JPH0773083A - 情報検索装置および仮想データベース管理システム - Google Patents

情報検索装置および仮想データベース管理システム

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JPH0773083A
JPH0773083A JP5297613A JP29761393A JPH0773083A JP H0773083 A JPH0773083 A JP H0773083A JP 5297613 A JP5297613 A JP 5297613A JP 29761393 A JP29761393 A JP 29761393A JP H0773083 A JPH0773083 A JP H0773083A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の標準的なデータベース管理システムに
対して問題指向の概念スキーマを提供するために知識ベ
ース管理システムを使用する仮想データベース管理シス
テムとして情報検索システムを実現する。 【構成】 概念スキーマにおいて、概念の階層を使用し
て個体オブジェクトを編成する。クラシファイアは、個
体オブジェクトが表現する概念を決定し、新しい概念と
既存の概念の関係を決定する。知識ベースをクラシファ
イアとともに使用して、問合せが概念に変換され、個体
オブジェクトと概念の間の関係における変化が検出され
る。ウィンドウベースのユーザインタフェースによっ
て、情報への柔軟で実験的なアクセスが可能となる。ユ
ーザインタフェースの特殊機能によって、ユーザは、問
合せから概念への変換を指定し、変化を検出するモニタ
を設定し、グラフの一部を指定することによって問合せ
を定義することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に、データ分析
に関し、特に、知識ベースシステムを使用して実行され
るデータ分析に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの時代においては、情報は
主にデータベース管理システムに格納される。図1は、
データベース管理システム(DBMS)101の概略ブ
ロック図である。システム101は、情報を格納するた
めのディスクドライブのような記憶装置、および、その
データにアクセスするためにディスクドライブに結合さ
れたプロセッサを使用して実現される。システム101
では、検索すべき情報を記述する問合せ103がDBM
S101に提示され、DBMS101はその問合せを問
合せマネージャ107で処理し、データベース117内
でその情報を検索し、データ105を返す。問合せ10
3は、名前を使用することによって検索すべき情報を記
述する。例えば、SQL問合せ言語における問合せは以
下の一般形を有する。 select <フィールド名> from <テーブル名> where <行が満たすべき制約> もちろん、データベース117内の情報は名前によって
検索されるのではなく、データベース117が実現され
ている記憶装置内のアドレスによって検索される。問合
せ103で使用される名前と、データベース117で使
用されるアドレスの間の関係は、スキーマ113によっ
て確立される。スキーマ113は、問合せで使用される
名前を、その名前によって参照されるデータを含むデー
タベース117内の位置によって定義する。
【0003】データベース管理システム101の動作は
以下のとおりである。問合せ103が問合せマネージャ
107によって受け取られ、問合せマネージャ107は
それを解析する。問合せマネージャ107は問合せ10
3内の名前109をスキーマ113に提示し、スキーマ
113は、データベース117内でその名前によって表
現されるデータを記述する記述子111を返す。続い
て、問合せマネージャ107は、その記述子および問合
せ103を使用して作用112の列を生成し、これによ
ってデータベース117は、問合せ103によって指定
されたデータ105を返す。続いて問合せマネージャ1
07はデータ105を、その問合せを生成したユーザに
返す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】データベース管理シス
テム101は、データの格納および検索に効果的である
が、いくつかの問題点を有する。その問題点のうちの1
つは、複雑さである。SQLのような問合せ言語は単純
ではない。さらに、大規模なデータベース管理システム
101のスキーマ113もまた複雑である。問合せ10
3の効果的な作成は、システム101で使用される問合
せ言語の詳細な理解のみならず、スキーマ113で使用
される名前の意味の詳細な理解をも必要とする。この理
由のため、システム101の問合せの作成は専門家に任
されることが多い。ここでのオーバヘッドはどんな場合
でも大きく、異なるデータベース管理システム101が
異なる問合せ言語とともにかかわる場合には増大する。
問合せ作成の複雑さを克服する試みは以下のような技術
を含んでいる。 ・ユーザが対話的に記入する書式。問合せはこの書式か
ら作成される。 ・システムのユーザに親しみやすい概念によるスキーマ
113で使用される名前の再定義。 ・データベース管理システム101への自然言語インタ
フェース。 このような技術の最近の例はビジネスオブジェクツ(Bus
inessObjects)である。この技術では、SQLの専門家
が、ユーザが親しみやすい用語を使用した書式を、SQ
L問合せ言語の問合せに関係づける。書式に記入するこ
とによって、ユーザは、SQL問合せ言語を知らずにS
QL問合せを生成することができる。上記の技術は有意
義であるが、いずれも、興味のある情報が複数種類のデ
ータベース管理システム101に含まれているという状
況に対処することができない。
【0005】データベース管理システム101のもう1
つの問題点は、その構成が比較的柔軟でないことであ
る。スキーマ113への変更は、スキーマ113および
そのデータベース117との関係に通暁した専門家によ
ってのみなされる。実際、多くのシステム101では、
スキーマ113はコンパイルによって生成され、その結
果、スキーマ113への変更はデータベース管理システ
ム101全体の再コンパイルを必要とする。構成が柔軟
でないことは、データベース管理システム101の設計
およびその後の使用の両方に問題を引き起こす。構成が
柔軟でないことのため、データベース管理システム10
1のスキーマ113の設計は困難で高価となる。特に、
最終的なシステムの最善形を決定するために、プロトタ
イプを生成してそれによって実験するという技術の使用
が困難となる。また、構成が柔軟でないことのため、ス
キーマ113の最初の設計では想像しなかったような方
法でデータベース117にアクセスすることも困難であ
る。この問題は、大規模なデータベース管理システム1
01が最初に意図した目的のみならず、種々の調査の資
源として使用されるようになるにつれてさらに重要にな
っている。データベース管理システムのスキーマは最初
の目的のために設定されているため、調査に必要な様式
で情報を見る問合せを作成することが困難である。
【0006】
【課題を解決するための手段】データベース管理システ
ム101の上記およびその他の問題点は、データベース
管理システムとともに知識ベース管理システムを使用す
ることによって解決される可能性がある。ここで、知識
ベース管理システムとデータベース管理システムの主要
な相違点は次のとおりである。データベース管理システ
ムでは、スキーマ113の設計者は、データベース11
7内のデータの概念的知識を使用してスキーマ113を
設計するが、スキーマ113と問合せ言語はその概念的
知識を反映しない。例えば、SQLを使用したシステム
では、問合せは、テーブルならびにそのテーブルの行お
よび列を指定することによってデータを指定する。一
方、知識ベース管理システムでは、スキーマの対応物お
よびデータを記述するために使用される言語は、その概
念的知識を反映する。米国特許出願第07/781,4
64号(発明者:ボルギダ他、発明の名称:情報アクセ
ス装置および方法、出願日:1991年10月23日、
本出願の出願人に譲渡)は、一般的に、知識ベース管理
システムがデータベース管理システムとともに使用され
る方法を開示している。本出願は、知識ベース管理シス
テムをデータベース管理システムと統合する使用法およ
び利点についてさらに詳細に開示するものである。
【0007】従来技術のデータベース管理システムの上
記の問題点は、仮想データベース管理システムおよび仮
想知識ベース管理システムによって解決される。このデ
ータベース管理システムは次のものを含む。 ・第1の問合せを受け取リ、それに応答してデータを返
す1以上のデータベース管理システム。 ・概念のセットに従って知識ベース内のデータを編成
し、その概念を使用する記述言語に提示された式に応答
してそのデータに作用する知識ベース管理システム。 ・式を受け取り、式を第1問合せに翻訳し、データを受
け取り、知識ベースに組み込むために知識ベース管理シ
ステムへの式とともにそのデータを返す手段。 ・データのうちのあるものを指定する第2の問合せを受
け取り、それに応答して、第2問合せをそのデータを指
定する式に翻訳し、その式を知識ベース管理システムに
送り、そのデータを知識ベース管理システムから受け取
り、そのデータを提供する手段。
【0008】仮想データベース管理システムが知識ベー
ス管理システムを含むということは、仮想データベース
管理システムに、問合せを知識ベース管理システムで使
用される概念に変換すること、および、知識ベース管理
システムにおけるあるカテゴリーから他のカテゴリーへ
の個体の移動を追跡することを含む新しい作用を実行す
る能力を与える。問合せ変換に関しては、本発明のその
目的は以下のように要約される。
【0009】・情報の本体が個体およびその個体を編成
する概念によって表現される知識ベースと、 ・知識ベースに結合し、個体のコレクションを指定する
問合せに応答して、その個体のコレクションを指定し概
念と両立する書式を有するコレクション指定を作成する
手段と、 ・知識ベースに結合し、コレクション指定を受け取り、
コレクション指定を概念に統合する手段とを有する、情
報の本体を編成する装置。
【0010】あるカテゴリーから他のカテゴリーへの個
体の移動を追跡することに関しては、本発明のその目的
は以下のように要約される。
【0011】・情報の本体が個体およびその個体を編成
する概念によって表現される知識ベースと、 ・1以上の個体に関して変更を行う手段と、 ・その変更に応答して、その変更および概念によって要
求されるように個体の再編成を行う手段と、 ・その再編成に応答して、1以上の個体に関してその再
編成の効果を表示する手段とを有する、情報の本体の変
化を検出する装置。
【0012】最後に、仮想データベース管理システム
は、任意の種類のデータベース管理システムで使用可能
な、グラフから問合せを生成する技術を使用する。
【0013】
【実施例】以下の好ましい実施例の詳細な説明は、好ま
しい実施例およびその作用の概観から始め、その後、特
定の領域についてさらに詳細に説明する。その後、好ま
しい実施例のユーザインタフェースについて詳細に説明
する。
【0014】[1.好ましい実施例の概観:図2]図2
は、1以上のデータベース管理システム101とともに
知識ベース管理システムを使用する情報検索システム2
01のブロック図である。本質的には、知識ベース管理
システム(KBMS)217は、仮想データベース管理
システム(VDBMS)215を作成するために使用さ
れる。「仮想」という用語は、ここでは、「仮想メモリ
システム」という概念で使用されるのと同様の意味で使
用される。仮想メモリシステムは、プログラマが、論理
アドレスによってデータをアドレス指定することを可能
にする。論理アドレスは、システムが自動的に実際のデ
ータの物理アドレスに翻訳する。こうして、プログラマ
は、プログラムが実行されているコンピュータシステム
がどのようにして実際にデータを格納しているかについ
て注意する必要がない。仮想データベース管理システム
もまた、そのデータを、1以上のデータベース管理シス
テム(図2のデータベース管理システム101(0..
n))から取得するが、仮想データベース管理システム
で使用されるスキーマおよび問合せ言語は、それらのデ
ータベース管理システムで使用されるスキーマおよび問
合せ言語とは独立である。さらに、仮想データベース管
理システムにおけるスキーマは、そのデータを含むデー
タベース管理システムのスキーマとは独立であるため、
仮想データベース管理システムのスキーマは、その仮想
データベース管理システムが使用されている調査分野に
合わせて特別に作成することが可能である。
【0015】仮想データベース管理システムを作成する
ために知識ベース管理システムを使用することはさらに
次のような利点を提供する。 ・スキーマは、調査分野に関係する概念を使用して作成
され、その概念は問合せで直接使用可能である。 ・知識ベース管理システムは新しい概念をスキーマに組
み込むことができ、それによって動的に拡張可能とな
る。 ・スキーマで使用される概念とそれに含まれるデータと
の関係の変化が検出可能である。 以下でさらに詳細に説明するように、これらの利点によ
って、情報検索システム201は、従来技術の情報検索
システムよりも非常に容易に使用することができ、非常
に柔軟になる。
【0016】情報検索システム201の説明を続ける
と、好ましい実施例では、情報検索システム201を実
現する第1のステップは、なされる調査に関連する概念
を使用して仮想スキーマ219を設計することである。
これがなされると、前掲のボルギダ他の特許出願に記載
された技術を使用して、データ105を1以上のデータ
ベース管理システム101から知識ベース管理システム
217の仮想データベース221にロードする。ロード
は、知識ベース管理システム217で使用される記述言
語(DL223)によるスキーマの概念の記述をトラン
スレータ226に与えることによってなされる。トラン
スレータ226は、この記述を、関係するデータベース
管理システム101に要求されるように問合せ103に
翻訳する。データがトランスレータ226に返される
と、トランスレータ226は、そのデータを、記述言語
223によるその記述とともに(矢印224)、仮想デ
ータベース管理システム215に送る。続いて、知識ベ
ース管理システム217は、そのデータを、その記述に
よって要求されるように仮想データベース221に追加
する。情報検索システム201の好ましい実施例は、仮
想データベース221内のデータの月ごとの更新のみが
要求されるような環境で使用される。その結果、ロード
は「バッチ」技術を使用してなされる。更新がさらに頻
繁になされなければならないようなその他の環境では、
ロードは、トランスレータ226が記述言語223記述
を保持し、問合せ103をその記述から必要な間隔で生
成し、その結果のデータおよび記述を仮想データベース
管理システム215に送ることによってなされる。また
は、データベース管理システム101における関連する
変更を知ったユーザが、変更されたデータを仮想データ
ベース221にロードするよう要求することも可能であ
る。
【0017】仮想データベース管理システム215がロ
ードされると、ユーザは、グラフィカルユーザインタフ
ェース(GUI)203を使用して、仮想データベース
管理システム215に問合せを行い、その問合せの結果
を見ることが可能である。グラフィカルユーザインタフ
ェース203は、ユーザによって要求された情報が1以
上のウィンドウに表示されるディスプレイ205を含
む。ユーザは、キーボード207およびポインティング
デバイス209によってグラフィカルユーザインタフェ
ース203を制御し、それによって、情報検索システム
201を制御する。キーボードおよびポインティングデ
バイスからの入力(矢印233)は、グラフィカルユー
ザインタフェースマネージャ229に送られ、グラフィ
カルユーザインタフェースマネージャ229は、その入
力に基づいて仮想データベースコマンド(VDBC)2
11を生成する。仮想データベースコマンド211は、
仮想問合せマネージャ227に送られる。仮想データベ
ースコマンド211には、「概念問合せ」が含まれる。
概念問合せは、知識ベース管理システム217に特に適
合し、仮想スキーマ219で使用される概念によって問
合せを表現する問合せ言語で書かれる。こうして、概念
問合せは、データベース管理システム101で使用され
るどの問合せ言語やスキーマとも独立となり、さらに、
なされる調査に直接関連する概念を使用する。
【0018】仮想問合せマネージャ227は、問合せ
を、知識ベース管理システム217によって実行可能な
作用222に変換する。作用に応答して、知識ベース管
理システム217は仮想データベース221から情報の
コレクション225を返す。ここで、コレクションと
は、セットと同様のものであるが、コレクションは同一
の要素も含むことがあるという点が異なる。例えば、
{a,b,c}はセットであり、{a,a,b,c}は
コレクションである。続いて、コレクション225に基
づく情報213はグラフィカルユーザインタフェースマ
ネージャ229に返され、グラフィカルユーザインタフ
ェースマネージャ229は、ディスプレイ205のウィ
ンドウ内でその情報を使用する(矢印231)。例え
ば、グラフィカルユーザインタフェースマネージャ22
9は、コレクション225からのデータを使用して、デ
ィスプレイ205のウィンドウに表示されるグラフを作
成する。
【0019】[2.仮想データベース管理システム21
5の詳細:図3]図3は、好ましい実施例の仮想データ
ベース管理システム215の詳細なブロック図である。
知識ベース管理システム217から始めると、知識ベー
ス管理システム217は、CLASSIC記述言語ベー
スの知識ベース管理システムを使用して実現される。記
述言語ベースの知識ベース管理システムは、記述言語で
書かれた概念または個体オブジェクトの記述をとり、そ
の概念または個体オブジェクトを分類する。すなわち、
すでにデータベース内にあるすべての概念または個体オ
ブジェクトとの関係を見つける。分類は、記述言語で表
現された任意の2つの項の間の一般化(包含)関係を発
見する知識ベース管理システムの能力に基づく。分類
は、新しい記述より一般的な(すなわち、新しい記述を
包含する)すべての以前に指定された記述、および、新
しい記述より特殊な(すなわち、新しい記述によって包
含される)すべての以前に指定された記述を発見する。
このような知識ベース管理システムは、一般的なほうの
記述のうち最も特殊なもの、および、特殊なほうの記述
のうち最も一般的なものを発見し、新しい記述をそれら
の間に入れることができる。これによって、記述間の一
般化順序(包含関係に基づく半順序)が得られる。ほと
んどの記述言語は、任意の記述が、より一般的な記述を
複数有することが可能であり、従って厳密に階層的な順
序を生成しないが、この半順序は、階層として考えるこ
とができる。記述言語ベースの知識ベース管理システム
は、アール.ジェー.ブラックマン(R. J. Brachman)、
ジェー.ジー.シュモルゼ(J. G. Schmolze)「KL−O
ne知識表現システムの概観」コグニティヴ・サイエン
ス(Cognitive Science)、第9巻第2号(1985年4
月−6月)第171〜216ページに記載されている。
CLASSICシステムで使用される記述言語は、アー
ル.ジェー.ブラックマン他「CLASSICユーザー
ズマニュアル」エイ・ティ・アンド・ティ・ベル・ラボ
ラトリーズ・テクニカル・レポート(AT&T Bell Laborat
ories Technical Report)(1991年)に記載されて
いる。
【0020】CLASSIC知識ベース319は、3つ
の主要部を有する(図3)。 (1)概念定義のセット(CONCS)311。これら
の概念定義は、CLASSIC KBMSによって格納
され編成された、命名された記述である。上記のよう
に、これらは基本的でも合成的でもよい。 (2)二項関係定義のセット(RELS)314。CL
ASSICでは、これらは、複数の値を有することが可
能な「役割」(例えば、子)でも、単一のフィラのみを
有することが可能な「属性」(例えば、年齢、母親)で
もよい。 (3)個体オブジェクト記述のセット(INDS)31
3。これらは、概念定義311によって世界の個体オブ
ジェクトを特徴づけ、役割定義314によって関係づけ
られる。 図3と図2の関係に関しては、個体313は、仮想デー
タベース221を実現し、概念311および関係314
はともに仮想スキーマ219を実現するものである。
【0021】記述言語223で表現される概念および個
体オブジェクト(以下単に個体という)の例を図4に示
す。概念定義401において、PERSON基本概念定
義403によれば、PERSON(人間)とは、とりわ
け(この限定はPRIMITIVE構文の意味であ
る)、高々2人の親を有し、正確に1つの性別を有し、
正確に1つの年齢を有する何かである。MOTHER合
成概念定義405は、項MOTHERを、「その性別が
正確に「女性」であり、少なくとも1人の子を有する人
間」という句と等置している。知識ベースの個体部分に
は、個体407は命名された概念401を満たす(すな
わち、LIZは以前に定義された概念MOTHERを満
たす)という宣言がある。また、年齢のような役割31
4(この実施例では構造を有しないため図示せず)によ
る個体409間の関係の宣言(例えば、LIZは年齢
(AGE)=65を有する)もある。知識ベース319
は、クラシファイア(CLASS)315によって保守
される。クラシファイア315は、上記のように記述を
分類する。例えば、母である新しい個体409が個体3
13に追加された場合、それはMOTHERおよびPE
RSON概念の下に分類される。ここで注意すべきこと
であるが、ここで使用される個体および概念という用語
は、オブジェクト指向システムで使用されるオブジェク
トおよびクラスという用語に対応する。
【0022】仮想データベース管理システム215がC
LASSICのような記述言語ベースの知識ベース管理
システムを使用するということは、標準的なデータベー
ス管理システムに比べて2つの重要な利点を有する。第
1の重要な利点は、仮想スキーマ219が概念311お
よび関係314を使用して実現されるため、動的に拡張
可能であることである。仮想スキーマを拡張するために
必要なことは、それに新しい概念を追加することだけで
ある。その場合、クラシファイア315がその新しい概
念を概念311の階層に統合することができる。第2の
重要な利点は、個体313と概念311の間の関係の変
化が検出可能であることである。例えば、仮想データベ
ース221が更新されると、知識ベース管理システム2
17はクラシファイア315においてデータおよび記述
言語の記述を受け取る。すると、クラシファイア315
は概念311によって要求されるようにそのデータを分
類する。以前より多いまたは少ない個体がある概念下に
包含されたかどうかはその分類動作から決定することが
できる。
【0023】好ましい実施例では、新しい概念が概念3
11に追加可能であることは、問合せを概念にするため
に使用される。すなわち、情報検索システム201のユ
ーザが特定の興味のある概念問合せを定義した場合、概
念問合せによって返されるコレクションは、概念403
に変換され、概念311に追加されることが可能である
(新概念(NCONC)(矢印317))。これが行わ
れる方法を以下で詳細に説明する。
【0024】好ましい実施例では、概念311と個体3
13の間の関係の変化が検出可能であることは、標準的
なデータベースシステムで使用されるトリガの概念バー
ジョンを提供するために使用される。トリガは、一般的
に、フィールド内で許容される値によって定義される。
フィールドに、定義された制限外の値がセットされた場
合、トリガに対応するコードが実行される。例えば、当
座預金のデータベースは、預金残高フィールドに関する
トリガを有し、これは、当座預金残高フィールドが0を
下回った場合にコードを実行する。このような概念トリ
ガをここではモニタという。これは、図3ではモニタ3
05として示されている。各モニタ305は、個体31
3の再分類の結果、個体313の概念311に対する関
係に変化があった場合になされるアクションを定義す
る。モニタ305は、クラシファイア315によって実
行される再分類を監視し(矢印307)、再分類がモニ
タを満たした場合、モニタに定義されたアクションが実
行される。例えば、概念311が、MOTHERと同様
であるが(AT−LEAST 1 children)
(少なくとも1人の子を有する)によって制限されない
概念WOMANを含む場合、モニタは、概念WOMAN
から、より狭い概念MOTHERへの個体の移動を検出
し、このような移動に基づいてアクションを定義する。
【0025】上記から明らかなように、グラフィカルユ
ーザインタフェース203のユーザは、仮想データベー
スコマンド211を使用して、直接に、または、概念に
変換されるコレクションを指定することによって、概念
を定義することができ(いずれの可能性も図3では概念
定義(CD)321として図示)、概念問合せ318を
定義することができ、モニタ305を定義することがで
きる。直接に定義された概念の場合、クラシファイア3
15は、単に、概念311に新しい概念を追加するのに
必要な再分類を行う。コレクションによって定義された
概念の場合、問合せプロセッサ301がそのコレクショ
ンから新しい概念317を作成し、それをクラシファイ
ア315に送る。
【0026】概念問合せ318を定義する入力の場合、
問合せプロセッサ301は、その概念問合せ318をコ
レクション指定316に変換する。知識ベース管理シス
テム217は、コレクション指定316に応答して、仮
想問合せマネージャ227にコレクション225を返す
作用を実行する。仮想問合せマネージャ227は、コレ
クション225を保存コレクション303に保持し、そ
れを使用してグラフィカルユーザインタフェース203
への出力213を生成する。最後に、グラフィカルユー
ザインタフェース203のユーザは、モニタ305を定
義することが可能である。この定義は、とるべきアクシ
ョンおよびそのアクションがとられる条件の両方を含
む。以下で、コレクションを概念にすること、および、
モニタを定義することのために使用される技術について
さらに詳細に説明する。さらに、問合せを定義するグラ
フィカルな技術について説明する。
【0027】[3.問合せ処理の詳細:図5]図5に、
好ましい実施例で問合せが処理され概念がコレクション
から作成される方法をさらに詳細に示す。問合せプロセ
ッサ301は、2つの主要要素を有する。1つは、概念
問合せ309を解釈する問合せインタプリタ(QI)5
01であり、もう1つは、コレクション指定511を知
識ベース管理システム217に与えるコレクション指定
プロセッサ(CP)507である。このようなコレクシ
ョン指定511は、2つの目的で与えられる。知識ベー
ス管理システム217が概念に対応するコレクション2
25を返すため、および、コレクション指定が命名さ
れ、新しい概念317として概念311に追加されるた
めである。コレクション225は、保存コレクション3
03において、コレクションオブジェクト(CO)50
9として表現される。コレクションオブジェクト509
は、クラシファイア315によって解釈されるようにコ
レクション225を記述するコレクション指定511を
常に含み、さらに、コレクションオブジェクト509に
よって表現されるコレクション225を構成する個体3
13からの実際の個体であるコレクション個体513も
含むことがある。
【0028】問合せ処理は以下のように実行される。概
念問合せ318がグラフィカルユーザインタフェース2
03のユーザによって定義される。問合せインタプリタ
501がその概念問合せを受け取り、概念問合せ318
によって指定されるコレクション225に対して空のコ
レクションオブジェクト515を作成する。空コレクシ
ョンオブジェクト515は、そのコレクションに対する
コレクション指定子511のみを含む。好ましい実施例
のコレクション指定し511は、概念問合せ318で指
定された個体を含む複数の概念311の、記述言語22
3による記述からなる。コレクションが概念に含まれる
すべての個体より少ない個体からなる場合、コレクショ
ン指定子のテスト関数が、概念問合せ318に指定され
たコレクション内の個体のみを返すように概念をさらに
限定する。好ましい実施例では、テスト関数はLISP
で書かれる。テスト関数は、CLASSIC知識ベース
管理システムの一部であり、概念問合せ318に使用さ
れる言語が問合せにおいて使用が容易なように設計され
るため、そして、その結果、分類作用における計算上の
追跡可能性のために設計されている記述言語223より
も表現力があるため、必要とされる。概念問合せ318
をコレクション指定子511に翻訳するために使用され
るアルゴリズムは、以下で詳細に説明する。
【0029】空コレクションオブジェクト515は保存
コレクション303に格納される。問合せ処理におい
て、コレクション指定子511によって指定されるコレ
クション内の個体が実際に要求されている場合、コレク
ションプロセッサ507は空コレクションオブジェクト
515からコレクション指定子511を検索し、それを
クラシファイア315に送る。クラシファイア315
は、コレクション記述の記述言語223部分に指定され
た概念に従ってコレクション指定子511を分類し、そ
の概念によってどの個体が指定されているかを決定し、
最後に、テスト関数を使用して、概念によって指定され
ている中から所望の個体を選択する。これらの個体はコ
レクション225を構成し、このコレクション225
は、空コレクションオブジェクト515に追加されてコ
レクションオブジェクト509を形成する。コレクショ
ンオブジェクト509は、コレクション指定子511の
みならず、コレクション個体513をも含む。続いて、
コレクション個体513からの情報が使用されて、GU
I203にディスプレイを生成することが可能である
(矢印213)。コレクション指定子511は命名され
ていないため、概念311の永久部分とはならない。
【0030】情報検索システム201のユーザは、ある
コレクション225が、分析のために特に有用であると
考えた場合、そのユーザは、そのコレクションのコレク
ション指定子511を概念311の永久部分にすること
ができる。これを行うため、ユーザは、グラフィカルイ
ンタフェース203で概念定義321を与える。概念定
義は、その概念の名前、および、コレクションの指定子
を含む。コレクションが既に問合せによって指定されて
おり、保存コレクション303内にコレクションオブジ
ェクト509を有する場合、概念定義は、そのコレクシ
ョンオブジェクトを指定するだけでよい。そうでない場
合、概念定義は、概念問合せ318を指定しなければな
らない。前者の場合、コレクションプロセッサ507は
単に、指定されたコレクションオブジェクト509から
コレクション指定子511を検索し、指定511を名前
に関係づけ、その名前および指定を新しい概念317と
してクラシファイア315に与える。クラシファイア3
15は、その概念を分類し、概念311に永久に追加す
る。概念定義321が概念問合せ318によって概念を
指定する場合、コレクションプロセッサ507はその問
合せを問合せインタプリタ501に送る。問合せインタ
プリタ501は、その問合せに対応するコレクション指
定511を含む空コレクションオブジェクト515を生
成する。続いて、その概念の名前がコレクション指定5
11に関係づけられ、コレクション指定は上記のように
概念311に追加される。
【0031】[4.問合せインタプリタ501の詳細]
問合せインタプリタ501は、概念問合せをCLASS
IC記述言語式に翻訳する。この翻訳を、いくつかの簡
単な場合について以下で説明する。
【0032】以下の例では、概念PERSONならびに
属性NAMEおよびAGEを定義した単純定義域モデル
を仮定する。最も一般的な概念問合せは、コレクション
のサブセットを選択する形式のものであり、その結果と
してもう1つのコレクションを生成する。この種の問合
せの慣用句は、 <var> IN <collection> WHERE <boolean−expression> である。ただし、INおよびWHEREはキーワードで
あり、<var>は変数を指定し、<collecti
on>はコレクションであり、<boolean−ex
pression>は、変数に結びつけられるコレクシ
ョンから個体を選択するために使用される式である。概
念的には、この問合せは、<collection>の
要素にわたって反復され、<var>を各要素に次々と
結合させ、その結合によって<boolean−exp
ression>を評価する(すなわち、<boole
an−expression>は通常<var>に関す
るものである)。例えば、Bobという名前の人間のコ
レクションを選択する問合せを発することができる。 この問合せは、CLASSIC記述言語内で完全に表現
することが可能であるため、この問合せの結果として生
成されるコレクションは、以下のCLASSIC式を有
する命名されていない概念として表現される。
【0033】このコレクションの要素が要求された場
合、概念式が解析され、正規化されて、知識ベース内に
命名されていない一時概念が作成される。コレクション
の要素は、この未分類の概念の外延である。このコレク
ションに名前(例えば、collection−1)を
与えることによって、後の問合せにおいてこのコレクシ
ョンを参照することができる。例えば、先のBobのう
ち年齢20才以上の者を発見したいとする。 は、次の未分類の概念となる。
【0034】コレクションの命名を一歩進めて、そのコ
レクションを、分類された概念として概念階層内に明示
的に入れることができる。次の問合せ言語文は、col
lection−1によって記述される概念を作成す
る。 DEFINE_CONCEPT persons−na
med−bob WITH collection−1 これは、分類された概念persons−named−
bobを作成する。この概念は、他の命名された概念と
同様に、CLASSIC概念階層内に格納される。
【0035】問合せ言語はCLASSIC記述言語より
も表現力があるため、問合せ言語式をCLASSIC式
に完全に翻訳することは不可能である。この場合、CL
ASSIC記述言語で表現できない問合せの部分は、実
行可能なCommon Lispのコードに翻訳され、
CLASSICテスト関数に組み込まれる。翻訳が、テ
スト関数の使用に頼らなければならない場合にも、コレ
クションは、概念階層内の最も特殊な親に制限されるこ
とが可能であり、テスト関数が実行されなければならな
い知識ベースの個体の数を制限する。例えば、一生の半
分より多くの間働いているすべての人間を尋ねたとす
る。 x IN person WHERE x.years−on−job / x.age > 0 .5 この場合、このコレクションを表現する概念は、CLA
SSICテスト関数の助けによって定義される。 (and person (test−c ’(lambda (x) (> (/ (filler x ’years−on−job) (filler x ’age)) 0.5))))
【0036】以上の翻訳は、コンパイラおよびインタプ
リタ分野で周知の技術を使用して実現される。概念問合
せのトークンは辞書式に整列され、概念、役割、および
属性の意味は、概念311および関係314から取得さ
れる。続いて、概念問合せによって指定されるコレクシ
ョンを生成する記述言語文およびテスト関数が生成され
る。
【0037】[5.モニタ305の詳細:図9]上記の
ように、モニタ305は、知識ベース319に生じる変
化を監視し、その変化に基づいてアクションを実行す
る。例えば、顧客(Customer)という概念が、
高消費者(High−Spenders)、中消費者
(Medium−Spenders)、および低消費者
(Low−Spenders)というサブ概念に分割さ
れているとする。また、高消費者、中消費者、および低
消費者の定義は以下のとおりと仮定する(これらは非公
式の定義である)。 ・高消費者:毎月の消費が平均で100ドル以上の顧
客。 ・中消費者:毎月の消費が平均で20ドル以上100ド
ル未満の顧客。 ・低消費者:毎月の消費が平均で20ドル未満の顧客。 1年の前半の6か月間に、顧客ジョー・スミスが総額で
300ドル消費したと仮定する。その結果、6か月後、
ジョー・スミスは中消費者に分類されることになる。し
かし、ジョー・スミスが7月に470ドルの買物をした
場合、彼の毎月の平均は110ドルに上がり、自動的に
高消費者に再分類されることになる。
【0038】データ分析アプリケーションでは、個体が
再分類されるだけではなく、分析者が、ある時間にわた
って個体の分類の変化を追跡することができることが特
に有用である。すなわち、分析者は、おそらく郵便リス
トに追加するために、どの顧客が高消費者になったかを
知ることを望む。好ましい実施例では、毎月1回、知識
ベース319に更新が行われる。情報管理システム20
1では、分析者が、毎月の更新中にシステムが監視すべ
き変化を指定することが可能である。このような変化が
起こった場合、分析者に通知される。分析者が監視を要
求する可能性がある変化の例には次のものがある。 ・顧客が高消費者になった場合に通知を要求する。 ・低消費者の数が10%増加した場合に通知を要求す
る。 ・高消費者、中消費者、および低消費者の概念間のすべ
ての顧客の移動を監視する。 次に、知識ベース319が更新され、個体313が再分
類されると、これらの監視条件のいずれかが満たされて
いるかどうかチェックする。満たされている場合、分析
者に通知される。モニタ901を定義し、通知を受け取
るグラフィカルユーザインタフェースについては、以下
でユーザインタフェースを説明する際に説明する。
【0039】図9に、モニタ901の詳細な構造を示
す。モニタ901は、3つの主要部分からなる。 ・監視するする条件のコード(トリガ条件903)。 ・監視条件を満足する個体(IND)909(0..
n)のコレクション(コレクション個体905)。 ・分析者に通知する条件のコード(通知条件907)。 モニタのトリガ条件903は任意の関数が可能である。
しかし、特に有用な条件の限定セットがあるので、例示
のためにそれらを列挙する。 ・ある概念から他の概念への変化(移動) 例:高消費者から低消費者へ ・ある概念からの変化(移出) 例:高消費者から ・ある概念への変化(移入) 例:低消費者へ コレクション個体905は単に、トリガ条件903を
(知識ベース319への毎月の更新中に)満たす個体9
09のコレクションである。情報検索システム内の他の
コレクションと同様に、コレクション個体905は第1
階のオブジェクトである。
【0040】知識ベースへの更新が完了した後、すべて
のモニタ901は検査され、通知条件907が満たされ
ているかどうか判定される。満たされている場合、分析
者に通知される(矢印915)。有用であることが分か
っている2種類の条件を次に示す。 ・指定された数の個体が変化した。 例:10個体が高消費者から低消費者に変化し、5個体
が低消費者に変化した。 ・指定された割合の個体が変化した。 例:高消費者全体の10%が低消費者になった。低消費
者の数が20%増加した。
【0041】ここで、監視アルゴリズムについて非常に
簡単に説明する。 1.知識ベース319への更新中に、以下のことを実行
する。 (a)更新されている各個体Iに対して、以下のことを
実行する。 i.Iが現在属している概念OLDPを記録する(再分
類前(BR)911の矢印)。 ii.個体Iを再分類する。 iii.Iが新たに属する概念NEWPを記録する(再
分類後(AR)913の矢印)。 iv.Monitor−Change(I,OLDP,
NEWP)を実行する(詳細は後述)。 2.知識ベース319に対するすべての更新後、以下の
ことを実行する。 (a)各モニタ901に対して、以下のことを実行す
る。 i.通知条件907が満たされている場合、コレクショ
ン個体905が、トリガ条件903によって指定されて
いるように変化したことを分析者に通知する。Moni
tor−Change(I,OLDP,NEWP)のア
ルゴリズムは以下のとおりである。 1.すべてのモニタ901に対して、以下のことを実行
する。 2.OLDPからNEWPへの移動がトリガ条件903
を満たす場合、個体Iを、そのモニタのコレクション個
体905に追加する。
【0042】[6.情報検索システム201とユーザの
対話]上記のように、情報検索システム201のユーザ
は、グラフィカルユーザインタフェース203によって
システム201と対話する。以下で、この対話について
詳細に説明する。この説明では、情報検索システム20
1が、デパートの顧客のふるまいの調査をするために使
用されるという例を使用する。この例の仮想スキーマ2
19は、デパート定義域モデルの概念、役割、および属
性からなる。図6に、この定義域モデル601を示す。
この定義域モデルによって形成される階層のトップには
DEPARTMENT−STORE−THINGがあ
る。この概念は、単にこの階層のルートとして機能す
る。PURCHASE、ITEM、DEPARTMEN
T、およびSALEという概念403はすべて直接DE
PARTMENT−STORE−THINGの下に包含
され、SALE−PURCHASEはPURCHASE
の下に包含される(太線矢印)。概念のうちのいくつか
は、その概念を他の概念に関係づける「役割」を有す
る。役割は、その役割を他の概念に関係づける細線矢印
によって示される。例えば、CUSTOMERを考え
る。CLASSICは、役割606purchases
にはPURCHASE概念に属する個体が入らなければ
ならないと指定する。CUSTOMERに付随するリス
トの残りは「属性」を指定する。属性は、他の概念に関
係づけられていない概念に属する個体に関する情報を示
す。上記のように、CLASSIC記述言語223で表
現できない概念の性質を定義するために、概念にテスト
関数を対応させることが可能である。この定義域モデル
では、SALE−PURCHASEの定義がテスト関数
609を使用する。このテスト関数609は、そのPU
RCHASE(購入)がSALE(特売)中に起きたか
どうかを知るために購入日を検査する。
【0043】内部的には、概念は、ITEMに対して6
11に示されるようなデータ構造によって定義される。
概念の名前は、nameフィールドの文字列によって定
義され、デパートの役割はdepartmentフィー
ルドに定義され、残りのフィールドは属性を定義し、そ
れらの属性が有する値の限界を指定する。
【0044】情報検索システムのユーザがシステムで利
用可能なデータを分析する際に、その分析は以下の4つ
の作業を含む。 ・概念定義、概念のさまざまな性質、個体のテーブル、
およびグラフを含むデータをさまざまな方法による閲
覧。 ・分析のためにデータをサブセットにセグメント化する
こと。 ・セグメント化から新しいCLASSIC概念を定義す
ること。 ・データベースからの増分更新の結果起きる概念のサイ
ズおよび構成の変化の監視。 この節の残りの部分では、デパート定義域からの使用法
シナリオとともにこれらの各作業をインタフェースがど
のようにサポートするかを説明し、インタフェースが能
力および使用の容易さを組み合わせ、ユーザの作業の実
用的対話をサポートし、ある時間にわたって作業を管理
する際にユーザをサポートする方法を示す。
【0045】[6.1 データの閲覧]分析者は、「デ
ータの感じをつかむ」ため、例えば、顧客を特徴づける
属性、顧客の消費の平均額、または特定の顧客によって
消費される額を決定するために、まずデータを閲覧し、
次に、調査すべき質問、例えば、「特売中の顧客の購入
割合と、全消費額との間になんらかの相関があるか」を
作成するために、データを閲覧する。
【0046】閲覧するデータの特性を選択することは、
データの分析に必要な部分である。例えば、分析者は、
全消費額、購入数、および特売中の購入割合を示す顧客
のテーブルを見たい場合がある。このようなテーブルを
データのビューという。データベース管理システムが有
用であるためには、そのシステムは多くの基礎テーブル
からのデータを組み合わせたビューを提供することがで
きなければならない。ビューは、テーブルであることも
あり、他の表示技術を使用することもある。例えば、顧
客の特売中の購入割合を決定することは、顧客の購入役
割の値にアクセスし、どの購入がSALE−PURCH
ASE(特売購入)であるかを判定し、特売購入数を全
購入数で除算することを含む。
【0047】これらの考察から判断されることとして、
すべてのビューはテンプレートから駆動されなければな
らないことが分かる。テンプレートとは、表示すべきデ
ータの宣言的指定であって、すべてのテンプレートはユ
ーザ編集可能でなければならない。図7に、テンプレー
ト703およびテンプレート703に対応するテーブル
ビュー701を示す。(テンプレートの使用がテーブル
ビューについて示されているが、テンプレートは他の種
類のビューにも同様に使用可能である。)テーブルビュ
ーに対する各テンプレート703は、テーブルビュー7
01に表示される列を定義する列見出し707のセット
と、710に指定された列に表示すべきものを定義する
概念問合せ言語式713からなる。最後に、フィールド
711は、概念問合せ言語式713で使用される変数を
定義する。テンプレート703の制御はボタン705に
よる。
【0048】テンプレート703の使用法は以下のとお
りである。定義域モデル601が作成されると、定義域
モデル601の定義域内のデータの基本ビューを提供す
るテンプレートのセットが作成される。続いて、分析者
は、これらのテンプレートを使用して、作業に必要な他
のテンプレートを構成する。特に有用なテンプレート7
03は、他での使用のために保存することも可能であ
る。例えば、テンプレート703は、最初は、各顧客に
対する消費額および購入数を示すビューを指定してい
た。分析者が最初のテンプレートを選択すると、最初の
テンプレートに対応するテーブルが表示された。しか
し、最初のテンプレートを使用している分析者は、各顧
客の特売での購入の割合を見たいと考えた。それを見る
ために、分析者は、最初のテンプレートを編集した。分
析者は、テーブル701の「EditTemplat
e」ボタンを押すことによって編集操作を開始した。編
集操作において、分析者は、% sales purc
hasesという列を追加し、その列に概念問合せ式7
13を指定した。 COUNT (z in <x>.purchases where z in SALE−PURCHASE) / COUNT (<x>.purchases) * 100 問合せ式713は、各顧客の購入数および特売購入数を
発見し、特売購入数を購入数で除算し、100を乗算し
て所望の割合を得る。
【0049】分析者は、テンプレート703の編集を終
了すると、そのことを示すために「Done」705ボ
タンを選択し、編集したテンプレート703に対応する
ビュー701を生成するために「Use Templa
te For This Window」ボタンを選択
した。分析者は、編集したテンプレートが有用であると
判断すると、「Save changes to te
mplate」ボタンを選択してその変更を保存し、他
の使用および後の編集に利用可能な新しいテンプレート
703を生成することができる。編集したテンプレート
が有用でない場合、「Reset Example」ボ
タンによって、分析者は、最初のテンプレートに戻るこ
とができる。上記の例では、テンプレートは単一レベル
の概念階層のみに関係している。複数のレベルが関係す
る場合、テンプレートは概念階層を継承し、特定のテー
ブルの完全なビューを決定するように構成される。分析
者が、CUSTOMERのインスタンスのテーブルを見
ることを要求し、CUSTOMERはPERSONの特
殊化である場合、PERSONおよびCUSTOMER
の両方のテンプレートが使用されてテーブルが構成され
る。
【0050】テンプレートベースの方式は、分析者の余
分の作業を要求しないことに注意すべきである。最も単
純なビュー以外の場合、分析者は閲覧するデータの特性
を選択しなければならない。テンプレートを作成する作
業は、作成者および他の分析者の両方にとって、将来有
益である。上記のように、データ分析の現在のツールの
欠点の1つは、ある時間にわたる作業の管理をサポート
しないことである。換言すれば、1つの分析の一部とし
て行われる閲覧およびデータのセグメント化の作業は、
他の分析に使用可能でない。また、テンプレートベース
の閲覧方式は、労力の分割および他の分析者との協力の
ための重要な機会を提供する。第1に、特定の定義域で
作業する少なくとも1人の分析者はテンプレート編集ツ
ールおよび適当なテンプレートを作成するための概念問
合せ言語に通じていなければならないが、他の分析者は
いったん構成されたこれらのテンプレートを使用するこ
とができる。第2に、他の分析者が、現在のテンプレー
トが提供するよりもやや困難なデータを閲覧する必要が
ある場合、その仕事は、それを初めから作成するのでは
なく、存在するテンプレートを編集することである。完
全な概念問合せ言語式の小部分のみを編集すればよいた
め、概念問合せ言語式の構成には非常に少ない技術レベ
ルしか要求されない。こうして、テンプレートは、自然
な労力の分割および仕事中心の必要に応じた学習を支援
するユーザ間の認知的接点として役に立つ。
【0051】ビューをテーブルとして見るほかに、分析
者はビューを種々のグラフおよびプロットとして見るこ
とができる。例えば、テーブルの特定の列の値に基づく
テーブルの個体のプロットである。図8に、特売購入の
割合に基づく顧客のプロット801を示す。すべての顧
客は、特売購入の割合の減少順にx軸上に列挙され、y
軸は各顧客の特売購入の割合を示す。
【0052】[6.2 データのセグメント化]データ
のセグメント化の目的は、分析対象のサブセット(例え
ば、ほとんど特売中に買物をする顧客、高消費顧客、高
いクレジット限度の顧客)の作成である。有用な一般化
は、このようなサブセットについてなされる。例えば、
ある特売には良好に応答し、支払が滞りやすい。閲覧と
セグメント化は交互の作業である。最初にデータを閲覧
することによって、仮説および質問が提示され、データ
をセグメント化することによって、これらの仮説が(こ
の仮説が成り立つかどうかのカテゴリーを形成すること
によって)テスト可能な形になり、さらにセグメントの
閲覧によって、その仮説がテストされる。すべてのコレ
クションが第1階のオブジェクトであることは、情報検
索システム201の柔軟性にとって基本的である。すな
わち、あるコレクションに対して実行可能な操作と同一
の操作が、そのコレクションをさらにセグメント化する
ことによって生成されたコレクションに対しても実行可
能である。例えば、第1のセグメント化によってさらに
興味のある性質が明らかになった場合、第1のセグメン
ト化に加えてさらに第2のセグメント化をすることが可
能である。
【0053】情報検索システム201は、データをセグ
メント化する3通りの方法を提供する。それらの方法
は、概念問合せによるもの、(問合せから抽出された)
書式によるもの、およびグラフからのものである。各方
法はその利点を有する。分析者がデータをセグメント化
するあらゆる方法を予想することは不可能であるため、
汎用問合せ言語の能力が必要である。一方、1つの定義
域では、ルーチンセグメント化法を認識することが可能
であり、そこで書式が利用される。
【0054】[6.3 グラフを使用したセグメント
化:図8および図13]グラフは、データをセグメント
化する自然な機会を与え、グラフ内の切断がセグメント
境界を示す。このような2つの切断がグラフ801に現
れている。分析者は、マウスクリックによってグラフ内
のセグメント化ポイントを指示することができる。垂直
線811および813はセグメント化ポイントを示し、
水平点線はデータベクトルからの境界要素を示す。こう
して、グラフ801はCUSTOMERを、特売購入の
割合が40%以上、15〜40%、および15%未満に
セグメント化することを含んでいる。「SEGMENT
BASED ON INTERVALS」ボタン81
5を選択することによって、情報検索システム201
は、所望のセグメント化を生じる問合せを生成し、メニ
ュー805を表示する。メニュー805は、データをセ
グメント化するために生成される問合せの英語パラフレ
ーズ807を表示し、分析者がそのセグメントを命名す
るために使用可能なフィールド809を有する。セグメ
ント化を実際に実行するためには、分析者はセグメント
ボタン817を選択する。
【0055】個体のテーブルからの列は概念問合せ言語
式によって定義されているため、その列のグラフからセ
グメント化を行うことが可能である。これまで考えて来
た例では、列「% sale purchases」は
次の式によって定義されている。 COUNT (z in <x>.purchases where z in SALE−PURCHASE) / COUNT (<x>.purchases) * 100 この概念問合せ言語式から、および、分析者によって指
示されたセグメント化ポイントから、CUSTOMER
を特売購入割合が40%以上、15〜40%、および1
5%未満にセグメント化するための問合せが自動的に生
成される。例えば、第2セグメントを定義する問合せは
次のとおりである。 x in CUSTOMER where (COUNT (z in <x>.purchases where z in SALE−PURCHASE) / COUNT (<x>.purchases) * 100) 3 15 AND (COUNT (z in <x>.purchases where z in SALE−PURCHASE) / COUNT (<x>.purchases) * 100) < 40 セグメント化が終了すると、テーブル803が現れ、グ
ラフに現れた順序でセグメントが列挙され、各セグメン
ト内の顧客数が表示される。
【0056】上記の技術は、ユーザインタフェースの機
能に依存する。グラフィカルユーザインタフェースマネ
ージャ229がディスプレイ205に表示する各グラ
フ、テーブルなどに対して、マネージャ229は対応す
るデータ構造体を保持する。こうして、図13に示すよ
うに、マネージャ229は、ディスプレイ205内のテ
ーブル701に対応してテーブルレコード1303を保
持し、グラフ801に対応してグラフレコード1325
を保持する。この対応は図13では破線で示す。
【0057】このレコードの基本的な目的の1つは、グ
ラフィカルディスプレイが「ライブ」であることを可能
にすること、すなわち、ユーザが、数、グラフィクスな
どに関してさらに情報を得ることを可能にすることであ
る。このために、対応する各レコードは、テーブルまた
はグラフが生成されるコレクションを指定するコレクシ
ョンオブジェクト1301と、グラフまたはテーブルを
生成するために使用される概念問合せ式1311とを含
む。こうして、テーブルレコード1303は(とりわ
け)以下のものを記録する。 ・その個体に関する情報が表示されているコレクション
を定義するコレクションオブジェクト1301。 ・テーブル内の各列に対して、この列のデータを定義し
た問合せ言語式1311。
【0058】従って、上記のテーブル701に対するテ
ーブルレコード1303は以下の情報を含むことにな
る。 Table−Record 1303 Collection Object 1301 − Customer QLE 1311(0) x.amount−spent QLE 1311(1) COUNT (x.purchases) QLE 1311(2) COUNT (z in x.purchases where z in Sale−Purchase) / COUNT (x.purchases) * 100 ユーザは、テーブルに表示されたデータに対して多くの
操作を実行することができる。これには、特定の個体に
対してすべてのデータを検査すること、および、特定の
列に基づいてテーブルをソートすることが含まれる。こ
こで重要なことは、ユーザは、特定の列(例えば「%
sale purchases」)のデータのグラフを
要求することもできることである。(注意:列内のデー
タをグラフ化するためには、データは数値でなければな
らず、ソートされていなければならない。)図8に、C
ustomerの列「% sale purchase
s」に対するグラフ801を示す。グラフを作成するに
は、グラフマネージャ1321が以下のように動作す
る。ユーザは、テーブル701から列を選択する(グラ
フ列要求(GCR)矢印1319)。グラフマネージャ
1321はその選択に応答して、テーブル701のテー
ブルレコード1303から、関連する列に対する概念問
合せ式1311(i)を読み出し、その概念問合せ式1
311(i)を使用して、テーブルレコード1303内
のコレクションオブジェクト1301によって指定され
るコレクション内の個体から関連する情報を取得した
後、グラフ801およびグラフレコード1325を作成
する。グラフレコード1325は(とりわけ)概念問合
せ式1311(i)およびテーブルレコード1303か
らのコレクションオブジェクト1301を含む。
【0059】例えば、図8のグラフに対するグラフレコ
ードは以下の情報を含む。 − Collection object 1301 − Custome r − QLE 1311 − COUNT (z in x.purchases where z in Sale−Purchase) / COUNT (x.purchases) * 100 システムはどのようにしてグラフから問合せを生成する
かを説明する。ユーザからのセグメント化要求1315
に応答して、グラフマネージャ1321はグラフレコー
ド1325を読み出す。これは以下のことを示す。1.
セグメント化されるコレクションはCustomerで
ある。2.データ値を生成した問合せ言語式1311は
次のとおりである。 COUNT (z in x.purchases where z in Sale−Purchase) / COUNT (x.purchases) * 100 このセグメント化要求1315は、さらに、セグメント
「sale customers」の下限が40である
ことを示した。
【0060】コレクションオブジェクト1301内のコ
レクションの指定、データ値を生成した問合せ言語式1
311(i)、および、セグメント化要求1315を使
用して(矢印1315および1317)、システムは以
下の概念問合せ317を生成する。 C in Customer where (COUNT (z in C.purchases w here z in Sale−Purchase) / COUNT (C.purchases) * 100) >= 40 ただし、Cはシステム生成の変数名であり、Custo
merはコレクションオブジェクト1301で指定され
たコレクションであると理解される。もちろん、前に指
摘したように、好ましい実施例では、コレクションは記
述言語223を使用して指定される。問合せ言語式13
11においてすべての自由変数x(テーブル内の個体に
値をとる)の場所が新しい変数名Cによって置換されて
いることに注意すべきである。
【0061】一般に、システムが、セットS、問合せ言
語式QLE、ならびにユーザ指定下限LB、および上限
UBに対する問合せを構成する必要があるとする。この
問合せは次の形となる。 VAR in S where QLE(VAR) >= LB AND QLE(VAR) < UB ただし、VARはシステム生成変数名であり、Sはコレ
クションを指定し、QLE(VAR)という記法は、Q
LEにおける自由変数がVARによって置換されている
ことを意味する。
【0062】これまで、テーブルからの単一の列のグラ
フから(すなわち、単一の問合せ言語式によって定義さ
れる)問合せを構成する方法のみを示したが、この方式
は、複数の列を示すグラフに一般化される。例えば、2
次元のグラフを有し、x座標は(QLE−1によって定
義される)テーブルの列C−1からのデータをプロット
し、y座標は(QLE−2によって定義される)テーブ
ルの列C−2からのデータをプロットすると仮定する。
この場合、ユーザは、グラフ上の長方形を指定すること
によってセグメントを指示することができる。長方形が
x座標X−MAXおよびX−MINならびにy座標Y−
MAXおよびY−MINによって定義された場合、シス
テムが生成する問合せは次のようになる。 VAR in S where QLE−1(VAR) >= X−MIN AND QLE−1(VAR) < X−MAX AND QLE−2(VAR) >= Y−MIN AND QLE−2(VAR) < Y−MAX
【0063】さらに指摘すべき点であるが、上記の技術
は、仮想データベース管理システムへの適用に制限され
るものではなく、標準的なデータベース管理システムに
も適用可能である。
【0064】[6.4 書式を使用したセグメント化:
図10]書式は、定義域で使用される最も一般的な問合
せを表現する。例えば、各インスタンスの(購入履歴の
ような)ベクトル属性における変化量によって、概念の
インスタンスをセグメント化する。こうした書式の最も
重要な点は、問合せの一部を変数で置き換えることによ
って問合せ言語による問合せからすべて導出されること
である。書式は、2つの方法で定義することができる。
特定のデータ検索アプリケーションを設計する場合、最
も一般的な問合せは書式にされてシステム起動時にロー
ドされるライブラリ内に保存される。しかし、分析者が
一般的に有用であると認識した、問合せ言語による特別
の問合せを構成する必要がある場合、簡単な「抽象化」
ウィンドウによって、分析者は、問合せから書式を作成
するプロセスに導かれる。協力のための再使用可能な資
源および媒体としてビューテンプレートに関してなされ
た観察は、書式にも同様に該当する。
【0065】図10に、購入品目の売場によって顧客の
購入をセグメント化する、記入中の書式1001を示
す。結果のテーブル1011によって、分析者は、顧客
が購入した売場間の相関を調べることができる。書式1
001では、分析者は、フィールド1004に、すべて
のDepartment(売場)およびCustome
r(顧客)にわたる反復を指定する。フィールド100
3には、分析者は、書式から生成される問合せでDep
artmentおよびCustomerを表す変数を指
定する。フィールド1005および1007に示されて
いるように、独立変数はCであってCustomerを
表し、従属変数はDである。CustomerとDep
artmentの関係は、フィールド1013および1
015に指定されている。フィールド1013は、これ
ら2つを関係づける役割の連鎖を指定する。Custo
mer内の役割purchasesは概念PURCHA
SEを指し、概念PURCHASEは、概念ITEMを
指す役割itemを有する。概念ITEM内では、フィ
ールド1015に示すように、概念DEPARTMEN
Tが役割departmentによって指される。「A
pply」ボタン1009が指定されると、問合せプロ
セッサ301は、DEPARTMENTおよびCUST
OMERの個体の可能な対それぞれに対して1つの問合
せを生成する。典型的な問合せは次のとおりである。 x in Joe−Smith.purchases.
item where x.department = Appliances
【0066】[6.5 概念の定義:Fig.14]図
14に、コレクションから概念を定義するために、情報
検索システム201の好ましい実施例で使用されるウィ
ンドウを示す。2つの方式が存在する。1つは、セグメ
ント化を概念として定義することであり、もう1つは、
コレクションを概念として定義することである。ウィン
ドウ1401は、どのようにセグメント化が概念として
定義されるかを示す。図8に示すように、スクリーン8
05によって、分析者は、コレクションのセグメントに
名前809を与えることができる。分析者は、セグメン
トを命名した後に、図11の分析作業領域のセクション
1107のDefineボタンを選択すると、スクリー
ン1401が現れる。フィールド1403に名前を入力
することによって、分析者は、セグメントに対応する概
念311の名前を指定することができる。名前が入力さ
れると、分析者は、Defineボタン1405を押す
ことによって、その概念を命名することができる。
【0067】ウィンドウ1413は、分析者がどのよう
にコレクションから概念を定義するかを示す。ボタン1
407によって示されるように、システム201はコレ
クションのメニューを保持している。分析者がボタン1
407を選択し、さらに、ボタン1407に応答して表
示されるメニューからコレクションを選択すると、コレ
クションの名前がフィールド1409に現れる。その
後、分析者は、フィールド1411に概念の名前をタイ
プし、Defineボタン1405を選択することによ
って、コレクションに対応する概念を命名することがで
きる。
【0068】[6.6 モニタの定義:図15]図15
に、モニタ901を定義し、モニタによって報告される
変化を観察するために使用されるウィンドウを示す。ウ
ィンドウ1501は、モニタを定義するために使用され
る。フィールド1503への入力によってモニタに名前
が与えられる。フィールド1505および1507への
入力によって、モニタの型およびそのモニタが適用され
る概念が定義される。図の場合、モニタは、概念Sal
e−Customersに入って来た個体に反応してい
る。好ましい実施例では、モニタ901は分析者に、変
化が臨界数または臨界割合のいずれかに達した時に通知
する。いずれの場合でも、この数または割合はフィール
ド1509および1511に定義される。ボタン151
3を選択することによって、これらのフィールドに定義
されたモニタ901が作成され、他のモニタ305に追
加される。
【0069】個体313のデータが更新された後、ウィ
ンドウ1515は、通知が必要な変化があったモニタ9
01のリストを表示する。1517に示すように、モニ
タは名前によってリストされる。変化を閲覧するため
に、ユーザはウィンドウ1515内の名前のうちの1つ
を選択する。すると、選択されたモニタに対するウィン
ドウ1519が現れる。このウィンドウは、そのウィン
ドウに対応し、その変化が重要である理由を示すコメン
ト1521を含むモニタ901を記述する。分析者は、
さらに調査したい場合、ボタン1523を選択して、C
IS905内の個体を見ることができる。さらに、分析
者は、MAKE CONCEPTボタン1525を選択
することによって、コレクションを概念に変換すること
ができる。
【0070】[7.ユーザインタフェースの動作:図1
1および図12]顧客の一般的購買パターンの調査に興
味のあるデータ分析者を考える。この分析者は、顧客を
「規則的」、「準規則的」、および「非規則的」のよう
なカテゴリーにグループ化することができるかどうかを
決定したい。これらのカテゴリーは、顧客の行動を予測
し、市場キャンペーンの目標を定めるために有用であ
る。図11に、このような調査においてグラフィカルユ
ーザインタフェース203に表示されるいくつかのウィ
ンドウを示す。
【0071】分析者は、定義域モデル(ウィンドウ11
17)を一覧(browse)し、CUSTOMER概念を検索
し、それを概念一覧ウィンドウ1119に表示すること
から開始する。このウィンドウは、全顧客のセットに関
する総合的な情報を表示する。この情報は、本実施例で
は、数値的役割であるtotal−spent−199
1(1991年の総消費)の最小、最大、および平均で
ある。次に、分析者は、分析作業領域1103でCus
tomer(顧客)について作業する。1105に問合
せをタイプする代わりに、分析者は、Segment
by Numeric Attribute(数値属性
によるセグメント化)書式(スクリーン1109)を使
用することによって顧客のセットのセグメント化を開始
する。この書式は、ウィンドウ1113のLIBRAR
Y OF ABSTRACT QUERIES(抽象問
合せのライブラリ)から選択されたものである。この書
式に記入するために、分析者は、セグメント化すべき概
念(CUSTOMER)、セグメント化においてキーを
設定すべき役割(total−spent−199
1)、およびセグメントを決定する属性値を指定する。
ここで、分析者は、低消費者、中消費者、および高消費
者に大まかに対応する3つのほぼ等しいグループに顧客
を分割したいものと仮定する。すると、分析者は、2つ
の数字(例えば、500および1500)を与えなけれ
ばならない。これによって、顧客のセグメント化は3つ
のクラスになる。すなわち、500ドル以下を消費する
者、500ドルから1500ドルまでの消費をする者、
および1500ドル以上を消費する者である。選択され
る数値境界(ここでは500および1500)は単なる
最善の推測であることに注意すべきである。さらに分析
を進める(およびおそらくその境界を変更する)ことに
よってのみ、セグメント化の効用を判断することができ
る。セグメント化の結果は分析テーブルウィンドウ11
21に表示される。これが生成する問合せおよびビュー
は、ID#(今の場合7228)によって関係づけられ
る。テーブル1121は、3つのセグメントおよび各セ
グメントに入る顧客の数を示す。
【0072】ここで、テーブル1121は、1991年
にこの店で少額しか消費しない多くの顧客がいることを
示していると仮定する。これは、規則的顧客でない顧客
のクラスを示唆する。消費される金額と、購買の規則性
の間の関係を調査するため、分析者は再び、Segme
nt by Numeric Attribute書式
を使用して、今度は役割number−of−purc
hases−in−1991(1991年の購買数)に
基づいて、顧客をセグメント化し、非規則的、準規則
的、および規則的購買者に対するセグメントを作成す
る。次に、分析者は、非規則的購買者のテーブルを表示
し、何人かは非常に多額を消費しているがその他はほと
んど消費していないことを発見したと仮定する。今度
は、分析者は、高消費者は特売中に購買をしやすいとい
う仮説を形成するとする。
【0073】この仮説を検討するため、分析者は、非規
則的購買者の消費額のみならず、非規則的購買者が特売
中にした購買の割合をも示すように、非規則的購買者の
テーブルを編集する。次に、分析者は、消費額に対する
各非規則的購買者の特売購入の割合の散布プロットを見
るように指定することができる。この散布プロットが、
特売購入の割合と消費額との間の正の相関を示している
場合、分析者は、この店が特売の数または期間を増加さ
せること、または、特売をもっと幅広く広告することを
推薦することができる。
【0074】最後に、分析者は、これらのセグメントの
うちのいくつかのサイズおよび構成を永続的に追跡する
ことが適当であると判断したと仮定する。分析者は、規
則的購買者および高消費者のセグメントに対してCLA
SSIC概念を作成することができる。高消費者セグメ
ントを示すテーブルは1123である。モニタ変更ウィ
ンドウ1501に記入することによって、分析者は、
(新たに作成された)規則的購買者概念の顧客の5%が
その概念外に移動した場合には通知されるように指定す
ることができる。知識ベースへの増分更新が処理される
場合、知識ベース内の個体の分類へのすべての変更は記
録され、分析者によって指定された条件のうちのいずれ
かが満たされた場合、分析者はウィンドウ1115によ
って通知される。こうして、この店は適切な行動をとる
ことができる。以上のことの多くを図12に要約する。
図12は、分析者とユーザインタフェースの間の対話の
経路1201の一部を示す。
【0075】[結論]以上の詳細な説明で、情報検索装
置201を構築し使用する方法について、このような装
置に関係する当業者に開示した。この開示においては、
さらに、問合せを概念に変換する方法、モニタを作成し
使用する方法、および、グラフを使用して問合せを定義
する方法についても、当業者に開示した。ここで開示し
た装置を構築し使用する技術は、発明者には現在最善の
ものであると考えられるが、他の実現も当業者には直ち
に明らかである。
【0076】例えば、好ましい実施例は、CLASSI
C知識ベース管理システムを使用するが、仮想スキーマ
および仮想データベースを実現するためには、任意の種
類の知識ベースシステムまたは通常のデータベース管理
システムを使用して、仮想データベース管理システムを
構成することが可能である。同様に、グラフから問合せ
を導出するために使用した技術は、任意の種類のデータ
ベース管理システムで実施することができる。モニタ
は、データを再分類することが可能な任意の知識ベース
管理システムで使用可能である。最後に、問合せを概念
に変換することは、新しい概念を追加することが可能な
任意の知識ベース管理システムで実現可能である。さら
に、ここで開示したものと同じ目的を達成するためには
他のアルゴリズムおよびデータ構造を使用することも可
能であり、ここで開示したグラフィカルユーザインタフ
ェース以外の種類のユーザインタフェースを有するシス
テムにおいてもこの装置は実現可能である。
【0077】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、1
以上の標準的なデータベース管理システムに対して問題
指向の概念スキーマを提供するために知識ベース管理シ
ステムを使用する仮想データベース管理システムとして
情報検索システムが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のデータベース管理システムの概略ブ
ロック図である。
【図2】データベース管理システムとともに知識ベース
管理システムを使用する情報検索システムの概略ブロッ
ク図である。
【図3】図2の知識ベース管理システムの詳細ブロック
図である。
【図4】概念定義および個体定義を示す図である。
【図5】仮想問合せマネージャ227の詳細図である。
【図6】変域モデルの例の図である。
【図7】テーブルテンプレートおよびテーブルの図であ
る。
【図8】グラフを使用したセグメント化の図である。
【図9】モニタの図である。
【図10】書式の図である。
【図11】図2のシステムで使用されるウィンドウのセ
ットの図である。
【図12】図2のシステムとのユーザ対話の図である。
【図13】問合せがグラフから導出される方法を示す図
である。
【図14】コレクションから概念を定義するために使用
されるウィンドウを示す図である。
【図15】モニタとともに使用されるウィンドウを示す
図である。
【符号の説明】
101 データベース管理システム(DBMS) 103 問合せ 105 データ 107 問合せマネージャ 109 名前 111 記述子 112 作用 113 スキーマ 117 データベース 201 情報検索システム 203 グラフィカルユーザインタフェース(GUI) 205 ディスプレイ 207 キーボード 209 ポインティングデバイス 211 仮想データベースコマンド(VDBC) 213 情報 215 仮想データベース管理システム(VDBMS) 217 知識ベース管理システム(KBMS) 219 仮想スキーマ 221 仮想データベース 222 作用 223 記述言語(DL) 225 コレクション 226 トランスレータ 227 仮想問合せマネージャ 229 グラフィカルユーザインタフェースマネージャ 301 問合せプロセッサ 303 保存コレクション 305 モニタ 311 概念定義のセット(CONCS) 313 個体オブジェクト記述のセット(INDS) 314 二項関係定義のセット(RELS) 315 クラシファイア(CLASS) 316 コレクション指定 317 新概念(NCONC) 318 概念問合せ 319 CLASSIC知識ベース 321 概念記述(CD) 401 概念定義 407 個体 501 問合せインタプリタ(QI) 507 コレクション指定プロセッサ(CP) 509 コレクションオブジェクト(CO) 511 コレクション指定 513 コレクション個体 515 空コレクションオブジェクト 601 定義域モデル 701 テーブルビュー 703 テンプレート 705 ボタン 707 列見出し 713 概念問合せ言語式 801 グラフ 803 テーブル 805 メニュー 901 モニタ 903 トリガ条件 905 コレクション個体 907 通知条件 909 個体 1001 書式 1119 概念一覧ウィンドウ 1121 分析テーブルウィンドウ 1301 コレクションオブジェクト 1303 テーブルレコード 1311 概念問合せ式 1315 セグメント化要求 1321 グラフマネージャ 1325 グラフレコード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロナルド ジェイ ブラックマン アメリカ合衆国 07090 ニュージャージ ー、ウェストフィールド、ナンシー ウェ イ 854 (72)発明者 トーマス カーク アメリカ合衆国 07059 ニュージャージ ー、ウォレン、キング ジョージ ロード 22 (72)発明者 ピーター ギルマン セルフリッジ アメリカ合衆国 07016 ニュージャージ ー、クランフォード、ロクスト ドライヴ 221 (72)発明者 ローレン ギルバート ターヴィーン アメリカ合衆国 07920 ニュージャージ ー、バスキング リッジ、ウッドワード レーン 28

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報が個体(313)およびその個体を
    編成する概念(311)によって表現されるような知識
    ベース(319)と、 知識ベースに結合し、個体のコレクションを指定する問
    合せに応答して、同じコレクションを指定し、かつその
    概念と両立する書式を有するコレクション指定(31
    7)を作成する手段(227)と、 知識ベースに結合し、コレクション指定を受け取り、コ
    レクション指定を概念に統合する手段(315)とから
    なることを特徴とする、情報を編成するための情報検索
    装置。
  2. 【請求項2】 コレクション指定が、問合せによって指
    定される個体のコレクションを含む概念からなることを
    特徴とする請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 コレクション指定がさらに、コレクショ
    ン指定内の概念を制限するテスト関数からなることを特
    徴とする請求項2の装置。
  4. 【請求項4】 コレクション指定を命名する手段(80
    5)をさらに有することを特徴とする請求項1の装置。
  5. 【請求項5】 問合せを定義するテンプレート(70
    3)を指示する手段と、 テンプレートに応答して、問合せを生成し、前記コレク
    ション指定作成手段にその問合せを送る手段(501)
    とをさらに有することを特徴とする請求項1の装置。
  6. 【請求項6】 テンプレートを編集する手段(701、
    229)をさらに有することを特徴とする請求項5の装
    置。
  7. 【請求項7】 テンプレートを保存し(703)呼び出
    す(1113)手段をさらに有することを特徴とする請
    求項5の装置。
  8. 【請求項8】 個体のサブコレクションを指定する新し
    い問合せを生成するために問合せによって指定される個
    体のコレクションをセグメント化し、前記コレクション
    指定作成手段にその新しい問合せを送るセグメント化手
    段(1101、801)をさらに有することを特徴とす
    る請求項1の装置。
  9. 【請求項9】 前記セグメント化手段が、指示された書
    式に記入することによってセグメントを指定する対話的
    手段(1001)からなることを特徴とする請求項8の
    装置。
  10. 【請求項10】 記入された書式を保存し(703)復
    元する(1113)手段をさらに有することを特徴とす
    る請求項9の装置。
  11. 【請求項11】 前記セグメント化手段が、コレクショ
    ンに関する情報を示すグラフにおける区分を指定するこ
    とによってセグメントを指定する対話的手段(801)
    からなることを特徴とする請求項9の装置。
  12. 【請求項12】 前記セグメント化手段が、コレクショ
    ンまたはその任意のサブコレクションに作用することを
    特徴とする請求項8、9、10、または11の装置。
  13. 【請求項13】 コレクション指定からさらに概念を定
    義する手段(507)をさらに有することを特徴とする
    請求項1の装置。
  14. 【請求項14】 前記概念定義手段が対話的であること
    を特徴とする請求項13の装置。
  15. 【請求項15】 情報が個体(313)およびその個体
    を編成する概念(311)によって表現されるような知
    識ベース(319)と、 1以上の個体に関する変更を行う手段(226、22
    4)と、 前記変更に応答して、その変更および概念によって要求
    される個体の再編成を行う手段(315)と、 前記再編成に応答して、1以上の個体に関するその再編
    成の効果を指示する手段(305)とからなることを特
    徴とする、情報の変化を検出するための情報検索装置。
  16. 【請求項16】 前記指示手段が、 個体に対する再編成の効果が重要であるかどうかを判定
    し、重要である場合には、再編成の効果が重要である個
    体からなるコレクション(905)に追加する再編成効
    果判定手段(903)と、 コレクションから、本装置のユーザが通知されるべきか
    どうかを判定する通知判定手段(907)とからなるこ
    とを特徴とする請求項15の装置。
  17. 【請求項17】 再編成効果判定手段は、個体が、再編
    成の結果として異なる概念の要素になった場合に、その
    個体に対する再編成の効果が重要であると判定すること
    を特徴とする請求項16の装置。
  18. 【請求項18】 再編成効果判定手段は、個体が、 第1の概念の要素ではなくなり、第2の概念の要素にな
    った場合か、 第3の概念の要素ではなくなった場合か、 第4の概念の要素になった場合かのいずれかの場合に、
    その個体に対する再編成の効果が重要であると判定する
    ことを特徴とする請求項17の装置。
  19. 【請求項19】 通知判定手段が、異なる概念の要素に
    なった個体の数に従って、通知すべきと判定することを
    特徴とする請求項17の装置。
  20. 【請求項20】 通知判定手段は、 異なる概念の要素になった個体の数か、 異なる概念の要素になった個体の数のコレクションにお
    ける割合かのいずれかに従って、通知すべきと判定する
    ことを特徴とする請求項19の装置。
  21. 【請求項21】 前記指示手段が、効果を指示する時お
    よび方法を指示する対話的手段(1501)をさらに有
    することを特徴とする請求項15ないし20の装置。
  22. 【請求項22】 前記指示手段に応答して効果を表示す
    る表示手段(1515)をさらに有することを特徴とす
    る請求項21の装置。
  23. 【請求項23】 前記表示手段が、表示された効果が重
    要である理由を指示する手段(1521)をさらに有す
    ることを特徴とする請求項22の装置。
  24. 【請求項24】 第1のコレクション(1301)に属
    する個体に関係する情報に基づいてグラフ(801)を
    表示する表示手段(205)と、 表示手段に対応して、グラフが基づいている情報を取得
    するために、第1コレクションおよび問合せ言語式(1
    311)を指定する第1のコレクション指定(130
    1)を格納する手段(1325)と、 表示手段に結合し、グラフの一部の指定を行う手段(2
    09、229)と、 第1コレクション指定、問合せ言語式、および前記指定
    手段に応答して、前記グラフの一部内の情報が関係する
    個体からなる第2のコレクションを指定する新しい問合
    せを作成する手段(1321)とからなることを特徴と
    する、新しい問合せを作成するための情報検索装置。
  25. 【請求項25】 第2コレクションが第1コレクション
    として使用され、新しい問合せが第3のコレクションを
    指定することを特徴とする請求項24の装置。
  26. 【請求項26】 前記指定手段が、 前記表示手段が応答し、グラフ上の位置をマークする対
    話的ポインティング手段(209)と、 前記問合せ作成手段が、新しい問合せを作成する際にマ
    ークされた位置に応答することを特徴とする請求項24
    の装置。
  27. 【請求項27】 新しい問合せに応答して、前記表示手
    段上に新しい問合せのパラフレーズ(807)を生成す
    る手段(803)をさらに有することを特徴とする請求
    項24、25、または26の装置。
  28. 【請求項28】 新しい問合せに応答して、第2コレク
    ション内の個体の数を指示する手段(803)をさらに
    有することを特徴とする請求項24、25、または26
    の装置。
  29. 【請求項29】 第1の問合せ(103)を受け取り、
    それに応答してデータ(105)を返す1以上のデータ
    ベース管理システム(101)と、 概念のセットに従って知識ベース内のデータを編成し、
    その概念を使用する記述言語で表現された式(223)
    に応答してそのデータに作用する知識ベース管理システ
    ム(217)と、 前記式を受け取り、その式を第1問合せに翻訳し、前記
    データを受け取り、知識ベースに組み込むために前記デ
    ータを前記式とともに知識ベース管理システムに返す第
    1翻訳手段(226)と、 前記データのうちの特定のデータを指定する第2の問合
    せ(211)を受け取り、それに応答して、第2問合せ
    を前記特定データを指定する第1の式(317)に翻訳
    し、第1式を知識ベース管理システムに送り、知識ベー
    ス管理システムから前記特定データ(225)を受け取
    り、前記特定データを提供する手段とからなることを特
    徴とする仮想データベース管理システム。
  30. 【請求項30】 第1式は、概念と両立する書式を有
    し、前記特定データであるコレクションを指定するコレ
    クション指定(317)に含まれ、 知識ベース管理システムに結合し、そのコレクション指
    定を受け取り、そのコレクション指定を概念に統合する
    手段(315)をさらに有することを特徴とする請求項
    29の装置。
  31. 【請求項31】 コレクション指定はコレクションを含
    む概念からなることを特徴とする請求項30の装置。
  32. 【請求項32】 コレクション指定は、コレクション指
    定内の概念を制限するテスト関数をさらに有することを
    特徴とする請求項31の装置。
  33. 【請求項33】 コレクション指定を命名する手段(8
    05)をさらに有することを特徴とする請求項30の装
    置。
  34. 【請求項34】 コレクション指定からさらに概念を定
    義する手段(507)をさらに有することを特徴とする
    請求項30の装置。
  35. 【請求項35】 前記概念定義手段が対話的であること
    を特徴とする請求項34の装置。
  36. 【請求項36】 第1翻訳手段内にあって、前記返され
    るデータによって要求されるように知識ベースを再編成
    する手段(315)と、 その再編成に応答して、前記返されるデータに関する再
    編成の効果を指示する手段(305)とをさらに有する
    ことを特徴とする請求項29の装置。
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