くぼみ内に取付け
ている。羽根車軸は、シール本体を貫いて延びこのシー
ル本体のラビリンス部分が軸と軸の密封作用面との間で
作用し高圧ガスが軸に沿い低圧区域に漏れないようにす
る。圧縮機の運転条件により高圧及び低圧の区域間の一
層高い差動圧力を生じ軸の回転速度が増すに伴い、漏れ
を許容限度内に保つにはラビリンス及び軸密封面間に一
層精密な公差が必要になる。しかし軸が回転する際にこ
の軸の振動が許容公差を越え軸をシールに押しつけて摩
耗させシールの早期故障を生ずるので、一層精密な公差
が必要となり問題がある。
ボ機械では、高圧及び低圧の区域間の圧縮ガスの漏れを
できるだけ低い値に保つことが機械の効率に重要であ
る。このことは、軸自体がハウジングの支持体を貫いて
高圧区域から低圧区域まで延びる圧縮機羽根車を支える
回転軸についてとくにいえる。従来の構造の1例では環
形成のシール本体をハウジングの環状くぼみ内に取付け
ている。羽根車軸は、シール本体を貫いて延びこのシー
ル本体のラビリンス部分が軸と軸の密封作用面との間で
作用し高圧ガスが軸に沿い低圧区域に漏れないようにす
る。圧縮機の運転条件により高圧及び低圧の区域間の一
層高い差動圧力を生じ軸の回転速度が増すに伴い、漏れ
を許容限度内に保つにはラビリンス及び軸密封面間に一
層精密な公差が必要になる。しかし軸が回転する際にこ
の軸の振動が許容公差を越え軸をシールに押しつけて摩
耗させシールの早期故障を生ずるので、一層精密な公差
が必要となり問題がある。
【0003】
【発明の概要】一般に本発明は、ターボガス圧縮機の高
圧及び低圧の各区域間のガスの漏れに対し比較的長い使
用寿命にわたり、固定のラビリンス・シールの使用によ
って従来得られたよりも一層有効に密封するように新規
な構造に構成したラビリンスシール及びアセンブリを提
供するものである。具体的には、シール本体のラビリン
ス部分と軸の密封面との間に、軸密封面に隣接してシー
ルを自由に浮動するように構成することにより一層精密
な許容公差を設けて、軸がその正常な回転運動から半径
方向にそれる際に、シール自体が軸シール面で支えられ
るようにする。
圧及び低圧の各区域間のガスの漏れに対し比較的長い使
用寿命にわたり、固定のラビリンス・シールの使用によ
って従来得られたよりも一層有効に密封するように新規
な構造に構成したラビリンスシール及びアセンブリを提
供するものである。具体的には、シール本体のラビリン
ス部分と軸の密封面との間に、軸密封面に隣接してシー
ルを自由に浮動するように構成することにより一層精密
な許容公差を設けて、軸がその正常な回転運動から半径
方向にそれる際に、シール自体が軸シール面で支えられ
るようにする。
【0004】本発明は、ことに、ターボ機械の高圧区域
及び低圧区域の間のシール空洞内にはまりシール及び空
洞の間のガスの制御された浮遊漏れを利用して空洞の互
いに対向する壁の間にシールを実質的につりあった状態
に支えることにより、シールを軸により自由に半径方向
に浮動させて、軸の密封面にラビリンス面を近接した状
態に保ちながら軸及びシール間の接触を避けるようにし
たシールの構造を特徴とする。
及び低圧区域の間のシール空洞内にはまりシール及び空
洞の間のガスの制御された浮遊漏れを利用して空洞の互
いに対向する壁の間にシールを実質的につりあった状態
に支えることにより、シールを軸により自由に半径方向
に浮動させて、軸の密封面にラビリンス面を近接した状
態に保ちながら軸及びシール間の接触を避けるようにし
たシールの構造を特徴とする。
【0005】本発明の1実施例では高圧区域からの浮遊
漏れは、高圧区域とシール及び各空洞壁間のすきまによ
り仕切られた中間圧室との間を連通させる所定寸法の漏
れ径路により制御する。Oリングはシールと高圧区域に
隣接する空洞壁との間で作用し、漏れ径路を通る以外の
中間圧の室内に流入する高圧ガスに対し密封する。低圧
区域に隣接して丘部は空洞の壁とシール本体との間で作
用し中間圧室からのガスの流出を制御する。すなわちこ
のシールは、各空洞壁間で空洞内につりあった状態に支
えられ丘部及び隣接空洞壁の間のガス流によりクッショ
ン作用を受け、対向壁によりOリングに締付作用を及ぼ
す。
漏れは、高圧区域とシール及び各空洞壁間のすきまによ
り仕切られた中間圧室との間を連通させる所定寸法の漏
れ径路により制御する。Oリングはシールと高圧区域に
隣接する空洞壁との間で作用し、漏れ径路を通る以外の
中間圧の室内に流入する高圧ガスに対し密封する。低圧
区域に隣接して丘部は空洞の壁とシール本体との間で作
用し中間圧室からのガスの流出を制御する。すなわちこ
のシールは、各空洞壁間で空洞内につりあった状態に支
えられ丘部及び隣接空洞壁の間のガス流によりクッショ
ン作用を受け、対向壁によりOリングに締付作用を及ぼ
す。
【0006】1変型では漏れ径路は、シール本体と高圧
室に隣接する空洞壁との間で作用する第2の環状丘部に
より仕切る。
室に隣接する空洞壁との間で作用する第2の環状丘部に
より仕切る。
【0007】本発明の前記の又その他の利点は添付図面
により以下に好適な実施例について詳細に説明する。
により以下に好適な実施例について詳細に説明する。
【0008】
【実施例】例示のために図面に示したように、本発明は
遠心圧縮機のようなターボ機械(図示してない)に使う
のにとくに適したシール及びシール・アセンブリ10に
ある。このシールは、ターボ機械のハウジング12内で
高圧室13及び低圧室14の間に延びる回転できる軸1
1に沿う過度のガス漏れを密封するのに使う。本発明の
好適な構造は、構造上の詳細を一層明らかに示すように
シール・アセンブリ10の拡大横断面である図1に例示
してある。羽根車軸11は回転軸線15を持ち、密封ア
センブリの各部品は軸線15に同心である。図示のよう
にシール・アセンブリ10は、環状の空洞すなわちシー
ル空洞16内に位置し羽根車軸11の外面19に密封状
態で接触する環状の内側ラビリンス面17を持つ。空洞
16は、ターボ機械ハウジング内の環状みぞとして有効
に形成され、軸線方向に互いに間隔を隔てた側壁20,
21とこれ等の間で軸11に対し同心に延びる外壁23
とを備えている。空洞16の軸線方向内方に(図1の右
方に向かい)軸の外面19とハウジングとの間に、高圧
室13を位置させてある。高圧室13は、典型的には圧
縮機の羽根車(図示してない)からの高圧の放出ガスに
連通した圧力にある。空洞16の軸線方向外方に(図1
の左方に向かい)軸の外面19とハウジングとの間に低
圧室14を位置させてある。この室内の圧力はたとえば
多段圧縮機のすぐ次の上流側圧力である。
遠心圧縮機のようなターボ機械(図示してない)に使う
のにとくに適したシール及びシール・アセンブリ10に
ある。このシールは、ターボ機械のハウジング12内で
高圧室13及び低圧室14の間に延びる回転できる軸1
1に沿う過度のガス漏れを密封するのに使う。本発明の
好適な構造は、構造上の詳細を一層明らかに示すように
シール・アセンブリ10の拡大横断面である図1に例示
してある。羽根車軸11は回転軸線15を持ち、密封ア
センブリの各部品は軸線15に同心である。図示のよう
にシール・アセンブリ10は、環状の空洞すなわちシー
ル空洞16内に位置し羽根車軸11の外面19に密封状
態で接触する環状の内側ラビリンス面17を持つ。空洞
16は、ターボ機械ハウジング内の環状みぞとして有効
に形成され、軸線方向に互いに間隔を隔てた側壁20,
21とこれ等の間で軸11に対し同心に延びる外壁23
とを備えている。空洞16の軸線方向内方に(図1の右
方に向かい)軸の外面19とハウジングとの間に、高圧
室13を位置させてある。高圧室13は、典型的には圧
縮機の羽根車(図示してない)からの高圧の放出ガスに
連通した圧力にある。空洞16の軸線方向外方に(図1
の左方に向かい)軸の外面19とハウジングとの間に低
圧室14を位置させてある。この室内の圧力はたとえば
多段圧縮機のすぐ次の上流側圧力である。
【0009】高圧室13から低圧室14に軸11に沿っ
てガスが漏れる程度は、主として軸11及びシール10
の間で利用できる漏れ径路の横断面積とそれぞれ高圧室
13及び低圧室14に存在する圧力P1及びP2の差の大
きさに依存する。軸の外側密封面19に対するラビリン
ス・シール面17の同心性は、この軸が回転する際に、
高圧室13及び低圧室14の間に有効な密封状態を保つ
のに重要な役を果たす。ラビリンス・シールをハウジン
グ内の或る半径方向位置に実質的に固定した従来の密封
構造では、ハウジング12に対する軸11の半径方向の
移動は、ラビリンス・シール面17及び軸11の間の動
きばめの精密度に及ぼす影響を制限する。あまり精密す
ぎると、ラビリンス・シール面の歯の先端は、軸が回転
する際にこの軸の表面19との高速の接触により急速に
摩耗する。
てガスが漏れる程度は、主として軸11及びシール10
の間で利用できる漏れ径路の横断面積とそれぞれ高圧室
13及び低圧室14に存在する圧力P1及びP2の差の大
きさに依存する。軸の外側密封面19に対するラビリン
ス・シール面17の同心性は、この軸が回転する際に、
高圧室13及び低圧室14の間に有効な密封状態を保つ
のに重要な役を果たす。ラビリンス・シールをハウジン
グ内の或る半径方向位置に実質的に固定した従来の密封
構造では、ハウジング12に対する軸11の半径方向の
移動は、ラビリンス・シール面17及び軸11の間の動
きばめの精密度に及ぼす影響を制限する。あまり精密す
ぎると、ラビリンス・シール面の歯の先端は、軸が回転
する際にこの軸の表面19との高速の接触により急速に
摩耗する。
【0010】本発明によればラビリンス・シール10
は、空洞16内にシールの各壁と空洞の各壁との間に中
間圧力室24を形成するすきまを置いてはまる寸法にし
てある。高圧室13及び低圧室14に隣接するシールの
互いに対向する壁面25,26は、それぞれ中間圧室及
び高圧室内の各圧力により圧力的につりあっている。中
間圧室には、この中間室内への高圧ガスの入口を制限す
る制御した寸法を持つ所定の入口漏れ径路27によって
ガス圧力を加えるのが有利である。中間圧室の出口29
では、シール及び空洞壁21間で作用する丘部30は中
間圧室から低圧室14に向かうガスの漏れを制御する。
従ってシールに作用する軸線方向に向く力は実質的に互
いに等しくなり、軸11の表面19とラビリンス・シー
ル面17の歯の先端との間に精密な許容すきまを保ちな
がらシールを軸11と共に半径方向に浮動させる。
は、空洞16内にシールの各壁と空洞の各壁との間に中
間圧力室24を形成するすきまを置いてはまる寸法にし
てある。高圧室13及び低圧室14に隣接するシールの
互いに対向する壁面25,26は、それぞれ中間圧室及
び高圧室内の各圧力により圧力的につりあっている。中
間圧室には、この中間室内への高圧ガスの入口を制限す
る制御した寸法を持つ所定の入口漏れ径路27によって
ガス圧力を加えるのが有利である。中間圧室の出口29
では、シール及び空洞壁21間で作用する丘部30は中
間圧室から低圧室14に向かうガスの漏れを制御する。
従ってシールに作用する軸線方向に向く力は実質的に互
いに等しくなり、軸11の表面19とラビリンス・シー
ル面17の歯の先端との間に精密な許容すきまを保ちな
がらシールを軸11と共に半径方向に浮動させる。
【0011】本例では従来のラビリンス・ガス・シール
とは異なって、シール10の好適とする形状では、米国
特許第4,976,444号明細書に記載してある熱可
塑性ポリ(アミド−イミド)又はポリ(エーテルエーテ
ルケトン)材料の一方のような軽量でしかも耐摩耗性の
材料から成る本体31を備えている。これ等の材料は、
こすれ摩耗に対する抵抗性が高く、アルミニウムの比重
の約半分の比重を持ち重量が軽くしかも又アルミニウム
に対し高い強度を持つことが望ましい。構造的にはシー
ル本体31は、リング形(図6参照)であり軸線方向に
互いに間隔を置いた大体半径方向に延びる高圧及び低圧
の端部壁25,26を備える。ラビリンス・シール面1
7は、それぞれ端部壁25,26の半径方向内側の縁部
34,35の間で本体31の内側面33の一部分に沿い
ほぼ軸線方向に延びる。それぞれ端部壁25,26の外
縁部36,37の間で本体31の外壁39が軸線方向に
延びている。
とは異なって、シール10の好適とする形状では、米国
特許第4,976,444号明細書に記載してある熱可
塑性ポリ(アミド−イミド)又はポリ(エーテルエーテ
ルケトン)材料の一方のような軽量でしかも耐摩耗性の
材料から成る本体31を備えている。これ等の材料は、
こすれ摩耗に対する抵抗性が高く、アルミニウムの比重
の約半分の比重を持ち重量が軽くしかも又アルミニウム
に対し高い強度を持つことが望ましい。構造的にはシー
ル本体31は、リング形(図6参照)であり軸線方向に
互いに間隔を置いた大体半径方向に延びる高圧及び低圧
の端部壁25,26を備える。ラビリンス・シール面1
7は、それぞれ端部壁25,26の半径方向内側の縁部
34,35の間で本体31の内側面33の一部分に沿い
ほぼ軸線方向に延びる。それぞれ端部壁25,26の外
縁部36,37の間で本体31の外壁39が軸線方向に
延びている。
【0012】図1に示すようにシール本体31の寸法
は、シール・アセンブリ10の壁25,26,39と空
洞16の壁20,21,23との間のすきまが中間圧室
24を形成するようにしてある。この室内の圧力は、軸
がその正規の軸線15に対し偏心して回転するときに、
シール本体の端部壁25,26に作用する得られる軸線
方向に向いた力がラビリンス面17と軸11の外側密封
面19との間に生ずる半径方向に向いた力にわずかな反
力を加えるように制御する。軸11がラビリンス面の歯
の先端に対し回転する際に、ハウジング12の側壁21
に固定したピン38(図7及び8参照)はシール本体が
空洞16内で軸11と一緒には回転しないようにする。
ピン38は壁21からシール本体31の外壁39の穴か
ら半径方向内方に形成したU字形みぞ穴42内に軸線方
向に延びる。みぞ穴42の軸線方向深さはピン38の長
さより大きい。従ってシール本体31は、軸の外面に沿
い自由に有効に浮動し、軸11の外面19とラビリンス
面17の歯の先端との間に極めて精密な許容すきまを保
ちながら空洞16内で半径方向に動くか回転はしない。
10ないし20ミルの程度場合により30ないし40ミ
ルの範囲のすきまを必要とする固定の金属質ラビリンス
・シールに対する従来の許容すきまとは異なって、本発
明では零ないし1又は2ミルの程度の許容すきまが考え
られる。このようなすきまは、軸を支える各軸受間の空
間内のシールの場所に従って、回転中に40ミル(0.
04in)にもなる軸11の半径方向の片寄りよりかな
り小さいのはもちろんである。
は、シール・アセンブリ10の壁25,26,39と空
洞16の壁20,21,23との間のすきまが中間圧室
24を形成するようにしてある。この室内の圧力は、軸
がその正規の軸線15に対し偏心して回転するときに、
シール本体の端部壁25,26に作用する得られる軸線
方向に向いた力がラビリンス面17と軸11の外側密封
面19との間に生ずる半径方向に向いた力にわずかな反
力を加えるように制御する。軸11がラビリンス面の歯
の先端に対し回転する際に、ハウジング12の側壁21
に固定したピン38(図7及び8参照)はシール本体が
空洞16内で軸11と一緒には回転しないようにする。
ピン38は壁21からシール本体31の外壁39の穴か
ら半径方向内方に形成したU字形みぞ穴42内に軸線方
向に延びる。みぞ穴42の軸線方向深さはピン38の長
さより大きい。従ってシール本体31は、軸の外面に沿
い自由に有効に浮動し、軸11の外面19とラビリンス
面17の歯の先端との間に極めて精密な許容すきまを保
ちながら空洞16内で半径方向に動くか回転はしない。
10ないし20ミルの程度場合により30ないし40ミ
ルの範囲のすきまを必要とする固定の金属質ラビリンス
・シールに対する従来の許容すきまとは異なって、本発
明では零ないし1又は2ミルの程度の許容すきまが考え
られる。このようなすきまは、軸を支える各軸受間の空
間内のシールの場所に従って、回転中に40ミル(0.
04in)にもなる軸11の半径方向の片寄りよりかな
り小さいのはもちろんである。
【0013】空洞16内のシール・アセンブリ10の有
効圧力のつりあい平衡が得られるように、それぞれ高圧
及び低圧の端部壁25,26に圧力のつりあった表面を
設け、高圧室13の方に向かい低圧端部壁に作用する全
力が低圧室14の方に向かい高圧端部壁25に作用する
全力に実際上等しくなるようにする。図1に示した実施
例では高圧端部壁25は、シール本体31及びシール空
洞側壁20の間で環状みぞ41内に納めたOリング40
を備えている。Oリング40は一部は入口漏れ制御部材
として作用する。この制御部材は、通常シール本体31
の端部壁25と空洞壁20との間から中間圧室24内に
高圧ガスが流入しないようにする。端部壁25でOリン
グ40の半径方向内方に内部圧力面43を形成してあ
る。この面(図1にこの参照数字を付けた中括弧により
示してある)は高圧ガス室中に存在する一層高いガス圧
力P1に露出する。高圧端部壁25にはOリングの半径
方向外方に外面44を設けてある。外面44は、中間圧
室24内に存在する中間ガス圧力P3に露出する。この
中間圧力P3は又低圧端部壁26にただし環状丘部30
の半径方向外方に作用する。丘部30は、シール本体3
1の低圧端部に一体に形成されこの端部から空洞壁21
に向かい低圧端部壁26の内縁部35の隣接部から突出
している。
効圧力のつりあい平衡が得られるように、それぞれ高圧
及び低圧の端部壁25,26に圧力のつりあった表面を
設け、高圧室13の方に向かい低圧端部壁に作用する全
力が低圧室14の方に向かい高圧端部壁25に作用する
全力に実際上等しくなるようにする。図1に示した実施
例では高圧端部壁25は、シール本体31及びシール空
洞側壁20の間で環状みぞ41内に納めたOリング40
を備えている。Oリング40は一部は入口漏れ制御部材
として作用する。この制御部材は、通常シール本体31
の端部壁25と空洞壁20との間から中間圧室24内に
高圧ガスが流入しないようにする。端部壁25でOリン
グ40の半径方向内方に内部圧力面43を形成してあ
る。この面(図1にこの参照数字を付けた中括弧により
示してある)は高圧ガス室中に存在する一層高いガス圧
力P1に露出する。高圧端部壁25にはOリングの半径
方向外方に外面44を設けてある。外面44は、中間圧
室24内に存在する中間ガス圧力P3に露出する。この
中間圧力P3は又低圧端部壁26にただし環状丘部30
の半径方向外方に作用する。丘部30は、シール本体3
1の低圧端部に一体に形成されこの端部から空洞壁21
に向かい低圧端部壁26の内縁部35の隣接部から突出
している。
【0014】丘部30の半径方向面と空洞壁21との間
には、中間圧室24の圧力制御出口29(図9に詳細に
示してある)を仕切ってある。出口29の幅は、圧力P
1、P3の差の値に従って軸線方向に調整自在である。具
体的に述べると、丘部30Pの内縁部35と外縁部37
(図1参照)との間の半径方向の低圧端部壁26の区域
は中間圧面43を形成する。シール10に作用する軸線
方向に向いた各圧力をつりあわせるには、高圧端部壁2
5の外面44の面積を内面43の面積を越える選定した
量だけ越えるように中間圧面45の面積を選定する。タ
ーボ機械の正規の運転のために圧力P1、P2の差の範囲
の値は、中間圧面45の面積の超過の程度を指示する。
一般にたとえば高圧P1及び低圧P2の間の低い方の差に
よっては、圧力P1、P2の高い方の差に対する出口の幅
よりわずかに小さい軸線方向幅を持つ出口29が生ず
る。このために丘部30はラビリンス歯の先端の半径方
向内側に位置させるのがよい。しかし、丘部30の面を
除いた中間圧面45の面積は内側圧力面43及び外側圧
力面44の各面積の和より小さくないことが必要である
ことが最小限重要である。このようにして丘部30の面
を横切りP1からP2への圧力の転移の結果、圧縮機の始
動時に出口29が確実に開くようになる。実際上、丘部
の外縁部は、丘部の面を除いた中間圧面の面積が各圧力
面43,44の面積の和に等しくなるようにそして丘部
の面に作用する転移圧力によりシール本体31を出口2
9の穴を移動させるように位置させる。丘部は、軸11
に形成した肩部46によりラビリンス歯の半径方向内方
に突出させることができる。肩部46は壁21から軸線
方向に間隔を隔て直径を細くした区間47まで半径方向
内方に延びている。この構造では、始動時の回転と共に
P3がP1に等しくP2より高いときに丘部が上昇して空
洞側壁21から離れるものとする。図1に示すように空
洞24に対する圧力入口は漏れ径路すなわち穴27であ
る。この場合穴27は、流れ制御のために所定の横断面
寸法を持ち高圧室13及び中間圧室24の間を連通させ
る。本発明のこの実施例では穴27は、シール本体31
を貫いて高圧端部壁25の内側圧力面43に位置する入
口から外壁39の出口まで延びている。このシールの構
造では穴27の直径は、丘部30の面が上昇し空洞側壁
21から0.001ないし0.002インチを越えない
量だけ又は与えられた用途に対し各表面間の摩耗を伴う
接触を避けるようなその他の量だけ離れるように選定す
る。
には、中間圧室24の圧力制御出口29(図9に詳細に
示してある)を仕切ってある。出口29の幅は、圧力P
1、P3の差の値に従って軸線方向に調整自在である。具
体的に述べると、丘部30Pの内縁部35と外縁部37
(図1参照)との間の半径方向の低圧端部壁26の区域
は中間圧面43を形成する。シール10に作用する軸線
方向に向いた各圧力をつりあわせるには、高圧端部壁2
5の外面44の面積を内面43の面積を越える選定した
量だけ越えるように中間圧面45の面積を選定する。タ
ーボ機械の正規の運転のために圧力P1、P2の差の範囲
の値は、中間圧面45の面積の超過の程度を指示する。
一般にたとえば高圧P1及び低圧P2の間の低い方の差に
よっては、圧力P1、P2の高い方の差に対する出口の幅
よりわずかに小さい軸線方向幅を持つ出口29が生ず
る。このために丘部30はラビリンス歯の先端の半径方
向内側に位置させるのがよい。しかし、丘部30の面を
除いた中間圧面45の面積は内側圧力面43及び外側圧
力面44の各面積の和より小さくないことが必要である
ことが最小限重要である。このようにして丘部30の面
を横切りP1からP2への圧力の転移の結果、圧縮機の始
動時に出口29が確実に開くようになる。実際上、丘部
の外縁部は、丘部の面を除いた中間圧面の面積が各圧力
面43,44の面積の和に等しくなるようにそして丘部
の面に作用する転移圧力によりシール本体31を出口2
9の穴を移動させるように位置させる。丘部は、軸11
に形成した肩部46によりラビリンス歯の半径方向内方
に突出させることができる。肩部46は壁21から軸線
方向に間隔を隔て直径を細くした区間47まで半径方向
内方に延びている。この構造では、始動時の回転と共に
P3がP1に等しくP2より高いときに丘部が上昇して空
洞側壁21から離れるものとする。図1に示すように空
洞24に対する圧力入口は漏れ径路すなわち穴27であ
る。この場合穴27は、流れ制御のために所定の横断面
寸法を持ち高圧室13及び中間圧室24の間を連通させ
る。本発明のこの実施例では穴27は、シール本体31
を貫いて高圧端部壁25の内側圧力面43に位置する入
口から外壁39の出口まで延びている。このシールの構
造では穴27の直径は、丘部30の面が上昇し空洞側壁
21から0.001ないし0.002インチを越えない
量だけ又は与えられた用途に対し各表面間の摩耗を伴う
接触を避けるようなその他の量だけ離れるように選定す
る。
【0015】使用時に前記したシール・アセンブリ10
では空洞24の側壁20,21間のシール本体31のつ
りあいによりハウジング12内の半径方向の移動に対す
るシールの抵抗を有効になくす。半径方向移動に対する
わずかな抵抗は単に、みぞ41の底部と空洞壁20との
間にOリング40を挾み付けることによって生ずるだけ
である。具体的には、空洞内のシール・アセンブリ10
がつりあい状態になると、穴27を通る流れにより空洞
24内の中間圧力P3を内側圧力面43に作用する高圧
P1とOリング40の締付けに対する抵抗との複合力に
打勝たせる。穴27を通る空洞24内への流れが空洞2
4から出口29を経て出る流れとつりあうと、平衡状態
が生ずる。従って軸11が回転しながら半径方向に移動
すると、シールは軸11と共に移動しラビリンス面17
の各歯の先端間の摩耗を伴う接触を避ける。
では空洞24の側壁20,21間のシール本体31のつ
りあいによりハウジング12内の半径方向の移動に対す
るシールの抵抗を有効になくす。半径方向移動に対する
わずかな抵抗は単に、みぞ41の底部と空洞壁20との
間にOリング40を挾み付けることによって生ずるだけ
である。具体的には、空洞内のシール・アセンブリ10
がつりあい状態になると、穴27を通る流れにより空洞
24内の中間圧力P3を内側圧力面43に作用する高圧
P1とOリング40の締付けに対する抵抗との複合力に
打勝たせる。穴27を通る空洞24内への流れが空洞2
4から出口29を経て出る流れとつりあうと、平衡状態
が生ずる。従って軸11が回転しながら半径方向に移動
すると、シールは軸11と共に移動しラビリンス面17
の各歯の先端間の摩耗を伴う接触を避ける。
【0016】シール・アセンブリ10の第1の変型を図
2及び3に示すが、図1及び6に示した実施例について
述べる同様な機能部品に対し、参照数字として同じ10
位及び1位の数字を利用する200代の参照数字で表わ
してある。付加的な変型を図4及び5について述べるが
これ等の図で対応部品をそれぞれ400代及び500代
の参照数字で同様に表わしてある。
2及び3に示すが、図1及び6に示した実施例について
述べる同様な機能部品に対し、参照数字として同じ10
位及び1位の数字を利用する200代の参照数字で表わ
してある。付加的な変型を図4及び5について述べるが
これ等の図で対応部品をそれぞれ400代及び500代
の参照数字で同様に表わしてある。
【0017】図2及び3に示した本発明の変型ではシー
ル210の構造の主な違いは本体231の内側面233
の構造である。ラビリンス217の下流側には、軸21
1の外面219に支持接触する流体動力学的支持区間2
49がある。支持区間249はラビリンス歯の先端の直
径に直径が実質的に等しい。このようにして図2の実施
例はシール210の軸211に対する付加的な半径方向
心合せ作用とシール210の内面及び軸の間のガスの漏
れとを生ずる。
ル210の構造の主な違いは本体231の内側面233
の構造である。ラビリンス217の下流側には、軸21
1の外面219に支持接触する流体動力学的支持区間2
49がある。支持区間249はラビリンス歯の先端の直
径に直径が実質的に等しい。このようにして図2の実施
例はシール210の軸211に対する付加的な半径方向
心合せ作用とシール210の内面及び軸の間のガスの漏
れとを生ずる。
【0018】支持区間249内の流体動力学的半径方向
心合せにさらに役立つ図2に示した実施例の特徴はなお
とくに図3に示してある。この特徴によれば室213か
らの高圧は軸211に対するシール210の心合せに役
立てるのに利用する。このことは、高圧室213及び支
持区間249の間を連通させる若干の高圧漏れ径路25
0を設けることによって行われる。具体的には4ないし
8条の径路を設けシール210内で角度的に等しい間隔
を隔てる。高圧漏れ径路250の1つは、全部を表わす
ものとして図3に示され、シールの高圧壁225の圧力
内面243から軸線方向に延びる脚穴と、この軸線向脚
の内端部に外端部を連結した半径方向に延びる脚(図1
0参照)とを備えている。この半径方向脚の内端部は流
体静力学的心合せポケット251に開口している。図1
0に示すようにこのポケットは軸線方向に向いた幅より
大きい距離にわたり円周方向に延びている(図3と比較
して)。1つのこのようなポケット251が各径路25
0に対し存在し、隣接ポケットの円周方向端部も又支持
面249内で軸211の軸線215のまわりに相互に角
度的に等しい間隔を置いている。すなわち高圧径路25
0は高圧室213から心合せポケットに圧力流を送出し
軸が回転する際にこの軸に対しシール210を半径方向
に心合せする。シール210は、図1に述べた実施例と
同じようにして空洞216内で回転しないようにピン止
めする。
心合せにさらに役立つ図2に示した実施例の特徴はなお
とくに図3に示してある。この特徴によれば室213か
らの高圧は軸211に対するシール210の心合せに役
立てるのに利用する。このことは、高圧室213及び支
持区間249の間を連通させる若干の高圧漏れ径路25
0を設けることによって行われる。具体的には4ないし
8条の径路を設けシール210内で角度的に等しい間隔
を隔てる。高圧漏れ径路250の1つは、全部を表わす
ものとして図3に示され、シールの高圧壁225の圧力
内面243から軸線方向に延びる脚穴と、この軸線向脚
の内端部に外端部を連結した半径方向に延びる脚(図1
0参照)とを備えている。この半径方向脚の内端部は流
体静力学的心合せポケット251に開口している。図1
0に示すようにこのポケットは軸線方向に向いた幅より
大きい距離にわたり円周方向に延びている(図3と比較
して)。1つのこのようなポケット251が各径路25
0に対し存在し、隣接ポケットの円周方向端部も又支持
面249内で軸211の軸線215のまわりに相互に角
度的に等しい間隔を置いている。すなわち高圧径路25
0は高圧室213から心合せポケットに圧力流を送出し
軸が回転する際にこの軸に対しシール210を半径方向
に心合せする。シール210は、図1に述べた実施例と
同じようにして空洞216内で回転しないようにピン止
めする。
【0019】図4は、回転軸411に対するシール41
0の心合せを向上するようにした本発明の他の実施例を
示す。この実施例ではシール本体431の内面433
は、ラビリンス面417のすぐ下流側に始まるテーパ付
き区間453を備えている。この区間は、開始端部から
軸411の外面419に向かい半径方向内方にテーパを
付けてある。この開始端部は、軸肩部446の上流側に
隣接する軸411の外面419に対して実際上零のすき
まを持つ軸外面に最も密接に近接した部分までのラビリ
ンス区間の歯の深さの中間である。テーパ付き区間45
3により仕切られた先狭まり区域内への流れは、ラビリ
ンス面の各歯の先端間のわずかな付加的すきまにより生
ずる。
0の心合せを向上するようにした本発明の他の実施例を
示す。この実施例ではシール本体431の内面433
は、ラビリンス面417のすぐ下流側に始まるテーパ付
き区間453を備えている。この区間は、開始端部から
軸411の外面419に向かい半径方向内方にテーパを
付けてある。この開始端部は、軸肩部446の上流側に
隣接する軸411の外面419に対して実際上零のすき
まを持つ軸外面に最も密接に近接した部分までのラビリ
ンス区間の歯の深さの中間である。テーパ付き区間45
3により仕切られた先狭まり区域内への流れは、ラビリ
ンス面の各歯の先端間のわずかな付加的すきまにより生
ずる。
【0020】本発明のわずかに異なる実施例を図5に例
示してある。図5では、図1ないし4の対応部品を示す
のに使った同じ10位及び1位の数字を500に加えて
対応部品を表わしてある。図5の実施例では図1に示し
た漏れ穴27のような1定寸法のバイパス漏れ穴を使わ
ないで、高圧室513及び中間圧室524の間に可変寸
法の漏れ通路554を設けてある。通路554は、環状
の突出部555と高圧端空洞壁520との間に仕切られ
る。丘部530の面から環状突出部555の面まで軸線
方向に測るとシール本体531の全長は各空洞壁52
0,521間の軸線方向距離より、中間圧力室524の
入口(通路554を通る)と出口529との設計すきま
漏れの和に等しい量だけ小さい。
示してある。図5では、図1ないし4の対応部品を示す
のに使った同じ10位及び1位の数字を500に加えて
対応部品を表わしてある。図5の実施例では図1に示し
た漏れ穴27のような1定寸法のバイパス漏れ穴を使わ
ないで、高圧室513及び中間圧室524の間に可変寸
法の漏れ通路554を設けてある。通路554は、環状
の突出部555と高圧端空洞壁520との間に仕切られ
る。丘部530の面から環状突出部555の面まで軸線
方向に測るとシール本体531の全長は各空洞壁52
0,521間の軸線方向距離より、中間圧力室524の
入口(通路554を通る)と出口529との設計すきま
漏れの和に等しい量だけ小さい。
【0021】図5の実施例の作用を述べると、室513
からの高圧ガスは漏れ通路554を経て流れ室524内
の中間圧を中間圧力面545に作用させる。この力が内
圧面543に作用する高圧力の軸線方向の力に打勝つと
きは、シール本体531は図5の右方に移動して丘部5
30を空洞壁521から遠ざかる向きに動かすことによ
り、中間圧室524内の圧力を下げる。最終的に、図1
のシール10の作動時に平衡状態が生ずるのと同じよう
にして、各空洞壁520,521間にシール本体531
を位置決めする際に平衡状態が生ずる。平衡状態に達す
ると少量の流れが各空洞壁と丘部及び突出部との間を通
りシール及びハウジング512間に接触が生じない。
からの高圧ガスは漏れ通路554を経て流れ室524内
の中間圧を中間圧力面545に作用させる。この力が内
圧面543に作用する高圧力の軸線方向の力に打勝つと
きは、シール本体531は図5の右方に移動して丘部5
30を空洞壁521から遠ざかる向きに動かすことによ
り、中間圧室524内の圧力を下げる。最終的に、図1
のシール10の作動時に平衡状態が生ずるのと同じよう
にして、各空洞壁520,521間にシール本体531
を位置決めする際に平衡状態が生ずる。平衡状態に達す
ると少量の流れが各空洞壁と丘部及び突出部との間を通
りシール及びハウジング512間に接触が生じない。
【0022】すなわち以上述べた各実施例から明らかな
ように本発明によれば、とくに、シール及び軸の間に一
層精密な許容はめあいを可能にすることによりしかも軸
の振動によるシールに生ずる通常の損傷を伴わないで高
圧室及び低圧室間に高度の密封作用が得られるようにし
た新規なラビリンス・シールが得られる。
ように本発明によれば、とくに、シール及び軸の間に一
層精密な許容はめあいを可能にすることによりしかも軸
の振動によるシールに生ずる通常の損傷を伴わないで高
圧室及び低圧室間に高度の密封作用が得られるようにし
た新規なラビリンス・シールが得られる。
【図1】本発明の1実施例によるシール・アセンブリの
部分縦断面図である。
部分縦断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す図1と同様な部分縦
断面図である。
断面図である。
【図3】図2に対して回転した半径面に沿う図2の実施
例の部分縦断面図である。
例の部分縦断面図である。
【図4】本発明の別の実施例の図1と同様な部分縦断面
図である。
図である。
【図5】本発明のなお別の実施例の図1と同様な部分縦
断面図である。
断面図である。
【図6】図1に示したシールを一部を切欠いて示す斜視
図である。
図である。
【図7】図1の7−7線に沿う断面図である。
【図8】図7の8−8線に沿う断面図である。
【図9】図1に示した区域9の拡大縦断面図である。
10 シール・アセンブリ 11 軸 13 高圧室 14 低圧室 15 縦方向軸線 16 環状の空洞 17 ラビリンス・シール面 19 軸シール面 20 高圧側壁(空洞壁) 21 低圧側壁(空洞壁) 23 外壁 24 中間圧室 25 高圧端部壁 26 低圧端部壁 30 圧力制御面(環状丘部) 31 シール本体 40 入口制御部材(Oリング)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ラビリンス・シール・アセンブリ、ガ
ス・シール及び自由浮動ラビリンス・ガス・シール
ス・シール及び自由浮動ラビリンス・ガス・シール
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に回転軸に対し密封
するラビリンス・シールすなわちシール・アセンブリに
関する。ことに本発明は、圧縮性流体ターボ機械の高圧
及び低圧の区域間のガスの漏れを密封するのに使われる
ようなラビリンス・シールに関する。
するラビリンス・シールすなわちシール・アセンブリに
関する。ことに本発明は、圧縮性流体ターボ機械の高圧
及び低圧の区域間のガスの漏れを密封するのに使われる
ようなラビリンス・シールに関する。
【0002】
【発明の背景】高速遠心圧縮機のような圧縮性流体ター
ボ機械では、高圧及び低圧の区域間の圧縮ガスの漏れを
できるだけ低い値に保つことが機械の効率に重要であ
る。このことは、軸自体がハウジングの支持体を貫いて
高圧区域から低圧区域まで延びる圧縮機羽根車を支える
回転軸についてとくにいえる。従来の構造の1例では環
形成のシール本体をハウジングの環状くぼみ内に取付け
ている。羽根車軸は、シール本体を貫いて延びこのシー
ル本体のラビリンス部分が軸と軸の密封作用面との間で
作用し高圧ガスが軸に沿い低圧区域に漏れないようにす
る。圧縮機の運転条件により高圧及び低圧の区域間の一
層高い差動圧力を生じ軸の回転速度が増すに伴い、漏れ
を許容限度内に保つにはラビリンス・シールと軸との密
封面間に一層精密な公差が必要になる。しかし軸が回転
する際にこの軸の振動が許容公差を越え軸をシールに押
しつけて摩耗させラビリンス・シールの早期故障を生ず
るので、一層精密な公差が必要となり問題がある。
ボ機械では、高圧及び低圧の区域間の圧縮ガスの漏れを
できるだけ低い値に保つことが機械の効率に重要であ
る。このことは、軸自体がハウジングの支持体を貫いて
高圧区域から低圧区域まで延びる圧縮機羽根車を支える
回転軸についてとくにいえる。従来の構造の1例では環
形成のシール本体をハウジングの環状くぼみ内に取付け
ている。羽根車軸は、シール本体を貫いて延びこのシー
ル本体のラビリンス部分が軸と軸の密封作用面との間で
作用し高圧ガスが軸に沿い低圧区域に漏れないようにす
る。圧縮機の運転条件により高圧及び低圧の区域間の一
層高い差動圧力を生じ軸の回転速度が増すに伴い、漏れ
を許容限度内に保つにはラビリンス・シールと軸との密
封面間に一層精密な公差が必要になる。しかし軸が回転
する際にこの軸の振動が許容公差を越え軸をシールに押
しつけて摩耗させラビリンス・シールの早期故障を生ず
るので、一層精密な公差が必要となり問題がある。
【0003】
【発明の概要】一般に本発明は、ターボガス圧縮機の高
圧及び低圧の各区域間のガスの漏れに対し比較的長い使
用寿命にわたり、固定のラビリンス・シールの使用によ
って従来得られたよりも一層有効に密封するように新規
な構造に構成したラビリンスシール及びアセンブリを提
供するものである。具体的には、シール本体のラビリン
ス部分と軸の密封面との間に、軸密封面に隣接してラビ
リンス・シールを自由に浮動するように構成することに
より一層精密な許容公差を設けて、軸がその正常な回転
運動から半径方向にそれる際に、ラビリンス・シール自
体が軸シール面で支えられるようにする。
圧及び低圧の各区域間のガスの漏れに対し比較的長い使
用寿命にわたり、固定のラビリンス・シールの使用によ
って従来得られたよりも一層有効に密封するように新規
な構造に構成したラビリンスシール及びアセンブリを提
供するものである。具体的には、シール本体のラビリン
ス部分と軸の密封面との間に、軸密封面に隣接してラビ
リンス・シールを自由に浮動するように構成することに
より一層精密な許容公差を設けて、軸がその正常な回転
運動から半径方向にそれる際に、ラビリンス・シール自
体が軸シール面で支えられるようにする。
【0004】本発明は、ことに、ターボ機械の高圧区域
及び低圧区域の間のシール空洞内にはまりラビリンス・
シール及びシール空洞の間のガスの制御された浮遊漏れ
を利用して空洞の互いに対向する壁の間にシールを実質
的につりあった状態に支えることにより、ラビリンス・
シールを軸により自由に半径方向に浮動させて、軸の密
封面にラビリンス面を近接した状態に保ちながら軸及び
シール間の接触を避けるようにしたラビリンス・シール
の構造を特徴とする。
及び低圧区域の間のシール空洞内にはまりラビリンス・
シール及びシール空洞の間のガスの制御された浮遊漏れ
を利用して空洞の互いに対向する壁の間にシールを実質
的につりあった状態に支えることにより、ラビリンス・
シールを軸により自由に半径方向に浮動させて、軸の密
封面にラビリンス面を近接した状態に保ちながら軸及び
シール間の接触を避けるようにしたラビリンス・シール
の構造を特徴とする。
【0005】本発明の1実施例では高圧区域からの浮遊
漏れは、高圧区域とラビリンス・シール及び各空洞壁間
のすきまにより仕切られた中間圧室との間を連通させる
所定寸法の漏れ径路により制御する。Oリングはラビリ
ンス・シールと高圧区域に隣接する空洞壁との間で作用
し、漏れ径路を通る以外の中間圧の室内に流入する高圧
ガスに対し密封する。低圧区域に隣接して丘部は空洞の
壁とシール本体との間で作用し中間圧室からのガスの流
出を制御する。すなわちこのラビリンス・シールは、各
空洞壁間で空洞内につりあった状態に支えられ丘部及び
隣接空洞壁の間のガス流によりクッション作用を受け、
対向壁によりOリングに締付作用を及ぼす。
漏れは、高圧区域とラビリンス・シール及び各空洞壁間
のすきまにより仕切られた中間圧室との間を連通させる
所定寸法の漏れ径路により制御する。Oリングはラビリ
ンス・シールと高圧区域に隣接する空洞壁との間で作用
し、漏れ径路を通る以外の中間圧の室内に流入する高圧
ガスに対し密封する。低圧区域に隣接して丘部は空洞の
壁とシール本体との間で作用し中間圧室からのガスの流
出を制御する。すなわちこのラビリンス・シールは、各
空洞壁間で空洞内につりあった状態に支えられ丘部及び
隣接空洞壁の間のガス流によりクッション作用を受け、
対向壁によりOリングに締付作用を及ぼす。
【0006】1変型では漏れ径路は、シール本体と高圧
室に隣接する空洞壁との間で作用する第2の環状丘部に
より仕切る。
室に隣接する空洞壁との間で作用する第2の環状丘部に
より仕切る。
【0007】本発明の前記の又その他の利点は添付図面
により以下に好適な実施例について詳細に説明する。
により以下に好適な実施例について詳細に説明する。
【0008】
【実施例】例示のために図面に示したように、本発明は
遠心圧縮機のようなターボ機械(図示してない)に使う
のにとくに適したラビリンス・シールすなわちシール・
アセンブリ10にある。このシール・アセンブリ10
は、ターボ機械のハウジング12内で高圧室13及び低
圧室14の間に延びる回転できる軸11に沿う過度のガ
ス漏れを密封するのに使う。本発明の好適な構造は、構
造上の詳細を一層明らかに示すようにシール・アセンブ
リ10の拡大横断面である図1に例示してある。羽根車
軸11は回転軸線15を持ち、密封アセンブリの各部品
は軸線15に同心である。図示のようにシール・アセン
ブリ10は、環状の空洞すなわちシール空洞16内に位
置し羽根車軸(以下単に軸と呼ぶ)11の外面19に密
封状態で接触する環状の内側ラビリンス面17を持つ。
空洞16は、ターボ機械ハウジング内の環状みぞとして
有効に形成され、軸線方向に互いに間隔を隔てた側壁2
0,21とこれ等の間で軸11に対し同心に延びる外壁
23とを備えている。空洞16の軸線方向内方に(図1
の右方に向かい)軸11の外面19とハウジング12と
の間に、高圧室13を位置させてある。高圧室13は、
典型的には圧縮機の羽根車(図示してない)からの高圧
の放出ガスに連通した圧力にある。空洞16の軸線方向
外方に(図1の左方に向かい)軸11の外面19とハウ
ジング12との間に低圧室14を位置させてある。この
低圧室14内の圧力はたとえば多段圧縮機のすぐ次の上
流側圧力である。
遠心圧縮機のようなターボ機械(図示してない)に使う
のにとくに適したラビリンス・シールすなわちシール・
アセンブリ10にある。このシール・アセンブリ10
は、ターボ機械のハウジング12内で高圧室13及び低
圧室14の間に延びる回転できる軸11に沿う過度のガ
ス漏れを密封するのに使う。本発明の好適な構造は、構
造上の詳細を一層明らかに示すようにシール・アセンブ
リ10の拡大横断面である図1に例示してある。羽根車
軸11は回転軸線15を持ち、密封アセンブリの各部品
は軸線15に同心である。図示のようにシール・アセン
ブリ10は、環状の空洞すなわちシール空洞16内に位
置し羽根車軸(以下単に軸と呼ぶ)11の外面19に密
封状態で接触する環状の内側ラビリンス面17を持つ。
空洞16は、ターボ機械ハウジング内の環状みぞとして
有効に形成され、軸線方向に互いに間隔を隔てた側壁2
0,21とこれ等の間で軸11に対し同心に延びる外壁
23とを備えている。空洞16の軸線方向内方に(図1
の右方に向かい)軸11の外面19とハウジング12と
の間に、高圧室13を位置させてある。高圧室13は、
典型的には圧縮機の羽根車(図示してない)からの高圧
の放出ガスに連通した圧力にある。空洞16の軸線方向
外方に(図1の左方に向かい)軸11の外面19とハウ
ジング12との間に低圧室14を位置させてある。この
低圧室14内の圧力はたとえば多段圧縮機のすぐ次の上
流側圧力である。
【0009】高圧室13から低圧室14に軸11に沿っ
てガスが漏れる程度は、主として軸11及びシール・ア
センブリ10の間で利用できる漏れ径路の横断面積とそ
れぞれ高圧室13及び低圧室14に存在する圧力P1及
びP2の差の大きさに依存する。軸の外側密封面19に
対するラビリンス・シール面17の同心性は、この軸が
回転する際に、高圧室13及び低圧室14の間に有効な
密封状態を保つのに重要な役を果たす。ラビリンス・シ
ールをハウジング内の或る半径方向位置に実質的に固定
した従来の密封構造では、ハウジング12に対する軸1
1の半径方向の移動は、ラビリンス・シール面17及び
軸11の間の動きばめの精密度に及ぼす影響を制限す
る。あまり精密すぎると、ラビリンス・シール面17の
歯の先端は、軸11が回転する際にこの軸の表面19と
の高速の接触により急速に摩耗する。
てガスが漏れる程度は、主として軸11及びシール・ア
センブリ10の間で利用できる漏れ径路の横断面積とそ
れぞれ高圧室13及び低圧室14に存在する圧力P1及
びP2の差の大きさに依存する。軸の外側密封面19に
対するラビリンス・シール面17の同心性は、この軸が
回転する際に、高圧室13及び低圧室14の間に有効な
密封状態を保つのに重要な役を果たす。ラビリンス・シ
ールをハウジング内の或る半径方向位置に実質的に固定
した従来の密封構造では、ハウジング12に対する軸1
1の半径方向の移動は、ラビリンス・シール面17及び
軸11の間の動きばめの精密度に及ぼす影響を制限す
る。あまり精密すぎると、ラビリンス・シール面17の
歯の先端は、軸11が回転する際にこの軸の表面19と
の高速の接触により急速に摩耗する。
【0010】本発明によればシール・アセンブリ10
は、空洞16内にシール・アセンブリの各壁と空洞の各
壁との間に中間圧力室24を形成するすきまを置いては
まる寸法にしてある。高圧室13及び低圧室14に隣接
するシール・アセンブリの互いに対向する壁面25,2
6は、それぞれ中間圧室24及び高圧室13内の各圧力
により圧力的につりあっている。中間圧室24には、こ
の中間圧室24内への高圧ガスの流入を制限する制御し
た寸法を持つ所定の入口漏れ径路27によってガス圧力
を加えるのが有利である。中間圧室24の出口29で
は、シール及び空洞壁21間で作用する丘部30は中間
圧室24から低圧室14に向かうガスの漏れを制御す
る。従ってシール・アセンブリ10に作用する軸線方向
に向く力は実質的に互いに等しくなり、軸11の表面1
9とラビリンス・シール面17の歯の先端との間に精密
な許容すきまを保ちながらシール・アセンブリ10を軸
11と共に半径方向に浮動させる。
は、空洞16内にシール・アセンブリの各壁と空洞の各
壁との間に中間圧力室24を形成するすきまを置いては
まる寸法にしてある。高圧室13及び低圧室14に隣接
するシール・アセンブリの互いに対向する壁面25,2
6は、それぞれ中間圧室24及び高圧室13内の各圧力
により圧力的につりあっている。中間圧室24には、こ
の中間圧室24内への高圧ガスの流入を制限する制御し
た寸法を持つ所定の入口漏れ径路27によってガス圧力
を加えるのが有利である。中間圧室24の出口29で
は、シール及び空洞壁21間で作用する丘部30は中間
圧室24から低圧室14に向かうガスの漏れを制御す
る。従ってシール・アセンブリ10に作用する軸線方向
に向く力は実質的に互いに等しくなり、軸11の表面1
9とラビリンス・シール面17の歯の先端との間に精密
な許容すきまを保ちながらシール・アセンブリ10を軸
11と共に半径方向に浮動させる。
【0011】本例では従来のラビリンス・ガス・シール
とは異なって、シール・アセンブリ10の好適とする形
状では、米国特許第4,976,444号明細書に記載
してある熱可塑性ポリ(アミド−イミド)又はポリ(エ
ーテルエーテルケトン)材料の一方のような軽量でしか
も耐摩耗性の材料から成る本体31を備えている。これ
等の材料は、こすれ摩耗に対する抵抗性が高く、アルミ
ニウムの比重の約半分の比重を持ち重量が軽くしかも又
アルミニウムに対し高い強度を持つことが望ましい。構
造的には本体31は、リング形(図6参照)であり軸線
方向に互いに間隔を置いた大体半径方向に延びる高圧及
び低圧の端部壁25,26を備える。ラビリンス・シー
ル面17は、それぞれ端部壁25,26の半径方向内側
の縁部34,35の間で本体31の内側面33の一部分
に沿いほぼ軸線方向に延びる。それぞれ端部壁25,2
6の外縁部36,37の間で本体31の外壁39が軸線
方向に延びている。
とは異なって、シール・アセンブリ10の好適とする形
状では、米国特許第4,976,444号明細書に記載
してある熱可塑性ポリ(アミド−イミド)又はポリ(エ
ーテルエーテルケトン)材料の一方のような軽量でしか
も耐摩耗性の材料から成る本体31を備えている。これ
等の材料は、こすれ摩耗に対する抵抗性が高く、アルミ
ニウムの比重の約半分の比重を持ち重量が軽くしかも又
アルミニウムに対し高い強度を持つことが望ましい。構
造的には本体31は、リング形(図6参照)であり軸線
方向に互いに間隔を置いた大体半径方向に延びる高圧及
び低圧の端部壁25,26を備える。ラビリンス・シー
ル面17は、それぞれ端部壁25,26の半径方向内側
の縁部34,35の間で本体31の内側面33の一部分
に沿いほぼ軸線方向に延びる。それぞれ端部壁25,2
6の外縁部36,37の間で本体31の外壁39が軸線
方向に延びている。
【0012】図1に示すようにシール本体31の寸法
は、シール・アセンブリ10の壁25,26,39と空
洞16の壁20,21,23との間のすきまが中間圧室
24を形成するようにしてある。この室内の圧力は、軸
がその正規の軸線15に対し偏心して回転するときに、
本体31の端部壁25,26に作用する得られる軸線方
向に向いた力がラビリンス・シール面17と軸11の密
封用の外面19との間に生ずる半径方向に向いた力にわ
ずかな反力を加えるように制御する。軸11がラビリン
ス・シール面17の歯の先端に対し回転する際に、ハウ
ジング12の側壁21に固定したピン38(図7及び8
参照)は本体31が空洞16内で軸11と一緒には回転
しないようにする。ピン38は壁21から本体31の外
壁39の穴から半径方向内方に形成したU字形みぞ穴4
2内に軸線方向に延びる。みぞ穴42の軸線方向深さ
は、壁21から突出するピン38の長さより大きい。従
って本体31は、軸11の外面19に沿い自由に有効に
浮動し、軸11の外面19とラビリンス・シール面17
の歯の先端との間に極めて精密な許容すきまを保ちなが
ら空洞16内で半径方向に動くか回転はしない。10な
いし20ミルの程度場合により30ないし40ミルの範
囲のすきまを必要とする固定の金属質ラビリンス・シー
ルに対する従来の許容すきまとは異なって、本発明では
零ないし1又は2ミルの程度の許容すきまが考えられ
る。このようなすきまは、軸を支える各軸受間の空間内
のシールの場所に従って、回転中に40ミル(0.04
in)にもなる軸11の半径方向の片寄りよりかなり小
さいのはもちろんである。
は、シール・アセンブリ10の壁25,26,39と空
洞16の壁20,21,23との間のすきまが中間圧室
24を形成するようにしてある。この室内の圧力は、軸
がその正規の軸線15に対し偏心して回転するときに、
本体31の端部壁25,26に作用する得られる軸線方
向に向いた力がラビリンス・シール面17と軸11の密
封用の外面19との間に生ずる半径方向に向いた力にわ
ずかな反力を加えるように制御する。軸11がラビリン
ス・シール面17の歯の先端に対し回転する際に、ハウ
ジング12の側壁21に固定したピン38(図7及び8
参照)は本体31が空洞16内で軸11と一緒には回転
しないようにする。ピン38は壁21から本体31の外
壁39の穴から半径方向内方に形成したU字形みぞ穴4
2内に軸線方向に延びる。みぞ穴42の軸線方向深さ
は、壁21から突出するピン38の長さより大きい。従
って本体31は、軸11の外面19に沿い自由に有効に
浮動し、軸11の外面19とラビリンス・シール面17
の歯の先端との間に極めて精密な許容すきまを保ちなが
ら空洞16内で半径方向に動くか回転はしない。10な
いし20ミルの程度場合により30ないし40ミルの範
囲のすきまを必要とする固定の金属質ラビリンス・シー
ルに対する従来の許容すきまとは異なって、本発明では
零ないし1又は2ミルの程度の許容すきまが考えられ
る。このようなすきまは、軸を支える各軸受間の空間内
のシールの場所に従って、回転中に40ミル(0.04
in)にもなる軸11の半径方向の片寄りよりかなり小
さいのはもちろんである。
【0013】空洞16内のシール・アセンブリ10の有
効圧力のつりあい平衡が得られるように、それぞれ高圧
及び低圧の端部壁25,26に圧力のつりあった表面を
設け、高圧室13の方に向かい低圧端部壁26に作用す
る全力が低圧室14の方に向かい高圧端部壁25に作用
する全力に実際上等しくなるようにする。図1に示した
実施例では高圧端部壁25は、シール本体31及びシー
ル空洞側壁20の間で環状みぞ41内に納めたOリング
40を備えている。Oリング40は一部は入口漏れ制御
部材として作用する。この制御部材は、通常本体31の
高圧端部壁25と空洞壁20との間から中間圧室24内
に高圧ガスが流入しないようにする。高圧端部壁25で
Oリング40の半径方向内方に内部圧力面43を形成し
てある。この内部圧力面43(図1にこの参照数字を付
けた中括弧により示してある)は高圧室13中に存在す
る一層高いガス圧力P1に露出する。高圧端部壁25に
はOリング40の半径方向外方に外面44を設けてあ
る。外面44は、中間圧室24内に存在する中間ガス圧
力P3に露出する。この中間圧力P3は又低圧端部壁2
6にただし環状丘部30の半径方向外方に作用する。丘
部30は、本体31の低圧端部壁26に一体に形成され
この端部から空洞壁21に向かい低圧端部壁26の内縁
部35の隣接部から突出している。
効圧力のつりあい平衡が得られるように、それぞれ高圧
及び低圧の端部壁25,26に圧力のつりあった表面を
設け、高圧室13の方に向かい低圧端部壁26に作用す
る全力が低圧室14の方に向かい高圧端部壁25に作用
する全力に実際上等しくなるようにする。図1に示した
実施例では高圧端部壁25は、シール本体31及びシー
ル空洞側壁20の間で環状みぞ41内に納めたOリング
40を備えている。Oリング40は一部は入口漏れ制御
部材として作用する。この制御部材は、通常本体31の
高圧端部壁25と空洞壁20との間から中間圧室24内
に高圧ガスが流入しないようにする。高圧端部壁25で
Oリング40の半径方向内方に内部圧力面43を形成し
てある。この内部圧力面43(図1にこの参照数字を付
けた中括弧により示してある)は高圧室13中に存在す
る一層高いガス圧力P1に露出する。高圧端部壁25に
はOリング40の半径方向外方に外面44を設けてあ
る。外面44は、中間圧室24内に存在する中間ガス圧
力P3に露出する。この中間圧力P3は又低圧端部壁2
6にただし環状丘部30の半径方向外方に作用する。丘
部30は、本体31の低圧端部壁26に一体に形成され
この端部から空洞壁21に向かい低圧端部壁26の内縁
部35の隣接部から突出している。
【0014】丘部30の半径方向面と空洞壁21との間
には、中間圧室24の圧力制御出口29(図9に詳細に
示してある)を仕切ってある。圧力制御出口29の幅
は、圧力P1、P3の差の値に従って軸線方向に調整可
能である。具体的に述べると、丘部30Pの内縁部35
と外縁部37(図1参照)との間の半径方向の低圧端部
壁26の区域は中間圧面45を形成する。シール10に
作用する軸線方向に向いた各圧力をつりあわせるには、
高圧端部壁25の外面44の面積を内部圧力面43の面
積を越える選定した量だけ越えるように中間圧面45の
面積を選定する。ターボ機械の正規の運転のために圧力
P1、P2の差の範囲の値は、中間圧面45の面積の超
過の程度を指示する。一般にたとえば高圧P1及び低圧
P2の間の低い方の差によっては、圧力P1、P2の高
い方の差に対する出口の幅よりわずかに小さい軸線方向
幅を持つ出口29が生ずる。このために丘部30はラビ
リンス歯の先端の半径方向内側に位置させるのがよい。
しかし、丘部30の面を除いた中間圧面45の面積は内
側圧力面43及び外側圧力面44の各面積の和より小さ
くないことが必要であることが最小限重要である。この
ようにして丘部30の面を横切りP1からP2への圧力
の転移の結果、圧縮機の始動時に圧力制御出口29が確
実に開くようになる。実際上、丘部30の外縁部は、丘
部30の面を除いた中間圧面45の面積が内部圧力面4
3,外面44の面積の和に等しくなるようにそして丘部
30の面に作用する転移圧力により本体31を圧力制御
出口29の穴を移動させるように位置させる。丘部30
は、軸11に形成した肩部46によりラビリンス歯の半
径方向内方に突出させることができる。肩部46は壁2
1から軸線方向に間隔を隔て直径を細くした区間47ま
で半径方向内方に延びている。この構造では、始動時の
回転と共にP3がP1に等しくP2より高いときに丘部
30が上昇して空洞側壁21から離れるものとする。図
1に示すように空洞24に対する圧力入口は漏れ径路す
なわち穴27である。この場合穴27は、流れ制御のた
めに所定の横断面寸法を持ち高圧室13及び中間圧室2
4の間を連通させる。本発明のこの実施例では穴27
は、本体31を貫いて高圧端部壁25の内部圧力面43
に位置する入口から外壁39の出口まで延びている。こ
のシール・アセンブリ10の構造では穴27の直径は、
丘部30の面が上昇し空洞側壁21から0.001ない
し0.002インチを越えない量だけ又は与えられた用
途に対し各表面間の摩耗を伴う接触を避けるようなその
他の量だけ離れるように選定する。
には、中間圧室24の圧力制御出口29(図9に詳細に
示してある)を仕切ってある。圧力制御出口29の幅
は、圧力P1、P3の差の値に従って軸線方向に調整可
能である。具体的に述べると、丘部30Pの内縁部35
と外縁部37(図1参照)との間の半径方向の低圧端部
壁26の区域は中間圧面45を形成する。シール10に
作用する軸線方向に向いた各圧力をつりあわせるには、
高圧端部壁25の外面44の面積を内部圧力面43の面
積を越える選定した量だけ越えるように中間圧面45の
面積を選定する。ターボ機械の正規の運転のために圧力
P1、P2の差の範囲の値は、中間圧面45の面積の超
過の程度を指示する。一般にたとえば高圧P1及び低圧
P2の間の低い方の差によっては、圧力P1、P2の高
い方の差に対する出口の幅よりわずかに小さい軸線方向
幅を持つ出口29が生ずる。このために丘部30はラビ
リンス歯の先端の半径方向内側に位置させるのがよい。
しかし、丘部30の面を除いた中間圧面45の面積は内
側圧力面43及び外側圧力面44の各面積の和より小さ
くないことが必要であることが最小限重要である。この
ようにして丘部30の面を横切りP1からP2への圧力
の転移の結果、圧縮機の始動時に圧力制御出口29が確
実に開くようになる。実際上、丘部30の外縁部は、丘
部30の面を除いた中間圧面45の面積が内部圧力面4
3,外面44の面積の和に等しくなるようにそして丘部
30の面に作用する転移圧力により本体31を圧力制御
出口29の穴を移動させるように位置させる。丘部30
は、軸11に形成した肩部46によりラビリンス歯の半
径方向内方に突出させることができる。肩部46は壁2
1から軸線方向に間隔を隔て直径を細くした区間47ま
で半径方向内方に延びている。この構造では、始動時の
回転と共にP3がP1に等しくP2より高いときに丘部
30が上昇して空洞側壁21から離れるものとする。図
1に示すように空洞24に対する圧力入口は漏れ径路す
なわち穴27である。この場合穴27は、流れ制御のた
めに所定の横断面寸法を持ち高圧室13及び中間圧室2
4の間を連通させる。本発明のこの実施例では穴27
は、本体31を貫いて高圧端部壁25の内部圧力面43
に位置する入口から外壁39の出口まで延びている。こ
のシール・アセンブリ10の構造では穴27の直径は、
丘部30の面が上昇し空洞側壁21から0.001ない
し0.002インチを越えない量だけ又は与えられた用
途に対し各表面間の摩耗を伴う接触を避けるようなその
他の量だけ離れるように選定する。
【0015】使用時に前記したシール・アセンブリ10
では空洞16の側壁20,21間の本体31のつりあい
によりハウジング12内の半径方向の移動に対するシー
ル・アセンブリ10の抵抗を有効になくす。半径方向移
動に対するわずかな抵抗は単に、みぞ41の底部と空洞
壁20との間にOリング40を挾み付けることによって
生ずるだけである。具体的には、空洞16内のシール・
アセンブリ10がつりあい状態になると、穴27を通る
流れにより中間圧室24内の中間圧力P3を内側圧力面
43に作用する高圧P1とOリング40の締付けに対す
る抵抗との複合力に打勝たせる。穴27を通る中間圧室
24内への流れが中間圧室24から圧力制御出口29を
経て出る流れとつりあうと、平衡状態が生ずる。従って
軸11が回転しながら半径方向に移動すると、シール・
アセンブリ10は軸11と共に移動しラビリンス・シー
ル面17の各歯の先端と、軸11の外面19との間の摩
耗を伴う接触を避ける。
では空洞16の側壁20,21間の本体31のつりあい
によりハウジング12内の半径方向の移動に対するシー
ル・アセンブリ10の抵抗を有効になくす。半径方向移
動に対するわずかな抵抗は単に、みぞ41の底部と空洞
壁20との間にOリング40を挾み付けることによって
生ずるだけである。具体的には、空洞16内のシール・
アセンブリ10がつりあい状態になると、穴27を通る
流れにより中間圧室24内の中間圧力P3を内側圧力面
43に作用する高圧P1とOリング40の締付けに対す
る抵抗との複合力に打勝たせる。穴27を通る中間圧室
24内への流れが中間圧室24から圧力制御出口29を
経て出る流れとつりあうと、平衡状態が生ずる。従って
軸11が回転しながら半径方向に移動すると、シール・
アセンブリ10は軸11と共に移動しラビリンス・シー
ル面17の各歯の先端と、軸11の外面19との間の摩
耗を伴う接触を避ける。
【0016】シール・アセンブリ10の第1の変型を図
2及び3に示すが、図1及び6に示した実施例について
述べる同様に作用する部品に対し、参照数字として同じ
10位及び1位の数字を利用する200代の参照数字で
表わしてある。付加的な変型を図4及び5について述べ
るがこれ等の図で対応部品をそれぞれ400代及び50
0代の参照数字で同様に表わしてある。
2及び3に示すが、図1及び6に示した実施例について
述べる同様に作用する部品に対し、参照数字として同じ
10位及び1位の数字を利用する200代の参照数字で
表わしてある。付加的な変型を図4及び5について述べ
るがこれ等の図で対応部品をそれぞれ400代及び50
0代の参照数字で同様に表わしてある。
【0017】図2及び3に示した本発明の変型ではシー
ル・アセンブリ210の構造の主な違いは本体231の
内側面233の構造である。ラビリンス217の下流側
には、軸211の外面219に支持接触する流体動力学
的支持区間249がある。支持区間249はラビリンス
歯の先端の直径に直径が実質的に等しい。このようにし
て図2の実施例はシール・アセンブリ210の軸211
に対する付加的な半径方向心合せ作用とシール・アセン
ブリ210の内面及び軸の間のガスの漏れとを生ずる。
ル・アセンブリ210の構造の主な違いは本体231の
内側面233の構造である。ラビリンス217の下流側
には、軸211の外面219に支持接触する流体動力学
的支持区間249がある。支持区間249はラビリンス
歯の先端の直径に直径が実質的に等しい。このようにし
て図2の実施例はシール・アセンブリ210の軸211
に対する付加的な半径方向心合せ作用とシール・アセン
ブリ210の内面及び軸の間のガスの漏れとを生ずる。
【0018】支持区間249内の流体動力学的半径方向
心合せにさらに役立つ図2に示した実施例の特徴はなお
とくに図3に示してある。この特徴によれば室213か
らの高圧は軸211に対するシール・アセンブリ210
の心合せに役立てるのに利用する。このことは、高圧室
213及び支持区間249の間を連通させる若干の高圧
漏れ径路250を設けることによって行われる。具体的
には4ないし8条の径路を設けシール210内で角度的
に等しい間隔を隔てる。高圧漏れ径路250の1つは、
全部を表わすものとして図3に示され、シールの高圧壁
225の圧力内面243から軸線方向に延びる脚穴と、
この軸線向脚の内端部に外端部を連結した半径方向に延
びる脚(図10参照)とを備えている。この半径方向脚
の内端部は流体静力学的心合せポケット251に開口し
ている。図10に示すようにこの各ポケット251は軸
線方向に向いた幅より大きい距離にわたり円周方向に延
びている(図3と比較して)。1つのこのようなポケッ
ト251が各径路250に対し存在し、隣接するポケッ
ト251の円周方向端部も又支持面249内で軸211
の軸線215のまわりに相互に角度的に等しい間隔を置
いている。すなわち高圧径路250は高圧室213から
心合せポケットに圧力流を送出し軸が回転する際にこの
軸に対しシール・アセンブリ210を半径方向に心合せ
する。シール・アセンブリ210は、図1に述べた実施
例と同じようにして空洞216内で回転しないようにピ
ン止めする。
心合せにさらに役立つ図2に示した実施例の特徴はなお
とくに図3に示してある。この特徴によれば室213か
らの高圧は軸211に対するシール・アセンブリ210
の心合せに役立てるのに利用する。このことは、高圧室
213及び支持区間249の間を連通させる若干の高圧
漏れ径路250を設けることによって行われる。具体的
には4ないし8条の径路を設けシール210内で角度的
に等しい間隔を隔てる。高圧漏れ径路250の1つは、
全部を表わすものとして図3に示され、シールの高圧壁
225の圧力内面243から軸線方向に延びる脚穴と、
この軸線向脚の内端部に外端部を連結した半径方向に延
びる脚(図10参照)とを備えている。この半径方向脚
の内端部は流体静力学的心合せポケット251に開口し
ている。図10に示すようにこの各ポケット251は軸
線方向に向いた幅より大きい距離にわたり円周方向に延
びている(図3と比較して)。1つのこのようなポケッ
ト251が各径路250に対し存在し、隣接するポケッ
ト251の円周方向端部も又支持面249内で軸211
の軸線215のまわりに相互に角度的に等しい間隔を置
いている。すなわち高圧径路250は高圧室213から
心合せポケットに圧力流を送出し軸が回転する際にこの
軸に対しシール・アセンブリ210を半径方向に心合せ
する。シール・アセンブリ210は、図1に述べた実施
例と同じようにして空洞216内で回転しないようにピ
ン止めする。
【0019】図4は、回転軸411に対するシール41
0の心合せを向上するようにした本発明の他の実施例を
示す。この実施例ではシール本体431の内面433
は、ラビリンス面417のすぐ下流側に始まるテーパ付
き区間453を備えている。このテーパ付き区間453
は、開始端部から軸411の外面419に向かい半径方
向内方にテーパを付けてある。この開始端部は、軸肩部
446の上流側に隣接する軸411の外面419に対し
て実際上零のすきまを持つ軸411の外面419に最も
密接に近接した部分までのラビリンス区間の歯の深さの
中間である。テーパ付き区間453により形成された先
狭まり区域内への流れは、ラビリンス面の各歯の先端
と、軸411の外面419との間のわずかな付加的すき
まにより生ずる。
0の心合せを向上するようにした本発明の他の実施例を
示す。この実施例ではシール本体431の内面433
は、ラビリンス面417のすぐ下流側に始まるテーパ付
き区間453を備えている。このテーパ付き区間453
は、開始端部から軸411の外面419に向かい半径方
向内方にテーパを付けてある。この開始端部は、軸肩部
446の上流側に隣接する軸411の外面419に対し
て実際上零のすきまを持つ軸411の外面419に最も
密接に近接した部分までのラビリンス区間の歯の深さの
中間である。テーパ付き区間453により形成された先
狭まり区域内への流れは、ラビリンス面の各歯の先端
と、軸411の外面419との間のわずかな付加的すき
まにより生ずる。
【0020】本発明のわずかに異なる実施例を図5に例
示してある。図5では、図1ないし4の対応部品を示す
のに使った同じ10位及び1位の数字を500に加えて
対応部品を表わしてある。図5の実施例では図1に示し
た漏れ穴27のような1定寸法のバイパス漏れ穴を使わ
ないで、高圧室513及び中間圧室524の間に可変寸
法の漏れ通路554を設けてある。漏れ通路554は、
環状の突出部555と高圧端空洞壁520との間に仕切
られる。丘部530の面から環状の突出部555の面ま
で軸線方向に測ると本体531の全長は各空洞壁52
0,521間の軸線方向距離より、中間圧室524の入
口(通路554を通る)と出口529との設計すきま漏
れの和に等しい量だけ小さい。
示してある。図5では、図1ないし4の対応部品を示す
のに使った同じ10位及び1位の数字を500に加えて
対応部品を表わしてある。図5の実施例では図1に示し
た漏れ穴27のような1定寸法のバイパス漏れ穴を使わ
ないで、高圧室513及び中間圧室524の間に可変寸
法の漏れ通路554を設けてある。漏れ通路554は、
環状の突出部555と高圧端空洞壁520との間に仕切
られる。丘部530の面から環状の突出部555の面ま
で軸線方向に測ると本体531の全長は各空洞壁52
0,521間の軸線方向距離より、中間圧室524の入
口(通路554を通る)と出口529との設計すきま漏
れの和に等しい量だけ小さい。
【0021】図5の実施例の作用を述べると、室513
からの高圧ガスは漏れ通路554を経て流れ室524内
の中間圧を中間圧力面545に作用させる。この力が内
圧面543に作用する高圧力の軸線方向の力に打勝つと
きは、本体531は図5の右方に移動して丘部530を
空洞壁521から遠ざかる向きに動かすことにより、中
間圧室524内の圧力を下げる。最終的に、図1のシー
ル・アセンブリ10の作動時に平衡状態が生ずるのと同
じようにして、各空洞壁520,521間にシール本体
531を位置決めする際に平衡状態が生ずる。平衡状態
に達すると少量の流れが各空洞壁520、521と丘部
530及び突出部555との間を通り本体531及びハ
ウジング512間に接触が生じない。
からの高圧ガスは漏れ通路554を経て流れ室524内
の中間圧を中間圧力面545に作用させる。この力が内
圧面543に作用する高圧力の軸線方向の力に打勝つと
きは、本体531は図5の右方に移動して丘部530を
空洞壁521から遠ざかる向きに動かすことにより、中
間圧室524内の圧力を下げる。最終的に、図1のシー
ル・アセンブリ10の作動時に平衡状態が生ずるのと同
じようにして、各空洞壁520,521間にシール本体
531を位置決めする際に平衡状態が生ずる。平衡状態
に達すると少量の流れが各空洞壁520、521と丘部
530及び突出部555との間を通り本体531及びハ
ウジング512間に接触が生じない。
【0022】すなわち以上述べた各実施例から明らかな
ように本発明によれば、とくに、シール・アセンブリ及
び軸の間に一層精密な許容はめあいを可能にすることに
よりしかも軸の振動によるシールに生ずる通常の損傷を
伴わないで高圧室及び低圧室間に高度の密封作用が得ら
れるようにした新規なラビリンス・シールが得られる。
ように本発明によれば、とくに、シール・アセンブリ及
び軸の間に一層精密な許容はめあいを可能にすることに
よりしかも軸の振動によるシールに生ずる通常の損傷を
伴わないで高圧室及び低圧室間に高度の密封作用が得ら
れるようにした新規なラビリンス・シールが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例によるシール・アセンブリの
部分縦断面図である。
部分縦断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す図1と同様な部分縦
断面図である。
断面図である。
【図3】図2に対して回転した半径面に沿う図2の実施
例の部分縦断面図である。
例の部分縦断面図である。
【図4】本発明の別の実施例の図1と同様な部分縦断面
図である。
図である。
【図5】本発明のなお別の実施例の図1と同様な部分縦
断面図である。
断面図である。
【図6】図1に示したシール・アセンブリを一部を切欠
いて示す斜視図である。
いて示す斜視図である。
【図7】図1の7−7線に沿う部分断面図である。
【図8】図7の8−8線に沿う部分断面図である。
【図9】図1に示した区域9の拡大縦断面図である。
【図10】図3の10−10線に沿う部分断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 10 シール・アセンブリ 11 軸 13 高圧室 14 低圧室 15 縦方向軸線 16 環状の空洞 17 ラビリンス・シール面 19 軸シール面 20 高圧側壁(空洞壁) 21 低圧側壁(空洞壁) 23 外壁 24 中間圧室 25 高圧端部壁 26 低圧端部壁 30 圧力制御面(環状丘部) 31 シール本体 40 入口制御部材(Oリング)
Claims (17)
- 【請求項1】 回転できる軸を密封して高圧室と低圧室
との間の過度のガス漏れを制御するように空洞内にはま
り込むように寸法を定めた自由浮動ラビリンス・リング
・シールにおいて、この自由浮動ラビリンス・リング・
シールが、エラストマー質材料から成り、かつ互いに間
隔を置いて対向する高圧壁及び低圧壁と、前記軸を密封
するように、前記高圧壁と前記低圧壁との間に延びるラ
ビリンス・シール面とを持ち、前記高圧壁及び低圧壁
に、前記空洞内に制御したガス流すきまを置いてこの空
洞内で相互に対し圧力つりあいを生ずるように、互いに
等しくない面積を持つ互いに対向する表面を形成する部
分を設けることにより、回転時に前記軸の半径方向振動
を生じても前記自由浮動ラビリンス・リング・シール
が、前記空洞内で浮動するように実質的に自由であり、
さらに前記ラビリンス・シール面と前記軸との間に密封
すきまを保持するようにした自由浮動ラビリンス・リン
グ・シール。 - 【請求項2】 ターボ機械のハウジング内に縦方向軸線
のまわりに回転するように取付けた軸に沿う圧縮性流体
の過度の漏れを高圧室及び低圧室の間で密封するよう
に、前記ハウジング内で使用するためのラビリンス・シ
ール・アセンブリにおいて、(1)前記軸に形成され、
前記ハウジング内において前記高圧室と前記低圧室との
間に軸線方向に延びるシール面と、(2)前記高圧室に
隣接し、選定した第1の距離だけ大体において半径方向
に延びる高圧側壁と、この高圧側壁から特定距離だけ軸
線方向に間隔を置いて、前記低圧室に隣接して位置し、
前記選定した第1の距離より大きい選定した第2の距離
だけ大体において半径方向に延びる低圧側壁と、前記両
側壁の間に延びる外壁と、を持ち、前記ハウジング内に
おいて、前記シール面を囲む環状の空洞と、(3)半径
方向に相互に前もって定めた距離だけ間隔を置いた内縁
部及び外縁部を持ち、大体において半径方向に延びる環
状の高圧端部壁と、この高圧端部壁から前記特定の距離
より短い距離だけ軸線方向に間隔を置き、前記前もって
定めた距離より大きい距離だけ半径方向に相互に間隔を
置いた内縁部及び外縁部を持つ対向する低圧端部壁と、
前記端部壁の前記外縁部間に軸線方向に延びる中間圧外
壁と、前記端部壁の前記内縁部間に大体において軸線方
向に延び、前記軸の前記シール面に密封状態で接触する
ように形成したラビリンス部分を持つ内面と、を備え、
前記空洞内にはまり込むように寸法を定めた環形の本体
を持ち、エラストマー質材料から成る密封部材と、
(4)前記高圧室から前記各高圧壁を過ぎて流れる高圧
流体の流れを制御するように、前記各高圧壁と協働する
入口制御部材と、(5)前記低圧室の方へ向かって前記
各低圧壁を過ぎて流れる流体の流れを制御する圧力制御
面とを備え、前記空洞の前記各壁間に中間圧室を形成す
るすきまを置いて、前記本体が、前記空洞内に挿入可能
であり、前記入口制御部材が、前記高圧端部壁と前記高
圧側壁との間で作用し、前記圧力制御面が、前記低圧端
部壁と前記低圧側壁との間で作用して、前記本体が半径
方向及び軸線方向の両方向に移動し、前記本体と前記ハ
ウジングとの間の浮動流体の漏れの圧力つりあい状態の
制御ができるようにしたラビリンス・シール・アセンブ
リ。 - 【請求項3】 回転できる軸を囲み、かつ高圧室と低圧
室との間に位置させたシール空洞内で使用するガス・シ
ールにおいて、エラストマー質材料から成り、半径方向
及び軸線方向の両方向に所定のすきまを置いて前記空洞
内にはまり込むように寸法を定めた環形の本体を、前記
ガス・シールに設け、この本体に、(イ)相互に軸線方
向に間隔を置いた半径方向に延びる高圧端部壁及び低圧
端部壁と、(ロ)これ等の両端部壁間に軸線方向に延び
る外壁と、この外壁から半径方向内方に間隔を置いて前
記両端部壁間に大体において軸線方向に延び、前記軸に
密封状態で接触するように形成したラビリンス部分を設
けた内面と、(ニ)それぞれ前記高圧端部壁及び低圧端
部壁に協働し前記高圧室から前記低圧室に前記空洞の所
定のすきま内への又このすきまからの漏れの流れを制御
する入口圧力及び出口圧力制御手段とを設け、この入口
圧力及び出口圧力制御手段に、前記高圧端部壁に設けら
れ、この高圧端部壁を内面及び外面に分割する環状流入
漏れ制御部材と、前記低圧端部壁に設けられ、前記外壁
の半径方向と内方に環状の中間圧面を前記低圧端部壁に
形成する環状の漏れ制御丘部とを設け、前記中間圧面
が、前記外面の面積を前記高圧端部壁の前記内面の面積
より大きい量だけ越える面積を持ち、前記高圧室から前
記低圧室への漏れの流れを制御することにより、前記本
体が、前記空洞内で軸線方向に実質的に圧力がつりあ
い、前記ラビリンス部分と前記軸との間に密封状態接触
を保ちながら半径方向に自由に浮動するようにしたガス
・シール。 - 【請求項4】 前記丘部を前記本体に一体に形成した請
求項3のガス・シール。 - 【請求項5】 前記入口漏れ制御手段を、前記高圧端部
壁と協働し前記高圧端部壁と前記空洞の壁との間に作用
するOリングと、このOリングの下流側で前記高圧室と
前記空洞との間を連通させるバイパス通路とにより構成
した請求項3のガス・シール。 - 【請求項6】 前記バイパス通路に、前記本体内に前記
Oリングの半径方向内方に形成した入口と、前記本体内
に前記Oリングの半径方向外方に形成した出口とを設け
た請求項5のガス・シール。 - 【請求項7】 前記本体が、前記漏れ制御丘部から前記
Oリングを経て測るときに、空洞の軸線方向長さより小
さい軸線方向長さを持つことにより、中間圧につりあう
圧力が、前記内面に作用する高圧と前記Oリングに作用
する圧縮反作用とに対抗して前記中間圧面に作用すると
きに、前記中間圧力を、前記Oリングと前記空洞の壁と
の間に高圧力が流れないようにするのに十分な値にした
請求項5のガス・シール。 - 【請求項8】 ターボ機械のハウジング内に取付けた回
転できる軸の軸線方向に延びるシール面に沿う圧縮性流
体の過度の漏れを防ぐために高圧室と低圧室との間を密
封するように、前記ハウジングのシール空洞内で使用す
る浮動ラビリンス・シール部材において、前記浮動ラビ
リンス・シール部材がエラストマー質材料から成る環形
の本体を備え、前記本体と前記空洞の壁との間に中間圧
室を形成する所定半径方向及び軸線方向の両方向の所定
のすきまを置いて前記空洞内にはまり込むように前記本
体の寸法を定め、前記本体に、(イ)半径方向に相互に
前もって定めた距離だけ間隔を置いた内縁部及び外縁部
を持つ環状の高圧端部壁と、(ロ)この高圧端部壁から
軸線方向に間隔を置き、かつ半径方向に相互に前記前も
って定めた距離より大きい距離だけ間隔を置いた内縁部
及び外縁部を持つ環状の低圧端部壁と、(ハ)前記各端
部壁の前記外縁部間に軸線方向に延びる外壁と、(ニ)
前記各端部壁の前記内縁部間に大体において軸線方向に
延び、前記回転できる軸のシール面に密封状態で接触す
るように形成したラビリンス部分を持つ内面と、(ホ)
前記高圧室及び低圧室内の流体圧力の差に応答して中間
圧室内の流体圧力を制御し、前記高圧室に隣接する前記
空洞の壁に漏れを密封する浮動接触状態に前記シール部
材を保持するように、それぞれ前記高圧端部壁及び低圧
端部壁に協働する入口及び出口圧力制御手段とを設け、
この入口及び出口圧力制御手段に、(i)前記高圧端部
壁に、その内縁部及び外縁部の間において、設けられ、
前記高圧端部壁を、前記高圧室内の高圧流体に露出する
内面と、前記中間圧室内の流体圧力に露出する外面とに
分割する環状の入口漏れ制御手段と、(ii)前記低圧
端部壁に協働し、この低圧端部壁の前記外縁部から半径
方向内方に延びる環状の中間圧面を形成する環状の漏れ
制御丘部と、を設け、前記中間圧面が、前記丘部を過ぎ
前記低圧室に向かう中間圧流体の流れを制御することに
より、前記本体が前記空洞内で軸線方向に実質的に圧力
つりあいの状態になることにより、前記ラビリンス部分
と前記シール面との間に密封状態を保ちながら前記軸の
このような動きに対し半径方向に自由に浮動するよう
に、前記中間圧面が、前記外面の面積を前記高圧端部壁
の前記内面の面積より大きい量だけ越える面積を持つよ
うにした浮動ラビリンス・シール部材。 - 【請求項9】 前記入口漏れ制御部材が隆起部である請
求項8の浮動ラビリンス・シール部材。 - 【請求項10】 前記隆起部を、前記高圧端部壁内で前
記本体に一体に形成し、この端部壁から前記空洞の壁に
向かい軸線方向に突出するようにした請求項9の浮動ラ
ビリンス・シール部材。 - 【請求項11】 前記入口制御部材を前記高圧端部壁に
協働するOリングにより構成した請求項8の浮動ラビリ
ンス・シール部材。 - 【請求項12】 前記高圧端部壁に形成した環状みぞを
備え、前記Oリングを前記みぞ内に取付けた請求項11
の浮動ラビリンス・シール部材。 - 【請求項13】 前記高圧端部壁の内面と前記中間圧室
との間を連通させるバイパス漏れ穴を備えた請求項11
の浮動ラビリンス・シール部材。 - 【請求項14】 前記内面に、前記ラビリンス部分の下
流側の支持部分を設けた請求項8の浮動ラビリンス・シ
ール部材。 - 【請求項15】 前記高圧室と前記ラビリンス部分の下
流側の前記内面との間を連通させる複数の高圧径路を備
え、これ等の各高圧径路に、相互に連通する入口端部、
出口端部及び心合せポケットを設け、前記内面と前記出
口端部及び心合せポケットとから開口する前記入口端部
を前記支持部分内に位置させ、前記心合せポケットを角
度的に相互に等しい間隔を置いた請求項14の浮動ラビ
リンス・シール部材。 - 【請求項16】 前記内面に、前記ラビリンス部分の下
流側のテーパ付き壁部分を設け、このテーパ付き壁部分
が前記ラビリンス部分から遠ざかるに伴い狭まるように
した請求項8の浮動ラビリンス・シール部材。 - 【請求項17】 前記漏れ制御丘部の少なくとも一部
を、ラビリンス・シール面から半径方向内方に間隔を置
いた請求項10の浮動ラビリンス・シール部材。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/056516 | 1993-05-03 | ||
| US08/056,516 US5403019A (en) | 1993-05-03 | 1993-05-03 | Balanced floating labyrinth seal |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0771621A true JPH0771621A (ja) | 1995-03-17 |
| JP3220891B2 JP3220891B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=22004921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11344894A Expired - Fee Related JP3220891B2 (ja) | 1993-05-03 | 1994-05-02 | ラビリンス・シール・アセンブリ、ガス・シール及び自由浮動ラビリンス・ガス・シール |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5403019A (ja) |
| EP (1) | EP0623768B1 (ja) |
| JP (1) | JP3220891B2 (ja) |
| DE (1) | DE69411227T2 (ja) |
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