JPH0773228B2 - 携帯無線電話装置及び携帯無線電話装置用表示装置 - Google Patents

携帯無線電話装置及び携帯無線電話装置用表示装置

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JPH0773228B2
JPH0773228B2 JP61205860A JP20586086A JPH0773228B2 JP H0773228 B2 JPH0773228 B2 JP H0773228B2 JP 61205860 A JP61205860 A JP 61205860A JP 20586086 A JP20586086 A JP 20586086A JP H0773228 B2 JPH0773228 B2 JP H0773228B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は携帯無線電話装置に関し,特に,使用者に操作
の必要が生じたことを通報音で知らせる携帯無線電話装
置及び携帯無線電話装置用表示装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に,携帯無線電話装置は片手で保持して操作できる
程度の大きさであるので,通話中以外の時には鞄やブリ
ーフケース,あるいはハンドバック等に収納して持ち運
ぶ事が多い。ここでは、これら収納する手段の種類は問
わないので,単に鞄と呼ぶことにする。鞄の材質は金
属,合成樹脂,皮革,繊維などさまざまであるが,この
うち金属を除いては電波の減衰量は小さく,鞄に収納し
たままで着信を受ける事が可能である。しかしながら,
鞄はその構造上,音波の減衰が大きく,鞄の中で発生し
た音の音圧は,鞄の外でしかも鞄から離れた位置では相
当低下してしまう。特に,都市駆音レベルの大きい開放
空間では,着信があって鞄の中で通報音が鳴っても使用
者がこれに気づかない場合は大いに有り得る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上述べたように,従来の携帯無線電話装置は鞄に収納
して持ち運ぶ事ができ,かつその状態で受信できるにも
かかわらず,通報音が使用者に聞こえない場合が有り,
装置本来の便利さを制限してしまう大きな欠点があっ
た。
簡単にこの欠点を補う方法としては,通報音を発する無
線電話装置本体より信号線を引き出し,これを鞄の外に
導いて発音体にて音を出したり,光源を点滅させたりす
るなどして使用者に知らせる方法が考えられる。しかし
ながら,この方法では,電話装置を鞄に出し入れする度
に前記信号線の着脱を行なわなければならない点,信号
を取り出すために何らかの接栓が必要な点,また鞄の種
類によっては信号線を鞄の外に導出すること自体が困難
なものがある点などから賢明な方法とは言えない。
一方,鞄を改造したり,携帯電話装置持ち運び専用の鞄
を用いたりして,鞄に発音体を取り付け,鞄の内部で信
号線を接続する方法も考えられる。しかし本来,鞄の形
状,デザインなどは所有者の好みや趣味に合ったものが
購入される性格のものであり,改造を加えたり,専用の
鞄を強要したりするのは適当とは言えない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は以上述べたような従来の携帯無線電話装置の欠
点を除くために成されたものである。
本発明は、使用者に各種の操作を促すために複数種類の
周波数の通報音で知らせる装置を有する無線電話装置本
体と、該無線電話装置本体とは別置で前記通報音を検出
して検出結果を使用者に知らせる表示装置とから成る携
帯無線電話装置であって、前記表示装置は、前記無線電
話本体から発生される複数種類の周波数の通報音を電気
信号に変換する検出部と、前記複数種類の通報音の周波
数を選択的に抽出するフィルタ部と、抽出された周波数
成分がある一定値を越えた時に出力を発生する比較部
と、前記比較部の出力に応じて動作する報知部とを有す
ることを特徴とする。
本発明によればまた、無線電話装置本体から発生される
複数種類の周波数の通報音を電気信号に変換する検出部
と、前記複数種類の通報音の周波数を選択的に抽出する
フィルタ部と、抽出された周波数成分がある一定値を越
えた時に出力を発生する比較部と、前記比較部の出力に
応じて動作する報知部とを有することを特徴とする携帯
無線電話装置用表示装置が得られる。
本発明によれば更に、使用者に各種の操作を促すための
通報音を複数種類の周波数の組合わせや断続時間で表す
通報音信号を出力する装置を有する無線電話装置本体
と、該無線電話装置本体とは別置で前記通報音信号を検
出して検出結果を使用者に知らせる表示装置とから成る
携帯無線電話装置であって、前記表示装置は、前記無線
電話装置本体から発生される通報音信号を電気信号に変
換する検出部と、前記通報音信号に含まれる前記複数種
類の通報音の周波数を選択的に抽出する複数のフィルタ
と、抽出された周波数成分がある一定値を越えた時に出
力を発生する複数の比較器と、前記各比較器の出力に応
じて前記操作を促す情報を判別して出力する制御回路
と、前記操作を促す情報を表示する表示部とを有するこ
とを特徴とする携帯無線電話装置が得られる。
[作用] このようにして、無線電話装置本体を鞄等に収納した状
態でも、例えば着信があったり、電池交換の必要がある
と、鞄外に設けられた表示装置からそれに対応した通報
音を発生したり通報表示を行って、使用者に対して操作
の必要性があることを知らせる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の携帯無線電話装置の基本的な構成を示
している。図において,1は通報音を発生する発音体3を
含む無線電話装置本体,2は無線電話装置本体とは別置
で,発音体3からの通報音を検出して使用者に知らせる
ための表示装置である。4は無線電話装置本体1を収納
している鞄,5は電池部である。
第1図に示す基本構成を実現する手段として,第2図以
下に具体的な実施例を示す。
第2図は表示装置2の具体的な構成の一例を示してい
る。表示装置2は電池6で駆動されている。7は無線電
話装置本体1から発生された通報音を電気信号に変換す
るマイクロフォン,8は通報音の周波数のみを選択的に通
過させる帯域フィルタ,9は増幅器である。10は増幅され
た通報音の成分がある一定値を越えた時のみ出力を出す
比較器である。さらに,11は比較器10の出力の有る状態
が一定時間以上続くかあるいは,あらかじめ設定した周
期で繰り返すなどのように確に鞄の中の無線電話装置本
体から通報音が発生されていることを判定する回路で,
他の音源から偶然に発生された通報音成分によって誤動
作しないようにしている。比較器10はまた,ある一定以
上の通報音レベルを検出した時にも動作しないような特
性を持たせている。このことにより,鞄の外でしかも鞄
の近くに無線電話装置本体があるような場合に,無線電
話装置本体の発音体3と表示装置2の両方で通報音が成
ることを防いだり,同一タイプの無線電話装置を所有す
る他人の近くに居る時,他人への着信を誤って検出する
ことを防ぐことができる。
さて,このようにして検出された通報音は,第2図の例
では信号源12を起動して新たな通報用信号を発生する。
この通報用信号は増幅器13で増幅され,スピーカ14から
音となって使用者に知らせる。第2図ではマイクロフォ
ン7とスピーカ14は別々に表記されているが,ダイナミ
ックスピーカ等はマイクとしても使用できるので,例え
ば通常は通報音検出用のマイクとして作用させ,検出が
完了した後にスピーカとして動作させることもできる。
第3図及び第4図は本装置の実際の使用状態を示してい
る。前述の如く,無線電話装置本体1は着信があると鞄
4の中で通報音を鳴らすが,鞄4の表面から使用者の耳
まで約1m以上あると音圧は非常に低い。しかしながら,
鞄4の表面それ自体あるいは表面のごく近傍では周囲の
騒音と明確に区別できる程度の音圧は有る。その程度は
鞄4の密閉度や材質によって差があるが,通報音の検出
を確実にするためには表示装置2の特にマイクロフォン
7(第2図参照)を鞄4に密着させることが考えられ
る。
第5図は上記の観点から表示装置2のマイクロフォン7
を鞄4の外面に密着させるようにした例である。すなわ
ち,マイクロフォン7は吸板15によって鞄に密着してい
る。また,第5図では表示装置2を固定するために粘着
テープ16を使用しているが,鞄4による音圧の減衰が少
なければ第4図のように単に鞄4につるしておくのみで
良い。更に,第6図に示すように,鞄4に密着させる必
要のあるマイクロフォン7のみ表示装置2から導出して
粘着テープ等で密着させても良い。
ところで,これまでは,通報音を検出した結果を使用者
に知らせる手段として,表示装置2で再び発音するとし
て説明してきたが,ランプを点灯あるいは点滅させる方
法や,表示板に文字等を表示する方法などでも良く,こ
れらを併用することも効果的である。また,無線電話装
置本体より発生する通報音は単に着呼を知らせるのみな
らず,使用者に操作を促す各種の用途に利用する事がで
きる。例えば,電池電圧の低下を検出する装置を設けて
鞄に収納した状態で電池の電圧が低下し,充電または電
池の交換が必要になった時に発音体を鳴らすように構成
することによって使用者にその旨を知らせる事ができ
る。この時,通常の着信の時に鳴る通報音と区別がつく
ような通報音、例えば周波数の異なる通報音とし、表示
装置20側では帯域フィルタ8〜増幅器13までの構成を2
組用意する事によってどの状態が起こったかを区別でき
る。さらに,通報音の周波数を複数用意しておき,周波
数の組み合わせや断続の長さ等で数字や文字の列を送
り,表示装置の判定回路11でこれを解読し,必要な情報
を使用者に知らせるような事もできる。
第7図はこの場合の実施例を示している。無線電話装置
本体1において,17は異なるn種の周波数の音源,18は信
号の選択合成回路,19は信号断続のための変調回路,20は
増幅器である。一方,表示装置2は音の表示を併用し,
スピーカ14で発生する音で使用者は何らかの情報が有る
事を知り,表示器21によってその内容を知る。n個の音
源17に対応するn個の帯域フィルタ22及びn個の比較器
23で検出された通報音は制御回路24で判定,解読され,
スピーカ14を鳴らすとともに内容を表示器21に表示す
る。
このような機能を持たせることによって,発呼側の電話
番号や電池交換のメッセージのみならず各種の用途に用
いることができる。加えて,無線電話装置本体1に時計
が内蔵されていれば,ある時刻に特定の番号に発呼する
必要がある場合などこれを記憶させておき,その時刻に
通渡音を鳴らして表示装置から使用者に知らせるなどの
応用もできる。また,無線電話装置本体と表示装置との
間で特定の識別コードを決めておくことにより,他人の
所有する同一タイプの装置が近くにある場合の誤動作を
ほぼ完全に防げる。第7図で説明しているような構成の
実施例は複雑であるが,いずれの回路も集積回路化が容
易なものばかりであり,低価格化,小形化に支障はな
い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は,携帯無線電話装置が音響
的に減衰の大きな場所に収容されている場合にも,着信
や電池交換の必要性などを確実に使用者に知らせる非常
に有効な装置を提供する。無線電話装置本体と表示装置
とは音響的に結合されているのみであるので,無線電話
装置本体に信号線を着脱したり,収納する鞄にも何ら加
工を施す必要はない。また、携帯無線電話機が呼出音、
警報音等の種類により異なる周波数の通報音を発生し、
表示装置は異なる周波数の通報音を区別して発生した
り、表示するように構成したので、通報音の種類により
使用者は無線電話機本体がどのような状態にあるのかを
的確に把握することが可能である。更に、他の周波数の
雑音を混入による誤動作を避けることも可能である。
このように,本発明で述べた表示装置を付加することに
よって,携帯無線電話装置の本体持っている機能を鞄に
収納した状態でも損うことなく利用できる点において本
発明は従来の同種装置に比較して大きく優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の最も基本的な構成要素を示した図,第
2図は本発明の携帯無線電話装置のうち表示装置のブロ
ック構成図,第3図,第4図は無線電話装置本体の収納
形態及び表示装置の鞄への取り付け形態の例を示し,第
5図は表示装置の鞄への取り付けの一例を示し,第6図
は表示装置のうち特にマイクロフォンを分離して鞄に密
着させた取り付け形態の一例を示し,第7図は複数の音
源から成る通報音を処理する実施例を示す。 図中,7はマイクロフォン,14はスピーカ,15は吸板。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用者に各種の操作を促すために複数種類
    の周波数の通報音で知らせる装置を有する無線電話装置
    本体と、該無線電話装置本体とは別置で前記通報音を検
    出して検出結果を使用者に知らせる表示装置とから成る
    携帯無線電話装置であって、前記表示装置は、前記無線
    電話装置本体から発生される複数種類の周波数の通報音
    を電気信号に変換する検出部と、前記複数種類の通報音
    の周波数を選択的に抽出するフィルタ部と、抽出された
    周波数成分がある一定値を越えた時に出力を発生する比
    較部と、前記比較部の出力に応じて動作する報知部とを
    有することを特徴とする携帯無線電話装置。
  2. 【請求項2】無線電話装置本体から発生される複数種類
    の周波数の通報音を電気信号に変換する検出部と、前記
    複数種類の通報音の周波数を選択的に抽出するフィルタ
    部と、抽出された周波数成分がある一定値を越えた時に
    出力を発生する比較部と、前記比較部の出力に応じて動
    作する報知部とを有することを特徴とする携帯無線電話
    装置用表示装置。
  3. 【請求項3】使用者に各種の操作を促すための通報音を
    複数種類の周波数を組合わせや断続時間で表す通報音信
    号を出力する装置を有する無線電話装置本体と、該無線
    電話装置本体とは別置で前記通報音信号を検出して検出
    結果を使用者に知らせる表示装置とから成る携帯無線電
    話装置であって、前記表示装置は、前記無線電話装置本
    体から発生される通報音信号を電気信号に変換する検出
    部と、前記通報音信号に含まれる前記複数種類の通報音
    の周波数を選択的に抽出する複数のフィルタと、抽出さ
    れた周波数成分がある一定値を越えた時に出力を発生す
    る複数の比較器と、前記各比較器の出力に応じて前記操
    作を促す情報を判別して出力する制御回路と、前記操作
    を促す情報を表示する表示部とを有することを特徴とす
    る携帯無線電話装置。
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