JPH0773626B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH0773626B2
JPH0773626B2 JP4221421A JP22142192A JPH0773626B2 JP H0773626 B2 JPH0773626 B2 JP H0773626B2 JP 4221421 A JP4221421 A JP 4221421A JP 22142192 A JP22142192 A JP 22142192A JP H0773626 B2 JPH0773626 B2 JP H0773626B2
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平助 西場
竹士 細谷
勝 師田
秀行 毒島
詔八 鵜川
広治 毒島
佳一郎 木暮
正明 岡田
孝亮 岡
広吉 師田
良輔 高橋
佳子 鵜川
常男 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機等で代
表される弾球遊技機に関し、詳しくは、遊技盤の表面に
形成された遊技領域に打玉が打込まれて遊技が行なわれ
る弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の弾球遊技機において、従来から
一般的に知られているものに、たとえば、遊技領域に可
変入賞球装置が設けられ、予め定められた特定遊技状態
が発生した場合にその可変入賞球装置が遊技者にとって
有利な第1の状態となり、その可変入賞球装置内に設け
られている入賞室に打玉が進入可能となるように構成さ
れたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来の弾球遊技機においては、前記可変入賞球装置が第
1の状態になれば比較的多くの打玉が前記入賞室に進入
してその入賞室の所定箇所に形成されている入賞領域に
入賞可能となるために、第1の状態に変化して多くの打
玉が進入する入賞室が遊技者の注目の的となる。しか
し、従来の弾球遊技機においては、この遊技者の注目の
的となる入賞室内にあまり工夫が施されていなかったた
めに、せっかく遊技者の注目の的となりながらその入賞
室内を有効利用して遊技者の興味をより一層引付けるこ
とができないという欠点を有していた。
【0004】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、遊技者の興味をより一層引付け
ることのできる弾球遊技機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技盤の表面
に形成された遊技領域に打玉が打込まれて遊技が行なわ
れる弾球遊技機であって、取付基板により前記遊技盤に
取付けられ、所定の奥行きを有し前面側から遊技者が内
部を視認することができるとともに所定箇所に入賞領域
が形成された入賞室を有し、遊技者にとって有利な第1
の状態と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化可能
な可変入賞球装置と、該可変入賞球装置を第1の状態に
できる予め定められた特定遊技状態が発生したことを検
出する特定遊技状態検出手段と、該特定遊技状態検出手
段の検出出力があった場合に前記可変入賞球装置を第1
の状態に制御する制御手段とを含み、前記可変入賞球装
置は、前記入賞室内に設けられ、所定の電気的駆動源に
より作動する作動装置と、前記可変入賞球装置が第2の
状態を維持している通常時から発光動作し、前記特定遊
技状態検出手段の検出出力があった場合にその発光動作
態様が変化する発光源とを有し、前記発光源の光が前記
入賞室から視認可能に構成されていることを特徴とす
る。
【0006】
【作用】本発明によれば、遊技者にとって有利な第1の
状態と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化可能な
可変入賞球装置が、その取付基板により遊技盤に取付け
られている。そしてその可変入賞球装置は、所定の奥行
きを有し前面側から遊技者が内部を視認することができ
るとともに所定箇所に入賞領域が形成された入賞室を有
している。また特定遊技状態検出手段の働きにより、可
変入賞球装置を第1の状態にできる予め定められた特定
遊技状態が発生したことが検出され、その検出があった
場合に制御手段の働きにより、可変入賞球装置が第1の
状態に制御される。そして、その可変入賞球装置の入賞
室内には、所定の電気的駆動源により作動する作動装置
が設けられている。また、可変入賞球装置には、該可変
入賞球装置が第2の状態を維持している通常時から発光
動作し、前記特定遊技状態検出手段の検出出力かあった
場合にその発光動作態様が変化する発光源が設けられて
おり、その発光源の光が前記入賞室から視認可能に構成
されている。
【0007】
【発明の実施例】以下には、図面を参照して、この発明
の一実施例について詳細に説明する。
【0008】図1は、この発明の一実施例の正面図であ
る。図1を参照して、パチンコ遊技機10は、開閉自在
に装着された前面枠12と、前面枠12に着脱自在に装
着された遊技盤14とを含む。遊技盤14の中央部には
可変入賞球装置16が配設されている。可変入賞球装置
16の下方には、始動入賞領域の一例の始動入賞口18
a,18b,18cが横一列に3つ配設されている。可
変入賞球装置16の左右両側には、通常の入賞口20が
それぞれ形成され、その下側には、チューリップと称さ
れるヤクモノ22がそれぞれ配設されている。
【0009】遊技盤14上の可変入賞球装置16や始動
入賞口18や入賞口20等の配置は、上述の実施例では
単なる一例で、遊技内容等に応じて適宜変更されるもの
である。
【0010】遊技盤14の下方には前面板24が取付け
られ、その表面には上皿26が取付けられている。上皿
26は打球発射装置(図示せず)へ供給されるパチンコ
玉を待機させるためのものである。上皿26の、図にお
いて左端には、スピーカ28が埋設されている。スピー
カ28は、後述するように、遊技の雰囲気を盛上げるた
めの効果音を発生するためのものである。
【0011】前面板24の下には、下皿30および打球
発射用の操作ハンドル32が取付けられている。
【0012】図2は、この発明の一実施例の裏面図であ
る。図2を参照して、パチンコ遊技機10の裏面構造に
ついて説明する。パチンコ遊技機10の裏面側外周に
は、前述した前面枠12を保持する外枠34が設けられ
ている。遊技盤14の裏面中央には、可変入賞球装置1
6の裏面構造が現われている。可変入賞球装置16の入
賞孔に関連して径路36が設けられ、その径路36の下
流には入賞玉数検出器38が設けられている。したがっ
て、可変入賞球装置16に入賞したパチンコ玉は、径路
36で導かれ、入賞玉数検出器38でその数が検出され
る。また、始動入賞口18a,18b,18cに対応し
て、始動入賞玉検出手段の一例の始動入賞球検出スイッ
チ19a,19b,19cが設けられている。さらに、
入賞口20に入賞した玉をヤクモノ22へ導くように径
路40が配設されている。
【0013】遊技盤14の裏面側には、一点鎖線で示す
機構板42が重ねて配置されている。機構板42の上部
には、図示しない玉供給装置から供給された玉を貯留す
る玉タンク44が設けられている。機構板42の下方部
には、入賞玉誘導径路46が設けられている。また、該
径路46に関連して入賞玉処理器48が設けられてい
る。各入賞口や入賞領域に入賞した玉は、入賞玉誘導径
路46によって導かれ、入賞玉処理器48に与えられ
る。入賞玉処理器48は、入賞玉を1個ずつ間欠的に落
下させるものである。入賞玉処理器48によって落下さ
れた玉によって、図示しない賞品玉払出機構が駆動さ
れ、賞品玉の払出しが行なわれる。なお、図2におい
て、50は操作ハンドル32(図1参照)に連結されて
いる打球駆動部である。
【0014】図3ないし図10は、この発明の一実施例
に用いられる可変入賞球装置16の構造と動作とを説明
するための図である。
【0015】まず、図3は、可変入賞球装置16の斜視
図であり、図4は、その分解斜視図である。図3および
図4を参照して、可変入賞球装置16の構成について説
明する。
【0016】可変入賞球装置16は、遊技盤14の表面
に現われる部分と、遊技盤14の裏面側に位置する、表
面の各部分を駆動する機構部とからなっている。
【0017】つまり、遊技盤14の表面に取付けられる
取付基板52の表面に形成された各種の部分が、取付基
板52の裏面側の各種機構によって駆動されるようにな
っている。
【0018】まず、取付基板52の表面側について説明
をする。取付基板52の上部表面側には棚板54が設け
られ、その棚板54の上側の取付基板52に1対の孔が
設けられ、入賞口56が形成されている。また、取付基
板52の下方には、玉受用のほぼU字形の棚板58が設
けられ、その棚板58の中央上面側の取付基板52に孔
があけられていて、入賞室59が形成され、その入賞室
59に横一列に並ぶ3つの入賞孔62a,60,62b
が形成されている。ここに、中央の入賞孔60は、特定
入賞領域の一例のVポケット入賞口(特定領域)となっ
ていて、後述するように、このVポケット入賞口60に
パチンコ玉が入賞した場合、特別の価値(たとえば可変
入賞球装置16の開閉動作が所定回数繰返される等)が
付与される入賞口である。このVポケット入賞口60に
入賞した入賞玉は特定入賞玉検出手段の一例の特賞玉検
出スイッチ61で検出される。このVポケット入賞口6
0は、前述したように、パチンコ玉の入賞により比較的
大きな遊技価値が付与可能となるものであるために、こ
のVポケット入賞口60へのパチンコ玉の入賞確率を所
望の一定範囲内にしなければならず、その調整の一助と
して調整部材64が嵌合されている。調整部材64は、
中央のVポケット入賞口60への入賞を適当に困難にす
るため、左右両側の入賞口62a,62bとVポケット
入賞口60との境目にパチンコ玉が落下した場合は左右
両側の入賞口62a,62bへパチンコ玉が転がるよう
にするものである。すなわち、この調整部材64は、図
4に示すように、前面プレート部分64aとその前面プ
レート部分64aに一体形成された左右1対の立上り壁
部分64b,64bとからなる単一の部材であり、この
1対の立上り壁部分64b,64bの上縁の間隔が所望
の間隔に調整されており、この左右1対の立上り壁部分
64b,64bの間が、玉が通過する玉通過部に形成さ
れている。そして、Vポケット入賞口60を区画形成す
る左右1対の起立壁60a,60aにこの調整部材64
を付設することにより、玉通過部を通過した玉がVポケ
ット入賞口60に入賞することになり、この左右1対の
立上り壁部分64b,64bの間隔を調整することによ
りVポケット入賞口60の大きさを調整することができ
る。
【0019】取付基板52の中央部左右両側には、1対
の開閉翼片66a,66bが配置されている。開閉翼片
66a,66bは、図3に示すように、それが開成した
状態では中央部がやや下がったほぼ横一列の状態にな
る。そして、落下してくるパチンコ玉は開閉翼片66
a,66bで受止められ、その下方の入賞口60,62
a,62bへ入賞されるようにされている。さらに、開
閉翼片66a,66bの開成中には、入賞口60,62
a,62bの他に、裏側にも入賞玉が通過する。また、
開閉翼片66a,66bが閉じたときにはほぼ平行状態
になり、棚板54,棚板58および開閉翼片66a,6
6bによって入賞口60,62a,62bへのパチンコ
玉の入賞が不可能にされている。
【0020】取付基板52の中央部にはランプ飾68が
設けられている。ランプ飾68は、図3に示すように、
開閉翼片66a,66bが開成したときにその一端と当
接して開閉翼片66a,66bの開成角度を規定すると
ともに、装飾の働きをするものである。ランプ飾68の
表面には所定の装飾(この実施例では月面)が施されて
いる。また、ランプ飾68の内部にはランプ120が埋
設されていて、そのランプ120の点灯によりランプ飾
68の装飾効果が高められるようにされている。
【0021】取付基板52の上下に設けられた棚板54
および58のそれぞれ前方側には、飾板70および72
が取付けられている。飾板70,72は、遊技の雰囲気
を盛上げるためのものであり、その表面には遊技者の興
味を引くような図柄が描かれている。
【0022】上側の飾板70の中央部にはデジタル表示
器74が備えられている。このデジタル表示器74は、
後述するように、所定の数値情報を表示するためのもの
である。
【0023】次に取付基板52の裏面側の構造について
説明する。取付基板52の中央部左右両側には、後方に
突出する1対の軸受筒76a,76bが突出している。
軸受筒76a,76bは、開閉翼片66a,66bがそ
の先端に固着された回転軸78a,78bを保持するた
めのものである。軸受筒76a,76bの前後両開口部
には、それぞれ摩擦を軽減するためのカラー80a,8
0b,82a,82bが取付けられている。
【0024】軸受筒76a,76bの後段から突出する
回転軸78a,78bの後端は、それぞれ回動リンク8
4a,84bを介して作動リンク86と結合されてい
る。作動リンク86の下方には復帰ばね88が係合され
ており、作動リンク86の上方はソレノイド90のプラ
ンジャと結合されている。このため、ソレノイド90が
オフ状態では、復帰ばね88の力によって作動リンク8
6は下方に引張られており、回動リンク84a,84
b、回転軸78a,78bを介して連結された開閉翼片
66a,66bは閉成状態になるようにされている。逆
にソレノイド90がオン状態では、復帰ばね88の力に
抗して作動リンク86が引上げられ、それに伴って開閉
翼片66a,66bが開成するようにされている。
【0025】取付基板52の裏面側中央部には、入賞口
56から入賞したパチンコ玉および入賞口60,62
a,62bから入賞したパチンコ玉をそれぞれ所定の方
向に導く玉寄せ部材92が配置されている。さらに、こ
の可変入賞球装置16特有の構成として、玉寄せ部材9
2の前方に設けられた作動装置の一例の上下動する着陸
船装置94およびおよびその着陸船装置94を上下動さ
せるために玉寄せ部材92後方に設けられた着陸船駆動
機構96が備えられている。
【0026】次に、この着陸船装置94および着陸船駆
動機構96について、図4,図9および図10を主とし
て参照して説明する。着陸船装置94はその表面に月面
着陸船の飾絵が描かれており、また3つの表示ランプ9
8が設けられている。そして、着陸船装置94は支軸1
00を中心に回動自在に保持されており、その後方には
駆動機構96と係合する係合受片102が設けられてい
る。駆動機構96は、駆動モータ取付板104と、その
取付板104の後方に設けられた電気的駆動源の一例の
駆動モータ106と、その取付板104の前方に設けら
れ、駆動モータ106によって回転される回転装飾板1
08とを含む。回転装飾板108は、その名のとおり装
飾的な絵柄が描かれたものである。この絵柄は可変入賞
球装置前方から遊技者に見えるように、この回転装飾板
108に対向する玉寄せ部材92部分が円形の透光部材
110で形成されている。回転装飾板108の回転軸中
央に対し偏心した位置には前方に突出する係合ピン11
2が形成されている。そして、この係合ピン112は、
着陸船装置94の係合受片102と係合している。さら
に、回転装飾板108の円周の一部には窪みが付けられ
てカム溝114とされており、かつ、回転装飾板108
の円周に関連してカムスイッチ116が設けられてい
る。
【0027】次に、駆動機構96によって駆動される着
陸船装置94の動作について説明する。着陸船装置94
は、Vポケット入賞口60にパチンコ玉が入賞したこと
に応じて作動される。駆動モータ106の動作により、
回転装飾板108が回転する。すると、回転装飾板10
8から突出する係合ピン112は所定の小円を描くよう
に回る。そして、係合ピン112の回転動作により着陸
船装置94が支軸100を中心に上下動される。より詳
しく言えば、係合ピン112が1回転することにより、
着陸船装置94は1回の上下往復運動がされる。回転装
飾板108の円周に形成されたカム溝114とカムスイ
ッチ116とは、回転装飾板108の停止位置を定める
ためのものである。すなわち、カム溝114がカムスイ
ッチ116のアクチュエータ118と係合したときに、
駆動モータ106の駆動が停止され、回転装飾板108
の回転が停止するようにされている。そして、この位置
で回転装飾板108が停止したとき、着陸船装置94は
着陸船が可変入賞球装置16の前方からは見えないよう
な、図10に示す位置になるように、係合ピン112と
カム溝114との位置が関係づけられている。よって、
Vポケット入賞口60にパチンコ玉が入賞したことが検
出されると、駆動モータ106は回転を開始し、回転装
飾板108が回転する。それに伴い着陸船装置94は一
度降下し、そして上昇する。そして、着陸船装置94が
上昇し終えたとき、回転装飾板108に形成されたカム
溝114がカムスイッチ116のアクチュエータ118
と係合した状態になり、それによってカムスイッチ11
6がオフ(またはオン)し、駆動モータ106の動作が
停止される。
【0028】さらに、可変入賞球装置16の中央部およ
び左右両側には、それぞれ複数個の照明ランプ123,
121a,121bが設けられている。
【0029】図5は、可変入賞球装置16の正面図であ
り、始動入賞口18(図1参照)にパチンコ玉が入賞し
ていない場合である。すなわち、可変入賞球装置16が
閉成状態を示している。
【0030】図6は、始動入賞口18のいずれかにパチ
ンコ玉が入賞し、それに基づいて開閉翼片66a,66
bが開成した状態を示す平面図である。
【0031】図7は、図6の状態において、可変入賞球
装置16にパチンコ玉が入賞し、その入賞したパチンコ
玉がVポケット入賞口60に入賞し、着率船装置94が
降下した状態を示している。この実施例では、ランプ飾
68の表面に月面が描かれており、着陸船装置94はそ
れと対応したものである。
【0032】そして、Vポケット入賞口60にパチンコ
玉が入賞した場合、それを遊技者に知らせ、かつ遊技の
雰囲気を盛上げるように、着陸船装置94が下降し、図
7のように月面に着陸するがごとくして、遊技の雰囲気
を盛上げている。図8は、可変入賞球装置16を裏面側
から見た図である。
【0033】図9および図10は、可変入賞球装置16
の構造を説明するための側断面図である。特に、図9
は、着陸船装置94が降下した状態、図10は着陸船装
置94が上昇している状態を示している。
【0034】なお、可変入賞球装置16では、Vポケッ
ト入賞口60にパチンコ玉が入賞した場合、動作する部
材として着陸船装置94を説明したが、この着陸船装置
94は、これに限らず、他の表示がされたものであって
も構わないことはもちろんである。また、着陸船装置9
4を可変入賞球装置16の第1の状態のときに作動させ
て、可変入賞球装置16内に進入した玉を振り分けたり
一時貯留したりしてもよい。
【0035】図11は、この発明の一実施例に用いられ
る制御回路の一例を示すブロック図である。
【0036】次に、図1、図3および図11を主として
参照して、図11の制御回路に基づくこの実施例の動作
について説明する。
【0037】遊技盤14のほぼ中央に設けられた可変入
賞球装置16に備えられているデジタル表示器74で
は、通常の遊技状態のとき、すなわち特定遊技状態にな
っていない通常の遊技状態のときには、数値データが循
環的にまたはランダムに表示されている。すなわち、所
定情報変化回路122はデジタル表示器74に表示すべ
き0〜9のデータを、たとえば順次的にまたはランダム
に出力する。この出力はオアゲート124を介してデコ
ーダ126に与えられる。デコーダでは所定情報変化回
路122から与えられたデータがデジタル表示器74に
適合するようにデコードされ、出力はデジタル表示器7
4で情報が表示される。よって、一般の遊技状態では、
可変入賞球装置16のデジタル表示器に表示されるデー
タは、0〜9の数値データが順次的またはランダムに変
化されている。
【0038】遊技者が遊技盤14に発射したパチンコ玉
が始動入賞口18a,18b,18cのいずれかに入賞
すると、その入賞が始動入賞球検出スイッチ19a,1
9b,19cのいずれかで検出され、特定遊技状態検出
手段としてのオアゲート128からハイレベルパルスが
出力される。この出力はたとえばフリップフロップで構
成された保持回路130で所定期間保持され、以下に述
べる各回路に与えられる。
【0039】すなわち、保持回路130の出力は、イン
バータ132で反転され、所定情報変化回路122に与
えられる。所定情報変化回路122は、インバータ13
2からの出力がローレベルに落ちたとき、その出力を導
出しないようにされている。
【0040】一方、リングカウンタ134では、クロッ
ク発振器136および設定回路138に基づいて動作す
る所定価値変化制御回路140の出力に基づいて、所定
の数値データ、たとえば0〜9が循環的にカウントされ
ている。そして、リングカウンタ134は、保持回路1
30のハイレベル出力に応答してそのカウント動作を停
止する。そして、停止したときにリングカウンタ134
がカウントしているカウント値はオアゲート124を介
してデコーダ126に与えられ、そのカウント値がデジ
タル表示器74に表示される。さらに、特定遊技状態に
なり、保持回路130の出力があることに応答して、所
定情報変化回路122の出力(すなわち、それまで変化
していた見掛け上の価値表示)に変えてリングカウンタ
134でカウントされている値がデジタル表示器74に
表示されるのである。そして、この実施例の特徴は、こ
のとき表示される数値に比例する時間だけ可変入賞球装
置16を開閉制御するのである。そのために、リングカ
ウンタ134が停止し、そのときカウントされた数値
は、ダウンカウンタ142に与えられる。ダウンカウン
タ142では、分周器144によってクロック発振器1
36の出力が所定の周期に分周された出力に応答して、
そのカウント値が1ずつ減算される。そして、ダウンカ
ウンタ142のカウント値が0になったとき、その出力
はリセットパルス発生回路146に与えられ、保持回路
130はリセットされる。
【0041】保持回路130の出力は、また、オアゲー
ト148を介してアンドゲート150の一方入力に与え
られる。オアゲート150の他方入力には、分周器14
4の分周出力P1が与えられる。分周出力P1は、たと
えば、約0.8秒間隔でハイレベルとローレベルとが変
化する出力である。したがって、保持回路130の出力
がハイレベルのときは、アンドゲート150の出力は約
0.8秒間隔でハイレベルとローレベルに変化する出力
である。そして、この出力はドライバ152を介してソ
レノイド90に与えられ、ハイレベル期間ソレノイドが
オンされる。ソレノイド90がオンされると、前述した
ように、可変入賞球装置16の開閉翼片66a,66b
が開成される。よって、保持回路130の出力がハイレ
ベルのときには、可変入賞球装置16の開閉翼片66
a,66bは、約0.8秒間隔で開閉が繰返されること
になる。このような可変入賞球装置16の開閉翼片66
a,66bの開閉状態が、遊技者にとって有利な第1の
状態である。また、遊技者にとって有利な第1の状態の
他の例として開閉翼片66a,66bが継続して開成状
態にあるようにしてもよい。そして、前述したように、
デジタル表示器74で表示される数値に比例する所定の
時間経過後は保持回路130がリセットされ、保持回路
130の出力はローレベルに反転するので、ソレノイド
90は常時オフ状態となり、開閉翼片66a,66bは
閉成状態となる。
【0042】保持回路130の出力は、また、オアゲー
ト154を介して効果音発生回路156に与えられる。
そして、効果音発生回路156によりパチンコ遊技の雰
囲気を盛上げるための効果音信号が出力され、効果音が
スピーカ28によって発生される。
【0043】さらに、保持回路130の出力はアンドゲ
ート158の一方入力に与えられる。アンドゲート15
8の他方入力には、分周器144の分周出力P2が与え
られる。そして、アンドゲート158に接続されたチュ
ーリップランプ160(図1に示すパチンコ遊技機10
のヤクモノ22の可動翼片内に設けられているランプ)
およびサイドランプ162(図1参照)が点滅される。
【0044】始動入賞口18a,18b,18cのいず
れかにパチンコ玉が入賞し、可変入賞球装置16の開閉
翼片16a,16bが開閉動作中にVポケット入賞口6
0にパチンコ玉が入賞すると、最大価値付与状態とな
る。すなわち、Vポケット入賞口60に入賞した玉は特
賞玉検出スイッチ61で検出され、特賞玉検出スイッチ
61からハイレベルパルスが導出される。このハイレベ
ルパルスは保持回路164で保持され、ハイレベル信号
はn進カウンタ166に禁止解除信号として与えられ
る。応じて、n進カウンタ166は、分周器144から
出力される分周出力P0に基づいてカウントを開始し、
18回を計数したときオアゲート168を介してリセッ
トパルス146に出力を与える。また、n進カウンタ1
66の出力は保持回路164に与えられ、保持回路16
4がリセットされる。このためn信カウンタ166のカ
ウント動作が禁止されるとともに、遅延回路170、微
分回路172を介して出力されるパルスによりn進カウ
ンタ166のカウント値はリセットされる。
【0045】保持回路164の出力がハイレベルのとき
には、その出力はオアゲート148、アンドゲート15
0、ドライバ152を介してソレノイド90に与えられ
る。したがって、保持回路164の出力がハイレベルの
期間、すなわちn進カウンタ166が18回を計数する
までの間、ソレノイド90は18回オンされ、可変入賞
球装置16の開閉翼片66a,66bが18回開閉され
る。なお、この場合も、開閉の周期は分周器144の分
周出力P1に基づいているので、約0.8秒間隔で繰返
される。
【0046】さらに、保持回路164の出力は、オアゲ
ート154を介して効果音発生回路156に与えられる
ので、スピーカ28からは効果音が出力される。
【0047】また、保持回路164の出力はモータ駆動
回路174を介してモータ106に与えられる。よっ
て、モータ106が回転され、前述したように着陸船装
置94が降下上昇される。着率船装置94の降下上昇
は、一度だけなされるように、前述したカムスイッチ1
16からの信号もモータ駆動回路174に与えられるよ
うになっている。さらに、この場合、着陸船装置94に
備えられている表示ランプ98が所定の周期で点滅する
ようにされている。また、可変入賞球装置16中央奥の
奥ランプ99a,99b、ムーンランプ120および1
対のサイド照明ランプ121a,121bも、それぞれ
所定のタイミングで点滅する。
【0048】さらに、Vポケット入賞口60にパチンコ
玉が入賞し、特賞玉検出スイッチ61で検出されると、
それまで点滅状態だったLED123が一斉に点灯状態
となり、かつ、特賞玉検出スイッチ61の出力により8
進カウンタ176のカウント値が歩進され、その歩進に
応じて可変入賞球装置中央の7つのLED123が順次
点滅していく。そして、カウント値が8まで歩進された
とき、8進カウンタ176から出力が導出され、特賞状
態禁止回路178を介して保持回路164がリセットさ
れる。すなわち、可変入賞球装置16は、開閉翼片66
a,66bが開閉動作中にVポケット入賞口60にパチ
ンコ玉が入賞した場合、その入賞時から開閉翼片66
a,66bは約0.8秒間隔で開閉を18回繰返し、そ
の間に最大10個のパチンコ玉の入賞が可能となる大当
り状態が発生する。そして、入賞したパチンコ玉のうち
Vポケット入賞口60へ入賞したパチンコ玉があると、
さらにその時点から上述の開閉翼片66a,66bの1
8回の開閉またはパチンコ玉の10個の入賞という価値
がさらにもう一度付与され、それが最大8回まで繰返さ
れるのである。そして、8回まで繰返された場合、8進
カウンタ176の出力により特賞状態禁止回路178が
動作して、それ以上の繰返しはされないようになってい
るのである。入賞球計数器38,微分回路180,カウ
ンタ182はそのためのものである。なお、この場合、
遊技者は特賞状態が何回繰返されたか、すなわちVポケ
ット入賞口60にパチンコ玉が何個入った状態であるの
かは、中央のLED123の点滅数によって知ることが
できるのである。前記保持回路164,オアゲート14
8,アンドゲート150,分周器144,ドライバ15
2により、前記特定遊技状態検出手段の検出出力があっ
た場合に前記可変入賞球装置を第1の状態に制御する制
御手段が構成されている。また、LED123と奥ラン
プ99a,99bとには、常時分周器144からのパル
スPがオアゲートを介して入力されているために、こ
れらLED123と奥ランプ99a,99bとは、ソレ
ノイド90が励磁されず、可変入賞球装置16が第2の
状態を維持している通常時からそのパルスPに応じて
点滅する状態となる。そして、特賞玉検出スイッチ61
の検出出力に基づいて保持回路164がセット状態とな
れば、その保持回路164からのハイレベル信号がオア
ゲート191,192に入力されて奥ランプ99a,9
9bが点灯状態に切換わる。また、前述したように、セ
ット状態となった保持回路164から出力されたハイレ
ベル信号がインバータ190により反転されてローレベ
ルとなり、そのローレベル信号がノア回路194a〜1
94gに入力される状態となるためノア回路194a〜
194gからハイレベル信号が出力されて一時的に全て
のLED123が点灯状態に切換わる。また、図4に示
されているように、LED123は入賞室59の奥壁の
複数の孔に入り込んだ状態で設けられ、図5〜図7に示
すように、入賞室59からLED123が視認できるよ
うになっている。また図4,図9,図10に示すよう
に、奥ランプ99a,99bは入賞室59の裏面側から
光を照射してその光が入賞室から視認可能となるように
構成されている。ゆえに、このLED123または奥ラ
ンプ99a,99bにより、前記可変入賞球装置が第2
の状態を維持している通常時から発光動作し、前記特定
遊技状態検出手段の検出出力があった場合にその発光動
作態様が変化する発光源が構成されている。そしてこの
発光源の光が前記入賞室から視認可能に構成されてい
る。
【0049】上述した実施例では、通常の遊技状態では
所定情報変化手段122の出力がデジタル表示器74に
表示されており、特定遊技状態が検出されたときは、所
定情報変化回路122の出力に代えてリングカウンタ1
34でカウントされた所定の値が表示されるように、そ
の表示値に基づく価値、たとえばその表示値に比例する
時間だけ可変入賞球装置16が開閉されるようにした。
このように特定遊技状態になったときに与える価値を表
示する手段としてデジタル表示器74を用いる代わり
に、図12のような複数の表示ランプ184a,184
bおよび186を設けた構成とすることもできる。そし
て、通常の遊技状態では、所定価値変化回路122の出
力に基づいて複数の表示ランプ184a,184b,1
86を循環的にまたはランダムに点滅させ、特定遊技状
態の検出に基づいて、リングカウンタ134で特定され
る所定の表示ランプ184a,184bまたは186の
いずれかを点灯させる。そして、点灯した表示ランプの
表示に応じて、与える価値を変化させるようにすること
もできる。たとえば、表示ランプ184a,184bが
点灯した場合は、相対的に短い時間だけ可変入賞球装置
16が開閉され、表示ランプ186が点灯したときは相
対的に長い時間可変入賞球装置16が開閉するようにす
ることができる。
【0050】また、上述の実施例では、Vポケット入賞
口60に入賞したパチンコ玉が検出された場合、一律に
n進カウンタ166によって可変入賞球装置16が18
回開閉しまたは可変入賞球装置16にパチンコ玉が10
個入賞するという価値が付与されるようにしたが、Vポ
ケット入賞口60にパチンコ玉が入賞した場合に与える
価値を上述のように一律に定めることなく、リングカウ
ンタ134によって決定される価値を付与するように構
成することもできる。さらに、特賞玉検出スイッチ61
で検出された玉が再度検出スイッチにより検出される構
成の場合には、特賞玉検出スイッチ61で検出されかつ
検出スイッチで検出されて初めて前記大当り状態を発生
させてもよい。
【0051】図13は、パチンコ遊技機の制御回路の他
の構成を示す回路ブロック図である。次に、図13の制
御回路に基づいて図1ないし図10のパチンコ遊技機が
制御される場合の動作について説明する。
【0052】図13の制御回路では、始動入賞口18
a,18b,18cのすべての入賞口にパチンコ玉が入
賞したことに応答して、特定遊技状態が検出される。す
なわち、入賞球検出器19a,19b,19cのすべて
がパチンコ玉の入賞を検出した場合、たとえばフリップ
フロップによって構成されている保持回路202,20
4,206の出力がハイレベルとなり、特定遊技状態検
出手段を構成するアンドゲート208の出力がハイレベ
ルになり、それに応じて保持回路210からハイレベル
出力が導出される。
【0053】保持回路210の出力がハイレベルとなる
と、アンドゲート211が能動化される。したがって、
クロック発振器224の出力を分周した分周器からの出
力P2はドライバ215を介してソレノイド90に与え
られる。よって、ソレノイド90は所定の周期でオン/
オフされ、可変入賞球装置16の開閉翼片66a,66
bが開閉される。つまり、可変入賞球装置16が遊技者
にとって有利な第1の状態にされる。また、保持回路2
10の出力は、効果音発生回路156,モータ駆動回路
174,表示駆動回路217に与えられる。したがっ
て、スピーカ28が鳴動され効果音が出力されるととも
に、モータ106が回転し、着陸船装置94の下降上昇
が繰返される。さらに、表示駆動回路217は分周器2
13の分周出力P1に応答して動作し、7つ星ランプ1
23を構成する発光ダイオードが順次点滅される。
【0054】一方、特定遊技状態ではない通常の遊技状
態では、デジタル表示器74の表示は所定情報変化回路
212の出力を受けて変化している。つまり、所定情報
変化回路212から出力される刻々と変化する情報がデ
コーダ214でデコードされ、デジタル表示器74に表
示されている。
【0055】一方、特定遊技状態では、上述したように
保持回路210からハイレベル出力が導出される。この
出力はインバータ126で反転され、所定情報変化回路
212に与えられる。所定情報変化回路212はインバ
ータ216からハイレベル出力が導出されているときは
出力を導出するが、インバータ216の出力がローレベ
ルになると出力を導出しない構成にされている。したが
って、特定遊技状態では所定情報変化回路212は動作
しなくなる。
【0056】他方、保持回路210からのハイレベル信
号が所定価値変化手段218の中のリングカウンタ22
0に与えられる。所定価値変化手段218は、価値を設
定する設定回路222と、クロック発振器224からの
出力に基づいて動作し、所定回路222で設定された価
値を変化させる所定価値変化制御回路226と、所定価
値変化制御回路226の出力に応答してカウント値がサ
イクリックに変化するリングカウンタ220とで構成さ
れている。そして、リングカウンタ220は、前述した
保持回路210の出力がハイレベルになったときそのカ
ウント動作を停止し、所定の数値を出力する。リングカ
ウンタ220の出力はデコーダ214でデコードされ、
デジタル表示器74で表示される。よって、通常の遊技
状態ではセグメント表示器74には所定情報変化回路2
12の出力が表示され、特定遊技状態では、所定情報変
化回路212の出力に変えてリングカウンタ220のカ
ウント出力が表示されるようになっている。
【0057】また、リングカウンタ220の出力は、ダ
ウンカウンタ228に与えられ、ダウンカウンタ228
にはリングカウンタ220のカウント値が設定される。
ダウンカウンタ228には、入賞球検出器38の出力が
微分回路230で微分され、保持回路210の出力によ
って能動状態にされているアンドゲート232を介して
ダウンカウンタ228に与えられる。ダウンカウンタ2
28では入賞球検出器38からの入力パルスがあるごと
にカウント値を−1していき、カウント値が0になった
ときにリセットパルス発生回路234にリセット信号を
導出する。応じてリセットパルス発生回路234がリセ
ットパルスを出力し、保持回路202,204,206
および210がリセットされて、各出力はローレベルに
なる。したがって、ソレノイド90はオフされ、可変入
賞球装置16は閉成される。
【0058】以上のように、この実施例ではリングカウ
ンタ220でカウントされたカウント値、言換えれば特
定遊技状態になった時点で選択される任意の数字がその
特定遊技状態における与えられる価値、すなわちその特
定遊技状態において入賞可能な入賞玉数として設定され
る構成である。よって、各特定遊技状態ごとに設定され
る入賞可能な入賞玉数が偶然性を伴って変化するので、
可変入賞球装置の特定遊技状態における制御が単調でな
くなり、遊技者にとって興趣あるパチンコ遊技機とする
ことができる。
【0059】なお、保持回路202,204,206
は、始動入賞球検出スイッチ19a,19b,19cの
出力が所定時間経過後(この所定時間は、それぞれ、タ
イマ236,238,240および微分回路242,2
44,246で計測され、出力される)またはクリアボ
タン248の出力に応じてリセットされる。クリアボタ
ン248は、たとえばパチンコ遊技機10の裏面もしく
は前面に設けられており、係員もしくは遊技客によって
操作されるものである。したがって、ある始動入賞口
(たとえば始動入賞口18a)にパチンコ玉が入賞する
と、始動入賞球検出スイッチ19aの出力がハイレベル
になり保持回路202からハイレベル出力が導出される
が、所定時間経過すると、タイマ236から出力が導出
され、保持回路202にリセットパルスが与えられ、保
持回路202の出力がローレベルになるようにされてい
る。よって、遊技者は、所定の時間内に3つの始動入賞
口18a,18b,18cにパチンコ玉を入賞させなけ
れば、保持回路202,204,206の出力をハイレ
ベルにし、特定遊技状態にすることができないのであ
る。
【0060】また、この実施例では、保持回路202,
204,206の出力は、表示駆動回路250,25
2,254に与えられ、パイロットランプ256,25
8,260が点灯するようにされている。したがって、
遊技者はパイロットランプ256,258,260の点
灯または消灯状態により、いずれの始動入賞口にパチン
コ玉が入賞した状態であるかを知ることができ、遊技の
作戦を立てやすいという効果を有している。パイロット
ランプ256,258,260は、遊技盤14上やパチ
ンコ遊技機10の表面で、遊技者にとって視認しやすい
場所に設けられている。
【0061】図14は、この発明のさらに他の発明の実
施例の制御回路の構成を示すブロック図である。この制
御回路ブロック図は、可変入賞球装置として、たとえば
本願出願人の他の特許出願特願昭59−280547号
に記載したような可変入賞球装置および特定遊技状態を
定めるための可変表示装置を制御する場合の制御回路の
構成ブロック図である。
【0062】図14を参照して、入賞球検出器262に
よって所定の領域へのパチンコ玉の入賞が検出される
と、オアゲート264を介して駆動回路266に信号が
与えられる。応じて駆動回路266によりモータ268
およびソレノイド270a,270b,270cが駆動
され、可変表示装置の表示が変化される。そして、オア
ゲート264の出力により動作され、所定時間経過後に
出力を導出するタイマ272または停止ボタン274の
出力により駆動回路266がモータ268およびソレノ
イド270a,270b,270cの駆動を停止する。
このとき駆動回路266によって停止された表示の組合
わせは表示状態判定手段276で判定され、特定遊技状
態になった場合は駆動制御回路278が駆動されて、ソ
レノイド280がオンされ、図示しない可変入賞球装置
が開成される。
【0063】一方、所定の数値情報を表示するデジタル
表示器280は、所定価値変化制御手段282から出力
されるデータがデコーダドライバ284でデコードさ
れ、その出力が表示されている。そして、入賞玉検出器
262の出力があると、フリップフロップ286がセッ
トされ、そのセット出力によりアンドゲート288が能
動化される。このためクロック発振器290の発振出力
が所定価値変化制御手段282に与えられ、その変化の
仕方が変わるとともに、当該手段282の出力はデジタ
ル表示器280に表示される。その後、表示状態判定手
段276の判定出力によってフリップフロップ286は
セットされ、アンドゲート288から所定価値変化制御
回路282に与えられる出力がなくなる。するとそのと
きのリングカウンタ292のカウント値がデジタル表示
器280に表示されるとともに、そのカウント値はダウ
ンカウンタ294にセットされる。そして、このデジタ
ル表示器280に表示され、ダウンカウンタ294にセ
ットされた値が、特定遊技状態の場合に利用される。
【0064】すなわち、特定遊技状態では、上述したよ
うに、駆動制御回路278によってソレノイド280が
オンされ。可変入賞球装置が開成される。また、表示状
態判定手段276の特定遊技状態判定出力によりフリッ
プフロップ296がセットされ、そのセット出力はオア
ゲート300を介してタイマ302に与えられる。そし
て、タイマ302が動作開始し、タイマ302の変化信
号は微分回路304で微分され、ダウンカウンタ294
に与えられてカウント値を時間に応じて減算していく。
そして、ダウンカウンタ294のカウント値が0になっ
た場合は、0検出回路312でそれが検出され、所定価
値付与完了検出回路314の出力が導出されて、駆動制
御回路278に禁止信号が与えられる。よって、駆動制
御回路278はソレノイド280をオフし、可変入賞球
装置が閉成される。
【0065】可変入賞球装置が開成中に、その入賞領域
のうちの特定入賞領域、いわゆるVポケット入賞口にパ
チンコ玉が入賞した場合、その入賞が検出スイッチ31
6で検出される。そして、次のようにして、可変入賞球
装置の開成状態が持続される。すなわち、検出スイッチ
316によりフリップフロップ320がセットされ、ア
ンドゲート310の出力がオアゲート300を介してタ
イマ302に与えられる。よって、タイマ302は再セ
ットされ、再び所定の時間の計時を開始する。よって、
上述した動作と同様にしてダウンカウンタ294で設定
された所定の数値データに比例する時間の間可変入賞球
装置が開成される。なお、そのために、フリップフロッ
プ320のセット出力は所定価値変化制御回路282に
与えられるようになっている。この出力によってダウン
カウンタ294が再セットされる。
【0066】
【発明の効果】本発明は、可変入賞球装置が第1の状態
になっているときに遊技者に注目される入賞室内に、電
気的駆動源により作動する作動装置が設けられているた
めに、遊技者が注目して目につきやすい場所に作動装置
が設けられて、その作動装置の働きにより視覚的に遊技
者の注意をその作動装置に引付けることができ、作動装
置の動きによりより一層遊技者の興味を引付けることの
できる弾球遊技機を提供し得る。しかも、可変入賞球装
置に設けられた発光源の光がその可変入賞球装置の入賞
室から視認可能となるように構成されており、その発光
源は、可変入賞球装置が第2の状態を維持している通常
時から発光するために、遊技者が弾球遊技機により遊技
を行おうとした段階から既に可変入賞球装置の入賞室か
ら発光源の光が視認でき、最初から遊技者の注目を可変
入賞球装置の入賞室に集めることができ、さらにより一
層遊技者の興味を引付けることができる。さらに、特定
遊技状態が発生した場合には、前記発光源の発光動作態
様が変化するために、その変化が特定遊技状態発生時の
効果的な演出となり、遊技の興趣を盛り上げることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のパチンコ遊技機の正面図
である。
【図2】パチンコ遊技機の背面図である。
【図3】可変入賞球装置の斜視図である。
【図4】可変入賞球装置の分解斜視図である。
【図5】可変入賞球装置の正面図である。
【図6】可変入賞球装置の正面図である。
【図7】可変入賞球装置の正面図である。
【図8】可変入賞球装置の背面図である。
【図9】可変入賞球装置の側断面図である。
【図10】可変入賞球装置の側断面図である。
【図11】パチンコ遊技機の制御回路を示す構成ブロッ
ク図である。
【図12】可変入賞球装置に設けられる所定価値表示手
段の他の例を示す図である。
【図13】パチンコ遊技機の他の制御回路の構成を示す
ブロック図である。
【図14】パチンコ遊技機のさらに他の制御回路の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
10はパチンコ遊技機、14は遊技盤、16は可変入賞
球装置、18a,18b,18cは始動入賞口、19
a,19b,19cは始動入賞玉検出スイッチ、38は
入賞玉数検出器、61はV入賞玉検出スイッチ、66
a,66bは開閉翼片、74はデジタル表示器、90は
ソレノイド、120,212は所定情報変化回路、14
0,126は所定価値変化制御回路、64は調整部材、
64b,64bは立上り壁、59は入賞室、94は着陸
船、60はVポケット入賞口、60aは起立壁を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 師田 勝 愛知県名古屋市守山区大字森孝新田字巳 329−6 (72)発明者 毒島 秀行 東京都渋谷区神宮前2の33の21−501 (72)発明者 鵜川 詔八 群馬県桐生市相生町1の164の5 (72)発明者 毒島 広治 群馬県新田郡薮塚本町大原530 (72)発明者 木暮 佳一郎 群馬県新田郡笠懸村大字鹿字笠掛4228の7 (72)発明者 岡田 正明 愛知県名古屋市西区新道町2の61 (72)発明者 岡 孝亮 東京都杉並区成田東3の3の10 (72)発明者 師田 広吉 大阪府堺市上野芝6丁386の19 (72)発明者 高橋 良輔 福岡県福岡市東区高美台1の72の583 (72)発明者 鵜川 佳子 群馬県桐生市相生町1の164の8 (72)発明者 吉田 常男 群馬県山田郡大間々町上桐原681 (72)発明者 林 正一 新潟県新潟市柴竹7の21の6 (56)参考文献 実開 昭62−18183(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の表面に形成された遊技領域に打
    玉が打込まれて遊技が行なわれる弾球遊技機であって、 取付基板により前記遊技盤に取付けられ、所定の奥行き
    を有し前面側から遊技者が内部を視認することができる
    とともに所定箇所に入賞領域が形成された入賞室を有
    し、遊技者にとって有利な第1の状態と遊技者にとって
    不利な第2の状態とに変化可能な可変入賞球装置と、 該可変入賞球装置を第1の状態にできる予め定められた
    特定遊技状態が発生したことを検出する特定遊技状態検
    出手段と、 該特定遊技状態検出手段の検出出力があった場合に前記
    可変入賞球装置を第1の状態に制御する制御手段とを含
    み、 前記可変入賞球装置は、 前記入賞室内に設けられ、所定の電気的駆動源により作
    動する作動装置と、 前記可変入賞球装置が第2の状態を維持している通常時
    から発光動作し、前記特定遊技状態検出手段の検出出力
    があった場合にその発光動作態様が変化する発光源とを
    有し、 前記発光源の光が前記入賞室から視認可能に構成されて
    いることを特徴とする、弾球遊技機。
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