JPH0771704A - 高速増殖炉の蒸気発生器 - Google Patents

高速増殖炉の蒸気発生器

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JPH0771704A
JPH0771704A JP5217189A JP21718993A JPH0771704A JP H0771704 A JPH0771704 A JP H0771704A JP 5217189 A JP5217189 A JP 5217189A JP 21718993 A JP21718993 A JP 21718993A JP H0771704 A JPH0771704 A JP H0771704A
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JP
Japan
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steam generator
sodium
liquid sodium
main body
liquid
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Application number
JP5217189A
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English (en)
Inventor
Masayuki Takakuwa
正行 高桑
Tetsuji Motonaga
哲司 本永
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】高速増殖炉の蒸気発生器において伝熱管破損事
故が発生した場合、系統から確実かつ容易に蒸気発生器
を隔離させ、影響の拡大を防止する。 【構成】蒸気発生器本体3の内部に内筒4を設置して、
その内部を内筒4の内側と外側とに分けて共に液体ナト
リウム2の液面をもつ2液面構造とし、蒸気発生器のナ
トリウム入口配管6と出口配管7とをそれぞれの液体ナ
トリウム2の液面への上方からの差し込み構造として液
体ナトリウム2の流路をセンターリターン方式となるよ
うにし、更に蒸気発生器本体3の下方にドレンタンク9
を設け、蒸気発生器本体3とドレンタンク9とを連絡す
る配管の途中にラプチャーデスク8を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】発明は高速増殖炉の蒸気発生器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の高速増殖炉の蒸気発生器における
伝熱管破損漏水事故時の対策として、特開昭50−14998
号公報、及び特開昭60−129501号公報に、ラプチャーデ
ィスクを蒸気発生器本体に取り付け、ナトリウム−水反
応の発生ガスによる圧力上昇を緩和するという方法が開
示されている。
【0003】また、液体ナトリウムの配管から分岐させ
てドレンラインを設け、この配管にラプチャーディスク
を取り付けるという方法が開示されている。[Proceedi
ngsof International Conference on Fast Reactor and
Related Fuel Cycles(FR'91),Study of a plant wit
hout an intermediate system,J.Kasiwakura etc.(V
olume III,P2.18)参照] しかし、これらの方法では、ラプチャーディスクの破裂
によって圧力上昇を緩和させることはできるが、反応生
成物の系統内への拡散を完全に防止することは保証でき
ない。
【0004】したがって、系統内の他の機器(中間熱交
換器,原子炉容器,ポンプなど)への反応生成物の影響
を防止するため、ラプチャーディスク破裂後蒸気発生器
を系統から隔離する必要があり、サイフォンブレーカな
どの補助的な設備を設けなければならない。
【0005】このサイフォンブレーカを取り付けた場合
の例を、図6を用いて説明する。
【0006】図6は、従来の高速増殖炉における蒸気発
生器の説明図であり、蒸気発生器は無液面型である。液
体ナトリウム2は蒸気発生器のナトリウム入口配管6か
ら蒸気発生器本体3内に入り、蒸気発生器伝熱管1内を
通る水と熱交換して蒸気発生器のナトリウム出口配管7
へ抜ける。
【0007】蒸気発生器伝熱管1は、蒸気発生器本体3
の下部に蒸気発生器伝熱管入口10、及び蒸気発生器本
体3の上部に蒸気発生器伝熱管出口11を有し、蒸気発
生器本体3内では支柱29の回りに下から上に向かって
螺旋状に巻かれている。
【0008】水は蒸気発生器伝熱管入口10を経て、蒸
気発生器本体3内で液体ナトリウム2と熱交換により蒸
気に変わり、蒸気発生器伝熱管出口11から出てタービ
ンへ送られる。
【0009】蒸気発生器のナトリウム入口配管6の上流
側、及び蒸気発生器のナトリウム出口配管7の下流側に
はサイフォンブレーカ28がそれぞれ取り付けられてお
り、これらのサイフォンブレーカ28の取り付け位置と
蒸気発生器本体3との間の蒸気発生器のナトリウム入口
配管6、及び蒸気発生器のナトリウム出口配管7からド
レンタンク9へ通じる分岐配管が設置されている。ま
た、これらの分岐配管の途中には、共にラプチャーディ
スク8が取り付けられている。
【0010】蒸気発生器伝熱管1の破損事故が発生した
場合は、ナトリウム−水反応による反応生成物が系統内
の他の機器(原子炉容器,ポンプ又は中間熱交換器)へ
侵入し、炉心の閉塞、及び中間熱交換器伝熱管の腐食な
どの影響を与えないように、ある設定圧力でラプチャー
ディスク8を破裂させ、反応生成物を含む液体ナトリウ
ム2を蒸気発生器本体3からのドレンタンク9にドレン
させている。
【0011】更に、反応生成物の系統内への拡散を防止
するためにサイフォンブレーカ28を設け、ラプチャー
ディスク8の破裂と同時に配管部に不活性ガスを送りこ
み、系統から蒸気発生器本体3を完全に分離させるよう
なっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のサイフ
ォンブレーカを設けた場合は、誤動作や液体ナトリウム
の漏洩の防止のため、サイフォンブレーカを多重構造と
し、ラプチャーディスクの破裂と同時にサイフォンブレ
ーカが働くようにインターロックを設けるとともに、サ
イフォンブレーカへのガス供給系等を設置する必要があ
る。また、想定される事故の規模(伝熱管破損状況)に
より、サイフォンブレーカへの供給ガス圧や配管口径を
検討する必要がある。
【0013】本発明の目的は、高速増殖炉2次系システ
ムの蒸気発生器において、伝熱管破損事故が発生した場
合、系統から蒸気発生器を確実かつ容易に隔離し、中間
熱交換器の1次冷却材バウンダリ構造材の腐食性ナトリ
ウム反応生成物による損傷を防止できるようにすること
にある。
【0014】また、高速増殖炉2次系削除プラントの1
次系システムの蒸気発生器において、腐食性ナトリウム
反応生成物による1次冷却材バウンダリ構造材の損傷、
及び固体ナトリウム反応生成物による炉心閉塞を防止
し、液体ナトリウム漏洩事故時の炉容器内における液体
ナトリウムの液面降下を容易に防止できるようにするこ
とである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は、次のように
して達成することができる。
【0016】(1)液体ナトリウムを内蔵し、内部に設
置している伝熱管の内部を流れる水が液体ナトリウムの
熱を吸収して蒸気に変換される高速増殖炉の蒸気発生器
において、蒸気発生器の内部にその内部を内側と外側と
に分離する内筒を設置し、内側及び外側共に液体ナトリ
ウムの液面を有し、外側に液体ナトリウムが流入するナ
トリウム入口配管、及び内側から蒸気発生器の外に液体
ナトリウムが流出するナトリウム出口配管を、それぞれ
の液体ナトリウムの液面の内部に上方から差し込んでセ
ンターリターン方式の液体ナトリウムの流路を形成し、
伝熱管は蒸気発生器の本体の下部から上部に抜ける構造
とし、蒸気発生器の本体の下方にドレンタンクを設置
し、蒸気発生器の本体とドレンタンクとを連絡する配管
の途中にラプチャーディスクを取り付けてあること。
【0017】(2)液体ナトリウムを内蔵し、内部に設
置している伝熱管の内部を流れる水を液体ナトリウムの
熱を吸収して蒸気に変換される高速増殖炉の蒸気発生器
において、下部に連通部を有する仕切りを蒸気発生器の
内部に取り付けて蒸気発生器の内部を縦割りに2分し、
2分された蒸気発生器の内部の各領域のうち、一方の領
域には蒸気発生器の内部では下降流となる液体ナトリウ
ムが蒸気発生器の内部に流入するナトリウム入口配管、
他方の領域には蒸気発生器の内部では上昇流となる液体
ナトリウムが蒸気発生器の外へ流出するナトリウム出口
配管をそれぞれ配置し、伝熱管が蒸気発生器の本体の上
部の一方側から仕切りの下部を通ってUターンし蒸気発
生器の本体の上部の他方側へ抜ける構造とし、蒸気発生
器の本体の下方にドレンタンクを設置し、蒸気発生器の
本体とドレンタンクとを連絡する配管の途中にラプチャ
ーディスクを取り付けてあること。
【0018】(3)液体ナトリウムを内蔵し、内部に設
置している伝熱管の内部を流れる水が液体ナトリウムの
熱を吸収して蒸気に変換される高速増殖炉の蒸気発生器
において、蒸気発生器の内部にその内部を内側と外側と
に分離する内筒を設置し、内側及び前記外側共に液体ナ
トリウムの液面を有し、外側に液体ナトリウムが流入す
るナトリウム入口配管、及び内側から蒸気発生器の外に
液体ナトリウムが流出するナトリウム出口配管を、それ
ぞれの液体ナトリウムの液面の内部に上方から差し込ん
でセンターリターン方式の液体ナトリウムの流路を形成
し、伝熱管は蒸気発生器の本体の下部から上部に抜ける
構造とし、蒸気発生器の本体の下方にドレンタンクを設
置し、蒸気発生器の本体とドレンタンクとを連絡する配
管の途中にラプチャーディスクを取り付けてあり、高速
増殖炉の2次系システムに適用すること。
【0019】(4)液体ナトリウムを内蔵し、内部に設
置している伝熱管の内部を流れる水を液体ナトリウムの
熱を吸収して蒸気に変換される高速増殖炉の蒸気発生器
において、下部に連通部を有する仕切りを蒸気発生器の
内部に取り付けて蒸気発生器の内部を縦割りに2分し、
2分された蒸気発生器の内部の各領域のうち、一方の領
域には蒸気発生器の内部では下降流となる液体ナトリウ
ムが蒸気発生器の内部に流入するナトリウム入口配管、
他方の領域には蒸気発生器の内部では上昇流となる液体
ナトリウムが蒸気発生器の外へ流出するナトリウム出口
配管をそれぞれ配置し、伝熱管が蒸気発生器の本体の上
部の一方側から仕切りの下部を通ってUターンし蒸気発
生器の本体の上部の他方側へ抜ける構造とし、蒸気発生
器の本体の下方にドレンタンクを設置し、蒸気発生器の
本体とドレンタンクとを連絡する配管の途中にラプチャ
ーディスクを取り付けてあり、高速増殖炉の2次系シス
テムに適用すること。
【0020】(5)液体ナトリウムを内蔵し、内部に設
置している伝熱管の内部を流れる水が液体ナトリウムの
熱を吸収して蒸気に変換される高速増殖炉の蒸気発生器
において、蒸気発生器の内部にその内部を内側と外側と
に分離する内筒を設置し、内側及び外側共に液体ナトリ
ウムの液面を有し、外側に液体ナトリウムが流入するナ
トリウム入口配管、及び内側から蒸気発生器の外に液体
ナトリウムが流出するナトリウム出口配管を、それぞれ
の液体ナトリウムの液面の内部に上方から差し込んでセ
ンターリターン方式の液体ナトリウムの流路を形成し、
伝熱管は蒸気発生器の本体の下部から上部に抜ける構造
とし、蒸気発生器の本体の下方にドレンタンクを設置
し、蒸気発生器の本体とドレンタンクとを連絡する配管
の途中にラプチャーディスクを取り付けてあり、高速増
殖炉における2次系削除プラントの1次系システムに適
用すること。
【0021】(6)液体ナトリウムを内蔵し、内部に設
置している伝熱管の内部を流れる水を液体ナトリウムの
熱を吸収して蒸気に変換される高速増殖炉の蒸気発生器
において、下部に連通部を有する仕切りを蒸気発生器の
内部に取り付けて蒸気発生器の内部を縦割りに2分し、
2分された蒸気発生器の内部の各領域のうち、一方の領
域には蒸気発生器の内部では下降流となる液体ナトリウ
ムが蒸気発生器の内部に流入するナトリウム入口配管、
他方の領域には蒸気発生器の内部では上昇流となる液体
ナトリウムが蒸気発生器の外へ流出するナトリウム出口
配管をそれぞれ配置し、伝熱管が蒸気発生器の本体の上
部の一方側から仕切りの下部を通ってUターンし蒸気発
生器の本体の上部の他方側へ抜ける構造とし、蒸気発生
器の本体の下方にドレンタンクを設置し、蒸気発生器の
本体とドレンタンクとを連絡する配管の途中にラプチャ
ーディスクを取り付けてあり、高速増殖炉における2次
系削除プラントの1次系システムに適用すること。
【0022】(7)液体ナトリウムを内蔵し、内部に設
置している伝熱管の内部を流れる水が液体ナトリウムの
熱を吸収して蒸気に変換される高速増殖炉の蒸気発生器
において、蒸気発生器の内部にその内部を内側と外側と
に分離する内筒を設置し、内側及び前記外側共に液体ナ
トリウムの液面を有し、外側に液体ナトリウムが流入す
るナトリウム入口配管、及び内側から蒸気発生器の外に
液体ナトリウムが流出するナトリウム出口配管を、それ
ぞれの液体ナトリウムの液面の内部に上方から差し込ん
でセンターリターン方式の液体ナトリウムの流路を形成
し、伝熱管の入口及び出口をいずれも蒸気発生器の上部
に置き、蒸気発生器の本体の周囲に密閉構造のガードベ
ッセルを設置し、蒸気発生器の本体の下方にドレンタン
クを設置し、蒸気発生器の本体とドレンタンクとを連絡
する配管の途中でガードベッセルの内部と外部とにラプ
チャーディスクを取り付けてあり、高速増殖炉2次系削
除プラントの1次系システムに適用すること。
【0023】(8)液体ナトリウムを内蔵し、内部に設
置している伝熱管の内部を流れる水を液体ナトリウムの
熱を吸収して蒸気に変換される高速増殖炉の蒸気発生器
において、下部に連通部を有する仕切りを蒸気発生器の
内部に取り付けて蒸気発生器の内部を縦割りに2分し、
2分された前記蒸気発生器の内部の各領域のうち、一方
の領域には蒸気発生器の内部では下降流となる液体ナト
リウムが蒸気発生器の内部に流入するナトリウム入口配
管、他方の領域には蒸気発生器の内部では上昇流となる
液体ナトリウムが蒸気発生器の外へ流出するナトリウム
出口配管をそれぞれ配置し、伝熱管の入口及び出口をい
ずれも蒸気発生器の上部に置き、蒸気発生器の本体の周
囲に密閉構造のガードベッセルを設置し、蒸気発生器の
本体の下方にドレンタンクを設置し、前記蒸気発生器の
本体と前記ドレンタンクとを連絡する配管の途中でガー
ドベッセルの内部と外部とにラプチャーディスクを取り
付けてあり、高速増殖炉2次系削除プラントの1次系シ
ステムに適用すること。
【0024】
【作用】本発明によれば、伝熱管破損事故時、ナトリウ
ム−水反応による圧力上昇のため、ラプチャーディスク
が破裂すると同時に液体ナトリウムの液面が急速に降下
し、ナトリウム出口配管及び入口配管の各ノズルが露出
してサイフォンブレークするので、自動的に蒸気発生器
が系統から隔離される。
【0025】上記のように蒸気発生器が系統から隔離さ
れるため、2次系システムにおいて、その後に発生する
腐食性ナトリウム反応生成物は1次系の液体ナトリウム
内に侵入しないので、中間熱交換器の伝熱管などへの影
響を防止することができる。また、2次系削除プラント
の1次系システムにおいて、その後に発生する腐食性ナ
トリウム反応生成物及び固体性ナトリウム反応生成物
が、1次系ナトリウム内に侵入しないので、1次系バウ
ンダリ及び炉心部への影響を防止することができる。
【0026】更に、蒸気発生器の周囲にガードベッセル
を設けてあるので、伝熱管破損事故時に系統から蒸気発
生器が隔離されるとともに、蒸気発生器から液体ナトリ
ウムが漏洩した場合、漏洩した液体ナトリウムがガード
ベッセル内に溜り、炉容器内の液体ナトリウムの液位は
やや低下するが、炉容器内の液体ナトリウムの液位とガ
ードベッセル内の液体ナトリウムの液位とがバランス
し、それ以上の低下を防止することができる。
【0027】
【実施例】本発明の実施例を、図1〜図5を用いて説明
する。
【0028】まず、第1実施例について説明する。図1
は第1実施例の蒸気発生器の模式縦断面図である。図1
において、蒸気発生器は、蒸気発生器伝熱管1の内側を
流れる水と外側を流れる液体ナトリウム2との間で熱交
換をさせ、水を蒸気に変える機能を有しているが本実施
例では、蒸気発生器本体3の内部に内筒4を設置してあ
る。
【0029】すなわち、内筒4により蒸気発生器本体3
は内側と外側とに分けられ、内側及び外側は、いずれも
液体ナトリウム自由液面5を有しており、蒸気発生器の
ナトリウム入口配管6は上方から内筒4の外側に、蒸気
発生器のナトリウム出口配管7は上方から内筒4の内側
にそれぞれ差し込んでいる。また、内筒4の内側の液面
は流路圧損の影響で外側の液面より低くなっている。
【0030】蒸気発生器伝熱管1は、蒸気発生器本体3
の下部の蒸気発生器伝熱管入口10から蒸気発生器本体
3内に入り、上方に向って内筒4と蒸気発生器本体3の
間を螺旋状に回りながら上方に向い、蒸気発生器本体3
の上部の蒸気発生器伝熱管出口11から蒸気発生器本体
3の外へ抜けている。
【0031】蒸気発生器本体3の下方にドレンタンク9
を設置しており、蒸気発生器本体3とドレンタンク9と
を連絡する配管の途中にラプチャーディスク8を取り付
けている。
【0032】ラプチャーディスク8は設定された圧力で
破裂する構造にしてあり、伝熱管破損事故時にはナトリ
ウム−水反応によって発生する水素ガスのため圧力が上
昇し、ラプチャーディスク8が破裂して蒸気発生器本体
3内の液体ナトリウム2がドレンタンク9へドレンされ
るようにしてある。
【0033】上記の伝熱管破損事故時において、蒸気発
生器本体3内の液体ナトリウム自由液面5が急激に下が
り、蒸気発生器のナトリウム入口配管6及び蒸気発生器
のナトリウム出口配管7のノズルがカバーガス部12に
露出するためにサイフォンブレークが起こり、蒸気発生
器本体3は系統から完全に隔離されることになる。
【0034】すなわち、本実施例では、蒸気発生器伝熱
管1の破裂事故が発生した場合、蒸気発生器本体3を確
実に系統から隔離することができる。したがって、信頼
性が高く、サイフォブレーカなどの補助設備を必要とし
ないため、簡素なシステムとなる。
【0035】次に第2実施例について説明する。図2は
第2実施例の蒸気発生器の模式縦断面図である。本実施
例は、図2において、中心軸に沿った仕切り板13によ
って内部を縦割りに2つの領域に分割した有液面蒸気発
生器の場合であり、各領域の液体ナトリウム2は仕切り
板13の下部で連通している。
【0036】蒸気発生器伝熱管1は左側の液体ナトリウ
ム2の領域の上方から直線上に降りてきて蒸気発生器本
体3の下部でU字状に曲がり、右側の液体ナトリウム2
の領域を上昇して上に抜けている。蒸気発生器本体3の
下方にはドレンタンク9を設置してあり、蒸気発生器本
体3とドレンタンク9とを連絡する配管の途中にはラプ
チャーディスク8を取り付けている。
【0037】また、蒸気発生器のナトリウム入口配管
6、及び蒸気発生器のナトリウム出口配管7は、互いに
向い合う形で蒸気発生器本体3の側部に取り付けられて
連通しており、各領域の液体ナトリウム2の液面はそれ
ぞれ、上記の配管取り付け位置より高くなっている。
【0038】本実施例によれば、蒸気発生器伝熱管1の
破損事故時、蒸気発生器本体3を系統から迅速に隔離さ
せることができるとともに、第1実施例では上部の空間
が蒸気発生器のナトリウム入口配管6、及び蒸気発生器
のナトリウム出口配管7によって、かなりの部分が占有
されているのに対し、本実施例ではそれを回避できるの
で、蒸気発生器伝熱管1は簡素であり、製作性において
優れた構造となる。
【0039】次に第3実施例について説明する。図3は
第3実施例の2次系システムの説明図である。すなわ
ち、本実施例は第1実施例の蒸気発生器を高速増殖炉の
2次系システムに適用した場合を示している。
【0040】蒸気発生器のナトリウム入口配管6から蒸
気発生器本体3に入った液体ナトリウム2は、内筒4の
外側を下降し蒸気発生器伝熱管1内の水・蒸気系に熱を
伝えて蒸気発生器本体3の下部から内筒4の内側を通っ
て上昇し、蒸気発生器のナトリウム出口配管7を通って
蒸気発生器本体3から抜けている。
【0041】蒸気発生器本体3を出た液体ナトリウム2
は、ポンプ14によって加圧され、中間熱交換器18の
中間熱交換器2次系ナトリウム入口配管15に送られ
る。その後、液体ナトリウム2は中間熱交換器伝熱管1
6を通る1次系の液体ナトリウム2と熱交換を行い、中
間熱交換器2次系ナトリウム出口配管17を通って蒸気
発生器本体3へ送られ、一巡のループが形成されてい
る。
【0042】すなわち、中間熱交換器18内の中間熱交
換器伝熱管16は1次系ナトリウムと2次系ナトリウム
とのバウンダリとなっており、ナトリウムー水反応で発
生する腐食性反応生成物が中間熱交換器伝熱管16に達
した場合には、中間熱交換器伝熱管16に損傷を与え
て、高放射性の液体ナトリウム2が2次系に流れ込むこ
とになる。
【0043】しかし、本実施例では、蒸気発生器伝熱管
1の破損事故が発生した場合、サイフォンブレークが起
こるために、ラプチャーディスク8の破損後に発生した
腐食性反応生成物はドレンタンク9にドレンされるの
で、腐食性反応生成物が中間熱交換器18の中間熱交換
器伝熱管16までは到達しない。すなわち、1次系バウ
ンダリ構造物に影響を与えることがなく、安全性の高い
2次系システムとなる。次に第4実施例について説明す
る。図4は第4実施例の1次系システムの説明図であ
る。本実施例は、第1実施例の蒸気発生器を高速増殖炉
における2次系削除プラントの1次系システムに適用し
た場合である。
【0044】図4において、炉心19を出た1次系の液
体ナトリウム2は原子炉容器20のホットプレナム21
に送られ、原子炉容器からのナトリウム出口配管22を
通って蒸気発生器本体3へ向う。
【0045】蒸気発生器のナトリウム入口配管6から蒸
気発生器本体3内に入った液体ナトリウム2は蒸気発生
器伝熱管1内の水・蒸気系と熱交換し、蒸気発生器のナ
トリウム出口配管7を通ってポンプ14へ送られる。ポ
ンプ14を出た液体ナトリウム2は、原子炉容器へのナ
トリウム入口配管23を通りコールドプレナム24へ送
られ炉心19へ向う。
【0046】ナトリウム−水反応で発生する腐食性ナト
リウム反応生成物は、1次系の液体ナトリウム2のバウ
ンダリ構造物に損傷を与え、固体ナトリウム反応生成物
が炉心19へ到達した場合は、炉心19は閉塞を起こ
し、炉心19の温度上昇や燃料破損を引き起こす原因と
なる。
【0047】しかし、本実施例の蒸気発生器では蒸気発
生器伝熱管1の破損事故が発生した場合、サイフォンブ
レークが起こるために、ラプチャーディスク8の破損後
に発生した腐食性ナトリウム反応生成物や固体ナトリウ
ム反応生成物は、蒸気発生器本体3の外の1次系に入る
ことはない。したがって、炉心閉塞等を起こす心配がな
く、安全性の高い2次系削除型プラント1次系システム
となる。
【0048】次に第5実施例について説明する。図5は
第5実施例の蒸気発生器の模式縦断面図である。本実施
例の蒸気発生器の本体が第1実施例のものと異なる点
は、本実施例の場合、蒸気発生器伝熱管入口10及び蒸
気発生器伝熱管出口11を、共に蒸気発生器本体3の上
部に位置させ、更に蒸気発生器本体3の回りに、密閉構
造のガードベッセル25を取り付けていることである。
【0049】すなわち、蒸気発生器本体3と蒸気発生器
本体3の下方に設置してあるドレンタンク9との間を、
ガードベッセル25内を貫通する配管で連絡している。
その配管のガードベッセル25内に位置する部分に、ガ
ードベッセル25内に通じる蒸気発生器付きラプチャー
ディスク26を取り付けてあり、またその配管のガード
ベッセル25より下方に位置する部分にガードベッセル
付きラプチャーディスク27を取り付けている。
【0050】蒸気発生器伝熱管1の破損時には、蒸気発
生器付きラプチャーディスク26が破裂し、ガードベッ
セル25内に蒸気発生器本体3内の液体ナトリウム2が
流れ込み、ガードベッセル25内の圧力が上昇するた
め、ガードベッセル付きラプチャーディスク27も破裂
して、ドレンタンク9に液体ナトリウム2がドレンさ
れ、蒸気発生器本体3は系統から隔離される。
【0051】また、蒸気発生器本体3からの液体ナトリ
ウム2の漏洩事故時には、液体ナトリウム2はガードベ
ッセル25内に溜るため、一時的には炉容器内の液体ナ
トリウム2の液面が下がるが、ガードベッセル25内の
液体ナトリウム2の液面とバランスしてすぐに液体ナト
リウム2の液面の低下が停止する。
【0052】すなわち、本実施例の蒸気発生器は、第4
実施例と同様に2次系削除型プラントの1次系システム
に適用されるが、第4実施例の場合よりも更に安全性の
高いものとなる。
【0053】上記の5つの実施例について説明したが、
その他の実施例として、第2実施例の蒸気発生器を、2
次系システム、及び2次系削除プラントの1次系システ
ムにそれぞれ適用した場合、並びに第2実施例の蒸気発
生器の本体の周囲にガードベッセルを設置した蒸気発生
器を2次系削除プラントの1次系システムに適用した場
合がある。これらの実施例は、それぞれ対応する第1実
施例と同様の効果があり、そのほかに蒸気発生器伝熱管
1の構造が簡素で製作性に優れているという長所を有し
ている。
【0054】
【発明の効果】本発明の高速増殖炉の蒸気発生器によれ
ば、伝熱管破裂事故が発生した場合、系統から蒸気発生
器を確実かつ容易に隔離し、2次系システムにおいて、
1次系のバウンダリ構造材である中間熱交換器の腐食性
ナトリウム反応生成物による損傷を防止することができ
る。
【0055】また、2次系削除型プラント1次系システ
ムにおいて、腐食性ナトリウム反応生成物による1次系
のバウンダリ構造材の損傷と、固体ナトリウム反応生成
物による炉心閉鎖とを防止し、更に液体ナトリウム漏洩
事故時の炉容器内における液体ナトリウムの液面降下を
容易に停止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の模式縦断面図である。
【図2】本発明の第2実施例の模式縦断面図である。
【図3】本発明の第3実施例の2次系システムの説明図
である。
【図4】本発明の第4実施例の1次系システムの説明図
である。
【図5】本発明の第5実施例の模式縦断面図である。
【図6】従来例の蒸気発生器の模式縦断面図である。
【符号の説明】
1…蒸気発生器伝熱管、2…液体ナトリウム、3…蒸気
発生器本体、4…内筒、5…液体ナトリウム自由液面、
6…蒸気発生器のナトリウム入口配管、7…蒸気発生器
のナトリウム出口配管、8…ラプチャーディスク、9…
ドレンタンク、10…蒸気発生器伝熱管入口、11…蒸
気発生器伝熱管出口、12…カバーガス部、13…仕切
り板、14…ポンプ、15…中間熱交換器2次系ナトリ
ウム入口配管、16…中間熱交換器伝熱管、17…中間
熱交換器2次系ナトリウム出口配管、18…中間熱交換
器、19…炉心、20…原子炉容器、21…ホットプレ
ナム、22…原子炉容器へのナトリウム出口配管、23
…原子炉容器へのナトリウム入口配管、24…コールド
プレナム、25…ガードベッセル、26…蒸気発生器付
きラプチャーディスク、27…ガードベッセル付きラプ
チャーディスク、28…サイフォンブレーカ、29…支
柱。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体ナトリウムを内蔵し、内部に設置して
    いる伝熱管の内部を流れる水が液体ナトリウムの熱を吸
    収して蒸気に変換される高速増殖炉の蒸気発生器におい
    て、前記蒸気発生器の内部に該内部を内側と外側とに分
    離する内筒を設置し、前記内側及び前記外側共に液体ナ
    トリウムの液面を有し、前記外側に液体ナトリウムが流
    入するナトリウム入口配管、及び内側から前記蒸気発生
    器の外に液体ナトリウムが流出するナトリウム出口配管
    を、それぞれの前記液体ナトリウムの液面の内部に上方
    から差し込んでセンターリターン方式の液体ナトリウム
    の流路を形成し、前記伝熱管は前記蒸気発生器の本体の
    下部から上部に抜ける構造とし、前記蒸気発生器の本体
    の下方にドレンタンクを設置し、前記蒸気発生器の本体
    と前記ドレンタンクとを連絡する配管の途中にラプチャ
    ーディスクを取り付けてあることを特徴とする高速増殖
    炉の蒸気発生器。
  2. 【請求項2】液体ナトリウムを内蔵し、内部に設置して
    いる伝熱管の内部を流れる水を液体ナトリウムの熱を吸
    収して蒸気に変換される高速増殖炉の蒸気発生器におい
    て、下部に連通部を有する仕切りを前記蒸気発生器の内
    部に取り付けて前記蒸気発生器の内部を縦割りに2分
    し、前記2分された前記蒸気発生器の内部の各領域のう
    ち、一方の領域には前記蒸気発生器の内部では下降流と
    なる液体ナトリウムが前記蒸気発生器の内部に流入する
    ナトリウム入口配管、他方の領域には前記蒸気発生器の
    内部では上昇流となる液体ナトリウムが前記蒸気発生器
    の外へ流出するナトリウム出口配管をそれぞれ配置し、
    前記伝熱管が前記蒸気発生器の本体の上部の一方側から
    仕切りの下部を通ってUターンし前記蒸気発生器の本体
    の上部の他方側へ抜ける構造とし、前記蒸気発生器の本
    体の下方にドレンタンクを設置し、前記蒸気発生器の本
    体と前記ドレンタンクとを連絡する配管の途中にラプチ
    ャーディスクを取り付けてあることを特徴とする高速増
    殖炉の蒸気発生器。
  3. 【請求項3】液体ナトリウムを内蔵し、内部に設置して
    いる伝熱管の内部を流れる水が液体ナトリウムの熱を吸
    収して蒸気に変換される高速増殖炉の蒸気発生器におい
    て、前記蒸気発生器の内部に該内部を内側と外側とに分
    離する内筒を設置し、前記内側及び前記外側共に液体ナ
    トリウムの液面を有し、前記外側に液体ナトリウムが流
    入するナトリウム入口配管、及び内側から前記蒸気発生
    器の外に液体ナトリウムが流出するナトリウム出口配管
    を、それぞれの前記液体ナトリウムの液面の内部に上方
    から差し込んでセンターリターン方式の液体ナトリウム
    の流路を形成し、前記伝熱管は前記蒸気発生器の本体の
    下部から上部に抜ける構造とし、前記蒸気発生器の本体
    の下方にドレンタンクを設置し、前記蒸気発生器の本体
    と前記ドレンタンクとを連絡する配管の途中にラプチャ
    ーディスクを取り付けてあり、高速増殖炉の2次系シス
    テムに適用してあることを特徴とする高速増殖炉の蒸気
    発生器。
  4. 【請求項4】液体ナトリウムを内蔵し、内部に設置して
    いる伝熱管の内部を流れる水を液体ナトリウムの熱を吸
    収して蒸気に変換される高速増殖炉の蒸気発生器におい
    て、下部に連通部を有する仕切りを前記蒸気発生器の内
    部に取り付けて前記蒸気発生器の内部を縦割りに2分
    し、前記2分された前記蒸気発生器の内部の各領域のう
    ち、一方の領域には前記蒸気発生器の内部では下降流と
    なる液体ナトリウムが前記蒸気発生器の内部に流入する
    ナトリウム入口配管、他方の領域には前記蒸気発生器の
    内部では上昇流となる液体ナトリウムが前記蒸気発生器
    の外へ流出するナトリウム出口配管をそれぞれ配置し、
    前記伝熱管が前記蒸気発生器の本体の上部の一方側から
    仕切りの下部を通ってUターンし前記蒸気発生器の本体
    の上部の他方側へ抜ける構造とし、前記蒸気発生器の本
    体の下方にドレンタンクを設置し、前記蒸気発生器の本
    体と前記ドレンタンクとを連絡する配管の途中にラプチ
    ャーディスクを取り付けてあり、高速増殖炉の2次系シ
    ステムに適用してあることを特徴とする高速増殖炉の蒸
    気発生器。
  5. 【請求項5】液体ナトリウムを内蔵し、内部に設置して
    いる伝熱管の内部を流れる水が液体ナトリウムの熱を吸
    収して蒸気に変換される高速増殖炉の蒸気発生器におい
    て、前記蒸気発生器の内部に該内部を内側と外側とに分
    離する内筒を設置し、前記内側及び前記外側共に液体ナ
    トリウムの液面を有し、前記外側に液体ナトリウムが流
    入するナトリウム入口配管、及び内側から前記蒸気発生
    器の外に液体ナトリウムが流出するナトリウム出口配管
    を、それぞれの前記液体ナトリウムの液面の内部に上方
    から差し込んでセンターリターン方式の液体ナトリウム
    の流路を形成し、前記伝熱管は前記蒸気発生器の本体の
    下部から上部に抜ける構造とし、前記蒸気発生器の本体
    の下方にドレンタンクを設置し、前記蒸気発生器の本体
    と前記ドレンタンクとを連絡する配管の途中にラプチャ
    ーディスクを取り付けてあり、高速増殖炉における2次
    系削除プラントの1次系システムに適用してあることを
    特徴とする高速増殖炉の蒸気発生器。
  6. 【請求項6】液体ナトリウムを内蔵し、内部に設置して
    いる伝熱管の内部を流れる水を液体ナトリウムの熱を吸
    収して蒸気に変換される高速増殖炉の蒸気発生器におい
    て、下部に連通部を有する仕切りを前記蒸気発生器の内
    部に取り付けて前記蒸気発生器の内部を縦割りに2分
    し、前記2分された前記蒸気発生器の内部の各領域のう
    ち、一方の領域には前記蒸気発生器の内部では下降流と
    なる液体ナトリウムが前記蒸気発生器の内部に流入する
    ナトリウム入口配管、他方の領域には前記蒸気発生器の
    内部では上昇流となる液体ナトリウムが前記蒸気発生器
    の外へ流出するナトリウム出口配管をそれぞれ配置し、
    前記伝熱管が前記蒸気発生器の本体の上部の一方側から
    仕切りの下部を通ってUターンし前記蒸気発生器の本体
    の上部の他方側へ抜ける構造とし、前記蒸気発生器の本
    体の下方にドレンタンクを設置し、前記蒸気発生器の本
    体と前記ドレンタンクとを連絡する配管の途中にラプチ
    ャーディスクを取り付けてあり、高速増殖炉における2
    次系削除プラントの1次系システムに適用してあること
    を特徴とする高速増殖炉の蒸気発生器。
  7. 【請求項7】液体ナトリウムを内蔵し、内部に設置して
    いる伝熱管の内部を流れる水が液体ナトリウムの熱を吸
    収して蒸気に変換される高速増殖炉の蒸気発生器におい
    て、前記蒸気発生器の内部に該内部を内側と外側とに分
    離する内筒を設置し、前記内側及び前記外側共に液体ナ
    トリウムの液面を有し、前記外側に液体ナトリウムが流
    入するナトリウム入口配管、及び内側から前記蒸気発生
    器の外に液体ナトリウムが流出するナトリウム出口配管
    を、それぞれの前記液体ナトリウムの液面の内部に上方
    から差し込んでセンターリターン方式の液体ナトリウム
    の流路を形成し、前記伝熱管の入口及び出口をいずれも
    前記蒸気発生器の上部に置き、前記蒸気発生器の本体の
    周囲に密閉構造のガードベッセルを設置し、前記蒸気発
    生器の本体の下方にドレンタンクを設置し、前記蒸気発
    生器の本体と前記ドレンタンクとを連絡する配管の途中
    で前記ガードベッセルの内部と外部とにラプチャーディ
    スクを取り付けてあり、高速増殖炉2次系削除プラント
    の1次系システムに適用してあることを特徴とする高速
    増殖炉の蒸気発生器。
  8. 【請求項8】液体ナトリウムを内蔵し、内部に設置して
    いる伝熱管の内部を流れる水を液体ナトリウムの熱を吸
    収して蒸気に変換される高速増殖炉の蒸気発生器におい
    て、下部に連通部を有する仕切りを前記蒸気発生器の内
    部に取り付けて前記蒸気発生器の内部を縦割りに2分
    し、前記2分された前記蒸気発生器の内部の各領域のう
    ち、一方の領域には前記蒸気発生器の内部では下降流と
    なる液体ナトリウムが前記蒸気発生器の内部に流入する
    ナトリウム入口配管、他方の領域には前記蒸気発生器の
    内部では上昇流となる液体ナトリウムが前記蒸気発生器
    の外へ流出するナトリウム出口配管をそれぞれ配置し、
    前記伝熱管の入口及び出口をいずれも前記蒸気発生器の
    上部に置き、前記蒸気発生器の本体の周囲に密閉構造の
    ガードベッセルを設置し、前記蒸気発生器の本体の下方
    にドレンタンクを設置し、前記蒸気発生器の本体と前記
    ドレンタンクとを連絡する配管の途中で前記ガードベッ
    セルの内部と外部とにラプチャーディスクを取り付けて
    あり、高速増殖炉2次系削除プラントの1次系システム
    に適用してあることを特徴とする高速増殖炉の蒸気発生
    器。
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