JPH077334U - 油圧式ショベル系掘削機のアーム先端に取付けて使用する草刈装置 - Google Patents

油圧式ショベル系掘削機のアーム先端に取付けて使用する草刈装置

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JPH077334U JP4251193U JP4251193U JPH077334U JP H077334 U JPH077334 U JP H077334U JP 4251193 U JP4251193 U JP 4251193U JP 4251193 U JP4251193 U JP 4251193U JP H077334 U JPH077334 U JP H077334U
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Abstract

(57)【要約】 [目的]油圧式ショベル系掘削機のアーム先端に取付け
て使用する草刈装置において、掘削機を中心に広い範囲
の草刈作業ができるようにし、刈刃装置の位置を調整す
る操作を簡単にする。 [構成]草刈装置Aは掘削機のアーム先端に上下方向に
角度調整可能に取付けられる取着基体1を有している。
取着基体1は基体シリンダ10とスライダブーム15を
備え、スライダブーム15は油圧シリンダS1により出
入り摺動できる。スライダブーム15の先部には刈刃装
置2が取着してある。刈刃装置2は基枠20を有し、基
枠20は油圧シリンダS2によりスライダブーム15の
軸周方向に揺動可能に取付けてある。基枠20には、油
圧シリンダS3により上下方向に角度調整可能に回転刃
29が設けてある。回転刃29は、油圧モータMにより
駆動され、周縁部に刃板295を軸着した回転円盤29
2、293を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バックホー等の油圧式ショベル系掘削機のアーム先端に取付けて使 用する草刈装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
例えば、堤防の法面や河川敷等のうっそうとした雑草の刈り取りは、一般には アーム先端にエンジンで駆動される回転刃を有する手持ち式の草刈機や、ロータ リー式回転刃を有する自走式の草刈装置を使用して行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記したような従来の草刈装置には、次のような課題があった。 (a)手持ち式の草刈機を使用した場合は、草刈機が重いうえに、草刈りが時季 的に炎天下での作業が多くなることもあって、作業者にかかる肉体的負担が非常 に大きく、作業効率も悪い。 (b)自走式の草刈装置を使用した場合は、平地での作業は効率よくできるが、 堤防の法面等、傾斜角が大きい面での作業は転倒の危険があるので、作業地に制 限を受ける。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために講じた本考案の手段は次のとおりである。 第1の手段は、 油圧式ショベル系掘削機のアーム先端に取付けて使用する草刈装置であって、 この草刈装置は、 油圧式ショベル系掘削機のアーム先端に縦方向に角度調整可能に取着でき、伸 縮調整が可能な取着基体と、 取着基体の伸縮側先端部に、縦方向及び取着基体の軸周方向に揺動調整可能に 取着してある、原動機により駆動される刈刃装置と、 を備えた、 油圧式ショベル系掘削機のアーム先端に取付けて使用する草刈装置である。
【0005】 第2の手段は、 刈刃装置を駆動する原動機として油圧モータが使用してある、第1の手段にか かる油圧式ショベル系掘削機のアーム先端に取付けて使用する草刈装置である。
【0006】
【作用】
取着基体は伸縮調整ができるので、伸縮側先端部に取着してある刈刃装置を、 油圧式ショベル系掘削機のブームやアームあるいは掘削機本体を動かすことなく 、地面に沿って移動させることができ、操作が比較的容易にできる。 また、取着基体を伸ばして刈刃装置先端部までの長さを長く設定すれば、掘削 機から遠い場所の草刈りも可能となり、掘削機本体を動かさずにブームやアーム の操作によって広い範囲の草刈り作業ができる。
【0007】 取着基体及び刈刃装置は、取着部を軸に上下方向に揺動調整ができる。従って 、堤防の法面等の傾斜面の作業において、掘削機本体が斜面を見上げる位置にあ るときも、見下ろす位置にあるときも、傾斜面に刈刃装置を沿わせることが容易 にできる。
【0008】 刈刃装置を駆動する原動機として油圧モータを使用したものは、エンジンを使 用した場合に比べて騒音が小さくなる。刈刃装置が回転刃である場合、回転刃を 逆転させるにはモータ軸の回転を逆にすればよく、エンジンのようにギヤ装置は 不要で構造が簡単にできる。また、油圧モータは刈刃装置がどのような姿勢でも 性能が低下せず、安定して刈刃装置を駆動できる。
【0009】
【実施例】
本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明する。 図1は本考案にかかる草刈装置の一実施例をバックホーのアーム先端に取着し た状態を示す側面図、図2は刈刃装置の斜視図、図3は刈刃装置を斜め下方から 見た要部斜視図である。 符号Aは草刈装置で、油圧式ショベル系掘削機であるバックホーのアーム30 先端部に取着される取着基体1と、取着基体1の伸縮側先端部に取着される刈刃 装置2を備えている。
【0010】 取着基体1は、角筒状の基体シリンダ10を備えている。基体シリンダ10の 中間部二箇所には取着片11、12が間隔を開けて設けてある。後部の取着片1 1にはアーム30先端がピンP1により軸着してある。ピンP1よりやや上部に はピンP2によりリンク13の一端が軸着してあり、前部の取着片12にはピン P4によりリンク14の一端が軸着してある。リンク13、14の他端はピンP 3により軸着してあり、ピンP3にはアーム30の油圧シリンダS4のロッドヘ ッドが取着してある。
【0011】 基体シリンダ10には、基体シリンダ10とほぼ同じ長さのスライダブーム1 5が出入摺動可能に装着してある。スライダブーム15の先端部には、後述する 刈刃装置2を取着するためのブラケット16が取付けてある。 また、基体シリンダ10の上面には基体シリンダ10とほぼ同じ長さの油圧シ リンダS1が取付けてある。油圧シリンダS1のロッドヘッドはブラケット16 に取付けてある。
【0012】 ブラケット16の下部には二箇所に軸受具17が設けてあり、軸受具17には 軸ピン18を介して刈刃装置2の基枠20が揺動可能に取付けてある。基枠20 の上部中間部にはアングル21が設けてある。また、軸受具17の側部にはアン グル160が設けてあり、アングル21とアングル160の間には、シリンダ基 部とロッドヘッドをピンで軸支して油圧シリンダS2が取付けてある。これによ り、油圧シリンダS2を作動させれば、軸ピン18を軸に基枠20を揺動させる ことができる。
【0013】 基枠20の下部中間部には油圧モータMが取付けてある。また、基枠20の中 段部には支持アングル22が設けてある。支持アングル22には、台ロッド23 の基部が連結具230を介して縦横方向に揺動可能に取付けてある。台ロッド2 3の中間部には軸受231を介して、油圧モータMの回転軸24の先部が軸支し てあり、その先端部にはスプロケット240が取付けてある。スプロケット24 0の前方には、後述する回転刃を駆動するギヤ装置27の駆動軸のスプロケット 241が設けてある。スプロケット240、241には駆動チェーンCが掛けて ある。なお、25はチェーンケースである。
【0014】 基枠20の下部の一端側には支持ポスト201が設けてあり、支持ポスト20 1には緩衝装置26が設けてある。緩衝装置26はスプリングとリンク機構を有 しており、ロッド260により伝わる台ロッド23の横方向の動きを逃がす構造 となっている。本実施例においては油圧モータMの回転軸24に自在継手(図示 省略)を設けており、台ロッド23の縦横方向の揺動に対応できるようにしてい る。なお、回転軸24に自在継手等を設けなくても済むように油圧モータMを台 ロッド23に直接固定することもできる。
【0015】 台ロッド23の先端部にはギヤ装置27が軸ピン270を介し上下方向に揺動 可能に取付けてある。台ロッド23の上部には油圧シリンダS3が設けてある。 油圧シリンダS3の基部には支持ロッド232が設けてあり、支持ロッド232 は台ロッド23に立設してあるアングル233に前後に摺動できるよう遊着して ある。これにより、後述する回転刃29に縦方向の衝撃を受けた場合等に対処で きるように油圧シリンダS3の逃げを確保している。なお、234は油圧シリン ダS3が軸周方向に回転しないようにするストッパロッドである。
【0016】 ギヤ装置27の上部にはアングル271が設けてあり、アングル271先端部 には油圧シリンダS3のロッドヘッドが軸着してある。また、ギヤ装置27の側 部には、後述する回転刃29の重さを支える引っ張りバネ272の一端部が取着 してあり、他端部は基枠20の上部に取着してある。なお、ギヤ装置27下部に は、ギヤ装置27の軸支部分を作業面上の石や凹凸から保護する上方へ湾曲した 保護曲板28が設けてある。280は補強リブである。
【0017】 ギヤ装置27には回転刃ユニット29が連設してある。回転刃ユニット29は 、内部にチェーンとギヤからなる伝達機構部を組み込んだ駆動伝達板290を有 している。駆動伝達板290には二箇所に回転軸291(先部の回転軸は図では 見えない)を有し、回転軸291は互いに逆回転するようにしてある。回転軸2 91には回転円盤292、293が固着してある。なお、先部の回転円盤293 の上面には回転を安定させるための筒状の回転安定体294が設けてある。 また、回転円盤292、293の周縁部の下面には、直径線上に相対向して二 箇所にピン296によって刃板295が揺動可能に軸着してあり、回転円盤29 2、293が回転すると、その周縁から刃板295が遠心力により突出するよう にしてある。回転円盤292、293の下には間隔をおいて回転円盤292、2 93と同じ直径の保護円盤297が駆動伝達板290上面に固定してある。
【0018】 図1ないし図3を参照して本実施例の使用方法及び作用を説明する。なお、本 実施例においては、草刈装置Aの各部の駆動力を得るために、バックホーの走行 用の二つの油圧モータのうちの一つを使用し、草刈装置Aをバックホーとは独立 させて制御できるようにしている。なお、バックホーは残りの油圧モータで走行 できるようにしてある。 平地の草刈りをする際には、図1に示すように草刈装置Aの刈刃装置2を作動 させ、回転刃ユニット29を地面のやや上方に水平に保ちながらバックホー本体 (図示省略)を走行させる。
【0019】 バックホー本体を平地に置き、下り斜面や上り斜面の草刈りをする際には、ブ ーム31やアーム30と共に油圧シリンダS3、S4を作動させて回転刃ユニッ ト29を取着部を軸に揺動調整し、回転刃ユニット29を斜面に間隔をおいて沿 わせるようにし、作業を行なう。 取着基体1はスライダブーム15を油圧シリンダS1により伸縮調整ができる ので、スライダブーム15先端部に取着してある刈刃装置2を、バックホーのブ ーム31やアーム30あるいはバックホー本体を動かすことなく、地面に沿って 移動させることができ、操作が比較的容易にできる。 また、取着基体1のスライダブーム15を伸ばして刈刃装置2先端部までの長 さを長く設定すれば、バックホーから遠い場所の草刈りも可能となり、バックホ ー本体を動かさずにブーム31やアーム30の操作によって広い範囲の草刈り作 業ができる。
【0020】 また、刈刃装置2を駆動する原動機として油圧モータMを使用しているので、 エンジンを使用した場合に比べて騒音が小さくなる。図2において刈刃装置2の 草刈進行方向が図の方向である場合、刃板295の回転方向は矢印で示すとおり であり、これによって草は回転円盤292、293の間に抱き込むように寄せら れて切断される。また草刈進行方向が逆になる場合は、油圧モータの回転軸を逆 転させれば、同様に草を抱き込みながら効率よく切断できる。更には、油圧モー タMはエンジンと相違して刈刃装置2がどのような姿勢であっても性能が低下せ ず、安定して刈刃装置2を駆動できる。 なお、本考案は図示の実施例に限定されるものではなく、例えば刈刃装置2を バリカン式にする等、実用新案登録請求の範囲の記載内において種々の変形が可 能である。
【0021】
【考案の効果】
本考案は上記構成を備え、次の効果を有する。 (a)取着基体は伸縮調整ができるので、伸縮側先端部に取着してある刈刃装置 を、油圧式ショベル系掘削機のブームやアームあるいは掘削機本体を動かすこと なく、地面に沿って移動させることができ、操作が比較的容易にできる。 (b)取着基体を伸ばして刈刃装置先端部までの長さを長く設定すれば、掘削機 から遠い場所の草刈りも可能となり、掘削機本体を動かさずにブームやアームの 操作によって広い範囲の草刈り作業ができる。
【0022】 (c)取着基体及び刈刃装置は、取着部を軸に上下方向に揺動調整ができる。従 って、堤防の法面等の傾斜面の作業において、掘削機本体が斜面を見上げる位置 にあるときも、見下ろす位置にあるときも、傾斜面に刈刃装置を沿わせることが 容易にできる。 (d)刈刃装置を駆動する原動機として油圧モータを使用したものは、エンジン を使用した場合に比べて騒音が小さくなる。また、刈刃装置が回転刃である場合 、回転刃を逆転させるにはモータ軸の回転を逆にすればよく、エンジンのように ギヤ装置は不要で構造が簡単にできる。更には、油圧モータは刈刃装置がどのよ うな姿勢でも性能が低下せず、安定して刈刃装置を駆動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる草刈装置の一実施例をバックホ
ーのアーム先端に取着した状態を示す側面図。
【図2】刈刃装置の斜視図。
【図3】刈刃装置を斜め下方から見た要部斜視図。
【符号の説明】
A 草刈装置 1 取着基体 10 基体シリンダ 15 スライダブーム 2 刈刃装置 23 台ロッド 29 回転刃ユニット 292、293 回転円盤 295 刃板 M 油圧モータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧式ショベル系掘削機のアーム先端に
    取付けて使用する草刈装置であって、この草刈装置は、 油圧式ショベル系掘削機のアーム先端に縦方向に角度調
    整可能に取着でき、伸縮調整が可能な取着基体と、 この取着基体の伸縮側先端部に、縦方向及び取着基体の
    軸周方向に揺動調整可能に取着してある、原動機により
    駆動される刈刃装置と、 を備えた、 油圧式ショベル系掘削機のアーム先端に取付けて使用す
    る草刈装置。
  2. 【請求項2】 刈刃装置を駆動する原動機として油圧モ
    ータが使用してある、請求項1記載の油圧式ショベル系
    掘削機のアーム先端に取付けて使用する草刈装置。
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