JPH077285A - 磁気シールド材 - Google Patents

磁気シールド材

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Publication number
JPH077285A
JPH077285A JP4196892A JP4196892A JPH077285A JP H077285 A JPH077285 A JP H077285A JP 4196892 A JP4196892 A JP 4196892A JP 4196892 A JP4196892 A JP 4196892A JP H077285 A JPH077285 A JP H077285A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic shield
powder
magnetic
shield material
resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP4196892A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Endo
貴則 遠藤
Hiroyuki Imai
浩之 今井
Koichi Ishiyama
宏一 石山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
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Publication of JPH077285A publication Critical patent/JPH077285A/ja
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気シールド材の提供。 【構成】 鱗片状の軟磁性金属粉末を熱可塑性又は熱硬
化性樹脂中に混練分散させ、板状その他所望の形状に成
形した磁気シールド材。 【効果】 加工による磁気特性の変化がなく、磁気強度
にあわせて簡単に磁気シールド材を作ることが可能であ
り、しかも安価である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リニアモーターカーな
どの壁、床材、電磁調理器の底面部材、高圧線近傍の建
築物の壁、床材、病院の磁気断層写真室の壁、床材、自
動車用電子回路ボックス用等に適する、強力な磁場など
が主な原因で、他に悪影響を及ぼす磁気ノイズをシール
ドする磁気シールド材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、強力な磁場などから発生する不必
要な磁気をシールドする磁気シールド材としては、軟磁
性アモルファス合金粉末を2枚のプラスチックフィルム
間にはさんだ磁気シールド材あるいはパーマロイ合金の
板材よりなる磁気シールド材が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の軟磁性アモルフ
ァス合金粉末を2枚のプラスチックフィルム間にはさん
だ磁気シールド材は、フィルム間にはさむ粉末の量をあ
まり多くすることができず、その磁気シールド性能はご
く僅かであった。
【0004】また、パーマロイ合金の板材は、その板厚
が最大1mm程度でしかも金属であるため、他の構造部
材との張り合わせが困難であり、強磁場に使用する場
合、張り合わせて板厚を厚くすることができず、一つの
部材でその目的を達成することが困難であった。
【0005】また、前記パーマロイ合金の板材を折り曲
げたり切断したりして、剪断力を加えた場合にはその加
工面に歪みが入り、磁気シールド特性が極端に低下す
る。低下した磁気シールド特性を元に戻すためには、加
工処理した磁気シールド材を1000℃以上で焼鈍し、
一定時間で急冷しなければならず、一つの磁気シールド
材を作るにはかなりのコスト高となった。
【0006】本発明は前記した従来技術の問題点を解消
し、安価で特性のすぐれた磁気シールド材を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明者等は鋭意研究を重ねた結果、先に特開昭6
3−287098号公報に示した磁性粉末のように、そ
の形状が鱗片状である場合、磁気シールド効果を高める
上できわめて有効であることを知見し、本発明を完成す
るにいたった。
【0008】
【発明の構成】すなわち、本発明は磁気シールドの機能
を有する鱗片状粉末を、樹脂などの媒体中に混練分散さ
せて得られる磁気シールド材を提供する。
【0009】
【作用】本発明の構成と作用を説明する。本発明に用い
る磁気シールドの機能を有する粉末は鱗片状でありさえ
すれば、一般に軟磁性材料の粉末であればよいが、セン
ダスト合金の粉末、パーマロイ合金の粉末あるいはこれ
らのアモルファス合金の粉末が好ましい。
【0010】これらの磁気シールド機能を有する粉末
は、水アトマイズ法などによって得られる、平均粒径5
μmから30μmのほぼ球形の粒子を、ボールを用いる
粉砕機等によって、鱗片状に加工して用いる。
【0011】上記のように鱗片状となった軟磁性粉末を
用い、たとえばポリ塩化ビニール樹脂等の熱可塑性樹脂
中に、ロールミル等を用いて、均一に混練分散させる。
その後、この混練物を冷却することによって、本発明の
磁気シールド材が得られる。
【0012】ロールミルを用いて前記軟磁性磁気シール
ド粉末を樹脂に混練分散させるときに、ロール間隙を調
整し、混練物に所定の圧力を加えることによって、樹脂
に含まれる鱗片状の軟磁性粉末を層状に配向させること
ができ、磁気シールド効果のより高い磁気シールド材を
提供することができる。
【0013】本発明の磁気シールド材料に使用できる樹
脂材料は熱可塑性樹脂が好ましいが、例えばエポキシ樹
脂等の熱硬化性樹脂に前記燐片状軟磁性粉末を均一に混
練分散させ、その後硬化させることによっても、同様の
磁気シールド材が得られる。
【0014】
【発明の具体的開示】本発明の実施例を説明するが、こ
れにより本発明は限定されない。 実施例1 Fe74.3wt%、Si8.2wt%、B9.8wt
%、Cr5.6wt%、Nb2.1wt%よりなる軟磁
性合金を水アトマイズ法で平均粒径10μmのほぼ球形
のアモルファス粒子を作り、ボールを用いた粉砕機にて
平均長径15μm、平均短径7μm、平均厚み0.5μ
mの鱗片状粉末を作る。
【0015】前記粉末とポリ塩化ビニール樹脂(三菱ビ
ニル社製塩化ビニル)と溶剤(関東化学社製DOP)と
を予備混合(粉末35wt%、樹脂65wt%、溶剤1
5wt%)した後、常用の2本ロールで1mmの混練条
件で粉末を配向させ、厚み2mmの板状磁気シールド材
得た。その配向の状態は図1に示されている。の写真で
ある。
【0016】図2のような測定装置により、前記の磁気
シールド材の磁気シールド特性を測定した。装置は、基
台11、縦支柱12、梁13よりなるスタンド上に、昇
降手段21、載置台22、その上に載せられた紙の枠
(箱)23よりなり、その中に載置台上に強度既知の磁
石23を置く。梁13にガイガーカウンターの感知端4
1が、上下動可能に支持され、前記の磁石に臨むように
なっている。試料は前記紙箱23の上に置かれる。磁気
強度検出器の先端の高さを変えて検出器の読みが色々な
値となるように箱の上面と検出器の先端との距離を調整
する。
【0017】次に、前記紙箱の上面に、前記板状磁気シ
ールド材1を置き、検出器によって磁気強度を測定す
る。初期磁気強度として100ガウス、50ガウス、1
0ガウスの3点を加え、磁気シールド効果を測定した。
表1がその結果である。
【0018】
【表1】
【0019】測定の結果、初期磁気強度100ガウスが
19ガウスに、50ガウスが12.3ガウスに、10ガ
ウスが2.5ガウスにそれぞれ衰弱し、本発明部材の磁
気シールド性能が確認された。
【0020】実施例2 実施例1で得た磁気シールド材を2枚重ねて、実施例1
と同様の条件で磁気シールド効果を測定した。表2がそ
の結果である。
【0021】
【表2】
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているから、板状のあるいは一定形状を有する単一部材
で、シールドしようとする磁気の強度に応じて、その厚
みを変えることによって磁気をシールドすることができ
る。
【0023】また、機械的に折り曲げや切断を行なって
も、その部分の磁気特性を回復するための再処理をする
必要がないのでコスト的に安価である。さらに、一定厚
みの定型品を作り、それを張り合わせることによって磁
気強度に応じた磁気シールド材を作ることができるよう
になり、あらゆる磁気強度に対応する磁気シールド材を
供給することができる。また、押し出し成型機などによ
って一定形状を有する部品を大量、しかも安価に供給す
ることができるようになり、産業上きわめて有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明磁気シールド材中の強磁性粉末配向状態
を示す顕微鏡写真である。
【図2】本発明で使用された磁気測定装置の構造を概要
説明図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月1日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明磁気シールド材中の強磁性粉末配向状態
を示す粉末粒子構造の顕微鏡写真である。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】また、パーマロイ合金の板材は、その板厚
が最大1mm程度でしかも金属であるため、張り合わせ
が困難であり、強磁場に使用する場合、張り合わせて板
厚を厚くすることができず、一つの部材でその目的を達
成することが困難であった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【作用】本発明の構成と作用を説明する。本発明に用い
る磁気シールドの機能を有する粉末は鱗片状でありさえ
すれば、一般に軟磁性材料の粉末であればよいが、セン
ダスト合金の粉末、パーマロイ合金の粉末あるいはFe
系のアモルファス合金の粉末が好ましい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】前記粉末とポリ塩化ビニール樹脂(三菱ビ
ニル社製塩化ビニル)と溶剤(関東化学社製DOP)と
を予備混合(粉末75wt%、樹脂25wt%した
後、常用の2本ロールで1mmの混練条件で粉末を配向
させ、厚み2mmの板状磁気シールド材得た。その配向
の状態図1の写真に示す。る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】図2のような測定装置10により、前記の
磁気シールド材の磁気シールド特性を測定した。装置
は、基台11、縦支柱12、粱13よりなるスタンド上
に、昇降手段21、載置台22、その上に載せられた紙
の枠(箱)23よりなる昇降自在の試料台20を設置し
たものであり、載置台上に強度既知の磁石24を置く。
粱13に検出器40の感知端41が、上下動可能に支持
され、前記の磁石に臨むようになっている磁気強度検
出器の先端の高さを変えて検出器の読みが色々な値とな
るように箱の上面と検出器の先端との距離を調整する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】次に、前記紙箱の上面に、前記板状磁気シ
ールド材30を置き、検出器によっ磁気強度を測定す
る。初期磁気強度として100ガウス、50ガウス、1
0ガウスの3点を加え、磁気シールド効果を測定した。
表1がその結果である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】本発明磁気シールド材中の断面における軟磁性
粉末配向状態を示す粉末粒子構造の顕微鏡写真である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】追加
【補正内容】 10 スタンド, 20 試料台, 24 磁石 30 磁気シールド材, 40 ガイガーカウンター
(検出器)
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】誓誓
【補正内容】
【図1】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月25日
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【符号の説明】 10 スタンド, 20 試料台, 24 磁石 30 磁気シールド材, 40 ガイガーカウンター
(検出器)
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気シールドの機能を有する鱗片状粉末
    を、樹脂媒体中に混練分散させて得られる磁気シールド
    材。
  2. 【請求項2】 磁気シールド粉末が樹脂などの媒体中で
    層状に配向している請求項1記載の磁気シールド材。
  3. 【請求項3】 押し出し成型機等によって、一定形状と
    した請求項1又は2記載の磁気シールド材。
  4. 【請求項4】 磁気シールドの機能を有する粉末が軟磁
    性金属よりなる請求項1、2又は3記載の磁気シールド
    材。
  5. 【請求項5】 軟磁性金属粉末がパーマロイ合金、セン
    ダスト合金又はこれらのアモルファス合金のいずれか又
    はその2種以上の混合物である請求項1乃至4のいずれ
    かに記載の磁気シールド材。
  6. 【請求項6】 媒体が熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂の
    いずれかである請求項1乃至5のいずれかに記載の磁気
    シールド材。
JP4196892A 1992-01-31 1992-01-31 磁気シールド材 Pending JPH077285A (ja)

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JP4196892A JPH077285A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 磁気シールド材

Applications Claiming Priority (1)

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JP4196892A JPH077285A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 磁気シールド材

Publications (1)

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JPH077285A true JPH077285A (ja) 1995-01-10

Family

ID=12622994

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JP4196892A Pending JPH077285A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 磁気シールド材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100325987B1 (ko) * 1998-05-12 2002-06-27 폴 에이.머피 휴대용전화기핸드세트구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100325987B1 (ko) * 1998-05-12 2002-06-27 폴 에이.머피 휴대용전화기핸드세트구조

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990302