JPH0772281A - 非常用ガス処理装置 - Google Patents
非常用ガス処理装置Info
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- JPH0772281A JPH0772281A JP5219301A JP21930193A JPH0772281A JP H0772281 A JPH0772281 A JP H0772281A JP 5219301 A JP5219301 A JP 5219301A JP 21930193 A JP21930193 A JP 21930193A JP H0772281 A JPH0772281 A JP H0772281A
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- differential pressure
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- pipe
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
- Ventilation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 原子力発電プラントの事故時に原子炉建屋内
の空気が膨張して内圧が上昇しても、放射性物質を含む
空気が原子炉建屋外へ漏洩することのない非常用ガス処
理装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明に係る非常用ガス処理装置は、原子炉
建屋2内に発生する放射性物質を含む空気を配管3を介
して吸入する処理ファン5と、放射性物質を除去する処
理フィルタ装置7と、この処理フィルタ装置7の下流側
に設けられた隔離弁6と、原子炉建屋2を収納する原子
炉建屋外壁1と、この原子炉建屋外壁1と前記原子炉建
屋2によって形成される二重壁内の空間21に導かれ途
中に給気ファン12と調整ダンパ16を配設する給気配
管25と、この二重壁内の空間21の圧力と原子炉建屋
2内の圧力の差圧を測定し差圧信号を発信する差圧発信
器14と、調整ダンパ16の開度を調節する差圧調節計
15とから構成されている。
の空気が膨張して内圧が上昇しても、放射性物質を含む
空気が原子炉建屋外へ漏洩することのない非常用ガス処
理装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明に係る非常用ガス処理装置は、原子炉
建屋2内に発生する放射性物質を含む空気を配管3を介
して吸入する処理ファン5と、放射性物質を除去する処
理フィルタ装置7と、この処理フィルタ装置7の下流側
に設けられた隔離弁6と、原子炉建屋2を収納する原子
炉建屋外壁1と、この原子炉建屋外壁1と前記原子炉建
屋2によって形成される二重壁内の空間21に導かれ途
中に給気ファン12と調整ダンパ16を配設する給気配
管25と、この二重壁内の空間21の圧力と原子炉建屋
2内の圧力の差圧を測定し差圧信号を発信する差圧発信
器14と、調整ダンパ16の開度を調節する差圧調節計
15とから構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子力発電プラントの
事故時に原子炉建屋内の放射性ガスを処理し原子炉建屋
を負圧に維持する非常用ガス処理装置に関する。
事故時に原子炉建屋内の放射性ガスを処理し原子炉建屋
を負圧に維持する非常用ガス処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、原子力発電プラント等の原子力
設備においては、万一の事故を考慮して種々の装置が設
置されている。その装置の一つに非常用ガス処理装置が
ある。この非常用ガス処理装置は、原子炉建屋に格納さ
れている原子炉から放射性物質を含むガスが漏洩した場
合に、そのガスを吸引・処理して放射性物質を除去した
上で原子炉建屋外に排出すると同時に原子炉建屋内を負
圧に維持する装置である。
設備においては、万一の事故を考慮して種々の装置が設
置されている。その装置の一つに非常用ガス処理装置が
ある。この非常用ガス処理装置は、原子炉建屋に格納さ
れている原子炉から放射性物質を含むガスが漏洩した場
合に、そのガスを吸引・処理して放射性物質を除去した
上で原子炉建屋外に排出すると同時に原子炉建屋内を負
圧に維持する装置である。
【0003】以下、図4を参照して非常用ガス処理装置
の従来例について説明する。原子炉建屋2内には原子炉
(図示せず)が設置されている。原子炉内の放射性物質
が漏洩するような万一の事故の場合には、原子力発電プ
ラントは原子炉を隔離して放射性物質の漏洩を防止する
ように設計されている。このとき既に原子炉建屋2内に
放出された放射性物質について非常用ガス処理装置によ
って処理されることになる。非常用ガス処理装置は原子
炉建屋2内の空気を取り込むための配管3と、この配管
3に並列に配設され通常時には閉状態となっている非常
用ガス処理隔離弁4a,4bと吸入した空気の湿分を除
去する加熱コイル13a,13bを介して設けられる非
常用ガス処理ファン5a,5bを有している。この非常
用ガス処理ファン5a,5bは、原子炉が隔離されると
同時に起動し、連続的に空気を吸引して非常用ガス処理
フィルタ装置7に導く。この非常用ガス処理フィルタ装
置7は空気に含まれる放射性物質を除去する装置であ
る。放射性物質を除去された空気は、並列に配設された
非常用ガス処理隔離弁6a,6bを介して排気筒9から
大気へ排出される。
の従来例について説明する。原子炉建屋2内には原子炉
(図示せず)が設置されている。原子炉内の放射性物質
が漏洩するような万一の事故の場合には、原子力発電プ
ラントは原子炉を隔離して放射性物質の漏洩を防止する
ように設計されている。このとき既に原子炉建屋2内に
放出された放射性物質について非常用ガス処理装置によ
って処理されることになる。非常用ガス処理装置は原子
炉建屋2内の空気を取り込むための配管3と、この配管
3に並列に配設され通常時には閉状態となっている非常
用ガス処理隔離弁4a,4bと吸入した空気の湿分を除
去する加熱コイル13a,13bを介して設けられる非
常用ガス処理ファン5a,5bを有している。この非常
用ガス処理ファン5a,5bは、原子炉が隔離されると
同時に起動し、連続的に空気を吸引して非常用ガス処理
フィルタ装置7に導く。この非常用ガス処理フィルタ装
置7は空気に含まれる放射性物質を除去する装置であ
る。放射性物質を除去された空気は、並列に配設された
非常用ガス処理隔離弁6a,6bを介して排気筒9から
大気へ排出される。
【0004】このようにして原子炉建屋2内の空気を連
続的に処理、排出することで、原子炉建屋2を外気より
も負圧に維持し、放射性物質を含んだ空気の原子炉建屋
2外への漏洩を防止している。
続的に処理、排出することで、原子炉建屋2を外気より
も負圧に維持し、放射性物質を含んだ空気の原子炉建屋
2外への漏洩を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の非常用ガ
ス処理装置においては、万一の事故が発生し、原子炉か
ら放射性物質を含む蒸気等が放出された場合に、その蒸
気等の熱による空気の温度上昇に伴う体積膨張を吸収で
きない可能性があった。
ス処理装置においては、万一の事故が発生し、原子炉か
ら放射性物質を含む蒸気等が放出された場合に、その蒸
気等の熱による空気の温度上昇に伴う体積膨張を吸収で
きない可能性があった。
【0006】本発明は係る従来の事情に対処してなされ
たものであり、その目的は、原子力発電プラントの事故
時に原子炉建屋内の空気が膨張して内圧が上昇しても、
放射性物質を含む空気が原子炉建屋外へ漏洩することの
ない非常用ガス処理装置を提供することにある。
たものであり、その目的は、原子力発電プラントの事故
時に原子炉建屋内の空気が膨張して内圧が上昇しても、
放射性物質を含む空気が原子炉建屋外へ漏洩することの
ない非常用ガス処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の非常用ガス処理装置においては、請求項1
記載の発明では、原子炉を内部に設置する原子炉建屋内
に発生する放射性物質を含む空気を配管を介して吸入す
る処理ファンと、この吸入された空気から放射性物質を
除去する処理フィルタ装置と、この処理フィルタ装置の
下流側に設けられた隔離弁とを有する非常用ガス処理装
置において、原子炉建屋外側全面と所定の間隙を形成し
て配設された原子炉建屋外壁と、この原子炉建屋外壁と
前記原子炉建屋によって形成される二重壁内の空間に導
かれ途中に給気ファンと調整ダンパを配設する給気配管
と、この二重壁内の空間の圧力と原子炉建屋内の圧力の
差圧を測定し差圧信号を発信する差圧発信器と、この差
圧発信器からの差圧信号を受信して前記給気配管に設け
られた調整ダンパの開度を調節する差圧調節計とを有す
る非常用ガス処理装置と提供するものである。
め、本発明の非常用ガス処理装置においては、請求項1
記載の発明では、原子炉を内部に設置する原子炉建屋内
に発生する放射性物質を含む空気を配管を介して吸入す
る処理ファンと、この吸入された空気から放射性物質を
除去する処理フィルタ装置と、この処理フィルタ装置の
下流側に設けられた隔離弁とを有する非常用ガス処理装
置において、原子炉建屋外側全面と所定の間隙を形成し
て配設された原子炉建屋外壁と、この原子炉建屋外壁と
前記原子炉建屋によって形成される二重壁内の空間に導
かれ途中に給気ファンと調整ダンパを配設する給気配管
と、この二重壁内の空間の圧力と原子炉建屋内の圧力の
差圧を測定し差圧信号を発信する差圧発信器と、この差
圧発信器からの差圧信号を受信して前記給気配管に設け
られた調整ダンパの開度を調節する差圧調節計とを有す
る非常用ガス処理装置と提供するものである。
【0008】請求項2記載の発明では、原子炉を内部に
設置する原子炉建屋内に発生する放射性物質を含む空気
を配管を介して吸入する処理ファンと、この吸入された
空気から放射性物質を除去する処理フィルタ装置と、こ
の処理フィルタ装置の下流側に設けられた隔離弁とを有
する非常用ガス処理装置において、原子炉建屋外側全面
と所定の間隙を形成して配設された原子炉建屋外壁と、
この原子炉建屋外壁と前記原子炉建屋によって形成され
る二重壁内の空間に逆止弁を介して給気する配管とを有
し、この配管は原子炉建屋に給気する配管から分岐され
た分岐配管であることを特徴とする非常用ガス処理装置
を提供するものである。
設置する原子炉建屋内に発生する放射性物質を含む空気
を配管を介して吸入する処理ファンと、この吸入された
空気から放射性物質を除去する処理フィルタ装置と、こ
の処理フィルタ装置の下流側に設けられた隔離弁とを有
する非常用ガス処理装置において、原子炉建屋外側全面
と所定の間隙を形成して配設された原子炉建屋外壁と、
この原子炉建屋外壁と前記原子炉建屋によって形成され
る二重壁内の空間に逆止弁を介して給気する配管とを有
し、この配管は原子炉建屋に給気する配管から分岐され
た分岐配管であることを特徴とする非常用ガス処理装置
を提供するものである。
【0009】請求項3記載の発明では、原子炉を内部に
設置する原子炉建屋内に発生する放射性物質を含む空気
を配管を介して吸入する処理ファンと、この吸入された
空気から放射性物質を除去する処理フィルタ装置と、こ
の処理フィルタ装置の下流側に設けられた隔離弁とを有
する非常用ガス処理装置において、原子炉建屋外側全面
と所定の間隙を形成して配設された原子炉建屋外壁と、
この原子炉建屋外壁と前記原子炉建屋によって形成され
る二重壁内の空間に端部が接続され他端を前記処理フィ
ルタ装置と隔離弁の途中に調整ダンパを介して接続され
る給気配管と、この二重壁内の空間の圧力と原子炉建屋
内の圧力の差圧を測定し差圧信号を発信する差圧発信器
と、この差圧発信器からの差圧信号を受信して前記給気
配管に設けられた調整ダンパ及び前記隔離弁の開度を調
節する差圧調節計とを有する非常用ガス処理装置を提供
するものである。
設置する原子炉建屋内に発生する放射性物質を含む空気
を配管を介して吸入する処理ファンと、この吸入された
空気から放射性物質を除去する処理フィルタ装置と、こ
の処理フィルタ装置の下流側に設けられた隔離弁とを有
する非常用ガス処理装置において、原子炉建屋外側全面
と所定の間隙を形成して配設された原子炉建屋外壁と、
この原子炉建屋外壁と前記原子炉建屋によって形成され
る二重壁内の空間に端部が接続され他端を前記処理フィ
ルタ装置と隔離弁の途中に調整ダンパを介して接続され
る給気配管と、この二重壁内の空間の圧力と原子炉建屋
内の圧力の差圧を測定し差圧信号を発信する差圧発信器
と、この差圧発信器からの差圧信号を受信して前記給気
配管に設けられた調整ダンパ及び前記隔離弁の開度を調
節する差圧調節計とを有する非常用ガス処理装置を提供
するものである。
【0010】
【作用】上記構成の非常用ガス処理装置においては、原
子炉建屋と原子炉建屋外壁にて形成された二重壁内を加
圧することによって、原子炉に万一の事故が発生して原
子炉建屋内の空気が膨張して内圧が上昇しても二重壁内
の圧力に対し負の差圧を維持できる。このため、放射性
物質を含む空気が原子炉建屋外へ漏洩することがない。
子炉建屋と原子炉建屋外壁にて形成された二重壁内を加
圧することによって、原子炉に万一の事故が発生して原
子炉建屋内の空気が膨張して内圧が上昇しても二重壁内
の圧力に対し負の差圧を維持できる。このため、放射性
物質を含む空気が原子炉建屋外へ漏洩することがない。
【0011】
【実施例】以下に本発明に係る非常用ガス処理装置の第
1の実施例を図1に基づき説明する。図1において図4
と同一部分については同一符号で示し、その構成につい
ての説明は省略する。原子炉建屋2は原子炉建屋外壁1
によって囲繞されている。これらの原子炉建屋2及び原
子炉建屋外壁1によって形成される二重壁内の空間21
には差圧配管20aが設けられており、原子炉建屋2内
に設けられた差圧配管20bと共に差圧発信器14に接
続されている。この差圧発信器14は二重壁内の空間2
1と原子炉建屋2内の差圧を計測しており、その計測信
号14aを差圧調節計15に発信している。差圧調節計
15はその差圧を所定の値に維持するために給気配管2
5に設けられた差圧調整用給気ファンダンパ16に調整
信号15aを送信して開度を調整し差圧調整用給気ファ
ン12による給気量を制御している。
1の実施例を図1に基づき説明する。図1において図4
と同一部分については同一符号で示し、その構成につい
ての説明は省略する。原子炉建屋2は原子炉建屋外壁1
によって囲繞されている。これらの原子炉建屋2及び原
子炉建屋外壁1によって形成される二重壁内の空間21
には差圧配管20aが設けられており、原子炉建屋2内
に設けられた差圧配管20bと共に差圧発信器14に接
続されている。この差圧発信器14は二重壁内の空間2
1と原子炉建屋2内の差圧を計測しており、その計測信
号14aを差圧調節計15に発信している。差圧調節計
15はその差圧を所定の値に維持するために給気配管2
5に設けられた差圧調整用給気ファンダンパ16に調整
信号15aを送信して開度を調整し差圧調整用給気ファ
ン12による給気量を制御している。
【0012】このように構成された非常用ガス処理装置
において原子炉建屋2内に配設されている原子炉(図示
せず)に万一事故が発生し放射性物質を含む高温の流体
が放出されると非常用ガス処理ファン5a,5bが起動
し放射性物質を含む空気を原子炉建屋2内に設けられた
配管3によって吸入する。この吸入された空気は非常用
ガス処理フィルタ装置7によって放射性物質を除去した
後、排気筒9から大気に放出される。
において原子炉建屋2内に配設されている原子炉(図示
せず)に万一事故が発生し放射性物質を含む高温の流体
が放出されると非常用ガス処理ファン5a,5bが起動
し放射性物質を含む空気を原子炉建屋2内に設けられた
配管3によって吸入する。この吸入された空気は非常用
ガス処理フィルタ装置7によって放射性物質を除去した
後、排気筒9から大気に放出される。
【0013】このとき、原子炉から放出される高温の流
体によって原子炉建屋2内の空気の温度上昇に伴い、空
気の体積は膨張し圧力は上昇する。この原子炉建屋2内
の圧力と二重壁内の空間21の差圧は差圧発信器14で
監視されており、差圧調節計15によって差圧調整用給
気ファンダンパ16の開度を調整することによって差圧
調整用給気ファン12による給気量が制御されるので差
圧は所定の一定値に保たれる。
体によって原子炉建屋2内の空気の温度上昇に伴い、空
気の体積は膨張し圧力は上昇する。この原子炉建屋2内
の圧力と二重壁内の空間21の差圧は差圧発信器14で
監視されており、差圧調節計15によって差圧調整用給
気ファンダンパ16の開度を調整することによって差圧
調整用給気ファン12による給気量が制御されるので差
圧は所定の一定値に保たれる。
【0014】従って、原子炉建屋2内から二重壁内へ放
射性物質を含む空気の漏洩が防止できる。また、万一原
子炉建屋2内から放射性物質が漏洩しても原子炉建屋外
壁1が原子炉建屋2を覆っているので、大気中に放射性
物質を放出することはない。
射性物質を含む空気の漏洩が防止できる。また、万一原
子炉建屋2内から放射性物質が漏洩しても原子炉建屋外
壁1が原子炉建屋2を覆っているので、大気中に放射性
物質を放出することはない。
【0015】次に本発明に係る非常用ガス処理装置の第
2の実施例について図2を用いて説明する。図2におい
て図1と同一部分については同一符号を付し、その構成
の説明は省略する。原子炉建屋2には原子炉建屋2内の
換気を行うため、給気配管22が原子炉建屋給気ファン
8a,8bから原子炉建屋給気隔離弁10a,10bを
介して原子炉建屋2内に導かれている。原子炉建屋2内
は原子炉建屋給気ファン8a,8bによって常に給気さ
れている。従ってこの給気配管22から分岐させ原子炉
建屋給気逆止弁11を介して分岐配管23を二重壁内の
空間21に導くことによって二重壁内の空間21を加圧
することができる。一般に原子炉建屋2内には換気空調
用の排気装置が設けられているので、同一の空気源から
給気を受けても密閉状態にある二重壁内の空間21の圧
力を高くし、原子炉建屋2内に対して差圧を持たせるこ
とが可能である。
2の実施例について図2を用いて説明する。図2におい
て図1と同一部分については同一符号を付し、その構成
の説明は省略する。原子炉建屋2には原子炉建屋2内の
換気を行うため、給気配管22が原子炉建屋給気ファン
8a,8bから原子炉建屋給気隔離弁10a,10bを
介して原子炉建屋2内に導かれている。原子炉建屋2内
は原子炉建屋給気ファン8a,8bによって常に給気さ
れている。従ってこの給気配管22から分岐させ原子炉
建屋給気逆止弁11を介して分岐配管23を二重壁内の
空間21に導くことによって二重壁内の空間21を加圧
することができる。一般に原子炉建屋2内には換気空調
用の排気装置が設けられているので、同一の空気源から
給気を受けても密閉状態にある二重壁内の空間21の圧
力を高くし、原子炉建屋2内に対して差圧を持たせるこ
とが可能である。
【0016】従って、万一の事故時においても、二重壁
内の空間21の圧力を原子炉建屋2内の圧力よりも高く
維持することができ、原子炉建屋2内から放射性物質を
含む空気の漏洩が防止できる。
内の空間21の圧力を原子炉建屋2内の圧力よりも高く
維持することができ、原子炉建屋2内から放射性物質を
含む空気の漏洩が防止できる。
【0017】次に、本発明の第3の実施例を図3を参照
して説明する。図3において図1と同一部分については
同一符号を付し、その構成の説明は省略する。本発明は
非常用ガス処理フィルタ装置7の吐出側の配管3から給
気配管24を設けて原子炉建屋2と原子炉建屋外壁1に
よって形成される二重壁内の空間21に非常用ガス処理
調整弁19を介して接続されている。この非常用ガス処
理調整弁19は差圧調節計15によって開度を調整され
る弁である。この差圧調節計15は、二重壁内の空間2
1と原子炉建屋2内の空気の差圧を計測し、その差圧信
号を発信する差圧発信器14から、差圧信号を受信し、
非常用ガス処理調整弁19と非常用ガス処理隔離弁6
a,6bの開度を調整する。
して説明する。図3において図1と同一部分については
同一符号を付し、その構成の説明は省略する。本発明は
非常用ガス処理フィルタ装置7の吐出側の配管3から給
気配管24を設けて原子炉建屋2と原子炉建屋外壁1に
よって形成される二重壁内の空間21に非常用ガス処理
調整弁19を介して接続されている。この非常用ガス処
理調整弁19は差圧調節計15によって開度を調整され
る弁である。この差圧調節計15は、二重壁内の空間2
1と原子炉建屋2内の空気の差圧を計測し、その差圧信
号を発信する差圧発信器14から、差圧信号を受信し、
非常用ガス処理調整弁19と非常用ガス処理隔離弁6
a,6bの開度を調整する。
【0018】このように構成された非常用ガス処理装置
においては、万一の原子炉事故によって放射性物質を含
む空気が放出された場合、原子炉建屋2隔離と同時に非
常用ガス処理ファン5a,5bが起動すると同時に非常
用ガス処理隔離弁4a,4bが開動作する。原子炉建屋
2内の放射性物質を含む空気は非常用ガス処理フィルタ
装置7で放射性物質を除去した後、非常用ガス処理調整
弁19を介して二重壁内の空間21に導かれる。
においては、万一の原子炉事故によって放射性物質を含
む空気が放出された場合、原子炉建屋2隔離と同時に非
常用ガス処理ファン5a,5bが起動すると同時に非常
用ガス処理隔離弁4a,4bが開動作する。原子炉建屋
2内の放射性物質を含む空気は非常用ガス処理フィルタ
装置7で放射性物質を除去した後、非常用ガス処理調整
弁19を介して二重壁内の空間21に導かれる。
【0019】このとき差圧発信器14によって計測され
ている差圧が所定の値以下であり、原子炉建屋2内から
放射性物質の漏洩の可能性がある場合には、差圧調節計
15は非常用ガス処理調整弁19に対して開度を増加す
るよう指示し、非常用ガス処理隔離弁6a,6bに対し
ては減少させるように指示を出す。
ている差圧が所定の値以下であり、原子炉建屋2内から
放射性物質の漏洩の可能性がある場合には、差圧調節計
15は非常用ガス処理調整弁19に対して開度を増加す
るよう指示し、非常用ガス処理隔離弁6a,6bに対し
ては減少させるように指示を出す。
【0020】一方、差圧発信器14の差圧が所定の値以
上であれば、差圧調節計15は逆の指示を出すことにな
る。従って、非常用ガス処理調整弁19と非常用ガス処
理隔離弁6a,6bを適当な開度に保つことによって、
二重壁内の空間21と原子炉建屋2内の空気の差圧を所
定の値に維持でき、原子炉事故時に空気の熱膨張が発生
しても放射性物質が原子炉建屋2外に漏洩することはな
い。
上であれば、差圧調節計15は逆の指示を出すことにな
る。従って、非常用ガス処理調整弁19と非常用ガス処
理隔離弁6a,6bを適当な開度に保つことによって、
二重壁内の空間21と原子炉建屋2内の空気の差圧を所
定の値に維持でき、原子炉事故時に空気の熱膨張が発生
しても放射性物質が原子炉建屋2外に漏洩することはな
い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の非常用ガス
処理装置においては、原子炉事故が発生したときに放出
される放射性物質の大気への漏洩を防止し、被曝低減の
向上に寄与することができる。
処理装置においては、原子炉事故が発生したときに放出
される放射性物質の大気への漏洩を防止し、被曝低減の
向上に寄与することができる。
【図1】本発明の非常用ガス処理装置の第1の実施例を
示す構成図。
示す構成図。
【図2】本発明の非常用ガス処理装置の第2の実施例を
示す構成図。
示す構成図。
【図3】本発明の非常用ガス処理装置の第3の実施例を
示す構成図。
示す構成図。
【図4】非常用ガス処理装置の従来例を示す構成図。
1…原子炉建屋外壁 2…原子炉建屋 3…配管 4a,4b…非常
用ガス処理隔離弁 5a,5b…非常用ガス処理ファン 6a,6b…非常
用ガス処理隔離弁 7…非常用ガス処理フィルタ装置 8a,8b…原子
炉建屋給気ファン 9…排気筒 10a,10b…
原子炉建屋給気隔離弁 11…原子炉建屋給気逆止弁 12…差圧調整用
給気ファン 13a,13b…加熱コイル 14…差圧発信器 14a…差圧信号 15…差圧調節計 15a…調整信号 16…差圧調整用
給気ファンダンパ 18…ダクト 19…非常用ガス
処理調整弁 20a,20b…差圧配管 21…空間 22…給気配管 23…分岐配管 24…給気配管 25…給気配管
用ガス処理隔離弁 5a,5b…非常用ガス処理ファン 6a,6b…非常
用ガス処理隔離弁 7…非常用ガス処理フィルタ装置 8a,8b…原子
炉建屋給気ファン 9…排気筒 10a,10b…
原子炉建屋給気隔離弁 11…原子炉建屋給気逆止弁 12…差圧調整用
給気ファン 13a,13b…加熱コイル 14…差圧発信器 14a…差圧信号 15…差圧調節計 15a…調整信号 16…差圧調整用
給気ファンダンパ 18…ダクト 19…非常用ガス
処理調整弁 20a,20b…差圧配管 21…空間 22…給気配管 23…分岐配管 24…給気配管 25…給気配管
Claims (3)
- 【請求項1】 原子炉を内部に設置する原子炉建屋内に
発生する放射性物質を含む空気を配管を介して吸入する
処理ファンと、この吸入された空気から放射性物質を除
去する処理フィルタ装置と、この処理フィルタ装置の下
流側に設けられた隔離弁とを有する非常用ガス処理装置
において、原子炉建屋外側全面と所定の間隙を形成して
配設された原子炉建屋外壁と、この原子炉建屋外壁と前
記原子炉建屋によって形成される二重壁内の空間に導か
れ途中に給気ファンと調整ダンパを配設する給気配管
と、この二重壁内の空間の圧力と原子炉建屋内の圧力の
差圧を測定し差圧信号を発信する差圧発信器と、この差
圧発信器からの差圧信号を受信して前記給気配管に設け
られた調整ダンパの開度を調節する差圧調節計とを有す
ることを特徴とする非常用ガス処理装置。 - 【請求項2】 原子炉を内部に設置する原子炉建屋内に
発生する放射性物質を含む空気を配管を介して吸入する
処理ファンと、この吸入された空気から放射性物質を除
去する処理フィルタ装置と、この処理フィルタ装置の下
流側に設けられた隔離弁とを有する非常用ガス処理装置
において、原子炉建屋外側全面と所定の間隙を形成して
配設された原子炉建屋外壁と、この原子炉建屋外壁と前
記原子炉建屋によって形成される二重壁内の空間に逆止
弁を介して給気する配管とを有し、この配管は原子炉建
屋に給気する配管から分岐された分岐配管であることを
特徴とする非常用ガス処理装置。 - 【請求項3】 原子炉を内部に設置する原子炉建屋内に
発生する放射性物質を含む空気を配管を介して吸入する
処理ファンと、この吸入された空気から放射性物質を除
去する処理フィルタ装置と、この処理フィルタ装置の下
流側に設けられた隔離弁とを有する非常用ガス処理装置
において、原子炉建屋外側全面と所定の間隙を形成して
配設された原子炉建屋外壁と、この原子炉建屋外壁と前
記原子炉建屋によって形成される二重壁内の空間に端部
が接続され他端を前記処理フィルタ装置と隔離弁の途中
に調整ダンパを介して接続される給気配管と、この二重
壁内の空間の圧力と原子炉建屋内の圧力の差圧を測定し
差圧信号を発信する差圧発信器と、この差圧発信器から
の差圧信号を受信して前記給気配管に設けられた調整ダ
ンパ及び前記隔離弁の開度を調節する差圧調節計とを有
することを特徴とする非常用ガス処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5219301A JPH0772281A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 非常用ガス処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5219301A JPH0772281A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 非常用ガス処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0772281A true JPH0772281A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=16733354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5219301A Pending JPH0772281A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 非常用ガス処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0772281A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0791814A3 (en) * | 1997-05-26 | 1997-11-26 | Martin Lehmann | Method for leak testing and leak testing apparatus |
| US20110217917A1 (en) * | 2007-12-14 | 2011-09-08 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Air filtration and handling for nuclear reactor habitability area |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP5219301A patent/JPH0772281A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0791814A3 (en) * | 1997-05-26 | 1997-11-26 | Martin Lehmann | Method for leak testing and leak testing apparatus |
| WO1998054560A1 (en) * | 1997-05-26 | 1998-12-03 | Martin Lehmann | Method and apparatus for leak testing |
| US20110217917A1 (en) * | 2007-12-14 | 2011-09-08 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Air filtration and handling for nuclear reactor habitability area |
| US9435552B2 (en) * | 2007-12-14 | 2016-09-06 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Air filtration and handling for nuclear reactor habitability area |
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