JPH0772454B2 - 自動車用の駐車床装置 - Google Patents
自動車用の駐車床装置Info
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- JPH0772454B2 JPH0772454B2 JP3512339A JP51233991A JPH0772454B2 JP H0772454 B2 JPH0772454 B2 JP H0772454B2 JP 3512339 A JP3512339 A JP 3512339A JP 51233991 A JP51233991 A JP 51233991A JP H0772454 B2 JPH0772454 B2 JP H0772454B2
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Description
本発明は1平面上に互いに直角に配向した軌道を移動可
能である多数の駐車パレット群であって、その各々がそ
れ自体を起動するローラを駆動するための独自の駆動装
置を有している、斯かる駐車パレット群を有する自動車
用の駐車床装置に関する。 各自の駆動装置を具備した駐車パレット群は軌道に沿っ
て互いに独立して移動可能になっているので、なかんず
く駐車パレット群を1つの外部駆動装置を介して移動さ
せられる駐車パレット群に較べ一層早く移動させること
が出来る点に有利性がある。他方、この駆動装置とは別
に、個々の駐車パレットに制御とギアの機素を出来るだ
け数少なく装填するという努力が為されるが、これは駐
車パレット群のコスト低下と駐車床装置全体の敏感性阻
害要因を低減させるためである。 同様に例えば、フランス特許公報第1244432 A号におい
ては、先きに述べたような種類の、互いに直角方向に配
置された軌道レールに係わる駐車パレットが開示されて
おり、これは駐車パレットの下部で駆動装置及び駆動さ
れる軌道レールが車の方向に応じて高さを調節できるよ
うになっている。このためには互いに直角であるローラ
のための別々の駆動装置が必要であり、更に車両構成体
全体を移動させ得るような構造としなければならない。 そこで、本発明の目的は、これら公知技術によるよりも
駐車パレットのローラ駆動機構をより単純化することで
ある。 本発明によれば、この目的は、冒頭に述べた種数の駐車
床装置を用い、互いに直角に配位した走行方向のための
ローラを同時に駆動する駆動装置並びに軌道レールが1
の走行方向とそれに直角に延長する他の走行方向のいづ
れかの方向用のローラに係合するように選択的に変位可
能に軌道に沿って配設された斯ゝる2種のレールにより
達成される。 これらのローラは摩擦ローラであり得るし、チェーン車
や歯車も使用することが出来るが、その場合の軌道レー
ルとしては摩擦レール、緊張チェーン、歯形ラックとし
て設計したものに対応する。必須のことは、夫々の走行
方向に延長する軌道レールが駆動されるローラと選択的
に係合可能になっていて、ローラの回動している間にロ
ーラが第1走行方向とそれに直角に延長する第2走行方
向のいづれかに、第1走行方向に平行な軌道レールと第
2走行方向に平行な軌道レールのどちらが駐車パレット
の駆動ローラと係合するかに依存して、駐車パレットを
移動させるようにしたことである。 軌道レールの両側が、例えば水平配列ローラに当接さ
れ、その場合には駐車パレットが例えば駐車デッキ上の
ケージの中のボールベアリングと同様に案内されるボー
ルを介して走行し、そしてこれに当接する軌道レールに
よって走行方向に案内される。 特に好ましい例では、ローラが駐車パレットを担持し
て、いづれか1の走行方向用のローラが当該走行方向の
軌道レールに搭乗するようにしたものである。従って駐
車パレットの駆動される担持ローラはいづれか1の走行
方向の軌道レールにのみ与えられるので駐車パレット上
の全てのローラが駆動されるにも拘わらず、駐車パレッ
トが可能な2つの方向の内1の方向にのみ移動させられ
る。 1の走行方向の軌道レールがそれに直角に延長する走行
方向の軌道レールに対し相対的に後者軌道レールの走行
面よりも上方へ上昇し、またそれより下方へ降下するこ
とが出来るのが特に有益である。この1走行方向軌道レ
ールのリフト作動によりこの軌道レール或いはこれに直
角に延長する他の軌道レールを駐車パレットのローラと
係合させ、それにより走行方向の選択が為される。勿
論、2種の走行方向の軌道レールを共に垂直移動可能に
設計して、相対的に高位にある軌道レールが駆動ローラ
に係合するようにすることも可能である。 2本の交差軌道レールの少くとも1本の交差部領域にそ
のローラ走行面の絞り部を含んで成り、この絞り部に他
のレールを突入させるようにし、そしてこの突入レール
を交差部領域で分断させることは有益である。この結果
として、交差しているにも拘ららず、1本のレールの隣
り合う軌道レールのセクションのギャップが完全に架橋
されているか、或いはレール幅が減小していて、ローラ
は交差部領域において実質的に連続しているローラ走行
面に出合うことになる。 両レールが交差部領域で共に分断されていて交差部に向
って先細りしたクサビ形走行面部を含んで成り、その走
行面の先端が交差点に出来るだけ接近するように延長し
ているのが特に好ましい。この例では交差レールに高度
差があっても実際上走行面にギャップはない。 しかし、このような対処方法では、軌道レールの担持能
力は交差部領域で減少する。これは、特にレールが中実
構造ではなく、構造シートメタルから形成されていると
きに望ましくない。 この場合には、交差レールのローラ走行面が交差部領域
の前に終端があり、交差部領域に2本の交差レールの内
高位にある軌道レールのローラ走行面のレベルに調節さ
れる垂直調節可能なブリッジを配設するのが得策であ
る。この種のブリッジは非常に安定した構造にすること
が出来、しかも交差部領域のローラ走行面間のギャップ
を高位レールの走行面と高度的に整合した、即ち同一水
準にある状態に埋めることが出来る。 このブリッジは垂直調節のための独自の駆動装置を有す
ることも出来るが、垂直可動ールを利用し、これがブリ
ッジを垂直調節するための保留手段を有している方が特
に得策である。この場合には、ブリッジは独自の駆動装
置を具備する必要はなく、ブリッジの調節は垂直可動軌
道レールそれ自体の変位によって実行される。この垂直
可動レールは不動レールよりも上方の位置からそれより
下方の位置に変位出来るので、ブリッジ立上げのための
上記保留手段は、垂直可動レールのローラ走行面がこれ
に交差する不動レールのローラ走行面のレベル或いはそ
れより上位に変位したときにブリッジを支承するに過ぎ
ないようにするのが有利である。この場合垂直可動レー
ルが不動レールのレベルより下方へ降下したときには、
ブリッジは保留手段によって下降させられることなく、
不動レールのレベルに維持されるようにすることが出来
る。なかんずく、ブリッジを不動レールのレベルより降
下させないようにすることで、垂直可動レールの移動量
よりブリッジの調節過程の移動量を小さくすることが出
来る。 更に、ブリッジをその最下位において、支承部材に載せ
て、この位置で大きなパレット+自動車の負荷を担持出
来るようにするのが得策である。特に好ましい例では、
垂直可動レールに設けた摩擦係合ガイド手段に対しブリ
ッジを垂直調節可能に配設するようにする。そして限度
ストッパを垂直可動レールに対する相対的なブリッジの
移動を限定するために設ける。 駐車パレットに担持された駆動モータに電力を供給する
ためには、原理的には1端で駐車パレットに、他端で不
動の電力供給源に接続されている供給配線を使用するこ
とが出来るが、それよりも導体レールを軌道レールに平
行に延長させ、各駐車パレットに保持された少なくとも
1個の集電流子をこの導体レールに当接させるようにす
るのが一層有益である。このようにすれば、前記電力供
給配線の使用を排除し、従って駐車パレットを駐車デッ
キ全体に亘って自由に移動出来るようにすることが出来
る。 この場合、導体レールをレール交差部領域で遮断するよ
うにし、且つリフト機構を設け、この交差部領域では導
体レールから集電流子を持上げてその後に再び導体レー
ルに降ろすようにする。 第1に好ましい例では、このためのリフト機構は駐車パ
レットの集電流子が移動路の少くとも1部で移動中に当
接することになるカム手段を構成する不動ガイド部材で
あり得る。これらのガイドは交差部領域で従動子に設け
た集電流子を持ち上げるように輪郭付けられる。 更に好ましい例では、リフト機構がその下降位置と持上
位置の間で常時調節可能にし、そして不動係合機構を介
して駐車パレットの移動により作動される調節のための
作動機素を含んで成るようにする。従って、このやり方
では、パレットが不動係合機素を通り越す間に作動機素
が作動され、この作動の度に集電流子を持上げたり、下
降させたりする。この場合、集電流子は作動機素の次回
の作動まで夫々の位置を持続する。 例えば、リフト機構は駐車パレットに回転可能に設けた
偏心輪であり、作動機素が偏心輪を回動させる歯車であ
り、係合機素が歯車との係合の度に1の限度位置からも
う他の限度位置へ偏心輪を回転させる不動歯形ラックセ
クションであり得る。 軌道に沿って配置された前記ガイドを具備するリフト機
構では、このガイドは交差するレールを越えて集電流子
の走行する間に集電流子が持上げられなければならない
交差部領域の長さの寸法だけは少くともなければならな
いのに対し、上記構成の不動係合機素は反対向きにする
のに、即ち集電流子の昇降に非常に短い寸法でよいこと
に顕著な利点がある。 交差部領域では、集電流子が導体レールのギャップの上
方へ持上げられる。電力供給の遮断を回避するために、
好ましい例では各駐車パレットは同一導体レールに当接
する少くとも2個の集電流子を含み、その両集電流子の
間隔を軌道レールと交差する領域における導体レールの
分断長より大きくする。これによって1の集電流子が軌
道レールを越えて走行する間に立上げられたとき他の集
電流子が導体レールに当接して、ローラ駆動装置の断絶
のない電力供給を維持することが保証される。 種々の走行方向の導体レール群を同一レベルに不動して
配設して、集電流子がその導体レールに弾力的に或いは
自重により押付けられるようにすることも出来る。 しかし、特に好ましい例では、各駐車パレット上の別異
の集電流子が互いに直角に延長した2個の走行方向の導
体レールと夫々連係し、この導体レールがそれに平行な
軌道レールを伴って1の走行方向或いは他方の方向の集
電流子と選択的に係合出来るようにしてある。平行な導
体レールは、好ましくは上、下動可能軌道レールは不動
に連結して、これに対応する走行方向が選択されたとき
に、これらの導体レールも上、下動するようになってい
る。その結果、走行方向が変更したときに、駐車パレッ
トの集電流子に接触している導体レールも変更してい
る、即ちこのやり方で電力は走行方向に平行に延長した
導体レールと連係する集電流子のみによって常に供給さ
れ、他方前記走行方向に直角に延長した導体レール用に
設けた集電流子は前記走行方向を横断して延長する導体
レールと不接触状態におかれる。これは駐車パレットに
つきいづれの走行方向を予め選択するのかそれを決める
のに使用出来る。このようにして、いづれの集電流子に
供給電圧が印加されるか、それを駐車パレット上の識別
回路を用いて決める。この回路は所望の走行方向を表す
信号を発生する。 上述の本発明の技術思想を具現する構成を、項分け形式
で整理して、順次特定すれば以下の通りである。この発
明の構成は当業者の理解の便宜に供するために、特に説
明する本発明の好ましい実施例において用いる図面の参
照番号を付して説明されているが、関係する部材や要素
の用語は実施例の具体的名称とは必らずしも一致してい
ないし、実施例で用いていない表現も存在する。しか
し、上述の技術思想と実施例を勘案すれば、両者に支持
される本発明の以下の構成は当業界が充分理解出来るも
のである。 本発明の装置構成は以下の通りに要約され得る。 〔1〕 駐車デッキ(2)及び自動車を搭載する多数の
駐車パレットであって、各駐車パレットがローラと、駐
車デッキ内の平面上の互いに直角に配向した軌道に沿っ
て該ローラにより各駐車パレットを移動させるためのロ
ーラ駆動手段とを内蔵している、斯ゝる駐車パレット
(4)を含んで構成された自動車用の駐車床装置におい
て、 1) 各駐車パレット(4)の該ローラが該相互直角配
向軌道に沿って夫々走行可能な2種の第1、第2ローラ
(13,14)であり; 2) 各駐車パレット(4)の該ローラ駆動手段が自己
の該第1、第2ローラ(13,14)を同期的に駆動するモ
ータ(17)であり; 3) 該装置は更に各駐車パレット(4)の該第1、第
2ローラ(13,14)と夫々係合すべく2種の軌道レール
であって、少なくとも1種の軌道レールが個片に分断さ
れている、斯ゝる第1、第2軌道レール(8,9)を含ん
で成り、当該第1、第2軌道レール(8,9)は:該相互
直角配向軌道に沿って配置され、両種軌道レール間にレ
ール交差部(30)を有し;両種軌道レールが該レール交
差部(30)において互いに分離された形態で以って組合
されており;そして両種軌道レールの1方(8或いは
9)が他方(9或いは8)に対し前記駐車デッキ平面に
垂直な方向に相対的に変位可能に、夫々の関係する該軌
道において該駐車デッキ(2)に配設されており、 4) 該装置は更に、該第1、第2軌道レールの少くと
も1方(8或いは9)を駆動する軌道レール昇降手段
(31)を含む機構であって、当該手段により該第1、第
2軌道レールの1方(8或いは9)を他方(9或いは
8)に対し前記平面に垂直な反対方向の内の選定された
1方向に相対的に駆動して、該第1、第2軌道レールの
1方(8或いは9)を選定された1の駐車パレット
(4)の対応する該第1、第2ローラの1方(13或いは
14)と選択的に係合させると同時に、該第1、第2軌道
レールの他方(9或いは8)を該第1、第2ローラの他
方(14或いは13)から離脱させるようにした斯ゝる軌道
レール/ローラ間の選択的係合/離脱機構を含んで成
り、 それにより前記選択駐車パレット(4)の自己の該第
1、第2ローラ(13,14)が自己の該モータ(17)によ
って同期的に駆動されている間に、前記選択的係合軌道
レール(8或いは9)に沿って前記選択駐車パレット
(4)を前記選択係合ローラ(13或いは14)によって選
択的に移動させるようにしたことを特徴とする、自動車
用の駐車床装置。 〔2〕 上記〔1〕の構成において、 該第1、第2ローラ(13,14)が水平に延在する回転軸
を有し、関係する該第1、第2軌道レール(8,9)の、
夫々とローラ走行面としてのレール頂面において着座す
るように係合可能である駐車床装置。 〔3〕 上記〔2〕の構成において、 該軌道レール昇降手段(31)は該第1、第2軌道レール
の1方(8或いは9)の該ローラ走行面が選択的に他方
(9或いは8)のものより相対的に上位或いは下位に移
動するように駆動制御される手段である、但し各パレッ
トの該第1、第2ローラ(13,14)はこれらに関係する
軌道レールの該ローラ走行面と夫々接触することになる
両種ローラの接触点が共通の水平面上に配位しているよ
うに該駐車パレットに回転可能に装着されている駐車床
装置。 〔4〕 上記〔1〕−〔3〕のいづれか1項の構成にお
いて、 該第1、第2軌道レール(8,9)は関係する該レール交
差部(30)において夫々部分的に絞られた形状を有し;
両種軌道レールの少くとも1方(8或いは9)は当該絞
り形状部において個片に分断されて、その結果の隣り合
う当該個片としてのレールセクションが相手に向って互
いに突出した自由端部分を有し且つその間に垂直に延在
する空隙が介在するように成形されており;対向する当
該自由端部分は他方の軌道レール(9或いは8)の該絞
り形状部に対し該レール交差部(30)において該第1、
第2軌道レール(8,9)の間に垂直に延在する小さな空
隙を介在させた状態で適合するように相対的に輪郭付け
られている駐車床装置。 〔5〕 上記〔4〕の構成において、 該第1、第2軌道レール(8,9)が夫々個片に分断さ
れ、当該個片としての各レールセクションが関係する該
レール交差部(30)の内部の中心点に向って先細りした
クサビ形自由端部分(39)を有していて、各レール交差
部(30)の内部が該第1、第2軌道レール(8,9)の関
係するレールセクションの当該クサビ形自由端部分(3
9)によって実質的に占められている駐車床装置。 〔6〕 上記〔3〕の構成において、 該第1、第2軌道レール(8,9)が夫々個片に分断さ
れ、当該個片としての各レールセクションが関係する該
レール交差部(30)の中心点から離れた点で終端にな
り、その結果として該レール交差部(30)が該第1、第
2軌道レール(8,9)の該レールセクションによって規
定される内部空域(40)を有しており;当該内部空域
(40)には該第1、第2ローラ(13,14)に対する共通
のローラ走行面を頂端に有するブリッジ(41)が垂直移
動可能に配設されており;そして更にブリッジ高度調節
機構が配設されていて、それにより当該ブリッジ(41)
を越えて走行させるべき該第1、第2軌道レール(8,
9)における隣り合う該レールセクションの該ローラ走
行面に関し、該第1、第2軌道レール(8,9)の1方
(8或いは9)のローラ走行面が他方(9或いは8)の
ものより相対的に上昇しているときに、当該上昇ローラ
走行面に対して該ブリッジ(41)の該共通ローラ走行面
を高度的に整合させるようにした駐車床装置。 〔7〕 上記〔6〕の構成において、 該第2軌道レール(9)は該軌道レール昇降手段(31)
によって該駐車デッキ(2)に対し垂直移動させられる
可動レールであり、他方該第1軌道レール(8)は該駐
車デッキ(2)に対し不動であり、該可動レール(9)
と該不動レール(8)により規定された該レール交差部
(30)の各々の該内部空域(40)に配置された該ブリッ
ジ(41)のための該高度調節機構は該ブリッジ(41)を
保留する手段と該可動レール(9)とを含んで成り、当
該ブリッジ保留手段は:該ブリッジの脚部を構成する部
材として、垂直に延在する対向壁面を有し、且つ該ブリ
ッジ(41)のローラ走行面を提供する頭部を構成する頂
端板(42)が部材頂端に固設されている斯ゝる第1スラ
イド部材(43);当該第1スライド部材(43)に対し摩
擦保持するための手段として該駐車デッキ(2)に固設
されていて、離間配置の垂直に延在する対向壁(44,4
5)から構成され、当該離間壁(44,45)の間に該第1部
材(43)を緊密嵌合状に受容して該第1スライド部材
(43)を該離間壁(44,45)に対し両者の接触面間の大
きな摩擦力により垂直に従動可能にした斯ゝる第2スラ
イド部材;及び該第1スライド部材(43)に対する第
1、第2、第3のストッパ手段(52,53,54;51;48)を含
んで成り、 当該第1ストッパ手段(52,53,54)は垂直方向で相互係
留する2種のクロック要素から構成され、その第1要素
(54)が該第1スライド部材(43)に固設され、その第
2要素(52,53)が該駐車デッキ(2)に固設されてい
て、該可動レール(9)が該軌道レール昇降手段(31)
によって上昇せられたときの該ブリッジ(41)が当該可
動レール(9)に対し両者の該ローラ走行面において高
度的に整合されている上限位置までに該第1スライド部
材(43)の従動上昇を前記相互係留により限定するよう
にした手段であり; 当該第2ストッパ手段(51)は該駐車デッキ(2)に固
設されていて、該可動レール(9)が該軌道レール昇降
手段(31)によって降下させられている間に該ブリッジ
(41)が該不動レール(8)に対し両者の該ローラ走行
面において高度的に整合されている下限位置で該第1ス
ライド部材(43)をその従動降下を止めると共に不動を
支承するようにした手段であり; 当該第3ストッパ手段(48)は該第2スライド部材の該
離間壁(44,45)の下側でその間に延在する形態で以っ
て該可動レール(9)に固設されていて、該可動レール
(9)が該軌道レール昇降手段(31)によって前記上限
位置に上昇させられたときに該第1スライド部材(43)
をその従動降下を阻止すると共に当該上限位置で不動に
支承するようにした手段である駐車床装置。 〔8〕 上記〔1〕−〔7〕のいづれか1項の構成にお
いて、 更に各駐車パレット(4)の該モータ(17)に電源から
電力を供給する機構を含んで構成され、当該電力供給機
構は:2種の導体レールであって、該電源に接続し、且つ
該ローラ(13,14)のための軌道を構成する該第1、第
2軌道レール(8,9)に対し夫々相対的に不動の関係に
あり、且つ平行に延在するように配設された斯ゝる第
1、第2導体レール(23,24);及び該第1、第2導体
レール(23,24)と夫々連携する2種の接点手段であっ
て、当該手段の夫々を構成する接点部材が第1、第2集
電流子(25,26)の形成された自由下端を有し、且つ各
種接点手段が関係する該駐車パレット(4)に当該パレ
ットが有する該モータ(17)に電気的に接続するように
配設されている、斯ゝる第1、第2接点手段を含んで成
り、 該第1、第2集電流子(25,26)の各々は該第1、第2
軌道レール(8,9)の選定された1方(8或いは9)に
対して相対的に不動の関係にある相手導体レール(23或
いは24)に当該選定軌道レールにおける隣り合うレール
交差部(30)間の少くとも大半の部分に亘って搭乗接触
し、それにより該駐車パレット(4)が該選定軌道レー
ルにこれに関係する該ローラ(13或いは14)を介して走
行するように搭乗しているときに、該モータ(17)を該
電源に前記相手導体レール(23或いは24)を通じて電気
的に接続させるようにした駐車床装置。
能である多数の駐車パレット群であって、その各々がそ
れ自体を起動するローラを駆動するための独自の駆動装
置を有している、斯かる駐車パレット群を有する自動車
用の駐車床装置に関する。 各自の駆動装置を具備した駐車パレット群は軌道に沿っ
て互いに独立して移動可能になっているので、なかんず
く駐車パレット群を1つの外部駆動装置を介して移動さ
せられる駐車パレット群に較べ一層早く移動させること
が出来る点に有利性がある。他方、この駆動装置とは別
に、個々の駐車パレットに制御とギアの機素を出来るだ
け数少なく装填するという努力が為されるが、これは駐
車パレット群のコスト低下と駐車床装置全体の敏感性阻
害要因を低減させるためである。 同様に例えば、フランス特許公報第1244432 A号におい
ては、先きに述べたような種類の、互いに直角方向に配
置された軌道レールに係わる駐車パレットが開示されて
おり、これは駐車パレットの下部で駆動装置及び駆動さ
れる軌道レールが車の方向に応じて高さを調節できるよ
うになっている。このためには互いに直角であるローラ
のための別々の駆動装置が必要であり、更に車両構成体
全体を移動させ得るような構造としなければならない。 そこで、本発明の目的は、これら公知技術によるよりも
駐車パレットのローラ駆動機構をより単純化することで
ある。 本発明によれば、この目的は、冒頭に述べた種数の駐車
床装置を用い、互いに直角に配位した走行方向のための
ローラを同時に駆動する駆動装置並びに軌道レールが1
の走行方向とそれに直角に延長する他の走行方向のいづ
れかの方向用のローラに係合するように選択的に変位可
能に軌道に沿って配設された斯ゝる2種のレールにより
達成される。 これらのローラは摩擦ローラであり得るし、チェーン車
や歯車も使用することが出来るが、その場合の軌道レー
ルとしては摩擦レール、緊張チェーン、歯形ラックとし
て設計したものに対応する。必須のことは、夫々の走行
方向に延長する軌道レールが駆動されるローラと選択的
に係合可能になっていて、ローラの回動している間にロ
ーラが第1走行方向とそれに直角に延長する第2走行方
向のいづれかに、第1走行方向に平行な軌道レールと第
2走行方向に平行な軌道レールのどちらが駐車パレット
の駆動ローラと係合するかに依存して、駐車パレットを
移動させるようにしたことである。 軌道レールの両側が、例えば水平配列ローラに当接さ
れ、その場合には駐車パレットが例えば駐車デッキ上の
ケージの中のボールベアリングと同様に案内されるボー
ルを介して走行し、そしてこれに当接する軌道レールに
よって走行方向に案内される。 特に好ましい例では、ローラが駐車パレットを担持し
て、いづれか1の走行方向用のローラが当該走行方向の
軌道レールに搭乗するようにしたものである。従って駐
車パレットの駆動される担持ローラはいづれか1の走行
方向の軌道レールにのみ与えられるので駐車パレット上
の全てのローラが駆動されるにも拘わらず、駐車パレッ
トが可能な2つの方向の内1の方向にのみ移動させられ
る。 1の走行方向の軌道レールがそれに直角に延長する走行
方向の軌道レールに対し相対的に後者軌道レールの走行
面よりも上方へ上昇し、またそれより下方へ降下するこ
とが出来るのが特に有益である。この1走行方向軌道レ
ールのリフト作動によりこの軌道レール或いはこれに直
角に延長する他の軌道レールを駐車パレットのローラと
係合させ、それにより走行方向の選択が為される。勿
論、2種の走行方向の軌道レールを共に垂直移動可能に
設計して、相対的に高位にある軌道レールが駆動ローラ
に係合するようにすることも可能である。 2本の交差軌道レールの少くとも1本の交差部領域にそ
のローラ走行面の絞り部を含んで成り、この絞り部に他
のレールを突入させるようにし、そしてこの突入レール
を交差部領域で分断させることは有益である。この結果
として、交差しているにも拘ららず、1本のレールの隣
り合う軌道レールのセクションのギャップが完全に架橋
されているか、或いはレール幅が減小していて、ローラ
は交差部領域において実質的に連続しているローラ走行
面に出合うことになる。 両レールが交差部領域で共に分断されていて交差部に向
って先細りしたクサビ形走行面部を含んで成り、その走
行面の先端が交差点に出来るだけ接近するように延長し
ているのが特に好ましい。この例では交差レールに高度
差があっても実際上走行面にギャップはない。 しかし、このような対処方法では、軌道レールの担持能
力は交差部領域で減少する。これは、特にレールが中実
構造ではなく、構造シートメタルから形成されていると
きに望ましくない。 この場合には、交差レールのローラ走行面が交差部領域
の前に終端があり、交差部領域に2本の交差レールの内
高位にある軌道レールのローラ走行面のレベルに調節さ
れる垂直調節可能なブリッジを配設するのが得策であ
る。この種のブリッジは非常に安定した構造にすること
が出来、しかも交差部領域のローラ走行面間のギャップ
を高位レールの走行面と高度的に整合した、即ち同一水
準にある状態に埋めることが出来る。 このブリッジは垂直調節のための独自の駆動装置を有す
ることも出来るが、垂直可動ールを利用し、これがブリ
ッジを垂直調節するための保留手段を有している方が特
に得策である。この場合には、ブリッジは独自の駆動装
置を具備する必要はなく、ブリッジの調節は垂直可動軌
道レールそれ自体の変位によって実行される。この垂直
可動レールは不動レールよりも上方の位置からそれより
下方の位置に変位出来るので、ブリッジ立上げのための
上記保留手段は、垂直可動レールのローラ走行面がこれ
に交差する不動レールのローラ走行面のレベル或いはそ
れより上位に変位したときにブリッジを支承するに過ぎ
ないようにするのが有利である。この場合垂直可動レー
ルが不動レールのレベルより下方へ降下したときには、
ブリッジは保留手段によって下降させられることなく、
不動レールのレベルに維持されるようにすることが出来
る。なかんずく、ブリッジを不動レールのレベルより降
下させないようにすることで、垂直可動レールの移動量
よりブリッジの調節過程の移動量を小さくすることが出
来る。 更に、ブリッジをその最下位において、支承部材に載せ
て、この位置で大きなパレット+自動車の負荷を担持出
来るようにするのが得策である。特に好ましい例では、
垂直可動レールに設けた摩擦係合ガイド手段に対しブリ
ッジを垂直調節可能に配設するようにする。そして限度
ストッパを垂直可動レールに対する相対的なブリッジの
移動を限定するために設ける。 駐車パレットに担持された駆動モータに電力を供給する
ためには、原理的には1端で駐車パレットに、他端で不
動の電力供給源に接続されている供給配線を使用するこ
とが出来るが、それよりも導体レールを軌道レールに平
行に延長させ、各駐車パレットに保持された少なくとも
1個の集電流子をこの導体レールに当接させるようにす
るのが一層有益である。このようにすれば、前記電力供
給配線の使用を排除し、従って駐車パレットを駐車デッ
キ全体に亘って自由に移動出来るようにすることが出来
る。 この場合、導体レールをレール交差部領域で遮断するよ
うにし、且つリフト機構を設け、この交差部領域では導
体レールから集電流子を持上げてその後に再び導体レー
ルに降ろすようにする。 第1に好ましい例では、このためのリフト機構は駐車パ
レットの集電流子が移動路の少くとも1部で移動中に当
接することになるカム手段を構成する不動ガイド部材で
あり得る。これらのガイドは交差部領域で従動子に設け
た集電流子を持ち上げるように輪郭付けられる。 更に好ましい例では、リフト機構がその下降位置と持上
位置の間で常時調節可能にし、そして不動係合機構を介
して駐車パレットの移動により作動される調節のための
作動機素を含んで成るようにする。従って、このやり方
では、パレットが不動係合機素を通り越す間に作動機素
が作動され、この作動の度に集電流子を持上げたり、下
降させたりする。この場合、集電流子は作動機素の次回
の作動まで夫々の位置を持続する。 例えば、リフト機構は駐車パレットに回転可能に設けた
偏心輪であり、作動機素が偏心輪を回動させる歯車であ
り、係合機素が歯車との係合の度に1の限度位置からも
う他の限度位置へ偏心輪を回転させる不動歯形ラックセ
クションであり得る。 軌道に沿って配置された前記ガイドを具備するリフト機
構では、このガイドは交差するレールを越えて集電流子
の走行する間に集電流子が持上げられなければならない
交差部領域の長さの寸法だけは少くともなければならな
いのに対し、上記構成の不動係合機素は反対向きにする
のに、即ち集電流子の昇降に非常に短い寸法でよいこと
に顕著な利点がある。 交差部領域では、集電流子が導体レールのギャップの上
方へ持上げられる。電力供給の遮断を回避するために、
好ましい例では各駐車パレットは同一導体レールに当接
する少くとも2個の集電流子を含み、その両集電流子の
間隔を軌道レールと交差する領域における導体レールの
分断長より大きくする。これによって1の集電流子が軌
道レールを越えて走行する間に立上げられたとき他の集
電流子が導体レールに当接して、ローラ駆動装置の断絶
のない電力供給を維持することが保証される。 種々の走行方向の導体レール群を同一レベルに不動して
配設して、集電流子がその導体レールに弾力的に或いは
自重により押付けられるようにすることも出来る。 しかし、特に好ましい例では、各駐車パレット上の別異
の集電流子が互いに直角に延長した2個の走行方向の導
体レールと夫々連係し、この導体レールがそれに平行な
軌道レールを伴って1の走行方向或いは他方の方向の集
電流子と選択的に係合出来るようにしてある。平行な導
体レールは、好ましくは上、下動可能軌道レールは不動
に連結して、これに対応する走行方向が選択されたとき
に、これらの導体レールも上、下動するようになってい
る。その結果、走行方向が変更したときに、駐車パレッ
トの集電流子に接触している導体レールも変更してい
る、即ちこのやり方で電力は走行方向に平行に延長した
導体レールと連係する集電流子のみによって常に供給さ
れ、他方前記走行方向に直角に延長した導体レール用に
設けた集電流子は前記走行方向を横断して延長する導体
レールと不接触状態におかれる。これは駐車パレットに
つきいづれの走行方向を予め選択するのかそれを決める
のに使用出来る。このようにして、いづれの集電流子に
供給電圧が印加されるか、それを駐車パレット上の識別
回路を用いて決める。この回路は所望の走行方向を表す
信号を発生する。 上述の本発明の技術思想を具現する構成を、項分け形式
で整理して、順次特定すれば以下の通りである。この発
明の構成は当業者の理解の便宜に供するために、特に説
明する本発明の好ましい実施例において用いる図面の参
照番号を付して説明されているが、関係する部材や要素
の用語は実施例の具体的名称とは必らずしも一致してい
ないし、実施例で用いていない表現も存在する。しか
し、上述の技術思想と実施例を勘案すれば、両者に支持
される本発明の以下の構成は当業界が充分理解出来るも
のである。 本発明の装置構成は以下の通りに要約され得る。 〔1〕 駐車デッキ(2)及び自動車を搭載する多数の
駐車パレットであって、各駐車パレットがローラと、駐
車デッキ内の平面上の互いに直角に配向した軌道に沿っ
て該ローラにより各駐車パレットを移動させるためのロ
ーラ駆動手段とを内蔵している、斯ゝる駐車パレット
(4)を含んで構成された自動車用の駐車床装置におい
て、 1) 各駐車パレット(4)の該ローラが該相互直角配
向軌道に沿って夫々走行可能な2種の第1、第2ローラ
(13,14)であり; 2) 各駐車パレット(4)の該ローラ駆動手段が自己
の該第1、第2ローラ(13,14)を同期的に駆動するモ
ータ(17)であり; 3) 該装置は更に各駐車パレット(4)の該第1、第
2ローラ(13,14)と夫々係合すべく2種の軌道レール
であって、少なくとも1種の軌道レールが個片に分断さ
れている、斯ゝる第1、第2軌道レール(8,9)を含ん
で成り、当該第1、第2軌道レール(8,9)は:該相互
直角配向軌道に沿って配置され、両種軌道レール間にレ
ール交差部(30)を有し;両種軌道レールが該レール交
差部(30)において互いに分離された形態で以って組合
されており;そして両種軌道レールの1方(8或いは
9)が他方(9或いは8)に対し前記駐車デッキ平面に
垂直な方向に相対的に変位可能に、夫々の関係する該軌
道において該駐車デッキ(2)に配設されており、 4) 該装置は更に、該第1、第2軌道レールの少くと
も1方(8或いは9)を駆動する軌道レール昇降手段
(31)を含む機構であって、当該手段により該第1、第
2軌道レールの1方(8或いは9)を他方(9或いは
8)に対し前記平面に垂直な反対方向の内の選定された
1方向に相対的に駆動して、該第1、第2軌道レールの
1方(8或いは9)を選定された1の駐車パレット
(4)の対応する該第1、第2ローラの1方(13或いは
14)と選択的に係合させると同時に、該第1、第2軌道
レールの他方(9或いは8)を該第1、第2ローラの他
方(14或いは13)から離脱させるようにした斯ゝる軌道
レール/ローラ間の選択的係合/離脱機構を含んで成
り、 それにより前記選択駐車パレット(4)の自己の該第
1、第2ローラ(13,14)が自己の該モータ(17)によ
って同期的に駆動されている間に、前記選択的係合軌道
レール(8或いは9)に沿って前記選択駐車パレット
(4)を前記選択係合ローラ(13或いは14)によって選
択的に移動させるようにしたことを特徴とする、自動車
用の駐車床装置。 〔2〕 上記〔1〕の構成において、 該第1、第2ローラ(13,14)が水平に延在する回転軸
を有し、関係する該第1、第2軌道レール(8,9)の、
夫々とローラ走行面としてのレール頂面において着座す
るように係合可能である駐車床装置。 〔3〕 上記〔2〕の構成において、 該軌道レール昇降手段(31)は該第1、第2軌道レール
の1方(8或いは9)の該ローラ走行面が選択的に他方
(9或いは8)のものより相対的に上位或いは下位に移
動するように駆動制御される手段である、但し各パレッ
トの該第1、第2ローラ(13,14)はこれらに関係する
軌道レールの該ローラ走行面と夫々接触することになる
両種ローラの接触点が共通の水平面上に配位しているよ
うに該駐車パレットに回転可能に装着されている駐車床
装置。 〔4〕 上記〔1〕−〔3〕のいづれか1項の構成にお
いて、 該第1、第2軌道レール(8,9)は関係する該レール交
差部(30)において夫々部分的に絞られた形状を有し;
両種軌道レールの少くとも1方(8或いは9)は当該絞
り形状部において個片に分断されて、その結果の隣り合
う当該個片としてのレールセクションが相手に向って互
いに突出した自由端部分を有し且つその間に垂直に延在
する空隙が介在するように成形されており;対向する当
該自由端部分は他方の軌道レール(9或いは8)の該絞
り形状部に対し該レール交差部(30)において該第1、
第2軌道レール(8,9)の間に垂直に延在する小さな空
隙を介在させた状態で適合するように相対的に輪郭付け
られている駐車床装置。 〔5〕 上記〔4〕の構成において、 該第1、第2軌道レール(8,9)が夫々個片に分断さ
れ、当該個片としての各レールセクションが関係する該
レール交差部(30)の内部の中心点に向って先細りした
クサビ形自由端部分(39)を有していて、各レール交差
部(30)の内部が該第1、第2軌道レール(8,9)の関
係するレールセクションの当該クサビ形自由端部分(3
9)によって実質的に占められている駐車床装置。 〔6〕 上記〔3〕の構成において、 該第1、第2軌道レール(8,9)が夫々個片に分断さ
れ、当該個片としての各レールセクションが関係する該
レール交差部(30)の中心点から離れた点で終端にな
り、その結果として該レール交差部(30)が該第1、第
2軌道レール(8,9)の該レールセクションによって規
定される内部空域(40)を有しており;当該内部空域
(40)には該第1、第2ローラ(13,14)に対する共通
のローラ走行面を頂端に有するブリッジ(41)が垂直移
動可能に配設されており;そして更にブリッジ高度調節
機構が配設されていて、それにより当該ブリッジ(41)
を越えて走行させるべき該第1、第2軌道レール(8,
9)における隣り合う該レールセクションの該ローラ走
行面に関し、該第1、第2軌道レール(8,9)の1方
(8或いは9)のローラ走行面が他方(9或いは8)の
ものより相対的に上昇しているときに、当該上昇ローラ
走行面に対して該ブリッジ(41)の該共通ローラ走行面
を高度的に整合させるようにした駐車床装置。 〔7〕 上記〔6〕の構成において、 該第2軌道レール(9)は該軌道レール昇降手段(31)
によって該駐車デッキ(2)に対し垂直移動させられる
可動レールであり、他方該第1軌道レール(8)は該駐
車デッキ(2)に対し不動であり、該可動レール(9)
と該不動レール(8)により規定された該レール交差部
(30)の各々の該内部空域(40)に配置された該ブリッ
ジ(41)のための該高度調節機構は該ブリッジ(41)を
保留する手段と該可動レール(9)とを含んで成り、当
該ブリッジ保留手段は:該ブリッジの脚部を構成する部
材として、垂直に延在する対向壁面を有し、且つ該ブリ
ッジ(41)のローラ走行面を提供する頭部を構成する頂
端板(42)が部材頂端に固設されている斯ゝる第1スラ
イド部材(43);当該第1スライド部材(43)に対し摩
擦保持するための手段として該駐車デッキ(2)に固設
されていて、離間配置の垂直に延在する対向壁(44,4
5)から構成され、当該離間壁(44,45)の間に該第1部
材(43)を緊密嵌合状に受容して該第1スライド部材
(43)を該離間壁(44,45)に対し両者の接触面間の大
きな摩擦力により垂直に従動可能にした斯ゝる第2スラ
イド部材;及び該第1スライド部材(43)に対する第
1、第2、第3のストッパ手段(52,53,54;51;48)を含
んで成り、 当該第1ストッパ手段(52,53,54)は垂直方向で相互係
留する2種のクロック要素から構成され、その第1要素
(54)が該第1スライド部材(43)に固設され、その第
2要素(52,53)が該駐車デッキ(2)に固設されてい
て、該可動レール(9)が該軌道レール昇降手段(31)
によって上昇せられたときの該ブリッジ(41)が当該可
動レール(9)に対し両者の該ローラ走行面において高
度的に整合されている上限位置までに該第1スライド部
材(43)の従動上昇を前記相互係留により限定するよう
にした手段であり; 当該第2ストッパ手段(51)は該駐車デッキ(2)に固
設されていて、該可動レール(9)が該軌道レール昇降
手段(31)によって降下させられている間に該ブリッジ
(41)が該不動レール(8)に対し両者の該ローラ走行
面において高度的に整合されている下限位置で該第1ス
ライド部材(43)をその従動降下を止めると共に不動を
支承するようにした手段であり; 当該第3ストッパ手段(48)は該第2スライド部材の該
離間壁(44,45)の下側でその間に延在する形態で以っ
て該可動レール(9)に固設されていて、該可動レール
(9)が該軌道レール昇降手段(31)によって前記上限
位置に上昇させられたときに該第1スライド部材(43)
をその従動降下を阻止すると共に当該上限位置で不動に
支承するようにした手段である駐車床装置。 〔8〕 上記〔1〕−〔7〕のいづれか1項の構成にお
いて、 更に各駐車パレット(4)の該モータ(17)に電源から
電力を供給する機構を含んで構成され、当該電力供給機
構は:2種の導体レールであって、該電源に接続し、且つ
該ローラ(13,14)のための軌道を構成する該第1、第
2軌道レール(8,9)に対し夫々相対的に不動の関係に
あり、且つ平行に延在するように配設された斯ゝる第
1、第2導体レール(23,24);及び該第1、第2導体
レール(23,24)と夫々連携する2種の接点手段であっ
て、当該手段の夫々を構成する接点部材が第1、第2集
電流子(25,26)の形成された自由下端を有し、且つ各
種接点手段が関係する該駐車パレット(4)に当該パレ
ットが有する該モータ(17)に電気的に接続するように
配設されている、斯ゝる第1、第2接点手段を含んで成
り、 該第1、第2集電流子(25,26)の各々は該第1、第2
軌道レール(8,9)の選定された1方(8或いは9)に
対して相対的に不動の関係にある相手導体レール(23或
いは24)に当該選定軌道レールにおける隣り合うレール
交差部(30)間の少くとも大半の部分に亘って搭乗接触
し、それにより該駐車パレット(4)が該選定軌道レー
ルにこれに関係する該ローラ(13或いは14)を介して走
行するように搭乗しているときに、該モータ(17)を該
電源に前記相手導体レール(23或いは24)を通じて電気
的に接続させるようにした駐車床装置。
〔9〕 上記〔8〕の構成において、 該第1、第2導体レール(23,24)はこれに関係する該
軌道レール(8,9)間の該レール交差部(30)の領域で
個片のセクションに分断されていることにより電気的に
遮断されており;該第1、第2集電流子(25,26)の各
々がこれに関係する該導体レール(23或いは24)の1セ
クションから該軌道レール交差部(30)の該領域を、該
駐車パレット(4)が該軌道レール交差部(30)を通過
走行する間に、隣のセクションに向けて跨ぐように該集
電流子を持ち上げるための接点リフト機構が配設されて
いる、但し該第1、第2接点手段の各々はその構成要素
として該電源に電気的に接続するために同じ導体レール
と携帯するべき少くとも2個の接点部材を含み、当該2
個の接点部材の夫々の該集電流子は、その1方の集電流
子が前記同じ導体レールから該接点リフト機構によって
持ち上げられている期間に他方の集電流子が当該導体レ
ールとの電気的接触維持の確保される距離だけ離間した
配置になっている駐車床装置。 〔10〕 上記〔8〕の構成において、 該第1、第2導体レール(23,24)はこれに関係する該
軌道レール(8,9)間の該レール交差部(30)の領域で
個片のセクションに分断されていることにより電気的に
遮断されており;該第1、第2集電流子(25,26)の各
々がこれに関係する該導体レール(23或いは24)の1セ
クションから該軌道レール交差部(30)の該領域を、該
駐車パレット(4)が当該軌道レール交差部(30)を通
過走行する間に、隣りのセクションに向けて跨ぐように
該集電流子を持ち上げるためのリフト機構が配設されて
いる、但し:該第1、第2導体レール(23,24)の各々
はその構成要素として関係する該軌道レール(8或いは
9)の1対の外側に夫々配置された2本の導体レールか
ら成り;該第1、第2接点手段の各々は、その構成要素
として前記2本の導体レールの各々と個別に連携する少
くとも1個、従って合計少くとも2個の接点部材を含
み;そして当該2個の接点部材の夫々の該集電流子は、
その1方の集電流子が前記2本の導体レールの1方から
該接点リフト機構によって持ち上げられている期間に他
方の集電流子が他方の導体レールとの電気的接触維持の
確保される距離だけ当該軌道レール対の方向に離間した
配置になっている駐車床装置。 〔11〕 上記
軌道レール(8,9)間の該レール交差部(30)の領域で
個片のセクションに分断されていることにより電気的に
遮断されており;該第1、第2集電流子(25,26)の各
々がこれに関係する該導体レール(23或いは24)の1セ
クションから該軌道レール交差部(30)の該領域を、該
駐車パレット(4)が該軌道レール交差部(30)を通過
走行する間に、隣のセクションに向けて跨ぐように該集
電流子を持ち上げるための接点リフト機構が配設されて
いる、但し該第1、第2接点手段の各々はその構成要素
として該電源に電気的に接続するために同じ導体レール
と携帯するべき少くとも2個の接点部材を含み、当該2
個の接点部材の夫々の該集電流子は、その1方の集電流
子が前記同じ導体レールから該接点リフト機構によって
持ち上げられている期間に他方の集電流子が当該導体レ
ールとの電気的接触維持の確保される距離だけ離間した
配置になっている駐車床装置。 〔10〕 上記〔8〕の構成において、 該第1、第2導体レール(23,24)はこれに関係する該
軌道レール(8,9)間の該レール交差部(30)の領域で
個片のセクションに分断されていることにより電気的に
遮断されており;該第1、第2集電流子(25,26)の各
々がこれに関係する該導体レール(23或いは24)の1セ
クションから該軌道レール交差部(30)の該領域を、該
駐車パレット(4)が当該軌道レール交差部(30)を通
過走行する間に、隣りのセクションに向けて跨ぐように
該集電流子を持ち上げるためのリフト機構が配設されて
いる、但し:該第1、第2導体レール(23,24)の各々
はその構成要素として関係する該軌道レール(8或いは
9)の1対の外側に夫々配置された2本の導体レールか
ら成り;該第1、第2接点手段の各々は、その構成要素
として前記2本の導体レールの各々と個別に連携する少
くとも1個、従って合計少くとも2個の接点部材を含
み;そして当該2個の接点部材の夫々の該集電流子は、
その1方の集電流子が前記2本の導体レールの1方から
該接点リフト機構によって持ち上げられている期間に他
方の集電流子が他方の導体レールとの電気的接触維持の
確保される距離だけ当該軌道レール対の方向に離間した
配置になっている駐車床装置。 〔11〕 上記
〔9〕或いは〔10〕の構成において、 該接点部材は、これに関係する導体レール(23或いは2
4)に対し直角に延在する枢軸(34)を有するレバー(3
6,37;36)を構成し、該集電流子(25或いは26)が当該
レバーの1端に形成されていて、該枢軸(34)において
関係する該駐車パレット(4)に枢軸回転可能に装着さ
れた斯ゝる部材であり;該接点リフト機構は従動子とし
ての該接点部材の該レバーと協働するカム手段であっ
て、この両者の協働によって該接点部材が該駐車パレッ
ト(4)と共に走行する間に該集電流子(25或いは26)
がこれに関係する該導体レール(23或いは24)から持ち
上げられた状態の回転位置まで該レバーを枢軸回転させ
るようにした斯ゝるカム手段を含んでいる駐車床装置。 〔12〕 上記〔11〕の構成において、 各接点部材の該レバー(36,37)はその他端に上向き凸
状形の摺動上面を有するブラケット(38)を有し、該レ
バー枢軸(34)が該レバーの両端間に配位しており;該
カム手段はこれに関係する該軌道レール(8或いは9)
に沿って延在して、上方に湾曲した両端部とその間の水
平に延在する中間部とから成る下向き凸状形の摺動下面
を有するガイドレール(29)を含み、当該ガイドレール
(29)がこれに関係する該軌道レール(8或いは9)に
これに関係する該導体レール(23或いは24)に対し反対
側において付設されており; 該駐車パレット(4)がそれ自体の関係する該ローラ
(13或いは14)を介して搭乗されている前記選択された
軌道レール(8或いは9)に対しこれに関係する該導体
レールが相対的に不動の関係にあって、当該不動関係に
おいて該ブラケット(38)の該摺動上面の両端が該導体
レールの方向に見たときに該ガイドレール(29)の該摺
動下面における該湾曲端部の自由端と該中間部の両者間
に配位している斯ゝる条件下において、該レバーは正常
状態としてその先端の該集電流子(25或いは26)が該導
体レールに対して上から当接された状態の第1の回転位
置に配位しており;そして前記条件下で該ブラケット
(38)を有する該接点部材が該駐車パレット(4)と共
に該ガイドレールに対し相対的に移動する間に、該ブラ
ケット(38)の該摺動上面が該ガイドレール(29)の該
摺動下面に対し上から当接して相対的に摺動する態様で
以って、該ガイドレール(29)はその両端の1方から該
ブラケット(38)を該ガイドレールの下側を潜らせなが
ら案内し、それにより該集電流子(25或いは26)を前記
第1回転位置から該集電流子が該導体レールから持ち上
げられた状態の第2回転位置に転位させられるようにし
た請求項11に記載の駐車床装置。 〔13〕 上記〔12〕の構成において、 該レバーは個別の第1、第2部品(36,37)から構成さ
れ、当該第1部品(36)はその自由端において該集電流
子(25或いは26)を形成しており、当該第2部品(37)
はその自由端において該ブラケット(38)を形成してお
り;そして該第1、第2部品は、該枢軸(34)の方向に
見たときに現れる該第2部品(37)の該第1部品の延長
方向に対する傾斜角度が調節出来るように、該枢軸(3
4)に角変位可能に連結されている駐車床装置。 〔14〕 上記〔11〕の構成において、 各レバー(36)の該枢軸(34)はそのレバー他端に形成
されており、該カム手段は:偏心を有し、関係する該レ
バーの両端間の固定位置で関係する該駐車パレット
(4)に回転可能に装着された偏心輪であって、該レバ
ー(36)が当該偏心輪に前記固定位置において上から着
座している、斯ゝる偏心輪(60);当該偏心輪(60)に
同心状に固定された歯車(61);及び該軌道レール交差
部(30)の該内部空域(40)が介在して離間している該
導体レール(23或いは24)における隣り合う該レールセ
クションにその対向する自由端近傍の個所において夫々
付設されている1対の歯形ラックセクション(62)であ
って、各歯形ラックセクション(62)が該歯車(61)と
歯合可能であり、該駐車パレット(4)が該レバー(3
6)と該偏心輪/歯車とを伴ってこれに関係する該軌道
レール(8或いは9)に沿って走行している間に該偏心
輪(60)を該歯形ラックセクション(62)と歯合した該
歯車(61)と一体に回転させるようにした、斯ゝる歯形
ラックセクション(62)を含んで構成され、 該偏心輪(60)はその外周上の直径上で対立する角度的
に180°離れた第1、第2点を有し、その第1点は該偏
心から最大半径だけ離れた点であり、その第2点は該偏
心から最小半径だけ離れた点であり;該偏心輪(60)と
該レバー(36)は、該駐車パレット(4)が自己の関係
する該ローラ(13或いは14)を介して搭乗されている前
記選択された軌道レール(8或いは9)に対し関係する
該導体レールが相対的に不動の関係にある条件下におい
て、正常状態では該偏心輪(60)と該レバー(36)が該
レバーが前記最小半径点において該偏心輪(60)に着座
し、そしてこれに関係する該集電流子(25或いは26)が
該導体レールに上から当接させられている斯ゝる状態に
ある第1の角位置と回転位置に夫々配位しており;前記
条件下において該歯形ラックセクション(62)は該歯車
(61)が該歯形ラックセクション(62)に対して相対的
に移動する間に該歯車(61)と歯合するようになってお
り、そして該歯車(61)が該歯形ラックセクション対の
1方と全長に亘って歯合しながら回転する間に該偏心輪
(60)が前記第1角位置から第2角位置まで回転し、そ
れにより該レバー(36)が前記第1回転位置から前記最
大半径点において該偏心輪(60)に着座し、結果として
該集電流子が該導体レールから持ち上げられた状態の第
2回転位置に転位し;その後に該歯車(61)が該歯形ラ
ック対と他方と歯合して回転させられると、該角位置と
該回転位置が夫々前記第2位置から前記第1位置に復帰
するようにした駐車床装置。 〔15〕 上記〔8〕−〔14〕のいづれか1項の構成にお
いて、 該第1、第2軌道レール(8,9)は夫々不動レール
(8)と垂直に移動可能な可動レール(9)であり、当
該可動レール(9)に対し相対的に不動な関係にある該
導体レール(24)は当該可動レール(9)に固設されて
いる駐車床装置。 上述の駐車床装置の好ましい実施例の図面を参照した以
下の記述は本発明を更に理解するのに役立つものであ
る。 図面は以下のものを示す: 図1:自動車を担持するパレットを移動させることが出来
る軌道レールを含んで成る駐車デッキを具備した駐車床
装置の斜視説明図; 図2:駐車デッキの装置されたレール構成体とパレットの
下側に装置した移動機素と電力供給機素を上から見た部
分平面図; 図3:図2に示すレール構成体の1部分とこれに配位した
パレットの側面から見た側断面図; 図4と図5:側面図に示す軌道レールより高位(4図)と
下位(図5)において延長している軌道レールが示され
ている図3に示す例の詳細図; 図6:集電流子を持上げるガイドレールのカムと併せて、
この集電流子を持上げている間に2本の軌道レールの交
差部を越える集電流子の動作系列を示す説明図 図7:偏心輪、歯車及び不動歯形ラック部を具備したリフ
ト機構の変形例を示す図6に類似の説明図 図8:交差部領域に配設した高度調節可能ブリッジを具備
したレール交差部の好ましい例の斜視図; 図9:垂直可動レールを下限から上限へ持上げる過程を示
す図8における線9−9に沿った断面図; 図10:垂直可動レールの上限に達する直前を示す図9に
類似の断面図; 図11:垂直可動レールの下降過程を示す図9に類似の断
面図; 図12:下限に達する直前の垂直可動レールを示す図9に
類似の断面図。 図1に示す駐車床装置1は路面レベルより下に配位した
駐車デッキ2を含んで成る。この駐車デッキ2は垂直方
向5へ、例えば路面レベルから駐車デッキ2へ駐車パレ
ット4を乗せて、これを移動させるリフト3を含む。 リフト床には駐車デッキ2の軌道レールに接続可能な対
応する軌道レールセクションが配置され、駐車パレット
4がこれらのレールセクションに搭乗する。 駐車デッキ2はラインとコラムを有するマトリックス構
成になる駐車場所を含む。各駐車場所は1台の自動車用
の駐車パレット4が余裕を以って占めることが出来るだ
けの大きなものである。各駐車場所では、1対レール8
と1対レール9が交差している。駐車パレットは横方向
6と縦方向7に夫々その縦軸に直角に或いは平行にレー
ル上を移動可能である。1対レール8が均一の固定レベ
ルにあるのに対し、縦方向7へ延長した1対レール9
は、図1には図示していないが、一対不動レール8のレ
ベルより上に上昇したり、下へ降下したりすることが出
来る。 図1には図示していないが、駐車パレット4の各々の下
側には8個のローラが配置されている。これらのローラ
は互いに直角に配向した2セットの第1、第2ローラ1
3,14を構成し、夫々の対のレール8,9と適合するように
なっている。駐車パレット4が特定の駐車場所にあると
き、ローラは軌道レールに搭乗しているか或いは軌道レ
ールから離れてその上方に配位している。駐車パレット
4の各々の移動の前には、例えば駐車パレット4の下方
に配位する1対レール9を上昇或いは降下させることに
より、所望の移動方向に配位する軌道レール対と連係す
るローラのみが軌道レールに確実に接触していなければ
ならない。 これらの軌道レールと同一方向の導体レール23又は24が
軌道レール1の1側に付設されている。各駐車パレット
4に装置したモータはこれらの導体レールを通じて、図
1には表示されていない駐車パレットに配置された集電
流子により電力を供給される。 全て同一仕様の駐車パレット4は全ての規格サイズの全
ての自動車が占め得る場所があるだけのサイズの四角形
ベース領域を有している。駐車パレット4の縦軸(長手
軸)は縦方向7に平行に延長している。駐車パレットの
基板10は、少くとも1端が傾斜していて基板10まで延長
している(図3参照)低側壁11により長手端縁に沿って
限定されている。基板は縦軸方向の両端において、上方
へ延長してやや傾斜したタラップ(ramp)形状のスロー
プ12の中を通過している。 2セットのローラ13,14(図2参照)は上述したように
駐車パレット4の下側に配置されている。1のローラセ
ットに属するローラの軸は互いに平行である。1のロー
ラセットのローラ軸は駐車パレット4の縦軸に平行に延
長し、他のローラセットのローラ軸はこれに直角に延長
している。ローラ軸は駐車パレット4の下側から均等間
隔で配位している。1セットに属するローラ群は駐車パ
レットの縦軸と横軸の夫々から均等間隔に配位してい
る。ローラ軸が縦軸に平行に延長しているローラ13のセ
ット(組)の場合には、このローラ間隔は軌道レール8
の対のレール間隔の半分に等しく、ローラ14のセットの
場合には軌道レール9の対のレール間隔の半分に等し
い。 縦軸と横軸の夫々の各側方に2個のローラがある。各ロ
ーラセットの2個のローラは夫々シャフト19,20に回転
可能に装着されていて、横方向に延長するシャフト19を
モータギア18を介して駆動するモータ17によって駆動さ
れるが、このシャフト19は縦方向に延長するシャフト20
をアンギュラギア21を介して駆動する。従って、両セッ
トの、即ち2種の駆動ローラ13,14は常に一緒に、即ち
同期的に駆動されることになる。 選択的に軌道レール/ローラを係合/離脱させる機構を
用いて、1対可動レール9を駐車デッキ2の床に固設さ
れた1対レール8のレベルより下に降下させたり或いは
上に上昇させたりすることにより、駐車パレット4をそ
の移動の際に1の対のレールに常に乗せ、それにより1
の方向にのみ移動させることが出来る。1対可動ローラ
9は駐車デッキ2の床に設置され且つこれらを載置した
この機構を構成する油圧リフト装置31により上昇又は降
下させられる(図3−図6参照)。 横方向7に延長する1対不動レール8の場合には、レー
ル間隔は駐車パレット4の長さより幾分小さいが、縦方
向に延長する1対可動レール9の間隔は駐車パレット4
の幅より幾分小さい。隣り合う2組の対レール8の組間
の間隙は駐車パレット4の長さ寸法と、これに関係する
対レール8のレール間の間隔長との差分よりも幾分大き
くなっており、隣り合う2組の対レール9の組間の間隙
は駐車パレット4の幅寸法と、これに関係する対レール
9のレール間の間隔長との差分よりも幾分大きくなって
いる。 2種の軌道レールの交差部30において、各軌道レール
は、好ましい態様では、この交差部で殆んど接触してい
る(、即ち垂直方向に延在する空隙が小さい)先鋭端を
有するクサビ形になるテーパ状の互に対面する2つの走
行面部39を含んで成る。上記から分るように、両軌道レ
ールの上記走行面部39は合体して正方形になる。その結
果、これらの軌道レールのレベルが相違していても、交
差部30を越えて駐車パレットを移動させる際には、ロー
ラは実際上連続しているブリッジ(橋)を渡って回転進
行し、レール交差部において実質的なギャップ(間隙)
を通過することは回避される(図2)。 上記交差部領域の設計によれば、2種の軌道レールの少
くとも1方のローラ走行面が交差部領域で弱められるこ
とになる。この設計は、具体的には軌道レールを肉薄金
属板から折り曲げたセクションとして作られているとき
に、交差部領域の担持能力が極度に低下することから不
利である。 それ故に、図8−図12に示す変形例では、交差部領域に
おいて高位にある軌道レールのローラ走行面の連結を達
成する別のアプローチが採られている。 この例では垂直に移動出来ない1対レール8である固定
(不動)レールは交差部領域の手前で終端になってお
り、他方1対レール9である垂直に移動可能レールはこ
の領域で連続体として設計され得るが、この例では垂直
移動可能レールのローラ走行面も交差部領域において、
前者と同様に連続性を阻害される四角形凹所40が存在し
ている。 垂直可動レールには、凹所40の下に凹所40に正確に適合
する頂端板42で以って終端となるスタンプ形ブリッジ41
が配置されている。この頂端板42にはブリッジの脚部を
構成する垂直な2つの壁44,45の間で垂直方向へ移動可
能な四角形断面のスタンプ43が固設されている。これら
の壁44,45は夫々ストッパ兼支承手段の水平板48に固定
されたアングル46,47の1部である。この水平板は垂直
可動レールの側壁50上のU字形ブラケット49により保持
されている。 両壁44,45はスタンプ43に対し予め押圧するように配置
されて、両壁44,45が垂直可動レールの垂直移動の際に
スタンプの対向スライド面とこれが従動可能な摩擦係合
状態にあるようにする。 垂直可動レールの下部はブリッジ41の領域で開孔されて
いて、駐車デッキに固定されてストッパ兼支承手段を構
成する1対の支承部材51が垂直可動レールの内部に当該
開口を通じて駐車デッキ2から上方へ延在して侵入する
ようになっている。両支承部材51はブリッジ41の脚部で
あるスタンプ43のための受承面を形成している。スタン
プ43が支承部材51に載って支承されているときに、頂端
板42が垂直動の出来ない1対レール8である不動レール
のローラ走行面と1線上に整合配位するように、寸法が
選定される(図8)。 スタンプ43の内側には、駐車デッキ2に設けたネジ孔に
頂端板42を通って螺結されたストッパボルト52が配設さ
れている。ストッパボルト52はその頭部53で以ってスタ
ンプ43に保持された横断片54を叩き、ブリッジ41の上方
移動を制限する、具体的にはブリッジの頭部である頂端
板42がその最上位置(上限)で垂直可動レールのローラ
走行面と1線上に配位する斯かる位置に限定する。 壁44,45と当接していないスタンプ43の2つの側壁は、
各々その上端縁に2つの横へ突出した耳部56を含んで成
る肉薄板55を担持している。両耳部56は板55に対し傾斜
状に曲折加工され、スリット57を通じて耳部の上昇によ
り板55を垂直可動レールのローラ走行面と1線上に配位
させる斯かる事態が最早や出来ないようにしてある。こ
のような構成のブリッジ保留手段によれば、リッジ41は
垂直可動レール9に対する相対的上昇が制限されてい
る。従って、ブリッジ41は支承部材51と両耳部56により
垂直可動レール内に離脱出来ないように保留される。 耳部56は垂直可動レール9にブリッジ41を導入した後に
のみ曲折加工される。この導入のためには、耳部56は板
55と1線上に配位させて、スリット57を通過出来るよう
にする。 上述の交差部領域におけるブリッジ保留手段の機能は図
8−図12を参照して説明される。垂直可動レールが下降
している限り、スタンプ43は支承部材51に載っていて、
ブリッジの頭部を構成する頂端板42が不動レール8のロ
ーラ走行面と1線上に整合配位して、交差部領域の両側
にある、即ち隣り合う2つの走行面セクションを互いに
接続させることになる(図8)。 垂直可動レールが上昇するときは、これがブリッジ41を
スタンプ43の対向スライド面と壁44,45との間の大きな
摩擦力によって上方向へ従動、即ち同伴させるが(図
9)、ブリッジ41の上昇動はストッパボルト52により制
限される。ブリッジ頭部の頂端板42が垂直可動レール9
のローラ走行面の最高位置(上限)の高さに位置したと
きに、ストッパボルト52がその頭部53で以って、横断片
54を叩く。壁44,45とスタンプ43間の摩擦係合により、
ブリッジ41がその上限位置には垂直可動レールがその上
限位置に至るよりも早くに到達し、その後に垂直可動レ
ール9はブリッジ41が停止した両壁44,45に対し相対的
に摺動しながらその最高位置に上昇させられる。垂直可
動レール9はその最高位に達したときに、1対支承部材
51の間に水平に跨ぐように延在する可動レールに設けた
水平板48で以ってブリッジ脚部のスタンプ43を支承し、
ブリッジ41がこの垂直可動レールによる安定した担持状
態になる。この位置では、頂端板42は垂直可動レール9
の交差部領域における分断されているローラ走行面が接
続させる、即ち凹所40が頂端板42によって占められる。 垂直可動レール9が下降するときは、この軌道レールは
ブリッジ41が支承部材51にスタンプ43で以って載置され
るに至るまで、両壁44,45とスタンプ43のスライド面間
の摩擦係合によりブリッジ41を下方向へ同伴する。下方
向へ更に垂直可動レール9が移動すると、載置されてい
るスタンプ43は垂直可動レールがその最下位(下限)に
到達するまで、両壁44,45に対しては相対的に摺動する
関係にある。この位置では、垂直可動レール9のローラ
走行面部は板55と耳部56の上端縁に載置され、ブリッジ
41はその最下位に固定されるが、この位置では頂端板42
が不動レールのローラ走行面と整合して接続する。 この説明から明らかなように、ブリッジ41の移動路は垂
直可動レール9の移動路より短かく、不動レール8のロ
ーラ走行面と最高位置に上昇した垂直可動レール9との
高度差に相当する。垂直可動レール自体は不動レールの
レベルの下へ降下しなければならないので、ブリッジ41
よりも更に移動されなければならない。これは、垂直可
動レールがその移動の1部分に亘りブリッジを同伴し、
他の部分ではブリッジに対し相対的に移動するようにブ
リッジ移動を制限する手段を設けることにより達成され
る。 ブリッジは上限位置にはストッパボルト52と水平板48と
によって保留され、下限位置には支承部材51によってそ
れ以下の降下が出来なくなるように保留される。可動レ
ール9は板55と耳部56と支承部材51により下限が限定さ
れる。 この構成では、各上位レールのローラ走行面は頂端板42
によって連続的に接続される、具体的にはブリッジのロ
ーラ走行面の全幅に亘って接続されるので、交差部領域
は駐車パレットの自動車を含む全負荷を受けることが出
来る。 モータ17はレールに付設された電源(図示省略)に接続
した導体レール23,24及び集電流子25,26を通じて電力を
供給される。集電流子の内4個は各駐車パレット4の下
側に付設されている。集電流子25,26夫々の間の駐車パ
レット4に付設した接点手段、モータ17並びに接点手段
の途中にある制御システムは図示されていない。各対軌
道レール8,9にはこれらの下側に付設された関係する軌
道レールと同一方向に配向する導体レール23,24が付設
されている。導体レールは2本の軌道レールが交差する
個所で分断されている。 集電流子25は夫々駐車パレット4の横軸(横中心線)か
ら等しい距離に配置されており、この距離は1対導体レ
ール23の間隔の半分である。また集電流子26は夫々駐車
パレット4の縦軸(縦中心線)から等しい距離に配置さ
れており、この距離は1対の導体レール24の間隔の半分
である。 1セットのローラがこれに関係する軌道レール対の上方
に配位しているとき、集電流子もこれに関係する導体レ
ールの上方に配位している。1セットのローラが1対軌
道レールに乗っているときは、当該1対軌道レールに付
設されている導体レールに対しその上方から集電流子が
常に導通接触されている。1セットのローラは1対の軌
道レールに乗っていて、モータ17がスイッチオンになっ
ているならば、駐車パレット4は当該1対軌道レール上
でその方向に移動させられる。即ち電流は導体レール23
或いは24を通じて供給される(図4,5参照)。1対軌道
レール9の上昇或いは降下により軌道レールに乗ってい
る1セットのローラの種類が変化し、従ってパレット移
動方向が変化させられるならば、電流を取入れるべき相
手の導体レールの切換も起きる。図4と図5は上記の相
互関係を示している。 あやふやなことは以下の事態である。即ち、1対レール
9、即ち可動軌道レールの降下、上昇中の短時間の場合
には、2対の軌道レール8,9が同一レベルにあり、その
結果全てのローラが軌道レールに乗っていて、且つ全て
の集電流子が導体レールに乗っている。この問題は、電
流が特定の1対導体レールのみを通じて供給されたとき
にモータがスイッチオンで起動されるようにした回路を
用いることで容易に解決出来る。 集電流子25はホルダ32に付設されている(具体的には図
2と図6参照)。接点部材を構成するホルダ32は駐車パ
レット4の下側に付設された軸受35(図4−6参照)で
回転可能に支持される枢軸34とこの部分に対し直角に延
長したレバー部品36から成る。軸受に取付けられた枢軸
34は水平に指向して、集電流子25がこれに関係する導体
レールに対し直角に延長している。集電流子25はレバー
部品36の終端に着座している。レバー部品36が枢軸34に
関して回転するとき、結果として上記集電流子が回動す
る。 1対の集電流子26の場合には、両者が接触することにな
る1対導体レール24の間隔が相対的に狭いことから、両
者は共通のホルダ33(共通の枢軸34と個別のレバー部品
36から成る)に保持された構成、即ち図示の通りU字形
に設計することが出来る。この場合、共通ホルダ33は駐
車パレット4に共通の軸受(図示省略)を介して装着さ
れる。他方、1対の集電流子25の場合には、両者が夫々
接触することになる1対導体レール23の間隔が相対的に
広いことから、両者は個別のホルダ32(夫々レバー部品
36と枢軸34から成る)に夫々保持された構成、即ち図示
の通りL字形に設計するのが好ましい。いづれの場合に
も集電流子25,26はレバー部品36の自由端に形成、或い
は付設されている。このレバー部品36はこれに関係する
導体レールに乗っている集電流子によってこの水平配位
に保持されか、或いは軌道レール並びに導体レールがこ
れに直角に延長した軌道レールのレベルよりも降下させ
られたときには図示していないキャッチ(catch)によ
ってこの水平配位に保持される。このキャッチは集電流
子が重力によって更に下方へ移動して下降した導体レー
ルに接触するのを阻止する手段である。 導体レール23に対しては2個の集電流子25が、そして導
体レール24に対しては2個の集電流子26が配設されてい
る。理論的には1導体レールに1個の集電流子でも電力
を供給するためには充分であるが、2個の集電流子の必
要経由は導体レールが交差部30で分断されているからで
ある。1導体レールに1個の集電流子ならば導体レール
が交差部を通過する時間長だけの移動中に電力供給が遮
断されることになる。この電力遮断は1導体レールにお
ける第1の集電流子と並列な第2の集電流子が阻止す
る。その間に交差部を通過する集電流子はそのギャップ
に亘り持ち上げられている。 これは、ホルダ32,33に夫々付設されていて、軌道レー
ルに平行に付設されたガイドレール29と協働する手段を
用いることにより可能となる。このガイドレール29は導
体レールから遠い軌道レール側から水平に突出している
(図1,2と図4−6参照)。このガイドレールは前記軌
道レール側に沿って延長しており、軌道レールに沿って
延長する垂直平面上に上方に開口した平坦タブの外形を
有している(図1,6参照)。この手段はホルダ32,33の夫
々に枢軸回転可能に連結され、その枢軸34から直角に突
出しているレバー分岐部品37を含んで成る(図2参
照)。レバー分岐部品37とレバー部品(本体部分)36は
反対向きになっている(図6参照)。このレバー分岐部
品37は、集電流子25或いは26がこれに関係する導体レー
ル23或いは24より上方に配位したときに導体レールから
遠い軌道レール側からのレバー分岐部品37の間隔が軌道
レールに直角なガイドレール29の寸法より小さくなるよ
うに、ホルダに付設されており、分岐部品37の側に付設
されたブラケット38は導体レールに対面している(図4,
5参照)。レバー分岐部品37とレバー部品36の長さとブ
ラケット38と集電流子25,26の重量は集電流子を引き降
ろすことが出来るよう設定されている。図6において、
集電流子25或いは26が持上げられてレール交差部を越え
るのにこのレバー手段がどのようにガイドレール29と協
働するのかを次に説明する。駐車パレット4が1対レー
ル8上を移動して、導体レール23に乗った集電流子25が
交差部に接近したならば、ブラケット38がその時ガイド
レール29に接近する。これはギャップから離れているガ
イドレール始端とガイドレールに面したギャップの始端
との間の間隔がレバー分岐部品37とレバー部品36の長さ
の和より幾分長い関係にあることを必要とする。ブラケ
ット38はガイドレール29に接触した状態でそのタブ外形
に沿って案内されて更に移動し、従って下方へ偏向させ
られる。それと同時に集電流子25が持上げられる。この
持上げは、ブラケット38が水平なタブ底に沿って移動し
ている限り持続される。このタブ底の長さは、互いに接
近した2つの交差部30を含み得るレールセクション間の
ギャップを横断出来るだけのものに設定しなければなら
ない。ブラケットが水平タブ底の終端に至ると、偏向は
逆転し、集電流子25が降下して導体レール23に再び乗る
ことになる。図3,4,5に示すように、ブラケット38は関
係する集電流子が導体レールに乗っているときにガイド
レール29に沿って移動するだけである。 上述の構成では、ガイドレールは集電流子が立上った状
態で交差部領域に橋渡しされるだけの長さに少くともな
っていなければならない。図7に示す、集電流子25,26
のためのリフト機構の変形例では、ガイドレールは不要
である。この変形例では、集電流子を先端に有し、枢軸
34を後端に有するレバー部品36がその中間位置で乗って
いる偏心輪60が各集電流子のために各駐車パレットに回
転可能に設けられている。偏心輪60の第1(下限)の位
置では、レバー部品36が持上げられずに集電流子を導体
レールに乗せることになるが、第2(上限)の位置では
偏心輪がレバー部品36を持上げ、従って集電流子を持上
げる。偏心輪60の上記二種の位置は好ましくは180°に
亘って食違っており、偏心輪60の半回転毎に集電流子が
立上りと下降を繰返すようになっている。偏心輪60はこ
れを回転させるために、移動路に沿って固定配置された
歯形ラックセクション62と歯合することになる歯車61に
一体回転可能に同心状に連結されている。歯形ラックセ
クションは歯車が歯形ラックセクションと歯合した状態
で偏心輪60が180°に亘って回動する、即ち歯形ラック
セクションとの歯合が集電流子の2種の位置を切換える
ことが出来るだけの長さのものである。このようにする
ことにより、集電流子を必要長の移動路部分に亘って上
昇或いは下降させた状態に維持することが出来、しかも
その切換が歯形ラックセクションによって偏心輪を180
°回転させるだけで出来るので、歯形ラックセクション
が極端に短いものでよいというところに特に利点があ
る。 勿論、歯形ラックセクションと歯車の噛合えに代えて、
集電流子を立上げる作動機素とこの作動機素を起動させ
るために係合する機素として、別の切換カムを用いるこ
とも出来る。この切換カムは移動路に沿って駐車パレッ
トの移動している間に集電流子用のリフト機構と起動と
作動停止を交互に行う機構要素であって、集電流子の上
昇、下降が望まれる路点で当該起動と作動停止を行うも
のであることが絶対的に必要である。 駐車床装置1上の特定の駐車位置、例えば図1における
リフトに対し対角線上の反対位置にある駐車デッキ2上
の一番遠い駐車位置(図1上で一番手前に見える)に自
動車を駐車するには、次の手順が採られる。 先ず、駐車パレット4を駐車デッキ2に移動させるため
に前提条件は駐車位置の全部は駐車パレットによって占
められていないこと(、即ちリフト位置以外に1個の駐
車位置はフリーに残っている)にある点に留意すべきで
ある。 自動車は路面レベルにあるリフトに立脚している駐車パ
レット4に運転して乗り入れる。自動車が正しい位置、
好ましくは駐車パレット4の中間に搭乗していること
が、例えば光の障壁等の手段で確認された後に、駐車パ
レットは駐車デッキ2のレベルに番号5の方向にリフト
により降下させられる。次の段階では、リフトに搭乗し
ているこの駐車パレット4を左後方のフリー駐車位置
(図示の自動車の真下に配位している)に移動させるこ
とにする(図1参照)。リフト床には交差する2対の軌
道レール8,9が他の駐車デッキ上の対応する軌道レール
対と水平面上で同一線上に整合配位するように配設され
ている。駐車パレット移動工程のためには、図1に示す
フリー駐車位置のリフト床にある1対レール9を1対レ
ール8のレベルより上方へ上昇させて、1セットのロー
ラ14が1対レール9に乗るようにすることが必要であ
る。この軌道レール位置においては、集電流子26が1対
レール9に付設された導体レール24に載置接触状態にあ
る。駐車パレット4は今や自動車と共に番号7で示す縦
方向で左後方のフリー駐車位置へ移動することが出来
る。これと共に移動する表示器(図示省略)は駐車パレ
ット4が駐車位置にあるとき、それを表示する。自動車
を乗せた駐車パレットを左前方の駐車位置(図上、一番
手前に見える)に持って行くには少くとも10種の移動操
作が更に必要となる。自動車を乗せた駐車パレット4、
左側に位置する他の2台の駐車パレット4および右側に
位置する3台の駐車パレット4が移動操作に参加する。
各移動方向の変更の前に1対レール9は上昇又は降下さ
せなければならず、それに応じて通電中の集電流子を同
時に変更させなければならない。 駐車と脱駐車は、好ましくはコンピュータを用いたプロ
グラム制御により、駐車を移動操作の数と1対レール9
の上昇と降下の数に関して最適にして、出来る限り駐車
させるための時間が節約されるように実施される。
4)に対し直角に延在する枢軸(34)を有するレバー(3
6,37;36)を構成し、該集電流子(25或いは26)が当該
レバーの1端に形成されていて、該枢軸(34)において
関係する該駐車パレット(4)に枢軸回転可能に装着さ
れた斯ゝる部材であり;該接点リフト機構は従動子とし
ての該接点部材の該レバーと協働するカム手段であっ
て、この両者の協働によって該接点部材が該駐車パレッ
ト(4)と共に走行する間に該集電流子(25或いは26)
がこれに関係する該導体レール(23或いは24)から持ち
上げられた状態の回転位置まで該レバーを枢軸回転させ
るようにした斯ゝるカム手段を含んでいる駐車床装置。 〔12〕 上記〔11〕の構成において、 各接点部材の該レバー(36,37)はその他端に上向き凸
状形の摺動上面を有するブラケット(38)を有し、該レ
バー枢軸(34)が該レバーの両端間に配位しており;該
カム手段はこれに関係する該軌道レール(8或いは9)
に沿って延在して、上方に湾曲した両端部とその間の水
平に延在する中間部とから成る下向き凸状形の摺動下面
を有するガイドレール(29)を含み、当該ガイドレール
(29)がこれに関係する該軌道レール(8或いは9)に
これに関係する該導体レール(23或いは24)に対し反対
側において付設されており; 該駐車パレット(4)がそれ自体の関係する該ローラ
(13或いは14)を介して搭乗されている前記選択された
軌道レール(8或いは9)に対しこれに関係する該導体
レールが相対的に不動の関係にあって、当該不動関係に
おいて該ブラケット(38)の該摺動上面の両端が該導体
レールの方向に見たときに該ガイドレール(29)の該摺
動下面における該湾曲端部の自由端と該中間部の両者間
に配位している斯ゝる条件下において、該レバーは正常
状態としてその先端の該集電流子(25或いは26)が該導
体レールに対して上から当接された状態の第1の回転位
置に配位しており;そして前記条件下で該ブラケット
(38)を有する該接点部材が該駐車パレット(4)と共
に該ガイドレールに対し相対的に移動する間に、該ブラ
ケット(38)の該摺動上面が該ガイドレール(29)の該
摺動下面に対し上から当接して相対的に摺動する態様で
以って、該ガイドレール(29)はその両端の1方から該
ブラケット(38)を該ガイドレールの下側を潜らせなが
ら案内し、それにより該集電流子(25或いは26)を前記
第1回転位置から該集電流子が該導体レールから持ち上
げられた状態の第2回転位置に転位させられるようにし
た請求項11に記載の駐車床装置。 〔13〕 上記〔12〕の構成において、 該レバーは個別の第1、第2部品(36,37)から構成さ
れ、当該第1部品(36)はその自由端において該集電流
子(25或いは26)を形成しており、当該第2部品(37)
はその自由端において該ブラケット(38)を形成してお
り;そして該第1、第2部品は、該枢軸(34)の方向に
見たときに現れる該第2部品(37)の該第1部品の延長
方向に対する傾斜角度が調節出来るように、該枢軸(3
4)に角変位可能に連結されている駐車床装置。 〔14〕 上記〔11〕の構成において、 各レバー(36)の該枢軸(34)はそのレバー他端に形成
されており、該カム手段は:偏心を有し、関係する該レ
バーの両端間の固定位置で関係する該駐車パレット
(4)に回転可能に装着された偏心輪であって、該レバ
ー(36)が当該偏心輪に前記固定位置において上から着
座している、斯ゝる偏心輪(60);当該偏心輪(60)に
同心状に固定された歯車(61);及び該軌道レール交差
部(30)の該内部空域(40)が介在して離間している該
導体レール(23或いは24)における隣り合う該レールセ
クションにその対向する自由端近傍の個所において夫々
付設されている1対の歯形ラックセクション(62)であ
って、各歯形ラックセクション(62)が該歯車(61)と
歯合可能であり、該駐車パレット(4)が該レバー(3
6)と該偏心輪/歯車とを伴ってこれに関係する該軌道
レール(8或いは9)に沿って走行している間に該偏心
輪(60)を該歯形ラックセクション(62)と歯合した該
歯車(61)と一体に回転させるようにした、斯ゝる歯形
ラックセクション(62)を含んで構成され、 該偏心輪(60)はその外周上の直径上で対立する角度的
に180°離れた第1、第2点を有し、その第1点は該偏
心から最大半径だけ離れた点であり、その第2点は該偏
心から最小半径だけ離れた点であり;該偏心輪(60)と
該レバー(36)は、該駐車パレット(4)が自己の関係
する該ローラ(13或いは14)を介して搭乗されている前
記選択された軌道レール(8或いは9)に対し関係する
該導体レールが相対的に不動の関係にある条件下におい
て、正常状態では該偏心輪(60)と該レバー(36)が該
レバーが前記最小半径点において該偏心輪(60)に着座
し、そしてこれに関係する該集電流子(25或いは26)が
該導体レールに上から当接させられている斯ゝる状態に
ある第1の角位置と回転位置に夫々配位しており;前記
条件下において該歯形ラックセクション(62)は該歯車
(61)が該歯形ラックセクション(62)に対して相対的
に移動する間に該歯車(61)と歯合するようになってお
り、そして該歯車(61)が該歯形ラックセクション対の
1方と全長に亘って歯合しながら回転する間に該偏心輪
(60)が前記第1角位置から第2角位置まで回転し、そ
れにより該レバー(36)が前記第1回転位置から前記最
大半径点において該偏心輪(60)に着座し、結果として
該集電流子が該導体レールから持ち上げられた状態の第
2回転位置に転位し;その後に該歯車(61)が該歯形ラ
ック対と他方と歯合して回転させられると、該角位置と
該回転位置が夫々前記第2位置から前記第1位置に復帰
するようにした駐車床装置。 〔15〕 上記〔8〕−〔14〕のいづれか1項の構成にお
いて、 該第1、第2軌道レール(8,9)は夫々不動レール
(8)と垂直に移動可能な可動レール(9)であり、当
該可動レール(9)に対し相対的に不動な関係にある該
導体レール(24)は当該可動レール(9)に固設されて
いる駐車床装置。 上述の駐車床装置の好ましい実施例の図面を参照した以
下の記述は本発明を更に理解するのに役立つものであ
る。 図面は以下のものを示す: 図1:自動車を担持するパレットを移動させることが出来
る軌道レールを含んで成る駐車デッキを具備した駐車床
装置の斜視説明図; 図2:駐車デッキの装置されたレール構成体とパレットの
下側に装置した移動機素と電力供給機素を上から見た部
分平面図; 図3:図2に示すレール構成体の1部分とこれに配位した
パレットの側面から見た側断面図; 図4と図5:側面図に示す軌道レールより高位(4図)と
下位(図5)において延長している軌道レールが示され
ている図3に示す例の詳細図; 図6:集電流子を持上げるガイドレールのカムと併せて、
この集電流子を持上げている間に2本の軌道レールの交
差部を越える集電流子の動作系列を示す説明図 図7:偏心輪、歯車及び不動歯形ラック部を具備したリフ
ト機構の変形例を示す図6に類似の説明図 図8:交差部領域に配設した高度調節可能ブリッジを具備
したレール交差部の好ましい例の斜視図; 図9:垂直可動レールを下限から上限へ持上げる過程を示
す図8における線9−9に沿った断面図; 図10:垂直可動レールの上限に達する直前を示す図9に
類似の断面図; 図11:垂直可動レールの下降過程を示す図9に類似の断
面図; 図12:下限に達する直前の垂直可動レールを示す図9に
類似の断面図。 図1に示す駐車床装置1は路面レベルより下に配位した
駐車デッキ2を含んで成る。この駐車デッキ2は垂直方
向5へ、例えば路面レベルから駐車デッキ2へ駐車パレ
ット4を乗せて、これを移動させるリフト3を含む。 リフト床には駐車デッキ2の軌道レールに接続可能な対
応する軌道レールセクションが配置され、駐車パレット
4がこれらのレールセクションに搭乗する。 駐車デッキ2はラインとコラムを有するマトリックス構
成になる駐車場所を含む。各駐車場所は1台の自動車用
の駐車パレット4が余裕を以って占めることが出来るだ
けの大きなものである。各駐車場所では、1対レール8
と1対レール9が交差している。駐車パレットは横方向
6と縦方向7に夫々その縦軸に直角に或いは平行にレー
ル上を移動可能である。1対レール8が均一の固定レベ
ルにあるのに対し、縦方向7へ延長した1対レール9
は、図1には図示していないが、一対不動レール8のレ
ベルより上に上昇したり、下へ降下したりすることが出
来る。 図1には図示していないが、駐車パレット4の各々の下
側には8個のローラが配置されている。これらのローラ
は互いに直角に配向した2セットの第1、第2ローラ1
3,14を構成し、夫々の対のレール8,9と適合するように
なっている。駐車パレット4が特定の駐車場所にあると
き、ローラは軌道レールに搭乗しているか或いは軌道レ
ールから離れてその上方に配位している。駐車パレット
4の各々の移動の前には、例えば駐車パレット4の下方
に配位する1対レール9を上昇或いは降下させることに
より、所望の移動方向に配位する軌道レール対と連係す
るローラのみが軌道レールに確実に接触していなければ
ならない。 これらの軌道レールと同一方向の導体レール23又は24が
軌道レール1の1側に付設されている。各駐車パレット
4に装置したモータはこれらの導体レールを通じて、図
1には表示されていない駐車パレットに配置された集電
流子により電力を供給される。 全て同一仕様の駐車パレット4は全ての規格サイズの全
ての自動車が占め得る場所があるだけのサイズの四角形
ベース領域を有している。駐車パレット4の縦軸(長手
軸)は縦方向7に平行に延長している。駐車パレットの
基板10は、少くとも1端が傾斜していて基板10まで延長
している(図3参照)低側壁11により長手端縁に沿って
限定されている。基板は縦軸方向の両端において、上方
へ延長してやや傾斜したタラップ(ramp)形状のスロー
プ12の中を通過している。 2セットのローラ13,14(図2参照)は上述したように
駐車パレット4の下側に配置されている。1のローラセ
ットに属するローラの軸は互いに平行である。1のロー
ラセットのローラ軸は駐車パレット4の縦軸に平行に延
長し、他のローラセットのローラ軸はこれに直角に延長
している。ローラ軸は駐車パレット4の下側から均等間
隔で配位している。1セットに属するローラ群は駐車パ
レットの縦軸と横軸の夫々から均等間隔に配位してい
る。ローラ軸が縦軸に平行に延長しているローラ13のセ
ット(組)の場合には、このローラ間隔は軌道レール8
の対のレール間隔の半分に等しく、ローラ14のセットの
場合には軌道レール9の対のレール間隔の半分に等し
い。 縦軸と横軸の夫々の各側方に2個のローラがある。各ロ
ーラセットの2個のローラは夫々シャフト19,20に回転
可能に装着されていて、横方向に延長するシャフト19を
モータギア18を介して駆動するモータ17によって駆動さ
れるが、このシャフト19は縦方向に延長するシャフト20
をアンギュラギア21を介して駆動する。従って、両セッ
トの、即ち2種の駆動ローラ13,14は常に一緒に、即ち
同期的に駆動されることになる。 選択的に軌道レール/ローラを係合/離脱させる機構を
用いて、1対可動レール9を駐車デッキ2の床に固設さ
れた1対レール8のレベルより下に降下させたり或いは
上に上昇させたりすることにより、駐車パレット4をそ
の移動の際に1の対のレールに常に乗せ、それにより1
の方向にのみ移動させることが出来る。1対可動ローラ
9は駐車デッキ2の床に設置され且つこれらを載置した
この機構を構成する油圧リフト装置31により上昇又は降
下させられる(図3−図6参照)。 横方向7に延長する1対不動レール8の場合には、レー
ル間隔は駐車パレット4の長さより幾分小さいが、縦方
向に延長する1対可動レール9の間隔は駐車パレット4
の幅より幾分小さい。隣り合う2組の対レール8の組間
の間隙は駐車パレット4の長さ寸法と、これに関係する
対レール8のレール間の間隔長との差分よりも幾分大き
くなっており、隣り合う2組の対レール9の組間の間隙
は駐車パレット4の幅寸法と、これに関係する対レール
9のレール間の間隔長との差分よりも幾分大きくなって
いる。 2種の軌道レールの交差部30において、各軌道レール
は、好ましい態様では、この交差部で殆んど接触してい
る(、即ち垂直方向に延在する空隙が小さい)先鋭端を
有するクサビ形になるテーパ状の互に対面する2つの走
行面部39を含んで成る。上記から分るように、両軌道レ
ールの上記走行面部39は合体して正方形になる。その結
果、これらの軌道レールのレベルが相違していても、交
差部30を越えて駐車パレットを移動させる際には、ロー
ラは実際上連続しているブリッジ(橋)を渡って回転進
行し、レール交差部において実質的なギャップ(間隙)
を通過することは回避される(図2)。 上記交差部領域の設計によれば、2種の軌道レールの少
くとも1方のローラ走行面が交差部領域で弱められるこ
とになる。この設計は、具体的には軌道レールを肉薄金
属板から折り曲げたセクションとして作られているとき
に、交差部領域の担持能力が極度に低下することから不
利である。 それ故に、図8−図12に示す変形例では、交差部領域に
おいて高位にある軌道レールのローラ走行面の連結を達
成する別のアプローチが採られている。 この例では垂直に移動出来ない1対レール8である固定
(不動)レールは交差部領域の手前で終端になってお
り、他方1対レール9である垂直に移動可能レールはこ
の領域で連続体として設計され得るが、この例では垂直
移動可能レールのローラ走行面も交差部領域において、
前者と同様に連続性を阻害される四角形凹所40が存在し
ている。 垂直可動レールには、凹所40の下に凹所40に正確に適合
する頂端板42で以って終端となるスタンプ形ブリッジ41
が配置されている。この頂端板42にはブリッジの脚部を
構成する垂直な2つの壁44,45の間で垂直方向へ移動可
能な四角形断面のスタンプ43が固設されている。これら
の壁44,45は夫々ストッパ兼支承手段の水平板48に固定
されたアングル46,47の1部である。この水平板は垂直
可動レールの側壁50上のU字形ブラケット49により保持
されている。 両壁44,45はスタンプ43に対し予め押圧するように配置
されて、両壁44,45が垂直可動レールの垂直移動の際に
スタンプの対向スライド面とこれが従動可能な摩擦係合
状態にあるようにする。 垂直可動レールの下部はブリッジ41の領域で開孔されて
いて、駐車デッキに固定されてストッパ兼支承手段を構
成する1対の支承部材51が垂直可動レールの内部に当該
開口を通じて駐車デッキ2から上方へ延在して侵入する
ようになっている。両支承部材51はブリッジ41の脚部で
あるスタンプ43のための受承面を形成している。スタン
プ43が支承部材51に載って支承されているときに、頂端
板42が垂直動の出来ない1対レール8である不動レール
のローラ走行面と1線上に整合配位するように、寸法が
選定される(図8)。 スタンプ43の内側には、駐車デッキ2に設けたネジ孔に
頂端板42を通って螺結されたストッパボルト52が配設さ
れている。ストッパボルト52はその頭部53で以ってスタ
ンプ43に保持された横断片54を叩き、ブリッジ41の上方
移動を制限する、具体的にはブリッジの頭部である頂端
板42がその最上位置(上限)で垂直可動レールのローラ
走行面と1線上に配位する斯かる位置に限定する。 壁44,45と当接していないスタンプ43の2つの側壁は、
各々その上端縁に2つの横へ突出した耳部56を含んで成
る肉薄板55を担持している。両耳部56は板55に対し傾斜
状に曲折加工され、スリット57を通じて耳部の上昇によ
り板55を垂直可動レールのローラ走行面と1線上に配位
させる斯かる事態が最早や出来ないようにしてある。こ
のような構成のブリッジ保留手段によれば、リッジ41は
垂直可動レール9に対する相対的上昇が制限されてい
る。従って、ブリッジ41は支承部材51と両耳部56により
垂直可動レール内に離脱出来ないように保留される。 耳部56は垂直可動レール9にブリッジ41を導入した後に
のみ曲折加工される。この導入のためには、耳部56は板
55と1線上に配位させて、スリット57を通過出来るよう
にする。 上述の交差部領域におけるブリッジ保留手段の機能は図
8−図12を参照して説明される。垂直可動レールが下降
している限り、スタンプ43は支承部材51に載っていて、
ブリッジの頭部を構成する頂端板42が不動レール8のロ
ーラ走行面と1線上に整合配位して、交差部領域の両側
にある、即ち隣り合う2つの走行面セクションを互いに
接続させることになる(図8)。 垂直可動レールが上昇するときは、これがブリッジ41を
スタンプ43の対向スライド面と壁44,45との間の大きな
摩擦力によって上方向へ従動、即ち同伴させるが(図
9)、ブリッジ41の上昇動はストッパボルト52により制
限される。ブリッジ頭部の頂端板42が垂直可動レール9
のローラ走行面の最高位置(上限)の高さに位置したと
きに、ストッパボルト52がその頭部53で以って、横断片
54を叩く。壁44,45とスタンプ43間の摩擦係合により、
ブリッジ41がその上限位置には垂直可動レールがその上
限位置に至るよりも早くに到達し、その後に垂直可動レ
ール9はブリッジ41が停止した両壁44,45に対し相対的
に摺動しながらその最高位置に上昇させられる。垂直可
動レール9はその最高位に達したときに、1対支承部材
51の間に水平に跨ぐように延在する可動レールに設けた
水平板48で以ってブリッジ脚部のスタンプ43を支承し、
ブリッジ41がこの垂直可動レールによる安定した担持状
態になる。この位置では、頂端板42は垂直可動レール9
の交差部領域における分断されているローラ走行面が接
続させる、即ち凹所40が頂端板42によって占められる。 垂直可動レール9が下降するときは、この軌道レールは
ブリッジ41が支承部材51にスタンプ43で以って載置され
るに至るまで、両壁44,45とスタンプ43のスライド面間
の摩擦係合によりブリッジ41を下方向へ同伴する。下方
向へ更に垂直可動レール9が移動すると、載置されてい
るスタンプ43は垂直可動レールがその最下位(下限)に
到達するまで、両壁44,45に対しては相対的に摺動する
関係にある。この位置では、垂直可動レール9のローラ
走行面部は板55と耳部56の上端縁に載置され、ブリッジ
41はその最下位に固定されるが、この位置では頂端板42
が不動レールのローラ走行面と整合して接続する。 この説明から明らかなように、ブリッジ41の移動路は垂
直可動レール9の移動路より短かく、不動レール8のロ
ーラ走行面と最高位置に上昇した垂直可動レール9との
高度差に相当する。垂直可動レール自体は不動レールの
レベルの下へ降下しなければならないので、ブリッジ41
よりも更に移動されなければならない。これは、垂直可
動レールがその移動の1部分に亘りブリッジを同伴し、
他の部分ではブリッジに対し相対的に移動するようにブ
リッジ移動を制限する手段を設けることにより達成され
る。 ブリッジは上限位置にはストッパボルト52と水平板48と
によって保留され、下限位置には支承部材51によってそ
れ以下の降下が出来なくなるように保留される。可動レ
ール9は板55と耳部56と支承部材51により下限が限定さ
れる。 この構成では、各上位レールのローラ走行面は頂端板42
によって連続的に接続される、具体的にはブリッジのロ
ーラ走行面の全幅に亘って接続されるので、交差部領域
は駐車パレットの自動車を含む全負荷を受けることが出
来る。 モータ17はレールに付設された電源(図示省略)に接続
した導体レール23,24及び集電流子25,26を通じて電力を
供給される。集電流子の内4個は各駐車パレット4の下
側に付設されている。集電流子25,26夫々の間の駐車パ
レット4に付設した接点手段、モータ17並びに接点手段
の途中にある制御システムは図示されていない。各対軌
道レール8,9にはこれらの下側に付設された関係する軌
道レールと同一方向に配向する導体レール23,24が付設
されている。導体レールは2本の軌道レールが交差する
個所で分断されている。 集電流子25は夫々駐車パレット4の横軸(横中心線)か
ら等しい距離に配置されており、この距離は1対導体レ
ール23の間隔の半分である。また集電流子26は夫々駐車
パレット4の縦軸(縦中心線)から等しい距離に配置さ
れており、この距離は1対の導体レール24の間隔の半分
である。 1セットのローラがこれに関係する軌道レール対の上方
に配位しているとき、集電流子もこれに関係する導体レ
ールの上方に配位している。1セットのローラが1対軌
道レールに乗っているときは、当該1対軌道レールに付
設されている導体レールに対しその上方から集電流子が
常に導通接触されている。1セットのローラは1対の軌
道レールに乗っていて、モータ17がスイッチオンになっ
ているならば、駐車パレット4は当該1対軌道レール上
でその方向に移動させられる。即ち電流は導体レール23
或いは24を通じて供給される(図4,5参照)。1対軌道
レール9の上昇或いは降下により軌道レールに乗ってい
る1セットのローラの種類が変化し、従ってパレット移
動方向が変化させられるならば、電流を取入れるべき相
手の導体レールの切換も起きる。図4と図5は上記の相
互関係を示している。 あやふやなことは以下の事態である。即ち、1対レール
9、即ち可動軌道レールの降下、上昇中の短時間の場合
には、2対の軌道レール8,9が同一レベルにあり、その
結果全てのローラが軌道レールに乗っていて、且つ全て
の集電流子が導体レールに乗っている。この問題は、電
流が特定の1対導体レールのみを通じて供給されたとき
にモータがスイッチオンで起動されるようにした回路を
用いることで容易に解決出来る。 集電流子25はホルダ32に付設されている(具体的には図
2と図6参照)。接点部材を構成するホルダ32は駐車パ
レット4の下側に付設された軸受35(図4−6参照)で
回転可能に支持される枢軸34とこの部分に対し直角に延
長したレバー部品36から成る。軸受に取付けられた枢軸
34は水平に指向して、集電流子25がこれに関係する導体
レールに対し直角に延長している。集電流子25はレバー
部品36の終端に着座している。レバー部品36が枢軸34に
関して回転するとき、結果として上記集電流子が回動す
る。 1対の集電流子26の場合には、両者が接触することにな
る1対導体レール24の間隔が相対的に狭いことから、両
者は共通のホルダ33(共通の枢軸34と個別のレバー部品
36から成る)に保持された構成、即ち図示の通りU字形
に設計することが出来る。この場合、共通ホルダ33は駐
車パレット4に共通の軸受(図示省略)を介して装着さ
れる。他方、1対の集電流子25の場合には、両者が夫々
接触することになる1対導体レール23の間隔が相対的に
広いことから、両者は個別のホルダ32(夫々レバー部品
36と枢軸34から成る)に夫々保持された構成、即ち図示
の通りL字形に設計するのが好ましい。いづれの場合に
も集電流子25,26はレバー部品36の自由端に形成、或い
は付設されている。このレバー部品36はこれに関係する
導体レールに乗っている集電流子によってこの水平配位
に保持されか、或いは軌道レール並びに導体レールがこ
れに直角に延長した軌道レールのレベルよりも降下させ
られたときには図示していないキャッチ(catch)によ
ってこの水平配位に保持される。このキャッチは集電流
子が重力によって更に下方へ移動して下降した導体レー
ルに接触するのを阻止する手段である。 導体レール23に対しては2個の集電流子25が、そして導
体レール24に対しては2個の集電流子26が配設されてい
る。理論的には1導体レールに1個の集電流子でも電力
を供給するためには充分であるが、2個の集電流子の必
要経由は導体レールが交差部30で分断されているからで
ある。1導体レールに1個の集電流子ならば導体レール
が交差部を通過する時間長だけの移動中に電力供給が遮
断されることになる。この電力遮断は1導体レールにお
ける第1の集電流子と並列な第2の集電流子が阻止す
る。その間に交差部を通過する集電流子はそのギャップ
に亘り持ち上げられている。 これは、ホルダ32,33に夫々付設されていて、軌道レー
ルに平行に付設されたガイドレール29と協働する手段を
用いることにより可能となる。このガイドレール29は導
体レールから遠い軌道レール側から水平に突出している
(図1,2と図4−6参照)。このガイドレールは前記軌
道レール側に沿って延長しており、軌道レールに沿って
延長する垂直平面上に上方に開口した平坦タブの外形を
有している(図1,6参照)。この手段はホルダ32,33の夫
々に枢軸回転可能に連結され、その枢軸34から直角に突
出しているレバー分岐部品37を含んで成る(図2参
照)。レバー分岐部品37とレバー部品(本体部分)36は
反対向きになっている(図6参照)。このレバー分岐部
品37は、集電流子25或いは26がこれに関係する導体レー
ル23或いは24より上方に配位したときに導体レールから
遠い軌道レール側からのレバー分岐部品37の間隔が軌道
レールに直角なガイドレール29の寸法より小さくなるよ
うに、ホルダに付設されており、分岐部品37の側に付設
されたブラケット38は導体レールに対面している(図4,
5参照)。レバー分岐部品37とレバー部品36の長さとブ
ラケット38と集電流子25,26の重量は集電流子を引き降
ろすことが出来るよう設定されている。図6において、
集電流子25或いは26が持上げられてレール交差部を越え
るのにこのレバー手段がどのようにガイドレール29と協
働するのかを次に説明する。駐車パレット4が1対レー
ル8上を移動して、導体レール23に乗った集電流子25が
交差部に接近したならば、ブラケット38がその時ガイド
レール29に接近する。これはギャップから離れているガ
イドレール始端とガイドレールに面したギャップの始端
との間の間隔がレバー分岐部品37とレバー部品36の長さ
の和より幾分長い関係にあることを必要とする。ブラケ
ット38はガイドレール29に接触した状態でそのタブ外形
に沿って案内されて更に移動し、従って下方へ偏向させ
られる。それと同時に集電流子25が持上げられる。この
持上げは、ブラケット38が水平なタブ底に沿って移動し
ている限り持続される。このタブ底の長さは、互いに接
近した2つの交差部30を含み得るレールセクション間の
ギャップを横断出来るだけのものに設定しなければなら
ない。ブラケットが水平タブ底の終端に至ると、偏向は
逆転し、集電流子25が降下して導体レール23に再び乗る
ことになる。図3,4,5に示すように、ブラケット38は関
係する集電流子が導体レールに乗っているときにガイド
レール29に沿って移動するだけである。 上述の構成では、ガイドレールは集電流子が立上った状
態で交差部領域に橋渡しされるだけの長さに少くともな
っていなければならない。図7に示す、集電流子25,26
のためのリフト機構の変形例では、ガイドレールは不要
である。この変形例では、集電流子を先端に有し、枢軸
34を後端に有するレバー部品36がその中間位置で乗って
いる偏心輪60が各集電流子のために各駐車パレットに回
転可能に設けられている。偏心輪60の第1(下限)の位
置では、レバー部品36が持上げられずに集電流子を導体
レールに乗せることになるが、第2(上限)の位置では
偏心輪がレバー部品36を持上げ、従って集電流子を持上
げる。偏心輪60の上記二種の位置は好ましくは180°に
亘って食違っており、偏心輪60の半回転毎に集電流子が
立上りと下降を繰返すようになっている。偏心輪60はこ
れを回転させるために、移動路に沿って固定配置された
歯形ラックセクション62と歯合することになる歯車61に
一体回転可能に同心状に連結されている。歯形ラックセ
クションは歯車が歯形ラックセクションと歯合した状態
で偏心輪60が180°に亘って回動する、即ち歯形ラック
セクションとの歯合が集電流子の2種の位置を切換える
ことが出来るだけの長さのものである。このようにする
ことにより、集電流子を必要長の移動路部分に亘って上
昇或いは下降させた状態に維持することが出来、しかも
その切換が歯形ラックセクションによって偏心輪を180
°回転させるだけで出来るので、歯形ラックセクション
が極端に短いものでよいというところに特に利点があ
る。 勿論、歯形ラックセクションと歯車の噛合えに代えて、
集電流子を立上げる作動機素とこの作動機素を起動させ
るために係合する機素として、別の切換カムを用いるこ
とも出来る。この切換カムは移動路に沿って駐車パレッ
トの移動している間に集電流子用のリフト機構と起動と
作動停止を交互に行う機構要素であって、集電流子の上
昇、下降が望まれる路点で当該起動と作動停止を行うも
のであることが絶対的に必要である。 駐車床装置1上の特定の駐車位置、例えば図1における
リフトに対し対角線上の反対位置にある駐車デッキ2上
の一番遠い駐車位置(図1上で一番手前に見える)に自
動車を駐車するには、次の手順が採られる。 先ず、駐車パレット4を駐車デッキ2に移動させるため
に前提条件は駐車位置の全部は駐車パレットによって占
められていないこと(、即ちリフト位置以外に1個の駐
車位置はフリーに残っている)にある点に留意すべきで
ある。 自動車は路面レベルにあるリフトに立脚している駐車パ
レット4に運転して乗り入れる。自動車が正しい位置、
好ましくは駐車パレット4の中間に搭乗していること
が、例えば光の障壁等の手段で確認された後に、駐車パ
レットは駐車デッキ2のレベルに番号5の方向にリフト
により降下させられる。次の段階では、リフトに搭乗し
ているこの駐車パレット4を左後方のフリー駐車位置
(図示の自動車の真下に配位している)に移動させるこ
とにする(図1参照)。リフト床には交差する2対の軌
道レール8,9が他の駐車デッキ上の対応する軌道レール
対と水平面上で同一線上に整合配位するように配設され
ている。駐車パレット移動工程のためには、図1に示す
フリー駐車位置のリフト床にある1対レール9を1対レ
ール8のレベルより上方へ上昇させて、1セットのロー
ラ14が1対レール9に乗るようにすることが必要であ
る。この軌道レール位置においては、集電流子26が1対
レール9に付設された導体レール24に載置接触状態にあ
る。駐車パレット4は今や自動車と共に番号7で示す縦
方向で左後方のフリー駐車位置へ移動することが出来
る。これと共に移動する表示器(図示省略)は駐車パレ
ット4が駐車位置にあるとき、それを表示する。自動車
を乗せた駐車パレットを左前方の駐車位置(図上、一番
手前に見える)に持って行くには少くとも10種の移動操
作が更に必要となる。自動車を乗せた駐車パレット4、
左側に位置する他の2台の駐車パレット4および右側に
位置する3台の駐車パレット4が移動操作に参加する。
各移動方向の変更の前に1対レール9は上昇又は降下さ
せなければならず、それに応じて通電中の集電流子を同
時に変更させなければならない。 駐車と脱駐車は、好ましくはコンピュータを用いたプロ
グラム制御により、駐車を移動操作の数と1対レール9
の上昇と降下の数に関して最適にして、出来る限り駐車
させるための時間が節約されるように実施される。
Claims (15)
- 【請求項1】駐車デッキ(2)及び自動車を搭載する多
数の駐車パレットであって、各駐車パレットがローラ
と、駐車デッキ内の平面上の互いに直角に配向した軌道
に沿って該ローラにより各駐車パレットを移動させるた
めのローラ駆動手段とを内蔵している、斯ゝる駐車パレ
ット(4)を含んで構成された自動車用の駐車床装置に
おいて、 1) 各駐車パレット(4)の該ローラが該相互直角配
向軌道に沿って夫々走行可能な2種の第1、第2ローラ
(13,14)であり; 2) 各駐車パレット(4)の該ローラ駆動手段が自己
の該第1、第2ローラ(13,14)を同期的に駆動するモ
ータ(17)であり; 3) 該装置は更に各駐車パレット(4)の該第1、第
2ローラ(13,14)と夫々係合すべき2種の軌道レール
であって、少くとも1種の軌道レールが個片に分断され
ている、斯ゝる第1、第2軌道レール(8,9)を含んで
成り、当該第1、第2軌道レール(8,9)は:該相互直
角配向軌道に沿って配置されて、両種軌道レール間にレ
ール交差部(30)を有し;両種軌道レールが該レール交
差部(30)において互いに分離された形態で以って組合
されており;そして両種軌道レールの1方(8或いは
9)が他方(9或いは8)に対し前記駐車デッキ平面に
垂直な方向に相対的に変位可能に、夫々の関係する該軌
道において該駐車デッキ(2)に配設されており、 4) 該装置は更に、該第1、第2軌道レールの少くと
も1方(8或いは9)を駆動する軌道レール昇降手段
(31)を含む機構であって、当該手段により該第1、第
2軌道レールの1方(8或いは9)を他方(9或いは
8)に対し前記平面に垂直な反対方向の内の選定された
1方向に相対的に駆動して、該第1、第2軌道レールの
1方(8或いは9)を選定された1の駐車パレット
(4)の対応する該第1、第2ローラの1方(13或いは
14)と選択的に係合させると同時に、該第1、第2軌道
レールの他方(9或いは8)を該第1、第2ローラの他
方(14或いは13)から離脱させるようにした斯ゝる軌道
レール/ローラの選択的係合/離脱機構を含んで成り、 それにより前記選択駐車パレット(4)の自己の該第
1、第2ローラ(13,14)が自己の該モータ(17)によ
って同期的に駆動されている間に、前記選択的係合軌道
レール(8或いは9)に沿って前記選択駐車パレット
(4)を前記選択係合ローラ(13或いは14)によって選
択的に移動させるようにしたことを特徴とする、自動車
用の駐車床装置。 - 【請求項2】該第1、第2ローラ(13,14)が水平に延
在する回転軸を有し、関係する該第1、第2軌道レール
(8,9)の、夫々とローラ走行面としてのレール頂面に
おいて搭乗するように係合可能である、請求項1に記載
の駐車床装置。 - 【請求項3】該軌道レール昇降手段(31)は該第1、第
2軌道レールの1方(8或いは9)の該ローラ走行面が
選択的に他方(9或いは8)のものより相対的に上位或
いは下位に移動するように駆動制御される手段である、
但し各駐車パレットの該第1、第2ローラ(13,14)は
これらに関係する軌道レールの該ローラ走行面と夫々接
触することになる両種ローラの接触点が共通の水平面上
に配位しているように該駐車パレットに回転可能に装着
されている、請求項2に記載の駐車床装置。 - 【請求項4】該第1、第2軌道レール(8,9)は関係す
る該レール交差部(30)において夫々部分的に絞られた
形状を有し;両種軌道レールの少くとも1方(8或いは
9)は当該絞り形状部において個片に分断されて、その
結果の隣り合う当該個片としてのレールセクションが相
手に向って互いに突出した自由端部分を有し且つその間
に垂直に延在する空隙が介在するように成形されてお
り;対向する当該自由端部分は他方の軌道レール(9或
いは8)の該絞り形状部に対し該レール交差部(30)に
おいて該第1、第2軌道レール(8,9)の間に垂直に延
在する小さな空隙を介在させた状態で適合するように相
対的に輪郭付けられている、請求項1−3のいづれか1
項に記載の駐車床装置。 - 【請求項5】該第1、第2軌道レール(8,9)が夫々個
片に分断され、当該個片としての各レールセクションが
関係する該レール交差部(30)の内部の中心点に向って
先細りしたクサビ形自由端部分(39)を有していて、各
レール交差部(30)の内部が該第1、第2軌道レール
(8,9)の関係するレールセクションの当該クサビ形自
由端部分(39)によって実質的に占められている、請求
項4に記載の駐車床装置。 - 【請求項6】該第1、第2軌道レール(8,9)が夫々個
片に分断され、当該個片としての各レールセクションが
関係する該レール交差部(30)の中心点から離れた点で
終端になり、その結果として該レール交差部(30)が該
第1、第2軌道レール(8,9)の該レールセクションに
よって規定される内部空域(40)を有しており;当該内
部空域(40)には該第1、第2ローラ(13,14)に対す
る共通のローラ走行面を頂端に有するブリッジ(41)が
垂直移動可能に配設されており;そして更にブリッジ高
度調節機構が配設されていて、それにより当該ブリッジ
(41)を越えて走行させるべき該第1、第2軌道レール
(8,9)における隣り合う該レールセクションの該ロー
ラ走行面に関し、該第1、第2軌道レール(8,9)の1
方(8或いは9)のローラ走行面が他方(9或いは8)
のものより相対的に上昇しているときに、当該上昇ロー
ラ走行面に対して該ブリッジ(41)の該共通ローラ走行
面を高度的に整合させるようにした、請求項3に記載の
駐車床装置。 - 【請求項7】該第2軌道レール(9)は該軌道レール昇
降手段(31)によって該駐車デッキ(2)に対し垂直移
動させられる可動レールであり、他方該第1軌道レール
(8)は該駐車デッキ(2)に対し不動であり、該可動
レール(9)と該不動レール(8)により規定された該
レール交差部(30)の各々の該内部空域(40)に配置さ
れた該ブリッジ(41)のための該高度調節機構は該ブリ
ッジ(41)を保留する手段と該可動レール(9)とを含
んで成り、当該ブリッジ保留手段は:該ブリッジの脚部
を構成する部材として、垂直に延在する対向壁面を有
し、且つ該ブリッジ(41)のローラ走行面を提供する頭
部を構成する頂端板(42)が部材頂端に固設されている
斯ゝる第1スライド部材(43);当該第1スライド部材
(43)に対し摩擦保持するための手段として該駐車デッ
キ(2)に固設されていて、離間配置の垂直に延在する
対向壁(44,45)から構成され、当該離間壁(44,45)の
間に該第1スライド部材(43)を緊密嵌合状に受容して
該第1スライド部材(43)を該離間壁(44,45)に対し
両者の接触面間の大きな摩擦力により垂直に従動可能に
した斯ゝる第2スライド部材;及び該第1スライド部材
(43)に対する第1、第2、第3のストッパ手段(52,5
3,54;51;48)を含んで成り、 当該第1ストッパ手段(52,53,54)は垂直方向で相互係
留する2種のロック要素から構成され、その第1要素
(54)が該第1スライド部材(43)に固設され、その第
2要素(52,53)が該駐車デッキ(2)に固設されてい
て、該可動レール(9)が該軌道レール昇降手段(31)
によって上昇せられたときに該ブリッジ(41)が当該可
動レール(9)に対し両者の該ローラ走行面において高
度的に整合されている上限位置までに該第1スライド部
材(43)の従動上昇を前記相互係留により限定するよう
にした手段であり; 当該第2ストッパ手段(51)は該駐車デッキ(2)に固
設されていて、該可動レール(9)が該軌道レール昇降
手段(31)によって降下させられている間に該ブリッジ
(41)が該不動レール(8)に対し両者の該ローラ走行
面において高度的に整合されている下限位置で該第1ス
ライド部材(43)をその従動降下を止めると共に不動に
支承するようにした手段であり; 当該第3ストッパ手段(48)は該第2スライド部材の該
離間壁(44,45)の下側でその間に延在する形態で以っ
て該可動レール(9)に固設されていて、該可動レール
(9)が該軌道レール昇降手段(31)によって前記上限
位置に上昇させられたときに該第1スライド部材(43)
をその従動降下を阻止すると共に当該上限位置で不動に
支承するようにした手段である、請求項6に記載の駐車
床装置。 - 【請求項8】更に各駐車パレット(4)の該モータ(1
7)に電源から電力を供給する機構を含んで構成され、
当該電力供給機構は:2種の導体レールであって、該電源
に接続し、且つ該ローラ(13,14)のための軌道を構成
する該第1、第2軌道レール(8,9)に対し夫々相対的
に不動の関係にあり、且つ平行に延在するように配設さ
れた斯ゝる第1、第2導体レール(23,24);及び該第
1、第2導体レール(23,24)と夫々連携する2種の接
点手段であって、当該手段の夫々を構成する接点部材が
第1、第2集電流子(25,26)の形成された自由下端を
有し、且つ各種接点手段が関係する該駐車パレット
(4)に当該パレットが有する該モータ(17)に電気的
に接続するように配設されている、斯ゝる第1、第2接
点手段を含んで成り、 該第1、第2集電流子(25,26)の各々は該第1、第2
軌道レール(8,9)の選定された1方(8或いは9)に
対して相対的に不動の関係にある相手導体レール(23或
いは24)に当該選定軌道レールにおける隣り合うレール
交差部(30)間の少くとも大半の部分に亘って搭乗接触
し、それにより該駐車パレット(4)が該選定軌道レー
ルにこれに関係する該ローラ(13或いは14)を介して走
行するように搭乗しているときに、該モータ(17)を該
電源に前記相手導体レール(23或いは24)を通じて電気
的に接続させるようにした、請求項1−7のいづれか1
項に記載の駐車床装置。 - 【請求項9】該第1、第2導体レール(23,24)はこれ
に関係する該軌道レール(8,9)間の該レール交差部(3
0)の領域で個片のセクションに分断されていることに
より電気的に遮断されており;該第1、第2集電流子
(25,26)の各々がこれに関係する該導体レール(23或
いは24)の1セクションから該軌道レール交差部(30)
の該領域を、該駐車パレット(4)が該軌道レール交差
部(30)を通過走行する間に、隣りのセクションに向け
て跨ぐように該集電流子を持ち上げるための接点リフト
機構が配設されている、但し該第1、第2接点手段の各
々はその構成要素として該電源に電気的に接続するため
に同じ導体レールと連携するべき少くとも2個の接点部
材を含み、当該2個の接点部材の夫々の該集電流子は、
その1方の集電流子が前記同じ導体レールから該接点リ
フト機構によって持ち上げられている期間に他方の集電
流子が当該導体レールとの電気的接触維持の確保される
距離だけ離間した配置になっている、請求項8に記載の
駐車床装置。 - 【請求項10】該第1、第2導体レール(23,24)はこ
れに関係する該軌道レール(8,9)間の該レール交差部
(30)の領域で個片のセクションに分断されていること
により電気的に遮断されており;該第1、第2集電流子
(25,26)の各々がこれに関係する該導体レール(23或
いは24)の1セクションから該軌道レール交差部(30)
の該領域を、該駐車パレット(4)が当該軌道レール交
差部(30)を通過走行する間に、隣りのセクションに向
けて跨ぐように該集電流子を持ち上げるためのリフト機
構が配設されている、但し:該第1、第2導体レール
(23,24)の各々はその構成要素として関係する該軌道
レール(8或いは9)の1対の外側に夫々配置された2
本の導体レールから成り;該第1、第2接点手段の各々
は、その構成要素として前記2本の導体レールの各々と
個別に連携する少くとも1個、従って合計少くとも2個
の接点部材を含み;そして当該2個の接点部材の夫々の
該集電流子は、その1方の集電流子が前記2本の導体レ
ールの1方から該接点リフト機構によって持ち上げられ
ている期間に他方の集電流子が他方の導体レールとの電
気的接触維持の確保される距離だけ当該軌道レール対の
方向に離間した配置になっている、請求項8に記載の駐
車床装置。 - 【請求項11】該接点部材は、これに関係する導体レー
ル(23或いは24)に対し直角に延在する枢軸(34)を有
するレバー(36,37;36)を構成し、該集電流子(25或い
は26)が当該レバーの1端に形成されていて、該枢軸
(34)において関係する該駐車パレット(4)に枢軸回
転可能に装着された斯ゝる部材であり;該接点リフト機
構は従動子としての該接点部材の該レバーと協働するカ
ム手段であって、この両者の協働によって該接点部材が
該駐車パレット(4)と共に走行する間に該集電流子
(25或いは26)がこれに関係する該導体レール(23或い
は24)から持ち上げられた状態の回転位置まで該レバー
を枢軸回転させるようにした斯ゝるカム手段を含んでい
る、請求項9或いは10に記載の駐車床装置。 - 【請求項12】各接点部材の該レバー(36,37)はその
他端に上向き凸状形の摺動上面を有するブラケット(3
8)を有し、該レバー枢軸(34)が該レバーの両端間に
配位しており;該カム手段はこれに関係する該軌道レー
ル(8或いは9)に沿って延在して、上方に湾曲した両
端部とその間の水平に延在する中間部とから成る下向き
凸状形の摺動下面を有するガイドレール(29)を含み、
当該ガイドレール(29)がこれに関係する該軌道レール
(8或いは9)にこれに関係する該導体レール(23或い
は24)に対し反対側において付設されており; 該駐車パレット(4)がそれ自体の関係する該ローラ
(13或いは14)を介して搭乗されている前記選択された
軌道レール(8或いは9)に対しこれに関係する該導体
レールが相対的に不動の関係にあって、当該不動関係に
おいて該ブラケット(38)の該躍動上面の両端が該導体
レールの方向に見たときに該ガイドレール(29)の該摺
動下面における該湾曲端部の自由端と該中間部の両者間
に配位している斯ゝる条件下において、該レバーは正常
状態としてその先端の該集電流子(25或いは26)が該導
体レールに対して上から当接された状態の第1の回転位
置に配位しており;そして前記条件下で該ブラケット
(38)を有する該接点部材が該駐車パレット(4)と共
に該ガイドレールに対し相対的に移動する間に、該ブラ
ケット(38)の該摺動上面が該ガイドレール(29)の該
摺動下面に対し上から当接して相対的に摺動する態様で
以って、該ガイドレール(29)はその両端の1方から該
ブラケット(38)を該ガイドレールの下側を潜らせなが
ら案内し、それにより該集電流子(25或いは26)を前記
第1回転位置から該集電流子が該導体レールから持ち上
げられた状態の第2回転位置に転位させられるようにし
た請求項11に記載の駐車床装置。 - 【請求項13】該レバーは個別の第1、第2部品(36,3
7)から構成され、当該第1部品(36)はその自由端に
おいて該集電流子(25或いは26)を形成しており、当該
第2部品(37)はその自由端において該ブラケット(3
8)を形成しており;そして該第1、第2部品は、該枢
軸(34)の方向に見たときに現れる該第2部品(37)の
該第1部品の延長方向に対する傾斜角度が調節出来るよ
うに、該枢軸(34)に角変位可能に連結されている、請
求項12に記載の駐車床装置。 - 【請求項14】各レバー(36)の該枢軸(34)はそのレ
バー他端に形成されており、該カム手段は:偏心を有
し、関係する該レバーの両端間の固定位置で関係する該
駐車パレット(4)に回転可能に装着された偏心輪であ
って、該レバー(36)が当該偏心輪に前記固定位置にお
いて上から着座している、斯ゝる偏心輪(60);当該偏
心輪(60)に同心状に固定された歯車(61);及び該軌
道レール交差部(30)の該内部空域(40)が介在して離
間している該導体レール(23或いは24)における隣り合
う該レールセクションにその対向する自由端近傍の個所
において夫々付設されている1対の歯形ラックセクショ
ン(62)であって、各歯形ラックセクション(62)が該
歯車(61)と歯合可能であり、該駐車パレット(4)が
該レバー(36)と該偏心輪/歯車とを伴ってこれに関係
する該軌道レール(8或いは9)に沿って走行している
間に該偏心輪(60)を該歯形ラックセクション(62)と
歯合した該歯車(61)と一体に回転させるようにした、
斯ゝる歯形ラックセクション(62)を含んで構成され、 該偏心輪(60)はその外周上の直径上で対立する角度的
に180°離れた第1、第2点を有し、その第1点は該偏
心から最大半径だけ離れた点であり、その第2点は該偏
心から最小半径だけ離れた点であり;該偏心輪(60)と
該レバー(36)は、該駐車パレット(4)が自己の関係
する該ローラ(13或いは14)を介して搭乗されている前
記選択された軌道レール(8或いは9)に対し関係する
該導体レールが相対的に不動の関係にある条件下におい
て、正常状態では該偏心輪(60)と該レバー(36)は該
レバーが前記最小半径点において該偏心輪(60)に着座
し、そして関係する該集電流子(25或いは26)が該導体
レールに上から当接させられている斯ゝる状態にある第
1の角位置と回転位置に夫々配位しており;前記条件下
において該歯形ラックセクション(62)は該歯車(61)
が該歯形ラックセクション(62)に対して相対的に移動
する間に該歯車(61)と歯合するようになっており、そ
して該歯車(61)が該歯形ラックセクション対の1方と
全長に亘って歯合しながら回転する間に該偏心輪(60)
が前記第1角位置から第2角位置まで回転し、それによ
り該レバー(36)が前記第1回転位置から前記最大半径
点において該偏心輪(60)に着座し、結果として該集電
流子が該導体レールから持ち上げられた状態の第2回転
位置に転位し;その後に該歯車(61)が該歯形ラック対
の他方と歯合して回転させられると、該角位置と該回転
位置が夫々前記第2位置から前記第1位置に復帰するよ
うにした、請求項11に記載の項駐車床装置。 - 【請求項15】該第1、第2軌道レール(8,9)は夫々
不動レール(8)と垂直に移動可能な可動レール(9)
であり、当該可動レール(9)に対し相対的に不動な関
係にある該導体レール(24)は当該可動レール(9)に
固設されている、請求項8-14のいづれか1項に記載の駐
車床装置。
Applications Claiming Priority (3)
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|---|---|---|---|
| DE4028592A DE4028592A1 (de) | 1990-09-08 | 1990-09-08 | Flurparker fuer kraftfahrzeuge |
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| PCT/EP1991/001370 WO1992004518A1 (de) | 1990-09-08 | 1991-07-22 | Flurparker für kraftfahrzeuge |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05503972A JPH05503972A (ja) | 1993-06-24 |
| JPH0772454B2 true JPH0772454B2 (ja) | 1995-08-02 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP3512339A Expired - Lifetime JPH0772454B2 (ja) | 1990-09-08 | 1991-07-22 | 自動車用の駐車床装置 |
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|---|---|
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| JP (1) | JPH0772454B2 (ja) |
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1995
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