JPH0773535A - 光磁気記録用磁界発生装置 - Google Patents
光磁気記録用磁界発生装置Info
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- JPH0773535A JPH0773535A JP21866093A JP21866093A JPH0773535A JP H0773535 A JPH0773535 A JP H0773535A JP 21866093 A JP21866093 A JP 21866093A JP 21866093 A JP21866093 A JP 21866093A JP H0773535 A JPH0773535 A JP H0773535A
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- optical
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- magneto
- disk
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁界変調方式、光変調方式の光磁気記録媒体
に対し互換性を有し、かつ低消費電力化、省スペース化
が容易な光磁気記録用磁界発生装置を提供する。 【構成】 光磁気記録用磁界発生装置1は、情報信号に
応じて発生磁界を変調し得る磁界変調用磁気ヘッド2
と、情報信号の内容に依存せずに定常磁界を発生する光
変調用磁気ヘッド3と、それらを支持するヘッド支持板
4と、ヘッド支持板4を光ビームの光軸12に対し移動
させる支持ヒンジ5とを磁界の印加手段として具え、磁
界変調時には、光磁気ディスク8に対し磁界変調用磁気
ヘッド2を光軸12上に配置して磁界変調記録を行い、
光変調時には、光磁気ディスク8に対し光変調用磁気ヘ
ッド3を光軸12上に配置する。磁界変調用磁気ヘッド
2は光磁気ディスク8の表面に接触または浮上し、支持
ヒンジ5は磁界変調用磁気ヘッド2を光磁気ディスク8
の表面に対し移動させる機能を具える。
に対し互換性を有し、かつ低消費電力化、省スペース化
が容易な光磁気記録用磁界発生装置を提供する。 【構成】 光磁気記録用磁界発生装置1は、情報信号に
応じて発生磁界を変調し得る磁界変調用磁気ヘッド2
と、情報信号の内容に依存せずに定常磁界を発生する光
変調用磁気ヘッド3と、それらを支持するヘッド支持板
4と、ヘッド支持板4を光ビームの光軸12に対し移動
させる支持ヒンジ5とを磁界の印加手段として具え、磁
界変調時には、光磁気ディスク8に対し磁界変調用磁気
ヘッド2を光軸12上に配置して磁界変調記録を行い、
光変調時には、光磁気ディスク8に対し光変調用磁気ヘ
ッド3を光軸12上に配置する。磁界変調用磁気ヘッド
2は光磁気ディスク8の表面に接触または浮上し、支持
ヒンジ5は磁界変調用磁気ヘッド2を光磁気ディスク8
の表面に対し移動させる機能を具える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気記録媒体に対し
変調磁界を印加することにより情報信号のオーバーライ
トを可能にした、光磁気記録用磁界発生装置に関するも
のである。
変調磁界を印加することにより情報信号のオーバーライ
トを可能にした、光磁気記録用磁界発生装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、光磁気記録装置には、図8に示す
光変調方式と、図9に示す磁界変調方式とがある。図8
の光磁気記録装置は、情報信号(記録信号)によって変
調した光ビームを光磁気記録媒体(光磁気ディスク)に
照射しつつ照射部分に一定の外部磁界を印加して情報信
号の記録を行う光変調方式を採用している。
光変調方式と、図9に示す磁界変調方式とがある。図8
の光磁気記録装置は、情報信号(記録信号)によって変
調した光ビームを光磁気記録媒体(光磁気ディスク)に
照射しつつ照射部分に一定の外部磁界を印加して情報信
号の記録を行う光変調方式を採用している。
【0003】この図8の光磁気記録装置は、光磁気ディ
スク60の基板62上に形成された磁性膜より成る記録
膜64に対し、レーザダイオード66より射出してレン
ズ68で集光した一定強度のレーザ光を照射し、記録膜
64の温度を記録膜64のキュリー点付近まで上昇させ
るとともに、磁界印加装置70により記録膜64に対し
所定方向の磁界(すなわち消去磁界)を印加して記録膜
64を消去方向に一様に磁化した後、消去方向とは逆方
向の磁界(記録磁界)を磁界印加装置70により記録膜
64に印加するとともに、レーザダイオード66より射
出するレーザ光の強度を光変調回路72によって情報信
号に応じて変化させつつ記録膜64上に照射する。
スク60の基板62上に形成された磁性膜より成る記録
膜64に対し、レーザダイオード66より射出してレン
ズ68で集光した一定強度のレーザ光を照射し、記録膜
64の温度を記録膜64のキュリー点付近まで上昇させ
るとともに、磁界印加装置70により記録膜64に対し
所定方向の磁界(すなわち消去磁界)を印加して記録膜
64を消去方向に一様に磁化した後、消去方向とは逆方
向の磁界(記録磁界)を磁界印加装置70により記録膜
64に印加するとともに、レーザダイオード66より射
出するレーザ光の強度を光変調回路72によって情報信
号に応じて変化させつつ記録膜64上に照射する。
【0004】このような照射を行うと、レーザ光の強度
が弱いときには記録膜64の温度がキュリー点まで上昇
せず、磁化の方向は消去磁界の方向に保たれるが、逆に
レーザ光の強度が強いときには記録膜64の温度がキュ
リー点まで上昇し、記録膜64の保磁力が弱められて記
録膜64の磁化の方向が消去磁界の方向から記録磁界の
方向へと反転され、それにより情報信号に応じた磁化パ
ターンが形成される。
が弱いときには記録膜64の温度がキュリー点まで上昇
せず、磁化の方向は消去磁界の方向に保たれるが、逆に
レーザ光の強度が強いときには記録膜64の温度がキュ
リー点まで上昇し、記録膜64の保磁力が弱められて記
録膜64の磁化の方向が消去磁界の方向から記録磁界の
方向へと反転され、それにより情報信号に応じた磁化パ
ターンが形成される。
【0005】一方、図9の光磁気記録装置は、光変調方
式に比べて記録時間を短縮するため、消去および記録を
同時に行う磁界変調方式を採用している。この図9の光
磁気記録装置は、予め一定強度のレーザ光を光ピックア
ップ69により光磁気ディスク60の記録膜64に照射
しておき、記録膜64の磁化膜をキュリー点まで上昇さ
せておくとともに、磁界印加装置73による磁界を磁界
変調回路65によって情報信号に応じて変調し、記録膜
64上に磁界の変化に応じた磁化パターンを形成するこ
とにより情報信号の記録を行っている。
式に比べて記録時間を短縮するため、消去および記録を
同時に行う磁界変調方式を採用している。この図9の光
磁気記録装置は、予め一定強度のレーザ光を光ピックア
ップ69により光磁気ディスク60の記録膜64に照射
しておき、記録膜64の磁化膜をキュリー点まで上昇さ
せておくとともに、磁界印加装置73による磁界を磁界
変調回路65によって情報信号に応じて変調し、記録膜
64上に磁界の変化に応じた磁化パターンを形成するこ
とにより情報信号の記録を行っている。
【0006】このような磁界変調方式で記録を行う場
合、記録膜64の磁化を反転させるのに必要な磁界は、
膜特性にも依存するが、一般に数百Oe以上の大きな磁
界である必要があり、かつ、高密度記録を行うためには
磁界の反転周波数も数MHz以上にする必要がある。よ
って、このような大きな記録磁界を光磁気記録媒体に効
率よく印加するためには、記録効率(励磁電流当たりの
発生磁界効率)が高く、かつ、高周波励磁でも低インピ
ーダンスの磁界印加装置(磁気ヘッド)が要求される。
この要求を満たす磁気ヘッドとしては、磁気ヘッドおよ
び光磁気ディスク間の距離(隙間)を数μm程度の非常
に小さなものにして記録効率を高めるとともに、コアの
断面積や長さを小さなものにして低インピーダンス化し
た浮上型磁気ヘッドが提案されている。
合、記録膜64の磁化を反転させるのに必要な磁界は、
膜特性にも依存するが、一般に数百Oe以上の大きな磁
界である必要があり、かつ、高密度記録を行うためには
磁界の反転周波数も数MHz以上にする必要がある。よ
って、このような大きな記録磁界を光磁気記録媒体に効
率よく印加するためには、記録効率(励磁電流当たりの
発生磁界効率)が高く、かつ、高周波励磁でも低インピ
ーダンスの磁界印加装置(磁気ヘッド)が要求される。
この要求を満たす磁気ヘッドとしては、磁気ヘッドおよ
び光磁気ディスク間の距離(隙間)を数μm程度の非常
に小さなものにして記録効率を高めるとともに、コアの
断面積や長さを小さなものにして低インピーダンス化し
た浮上型磁気ヘッドが提案されている。
【0007】この浮上型磁気ヘッド79は、図10に示
すように、浮上スライダ74と、浮上スライダ74に結
合したコア76と、コア76に巻回したコイル78と、
浮上スライダ74を支持するジンバルバネ80とから成
る。浮上スライダ74は、ジンバルバネ80によって光
磁気ディスク60側に付勢されており、光磁気ディスク
60の静止時にはディスク面に接触状態になる。また、
光磁気ディスク60の回転時には、この回転によって生
じる空気流が浮上スライダ74に浮上力を発生させ、こ
の浮上力とジンバルバネ80の付勢力とがバランスする
ことにより最適な浮上量が得られる。
すように、浮上スライダ74と、浮上スライダ74に結
合したコア76と、コア76に巻回したコイル78と、
浮上スライダ74を支持するジンバルバネ80とから成
る。浮上スライダ74は、ジンバルバネ80によって光
磁気ディスク60側に付勢されており、光磁気ディスク
60の静止時にはディスク面に接触状態になる。また、
光磁気ディスク60の回転時には、この回転によって生
じる空気流が浮上スライダ74に浮上力を発生させ、こ
の浮上力とジンバルバネ80の付勢力とがバランスする
ことにより最適な浮上量が得られる。
【0008】このような浮上型磁気ヘッド79を使用す
る場合には、浮上型磁気ヘッド79のローディング時の
光磁気ディスク60との接触に伴う、磁気ヘッドおよび
ディスクの記録膜64の損傷を防止するため、記録膜6
4の上面に保護膜81をコーティングしておく必要があ
る。
る場合には、浮上型磁気ヘッド79のローディング時の
光磁気ディスク60との接触に伴う、磁気ヘッドおよび
ディスクの記録膜64の損傷を防止するため、記録膜6
4の上面に保護膜81をコーティングしておく必要があ
る。
【0009】しかし、上述のように光変調方式と磁界変
調方式とでは磁界印加装置の構成やディスク表面のコー
ティング等に相違があるため、光変調方式で記録された
ディスクを磁界変調方式の光磁気記録装置で使用する場
合や、その逆の場合には互換性を確保することが困難で
ある。
調方式とでは磁界印加装置の構成やディスク表面のコー
ティング等に相違があるため、光変調方式で記録された
ディスクを磁界変調方式の光磁気記録装置で使用する場
合や、その逆の場合には互換性を確保することが困難で
ある。
【0010】例えば、磁界変調方式で用いる浮上型磁気
ヘッドを使用して、光変調方式用のディスクに記録しよ
うとした場合について考察すると、現在、光変調方式で
使用されているディスクには、浮上型磁気ヘッドで使用
する場合の接触条件や浮上条件に対する配慮がなされて
いないため、磁気ヘッドと対向するディスク記録面側に
耐久性のある保護膜が設けてないものや、表面に大きな
凹凸や突起があるものもあり、そのようなディスクの場
合には浮上型磁気ヘッドをディスクと接触させたり、最
適な浮上量で浮上型磁気ヘッドをディスクから浮上させ
ることができない。
ヘッドを使用して、光変調方式用のディスクに記録しよ
うとした場合について考察すると、現在、光変調方式で
使用されているディスクには、浮上型磁気ヘッドで使用
する場合の接触条件や浮上条件に対する配慮がなされて
いないため、磁気ヘッドと対向するディスク記録面側に
耐久性のある保護膜が設けてないものや、表面に大きな
凹凸や突起があるものもあり、そのようなディスクの場
合には浮上型磁気ヘッドをディスクと接触させたり、最
適な浮上量で浮上型磁気ヘッドをディスクから浮上させ
ることができない。
【0011】したがって、浮上型磁気ヘッドを使用して
光変調方式用のディスクに記録(または消去)の磁界を
印加する場合には、磁気ヘッドを浮上させてディスクと
非接触にするのではなく、光変調方式の記録時の磁界印
加装置と同様に、ディスクに対し0.5〜1mm以上の
距離を隔てるように設置しなければならない。ところが
浮上型磁気ヘッドは、浮上させずに使用すると、第1
に、浮上スライダの浮上力とジンバルバネの付勢力とを
バランスさせることができないため、ディスクに対して
浮上型磁気ヘッドが傾いてヘッド主極中心と光スポット
位置とがずれたり、磁界の垂直成分が減少してしまう不
具合が生じ、第2に、浮上量に合わせてディスク上の磁
界が最大となるようにギャップを最適化して浮上型磁気
ヘッドを設計した場合、前記浮上量よりも距離をあけて
設置した場合にディスク上の磁界が大きく減少してしま
う不具合が生じる。
光変調方式用のディスクに記録(または消去)の磁界を
印加する場合には、磁気ヘッドを浮上させてディスクと
非接触にするのではなく、光変調方式の記録時の磁界印
加装置と同様に、ディスクに対し0.5〜1mm以上の
距離を隔てるように設置しなければならない。ところが
浮上型磁気ヘッドは、浮上させずに使用すると、第1
に、浮上スライダの浮上力とジンバルバネの付勢力とを
バランスさせることができないため、ディスクに対して
浮上型磁気ヘッドが傾いてヘッド主極中心と光スポット
位置とがずれたり、磁界の垂直成分が減少してしまう不
具合が生じ、第2に、浮上量に合わせてディスク上の磁
界が最大となるようにギャップを最適化して浮上型磁気
ヘッドを設計した場合、前記浮上量よりも距離をあけて
設置した場合にディスク上の磁界が大きく減少してしま
う不具合が生じる。
【0012】これらの不具合を解決するものとして、例
えば特開平3-216836号公報には、磁界変調用磁界印加手
段と光変調用磁界印加手段とを一体化して浮上型磁気ヘ
ッドを構成した光磁気記録装置が開示されている。この
ような一体化した浮上型磁気ヘッド79は、図11、図
12に示すように、磁界変調用の第1コイル109と、
光変調用の第2コイル113とを有しており、第1コイ
ル109および第2コイル113は、軟磁性体より成る
スライダコア107に巻回されている。このスライダコ
ア107は、ジンバルバネ110によって図示しないハ
ウジングに支持されている。
えば特開平3-216836号公報には、磁界変調用磁界印加手
段と光変調用磁界印加手段とを一体化して浮上型磁気ヘ
ッドを構成した光磁気記録装置が開示されている。この
ような一体化した浮上型磁気ヘッド79は、図11、図
12に示すように、磁界変調用の第1コイル109と、
光変調用の第2コイル113とを有しており、第1コイ
ル109および第2コイル113は、軟磁性体より成る
スライダコア107に巻回されている。このスライダコ
ア107は、ジンバルバネ110によって図示しないハ
ウジングに支持されている。
【0013】この一体化した浮上型磁気ヘッド79を用
いる光磁気記録装置においては、磁界変調用のディスク
を使用する場合には、図11に示すように浮上型磁気ヘ
ッド79をディスク100の上方に例えば10μm以下
の間隔になるように浮上させた状態で、情報信号に応じ
て電流方向が反転する電流を第1コイル109に流すこ
とにより磁界を印加して磁界変調記録を行う。一方、光
変調用のディスクを使用する場合には、図12に示すよ
うに浮上型磁気ヘッド79をディスク100の上方に例
えば0.1〜0.9mmの間隔になるように離間させた
状態で保持しておき、記録時と消去時とでは電流方向が
反転し、かつ、情報信号に依存せずに一定電流量になる
電流を第2コイル113に流すことにより光変調記録を
行う。これにより、光磁気記録装置に光変調方式および
磁界変調方式間の互換性を持たせることができる。
いる光磁気記録装置においては、磁界変調用のディスク
を使用する場合には、図11に示すように浮上型磁気ヘ
ッド79をディスク100の上方に例えば10μm以下
の間隔になるように浮上させた状態で、情報信号に応じ
て電流方向が反転する電流を第1コイル109に流すこ
とにより磁界を印加して磁界変調記録を行う。一方、光
変調用のディスクを使用する場合には、図12に示すよ
うに浮上型磁気ヘッド79をディスク100の上方に例
えば0.1〜0.9mmの間隔になるように離間させた
状態で保持しておき、記録時と消去時とでは電流方向が
反転し、かつ、情報信号に依存せずに一定電流量になる
電流を第2コイル113に流すことにより光変調記録を
行う。これにより、光磁気記録装置に光変調方式および
磁界変調方式間の互換性を持たせることができる。
【0014】また、光磁気記録装置に光変調方式および
磁界変調方式間の互換性を持たせた他の例としては、例
えば特開平5-28576 号公報、特開平5-28577 号公報に開
示されたものがある。これらの公報記載の光磁気記録装
置は、図13、図14に示すように、磁界変調用の浮上
型磁気ヘッド201および光変調用の磁気ヘッド202
を夫々、磁界変調方式、光変調方式専用に具えている。
磁界変調用の浮上型磁気ヘッド201は光変調用の磁気
ヘッド202の下方に設置されており、光変調記録時に
は、浮上型磁気ヘッド201を介在させたまま浮上型磁
気ヘッド201の上方より磁気ヘッド202によって磁
界を印加することにより情報の記録を行う。
磁界変調方式間の互換性を持たせた他の例としては、例
えば特開平5-28576 号公報、特開平5-28577 号公報に開
示されたものがある。これらの公報記載の光磁気記録装
置は、図13、図14に示すように、磁界変調用の浮上
型磁気ヘッド201および光変調用の磁気ヘッド202
を夫々、磁界変調方式、光変調方式専用に具えている。
磁界変調用の浮上型磁気ヘッド201は光変調用の磁気
ヘッド202の下方に設置されており、光変調記録時に
は、浮上型磁気ヘッド201を介在させたまま浮上型磁
気ヘッド201の上方より磁気ヘッド202によって磁
界を印加することにより情報の記録を行う。
【0015】ここで、図13および図14の構成を比較
すると、基本的な浮上型磁気ヘッドの配置はほぼ同様で
あるが、図13の光磁気記録装置の場合には光変調用の
磁気ヘッド202の主磁極がディスク半径方向の全トラ
ックを覆うことができるように長くなっているのに対
し、図14の光磁気記録装置の場合には光変調用の磁気
ヘッド202の主磁極が小さくなっているので、磁界変
調用の磁気ヘッド201と一体的にディスク半径方向に
移動可能に構成されている点が相違している。
すると、基本的な浮上型磁気ヘッドの配置はほぼ同様で
あるが、図13の光磁気記録装置の場合には光変調用の
磁気ヘッド202の主磁極がディスク半径方向の全トラ
ックを覆うことができるように長くなっているのに対
し、図14の光磁気記録装置の場合には光変調用の磁気
ヘッド202の主磁極が小さくなっているので、磁界変
調用の磁気ヘッド201と一体的にディスク半径方向に
移動可能に構成されている点が相違している。
【0016】図13および図14の光磁気記録装置にお
いては、磁界変調用の浮上型磁気ヘッド201および光
変調用の磁気ヘッド202が夫々独立に設けられている
ので、夫々の磁気ヘッドを変調方式に最適な形状および
電気的特性に設計できるという特徴があり、この特徴は
前述した図11、図12の一体化型の浮上型磁気ヘッド
にはないものである。
いては、磁界変調用の浮上型磁気ヘッド201および光
変調用の磁気ヘッド202が夫々独立に設けられている
ので、夫々の磁気ヘッドを変調方式に最適な形状および
電気的特性に設計できるという特徴があり、この特徴は
前述した図11、図12の一体化型の浮上型磁気ヘッド
にはないものである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図1
1、図12の一体化型の浮上型磁気ヘッドは、光変調記
録時にディスクから0.5〜1mmの間隔を確保しつつ
数百Oe以上の磁界を印加する必要があることから、一
体化型磁気ヘッドが以下の2つの条件を満足させる必要
がある。第1に、コイルの起磁力(卷数および電流の積
で決定される)を大きくして主磁極発生磁界を大きくす
るために、主磁極に磁気飽和が発生しないように主磁極
の断面積を大きくする必要があり、第2に、ディスク上
で離間した位置において情報記録に有効な垂直磁界成分
を大きくするために、コイルを巻回される主磁極部とバ
ックコア部との間でディスク上に形成される磁気ギャッ
プをコイル間の距離に応じて広めにする必要がある。
1、図12の一体化型の浮上型磁気ヘッドは、光変調記
録時にディスクから0.5〜1mmの間隔を確保しつつ
数百Oe以上の磁界を印加する必要があることから、一
体化型磁気ヘッドが以下の2つの条件を満足させる必要
がある。第1に、コイルの起磁力(卷数および電流の積
で決定される)を大きくして主磁極発生磁界を大きくす
るために、主磁極に磁気飽和が発生しないように主磁極
の断面積を大きくする必要があり、第2に、ディスク上
で離間した位置において情報記録に有効な垂直磁界成分
を大きくするために、コイルを巻回される主磁極部とバ
ックコア部との間でディスク上に形成される磁気ギャッ
プをコイル間の距離に応じて広めにする必要がある。
【0018】ここで、上記第2の条件を満足させるため
磁気ギャップを広くすると、コイルの周りに形成される
磁気回路の磁気抵抗は、前記第1の条件を満足させた場
合の主磁極の断面積増加に伴う磁気抵抗減少分を考慮し
ても大きな抵抗値になるので、磁界変調用の磁気ヘッド
を独立に設ける場合に比べて磁気ヘッドの磁界発生効率
の悪化が避けられない。
磁気ギャップを広くすると、コイルの周りに形成される
磁気回路の磁気抵抗は、前記第1の条件を満足させた場
合の主磁極の断面積増加に伴う磁気抵抗減少分を考慮し
ても大きな抵抗値になるので、磁界変調用の磁気ヘッド
を独立に設ける場合に比べて磁気ヘッドの磁界発生効率
の悪化が避けられない。
【0019】この磁気ヘッドの磁界発生効率の悪化を補
償する対策としては、例えば、コイル起磁力を増加させ
ることが考えられる。しかし、コイル起磁力を磁界変調
記録時の数倍〜数十倍に増加させることをコイル卷数の
増加によって実現する場合には、コイル卷数が数十倍に
増加する結果、コイル体積やコイル重量が増加して浮上
型磁気ヘッドとしてのバランスが崩れて浮上時の安定性
が悪化したり、必要とする浮上量が確保できなくなる問
題が生じる。また、コイル卷数を増加させずに浮上型磁
気ヘッドに搭載可能な小さなコイルで起磁力を増加させ
るため、コイル電流を磁界変調記録時の数倍〜数十倍の
電流値に増加させる場合には、コイル駆動回路の損失が
増加したり、コイル自体の損失による発熱量が大きくな
る問題が生じる。
償する対策としては、例えば、コイル起磁力を増加させ
ることが考えられる。しかし、コイル起磁力を磁界変調
記録時の数倍〜数十倍に増加させることをコイル卷数の
増加によって実現する場合には、コイル卷数が数十倍に
増加する結果、コイル体積やコイル重量が増加して浮上
型磁気ヘッドとしてのバランスが崩れて浮上時の安定性
が悪化したり、必要とする浮上量が確保できなくなる問
題が生じる。また、コイル卷数を増加させずに浮上型磁
気ヘッドに搭載可能な小さなコイルで起磁力を増加させ
るため、コイル電流を磁界変調記録時の数倍〜数十倍の
電流値に増加させる場合には、コイル駆動回路の損失が
増加したり、コイル自体の損失による発熱量が大きくな
る問題が生じる。
【0020】また、図13、図14の磁界変調用方式お
よび光変調方式の独立設置型の浮上型磁気ヘッドは、各
方式専用の磁気ヘッドを夫々最適に設計できる利点はあ
るものの、磁界変調用の浮上型磁気ヘッドを光変調用の
磁気ヘッドとディスクとの間に介在させているため、光
変調用の磁気ヘッドによりディスク上方から光変調用の
記録(消去)磁界を印加するためには、光変調用の磁気
ヘッドとディスクとの間の距離を磁界変調用の浮上型磁
気ヘッドの全高以上(例えば2〜3mm以上)にする必
要がある。したがって、記録(消去)時に十分な磁界を
発生させるためには光変調用の磁気ヘッドに大きな起磁
力が要求されることになり、光変調用の磁気ヘッドの消
費電力の増加が避けられない。
よび光変調方式の独立設置型の浮上型磁気ヘッドは、各
方式専用の磁気ヘッドを夫々最適に設計できる利点はあ
るものの、磁界変調用の浮上型磁気ヘッドを光変調用の
磁気ヘッドとディスクとの間に介在させているため、光
変調用の磁気ヘッドによりディスク上方から光変調用の
記録(消去)磁界を印加するためには、光変調用の磁気
ヘッドとディスクとの間の距離を磁界変調用の浮上型磁
気ヘッドの全高以上(例えば2〜3mm以上)にする必
要がある。したがって、記録(消去)時に十分な磁界を
発生させるためには光変調用の磁気ヘッドに大きな起磁
力が要求されることになり、光変調用の磁気ヘッドの消
費電力の増加が避けられない。
【0021】さらに、光変調用の磁気ヘッドの起磁力を
大きくするためにはコイルの卷数の増加により磁気ヘッ
ドが大型化するので、図14のように磁気ヘッドを構成
した場合、磁気ヘッドのトラックアクセス速度が遅くな
るとともに、磁気ヘッド設置スペースが増大する。ま
た、図13のように全トラックを覆うように磁気ヘッド
を構成した場合、浮上型磁気ヘッド全体が既に大型にな
っているため、磁気ヘッド設置スペースが増大する。よ
って、何れの場合も装置の小型化が困難になる問題が生
じる。
大きくするためにはコイルの卷数の増加により磁気ヘッ
ドが大型化するので、図14のように磁気ヘッドを構成
した場合、磁気ヘッドのトラックアクセス速度が遅くな
るとともに、磁気ヘッド設置スペースが増大する。ま
た、図13のように全トラックを覆うように磁気ヘッド
を構成した場合、浮上型磁気ヘッド全体が既に大型にな
っているため、磁気ヘッド設置スペースが増大する。よ
って、何れの場合も装置の小型化が困難になる問題が生
じる。
【0022】本発明は、上述した従来例の問題に鑑みて
なされたものであり、磁界変調方式光変調方式の光磁気
記録媒体に対し互換性があり、かつ低消費電力化および
省スペース化が容易な光磁気記録用磁界発生装置を提供
することを目的とする。
なされたものであり、磁界変調方式光変調方式の光磁気
記録媒体に対し互換性があり、かつ低消費電力化および
省スペース化が容易な光磁気記録用磁界発生装置を提供
することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】この目的のため、本発明
は、光磁気記録媒体に対し光ビームを照射しつつ磁界を
印加することにより情報信号の記録または消去を行う光
磁気記録装置において、情報信号に応じて発生磁界を変
調し得る第1の磁界発生手段と、情報信号の内容に依存
せずに定常磁界を発生する第2の磁界発生手段と、前記
第1および第2の磁界発生手段の一方または双方を前記
光ビームの光軸に対し移動させる移動手段とを前記磁界
の印加手段として具え、磁界変調を行う場合には、前記
光磁気記録媒体に対し前記第1の磁界発生手段を前記光
ビームの光軸上に配置して前記光ビームを情報信号に応
じて変調して記録を行い、光変調を行う場合には、前記
光磁気記録媒体に対し前記第2の磁界発生手段を前記光
ビームの光軸上に配置するようにしたことを特徴とする
ものである。
は、光磁気記録媒体に対し光ビームを照射しつつ磁界を
印加することにより情報信号の記録または消去を行う光
磁気記録装置において、情報信号に応じて発生磁界を変
調し得る第1の磁界発生手段と、情報信号の内容に依存
せずに定常磁界を発生する第2の磁界発生手段と、前記
第1および第2の磁界発生手段の一方または双方を前記
光ビームの光軸に対し移動させる移動手段とを前記磁界
の印加手段として具え、磁界変調を行う場合には、前記
光磁気記録媒体に対し前記第1の磁界発生手段を前記光
ビームの光軸上に配置して前記光ビームを情報信号に応
じて変調して記録を行い、光変調を行う場合には、前記
光磁気記録媒体に対し前記第2の磁界発生手段を前記光
ビームの光軸上に配置するようにしたことを特徴とする
ものである。
【0024】
【作用】本発明によれば、上記構成により、磁界変調を
行う場合には、光磁気記録媒体に対し前記第1の磁界発
生手段を前記光ビームの光軸上に配置することにより前
記光ビームを情報信号に応じて変調して磁界変調記録を
行い、また、光変調を行う場合には、光磁気記録媒体に
対し前記第2の磁界発生手段を前記光ビームの光軸上に
配置することにより前記光ビームを情報信号に応じて変
調して光変調記録を行う。
行う場合には、光磁気記録媒体に対し前記第1の磁界発
生手段を前記光ビームの光軸上に配置することにより前
記光ビームを情報信号に応じて変調して磁界変調記録を
行い、また、光変調を行う場合には、光磁気記録媒体に
対し前記第2の磁界発生手段を前記光ビームの光軸上に
配置することにより前記光ビームを情報信号に応じて変
調して光変調記録を行う。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1(a),(b)は夫々、本発明の第1実
施例の光磁気記録用磁界発生装置の全体構成を示す図で
あり、その動作を説明するため、図1(a)は光変調記
録時の状態を示し、図1(b)は磁界変調記録時の状態
を示している。また、図2は第1実施例の光磁気記録用
磁界発生装置の光ピックアップを含む部分の斜視図であ
る。なお、上記光磁気記録用磁界発生装置は光磁気記録
装置とともに用いるものであるが、上記各図には光磁気
記録装置に関する部分の記入を一部省略してある。
説明する。図1(a),(b)は夫々、本発明の第1実
施例の光磁気記録用磁界発生装置の全体構成を示す図で
あり、その動作を説明するため、図1(a)は光変調記
録時の状態を示し、図1(b)は磁界変調記録時の状態
を示している。また、図2は第1実施例の光磁気記録用
磁界発生装置の光ピックアップを含む部分の斜視図であ
る。なお、上記光磁気記録用磁界発生装置は光磁気記録
装置とともに用いるものであるが、上記各図には光磁気
記録装置に関する部分の記入を一部省略してある。
【0026】図1(a),(b)において、光磁気記録
用磁界発生装置1は、光ピックアップ7上に光磁気記録
媒体(以下、ディスクと称す)8を挟み込むように構成
され、磁界変調用の浮上型磁気ヘッド(以下、磁界変調
用磁気ヘッドと称す)2と、光変調用の磁気ヘッド(以
下、光変調用磁気ヘッドと称す)3と、それら磁気ヘッ
ドを図示左端部において支持するヘッド支持板4と、ヘ
ッド支持板4の右端部を固定されるヘッド支持ヒンジ5
と、ヘッド支持ヒンジ5を図示左右方向に移動するヒン
ジ移動装置(アクチュエータ)6とを具えて成る。ま
た、光磁気記録用磁界発生装置1は、ディスク8から情
報信号を読み出すリード回路9と、リード回路9から情
報信号を入力されるCPU10と、CPU10により制
御されるてヒンジ駆動回路11とを具えて成る。
用磁界発生装置1は、光ピックアップ7上に光磁気記録
媒体(以下、ディスクと称す)8を挟み込むように構成
され、磁界変調用の浮上型磁気ヘッド(以下、磁界変調
用磁気ヘッドと称す)2と、光変調用の磁気ヘッド(以
下、光変調用磁気ヘッドと称す)3と、それら磁気ヘッ
ドを図示左端部において支持するヘッド支持板4と、ヘ
ッド支持板4の右端部を固定されるヘッド支持ヒンジ5
と、ヘッド支持ヒンジ5を図示左右方向に移動するヒン
ジ移動装置(アクチュエータ)6とを具えて成る。ま
た、光磁気記録用磁界発生装置1は、ディスク8から情
報信号を読み出すリード回路9と、リード回路9から情
報信号を入力されるCPU10と、CPU10により制
御されるてヒンジ駆動回路11とを具えて成る。
【0027】磁界変調用磁気ヘッド2および光変調用磁
気ヘッド3は、図1(a)に示すようにヘッド支持板4
に取付高さを異ならせて固定されている。ヘッド支持板
4は、前記各ヘッドを支持する機能の他、図1(b)に
示すように磁界変調用磁気ヘッド2をディスク8の表面
に押しつける付勢力を発生する、ジンバルバネの機能を
も有している。ヘッド支持板4は、それを固定する支持
ヒンジ5が光ピックアップ7と一体的に構成されたアク
チュエータ6により図1(a),(b)に示すように変
形されることによってディスク8との間隔を調整され、
その調整状態でディスク8に対し平行に移動し得るよう
に構成されている。一方、ヘッド支持ヒンジ5は、その
底部を光ピックアップ7に固定されているため、光ピッ
クアップ7を図示しない光ピックアップ移動装置により
ディスク8の半径方向に移動させると、その移動に伴い
磁界変調用磁気ヘッド2および光変調用磁気ヘッド3を
ディスク8の半径方向に移動(待避を含む)させるよう
に構成されている。
気ヘッド3は、図1(a)に示すようにヘッド支持板4
に取付高さを異ならせて固定されている。ヘッド支持板
4は、前記各ヘッドを支持する機能の他、図1(b)に
示すように磁界変調用磁気ヘッド2をディスク8の表面
に押しつける付勢力を発生する、ジンバルバネの機能を
も有している。ヘッド支持板4は、それを固定する支持
ヒンジ5が光ピックアップ7と一体的に構成されたアク
チュエータ6により図1(a),(b)に示すように変
形されることによってディスク8との間隔を調整され、
その調整状態でディスク8に対し平行に移動し得るよう
に構成されている。一方、ヘッド支持ヒンジ5は、その
底部を光ピックアップ7に固定されているため、光ピッ
クアップ7を図示しない光ピックアップ移動装置により
ディスク8の半径方向に移動させると、その移動に伴い
磁界変調用磁気ヘッド2および光変調用磁気ヘッド3を
ディスク8の半径方向に移動(待避を含む)させるよう
に構成されている。
【0028】次に、本実施例の動作について、図1
(a)、(b)および、磁界変調用磁気ヘッド2、光変
調用磁気ヘッド3を含む部分の断面図である図3
(a),(b)によって説明する。まず、光変調記録の
場合について説明する。ディスク8を本実施例の光磁気
記録用磁界発生装置1とともに用いる図示しない光磁気
記録装置に装着して図示しない回転装置により回転する
と、光ピックアップ7はディスク8に対し集光レンズ1
3のフォーカス制御およびトラッキング制御を行い、リ
ード回路9はディスク8上に記録されている情報信号を
読み取ってCPU10に入力し、CPU10はこの情報
信号に基づいて当該ディスクが光変調用ディスクである
か磁界変調用ディスクであるかを判定する。なお、この
ディスク判定は、ディスク上の情報信号を用いる代わり
に、ディスクのカートリッジに設けられている判別用の
穴、切欠等の有無を検出することにより行ってもよい。
(a)、(b)および、磁界変調用磁気ヘッド2、光変
調用磁気ヘッド3を含む部分の断面図である図3
(a),(b)によって説明する。まず、光変調記録の
場合について説明する。ディスク8を本実施例の光磁気
記録用磁界発生装置1とともに用いる図示しない光磁気
記録装置に装着して図示しない回転装置により回転する
と、光ピックアップ7はディスク8に対し集光レンズ1
3のフォーカス制御およびトラッキング制御を行い、リ
ード回路9はディスク8上に記録されている情報信号を
読み取ってCPU10に入力し、CPU10はこの情報
信号に基づいて当該ディスクが光変調用ディスクである
か磁界変調用ディスクであるかを判定する。なお、この
ディスク判定は、ディスク上の情報信号を用いる代わり
に、ディスクのカートリッジに設けられている判別用の
穴、切欠等の有無を検出することにより行ってもよい。
【0029】上記判定においてディスク8が光変調用デ
ィスクであると判定された場合、CPU10はヒンジ駆
動回路11に対し図1(a)に示す初期状態(光変調方
式用のディスクに適合する状態)を維持する命令を発す
る。この命令に応じて、ヒンジ駆動回路11により駆動
されるヒンジ移動装置(アクチュエータ)6は、支持ヒ
ンジ5の上部を光ピックアップ7の側面に押し付けた図
1(a)の初期状態を維持し続ける。このとき、ディス
ク8および光ピックアップ7は、図示しない光磁気記録
装置の基台に対する高さ方向の位置関係が不変であるの
で、上記初期状態において光ピックアップ7の底面から
支持ヒンジ5の上部までの高さ方向の距離が最大にな
る。したがって、支持ヒンジ5の上部に固定されたヘッ
ド支持板4に固定した磁界変調用磁気ヘッド2および光
変調用磁気ヘッド3は、ディスク8の表面から最も離れ
た位置(最高位置)に保持されることになる。
ィスクであると判定された場合、CPU10はヒンジ駆
動回路11に対し図1(a)に示す初期状態(光変調方
式用のディスクに適合する状態)を維持する命令を発す
る。この命令に応じて、ヒンジ駆動回路11により駆動
されるヒンジ移動装置(アクチュエータ)6は、支持ヒ
ンジ5の上部を光ピックアップ7の側面に押し付けた図
1(a)の初期状態を維持し続ける。このとき、ディス
ク8および光ピックアップ7は、図示しない光磁気記録
装置の基台に対する高さ方向の位置関係が不変であるの
で、上記初期状態において光ピックアップ7の底面から
支持ヒンジ5の上部までの高さ方向の距離が最大にな
る。したがって、支持ヒンジ5の上部に固定されたヘッ
ド支持板4に固定した磁界変調用磁気ヘッド2および光
変調用磁気ヘッド3は、ディスク8の表面から最も離れ
た位置(最高位置)に保持されることになる。
【0030】この初期状態においては、図3(a)に示
すように、光ピックアップに搭載した集光レンズ13の
光軸12に光変調用磁気ヘッド3の主磁極36の中心軸
が一致するように各構成要素が配置されている。このと
き、光変調用磁気ヘッド3の主磁極36およびコア34
の底面とディスク8の表面との距離が1〜2mm程度に
なるように設定しておくことにより、磁界変調用磁気ヘ
ッド2は光軸12よりもディスク内周側に近づいた位置
で、ディスク8と非接触の状態で保持されることは言う
までもない。
すように、光ピックアップに搭載した集光レンズ13の
光軸12に光変調用磁気ヘッド3の主磁極36の中心軸
が一致するように各構成要素が配置されている。このと
き、光変調用磁気ヘッド3の主磁極36およびコア34
の底面とディスク8の表面との距離が1〜2mm程度に
なるように設定しておくことにより、磁界変調用磁気ヘ
ッド2は光軸12よりもディスク内周側に近づいた位置
で、ディスク8と非接触の状態で保持されることは言う
までもない。
【0031】この状態において、光変調用磁気ヘッド3
のコイル35に、記録時と消去時とで電流方向が反転す
る一定電流を流すことにより、主磁極36からディスク
8に記録方向または消去方向の一定磁界が印加され、光
変調記録が行われる。
のコイル35に、記録時と消去時とで電流方向が反転す
る一定電流を流すことにより、主磁極36からディスク
8に記録方向または消去方向の一定磁界が印加され、光
変調記録が行われる。
【0032】次に、磁界変調記録の場合について説明す
る。前記と同様に光磁気記録装置に装着したディスク8
が光変調用ディスクであるか磁界変調用ディスクである
かを判定し、このディスク判定によりディスク8が磁界
変調用ディスクであると判定された場合、CPU10は
ヒンジ駆動回路11に対し図1(a)に示す初期状態
(光変調方式用のディスクに適合する状態)から図1
(b)に示す状態(磁界変調方式用のディスクに適合す
る状態)に移行する命令を発する。この命令に応じて、
ヒンジ駆動回路11により駆動されるヒンジ移動装置
(アクチュエータ)6は、支持ヒンジ5の上部を図示右
方向に押して図1(b)に示すような状態に変形する。
る。前記と同様に光磁気記録装置に装着したディスク8
が光変調用ディスクであるか磁界変調用ディスクである
かを判定し、このディスク判定によりディスク8が磁界
変調用ディスクであると判定された場合、CPU10は
ヒンジ駆動回路11に対し図1(a)に示す初期状態
(光変調方式用のディスクに適合する状態)から図1
(b)に示す状態(磁界変調方式用のディスクに適合す
る状態)に移行する命令を発する。この命令に応じて、
ヒンジ駆動回路11により駆動されるヒンジ移動装置
(アクチュエータ)6は、支持ヒンジ5の上部を図示右
方向に押して図1(b)に示すような状態に変形する。
【0033】このヒンジ移動装置(アクチュエータ)6
は磁界変調用磁気ヘッド2をディスク8上へローディン
グするローディング機構を兼用しているので、支持ヒン
ジ5の変形速度をヒンジ駆動回路11によって制御する
ことにより、磁界変調用磁気ヘッド2のスライダ31を
ディスク8に対し非接触状態から浮上状態まで滑らかに
ローディングさせることができる。また、磁界変調用磁
気ヘッド2が浮上状態にあるとき、ドライブ外部からの
振動が磁界変調用磁気ヘッド2あるいはディスク8に加
えられた場合や、スライダ31とディスク8の間に浮上
量を上回る大きさのゴミが加えられた場合には図1に示
すAE(アコースティック・エミッション)センサ10
0等により、磁気ヘッド2の振動を検出し、その信号を
振動検出回路101に入力する。CPU10は振動検出
回路101からの情報により、ヒンジ駆動回路11を制
御してヒンジ移動装置8を瞬時に動作させる。すなわ
ち、ヒンジ移動装置6は磁界変調用磁気ヘッド2のスラ
イダ31を速やかにディスク8より退避させることも可
能である。こうすることで磁界変調用磁気ヘッド2やデ
ィスク8を接触等による損傷から保護することができ
る。さらにヒンジ移動装置6によってスライダ31をデ
ィスク8から退避させた後、ヒンジ駆動回路11に一定
周波数の正弦波を加え、磁界変調用磁気ヘッド2を振動
させることで、スライダ31に付着したゴミを振り落と
すことも可能である。
は磁界変調用磁気ヘッド2をディスク8上へローディン
グするローディング機構を兼用しているので、支持ヒン
ジ5の変形速度をヒンジ駆動回路11によって制御する
ことにより、磁界変調用磁気ヘッド2のスライダ31を
ディスク8に対し非接触状態から浮上状態まで滑らかに
ローディングさせることができる。また、磁界変調用磁
気ヘッド2が浮上状態にあるとき、ドライブ外部からの
振動が磁界変調用磁気ヘッド2あるいはディスク8に加
えられた場合や、スライダ31とディスク8の間に浮上
量を上回る大きさのゴミが加えられた場合には図1に示
すAE(アコースティック・エミッション)センサ10
0等により、磁気ヘッド2の振動を検出し、その信号を
振動検出回路101に入力する。CPU10は振動検出
回路101からの情報により、ヒンジ駆動回路11を制
御してヒンジ移動装置8を瞬時に動作させる。すなわ
ち、ヒンジ移動装置6は磁界変調用磁気ヘッド2のスラ
イダ31を速やかにディスク8より退避させることも可
能である。こうすることで磁界変調用磁気ヘッド2やデ
ィスク8を接触等による損傷から保護することができ
る。さらにヒンジ移動装置6によってスライダ31をデ
ィスク8から退避させた後、ヒンジ駆動回路11に一定
周波数の正弦波を加え、磁界変調用磁気ヘッド2を振動
させることで、スライダ31に付着したゴミを振り落と
すことも可能である。
【0034】上記磁界変調用磁気ヘッド2がディスク8
上に浮上した状態では、磁界変調用磁気ヘッド2の主磁
極33の中心軸が光ピックアップ7の集光レンズ13の
光軸12と一致するように各構成要素が配置されてい
る。このとき、支持ヒンジ5の変形移動量は図示しない
ストッパに支持ヒンジ5が当接することによりメカニカ
ル的に制限される。このストッパの設置位置は、図3
(b)に示すように主磁極33の中心軸が光軸12に一
致したときに、支持ヒンジ5のジンバルバネ(ヘッド支
持板)4の固定部の、磁界変調用磁気ヘッド2の下面か
らの高さ方向の距離を規定するので、ヘッド浮上条件に
適合するジンバルバネ4の付勢力になるようにジンバル
バネ4の位置を設定しておく。
上に浮上した状態では、磁界変調用磁気ヘッド2の主磁
極33の中心軸が光ピックアップ7の集光レンズ13の
光軸12と一致するように各構成要素が配置されてい
る。このとき、支持ヒンジ5の変形移動量は図示しない
ストッパに支持ヒンジ5が当接することによりメカニカ
ル的に制限される。このストッパの設置位置は、図3
(b)に示すように主磁極33の中心軸が光軸12に一
致したときに、支持ヒンジ5のジンバルバネ(ヘッド支
持板)4の固定部の、磁界変調用磁気ヘッド2の下面か
らの高さ方向の距離を規定するので、ヘッド浮上条件に
適合するジンバルバネ4の付勢力になるようにジンバル
バネ4の位置を設定しておく。
【0035】この状態において、磁界変調用磁気ヘッド
2のコイル32に、情報信号に応じて変調された電流を
流すことにより、主磁極33からディスク8に情報信号
に応じて変調された磁界が印加され、磁界変調記録が行
われる。このとき、光変調用磁気ヘッド3は、磁界変調
用磁気ヘッド2よりもディスク8と対向する端面のディ
スク8からの距離が高くなるようにヘッド支持板4に固
定されているので、磁界変調用磁気ヘッド2が浮上状態
の場合にはディスク表面から0.5〜1mm上方に離れ
た場所に位置することになり、ディスク8と接触しない
ことは言うまでもない。
2のコイル32に、情報信号に応じて変調された電流を
流すことにより、主磁極33からディスク8に情報信号
に応じて変調された磁界が印加され、磁界変調記録が行
われる。このとき、光変調用磁気ヘッド3は、磁界変調
用磁気ヘッド2よりもディスク8と対向する端面のディ
スク8からの距離が高くなるようにヘッド支持板4に固
定されているので、磁界変調用磁気ヘッド2が浮上状態
の場合にはディスク表面から0.5〜1mm上方に離れ
た場所に位置することになり、ディスク8と接触しない
ことは言うまでもない。
【0036】以上のように、本実施例の光磁気記録用磁
界発生装置1を用いることにより、当該ディスクが光変
調用のディスクである場合にはディスクと非接触の光変
調専用の磁気ヘッド3を用いるので、光変調用のディス
クに損傷を与えることはなく、しかも、光変調用磁気ヘ
ッド3およびディスク8間の距離をディスクの面振れの
みを考慮して最小に設定することができるので、光変調
用磁気ヘッド3の小型化、軽量化が容易である。一方、
当該ディスクが磁界変調用のディスクである場合にはデ
ィスク上に接近させつつ浮上させた磁界変調専用の磁気
ヘッド2を用いるので、磁界変調記録に必要な駆動電流
を必要最小限に抑えて磁界変調用磁気ヘッド2の駆動回
路11の電気的損失を抑制することができる。
界発生装置1を用いることにより、当該ディスクが光変
調用のディスクである場合にはディスクと非接触の光変
調専用の磁気ヘッド3を用いるので、光変調用のディス
クに損傷を与えることはなく、しかも、光変調用磁気ヘ
ッド3およびディスク8間の距離をディスクの面振れの
みを考慮して最小に設定することができるので、光変調
用磁気ヘッド3の小型化、軽量化が容易である。一方、
当該ディスクが磁界変調用のディスクである場合にはデ
ィスク上に接近させつつ浮上させた磁界変調専用の磁気
ヘッド2を用いるので、磁界変調記録に必要な駆動電流
を必要最小限に抑えて磁界変調用磁気ヘッド2の駆動回
路11の電気的損失を抑制することができる。
【0037】また、磁界変調方式および光変調方式間で
切り換えを行う際には、支持ヒンジ5の変形による移動
を利用し、かつ、この移動のためのヒンジ移動装置(ア
クチュエータ)6が磁界変調用浮上型磁気ヘッド2に必
要なディスク8上の浮上状態を実現するためのローディ
ング機構を兼用する構造としたので、従来の浮上型磁気
ヘッドを用いたヘッドローディング機構に若干の変更を
加えるだけで、省スペース化しつつ安価にヘッド切換機
構を構成することができる。したがって、本実施例の光
磁気記録用磁界発生装置を用いることにより、1つの磁
界印加装置で磁界変調方式および光変調方式のディスク
を容易に記録(再生)することが可能になり、その上、
変調方式切換機構を含む磁界印加装置の低消費電力化、
小型化、軽量化が可能になる。
切り換えを行う際には、支持ヒンジ5の変形による移動
を利用し、かつ、この移動のためのヒンジ移動装置(ア
クチュエータ)6が磁界変調用浮上型磁気ヘッド2に必
要なディスク8上の浮上状態を実現するためのローディ
ング機構を兼用する構造としたので、従来の浮上型磁気
ヘッドを用いたヘッドローディング機構に若干の変更を
加えるだけで、省スペース化しつつ安価にヘッド切換機
構を構成することができる。したがって、本実施例の光
磁気記録用磁界発生装置を用いることにより、1つの磁
界印加装置で磁界変調方式および光変調方式のディスク
を容易に記録(再生)することが可能になり、その上、
変調方式切換機構を含む磁界印加装置の低消費電力化、
小型化、軽量化が可能になる。
【0038】図4は本発明の第2実施例の光磁気記録用
磁界発生装置の光ピックアップを含む部分の斜視図であ
り、第1実施例の図2と同一の部分には同一符号を付け
て説明を省略する。この第2実施例の第1実施例との相
違点は、支持ヒンジ5の変形方向が異なることと、磁界
変調用磁気ヘッド2および光変調用磁気ヘッド3の支持
板を各ヘッド個別に支持するようにヘッド支持板41お
よびヘッド支持板42に分離したことである。なお、図
5(a),(b)は夫々、図4の矢印A方向から支持ヒ
ンジ5および磁界変調用磁気ヘッド2、光変調用磁気ヘ
ッド3を含む部分を見た状態を示す図であり、図5
(a)は磁界変調時の状態を示し、図5(b)は光変調
時の状態を示す。
磁界発生装置の光ピックアップを含む部分の斜視図であ
り、第1実施例の図2と同一の部分には同一符号を付け
て説明を省略する。この第2実施例の第1実施例との相
違点は、支持ヒンジ5の変形方向が異なることと、磁界
変調用磁気ヘッド2および光変調用磁気ヘッド3の支持
板を各ヘッド個別に支持するようにヘッド支持板41お
よびヘッド支持板42に分離したことである。なお、図
5(a),(b)は夫々、図4の矢印A方向から支持ヒ
ンジ5および磁界変調用磁気ヘッド2、光変調用磁気ヘ
ッド3を含む部分を見た状態を示す図であり、図5
(a)は磁界変調時の状態を示し、図5(b)は光変調
時の状態を示す。
【0039】次に、本実施例の動作について、図4およ
び図5(a)、(b)によって説明する。まず、磁界変
調記録の場合について説明する。第1実施例と同様に図
示していない光磁気記録装置に装着したディスク8が光
変調用ディスクであるか磁界変調用ディスクであるかを
判定し、このディスク判定によりディスク8が磁界変調
用ディスクであると判定された場合、CPU10はヒン
ジ駆動回路11に対し支持ヒンジ5を図5(a)に示す
状態(磁界変調方式用のディスクに適合する状態)に移
行する命令を発する。この命令に応じて、ヒンジ駆動回
路11により駆動されるヒンジ移動装置(アクチュエー
タ)6は、支持ヒンジ5の上部を図5(a)の左方向に
押して図示の状態に変形する。
び図5(a)、(b)によって説明する。まず、磁界変
調記録の場合について説明する。第1実施例と同様に図
示していない光磁気記録装置に装着したディスク8が光
変調用ディスクであるか磁界変調用ディスクであるかを
判定し、このディスク判定によりディスク8が磁界変調
用ディスクであると判定された場合、CPU10はヒン
ジ駆動回路11に対し支持ヒンジ5を図5(a)に示す
状態(磁界変調方式用のディスクに適合する状態)に移
行する命令を発する。この命令に応じて、ヒンジ駆動回
路11により駆動されるヒンジ移動装置(アクチュエー
タ)6は、支持ヒンジ5の上部を図5(a)の左方向に
押して図示の状態に変形する。
【0040】この支持ヒンジ5の変形をヒンジ駆動回路
11によって制御することにより、磁界変調用磁気ヘッ
ド2がディスク8上に浮上するとともに、磁界変調用磁
気ヘッド2の主磁極33の中心軸が光ピックアップ7の
集光レンズ13の光軸12と一致するようにする。この
状態において、磁界変調用磁気ヘッド2のコイル32
に、情報信号に応じて変調された電流を流すことによ
り、主磁極33からディスク8に情報信号に応じて変調
された磁界が印加され、第1実施例と同様に磁界変調記
録が行われる。
11によって制御することにより、磁界変調用磁気ヘッ
ド2がディスク8上に浮上するとともに、磁界変調用磁
気ヘッド2の主磁極33の中心軸が光ピックアップ7の
集光レンズ13の光軸12と一致するようにする。この
状態において、磁界変調用磁気ヘッド2のコイル32
に、情報信号に応じて変調された電流を流すことによ
り、主磁極33からディスク8に情報信号に応じて変調
された磁界が印加され、第1実施例と同様に磁界変調記
録が行われる。
【0041】次に、光変調記録の場合について説明す
る。上記と同様にして図示していない光磁気記録装置に
装着したディスク8が光変調用ディスクであると判定さ
れた場合、CPU10はヒンジ駆動回路11に対し支持
ヒンジ5を図5(a)の状態から図5(b)に示す状態
(光変調方式用のディスクに適合する状態)に変形する
命令を発する。この命令に応じて、ヒンジ駆動回路11
により駆動されるヒンジ移動装置(アクチュエータ)6
は、支持ヒンジ5が図5(b)に示すように中央に位置
するようにして、磁界変調用磁気ヘッド2および光変調
用磁気ヘッド3がディスク8上の最高位置に移動させ、
光変調用磁気ヘッド3の主磁極36の中心軸が光ピック
アップ7の集光レンズ13の光軸12と一致するように
する。この状態において、光変調用磁気ヘッド3のコイ
ル35に、記録時と消去時とで電流方向が反転する一定
電流を流すことにより、主磁極36からディスク8に記
録方向または消去方向の一定磁界が印加され、光変調記
録が行われる。
る。上記と同様にして図示していない光磁気記録装置に
装着したディスク8が光変調用ディスクであると判定さ
れた場合、CPU10はヒンジ駆動回路11に対し支持
ヒンジ5を図5(a)の状態から図5(b)に示す状態
(光変調方式用のディスクに適合する状態)に変形する
命令を発する。この命令に応じて、ヒンジ駆動回路11
により駆動されるヒンジ移動装置(アクチュエータ)6
は、支持ヒンジ5が図5(b)に示すように中央に位置
するようにして、磁界変調用磁気ヘッド2および光変調
用磁気ヘッド3がディスク8上の最高位置に移動させ、
光変調用磁気ヘッド3の主磁極36の中心軸が光ピック
アップ7の集光レンズ13の光軸12と一致するように
する。この状態において、光変調用磁気ヘッド3のコイ
ル35に、記録時と消去時とで電流方向が反転する一定
電流を流すことにより、主磁極36からディスク8に記
録方向または消去方向の一定磁界が印加され、光変調記
録が行われる。
【0042】この第2実施例では、ヘッド支持板41お
よび42が磁界変調用磁気ヘッド2および光変調用磁気
ヘッド3専用に個別に設けられて支持ヒンジ5に固定さ
れている。このようにしたのは、第1実施例のヘッド支
持板4のように1枚の支持板で支持した場合、光変調用
磁気ヘッド3の方が浮上型の磁界変調用磁気ヘッド2よ
りも重いので、磁界変調用磁気ヘッド2のジンバルバネ
を兼ねるヘッド支持板4がディスク8の回転接線方向下
向きに撓んで磁界変調用磁気ヘッド2の浮上姿勢が安定
しなくなる惧れがあるためであり、ヘッド支持板41お
よび42を各々独立に支持ヒンジ5に固定することによ
って各ヘッドの支持姿勢を安定化している。この第2実
施例は、基本的に第1実施例と同様に動作するが、光磁
気記録装置にディスク半径方向の余裕がない場合に用い
ることができる。
よび42が磁界変調用磁気ヘッド2および光変調用磁気
ヘッド3専用に個別に設けられて支持ヒンジ5に固定さ
れている。このようにしたのは、第1実施例のヘッド支
持板4のように1枚の支持板で支持した場合、光変調用
磁気ヘッド3の方が浮上型の磁界変調用磁気ヘッド2よ
りも重いので、磁界変調用磁気ヘッド2のジンバルバネ
を兼ねるヘッド支持板4がディスク8の回転接線方向下
向きに撓んで磁界変調用磁気ヘッド2の浮上姿勢が安定
しなくなる惧れがあるためであり、ヘッド支持板41お
よび42を各々独立に支持ヒンジ5に固定することによ
って各ヘッドの支持姿勢を安定化している。この第2実
施例は、基本的に第1実施例と同様に動作するが、光磁
気記録装置にディスク半径方向の余裕がない場合に用い
ることができる。
【0043】図6および図7(a),(b)は夫々、本
発明の第3実施例の光磁気記録用磁界発生装置50の光
ピックアップを含む部分の断面図であり、第1実施例の
図1(a),(b)と同一の部分には同一符号を付けて
説明を省略する。この第3実施例の第1実施例との相違
点は、磁界変調用磁気ヘッド2および光変調用磁気ヘッ
ド3の配置をディスク8の半径方向において入れ換えた
ことである。すなわち、本実施例では、浮上型の磁界変
調用磁気ヘッド2を専用のヘッド支持板51で支持して
ディスク内周側に配置し、光変調用磁気ヘッド3を専用
のヘッド支持板52で支持してディスク外周側に配置し
ている。このように各ヘッドを専用のヘッド支持板5
1、52により支持すると、光変調用磁気ヘッド3の重
量によってジンバルバネであるヘッド支持板4が撓むこ
とはない。
発明の第3実施例の光磁気記録用磁界発生装置50の光
ピックアップを含む部分の断面図であり、第1実施例の
図1(a),(b)と同一の部分には同一符号を付けて
説明を省略する。この第3実施例の第1実施例との相違
点は、磁界変調用磁気ヘッド2および光変調用磁気ヘッ
ド3の配置をディスク8の半径方向において入れ換えた
ことである。すなわち、本実施例では、浮上型の磁界変
調用磁気ヘッド2を専用のヘッド支持板51で支持して
ディスク内周側に配置し、光変調用磁気ヘッド3を専用
のヘッド支持板52で支持してディスク外周側に配置し
ている。このように各ヘッドを専用のヘッド支持板5
1、52により支持すると、光変調用磁気ヘッド3の重
量によってジンバルバネであるヘッド支持板4が撓むこ
とはない。
【0044】この第3実施例は、基本的に第2実施例と
同様に動作するが、光磁気記録装置にディスク外周部の
スペースが少ない場合に用いることができる。
同様に動作するが、光磁気記録装置にディスク外周部の
スペースが少ない場合に用いることができる。
【0045】なお、本発明は上述した実施例のみに限定
されるものではなく、種々の変更または変形を加えるこ
とができる。例えば、光磁気記録装置内の界磁用スペー
スに合わせて、支持ヒンジ5の移動方向、形状、各磁気
ヘッドの位置等の1つまたは2つ以上を変更することに
より、当該光磁気記録装置に最適なスペースに本発明の
光磁気記録用磁界発生装置を収容することができる。
されるものではなく、種々の変更または変形を加えるこ
とができる。例えば、光磁気記録装置内の界磁用スペー
スに合わせて、支持ヒンジ5の移動方向、形状、各磁気
ヘッドの位置等の1つまたは2つ以上を変更することに
より、当該光磁気記録装置に最適なスペースに本発明の
光磁気記録用磁界発生装置を収容することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、磁
界変調を行う場合には、光磁気記録媒体に対し前記第1
の磁界発生手段を前記光ビームの光軸上に配置すること
により前記光ビームを情報信号に応じて変調して磁界変
調を行い、また、光変調を行う場合には、光磁気記録媒
体に対し前記第2の磁界発生手段を前記光ビームの光軸
上に配置することにより前記光ビームを情報信号に応じ
て変調して光変調記録を行うことができる。よって、異
なる変調方式の光磁気記録媒体に対する互換性が実現さ
れる。また、上記構成において、例えば、前記第1の磁
界発生手段が前記光磁気記録媒体の表面に接触または浮
上する磁界発生手段であり、かつ、前記移動手段が前記
第1の磁界発生手段を前記光磁気記録媒体の表面に対し
移動させる機能を具えるようにすることにより、磁界発
生装置を小型化して低消費電力化および省スペース化を
図ることができる。
界変調を行う場合には、光磁気記録媒体に対し前記第1
の磁界発生手段を前記光ビームの光軸上に配置すること
により前記光ビームを情報信号に応じて変調して磁界変
調を行い、また、光変調を行う場合には、光磁気記録媒
体に対し前記第2の磁界発生手段を前記光ビームの光軸
上に配置することにより前記光ビームを情報信号に応じ
て変調して光変調記録を行うことができる。よって、異
なる変調方式の光磁気記録媒体に対する互換性が実現さ
れる。また、上記構成において、例えば、前記第1の磁
界発生手段が前記光磁気記録媒体の表面に接触または浮
上する磁界発生手段であり、かつ、前記移動手段が前記
第1の磁界発生手段を前記光磁気記録媒体の表面に対し
移動させる機能を具えるようにすることにより、磁界発
生装置を小型化して低消費電力化および省スペース化を
図ることができる。
【図1】(a),(b)は夫々、本発明の第1実施例の
光磁気記録用磁界発生装置の全体構成を示す図である。
光磁気記録用磁界発生装置の全体構成を示す図である。
【図2】第1実施例の光磁気記録用磁界発生装置の光ピ
ックアップを含む部分の斜視図である。
ックアップを含む部分の斜視図である。
【図3】(a),(b)は夫々、第1実施例の磁界変調
用磁気ヘッドおよび光変調用磁気ヘッドを含む部分の断
面図である。
用磁気ヘッドおよび光変調用磁気ヘッドを含む部分の断
面図である。
【図4】本発明の第2実施例の光磁気記録用磁界発生装
置の光ピックアップを含む部分の斜視図である。
置の光ピックアップを含む部分の斜視図である。
【図5】(a)、(b)は夫々、図4の矢印A方向から
支持ヒンジおよび磁界変調用磁気ヘッド、光変調用磁気
ヘッドを含む部分を見たときの磁界変調時の状態および
光変調時の状態を示す図である。
支持ヒンジおよび磁界変調用磁気ヘッド、光変調用磁気
ヘッドを含む部分を見たときの磁界変調時の状態および
光変調時の状態を示す図である。
【図6】本発明の第3実施例の光磁気記録用磁界発生装
置の光ピックアップを含む部分の断面図である。
置の光ピックアップを含む部分の断面図である。
【図7】(a),(b)は夫々、本発明の第3実施例の
光磁気記録用磁界発生装置の光ピックアップを含む部分
の断面図である。
光磁気記録用磁界発生装置の光ピックアップを含む部分
の断面図である。
【図8】従来技術を説明するための図である。
【図9】従来技術を説明するための図である。
【図10】従来技術を説明するための図である。
【図11】従来技術を説明するための図である。
【図12】従来技術を説明するための図である。
【図13】従来技術を説明するための図である。
【図14】従来技術を説明するための図である。
1 光磁気記録用磁界発生装置 2 磁界変調用浮上型磁気ヘッド(第1の磁界発生手
段) 3 光変調用磁気ヘッド(第2の磁界発生手段) 4 ヘッド支持板(ジンバルバネ) 5 支持ヒンジ(移動手段) 6 ヒンジ移動装置(アクチュエータ) 7 光ピックアップ 8 光磁気記録媒体(ディスク) 9 リード回路 10 CPU 11 ヒンジ駆動回路 12 光軸 13 集光レンズ
段) 3 光変調用磁気ヘッド(第2の磁界発生手段) 4 ヘッド支持板(ジンバルバネ) 5 支持ヒンジ(移動手段) 6 ヒンジ移動装置(アクチュエータ) 7 光ピックアップ 8 光磁気記録媒体(ディスク) 9 リード回路 10 CPU 11 ヒンジ駆動回路 12 光軸 13 集光レンズ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】図1(a),(b)において、光磁気記録
用磁界発生装置1は、光ピックアップ7上に光磁気記録
媒体(以下、ディスクと称す)8を挟み込むように構成
され、磁界変調用の浮上型磁気ヘッド(以下、磁界変調
用磁気ヘッドと称す)2と、光変調用の磁気ヘッド(以
下、光変調用磁気ヘッドと称す)3と、それら磁気ヘッ
ドを図示左端部において支持するヘッド支持板4と、ヘ
ッド支持板4の右端部を固定されるヘッド支持ヒンジ5
と、ヘッド支持ヒンジ5を図示左右方向に移動するヒン
ジ移動装置(アクチュエータ)6とを具えて成る。ま
た、光磁気記録用磁界発生装置1は、ディスク8から情
報信号を読み出すリード回路9と、リード回路9から情
報信号を入力されるCPU10と、CPU10により制
御されるヒンジ駆動回路11とを具えて成る。
用磁界発生装置1は、光ピックアップ7上に光磁気記録
媒体(以下、ディスクと称す)8を挟み込むように構成
され、磁界変調用の浮上型磁気ヘッド(以下、磁界変調
用磁気ヘッドと称す)2と、光変調用の磁気ヘッド(以
下、光変調用磁気ヘッドと称す)3と、それら磁気ヘッ
ドを図示左端部において支持するヘッド支持板4と、ヘ
ッド支持板4の右端部を固定されるヘッド支持ヒンジ5
と、ヘッド支持ヒンジ5を図示左右方向に移動するヒン
ジ移動装置(アクチュエータ)6とを具えて成る。ま
た、光磁気記録用磁界発生装置1は、ディスク8から情
報信号を読み出すリード回路9と、リード回路9から情
報信号を入力されるCPU10と、CPU10により制
御されるヒンジ駆動回路11とを具えて成る。
Claims (2)
- 【請求項1】 光磁気記録媒体に対し光ビームを照射し
つつ磁界を印加することにより情報信号の記録または消
去を行う光磁気記録装置において、 情報信号に応じて発生磁界を変調し得る第1の磁界発生
手段と、情報信号の内容に依存せずに定常磁界を発生す
る第2の磁界発生手段と、前記第1および第2の磁界発
生手段の一方または双方を前記光ビームの光軸に対し移
動させる移動手段とを前記磁界の印加手段として具え、 磁界変調を行う場合には、前記光磁気記録媒体に対し前
記第1の磁界発生手段を前記光ビームの光軸上に配置し
て前記光ビームを情報信号に応じて変調して記録を行
い、光変調を行う場合には、前記光磁気記録媒体に対し
前記第2の磁界発生手段を前記光ビームの光軸上に配置
するようにしたことを特徴とする、光磁気記録用磁界発
生装置。 - 【請求項2】 前記第1の磁界発生手段が前記光磁気記
録媒体の表面に接触または浮上する磁界発生手段であ
り、かつ、前記移動手段が前記第1の磁界発生手段を前
記光磁気記録媒体の表面に対し退避させる機能を具えて
いることを特徴とする、請求項1記載の光磁気記録用磁
界発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21866093A JPH0773535A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 光磁気記録用磁界発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21866093A JPH0773535A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 光磁気記録用磁界発生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0773535A true JPH0773535A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=16723431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21866093A Withdrawn JPH0773535A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 光磁気記録用磁界発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0773535A (ja) |
-
1993
- 1993-09-02 JP JP21866093A patent/JPH0773535A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001107 |