JPH0772388B2 - 不織ウエブ用の回転分散板 - Google Patents
不織ウエブ用の回転分散板Info
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- JPH0772388B2 JPH0772388B2 JP61241450A JP24145086A JPH0772388B2 JP H0772388 B2 JPH0772388 B2 JP H0772388B2 JP 61241450 A JP61241450 A JP 61241450A JP 24145086 A JP24145086 A JP 24145086A JP H0772388 B2 JPH0772388 B2 JP H0772388B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は不織ウェブの製造装置に関する。より詳しくは
束状のフラッシュ紡糸網状フィラメントを一定幅で拡幅
する機構を有して均一な不織ウェブを製造することがで
きる不織フェブ用の網状フィラメントの拡散・揺動回転
分散板。
束状のフラッシュ紡糸網状フィラメントを一定幅で拡幅
する機構を有して均一な不織ウェブを製造することがで
きる不織フェブ用の網状フィラメントの拡散・揺動回転
分散板。
高温高圧に保たれた重合体の溶液を、減圧領域へ放出す
ることにより、全ての溶媒を蒸発させて連続した3次元
網状構造繊維を製造し得ることがフラッシュ紡糸技術と
して知られている。そして、この網状構造繊維から不織
ウェブを作る装置として特公昭42−19520号公報に示さ
れるように紡糸ノズルより出てきた束状の網状フィラメ
ントを揺動する桶や遍倚装置に衝突させることにより拡
幅開繊した網状フィラメントをつくり、次いで動いてい
る捕集面上に堆積させることにより不織ウェブとする装
置が開示されている。
ることにより、全ての溶媒を蒸発させて連続した3次元
網状構造繊維を製造し得ることがフラッシュ紡糸技術と
して知られている。そして、この網状構造繊維から不織
ウェブを作る装置として特公昭42−19520号公報に示さ
れるように紡糸ノズルより出てきた束状の網状フィラメ
ントを揺動する桶や遍倚装置に衝突させることにより拡
幅開繊した網状フィラメントをつくり、次いで動いてい
る捕集面上に堆積させることにより不織ウェブとする装
置が開示されている。
さらに USP 3,497,918号公報に示される如く網状繊維を
拡幅開繊し分散させる装置として円盤部、円盤中央に設
置された円筒部そして円筒部側面から傾斜を持って円盤
部上表面にひろがる多葉体状スカート部を有する回転衝
突板も公知である。そしてこれらの繊維を捕集面上に堆
積させる前にコロナ放電によって繊維に電荷を与える技
術も開示されている。
拡幅開繊し分散させる装置として円盤部、円盤中央に設
置された円筒部そして円筒部側面から傾斜を持って円盤
部上表面にひろがる多葉体状スカート部を有する回転衝
突板も公知である。そしてこれらの繊維を捕集面上に堆
積させる前にコロナ放電によって繊維に電荷を与える技
術も開示されている。
本発明者らは係るフラッシュ紡糸フィラメントを不織ウ
ェブ化するフィラメントの開繊分散技術について種々検
討し、高速回転の回転分散板にフィラメントを衝突させ
て開繊分散する方法が不織ウェブの高速生産に適してい
ることに着目した。しかしながら、いかにこれらの公知
技術装置を駆使しても満足しうるウェブを得ることはで
きなかった。これらの分散堆積されるウェブは、網状フ
ィラメントの収束した束状部を多く含み、又繊維密度の
薄いところが存在し目付け班の大きなものとなり、シー
ト均一性の要求されるフィルター等の分野や40g/m2以下
の低目付のウェブの製造には使用できないものであっ
た。これは、フラッシュ紡糸フィラメントが三次元網状
繊維であるために均一な分散ウェブを得ることが困難で
あることに起因する。即ち紡糸した一本一本の独立した
フィラメントを堆積させる通常のスパンボンド法とは異
なり網状に連結されたフィラメントを均一に開繊分散し
て堆積させなければならないためである。
ェブ化するフィラメントの開繊分散技術について種々検
討し、高速回転の回転分散板にフィラメントを衝突させ
て開繊分散する方法が不織ウェブの高速生産に適してい
ることに着目した。しかしながら、いかにこれらの公知
技術装置を駆使しても満足しうるウェブを得ることはで
きなかった。これらの分散堆積されるウェブは、網状フ
ィラメントの収束した束状部を多く含み、又繊維密度の
薄いところが存在し目付け班の大きなものとなり、シー
ト均一性の要求されるフィルター等の分野や40g/m2以下
の低目付のウェブの製造には使用できないものであっ
た。これは、フラッシュ紡糸フィラメントが三次元網状
繊維であるために均一な分散ウェブを得ることが困難で
あることに起因する。即ち紡糸した一本一本の独立した
フィラメントを堆積させる通常のスパンボンド法とは異
なり網状に連結されたフィラメントを均一に開繊分散し
て堆積させなければならないためである。
従って、フラッシュ紡糸された網状繊維を均一なウェブ
とするための新たな技術が要望されているが、現在それ
を満足させる技術は出現していない。
とするための新たな技術が要望されているが、現在それ
を満足させる技術は出現していない。
本発明の目的は、フィルター分野等に充分使用できる均
一なフラッシュ紡糸不織ウェブを提供することを目的と
する。更に詳しくは、目付けの不均一性を原因追求しそ
れらを除去した新らしい装置を提供し、目付けの均一な
フラッシュ紡糸不織ウェブを提供することを目的とす
る。
一なフラッシュ紡糸不織ウェブを提供することを目的と
する。更に詳しくは、目付けの不均一性を原因追求しそ
れらを除去した新らしい装置を提供し、目付けの均一な
フラッシュ紡糸不織ウェブを提供することを目的とす
る。
本発明者らは、この不織ウェブ中に存在する不均一性の
発生原因を解明すべく高速度撮影装置(菅原研究所製ス
トロボビジョンアナライザーSVA・1)を使用し、回転
分散板衝突以降の網状フィラメントの落下状態を1/30万
秒の瞬間写真で追跡した。
発生原因を解明すべく高速度撮影装置(菅原研究所製ス
トロボビジョンアナライザーSVA・1)を使用し、回転
分散板衝突以降の網状フィラメントの落下状態を1/30万
秒の瞬間写真で追跡した。
そしてその観察の結果、不織ウェブの不均一性の最大の
原因が回転分散板の多葉体状スカート部の形状にあるこ
とを見い出した。
原因が回転分散板の多葉体状スカート部の形状にあるこ
とを見い出した。
即ち USP 3,497,918に開示された回転分散板の多葉体ス
カート部は、揺動部と緩衝部より成っており、フィラメ
ントの瞬間写真での観察により、回転分散板に衝突し
た網状フィラメントの開繊幅がフィラメントを揺動させ
る揺動面と揺動方向の急激な変化を緩和する緩衝面とで
は大きく異なり、開繊幅の断続的変化は、フィラメン
トの落下速度を不均一にするため雰囲気との粘性抵抗に
より走行フィラメントに張力が発生し衝突で開繊した網
状フィラメントの開繊状態を悪化させる(網状フィラメ
ントの収束、不均一開繊等)ことが確認された。そして
これが得られる不織ウェブの均一性を著しく損ねてい
る。
カート部は、揺動部と緩衝部より成っており、フィラメ
ントの瞬間写真での観察により、回転分散板に衝突し
た網状フィラメントの開繊幅がフィラメントを揺動させ
る揺動面と揺動方向の急激な変化を緩和する緩衝面とで
は大きく異なり、開繊幅の断続的変化は、フィラメン
トの落下速度を不均一にするため雰囲気との粘性抵抗に
より走行フィラメントに張力が発生し衝突で開繊した網
状フィラメントの開繊状態を悪化させる(網状フィラメ
ントの収束、不均一開繊等)ことが確認された。そして
これが得られる不織ウェブの均一性を著しく損ねてい
る。
そこで本発明者等前述の知見に基づき本発明の目的を達
成すべく鋭意研究の結果本発明に到着した。
成すべく鋭意研究の結果本発明に到着した。
本発明の目的は、回転可能な円盤部と、該円盤部の中央
より垂直方向に延び且つ円盤部より小さい直径の円形外
表面を有する円筒部と前記円盤部の片方表面と前記円筒
部の外表面との間の空間に傾斜して配置されたスカート
部から成り、該スカート部が前記円筒部の軸線に実質的
に平行な方向で飛来する網状フイラメントを揺動させる
複数の揺動面と、該揺動面と交互に配置され、前記の方
向で飛来する網状フイラメントを実質的に下方に向け垂
直方向へと導き揺動方向の急激な変化を緩和する緩衝面
とによって構成されている網状フイラメントの拡散・揺
動回転分散板であって、前記揺動面は実質的に平面のス
カート部で形成されており、前記の揺動面は凸曲面であ
って、且つ前記揺動面の中央と前記円盤部とのなす傾斜
角度αに対して該緩衝面の中央と円盤部上表面とのなす
傾斜角度βがα±5゜範囲である円筒部近くの幅より円
盤部近くの幅の方が広い扇形のスカート部で形成されて
いる網状フイラメントの拡散・揺動分散板によって達成
される。
より垂直方向に延び且つ円盤部より小さい直径の円形外
表面を有する円筒部と前記円盤部の片方表面と前記円筒
部の外表面との間の空間に傾斜して配置されたスカート
部から成り、該スカート部が前記円筒部の軸線に実質的
に平行な方向で飛来する網状フイラメントを揺動させる
複数の揺動面と、該揺動面と交互に配置され、前記の方
向で飛来する網状フイラメントを実質的に下方に向け垂
直方向へと導き揺動方向の急激な変化を緩和する緩衝面
とによって構成されている網状フイラメントの拡散・揺
動回転分散板であって、前記揺動面は実質的に平面のス
カート部で形成されており、前記の揺動面は凸曲面であ
って、且つ前記揺動面の中央と前記円盤部とのなす傾斜
角度αに対して該緩衝面の中央と円盤部上表面とのなす
傾斜角度βがα±5゜範囲である円筒部近くの幅より円
盤部近くの幅の方が広い扇形のスカート部で形成されて
いる網状フイラメントの拡散・揺動分散板によって達成
される。
本発明において、スカート部における揺動面の中央と円
盤表面のなす角度αと、緩衝面と円盤表面とのなす角度
βとの関係がβ=α±5の範囲内にある回転分散板を用
いることによりフィラメントの開繊幅を回転分散板の全
周に渡って均一にすることができ回転分散板衝突後の開
繊フィラメントは所定の網状フィラメント開繊幅を保ち
ながら捕集面上落下され、網状フィラメントの収束部よ
りなるマルチを含まない極めて目付け分布の均一な不織
ウェブが得られる。
盤表面のなす角度αと、緩衝面と円盤表面とのなす角度
βとの関係がβ=α±5の範囲内にある回転分散板を用
いることによりフィラメントの開繊幅を回転分散板の全
周に渡って均一にすることができ回転分散板衝突後の開
繊フィラメントは所定の網状フィラメント開繊幅を保ち
ながら捕集面上落下され、網状フィラメントの収束部よ
りなるマルチを含まない極めて目付け分布の均一な不織
ウェブが得られる。
本来、フラッシュ紡糸フィラメントは連続した3次元網
状構造をとるため、一担開繊したフィラメントでもフィ
ラメントに作用する僅かな張力で容易に数ミリ幅の束状
フィラメントに収束される性質がある。
状構造をとるため、一担開繊したフィラメントでもフィ
ラメントに作用する僅かな張力で容易に数ミリ幅の束状
フィラメントに収束される性質がある。
回転分散板に衝突拡幅された網状フィラメントは、回転
分散板とウェブ捕集面との間の空間領域を走行する場
合、雰囲気との粘性抵抗により張力が発生する。この張
力は、拡幅された網状フィラメント幅を縮少する原因と
なる。
分散板とウェブ捕集面との間の空間領域を走行する場
合、雰囲気との粘性抵抗により張力が発生する。この張
力は、拡幅された網状フィラメント幅を縮少する原因と
なる。
このため回転分散板のスカート部は、回転分散板の特性
として起こるフィラメントの急激な揺動方向変化を防ぐ
ため衝突フィラメント揺動部間に揺動方向の急激な変化
を緩和する緩衝部を存在させることが好ましい。
として起こるフィラメントの急激な揺動方向変化を防ぐ
ため衝突フィラメント揺動部間に揺動方向の急激な変化
を緩和する緩衝部を存在させることが好ましい。
しかし USP 3,497,918号に開示されているごとく回転分
散板の緩衝面が円筒部付近の幅が円盤部付近の幅より広
いくさび形状をとる場合、フィラメント揺動面の傾斜角
度αに比べ緩衝面の傾斜角度βは必然的に小さくなる構
造となり第3図に概略を示す回転分散板のフィラメント
への作用説明図におけるフィラメント衝突角度θが揺動
面と緩衝面とでは異なってくる。この衝突角度がウェブ
の不均一性を誘発する。即ち回転分散板中のスカート部
において、揺動面と緩衝面各々の表面が円盤となす角度
α,βが異なる場合、揺動部と緩衝部とでは網状フィラ
メントの拡幅率は大きく異なりフィラメントを捕集面上
へ走行させる運動量も異なる。このような回転分散板を
用いて分散を行った場合フィラメントに発生する張力は
脈動的に変化し捕集面上へ落下するフィラメントは部分
的に数ミリ幅まで収束する。又連続フィラメント内で落
下速度が異なるためフィラメントの挫屈をも誘発する。
このようなフィラメントから得られた不織ウェブは、目
付け均一性が悪く、ウェブ中に収束糸からなるマルチが
欠点として存在するものとなる。本発明者らは、走行フ
ィラメントを均一な開繊幅で分散落下せしめることが堆
積ウェブの均一性から要求されるとの観点から、多種多
様の回転分散板の形状を製作し、フィラメントの捕集面
上までの落下状態を1/30万秒の瞬間状態で追跡観察し
た。
散板の緩衝面が円筒部付近の幅が円盤部付近の幅より広
いくさび形状をとる場合、フィラメント揺動面の傾斜角
度αに比べ緩衝面の傾斜角度βは必然的に小さくなる構
造となり第3図に概略を示す回転分散板のフィラメント
への作用説明図におけるフィラメント衝突角度θが揺動
面と緩衝面とでは異なってくる。この衝突角度がウェブ
の不均一性を誘発する。即ち回転分散板中のスカート部
において、揺動面と緩衝面各々の表面が円盤となす角度
α,βが異なる場合、揺動部と緩衝部とでは網状フィラ
メントの拡幅率は大きく異なりフィラメントを捕集面上
へ走行させる運動量も異なる。このような回転分散板を
用いて分散を行った場合フィラメントに発生する張力は
脈動的に変化し捕集面上へ落下するフィラメントは部分
的に数ミリ幅まで収束する。又連続フィラメント内で落
下速度が異なるためフィラメントの挫屈をも誘発する。
このようなフィラメントから得られた不織ウェブは、目
付け均一性が悪く、ウェブ中に収束糸からなるマルチが
欠点として存在するものとなる。本発明者らは、走行フ
ィラメントを均一な開繊幅で分散落下せしめることが堆
積ウェブの均一性から要求されるとの観点から、多種多
様の回転分散板の形状を製作し、フィラメントの捕集面
上までの落下状態を1/30万秒の瞬間状態で追跡観察し
た。
本発明に係る回転分散板は、充分に拡幅開繊されたフィ
ラメントの形状を一定に保ちつつ捕集面上にフィラメン
トを導くようにしたものである。
ラメントの形状を一定に保ちつつ捕集面上にフィラメン
トを導くようにしたものである。
ノズルより噴出した高速流体とフィラメントは、スカー
ト部中の揺動部と緩衝部のどちらに衝突した場合でも同
じ幅を持つ扇状に拡幅開繊され、重力方向の落下速度
は、ほぼ一定で拡幅開繊網状フィラメントを収束させる
張力を発生させることなく捕集面上に導く。勿論ノズル
から噴出された流体は、回転分散板と衝突する際一部雰
囲気中に飛散するが大部分はフィラメントを捕集面に導
く働きをする。
ト部中の揺動部と緩衝部のどちらに衝突した場合でも同
じ幅を持つ扇状に拡幅開繊され、重力方向の落下速度
は、ほぼ一定で拡幅開繊網状フィラメントを収束させる
張力を発生させることなく捕集面上に導く。勿論ノズル
から噴出された流体は、回転分散板と衝突する際一部雰
囲気中に飛散するが大部分はフィラメントを捕集面に導
く働きをする。
このような回転分散板で、得られた不織ウェブは、驚ろ
くべきことにレーザー光透過法で検出できる収束フィラ
メントのマルチ部はなく、ウェブ中の網状フィラメント
幅は全域にわたってほぼ一定であり、目付け分布の極め
て均一なものであった。このような均一な不織ウェブが
製造できることは、特殊繊維として優れた特長を持つフ
ラッシュ紡糸フィラメントの不織シートとしての利用範
囲を広げることが可能でありその有用性ははかり知れな
いものがある。
くべきことにレーザー光透過法で検出できる収束フィラ
メントのマルチ部はなく、ウェブ中の網状フィラメント
幅は全域にわたってほぼ一定であり、目付け分布の極め
て均一なものであった。このような均一な不織ウェブが
製造できることは、特殊繊維として優れた特長を持つフ
ラッシュ紡糸フィラメントの不織シートとしての利用範
囲を広げることが可能でありその有用性ははかり知れな
いものがある。
本発明で言う「均一な不織ウェブ」とは、目付け20〜50
0g/m2において幅方向の25cm2毎の目付け変動が平均目付
けの20%以内に入っていることを意味する。
0g/m2において幅方向の25cm2毎の目付け変動が平均目付
けの20%以内に入っていることを意味する。
以下本発明の回転分散板の実施例を示す添付図面を参照
して本発明を詳述する。
して本発明を詳述する。
第1、第2a図、第2b図において2は円筒状突起部であり
スカート部3に衝突したフィラメント及び高速気流の上
方へ吹き上げを防止する役目を果す。1は円盤部であり
スカート部3で偏向されたフィラメントの進行方向を制
御する。スカート部3はフィラメントの拡幅開繊及び広
幅ウェブ化のために拡幅開繊フィラメントの揺動を行
う。
スカート部3に衝突したフィラメント及び高速気流の上
方へ吹き上げを防止する役目を果す。1は円盤部であり
スカート部3で偏向されたフィラメントの進行方向を制
御する。スカート部3はフィラメントの拡幅開繊及び広
幅ウェブ化のために拡幅開繊フィラメントの揺動を行
う。
スカート部3は、揺動面4と緩衝面5が交互に配置され
た連続面として形成され、揺動面4は通常2〜5個配置
される。
た連続面として形成され、揺動面4は通常2〜5個配置
される。
揺動面4は実質的に平面形状に作られ、緩衝面5は実質
的に凸型曲面形状に作られていると好ましい。揺動面4
が実質的に平面であるとは、第2a図に示すように揺動面
4と円盤表面との交線15が直線に近い面形状のものを意
味する。フィラメントが円滑に揺動される範囲であれ
ば、交線15が極めて緩やかな曲率を持つ曲面、即ち凹面
又は凸面であってもよい。たゞし隣接する緩衝面5の形
状が円筒部近くの幅より円盤部近くの幅の方が広い扇型
形状となるように、揺動面4と緩衝面5間の接続端形状
が形成されていなければならない。
的に凸型曲面形状に作られていると好ましい。揺動面4
が実質的に平面であるとは、第2a図に示すように揺動面
4と円盤表面との交線15が直線に近い面形状のものを意
味する。フィラメントが円滑に揺動される範囲であれ
ば、交線15が極めて緩やかな曲率を持つ曲面、即ち凹面
又は凸面であってもよい。たゞし隣接する緩衝面5の形
状が円筒部近くの幅より円盤部近くの幅の方が広い扇型
形状となるように、揺動面4と緩衝面5間の接続端形状
が形成されていなければならない。
緩衝面5が実質的に凸型曲面であるとは、第2(b)図
で示される円筒部2との交線の高さY2が一定である円錐
曲面のことを意味する。たゞし緩衝面としての役割りを
保持する範囲であれば、平面又は数個の平面からなる多
面曲面であってもよい。
で示される円筒部2との交線の高さY2が一定である円錐
曲面のことを意味する。たゞし緩衝面としての役割りを
保持する範囲であれば、平面又は数個の平面からなる多
面曲面であってもよい。
又、揺動面4、緩衝面5共に円筒部2の側面との接続及
び円盤部1の上表面との接続が曲率を持ってなめらかに
行われていてもよいことは当然である。
び円盤部1の上表面との接続が曲率を持ってなめらかに
行われていてもよいことは当然である。
第2(b)図で示されるスカート部3の揺動面4と円盤
1の表面とのなす傾斜角度αと、緩衝面5と円盤1の表
円とのなす角度βの関係は、α=β±5゜好ましくは、
α=βであることが本発明の目的を達成するために重要
である。この関係を満足する場合には、緩衝面5は円筒
部2の近くの幅より円盤部1の近くの幅の方が広い扇型
形状になる。USP 3,497,918に開示されているごとく緩
衝面5は円盤部1の近くの幅の方が円筒部2の近くの幅
より狹いくさび型形状を取る場合には、揺動部4の傾斜
角度αと揺動部5の傾斜角度βとは上記関係をみたさ
ず、緩衝部5の傾斜角度βは、揺動部4の傾斜角度αに
比べ必然的に小さな構造となる。この回転分散板のフィ
ラメントへの作用を第6図に示す。
1の表面とのなす傾斜角度αと、緩衝面5と円盤1の表
円とのなす角度βの関係は、α=β±5゜好ましくは、
α=βであることが本発明の目的を達成するために重要
である。この関係を満足する場合には、緩衝面5は円筒
部2の近くの幅より円盤部1の近くの幅の方が広い扇型
形状になる。USP 3,497,918に開示されているごとく緩
衝面5は円盤部1の近くの幅の方が円筒部2の近くの幅
より狹いくさび型形状を取る場合には、揺動部4の傾斜
角度αと揺動部5の傾斜角度βとは上記関係をみたさ
ず、緩衝部5の傾斜角度βは、揺動部4の傾斜角度αに
比べ必然的に小さな構造となる。この回転分散板のフィ
ラメントへの作用を第6図に示す。
傾斜角度αは30゜〜60゜の範囲が好ましく、吐出流量や
所望するウェブ幅との関係により選択される。傾斜角度
αが大きい場合は、フィラメントおよび高速流体ともに
衝突によって損失する運動量が少くなるため、フィラメ
ントを捕集面へ導く運動量が多く広幅のウェブとなる。
所望するウェブ幅との関係により選択される。傾斜角度
αが大きい場合は、フィラメントおよび高速流体ともに
衝突によって損失する運動量が少くなるため、フィラメ
ントを捕集面へ導く運動量が多く広幅のウェブとなる。
回転分散板の揺動面4及び緩衝面5の形状は、第2
(b)図で示したX1,Y1,X2,Y2の長さと第2(a)図で
示した揺動面4の振り分け中心角度γ及びηが決まれば
自動的に決定される。又X1,Y1とX2,Y2との関係は、傾斜
角度αとβの関係より決められる。
(b)図で示したX1,Y1,X2,Y2の長さと第2(a)図で
示した揺動面4の振り分け中心角度γ及びηが決まれば
自動的に決定される。又X1,Y1とX2,Y2との関係は、傾斜
角度αとβの関係より決められる。
第3図に示すように、ノズル8より高速流体と共に噴出
された網状フィラメント束11は、ノズル8の先端付近に
近接して設けられた回転分散板のスカート部3と衝突し
て拡幅開繊されフィラメントの進行方向を変換する。上
記スカート部3を構成するフィラメント揺動面4及び緩
衝面5は、ノズル軸線9に対しθの傾斜を持って配置さ
れている。
された網状フィラメント束11は、ノズル8の先端付近に
近接して設けられた回転分散板のスカート部3と衝突し
て拡幅開繊されフィラメントの進行方向を変換する。上
記スカート部3を構成するフィラメント揺動面4及び緩
衝面5は、ノズル軸線9に対しθの傾斜を持って配置さ
れている。
また第3図に示したように、拡幅開繊した網状フィラメ
ントに、回転分散板より放出された直後に回転分散板の
下流に配置したコロナ放電装置12等により電荷を付与し
た方が網状繊維を均一に開繊させ、より均一な不織ウェ
ブを得ることができるので好ましい。この場合本発明の
係る装置では、回転分散板から放出される網状フィラメ
ントの拡幅開繊程度が経時的に均一であるためにコロナ
放電装置で得られる静電気による分散状態を極めて均一
にすることができる。
ントに、回転分散板より放出された直後に回転分散板の
下流に配置したコロナ放電装置12等により電荷を付与し
た方が網状繊維を均一に開繊させ、より均一な不織ウェ
ブを得ることができるので好ましい。この場合本発明の
係る装置では、回転分散板から放出される網状フィラメ
ントの拡幅開繊程度が経時的に均一であるためにコロナ
放電装置で得られる静電気による分散状態を極めて均一
にすることができる。
これにより開繊されたフィラメントを安定して捕集面上
13上に堆積させることができるので、捕集面上での気流
によるウェブの乱れを抑制し不織ウェブの均一性を一層
向上させることができる。
13上に堆積させることができるので、捕集面上での気流
によるウェブの乱れを抑制し不織ウェブの均一性を一層
向上させることができる。
第4(a)図〜第4(b)図は、高速回転を行っている
本発明の回転分散板のフィラメントへの作用状態を前記
した高速度撮影装置で観察した概略図である。
本発明の回転分散板のフィラメントへの作用状態を前記
した高速度撮影装置で観察した概略図である。
回転分散板は、200Wのサーボモータを用い第3図に示す
14を回転軸とし100〜3000rpmで回転させ、実際のフィラ
メントの揺動回数は300〜9000rpmであった。
14を回転軸とし100〜3000rpmで回転させ、実際のフィラ
メントの揺動回数は300〜9000rpmであった。
第4(a)図は、揺動面4の中央部に衝突したフィラメ
ントが回転分散板上で拡幅しつつほぼ垂直方向に落下し
ている状態を示す。第4(b)図は、第4(a)図より
約50゜回転し、回転分散板の揺動面4右端部に衝突した
フィラメントが回転分散板上で拡幅しつつ図面上の左斜
め方向に落下している状態を示す。第4(c)図は、第
4(b)図よりさらに約10゜回転し、回転分散板の緩衝
面5の中央部に衝突したフィラメントが回転分散板上で
拡幅しつつほぼ垂直方向に落下している状態を示す。第
4(d)図は、第4(c)図よりさらに約10゜回転し、
回転分散板の揺動面4の左端部に衝突したフィラメント
が回転分散板上で拡幅しつつ図面上の右斜め方向に落下
している状態を示す。第4(a)図〜第4(d)図に示
すように、回転分散板に衝突したフィラメントは扇状に
拡幅開繊され、スカート部3と円盤部1の上表面との交
線(揺動面4と円盤部1の上表面との交線15又は緩衝面
5と円盤部1の上表面との交線16)よりフィラメント衝
突点17に立てた垂線方向へ、拡幅フィラメント形状を保
ちながら進行し捕集面13上へ流体とともに導かれてい
る。
ントが回転分散板上で拡幅しつつほぼ垂直方向に落下し
ている状態を示す。第4(b)図は、第4(a)図より
約50゜回転し、回転分散板の揺動面4右端部に衝突した
フィラメントが回転分散板上で拡幅しつつ図面上の左斜
め方向に落下している状態を示す。第4(c)図は、第
4(b)図よりさらに約10゜回転し、回転分散板の緩衝
面5の中央部に衝突したフィラメントが回転分散板上で
拡幅しつつほぼ垂直方向に落下している状態を示す。第
4(d)図は、第4(c)図よりさらに約10゜回転し、
回転分散板の揺動面4の左端部に衝突したフィラメント
が回転分散板上で拡幅しつつ図面上の右斜め方向に落下
している状態を示す。第4(a)図〜第4(d)図に示
すように、回転分散板に衝突したフィラメントは扇状に
拡幅開繊され、スカート部3と円盤部1の上表面との交
線(揺動面4と円盤部1の上表面との交線15又は緩衝面
5と円盤部1の上表面との交線16)よりフィラメント衝
突点17に立てた垂線方向へ、拡幅フィラメント形状を保
ちながら進行し捕集面13上へ流体とともに導かれてい
る。
又、回転分散板のフィラメント揺動面4衝突後のフィラ
メントの落下状態を示す第4(a)図、第4(b)図お
よび第4(d)図と緩衝面4に衝突後のフィラメントの
落下状態を示す第4(c)図とを比較すると、フィラメ
ントの拡幅開繊状態は捕集面13上に導かれるまではほぼ
同一であることが確認される。又開繊の不均一性や部分
的なフィラメントの収束、空中での挫屈は見られない。
すなわち回転分散板の高速回転中においてさえもフィラ
メントの拡幅開繊幅は衝突点の位置により変化すること
なく揺動し走行フィラメントを均一に捕集面上へ導いて
いる。
メントの落下状態を示す第4(a)図、第4(b)図お
よび第4(d)図と緩衝面4に衝突後のフィラメントの
落下状態を示す第4(c)図とを比較すると、フィラメ
ントの拡幅開繊状態は捕集面13上に導かれるまではほぼ
同一であることが確認される。又開繊の不均一性や部分
的なフィラメントの収束、空中での挫屈は見られない。
すなわち回転分散板の高速回転中においてさえもフィラ
メントの拡幅開繊幅は衝突点の位置により変化すること
なく揺動し走行フィラメントを均一に捕集面上へ導いて
いる。
第6(a)図〜第6(d)図は、USP3,497,918の第3図
および第4図に開示されている緩衝面の形状がくさび型
である回転分散板のフィラメントへの作用を第4(a)
図〜第4(d)図と同じ方法で観察した概略図である。
および第4図に開示されている緩衝面の形状がくさび型
である回転分散板のフィラメントへの作用を第4(a)
図〜第4(d)図と同じ方法で観察した概略図である。
第6図(a)図〜第6(d)図の回転分散板の静止状態
位置は第4(a)図〜第4(d)図と各々対応してい
る。
位置は第4(a)図〜第4(d)図と各々対応してい
る。
第6(a)図、第6(b)図および第6(d)図に示す
揺動面4に衝突したフィラメントの拡幅開繊幅H1に比
べ、第6(c)図に示す緩衝面5に衝突したフィラメン
トの拡幅開繊幅H2は約1.5〜2倍の大きさとなることが
確認された。又理由は明らかにされていないが開繊性が
不均一となっている。
揺動面4に衝突したフィラメントの拡幅開繊幅H1に比
べ、第6(c)図に示す緩衝面5に衝突したフィラメン
トの拡幅開繊幅H2は約1.5〜2倍の大きさとなることが
確認された。又理由は明らかにされていないが開繊性が
不均一となっている。
観察されたようにフィラメントの拡幅開繊幅が変化する
ことにより、落下走行フィラメントな発生する張力は、
回転分散板の回転中脈動的に変化するため第6(a)
図、第6(b)図および第6(d)図中に示すような拡
幅フィラメントの挫屈部や部分的収束部を誘発する
ことが確認される。
ことにより、落下走行フィラメントな発生する張力は、
回転分散板の回転中脈動的に変化するため第6(a)
図、第6(b)図および第6(d)図中に示すような拡
幅フィラメントの挫屈部や部分的収束部を誘発する
ことが確認される。
第5(a)図、第5(b)図および第5(c)図は、本
発明の回転分散板においてスカート部3を構成する緩衝
面5を多面体曲面とし且つスカート部が2分割である例
を示したものである。揺動面4の傾斜角度αと緩衝面5
の傾斜角度βは一定である。
発明の回転分散板においてスカート部3を構成する緩衝
面5を多面体曲面とし且つスカート部が2分割である例
を示したものである。揺動面4の傾斜角度αと緩衝面5
の傾斜角度βは一定である。
本発明の分散装置に供給されて用いられるフィラメント
は、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステ
ル、ポリアミド等の有機繊維であり、通常網状形態で導
入されるが、単糸間が独立したフィラメント群であって
もよい。
は、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステ
ル、ポリアミド等の有機繊維であり、通常網状形態で導
入されるが、単糸間が独立したフィラメント群であって
もよい。
又、分散装置に供給されるフィラメントを得るための紡
口アセンブリとしては従来公知のいかなる形状、サイズ
のものが用いられてよい。
口アセンブリとしては従来公知のいかなる形状、サイズ
のものが用いられてよい。
本発明に用いられるフィラメント群の前進速度に制限は
無く、通常3000〜15000m/分の範囲が使用される。
無く、通常3000〜15000m/分の範囲が使用される。
本発明回転分散板を用いる事により、フィラメントは高
周期の振り子運動においても張力発生状態は一定であり
回転分散板出口と捕集面間で拡幅糸幅の変化や、挫屈等
を生じること無く極めて単糸開繊性の良好な均一なウェ
ブを得る事ができる。本発明の回転分散板で得られた不
織ウェブは、高度の均一性を利してフィルター分野等各
種の用途に展開しうる。
周期の振り子運動においても張力発生状態は一定であり
回転分散板出口と捕集面間で拡幅糸幅の変化や、挫屈等
を生じること無く極めて単糸開繊性の良好な均一なウェ
ブを得る事ができる。本発明の回転分散板で得られた不
織ウェブは、高度の均一性を利してフィルター分野等各
種の用途に展開しうる。
以下、実施例をあげて本発明を具体的に説明すると共に
本発明の装置を用いて得られた不織布の性能を示す。
本発明の装置を用いて得られた不織布の性能を示す。
実施例1 トリクロロフルオロメタン溶剤にメルトインデックス
(MI)5の高密度ポリエチレン樹脂を溶解させた濃度13
wt%の溶液を直径0.6mm、長さ5mmの減圧用オリフィスを
通り、直径8mm、長さ40mmの減圧室内で減圧した後、ノ
ズル径0.75mm、長さ0.75mmのノズルを通過させてフラッ
シュ紡糸した。
(MI)5の高密度ポリエチレン樹脂を溶解させた濃度13
wt%の溶液を直径0.6mm、長さ5mmの減圧用オリフィスを
通り、直径8mm、長さ40mmの減圧室内で減圧した後、ノ
ズル径0.75mm、長さ0.75mmのノズルを通過させてフラッ
シュ紡糸した。
紡糸条件及び糸物性を第1表に示す。
紡出されたフィラメント及びガス流は、紡糸口金より水
平方向に1mmの距離を置いて紡口軸に直角に配置した本
発明の回転分散板に供給し不織ウェブを製造した。
平方向に1mmの距離を置いて紡口軸に直角に配置した本
発明の回転分散板に供給し不織ウェブを製造した。
本発明の回転分散板には、第2a図および第2b図に例示し
た回転分散板と同様の3個の揺動面を持つものを用い
た。回転分散板の各寸法は、円盤直径D1100mm、円筒部
直径D240mm、スカート部を構成する揺動面は傾斜角度α
=45゜(X1=10mm、Y1=10mm)、揺動面と円筒部側面と
が接触する交線部の円盤回転軸を中心とした中心角γ=
106.2、揺動面と円盤部上面とが接触する交線部の円盤
回転軸を中心とした中心角η=75.7゜で規定される平面
とした。緩衝面は、傾斜角度β=45゜(X2=18mm、Y2=
18mm)で両端が平面部と連続している凸型曲面とした。
た回転分散板と同様の3個の揺動面を持つものを用い
た。回転分散板の各寸法は、円盤直径D1100mm、円筒部
直径D240mm、スカート部を構成する揺動面は傾斜角度α
=45゜(X1=10mm、Y1=10mm)、揺動面と円筒部側面と
が接触する交線部の円盤回転軸を中心とした中心角γ=
106.2、揺動面と円盤部上面とが接触する交線部の円盤
回転軸を中心とした中心角η=75.7゜で規定される平面
とした。緩衝面は、傾斜角度β=45゜(X2=18mm、Y2=
18mm)で両端が平面部と連続している凸型曲面とした。
この回転分散板は、回転数1000rpm、2000rpm、3000rpm
で回転させた。
で回転させた。
回転分散板を出たフィラメントにはコロナ放電を行い電
気帯電を行なわせしめた。このコロナ放電は11mmピッ
チ、針本数16本の回軸円盤回り半円状に配置された電極
針に約20kvの負の直流高電圧をかけて行った。
気帯電を行なわせしめた。このコロナ放電は11mmピッ
チ、針本数16本の回軸円盤回り半円状に配置された電極
針に約20kvの負の直流高電圧をかけて行った。
回転分散板最下部とネットコンベア間の距離を200mmに
設定し、回転分散板を回転させることにより、フィラメ
ントは回転数の3倍の揺動サイクルで振り子運動させら
れながら、ネットコンベア下部に設けた吸引ダクトの補
助作用をうけネットコンベア上下有効幅約35cmの均一な
不織ウェブを形成した。
設定し、回転分散板を回転させることにより、フィラメ
ントは回転数の3倍の揺動サイクルで振り子運動させら
れながら、ネットコンベア下部に設けた吸引ダクトの補
助作用をうけネットコンベア上下有効幅約35cmの均一な
不織ウェブを形成した。
ネットコンベア移動速度は、回転分散板の回転数に対応
させ20〜40m/分であった。形成された不織ウェブに、全
面圧着ロール(温度128℃)にて熱プレスを行ない不織
布とした。
させ20〜40m/分であった。形成された不織ウェブに、全
面圧着ロール(温度128℃)にて熱プレスを行ない不織
布とした。
このようにして作成した不織布の目付け均一性、ミクロ
分散性を第2表に示す。
分散性を第2表に示す。
* 幅方向目付け変動率 幅方向5cm毎で測定した目付け分布のR値を平均目付け
で割った値。
で割った値。
* レーザー光開繊性評価 ビーム径2.5mmφのHe−Neレーザー光を不織布に照射さ
せ、不織布を透過する透過光量をレーザーパワーメータ
ーで測定し、幅方向の透過光量変動を連続的に測定して
小領域毎のミクロ分散性の判定。
せ、不織布を透過する透過光量をレーザーパワーメータ
ーで測定し、幅方向の透過光量変動を連続的に測定して
小領域毎のミクロ分散性の判定。
評価基準 ○:不織布の長さ方向3mm毎に、不織布の幅方向に連続
的に測定した透過光量分布において、平均透過光量との
光量差が平均透過光量の25%を超えるマルチや穴が存在
しない。
的に測定した透過光量分布において、平均透過光量との
光量差が平均透過光量の25%を超えるマルチや穴が存在
しない。
△:平均透過光量の25%を超えるマルチや穴が僅かに存
在する。
在する。
×:平均透過光量の25%を超えるマルチや穴が多数存在
する。
する。
第2表より目付け変動率は20%以内であり、開繊性は○
評価であって本発明の回転分散板により均一性のある不
織布が得られることが証明された。
評価であって本発明の回転分散板により均一性のある不
織布が得られることが証明された。
比較例 回転分散板を第3表に示すスカート部形状のものに替え
る以外は実施例1と同様の条件で実施し、得られた不織
布の目付け均一性、開繊性を第3表に示す。回転分散板
の回転数は、3000rpm、ネット移動速度は20m/分で一定
とした。
る以外は実施例1と同様の条件で実施し、得られた不織
布の目付け均一性、開繊性を第3表に示す。回転分散板
の回転数は、3000rpm、ネット移動速度は20m/分で一定
とした。
第3表より明らかな如く、本発明で特定しているスカー
ト部形状より外れる回転分散板では、均一な不織布は得
られなかった。
ト部形状より外れる回転分散板では、均一な不織布は得
られなかった。
実施例2 回転分散板を第4表に示すスカート部形状のものに替え
る以外は実施例1と同様の条件で実施し得られた不織布
の目付け均一性、開繊性を第4表に示す。回転分散板の
回転数は、3000rmp、ネット移動速度は20m/分で一定と
した。
る以外は実施例1と同様の条件で実施し得られた不織布
の目付け均一性、開繊性を第4表に示す。回転分散板の
回転数は、3000rmp、ネット移動速度は20m/分で一定と
した。
第4表に示す如く得られた不織布は均一性を充分に満足
するものであった。
するものであった。
実施例3 フラッシュ紡糸法により高密度ポリエチレン網状フィラ
メントからなる幅100cmの不織ウェブをスパンボンド法
で得るに際して、実施例1と同様の紡糸口金をウェブの
幅方向に間隔280mm、ウェブの長さ方向に間隔280mmで並
べ、実施例1と同様の紡糸条件で紡糸を行なった。それ
ぞれの紡糸口金より噴出されるフィラメントは、紡糸口
金より水平方向に1mmの距離を置いて配置した実施例1
と同様の本発明の回転分散板に供給し不織ウェブを製造
した。
メントからなる幅100cmの不織ウェブをスパンボンド法
で得るに際して、実施例1と同様の紡糸口金をウェブの
幅方向に間隔280mm、ウェブの長さ方向に間隔280mmで並
べ、実施例1と同様の紡糸条件で紡糸を行なった。それ
ぞれの紡糸口金より噴出されるフィラメントは、紡糸口
金より水平方向に1mmの距離を置いて配置した実施例1
と同様の本発明の回転分散板に供給し不織ウェブを製造
した。
回転分散板最下部とネットコンベア間の距離は150mmに
設定した。
設定した。
各錘の回転分散板を3000rpmで同期運転させることによ
りフィラメントは9000c/分の揺動サイクルで振り子運動
を行ないながらネットコンベア下部に設けた吸引ダクト
の補助作用をうけ、移動するネットコンベア上に堆積
し、順次蓄積された。
りフィラメントは9000c/分の揺動サイクルで振り子運動
を行ないながらネットコンベア下部に設けた吸引ダクト
の補助作用をうけ、移動するネットコンベア上に堆積
し、順次蓄積された。
形成された不織ウェブは、有効幅100cm、目付け40g/m2
の幅方向目付け変動率18%、レーザー先開繊性評価○の
極めて均一なものであった。
の幅方向目付け変動率18%、レーザー先開繊性評価○の
極めて均一なものであった。
本発明による不織ウェブの回転分散板は前述の如く構成
されているので、この回転分散板を用いる事により必要
とする幅の全域にわたって目付けが均一で、開繊性の優
れたウェブを得ることができる。したがって本発明によ
る回転分散板を用いることにより不織布の最終用途より
所望される高度な均一性や30g/m2以下の低目付けの不織
布に容易に対応することができる。
されているので、この回転分散板を用いる事により必要
とする幅の全域にわたって目付けが均一で、開繊性の優
れたウェブを得ることができる。したがって本発明によ
る回転分散板を用いることにより不織布の最終用途より
所望される高度な均一性や30g/m2以下の低目付けの不織
布に容易に対応することができる。
第1図は、本発明の回転分散板形状の一例を示す略示斜
視図である。 第2図は、第1図の回転分散板形状の詳細を示す図であ
り第2(a)図は平面図、第2(b)図は第2(a)図
の線A−A′による断面図である。 第3図は、本発明の回転分散板のフィラメントへの作用
を説明する略示正面図である。 第4(a)図〜第4(d)図は、本発明の回転分散板の
フィラメントへの作用を順を追って詳細に説明する高速
度撮影装置観察略示図である。 第5図は本発明の他の実施例を示す図であり、第5
(a)図は平面図、第5(b)図は第5(a)図の線A
−A′による断面図、第5(c)図は第5(a)図の線
B−B′による断面図である。 第6(a)図〜第6(d)図は、従来公知の回転分散板
のフィラメントへの作用を順を追って詳細に説明する高
速度撮影装置観察略示図である。 1……円盤部、2……円筒部、 3……スカート部、4……フィラメント揺動面、 5……緩衝面、6……平面部傾斜角度、 7……凸型曲面部傾斜角度、 8……紡糸口金、9……紡糸口金軸、 10……フィラメント反射角度、 11……フィラメント、12……コロナ放電電極、 13……ネットコンベア、 14……吸引ダクト、 15……揺動面と円盤上表面との交線、 16……緩衝面と円盤上表面との交線。
視図である。 第2図は、第1図の回転分散板形状の詳細を示す図であ
り第2(a)図は平面図、第2(b)図は第2(a)図
の線A−A′による断面図である。 第3図は、本発明の回転分散板のフィラメントへの作用
を説明する略示正面図である。 第4(a)図〜第4(d)図は、本発明の回転分散板の
フィラメントへの作用を順を追って詳細に説明する高速
度撮影装置観察略示図である。 第5図は本発明の他の実施例を示す図であり、第5
(a)図は平面図、第5(b)図は第5(a)図の線A
−A′による断面図、第5(c)図は第5(a)図の線
B−B′による断面図である。 第6(a)図〜第6(d)図は、従来公知の回転分散板
のフィラメントへの作用を順を追って詳細に説明する高
速度撮影装置観察略示図である。 1……円盤部、2……円筒部、 3……スカート部、4……フィラメント揺動面、 5……緩衝面、6……平面部傾斜角度、 7……凸型曲面部傾斜角度、 8……紡糸口金、9……紡糸口金軸、 10……フィラメント反射角度、 11……フィラメント、12……コロナ放電電極、 13……ネットコンベア、 14……吸引ダクト、 15……揺動面と円盤上表面との交線、 16……緩衝面と円盤上表面との交線。
Claims (1)
- 【請求項1】回転可能な円盤部と、該円盤部の中央より
垂直方向に延び且つ円盤部より小さい直径の円形外表面
を有する円筒部と前記円盤部の片方表面と前記円筒部の
外表面との間の空間に傾斜して配置されたスカート部か
ら成り、該スカート部が前記円筒部の軸線に実質的に平
行な方向で飛来する網状フイラメントを揺動させる複数
の揺動面と、該揺動面と交互に配置され、前記の方向で
飛来する網状フイラメントを実質的に下方に向け垂直方
向へと導き揺動方向の急激な変化を緩和する緩衝面とに
よって構成される網状フイラメントの拡散・揺動回転分
散板であって、前記揺動面は実質的に平面のスカート部
で形成されており、前記の揺衝面は凸曲面であって、且
つ前記揺動面の中央と前記円盤部とのなす傾斜角度αに
対して該緩衝面の中央と円盤部上表面とのなす傾斜角度
βがα±5゜範囲である円筒部近くの幅より円盤部近く
の幅の方が広い扇形ののスカート部で形成されている網
状フイラメントの拡散・揺動分散板。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61241450A JPH0772388B2 (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | 不織ウエブ用の回転分散板 |
| KR1019880700670A KR910005573B1 (ko) | 1986-10-13 | 1987-10-13 | 고밀도 폴리에틸렌 망상섬유, 이 섬유로 구성된 부직포 및 이들의 제조방법 |
| PCT/JP1987/000765 WO1988002795A1 (fr) | 1986-10-13 | 1987-10-13 | Fibre de polyethylene haute densite reticulee, tissu non tisse fabrique avec cette fibre, et leur production |
| EP87906606A EP0285670B1 (en) | 1986-10-13 | 1987-10-13 | High-density polyethylene net-like fiber, nonwoven fabric made of the fiber and production of them |
| DE3751793T DE3751793T2 (de) | 1986-10-13 | 1987-10-13 | Vernetzte polyäthylenfaser hoher dichte und nichtgewobene gewebe daraus sowie deren herstellung |
| US08/233,947 US5607636A (en) | 1986-10-13 | 1994-04-28 | Process of making plexifilamentary fiber |
| US08/614,067 US5840234A (en) | 1986-10-13 | 1996-03-12 | High-density polyethylene plexifilamentary fiber nonwoven fabric composed of fiber thereof, and manufacturing methods thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61241450A JPH0772388B2 (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | 不織ウエブ用の回転分散板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6399365A JPS6399365A (ja) | 1988-04-30 |
| JPH0772388B2 true JPH0772388B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=17074486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61241450A Expired - Lifetime JPH0772388B2 (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | 不織ウエブ用の回転分散板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0772388B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BRPI0409548A (pt) * | 2003-04-03 | 2006-04-18 | Du Pont | processo e processo de fiação |
| KR102731232B1 (ko) * | 2022-07-20 | 2024-11-19 | 한국생산기술연구원 | 마찰대전을 활용한 플래시방사용 회전반사판 장치 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3497918A (en) | 1967-04-06 | 1970-03-03 | Du Pont | Apparatus for making a nonwoven fibrous sheet |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US347918A (en) * | 1886-08-24 | Feuit |
-
1986
- 1986-10-13 JP JP61241450A patent/JPH0772388B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3497918A (en) | 1967-04-06 | 1970-03-03 | Du Pont | Apparatus for making a nonwoven fibrous sheet |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6399365A (ja) | 1988-04-30 |
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