JPH0773615A - 2状態の磁気ラッチ装置 - Google Patents

2状態の磁気ラッチ装置

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JPH0773615A
JPH0773615A JP6065083A JP6508394A JPH0773615A JP H0773615 A JPH0773615 A JP H0773615A JP 6065083 A JP6065083 A JP 6065083A JP 6508394 A JP6508394 A JP 6508394A JP H0773615 A JPH0773615 A JP H0773615A
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JP
Japan
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core
magnetic
latch
actuator
coil
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Withdrawn
Application number
JP6065083A
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English (en)
Inventor
Robert O Campbell
ロバート・オゥ・キャンベル
Thomas A Tacklind
トーマス・エイ・タックリンド
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Quantum Corp
Original Assignee
Quantum Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks

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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の方法の制限および欠点を克服するディ
スクドライブアクチュエータのためのラッチを提供す
る。 【構成】 ディスクファイルアクチュエータのための磁
気ラッチは、アクチュエータ(18)上にある低い磁気
的ハード性を有する磁性材料からなるラッチプレート
(40)と、ベース(12)に関して装着されかつコイ
ルにより囲まれる中程度の磁気的ハード性を有する強磁
性材料からなるコアとを含む。電源は、選択的にコイル
に結合され、コアに磁化/消磁エネルギを与える。ラッ
チプレート(40)がコアの方向に移動しかつ電源によ
り磁化力が与えられると、ラッチプレート(40)はコ
アに引付けられかつコアにより抑制される。電源により
コイルに消磁力が与えられると、アクチュエータ(1
8)はラッチ位置から解放される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は、ディスクドライブ内のラッ
チ機構に関する。より特定的には、この発明は、データ
変換器ヘッドが予め定められた接触ゾーンに位置付けら
れかつそこに維持されるようにディスクファイルアクチ
ュエータをラッチするための2状態の磁気ラッチ装置に
関する。
【0002】
【発明の背景】ウィンチェスター(Winchester)固定デ
ィスクドライブ技術に従えば、データ変換器ヘッドスラ
イダは、空気軸受効果によりディスクデータ記憶面に非
常に近接して、たとえば7マイクロインチ以下の間隙を
介して「浮いている」。この空気軸受は、記憶ディスク
が回転しているときにのみ存在する。ディスクが回転し
なくなると、「接触−開始−停止」ディスクドライブに
おいて、ヘッドスライダはディスク表面に「接触す
る」。ヘッドスライダと記憶面との直接の接触に対する
耐性を持たせるために、記憶媒体にはしばしば保護コー
ティングまたは潤滑剤コーティングが施される。したが
って、スライダがデータ記憶ディスクのいかなる位置に
も接触できるようにするディスクドライブの製造業者も
ある。
【0003】ディスクとヘッドとが直接接触すれば、記
憶媒体をすり減らすかまたは損う可能性がある。直接接
触する位置で記録されたデータは、変わってしまうかま
たは「ハードエラー」として既知である永久的な欠陥が
生じてしまうかもしれない。したがって、多くのディス
クドライブ製造業者は、ヘッドスライダ専用の接触ゾー
ンを作っている。ディスクの半径の最も内側の領域では
磁気記憶セルまたは磁区が最も少ないため、この接触ゾ
ーンは通常、データ記憶ディスクの使用できる半径の最
も内側になるように選択される。
【0004】ヘッドスライダは典型的には、高度にラッ
プ仕上げされた強磁性材料で形成される。レールのエッ
ジは非常に鋭い。ヘッドスライダがデータ記憶面と接触
している間にそれを半径方向に変位させると、記憶面の
完全性を非常に損うことがわかった。そのように動かす
と、磁気データ記憶のコーティングは削り取られるか、
引っかかれるかまたはこすり取られてしまう可能性があ
る。したがって、(電力供給が縮小された待機状態の間
に起こり得るように)電力がディスクドライブに供給さ
れなくなるときおよび/またはスピンドルモータが回転
していないときにヘッド位置決めアセンブリ(ここでは
「アクチュエータ」)を接触ゾーンに固定するために、
しばしばラッチが設けられる。
【0005】アクチュエータラッチは様々な形をとって
いる。この発明の譲受人により着手された1つの方法
は、逆バイアス力に打勝つことにより、ディスクの回転
により発生される空気流に応答してアクチュエータを解
放する空気力学的に解放されるアクチュエータラッチを
提供することであり、たとえば、共通に譲渡された米国
特許番号第4,538,193号、第4,692,82
9号および第4,647,997号を参照されたい。こ
れらの特許に開示された方法の欠点は、ディスクの直径
が3.5″以下のように小さければ、1つのディスクか
ら生じる空気流が、アクチュエータラッチを、ディスク
ドライブの大量生産が可能な範囲の設計で高い信頼性を
もって動作できるようにするには不十分である可能性が
あることである。
【0006】先行技術において双安定電磁ラッチが提案
されている。適切な例には、ヘイズブルック(Hazebrou
ck)に与えられた米国特許番号第4,881,139
号、イズラエレフ(Izraelev)他に与えられた米国特許
番号第4,654,735号、ステファンスキー(Stef
ansky )に与えられた米国特許番号第4,965,68
4号、およびマレーク(Malek )に与えられた米国特許
番号第4,903,157号がある。この特許を導く応
用を準備する際に考慮した他の特許には、ケーシィ(Ca
sey )他に与えられた米国特許番号第4,890,17
6号および第4,947,274号、クワトロ(Quatr
o)他に与えられた米国特許番号第4,868,695
号、ペリー(Perry )に与えられた米国特許番号第4,
851,943号、ペイテル(Patel )に与えられた米
国特許番号第4,764,831号、キシ他に与えられ
た米国特許番号第4,751,595号、ハットリ他に
与えられた米国特許番号第4,706,142号、ブラ
イヤー(Bryer )に与えられた米国特許番号第4,68
6,595号、マンツク(Manzke)他に与えられた米国
特許番号第4,660,120号、シライシに与えられ
た米国特許番号第4,139,874号、ビスコチル
(Viskochil )他に与えられた米国特許番号第4,59
4,627号、ならびにウィーンズ(Wiens )他に与え
られた米国特許番号第4,716,480号がある。
【0007】1991年5月7日出願の「ディスクファ
イルアクチュエータのための2状態の磁気/電磁ラッチ
(Bistable Magnetic/Electromagnetic Latch for Disk
File Actuator)」と題された共通に譲渡された同時係
属中の米国特許出願連続番号第07/696,629号
は、磁気および電磁素子を使用して、データ変換器ヘッ
ドが予め定められた接触ゾーンに位置付けられそこに維
持されるようにディスクファイルアクチュエータをラッ
チするための改良された2状態のラッチを開示してい
る。この装置は意図された目的のためには効果的に動作
するが、多くの構成部品を必要とし、比較的製造コスト
が高い。その上、この先行技術のラッチは、外部電源か
ら供給される狭い範囲内の電力でしか満足がいくように
動作しなかった。
【0008】この発明に関連する別の方法は、ステファ
ンスキー(Stefansky )に与えられた米国特許番号第
5,025,355号に記載されている。この特許は、
接触ゾーンに近づくと回転ボイスコイルアクチュエータ
の半径方向に延在する透磁性捕獲ボディを捕獲するため
の固定捕獲磁気アセンブリを使用するアクチュエータラ
ッチを開示している。
【0009】この固定捕獲磁石の欠点は、アクチュエー
タが接触ゾーンの付近に移動すると、この固定捕獲磁石
がアクチュエータにバイアス力をかける傾向があり、そ
れにより半径の最も内側のトラックでのヘッド位置のサ
ーボループ制御を損うことである。その上、既知の磁気
捕獲ラッチの重大な欠点は、ドライブの直径が2.5″
または1.8″のようにより小さくなった場合、アクチ
ュエータが記憶トラックの上を動いている間捕獲磁石が
過度にアクチュエータに影響を及ぼし、ヘッドの位置付
けの不安定性につながることである。
【0010】したがって、上述の特許により種々の多数
の方法が例証されたにもかかわらず、これまで解決され
ていない必要性により、ディスクが回転していないとき
にヘッドを接触ゾーンに維持するようにディスクドライ
ブアクチュエータをラッチするための効果的で低コスト
の機構が開発され続けている。
【0011】
【発明の概要】この発明の一般的な目的は、以前の方法
の制限および欠点を克服するディスク駆動装置アクチュ
エータのためのラッチを提供することである。
【0012】この発明のより特定的な目的は、ディスク
ファイルアクチュエータの選択的なラッチを可能にしか
つ促進する態様で、磁化および消磁され得る電磁ラッチ
機構を提供することである。
【0013】この発明の他の特定的な目的は、アクチュ
エータをラッチする際の位置付けられた位置にあるとき
の方が解放位置にあるときよりもかなり多くの保持力を
有するように構成され得るディスクドライブアクチュエ
ータのための磁気ラッチを提供することである。
【0014】この発明のさらに他の特定的な目的は、逆
磁界DC電流により消磁され得るディスクドライブアク
チュエータのための磁気ラッチを提供することである。
【0015】この発明のさらに他の特定的な目的は、同
心データ記憶トラックの有用な範囲すべてに関してアク
チュエータに与える影響が最小限であり、ディスクドラ
イブ回転ボイスコイルアクチュエータコイルをラッチし
たり解放したりするための所望のヒステリシスの特徴を
有する磁気ラッチを提供することである。
【0016】この発明のさらに他の特定的な目的は、ラ
ッチが、ドライブアクチュエータを含むヘッドおよびデ
ィスクアセンブリ内に完成装置として設置され得るサブ
アセンブリを含む、ディスクドライブアクチュエータの
ための磁気ラッチを提供することである。
【0017】2状態の磁気ラッチは、ディスクドライブ
に設けられる。このドライブは、データ変換器ヘッド
を、ディスクドライブ内の回転可能なデータ記憶ディス
クに関して位置付けるための回転ボイスコイルアクチュ
エータを含む。このドライブはまた、アクチュエータが
移動できるように装着されるベースを含む。2状態の磁
気ラッチは、2つの協働する部分を含み、第1の部分は
強磁性材料からなるラッチプレートを形成し、第2の部
分は磁気ラッチアセンブリを形成する。この部分の一方
はアクチュエータに関連し、他方の部品はベースに関連
する。一方の部分は、低い磁気的ハード性を有する磁性
材料からなる受動ラッチプレートである。他方の部品
は、能動2状態磁気ラッチであり、中程度の磁気的ハー
ド性を有する磁性材料からなるコアと、このコアのまわ
りを囲むワイヤのコイルとを含む。電源は選択的にコイ
ルに結合され、磁気ラッチ制御シーケンスの間コイルに
予め定められた電気エネルギを制御可能に与え、コアの
磁器状態を磁化状態と消磁状態とに変える。コアが磁化
されアクチュエータがラッチ位置に移動するとラッチプ
レートがコアに引付けられかつコアにより抑制され、そ
の後電源によりコアに消磁力がコアに与えられるとラッ
チプレートはコアに引付けられなくなりかつ抑制されな
くなり、それによりアクチュエータはラッチ位置から解
放され、その後コアによりいかなる影響またはバイアス
力も与えられずに制限された範囲内の変位位置に沿って
自由に動くように、コアとラッチプレートとは近接して
いる。
【0018】この発明の一局面において、ラッチプレー
トはアクチュエータの動く部分により運ばれ、かつ能動
ラッチはベースと関連することが可能であり、逆に、ラ
ッチプレートはベースに固定され、かつ能動ラッチはア
クチュエータとともに動くことが可能である。
【0019】この発明の別の局面において、コアはアル
ミニウム−ニッケル−コバルト合金を含む。関連する局
面において、アルミニウム−ニッケル−コバルト合金は
アルニコ#2を含む。
【0020】この発明のさらに別の局面として、ラッチ
プレートは低い磁気的ハード性を有する(以下、「ロー
ハード」と記す)磁性材料からなる。
【0021】この発明のさらに別の局面として、電源
は、コイルに順方向の極性の電流を与えて磁化の間コア
を磁化する第1の回路と、コイルに逆方向の極性の電流
を与えて消磁の間コアを消磁する第2の回路とを含む。
関連する局面において、この第1の回路および第2の回
路は記憶キャパシタを介して形成される直流パルスを与
え、この直流パルスは制御可能にコイルを流れ、コアを
それぞれ磁化および消磁する。
【0022】この発明のさらに別の局面において、ソフ
ト磁性材料の2つの磁極片はコアから延在し、馬蹄形の
磁石を形成し、これらの磁極片はコアが磁化状態である
間コアからラッチプレートに磁束を伝える。
【0023】この発明のさらに別の局面において、ラッ
チアセンブリは単一のボディとして形成され、コアおよ
びコイルはその中に埋め込まれる。さらに、コアから延
在し馬蹄形の磁石を形成するソフト磁性材料の2つの磁
極片は、この単一のラッチボディに埋め込まれ、ラッチ
位置にあるアクチュエータのラッチプレートに向い合っ
て面するラッチボディの面まで延びる。
【0024】この発明のこれらのおよび他の目的、利
点、局面および特徴は、添付の図面とともに以下の好ま
しい実施例の詳細な説明を考慮すればより十分に理解さ
れ認識されるであろう。
【0025】
【好ましい実施例の詳細な説明】この発明を認識し理解
するために、固定ディスクドライブデータ記憶サブシス
テムのヘッド/ディスクアセンブリ(「HDA」)10
と組合わせたこの発明の現在好ましい実施例を図1に示
している。HDA10はベース12を含み、このベース
にはHDA10の他のすべてのエレメントが装着され、
および/またはその構造が参照されている。たとえばベ
ース12の連続した側壁と取外し可能なカバー(図1に
図示せず)とで範囲が定められるHDA10の囲まれた
内部空間内に、少なくとも1つのデータ記憶ディスク1
4が装着される。記憶ディスク14は、たとえばインハ
ブ型ブラシなしDCスピンドルモータを含むスピンドル
16を介してベース12に装着される。スピンドルモー
タは、たとえば3600RPMの(または、ユーザによ
るトラック内のデータブロックへの所望の平均回転呼出
時間に応じてより高速の)予め定められた角速度でディ
スク14を回転させる。
【0026】記憶ディスク14はいかなる適切な直径を
有してもよく、この記憶ディスクは最も好ましくは、た
とえば約3.5インチ、2.5インチ、1.8インチま
たはそれ以下のマイクロウィンチェスタフォームファク
タを含む。したがって、明らかに図1はこの発明の原理
を実施する実際のHDAをいくらか拡大したものであ
る。
【0027】大きさのバランスがとられた例示的な回転
ボイスコイルアクチュエータアセンブリ18は、少なく
とも1つの負荷ビーム22が装着されるヘッドアーム2
0を含む。この負荷ビーム22は、その外周領域にある
データ記憶変換器ヘッドスライダ24を支える。スライ
ダ24は、最も好ましくはたとえば薄膜ヘッドとして形
成されるデータ変換器ヘッドを含む。負荷ビーム22
は、支えとしてだけではなくばねとして作用するように
設計され、ヘッドスライダ24に予め定められた負荷力
を与えてヘッドスライダをディスク14のデータ記憶面
の方向に促す。この力よりも、HDA10がそれと一体
の部品であるデータ記憶サブシステムが動作している間
にディスク14の回転により発生される空気軸受の方が
大きい。アクチュエータアセンブリ18がラッチ位置に
あるとき、すなわちアクチュエータアセンブリがラッチ
ハウジング40の透磁性部分を係合しているとき、ヘッ
ドアーム20はID衝突ストップピンに当接する。
【0028】回転アクチュエータアセンブリ18は適切
な軸受(図示せず)によりベース12に固定されるシャ
フト26に装着され、そのためアクチュエータ18は一
般に制限された回転変位の範囲内において自由に回転
し、それによりヘッド24を、アクチュエータアーム2
0が内側の衝突ストップ25に接する接触ゾーンLZを
含む、ディスク14の外側の領域からその内側の領域ま
で動かす。読出プリアンプ/書込ドライバ、スイッチ回
路等の電子回路、および他の関連する回路素子は、たと
えば可撓性のあるプラスチック膜回路基板27に装着さ
れる。基板27の延長部分は、ベースの側壁の上部の縁
とカバーを連続した側壁の上部の縁に封止するガスケッ
トとの間でHDAの内部空間から出ており、ベース12
に装着される外部回路板(図示せず)との電気信号およ
び電力の接続ができるようにする。
【0029】一般に楔形の平坦なアクチュエータボイス
コイル28(輪郭を図示)もまた、回転アクチュエータ
アセンブリ18内に含まれる。小さいゲージの絶縁銅ワ
イヤのコイルを含むアクチュエータボイスコイル28
は、好ましくは従来のプラスチックカプセル封止/成形
技術によりヘッドアーム20と一体に形成される。平坦
なボイスコイル28は、同じ材料からなる上方の磁束戻
しプレート30と下方の磁束戻しプレート(図1に図示
せず)との間に形成される磁気ギャップ内に配置され
る。
【0030】2つまたは4つの高磁束強度の永久磁石は
上方および下方の磁束戻しプレートに固定され、アクチ
ュエータコイルが動く磁気ギャップ内に強い磁界を与え
る。上方の強磁性磁束戻しプレート30は、図1に示さ
れている。好ましい実施例では、2つの磁石31および
32は下方の磁束戻しプレートに固定され、下方のプレ
ートに直接面する反対の極性の磁極面と、コイル28の
脚に直接対向して面する反対の極性の磁極面とを有し、
それにより非常に強い磁気ギャップを形成する。コイル
28を一方向に通過する電流によりアクチュエータアセ
ンブリ18がディスク14に関して半径方向に一方向に
回転し、逆方向の電流により逆方向の動きが生じる。
【0031】磁石31および32は、たとえばネオジム
等の磁化された希土類元素のセラミックを含み得る。
【0032】伸長されたラッチアーム36は好ましくは
アクチュエータコイル28と一体の部分として形成さ
れ、この例ではアクチュエータコイルの一方側から延在
している。ローハードの適切な磁性材料(「ソフト強磁
性材料」とも呼ばれる)からなる小さいラッチプレート
40は、伸長されたアーム36に取付けられる。ラッチ
プレート40を備える伸長されたアーム36は、この例
ではベース12に固定して装着される磁気ラッチアセン
ブリ42に向かって延在している。
【0033】次に図2および図3を参照すると、この発
明の原理を組込むラッチアセンブリ42の現在好ましい
一実施例は、電磁コイル46により囲まれる中程度の磁
気的ハード性を有する(以下、「ミディアムハード」と
記す)強磁性材料からなるコア44を含む。コア44か
ら延びるソフト磁性材料からなる磁極片50および52
は、図1、図2および図3に示される実施例に設けられ
ており、その磁極片はラッチプレートの外側に磁束を伝
える。したがって、図1ないし図3の実施例において、
ラッチプレート40は、コア44が磁化されるときに設
けられるN−S磁束回路を完成する。このアセンブリ
は、その後、従来のプラスチックカプセル封止技術によ
り適切なプラスチック材料48の中にカプセル封止され
てもよい。
【0034】アセンブリ42は、適切な接着剤またはね
じ等の機械的な固定具(図示せず)等のいかなる適切な
固定法によっても、ドライブ10のベースに取付けられ
る。コア44が磁化されると、その磁界は、アクチュエ
ータアセンブリ18のラッチプレート40を引付けかつ
それを保持するように磁極片50および52により外側
に向けられる。図1ないし図3の実施例は、効率のよい
閉ループ磁気回路構成を提供している。
【0035】他の構成もこの発明の範囲内である。たと
えば、図4は、単極ソレノイドとして構成されるラッチ
アセンブリ43を示している。この実施例では、ラッチ
プレート40はコア44の露出された極に引付けられ
る。この構成を使用すれば、磁極片は必要でなくなる。
図4の構成は、意図された目的のためには効果的である
が、図2および図3の閉ループ回路と比べると幾分効率
的でない。図4の例では、一実施例は、直径約3ミリメ
ートル、長さ約8ミリメートルのミディアムハード磁性
材料であるアルニコ#2からなるコア44を含む。非常
に細く引伸ばされた絶縁銅ワイヤ(たとえば40ゲー
ジ)の約500巻のコイル46は、コア44のまわりに
形成された。電源54は、約20ボルトのDC電流パル
スを供給し、コアピースを磁化した。エネルギは大容量
蓄積キャパシタ56に蓄えられ、このキャパシタはその
後コイル46を介して選択的に放電されるようにされ、
その結果コア44に残留磁気が生じる。図7に示される
ように、スイッチファンクション58は、キャパシタ5
6が充電されるようにでき、さらにソレノイドラッチア
センブリ43のコイル46を介して放電するための経路
を与える。
【0036】図5は、磁気ラッチプレート45が、図4
に示されるタイプのソレノイド様式のラッチアセンブリ
42と協働するための磁極片を含む構成を示している。
図5において、コア44は、アクチュエータアーム36
に取付けられる一般にU字型のラッチプレート45のエ
ンドタブ45Aおよび45Bとともに動作する極ストッ
プ44Aおよび44Bを備えるような形状にされる。こ
れに関して、磁気コアの外形がコアを容易に消磁させる
のに適していると認められることが重要である。一般
に、コアの長さ対コアの直径の比が単位元に近ければ、
もっとも容易に消磁されるコアが得られる。
【0037】ラッチプレートとラッチアセンブリとの他
の構成も容易に企図され、この構成もこの発明の範囲内
である。たとえば、ラッチプレート45はベース12に
固定されるかまたはその一部分として延在していてもよ
く、コア44およびコイル46は、ベースに関して移動
するアクチュエータ構造の一部分として形成されてもよ
い。
【0038】ミディアムハード強磁性コア44は、適切
な磁化電流がコイル46を通過すると磁化され、消磁電
流がコイル46を通過するまでコア44は「永久」磁気
を保持する。コア44が磁化状態であり、かつ伸長され
たアクチュエータアーム36のラッチプレート40がア
センブリ42と近接すると、プレート40は磁極片50
および52に引付けられ、その結果、伸長されたアーム
36はラッチアセンブリ42に当接しアクチュエータを
ラッチする。アクチュエータを解放することが望ましい
とき、消磁電流がコイル46を通過され、その結果コア
44は効果的に消磁され、それによりラッチプレート4
0およびアクチュエータを解放する。消磁電流は直流で
あってもよく、または時間とともに減衰する限定された
周期の交流であってもよい。
【0039】重要な事は、この発明を実施する際には適
切な強磁性材料をコア44として使用することである。
次に図6を参照すると、ローハード(すなわち「ソフ
ト」)、ハードおよび「ミディアムハード」の磁性材料
に関する3つの重ね書きされた磁化ヒステリシスループ
が示されている。一方では、もしコア強磁性材料44が
「ハード」であれば、グラフAにより示されるように、
ハード材料は一旦磁化されると消磁されにくい。したが
って、ハード磁性材料はラッチアセンブリ42のアクチ
ュエータにはあまり実用的ではない。他方、もし強磁性
材料がに「ソフト」すぎれば、グラフBにより示される
ように、ローハード磁性材料は磁化しにくく、電流がコ
イル46から流れなくなってもアクチュエータをラッチ
状態に維持しない。
【0040】したがって、この発明は、図5のグラフC
により示されるような適切な「ミディアムハード」の磁
性材料からなるコア44を使用する。コア44はハード
の特徴(グラフA)とソフトの特徴(グラフC)との中
間の磁化ヒステリシスの特徴を有する。コア44にミデ
ィアムハードの強磁性材料を使用することにより、コア
44は、適度な大きさの磁化電流が与えられると永久的
に磁化され、その後適度な大きさの消磁電流が与えられ
ると消磁される。
【0041】たとえば、コア44に好ましいミディアム
ハードの1つの強磁性材料は、アルニコ#2として既知
である鉄のアルミニウム−ニッケル−コバルト合金であ
る。しかしながら、コア44として使用するのに適切な
既知のミディアムハードの磁性材料が非常に多くあるこ
とは当業者により認識されるであろう。したがって、そ
のような他の材料を使用することも、明らかにこの発明
の意図および範囲内である。
【0042】磁化電流および消磁電流の大きさを制限す
るためには、コア44の大きさを、効果的なラッチアセ
ンブリ42を実現するのに実用的な最も小さい大きさに
制限することが重要である。非常に小型のディスクドラ
イブにおいて、コイル46を駆動するために得ることが
できる電力は非常に限られる。したがって、電池または
他の限られた電流の電流源等の利用可能なディスクドラ
イブの電力源の制約範囲内で強磁性材料からなるコアを
磁化/消磁するのに十分な電力を与えることができるこ
とが重要である。
【0043】好ましい実施例において、スピンドルモー
タ16(図7)からのAC信号の一部分は、コイル46
に磁化/消磁エネルギを与えるために使用される。ヘッ
ド24を接触ゾーン(ラッチ位置)に位置付けるように
アクチュエータ構造18が自動的に収縮する間、ディス
クドライブスピンドルモータ16により発生されたAC
エネルギが直流に変換されるように整流回路60が設け
られる。電圧乗算回路62は直流を適切に高い電位に乗
算する。制御回路64は、乗算回路62内で乗算された
電圧の極性反転を制御し、さらにスイッチファンクショ
ン58も制御する。スイッチが図7に示される位置にあ
れば、乗算された直流はまずキャパシタ56に蓄えられ
る。コア44を磁化または消磁するときになれば、スイ
ッチ58はキャパシタ56と電圧乗算器62との接続を
切り、キャパシタ56をコイル46に接続する。そうす
れば、結果として生じた適切な極性の直流パルスが電磁
コイル46に与えられ、コア44を再磁化する。アクチ
ュエータアーム36がラッチアセンブリ42に近接する
までに、コア44は十分に再磁化され、アームの移動範
囲内の接触ゾーンでアームをラッチする。ラッチが解放
されるべきであるとき、キャパシタ56を介して逆極性
の電荷が蓄えられ、キャパシタはコイル46を介して放
電し、それにより永久磁気を無視できるほどのレベルに
低減する。キャパシタ56に蓄えられた消磁電荷は、コ
ア44を消磁するのには効果的であるが、逆の磁気極性
のコアを再磁化するのには効果的でないように制御回路
64により制御される。
【0044】磁化電流は、ミディアムハードのコア44
を永久に磁化するような適切な大きさおよび電位の直流
である。コア44を消磁するために交流が使用されても
よいが、超小型のハードディスクドライブ内で適切な電
力レベルの交流を発生させることは困難である。したが
って、磁化パルスとは逆の極性のDC消磁パルスが現在
好ましい。DC消磁パルスの大きさは、逆の磁気極性を
永久にコア44に誘導せずにコア44を消磁状態に戻す
のに十分であるように選択される。したがって、DC消
磁パルスのエネルギは、逆の極性のエネルギが取除かれ
るとコア構造44の残留磁気が実質的に0となるように
コア44の磁気状態がヒステリシス曲線(図5のグラフ
B)を十分に低くさせるのに十分である。
【0045】伸長されたアクチュエータアーム36のラ
ッチプレート40が2磁気状態のコア44と協働するこ
とにより、単純でディスクドライブのヘッド/ディスク
アセンブリ内に非常に低コストで実現できるハードディ
スクドライブアクチュエータのための2状態の磁気ラッ
チが実現される。この協働によりさらに、先行技術にお
いて既知のものに比べて必要な空間が非常に少ないディ
スクドライブラッチ機構が得られ、この機構には、以前
のラッチ設計に必要とされるような別々に動く機械構造
がない。
【0046】したがって、ディスクドライブとともに使
用される以前から既知であるアクチュエータラッチアセ
ンブリよりも有用な2状態の磁気ラッチアセンブリが提
供されることが理解されるであろう。単純であり、コス
トが低く、必要な電力が断続的で低く、容易に実現でき
るため、そのようなラッチアセンブリには多くの利点が
ある。特に、この発明のラッチアセンブリは、ラッチが
従来に比べて非常に少ない領域しか必要としないため、
サブマイクロウィンチェスタディスクドライブのための
以前から既知であるラッチ機構よりもかなりの利点を有
する。
【0047】上述の好ましい実施例の説明を考慮すれ
ば、この発明の意図から外れることなく多くの変更およ
び修正が当業者に容易に明らかとなり、この発明の範囲
は、前掲の特許請求の範囲により、より特定的に示され
る。ここに記載した説明およびこの発明の開示は例示的
なものであって、この発明の範囲を制限するものではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の原理に従った2状態の磁気ラッチを
含むウィンチェスタ固定ドライブの拡大平面図である。
【図2】図1に示される磁気ラッチを拡大して示す概略
斜視図である。
【図3】図2の実施例の別の角度からみた図である。
【図4】この発明の他の好ましい実施例の概略斜視図で
ある。
【図5】この発明のさらに他の実施例の概略斜視図であ
る。
【図6】グラフAはハード磁性材料の磁気特性、グラフ
Bはソフト磁性材料の磁気特性、グラフCはミディアム
ハード強磁性材料の磁気特性をそれぞれ示すように、1
群の磁化ヒステリシスの特徴を重ね書きしたグラフを示
す図である。
【図7】図1ないし図4に示されるラッチの実施例のミ
ディアムハード強磁性コアに磁化/消磁電位を与えるた
めの電源の電気的な概略ブロック図である。
【符号の説明】
12 ベース 14 データ記憶ディスク 18 アクチュエータアセンブリ 20 ヘッドアーム 24 ヘッドスライダ 36 ラッチアーム 40 ラッチプレート
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに関して回転するディスクドライ
    ブ内で回転可能なデータ記憶ディスクに関して、データ
    変換器ヘッドを位置付けるためのディスクファイルアク
    チュエータのための2状態の磁気ラッチ装置であって、
    前記アクチュエータは前記ベースに関して動くように装
    着され、前記2状態の磁気ラッチ装置は、2つの協働す
    る部分を含み、第1の部分は強磁性材料からなるラッチ
    プレートを形成し、第2の部分は磁気ラッチアセンブリ
    を形成し、前記第1および第2の部分の一方は前記アク
    チュエータに関連し、前記第1および第2の部分の他方
    は前記ベースに関連し、前記第2の部分は、磁化状態と
    消磁状態との間を制御可能に遷移されるような中程度の
    磁気的ハード性を有する強磁性材料からなるコアと、前
    記コアを囲むワイヤのコイルとを含み、前記磁気ラッチ
    装置はさらに、前記コイルに統合され、磁気ラッチ制御
    シーケンスの間予め定められた電気エネルギを前記コイ
    ルに制御可能に与えて前記コアの磁気状態を磁化状態と
    消磁状態とに変える電源を含み、前記コアが前記磁化状
    態でありかつ前記アクチュエータがラッチ位置に移動す
    ると、前記ラッチプレートが前記コアによって引付けら
    れかつ抑制され、その後消磁力が前記電源によって前記
    コアに与えられ前記コアを前記消磁状態に遷移させる
    と、前記ラッチプレートは前記コアにより引付けられな
    くなりかつ抑制されなくなり、それにより前記アクチュ
    エータはその際に前記2状態の磁気ラッチ装置により解
    放されるように前記コアとラッチプレートとは近接して
    いる、2状態の磁気ラッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の部分は前記アクチュエータの
    動く部分により運ばれ、前記第2の部分は前記ベースに
    関連する、請求項1に記載の磁気ラッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の部分は前記ベースに関連し、
    前記第2の部分は前記アクチュエータの動く部分により
    運ばれる、請求項1に記載の磁気ラッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記コアはアルミニウム−ニッケル−コ
    バルト合金を含む、請求項1に記載の磁気ラッチ装置。
  5. 【請求項5】 前記アルミニウム−ニッケル−コバルト
    合金はアルニコ#2を含む、請求項4に記載の磁気ラッ
    チ装置。
  6. 【請求項6】 前記ラッチプレートはソフト強磁性材料
    からなる、請求項1に記載の磁気ラッチ装置。
  7. 【請求項7】 前記電源は、 順方向の極性電流を前記コイルに与えて磁化の間前記コ
    アを磁化するための第1の回路手段と、 逆方向の極性電流を前記コイルに与えて消磁の間前記コ
    アを消磁するための第2の回路手段を含む、請求項1に
    記載の磁気ラッチ装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の回路手段および前記第2の回
    路手段は、直流電荷を蓄えるための蓄積キャパシタ手段
    と、前記キャパシタ手段を前記第1の回路手段と前記第
    2の回路手段との間で切換えるためのスイッチ手段とを
    含み、前記コイルは、前記コイルを流れ前記コアをそれ
    ぞれ磁化および消磁する直流パルスを与える、請求項7
    に記載の磁気ラッチ装置。
  9. 【請求項9】 前記コアから延び、馬蹄形の磁石を形成
    するソフト磁性材料からなる2つの磁極片をさらに含
    み、前記磁極片は前記コアが磁化状態である間前記コア
    から前記ラッチプレートに磁束を伝える、請求項1に記
    載のラッチ装置。
  10. 【請求項10】 前記ラッチアセンブリは、単一のボデ
    ィとして形成され、前記コアおよびコイルはその中に埋
    め込まれる、請求項1に記載のラッチ装置。
  11. 【請求項11】 前記コアから延び、馬蹄形の磁石を形
    成するソフト磁性材料からなる2つの磁極片をさらに含
    み、前記磁極片は、前記単一のラッチボディ内に埋め込
    まれ、かつラッチ位置にある前記アクチュエータの前記
    ラッチプレートに面する前記ラッチボディの面まで延び
    る、請求項10に記載のラッチ装置。
JP6065083A 1993-04-02 1994-04-01 2状態の磁気ラッチ装置 Withdrawn JPH0773615A (ja)

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