JPH077343U - コンバインの操作部構造 - Google Patents
コンバインの操作部構造Info
- Publication number
- JPH077343U JPH077343U JP4420393U JP4420393U JPH077343U JP H077343 U JPH077343 U JP H077343U JP 4420393 U JP4420393 U JP 4420393U JP 4420393 U JP4420393 U JP 4420393U JP H077343 U JPH077343 U JP H077343U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 安全性を維持しつつ操作性および作業効率を
向上させる。 【構成】 運転操作部5の前面を覆う前面パネル13の
上側部に切欠き窓部13aを形成して、刈取部2の既刈
り地側前端を目視できるようにしたコンバインの操作部
構造。
向上させる。 【構成】 運転操作部5の前面を覆う前面パネル13の
上側部に切欠き窓部13aを形成して、刈取部2の既刈
り地側前端を目視できるようにしたコンバインの操作部
構造。
Description
【0001】
本考案は、茎稈の刈取り等を行うコンバインの操作部構造に関するものである 。
【0002】
一般に、この種コンバインにおいては、運転者が乗車する操作部の前方に刈取 部が設けられているため、安全性を考慮すれば、操作部の前端部に操作部前面パ ネルを立設して運転者と刈取部とを隔てることが望ましい。ところで、この様な コンバインで収穫作業を行う場合には、茎稈の刈り残しを無くすべく、刈取部の 既刈り地側前端部に位置するデバイダを、既刈り地と未刈り地との境界(厳密に は既刈り地側寄り)に正確に位置合わせしながら操向することが要求されるが、 前述の様に操作部前面パネルを立設したものでは、運転者の視点と刈取部の既刈 り地側前端部とを結ぶ直線上に前面パネルが介在して視界を遮つてしまう惧れが あるため、正確な位置合わせ行うのが困難な場合があり、この結果、操作性に劣 る許りでなく、未刈り地側に寄りすぎて茎稈を刈り残したり、既刈り地側に寄り すぎて刈取効率を低下させる等の不都合が生じ問題となつていた。
【0003】
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるコンバ インの操作部構造を提供することを目的として創案されたものであつて、操作部 の前端部に、操作部に乗車した運転者と、操作部の前方に設けられる刈取部とを 隔てるための操作部前面パネルを立設してなるコンバインにおいて、前記操作部 前面パネルに、運転者の視点と刈取部の既刈り地側前端部とを結ぶ直線上に位置 する窓部を形成したことを特徴とするものである。 そして本考案は、この構成によつて、安全性を損なうことなく操作性および作 業効率を著しく向上させることができるようにしたものである。
【0004】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図面において、1はコン バインの走行機体であつて、該走行機体1には、機体前方の左側偏倚位置に配設 される刈取部2、機体左側部に配設される脱穀部3、機体右後部に配設されるホ ツパ4、機体右前部に配設される運転操作部5、機体下部に配設されるクローラ 走行部6等が設けられているが、これらの基本構成は何れも従来通りである。
【0005】 前記運転操作部5においては、運転席7の前方位置に、スロツトルレバー8、 マルチステアリングレバー9(ステアリング操作と刈取部昇降操作との兼用操作 レバー)等を配置するためのフロント操作パネル10が設けられる一方、運転席 7の左側方位置には、無段走行変速レバー11等を配置するためのサイド操作パ ネル12が設けられるが、前記フロント操作パネル10を、スロツトルレバー8 が配置される左側操作パネル部10aと、マルチステアリングレバー9が配置さ れる右側操作パネル部10bとに分割形成すると共に、両パネル部10a、10 bを所定間隔を存して左右に振分け配置することによつて、運転席7の正面位置 に空きスペースSを確保するようになつている。
【0006】 さらに、13は前記運転操作部5の前端に立設される前面パネルであつて、該 前面パネル13は、運転操作部5の前面を覆つて運転者と刈取部2とを隔てるこ とになるが、前面パネル13の上側部、つまり、運転者の視点と刈取部2の既刈 り地側前端部(右端部のデバイダ2a)とを結ぶ直線上に位置する部分には、凹 形状の切欠き窓部13aが形成されている。即ち、前記空きスペースSおよび切 欠き窓部13aを介して刈取部2の既刈り地側前端部を直接臨み得る視界を確保 するが、本実施例においては、前記切欠き窓部13aを透明なカバー体14で覆 蓋することにより、切欠き窓部13aから塵埃等が運転操作部5内に侵入するこ とを阻止するようになつている。
【0007】 また、15は運転席7の前方に左右を向いて配設される冂字状の持ち手であつ て、該持ち手15は、走行操作時や乗降時に適宜掴まることで運転者が体を支え られるよう設けられるものであるが、本実施例の持ち手15は、運転者の視点と 刈取部2の既刈り地側前端部とを結ぶ直線の後方退避位置に配置されるため、前 記切欠き窓部13aによつて確保された視界を遮らないようになつている。
【0008】 一方、16は走行機体1の前端部に設けられる前照灯であつて、該前照灯16 は、前記前面パネル13の左下部に形成される開口13bを介して機体前方を照 らすべく、前面パネル13の内面部に角筒状のブラケツト17を介して組み付け られているが、前記開口13bはライトカバー18によつて覆蓋されるようにな つている。このライトカバー18は、平板状の樹脂板で形成されるものであるが 、開口13bを覆蓋する中央部18aは透明である一方、前面パネル13に接当 する周縁部18bは意匠的な着色によつて不透明となつており、そして、該不透 明な周縁部18bの裏側面に塗布した接着剤によつて前面パネル13に接着され るようになつている。
【0009】 一方、19は走行機体1の右側部に設けられる補助籾受けフロアであつて、該 補助籾受けフロア19は、機体外側方に突出する作業姿勢と、機体外側面に沿う 収納姿勢とに揺動変姿自在に構成されている。即ち、作業時においては、フロア 上で籾袋交換等を行い得るよう機体外側方に突出せしめられる一方、非作業時に おいては、畦等との接触を回避すべく収納されるものであるが、本実施例の補助 籾受けフロア19は、前側がエンジンルームカバー20(運転操作部5の後方に 隣接して設けられるエンジンルームの右側部を覆蓋するもの)の略前端位置まで 至るよう前方に延長されると共に、前半部19aを後半部19bの上面に重合状 に折り畳むことによつてコンパクトに収納することができるようになつている。
【0010】 またさらに、21は前記運転操作部5の乗降部5aに設けられる乗降用ステツ プであつて、該乗降用ステツプ21は、運転操作部5の床面5bよりも低位とな るよう床部外側面5cに設けられるものであるが、降車時に運転者の視界に入る べく、床面5bに対して段差状に設けられると共に、その左右幅(床部外側面5 cからの突出幅)は、機体幅を越えない範囲で幅広に設定されている。さらに、 乗降用ステツプ21は前後幅も可及的に幅広に設定されるが、ステツプ前端部は 、茎稈等との干渉を避けるべく前方上方に傾斜すべく湾曲形成される一方、ステ ツプ後端部は、前記補助籾受けフロア19の前端近傍位置まで延設されており、 このため、運転操作部5と補助籾受けフロア19との間を乗降用ステツプ21を 経由して直接移動することができるようになつている。尚、5dは足の爪先部が 入り込むことを許容して乗降用ステツプ21の実質的な左右幅を拡大すべく床部 外側面5cに形成される開口である。
【0011】 叙述の如く構成された本考案の実施例において、運転操作部5の前端部には前 面パネル13が立設されているため、運転者を刈取部2から隔てて安全な作業を 行い得るが、前記前面パネル13の上側部、つまり、運転者の視点と刈取部2の 既刈り地側前端部とを結ぶ直線上に位置する部位には、切欠き窓部13aが形成 されている。このため、運転操作部5に乗車した運転者は、切欠き窓部13aを 介して刈取部2の既刈り地側前端部を目視しつつ走行操作できることになり、従 つて、安全性を維持しながら操作性の著しい向上を計ることができる許りでなく 、正確な走行操作を可能にして作業効率も大幅に向上させることができる。
【0012】 しかも、前記実施例では、切欠き窓部13aをカバー体14によつて覆蓋すべ く構成したため、刈取部2において発生する塵埃等が切欠き窓部13aを介して 運転操作部5内に侵入することを阻止できるうえに、切欠き窓部13aの開口面 積を大きくした場合であつても安全性の低下を確実に回避することができる。
【0013】 さらに、前記実施例では、運転席7の前方に配設されるフロント操作パネル1 0を、スロツトルレバー8が配置される左側操作パネル部10aと、マルチステ アリングレバー9が配置される右側操作パネル部10bとに分割形成すると共に 、両パネル部10a、10bを所定間隔を存して左右に振分け配置しているため 、切欠き窓部13aによつて確保された視界を、レバー8、9やフロント操作パ ネル10が遮つてしまう不都合がない。
【0014】 またさらに、前記実施例では、運転席7の前方に配設される持ち手15を、運 転者の視点と刈取部2の既刈り地側前端部とを結ぶ直線の後方退避位置に配置し たため、切欠き窓部13aによつて確保された視界を遮る不都合がない。
【0015】 尚、本考案は、前記実施例に限定されないものであることは勿論であつて、例 えば図8および図9に示す第二実施例の様に、前面パネルを、切欠き窓部位置2 2aおよび前照灯用開口位置22bが透明で、かつ他の部分が不透明な樹脂パネ ル22によつて一体成形することも可能である。そしてこの場合には、前面パネ ルを軽量化できることは勿論のこと、構造の簡略や部品点数の削減に基づいて大 幅なコストダウンも可能になり、さらには、防水性や防塵性が著しく向上するた め、居住性の向上にも大いに寄与することができる。
【0016】
以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであるから、操作部の前端 部に、運転者を刈取部から隔てるべく操作部前面パネルを立設したものでありな がら、前記操作部前面パネルには、運転者の視点と刈取部の既刈り地側前端部と を結ぶ直線上に位置する窓部が形成されているため、運転者は、窓部を介して刈 取部の既刈り地側前端部を目視しながら正確な操向を行うことができる。従つて 、安全性を損なうことなく操作性を著しく向上させることができる許りか、未刈 り地側に寄りすぎて茎稈を刈り残したり、無駄に既刈り地側に寄りすぎてしまう ような従来の不都合を解消して作業効率の向上にも寄与することができる。
【図1】コンバインの斜視図である。
【図2】操作部の正面図である。
【図3】同上側面図である。
【図4】同上平面図である。
【図5】ライトカバーおよび乗降用ステツプを示す部分
斜視図である。
斜視図である。
【図6】ライトカバーの取付け状態を示す一部切欠き側
面図である。
面図である。
【図7】乗降用ステツプの断面図である。
【図8】第二実施例を示すコンバインの斜視図である。
【図9】第二実施例を示す操作部の正面図である。
1 走行機体 2 刈取部 5 運転操作部 7 運転席 13 前面パネル 13a 切欠き窓部 14 カバー体
Claims (1)
- 【請求項1】 操作部の前端部に、操作部に乗車した運
転者と、操作部の前方に設けられる刈取部とを隔てるた
めの操作部前面パネルを立設してなるコンバインにおい
て、前記操作部前面パネルに、運転者の視点と刈取部の
既刈り地側前端部とを結ぶ直線上に位置する窓部を形成
したことを特徴とするコンバインの操作部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993044203U JP2599240Y2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | コンバインの操作部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993044203U JP2599240Y2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | コンバインの操作部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH077343U true JPH077343U (ja) | 1995-02-03 |
| JP2599240Y2 JP2599240Y2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=12685012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993044203U Expired - Fee Related JP2599240Y2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | コンバインの操作部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2599240Y2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002218826A (ja) * | 2001-01-25 | 2002-08-06 | Bio Oriented Technol Res Advancement Inst | コンバイン |
| JP2012100603A (ja) * | 2010-11-11 | 2012-05-31 | Kubota Corp | コンバイン |
| JP2016005487A (ja) * | 2015-10-14 | 2016-01-14 | 株式会社クボタ | コンバイン |
| JP2017153495A (ja) * | 2017-06-19 | 2017-09-07 | 株式会社クボタ | コンバイン |
| JP2020099346A (ja) * | 2020-03-04 | 2020-07-02 | 株式会社クボタ | コンバイン |
| JP2020103053A (ja) * | 2018-12-26 | 2020-07-09 | 株式会社クボタ | 収穫機 |
-
1993
- 1993-07-20 JP JP1993044203U patent/JP2599240Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002218826A (ja) * | 2001-01-25 | 2002-08-06 | Bio Oriented Technol Res Advancement Inst | コンバイン |
| JP2012100603A (ja) * | 2010-11-11 | 2012-05-31 | Kubota Corp | コンバイン |
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| JP2020103053A (ja) * | 2018-12-26 | 2020-07-09 | 株式会社クボタ | 収穫機 |
| JP2020099346A (ja) * | 2020-03-04 | 2020-07-02 | 株式会社クボタ | コンバイン |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2599240Y2 (ja) | 1999-08-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |