JPH0771997A - 食品自動計量装置 - Google Patents

食品自動計量装置

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JPH0771997A
JPH0771997A JP21893993A JP21893993A JPH0771997A JP H0771997 A JPH0771997 A JP H0771997A JP 21893993 A JP21893993 A JP 21893993A JP 21893993 A JP21893993 A JP 21893993A JP H0771997 A JPH0771997 A JP H0771997A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計量の自動化が図れるのは勿論、それに加え
て高精度の計量が行なえ、しかも材料の中に含まれる固
形物を分断することがなく製品の損傷が少ない食品自動
計量装置を提供する。 【構成】 食品払い出し用の筐体(13)に食品を供給
する食品供給手段(15)を設け、食品払い出し用の筐
体の側壁下部を貫通するように螺旋状に形成したコイル
スクリュウ(14,14)を設け、コイルスクリュウに
対し回転・停止を繰り返す運転をさせながら該コイルス
クリュウの先端から食品を所定量づつ払い出す制御装置
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、佃煮あるいは惣菜等の
ある程度の粘性を有しかつ内部に固形物を含む食品を自
動的に計量し得る食品自動計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】佃煮、惣菜、煮豆等の食品を多量に作っ
て製品として売り出す場合には、まず材料を釜にて煮込
み、適宜味付けした後、この煮込んだ材料を計量しなが
ら所定量ずつ取り出し、この計量したものを個々に袋詰
めする作業を行なう。ところで、上記作業のうち煮込ん
だ材料を計量して所定量ずつ区分けするいわゆる計量作
業は、従来、人手に頼っていた。
【0003】しかしながら、人手による計量作業は、コ
スト高となる、計量器の目盛りを見ながら材料の増減を
行なうものであって生産性が悪い等の欠点を伴う。ま
た、計量速度を上げようとすると、計量器の目盛りの振
れが治まる前に、目盛りの振れの状態から材料の過不足
を判断せざるを得なくなり、誤差が大きくなる等の不具
合が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本出願人は
上記した欠点をなくするために計量の自動化を計画して
おり、自動化を図る上で鋭利研究した結果、次の解決す
べき問題点があることが判明した。すなわち、通常、自
動計量を行なうには、まず材料をホッパ等の容器に詰
め、該容器から所定量ずつ計量しながら材料を払い出す
手段を採る。ところが、計量対象物である材料が粘性を
有しているため、該材料が容器の出口付近で塊となって
材料のスムーズな排出を妨げることとなり、ひいては高
精度の計量が行なえないという問題点である。
【0005】容器内で塊となるのを防ぐために材料を撹
拌することも考えられるが、撹拌は製品内に含まれる固
形物を細かく分断し過ぎる傾向にあり、製品を傷めると
いう別の問題を引き起こす。また、撹拌のための大きな
駆動力が必要になる等の不具合もある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、計量の自動化が図れるのは勿論、それに加えて高精
度の計量が行なえ、しかも材料の中に含まれる固形物を
分断することがなく製品の損傷が少ない食品自動計量装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、食品払い出し用の筐体に
食品を供給する食品供給手段を設け、前記食品払い出し
用の筐体の側壁下部を貫通するように螺旋状に形成した
コイルスクリュウを設け、該コイルスクリュウに対し回
転・停止を繰り返す運転をさせながら該コイルスクリュ
ウの先端から食品を所定量づつ払い出す制御装置を備え
ることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
食品自動計量装置に加えて、コイルスクリュウを一対設
けていることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明では、請求項1または
2記載の食品自動計量装置に加えて、前記食品供給手段
を、食品払い出し用の筐体にシュータを介して接続され
かつ昇降可能とされた底板を備えるホッパと、ホッパの
上部にシュータの存する方向へ移動可能に設けられた掻
き出し機とを備える構成にした。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、コイルスクリュウに
よって食品払い出し用の筐体の内部に貯溜している食品
を計量しながら少しずつ払い出す構造であり、コイルス
クリュウによる払い出しは螺旋状の羽根の回転を利用し
て製品を前方へ押し出すものであって、食品に含まれる
固形物を分断するおそれが少なく製品を傷めにくい。ま
た、筐体内に含まれる全ての食品を前方へ押し出すもの
ではなく、その内の必要な一部分のみを前方へ押し出す
ものであり、このためコイルスクリュウの駆動力は少な
くて足りる。
【0011】請求項2記載の発明では、コイルスクリュ
ウを一対設けており、それらを互いに逆回転することに
より、コイルスクリュウから側方へ押し出されようとす
る食品を逆にコイルスクリュウ側へ押し戻することがで
き、移送効率の高い計量が行なえる。
【0012】請求項3記載の発明では、前記食品供給手
段を、食品払い出し用の筐体にシュータを介して接続さ
れかつ昇降可能とされた底板を備えるホッパと、ホッパ
の上部にシュータの存する方向へ移動可能に設けられた
掻き出し機とを備える構成としており、ホッパに多量の
食品を貯溜しつつ底板を所定量ずつ間欠的に上昇させな
がら、ホッパ上部の食品を掻き出し機で若干量ずつ食品
払い出し用の筐体側に掻き出すことができることから、
食品を食品払い出し用の筐体に長時間に渡って供給し続
けることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明に係る食品自動計量装置の全体を
示す斜視図である。図において符号1は佃煮あるいは惣
菜等の食品を自動計量するための食品自動計量装置本
体、2は食品自動計量装置本体1に付設され、食品自動
計量装置本体1で計量された食品を袋詰め装置3に移送
するための食品払い出し機である。
【0014】食品自動計量装置本体1は、架台10と、
該架台10に支持されかつ計量対象となる食品を一時的
に貯溜するホッパ11と、該ホッパ11の側部下方に設
けられホッパ11内に貯溜される食品がシュータ12を
介して所定量づつ供給される食品払い出し用の筐体13
と、該筐体13に組み込まれた螺旋状の一対のコイルス
クリュウ14,14とを備える。ここで、ホッパ11と
該ホッパの上部に設けられた掻き出し機20等は、食品
払い出し用の筐体13へ食品を供給する食品供給手段1
5を構成する。
【0015】ホッパ11は、上部が開放された略箱形状
のもので、図2に示すように底板16がジャッキ17に
よって昇降調整されるようになっている。底板16は、
ホッパ11の上部に設けられたレベルセンサ18からの
出力信号によりモータ19が駆動され、該モータ19の
駆動力がチェーン19aおよびスプロケット19bを介
してジャッキ17に伝わることにより昇降調整される。
【0016】ホッパ11の上部には、ホッパ11内に貯
溜されている食品を所定量づつシュータ12側へ掻き出
すための掻き出し機20が設けられている。掻き出し機
20は、図2及び図3に示すように、ホッパ11の側壁
をそれぞれ左右に貫通するように設けられた一対の軸2
2,22が架台10に立設されたフレーム10a上の軸
受21、21によって回転自在に支持され、それら一対
の軸22,22の左右両端部のスプロケット23,23
にチェーン24,24が巻回され、左右のチェーン2
4,24に掛け渡されたバー25aに多数のロッド25
b…が所定間隔置きに植設されてなる掻き出し用のホー
ク25が180度の間隔を明けて取り付けられ、前記一
対の軸22の内の一方の軸端部に取り付けられたスプロ
ケット26にチェーン27を介して駆動用モータ28が
接続された構成となっている。駆動用モータ28は、食
品払い出し用の筐体13に設けられたレベルセンサ28
aからの出力信号に基づいてオンオフされる。なお、ホ
ッパ11並びに前記掻き出し機20を構成する軸22、
スプロケット23、チェーン24、及び掻きだし用のホ
ーク25等の部材はそれぞれ耐食性に優れたステンレス
鋼で作られる。
【0017】前記食品払い出し用の筐体13は、前記架
台10の前端部略中央に前記シュータ12につながるよ
うに設けられている。食品払い出し用の筐体13には、
前端部の側壁下部を貫通するように前記一対のコイルス
クリュー14,14が設けられ、また食品払い出し用の
筐体13の上部には、前記シュータ12から移送される
食品が筐体13内で詰まるのを防止する掻き出し機32
が設けられている。
【0018】一対のコイルスクリュー14,14は、前
記したように螺旋状にかつ互いに逆方向に捩れられて形
成されたもので、中央には軸を有していない。また、コ
イルスクリュウ14は、それぞれ両端をガイド33,3
3によって回転自在に支持され、しかも後端に取り付け
られた円筒状の食品払い出し部材34,34を回転軸3
5,35に連結され、これら回転軸35,35が下方に
配置された左右のモータ36,36によりチェーン3
7,37を介して回転され、これにより、コイルスクリ
ュウ14が食品を前方へ所定速度で移送させるべく強制
的に互いに逆方向に回転操作される。
【0019】コイルスクリュー14、14の前端部は食
品通路を形成する円筒部材38,38で覆われている。
円筒部材38、38の食品払い出し用の筐体13への接
続部分の上部にはテーパ部38aが形成されており、こ
れと後述する掻き出し機32とが相俟って、この部分す
なわち円筒部材38の基端部分に食品が溜まりにくくな
っている。
【0020】掻き出し機32は、バー40aに多数のロ
ッド40b…が所定間隔置きに植設されてなる掻き出し
用のホーク40と、該ホーク40を前後方向に往復動さ
せるシリンダ42とからなっている。前記多数のロッド
40b…は、図3に示すようにそれらの下端を結ぶ曲線
が前記コイルスクリュー14,14の外径よりも若干大
径の円弧を描くように、各ロッド40bの長さが設定さ
れている。また、前記シリンダ42は、図1に示すよう
に前記架台10に立設されたフレーム10aにコ字状の
連結部材43が取り付けられ、この連結部材43に固着
されたブラケット44に支持されている。
【0021】前記円筒部材38の先端には、下部に食品
払い出し用の開口47aを有する箱形状の食品払い出し
部材47が取り付けられている。この食品払い出し部材
47の下端には、コイルスクリュウ14が停止した後に
食品払い出し用の開口47aから食品が下方に垂れるの
を防止する一対のシャッタ46,46が取り付けられて
いる。シャッタ46,46は、図4及び図5に示すよう
に食品払い出し部材47の左右両側壁の下端にそれぞれ
ヒンジ結合されてなるもので、具体的には、前記ヒンジ
結合された左右のバー46aにそれぞれ複数の棒状部材
46bが長さ方向に沿って所定間隔置きに植設されて構
成されている。そして、該シャッタ46は、リンク機構
48を介してシリンダ49に連結されていて、シリンダ
49がスプリング50の付勢力に抗してリンク機構48
のピン48aを上方へ押し上げることにより、シャッタ
46は閉状態となり、また逆に、シリンダ49による押
圧力が解除されたときには、スプリング50の付勢力に
よってピン48aが下方へ押し下げられて、シャッタ4
6は図4中2点鎖線で示すように開状態になる。前記食
品払い出し用の筐体13、コイスルクリュウ14、掻き
出し機32、円筒部材38、食品払い出し部材47及び
シャッタ46等もステンレス鋼で作られる。
【0022】また、架台10の前部には、食品払い出し
機2に支持されたバケット52を、食品払い出し部材4
7の直真下に正確に位置決めするバケット位置決め手段
53が取り付けられている。バケット位置決め手段53
は、図2に示すように架台10に組み付けられた上下シ
リンダ54と、該上下シリンダ54のピストンロッド5
4aに取り付けられた前後シリンダ55と、前後シリン
ダ55のピストンロッド55aに連結部材56を介して
取り付けられたバケットフック57からなっている。
【0023】前記食品払い出し機2によって搬送される
バケット52が食品自動計量装置本体1の前方所定位置
(食品受け取り位置)に至ったときには、前後シリンダ
55が伸長してバケットフック57を図6及び図7で示
すバケット52の上部の計量用ピン52a,52aの真
下に位置させる。次いで、上下シリンダ54が伸長する
ことにより、バケットフック57を上方へ移動させて図
6及び図7で示すバケット52の上部の計量用ピン52
a,52aに係止させ、その後さらにバケット52を上
方所定位置まで移動させる。これにより、図2中実線で
示すようにバケット52を食品払い出し部材47の真下
部分に位置させる。この状態で食品払い出し部材47か
らバケット52への食品の払い出しが行なわれる。な
お、バケットフック57にはロードセル58が付設さ
れ、該ロードセル58によってバケット52に払い出さ
れる食品の重量が計測されて、架台10上の表示部59
に表示される。
【0024】前記食品払い出し機2は、図1に示すよう
に架台60に左右のアーム61,61が平行に支持さ
れ、アーム61,61にはそれぞれ無端状のチェーン6
2,62が巻回され、該左右のチェーン62,62に股
がるように複数のリング状のバケット受け63が左右の
ロッド63aを支持されることによりチェーン62の巻
回方向所定間隔置きに取り付けられ(図7参照)、これ
らバケット受け63によってバケット52が支持され、
さらに架台60にチェーン62を所定方向へ間欠的に回
転させる図示せぬ駆動手段が設けられた構成になってい
る。前記チェーン62、及び該チェーン62を回転させ
る図示せぬ駆動手段は、バケット52を食品受け取り位
置から食品払い出し位置まで移送する移送手段64を構
成する。
【0025】ここで、バケット52について説明する
と、バケット52は、図6及び図7に示すように下方が
先細りとなるコーン状に形成されたバケット本体65
と、該バケット本体65の上部に設けられかつ前記計量
用ピン52aが取り付けられる上方拡径部66と、バケ
ット本体65の下端にヒンジ結合された左右のシャッタ
67,67とを備える構成になっている。そして、シャ
ッタ67は図示せぬバネによって常に閉塞方向へ付勢さ
れている。
【0026】また、食品払い出し機2の上部には、食品
払い出し用のシリンダ69が組み付けられ、このシリン
ダ69のピストンロッド70の下端には前記バケット5
2に充填されている食品を下方へ押し出すためのスクレ
ーパ71が取り付けられている。スクレーパ71はゴム
等の柔軟性材料により作られた円板状のもので、その径
はバケット本体65の上端の径mとほぼ同程度に設定さ
れている。また、スクレーパ71には、径方向途中部分
から外周縁まで達する多数の放射状スリット71a…が
形成されている。
【0027】スクレーパ71は、食品を充填された前記
バケット52が図1に示すように食品払い出し機2の上
部所定位置(食品払い出し位置)に停止されたとき、食
品払い出し用のシリンダ69が伸長することにより下方
へ移動される。このとき、バケット52内の食品を下方
に押圧し、該押圧力が所定以上に達したときにバネに抗
してシャッタ67を押し開き、バケット52内の食品を
下方の袋詰め装置3側のバケット72へ移し替える。
【0028】さらに、食品自動計量装置には、上記した
各シリンダ42,49,54,55や、モータ19,3
6,69を駆動制御するための制御装置73が設けられ
ている。制御装置73の構成については、後述する本実
施例の作用の説明で明らかになるので、ここでの説明は
省略する。
【0029】次に、上記構成の食品自動計量装置の作用
について図8を参照しながら説明する。まず、制御装置
に付設されている図示せぬメインスイッチを押して制御
系をスタートさせる(ステップ1)。次いで、計量対象
となる食品に基づいて数種類に区分けされたワーク区分
の中から該当するワーク区分を選択する(ステップ
2)。なお、食品によって粘性や内部に含まれる固形物
の性状等が異なり、コイルスクリュウ14の回転速度や
掻き出し用ホーク25,40の移動速度等は計量対象と
なる食品に適したものにする必要がある。予め実験等に
よって各食品に適したコイルスクリュウ速度等を求めて
おき、選択されたワーク区分に従い、それらコイルスク
リュウ14の回転速度や掻き出し用ホーク25,40の
移動速度等を決定する。
【0030】次いで、自動運転か手動運転かを選択し、
自動運転を選択する場合には計量値等の諸条件を操作パ
ネル上で設定した後、初期設定をして原点復帰する(ス
テップ3〜5)。
【0031】次いで、ホッパ11内に例えば佃煮等の計
量対象物となる食品を投入する(ステップ6)。なお、
このとき、ホッパ11の底板16は予め下端位置まで下
降されている。
【0032】次いで、制御装置の操作パネルに設けられ
たスタート釦を押す。すると、ホッパ11から食品払い
出し用の筐体13への食品の払い出し並び食品払い出し
用の筐体内のコイルスクリュウ14が起動する。すなわ
ち、モータ19が始動し、チェーン19a等を介してジ
ャッキ17を作動させてホッパ11の底板16を上昇さ
せる(ステップ7)。この底板16の上昇はホッパ11
に設けられたセンサ18が食品を検知するまで行なわれ
る。
【0033】一方、食品払い出し用の筐体13のシュー
タ12の下端近傍にあるセンサが食品を検知しないとき
には、モータ28が起動し、チェーン27及びスプロケ
ット26を介して掻き出し機20を作動させる。これに
より、掻き出し用ホーク25が前方へ移動し、これに伴
いホッパ11内の食品が前方へ押し出されて、シュータ
12を経て食品払い出し用の筐体13へ移される。そし
て、食品払い出し用の筐体13へ移された食品は、モー
タ36の起動に伴いチェーン37を介して回転されるコ
イルスクリュウ14によって、前方の筒状部材33およ
び該筒状部材33に連通する食品払い出し部材47内に
充填される。以上の動作により計量の準備が完了する。
【0034】次いで、実際の計量が以下の手順で行なわ
れる。すなわち、まず、計量容器であるバケット52が
所定位置に置かれる。具体的には、食品払い出し機2上
の後端所定位置に置かれているバケット52に対し、シ
リンダ55が伸長してバケットフック57を該バケット
52の計量用ピン52a,52aの真下に位置させる。
次いで、上下シリンダ54が伸長し、バケットフック5
7を上方へ移動させて計量用ピン52a,52aに係止
させ、そのままバエケットフック57ごとバケット52
を上方へ移動させて図2中実線で示す位置に至らせる
(ステップ9)。
【0035】上記のようにバケット52が所定位置に至
った時点で、該パケットを検知する図示せぬセンサから
の出力信号に基づき左右のモータ36,36が作動し、
チェーン37,37および回転軸35,35を介して一
対のコイルスクリュウ14,14をそれぞれ互いに逆方
向へ回転させる。このコイルスクリュウ14,14の回
転に伴い、食品払い出し用の筐体13内の食品が前方へ
押し出され、これに伴い食品払い出し部材47内にある
食品が下方へ押し出される。上記モータ36,36が作
動すると同時にシリンダ49も作動し、リンク機構48
のピン48aを下方へ押し下げてシャッタ46,46を
開く。
【0036】このように、シャッタ46が開いた状態で
食品払い出し部材47の下端開口から食品が下方へ押し
出され、この押し出された食品は、前記食品払い出し部
材47の真下に置かれたバケット52に受け取られる。
モータ36によるコイルスクリュウ14の強制回転は予
め設定された時間行なわれる(ステップ11〜12)。
なお、コイルスクリュウ14の回転時間と食品払い出し
部材47からの食品の払い出し量はほぼ比例関係にあ
り、前記ステップ4において操作パネルで諸条件を入力
するときに入力された食品の計量値によって、コイルス
クリュウ14の回転時間は自動的に計算され設定され
る。
【0037】コイルスクリュウ14が所定時間回転した
後モータ36が停止し、食品払い出し用の筐体13から
の食品の払い出しが中止される(ステップ13、1
4)。これと同時に、シリンダ49によるピン48aの
上方への引き込みが行なわれ、シャッタ46が閉じられ
る。このため、コイルスクリュウ14停止後の食品払い
出し部材47からの食品の垂れを防止することができ、
したがって高精度の計量が行なえる。
【0038】なお、このとき、バケット52及びそれに
払い出された食品の重量はバケット位置決め手段53に
付設されたロードセル58によって測定され、制御装置
73にて該測定値から予め測定されているバケット52
の重量を差し引く演算がなされ、その差し引かれた値つ
まり計量された食品のみの重量が表示部59によって表
示される。
【0039】上記のように計量が完了すると、次に、バ
ケット位置決め手段53のシリンダ54、55がそれぞ
れ短縮して元の状態に戻り、食品が充填されたバケット
52を再び食品払い出し機2のバケット受け63に戻
す。このようにバケット52が食品払い出し機2上の元
の位置に戻されると、食品払い出し機2の駆動用モータ
が作動し、チェーン62を介して前記食品が充填された
バケット52を食品払い出し機2の前端部の払い出し位
置すなわちスクレーパの下方位置まで移動させる(ステ
ップ15,16)。
【0040】次いで、シリンダ69が伸長してスクレー
パ71を下方へ移動させる。スクレーパ71は前記バケ
ット52内に充填された食品に当接し、該食品を下方に
押圧する。この食品への押圧力が所定値以上に達する
と、バネに抗してシャッタ67を押し開きシャッタ67
を開状態にする。これと同時に、バケット52内の食品
が下方の袋詰め装置3側のバケット72へ移し替えられ
る(ステップ17)。その後、シリンダ69が短縮して
スクレーパ71を元の位置に戻し、これと同時にバネの
付勢力によってシャッタ67も元の閉状態に戻る。な
お、食品払い出し機2にはバケット52が複数個組み込
まれており、上記のように一のバケット52が払い出し
位置に至って内部に充填されている食品が袋詰め装置側
のバケト72へ移し替えられるとき、他のバケットの一
つは、前記食品払い出し機2に対向する計量位置に至っ
て計量動作が行なわれる。
【0041】上記したステップ9〜17に示す一連の計
量動作は、ロット終了信号が発せられるまで繰り返し行
なわれる。この計量動作において、コイルスクリュウ1
4の回転に伴い食品払い出し用の筐体13から食品が逐
一払い出されるが、食品払い出し用の筐体13内に貯溜
されている食品が所定量以下に減少したときには、食品
払い出し用の筐体13に設けられたレベルセンサ28a
からの出力信号に基づいてホッパ11に付設された掻き
出し機20が作動し、ホッパ11内の食品がシュータ1
2を介して食品払い出し用の筐体13に補給される。こ
のため、連続的な計量動作が可能になる。
【0042】なお、ホッパ11からの食品補給動作中に
おいて、ホッパ11内の食品高さが所定高さ以下になる
と、ホッパ11内のレベルセンサ18からの出力信号に
基づいてモータ19が作動し、ジャッキ17を介してホ
ッパ11の底板16が所定量上昇する。これにより、ホ
ッパ11の食品高さは常に掻き出し機20による掻き出
しが可能な高さに保持される。
【0043】また、ホッパ11に付設される掻き出し機
20の作動に連動して食品払い出し用の筐体13の掻き
出し機32も作動するので、円筒部材38の後端部にテ
ーパ部38aを形成したことと相俟って食品払い出し用
の筐体13の円筒部分38の基端部に食品が溜まるのを
防止できる。なお、食品払い出し用の筐体13の掻き出
し機32は、本実施例のようにホッパ11側の掻き出し
機20の作動に連動して作動させる他、コイルスクリュ
ウ14の作動に連動して往復動させたり、食品払い出し
用の筐体13の前部にセンサを設け、このセンサからの
出力信号を基に作動させる構成にしてもよい。
【0044】上記した一連の計量動作が繰り返し行なわ
れた後、食品払い出し用の筐体13内のレベルセンサ2
8aが筐体内に食品が存しないことを検知し、しかも掻
き出し機20の動作が行なわれた後でも食品が存しない
ことを検知すると、該レベルセンサ28aからの出力信
号を基にロット終了信号が発せられ、これに基づいて自
動運転が停止される(ステップ18)。
【0045】なお、その後必要に応じてホッパ11内に
同種あるいは他の種類の食品が投入され、再び上記した
自動計量動作が行なわれる。ホッパ11内に他の種類の
食品を投入するときには、ホッパ11、掻き出し機2
0、食品払い出し用の筐体13、掻き出し機32やバケ
ット等の食品に直接接触する食品自動計測装置の主要構
成部品は事前に取り外されて洗浄される。
【0046】図9は、食品払い出し機2の他の例を示
す。すなわち、前記した図1では、チェーン式の食品払
い出し機2が利用されているが、ここでは、ロータリ式
の食品払い出し機2が利用されている。ここで示す食品
払い出し機2は、架台80によって角柱部材81が90
度置きに回転可能に支持され、角柱部材81にはアーム
82を介してバケット支持部83が支持され、しかも当
該食品払い出し機2が食品自動計量装置本体1に対して
正規の位置に組み付けられたとき食品自動計量装置本体
1とは逆側へ延びるように、前記角柱部材81の上端を
貫通するようにロッド83からアーム84が延び、該ア
ーム84の先端にスクレーパ71が上下方向に配された
シリンダ69の下端に設けられている。
【0047】この食品払い出し機2によれば、食品自動
計量装置本体1によって計量された食品を水平方向90
度置きに間欠的に回転操作されるバケット52によって
受け取り、この受け取った食品を食品自動計量装置本体
1とは逆側に配置した図示せぬ袋詰め装置に払い出すこ
とができる。
【0048】なお、上記実施例では、食品を計量するコ
イルスクリュウ14として、基端から先端まで径変化が
なくその外径を結ぶ形状が円筒状になるものを利用して
いるが、これに限られることなく、径やピッチ等を任意
に変えたものでもよく、さらに外径を結ぶ形状がコーン
状となる先細り形状のものでもよい。また、上記実施例
では、コイルスクリュウ14を一対設けているが、これ
に限られることなく、コイルスクリュウは1個だけでも
よく、さらに3個以上設けてもよい。また、上記実施例
では、コイルスクリュウ14の回転時間を制御すること
により食品を計量しているが、これに限られることな
く、前記ロードセル58からの出力信号を元にコイルス
クリュウ14の回転を停止する制御を行なって計量して
もよい。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、コイルス
クリュウは螺旋状の羽根の回転を利用して製品を前方へ
押し出すものであって、食品に含まれる固形物を分断す
るおそれが少なく製品を傷めにくく、しかも、筐体内に
含まれる全ての食品を前方へ押し出すものではなく、そ
の内の必要な一部分のみを前方へ押し出すものであり、
コイルスクリュウの駆動力は少なくて足りる。
【0050】請求項2記載の発明によれば、コイルスク
リュウを一対設け、それらを互いに逆回転することによ
り、コイルスクリュウから側方へ押し出される食品を逆
にコイルスクリュウ側へ押し戻することができ、効率の
良い計量が行なえる。
【0051】請求項3記載の発明によれば、ホッパに多
量の食品を貯溜し底板を所定量ずつ間欠的に上昇させな
がら、ホッパ上部の食品を掻き出し機で若干量ずつ食品
払い出し用の筐体に掻き出すことができることから、食
品を食品払い出し用の筐体に長時間に渡って供給し続け
ることができ、長時間の自動運転が可能になる等の優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す食品自動計量装置の
全体斜視図である。
【図2】上記食品自動計量装置の構成要素である食品自
動計量装置本体の側断面図である。
【図3】上記食品自動計量装置本体の正面図である。
【図4】上記食品自動計量装置本体の要部斜視図であ
る。
【図5】図4のAーA線に沿う断面図である。
【図6】バケットの側面図である。
【図7】バケットの断面図である。
【図8】上記食品自動計量装置による計量方法の手順を
示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 食品自動計量装置本体 2 食品払い出し機 3 袋詰め装置 11 ホッパ 12 シュータ 13 食品払い出し用の筐体 14 コイルスクリュウ 15 食品供給手段 16 底板 18 レベルセンサ 20 掻き出し機 28a レベルセンサ 32 掻き出し機 38 円筒部材 38a テーパー部 46 シャッタ 48 リンク機構 52 バケット 53 バケット位置決め手段 57 バケットフック 58 ロードセル 59 表示部 67 シャッタ 71 スクレーパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品払い出し用の筐体に食品を供給する
    食品供給手段を設け、前記食品払い出し用の筐体の側壁
    下部を貫通するように螺旋状に形成したコイルスクリュ
    ウを設け、該コイルスクリュウに対し回転・停止を繰り
    返す運転をさせながら該コイルスクリュウの先端から食
    品を所定量づつ払い出す制御装置を備えたことを特徴と
    する食品自動計量装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の食品自動計量装置におい
    て、コイルスクリュウが一対設けられていることを特徴
    とする食品自動計量装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の食品自動計量装
    置において、前記食品供給手段は、前記食品払い出し用
    の筐体にシュータを介して接続されかつ昇降可能とされ
    た底板を備えるホッパと、ホッパの上部にシュータの存
    する方向へ移動可能に設けられた掻き出し機とを備える
    構成であることを特徴とする食品自動計量装置。
JP5218939A 1993-09-02 1993-09-02 食品自動計量装置 Expired - Lifetime JP2501767B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5218148U (ja) * 1975-07-25 1977-02-08
JPH0543034A (ja) * 1991-08-20 1993-02-23 Anritsu Corp 搬送スクリユーの制御方法

Patent Citations (2)

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