JPH0773766A - マイカシートの製造方法 - Google Patents
マイカシートの製造方法Info
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- JPH0773766A JPH0773766A JP5221554A JP22155493A JPH0773766A JP H0773766 A JPH0773766 A JP H0773766A JP 5221554 A JP5221554 A JP 5221554A JP 22155493 A JP22155493 A JP 22155493A JP H0773766 A JPH0773766 A JP H0773766A
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- fluoromica
- mica sheet
- sheet
- synthetic
- mica
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 優れた電気絶縁性、耐熱性及び機械的強度を
有する均一なマイカシートの製造方法を提供する。 【構成】 合成フッ素雲母を水中に分散させ、凝集剤を
用いて該合成フッ素雲母を凝集させた後、該合成フッ素
雲母凝集体の固形分濃度を0.01〜5%に希釈して、
湿式抄紙法により抄紙するマイカシートの製造方法。 【効果】 電気絶縁性、耐熱性及び機械的強度に優れた
均一なマイカシートを製造することができる。
有する均一なマイカシートの製造方法を提供する。 【構成】 合成フッ素雲母を水中に分散させ、凝集剤を
用いて該合成フッ素雲母を凝集させた後、該合成フッ素
雲母凝集体の固形分濃度を0.01〜5%に希釈して、
湿式抄紙法により抄紙するマイカシートの製造方法。 【効果】 電気絶縁性、耐熱性及び機械的強度に優れた
均一なマイカシートを製造することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気絶縁性、耐熱性及
び機械的強度に優れた均一なマイカシートの製造方法に
関するものである。
び機械的強度に優れた均一なマイカシートの製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、層状ケイ酸塩からなる無機シート
としては、特公昭52−18399号公報記載の合成モ
ンモリロナイトゾルからなる混抄紙、特公昭54−15
043号公報記載のモンモリロナイトゾルに無機繊維を
加えた無機シート、特開昭35−6874号公報記載の
ナトリウム四ケイ素雲母からなるシート、特開昭55−
142539号公報記載の雲母とガラスからなるシー
ト、特開昭53−3918号公報記載のバーミュキュラ
イトからなるシートが開示されている。しかしながら、
これらのシートは、ゾルを塗布もしくは流動展延して製
造されるため、ゾルの流動性と塗布性の両立が困難で、
得られたシートが不均一、薄層化できない、気泡が混入
する、強度が弱い等の問題点を有していた。
としては、特公昭52−18399号公報記載の合成モ
ンモリロナイトゾルからなる混抄紙、特公昭54−15
043号公報記載のモンモリロナイトゾルに無機繊維を
加えた無機シート、特開昭35−6874号公報記載の
ナトリウム四ケイ素雲母からなるシート、特開昭55−
142539号公報記載の雲母とガラスからなるシー
ト、特開昭53−3918号公報記載のバーミュキュラ
イトからなるシートが開示されている。しかしながら、
これらのシートは、ゾルを塗布もしくは流動展延して製
造されるため、ゾルの流動性と塗布性の両立が困難で、
得られたシートが不均一、薄層化できない、気泡が混入
する、強度が弱い等の問題点を有していた。
【0003】一方、天然の雲母を原料としてシートを製
造する場合、天然雲母を水中に分散させて湿式抄紙法に
より製造することは知られているが、天然雲母は本発明
に用いられる合成フッ素雲母と比べて、粒径が大きく、
天然雲母自身の自己結合力が弱いために、得られたシー
トの強度が非常に低下してしまう。更に、強度を補うた
めに接着剤等を添加してシート化した場合は、ある程度
の強度向上は認められるものの、電気絶縁性、耐熱性等
が著しく低下してしまい、強度と電気絶縁性、耐熱性を
共に満足するシートを得ることは非常に困難であった。
造する場合、天然雲母を水中に分散させて湿式抄紙法に
より製造することは知られているが、天然雲母は本発明
に用いられる合成フッ素雲母と比べて、粒径が大きく、
天然雲母自身の自己結合力が弱いために、得られたシー
トの強度が非常に低下してしまう。更に、強度を補うた
めに接着剤等を添加してシート化した場合は、ある程度
の強度向上は認められるものの、電気絶縁性、耐熱性等
が著しく低下してしまい、強度と電気絶縁性、耐熱性を
共に満足するシートを得ることは非常に困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、電気
絶縁性、耐熱性及び機械的強度に優れた、均一なマイカ
シートの製造方法を提供することにある。
絶縁性、耐熱性及び機械的強度に優れた、均一なマイカ
シートの製造方法を提供することにある。
【0005】
【発明を解決するための手段】本発明者らは、前述の問
題点を解決するために鋭意検討した結果、合成フッ素雲
母を水中に分散させ、該分散液中に凝集剤を添加して該
合成フッ素雲母の凝集体を形成させ、次いで、該凝集体
の固形分濃度を0.01%から5%に希釈し、希釈した
液を用いて湿式抄紙法で抄紙することにより、電気絶縁
性、耐熱性及び機械的強度に優れた均一なマイカシート
が製造できることを見い出し、本発明に到達した。
題点を解決するために鋭意検討した結果、合成フッ素雲
母を水中に分散させ、該分散液中に凝集剤を添加して該
合成フッ素雲母の凝集体を形成させ、次いで、該凝集体
の固形分濃度を0.01%から5%に希釈し、希釈した
液を用いて湿式抄紙法で抄紙することにより、電気絶縁
性、耐熱性及び機械的強度に優れた均一なマイカシート
が製造できることを見い出し、本発明に到達した。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。
【0007】本発明のマイカシートは、上記の様に合成
フッ素雲母を水中に分散させ、該分散液中に凝集剤を添
加して該合成フッ素雲母の凝集体を形成させ、次いで、
該凝集体の固形分濃度を0.01%から5%に希釈、希
釈した液を用いて湿式抄紙法により製造される。
フッ素雲母を水中に分散させ、該分散液中に凝集剤を添
加して該合成フッ素雲母の凝集体を形成させ、次いで、
該凝集体の固形分濃度を0.01%から5%に希釈、希
釈した液を用いて湿式抄紙法により製造される。
【0008】本発明に用いられる合成フッ素雲母として
は、熔融法、固相反応法何れの方法で製造された合成フ
ッ素雲母でも全て使用できるが、例えば、特開平2−1
49415号公報に記載されているタルクとケイフッ化
アルカリもしくはフッ化アルカリの混合物を高温で加熱
処理して得られる合成膨潤性フッ素雲母が純度、機械的
強度の点から好ましい。更に、この合成膨潤性フッ素雲
母に、着色、非膨潤性、抗菌性、吸湿性等の様々な機能
を付与するために、合成膨潤性フッ素雲母の層間イオン
が、無機陽イオンでイオン交換された合成フッ素雲母イ
オン交換物を用いてもよい。合成膨潤性フッ素雲母を無
機陽イオンでイオン交換する方法としては、合成膨潤性
フッ素雲母を水に分散させた後、所定の無機陽イオンを
含む溶液を混合、撹拌して得る方法の他に、まず合成膨
潤性フッ素雲母で本発明に記載の方法でシートを作製
し、その後、無機陽イオンを含む水又は有機溶媒中にシ
ートを浸漬して得る方法がある。
は、熔融法、固相反応法何れの方法で製造された合成フ
ッ素雲母でも全て使用できるが、例えば、特開平2−1
49415号公報に記載されているタルクとケイフッ化
アルカリもしくはフッ化アルカリの混合物を高温で加熱
処理して得られる合成膨潤性フッ素雲母が純度、機械的
強度の点から好ましい。更に、この合成膨潤性フッ素雲
母に、着色、非膨潤性、抗菌性、吸湿性等の様々な機能
を付与するために、合成膨潤性フッ素雲母の層間イオン
が、無機陽イオンでイオン交換された合成フッ素雲母イ
オン交換物を用いてもよい。合成膨潤性フッ素雲母を無
機陽イオンでイオン交換する方法としては、合成膨潤性
フッ素雲母を水に分散させた後、所定の無機陽イオンを
含む溶液を混合、撹拌して得る方法の他に、まず合成膨
潤性フッ素雲母で本発明に記載の方法でシートを作製
し、その後、無機陽イオンを含む水又は有機溶媒中にシ
ートを浸漬して得る方法がある。
【0009】本発明に用いられる合成フッ素雲母の平均
粒径としては、特に制限はないが、0.5〜50μmが
好ましく、1〜10μmが更に好ましい。平均粒径が
0.5μm未満の大きさでは、湿式抄紙する際に凝集剤
で凝集させてもワイヤーの目を通過してしまうばかりで
なく、ワイヤーの目に詰まり抄紙機のワイヤーパートで
水が引かずにシートにならない。又、50μmを超えて
大きいと、シートになった場合の粒子間の結合力が十分
でなく、結果として機械的強度が低いシートとなってし
まうばかりでなく、凝集後のフロックの大きさが大きく
なり過ぎ、不均一なシートとなってしまう。
粒径としては、特に制限はないが、0.5〜50μmが
好ましく、1〜10μmが更に好ましい。平均粒径が
0.5μm未満の大きさでは、湿式抄紙する際に凝集剤
で凝集させてもワイヤーの目を通過してしまうばかりで
なく、ワイヤーの目に詰まり抄紙機のワイヤーパートで
水が引かずにシートにならない。又、50μmを超えて
大きいと、シートになった場合の粒子間の結合力が十分
でなく、結果として機械的強度が低いシートとなってし
まうばかりでなく、凝集後のフロックの大きさが大きく
なり過ぎ、不均一なシートとなってしまう。
【0010】本発明に用いられる凝集剤としては、カチ
オン性凝集剤、アニオン性凝集剤のいずれを用いても良
く、カチオン性凝集剤とアニオン性凝集剤を併用して用
いることが更に好ましい。カチオン性凝集剤とアニオン
性凝集剤を併用して用いる場合は、まずアニオン性凝集
剤で弱く凝集させた後、カチオン性凝集剤で強く凝集さ
せる方法が好ましい。カチオン性凝集剤及びアニオン性
凝集剤は各々1種づつを用いても良いが、2種以上を併
用しても良い。
オン性凝集剤、アニオン性凝集剤のいずれを用いても良
く、カチオン性凝集剤とアニオン性凝集剤を併用して用
いることが更に好ましい。カチオン性凝集剤とアニオン
性凝集剤を併用して用いる場合は、まずアニオン性凝集
剤で弱く凝集させた後、カチオン性凝集剤で強く凝集さ
せる方法が好ましい。カチオン性凝集剤及びアニオン性
凝集剤は各々1種づつを用いても良いが、2種以上を併
用しても良い。
【0011】本発明に用いられる凝集剤としては、有機
系凝集剤、無機系凝集剤のいずれを用いても良いが、無
機陽イオンが含まれていない点で有機系凝集剤がより好
ましい。更に、有機系凝集剤の中でも、逆相ポリマーエ
マルジョン型凝集剤が好ましい。本発明で用いられる逆
相ポリマーエマルジョンとは、親水性のモノマーを疎水
性有機分散媒中で乳化重合させた、いわゆる油中水型の
ポリマー分散体である。これら有機系凝集剤は、2種以
上を併用して用いても良い。
系凝集剤、無機系凝集剤のいずれを用いても良いが、無
機陽イオンが含まれていない点で有機系凝集剤がより好
ましい。更に、有機系凝集剤の中でも、逆相ポリマーエ
マルジョン型凝集剤が好ましい。本発明で用いられる逆
相ポリマーエマルジョンとは、親水性のモノマーを疎水
性有機分散媒中で乳化重合させた、いわゆる油中水型の
ポリマー分散体である。これら有機系凝集剤は、2種以
上を併用して用いても良い。
【0012】本発明に用いられる凝集剤の添加量として
は、合成フッ素雲母分散液の濃度、加える凝集剤の種類
により異なるが、一般に合成フッ素雲母に対して0.0
1〜5%が好ましい。ここで、0.01%未満では、合
成フッ素雲母の凝集が十分でなく、5%を超えて多い場
合は、凝集後、再分散してしまう場合がある。
は、合成フッ素雲母分散液の濃度、加える凝集剤の種類
により異なるが、一般に合成フッ素雲母に対して0.0
1〜5%が好ましい。ここで、0.01%未満では、合
成フッ素雲母の凝集が十分でなく、5%を超えて多い場
合は、凝集後、再分散してしまう場合がある。
【0013】本発明における湿式抄造時の合成フッ素雲
母の水分散スラリー濃度としては、0.01〜5%が好
ましい。ここで、スラリー濃度が0.01%未満では、
抄造中での水引きが十分には行なわれず、結果としてシ
ートとならないか、もしくは非常に坪量が少ないシート
しかできない。又、5%を超えて高い場合には、スラリ
ーの流動性が悪くなり、非常に不均一なシートしかでき
ない。
母の水分散スラリー濃度としては、0.01〜5%が好
ましい。ここで、スラリー濃度が0.01%未満では、
抄造中での水引きが十分には行なわれず、結果としてシ
ートとならないか、もしくは非常に坪量が少ないシート
しかできない。又、5%を超えて高い場合には、スラリ
ーの流動性が悪くなり、非常に不均一なシートしかでき
ない。
【0014】合成フッ素雲母のスラリー濃度の調整方法
としては、調整タンクで合成フッ素雲母を凝集させた
後、チェストタンクにて所定の濃度に調整する方法、調
整タンク又はチェストタンクで合成フッ素雲母を凝集さ
せた後、チェストタンクからヘッドボックスの間で水を
添加することにより所定の濃度に調整する方法、等の方
法が考えられるが、何れの方法でもよく、特に調整方法
に制限はない。
としては、調整タンクで合成フッ素雲母を凝集させた
後、チェストタンクにて所定の濃度に調整する方法、調
整タンク又はチェストタンクで合成フッ素雲母を凝集さ
せた後、チェストタンクからヘッドボックスの間で水を
添加することにより所定の濃度に調整する方法、等の方
法が考えられるが、何れの方法でもよく、特に調整方法
に制限はない。
【0015】本発明における合成フッ素雲母のスラリー
中には、必要に応じて、無機顔料、無機繊維、無機バイ
ンダー、有機顔料、有機染料、有機繊維、有機バインダ
ー、界面活性剤、帯電防止剤、酸化防止剤、消泡剤等の
添加剤を加えてもよい。
中には、必要に応じて、無機顔料、無機繊維、無機バイ
ンダー、有機顔料、有機染料、有機繊維、有機バインダ
ー、界面活性剤、帯電防止剤、酸化防止剤、消泡剤等の
添加剤を加えてもよい。
【0016】本発明における湿式抄紙については、通常
の抄造法に従えばよいが、例えば、用いる抄紙機として
は、長網抄紙機、丸網抄紙機、2種以上を組み合わせた
コンビネーションマシーン、傾斜型抄紙機等が用いられ
る。
の抄造法に従えばよいが、例えば、用いる抄紙機として
は、長網抄紙機、丸網抄紙機、2種以上を組み合わせた
コンビネーションマシーン、傾斜型抄紙機等が用いられ
る。
【0017】本発明におるマイカシートの坪量として
は、20〜300g/m2が好ましい。マイカシートの
坪量が20g/m2未満の場合、湿式抄紙法では均一な
シートを得ることが困難で、坪量が300g/m2を超
えて多い場合は、シートの柔軟性が失われてボード状に
なってしまう。
は、20〜300g/m2が好ましい。マイカシートの
坪量が20g/m2未満の場合、湿式抄紙法では均一な
シートを得ることが困難で、坪量が300g/m2を超
えて多い場合は、シートの柔軟性が失われてボード状に
なってしまう。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳しく説明する
が、本発明の内容は実施例に限られるものではない。な
お、部とあるのは重量部を意味する。
が、本発明の内容は実施例に限られるものではない。な
お、部とあるのは重量部を意味する。
【0019】実施例及び比較例により得られたマイカシ
ートの物性は、以下の方法により測定した。又、その結
果を表1に示した。
ートの物性は、以下の方法により測定した。又、その結
果を表1に示した。
【0020】[引っ張り強度]引っ張り強度は、JIS
−P8116に規定された方法に準拠して、テンシロン
試験機を用いて行った。尚、サンプルの幅は25mmと
した。
−P8116に規定された方法に準拠して、テンシロン
試験機を用いて行った。尚、サンプルの幅は25mmと
した。
【0021】[伸び]伸びは、JIS−P8132に規
定された方法に準拠して、テンシロン試験機を用いて行
った。
定された方法に準拠して、テンシロン試験機を用いて行
った。
【0022】[絶縁破壊強度]絶縁破壊強度は、AST
M−D149に規定された方法に準拠し、絶縁破壊強度
測定装置を用いて行った。
M−D149に規定された方法に準拠し、絶縁破壊強度
測定装置を用いて行った。
【0023】[難燃性]難燃性は、JIS−L1091
に規定された方法(A−4法、垂直法)に準拠し、燃焼
試験装置を用いて行った。
に規定された方法(A−4法、垂直法)に準拠し、燃焼
試験装置を用いて行った。
【0024】実施例1 合成膨潤性フッ素雲母(コープケミカル社製)1%水分
散液98部に、アニオン性ポリアクリルアミド凝集剤
0.1%水溶液2部を静かに加え混合、撹拌した。撹拌
時には、合成膨潤性フッ素雲母の大きなフロック状の凝
集体ができるように撹拌を調整し、強撹拌によるフロッ
クの破壊が起きないように注意した。次に、水を加え
て、合成膨潤性フッ素雲母の固形分濃度が0.02%に
なるように調整して、合成膨潤性フッ素雲母の抄紙用ス
ラリーを得た。このスラリーを用いて、長網抄紙機によ
り、坪量100g/m2のマイカシートを作製した。
散液98部に、アニオン性ポリアクリルアミド凝集剤
0.1%水溶液2部を静かに加え混合、撹拌した。撹拌
時には、合成膨潤性フッ素雲母の大きなフロック状の凝
集体ができるように撹拌を調整し、強撹拌によるフロッ
クの破壊が起きないように注意した。次に、水を加え
て、合成膨潤性フッ素雲母の固形分濃度が0.02%に
なるように調整して、合成膨潤性フッ素雲母の抄紙用ス
ラリーを得た。このスラリーを用いて、長網抄紙機によ
り、坪量100g/m2のマイカシートを作製した。
【0025】作製したマイカシートの物性を測定し、表
1にその結果を示した。又、フッ素雲母抄紙時のワイヤ
ー上での脱離及び水引き性を観察したが、ワイヤー上で
の脱離がやや多く、水引きもやや悪かった。
1にその結果を示した。又、フッ素雲母抄紙時のワイヤ
ー上での脱離及び水引き性を観察したが、ワイヤー上で
の脱離がやや多く、水引きもやや悪かった。
【0026】実施例2 凝集剤として、アニオン性逆相ポリマーエマルジョンを
用いた以外は、全て実施例1と同様にしてマイカシート
を作製した。実施例1と同様にマイカシートの物性を測
定し、表1にその結果を示した。又、フッ素雲母抄紙時
のワイヤー上での脱離及び水引き性を観察したが、ワイ
ヤー上での脱離は問題無かったが、水引きが悪かった。
用いた以外は、全て実施例1と同様にしてマイカシート
を作製した。実施例1と同様にマイカシートの物性を測
定し、表1にその結果を示した。又、フッ素雲母抄紙時
のワイヤー上での脱離及び水引き性を観察したが、ワイ
ヤー上での脱離は問題無かったが、水引きが悪かった。
【0027】実施例3 合成フッ素雲母の抄紙用スラリーの濃度を1%にした以
外は、全て実施例2と同様にしてマイカシートを作製し
た。実施例1と同様にマイカシートの物性を測定し、表
1にその結果を示した。又、フッ素雲母抄紙時のワイヤ
ー上での脱離及び水引き性を観察したが、ワイヤー上で
の脱離は問題無かったが、水引きがやや悪かった。
外は、全て実施例2と同様にしてマイカシートを作製し
た。実施例1と同様にマイカシートの物性を測定し、表
1にその結果を示した。又、フッ素雲母抄紙時のワイヤ
ー上での脱離及び水引き性を観察したが、ワイヤー上で
の脱離は問題無かったが、水引きがやや悪かった。
【0028】実施例4 合成フッ素雲母の抄紙用スラリーの濃度を4.5%にし
た以外は、全て実施例2と同様にしてマイカシートを作
製した。実施例1と同様にマイカシートの物性を測定
し、表1にその結果を示した。又、フッ素雲母抄紙時の
ワイヤー上での脱離及び水引き性を観察したが、ワイヤ
ー上での脱離は問題無かったが、水引きがやや悪かっ
た。
た以外は、全て実施例2と同様にしてマイカシートを作
製した。実施例1と同様にマイカシートの物性を測定
し、表1にその結果を示した。又、フッ素雲母抄紙時の
ワイヤー上での脱離及び水引き性を観察したが、ワイヤ
ー上での脱離は問題無かったが、水引きがやや悪かっ
た。
【0029】実施例5 合成膨潤性フッ素雲母(コープケミカル社製)1%水分
散液100部に、アニオン性逆相ポリマーエマルジョン
型凝集剤0.1%液2部を静かに加え、混合、撹拌し
た。更に、カチオン性逆相ポリマーエマルジョン型凝集
剤0.1%液15部を静かに加え、混合、撹拌した。撹
拌時には、合成膨潤性フッ素雲母の大きなフロック状の
凝集体ができるように撹拌を調整し、強撹拌によるフロ
ックの破壊が起きないように注意した。次に、水を加え
て合成膨潤性フッ素雲母の固形分濃度が0.8%になる
ように調整して、合成膨潤性フッ素雲母の抄紙用スラリ
ーを得た。このスラリーを用いて、長網抄紙機により、
坪量100g/m2のマイカシートを作製した。
散液100部に、アニオン性逆相ポリマーエマルジョン
型凝集剤0.1%液2部を静かに加え、混合、撹拌し
た。更に、カチオン性逆相ポリマーエマルジョン型凝集
剤0.1%液15部を静かに加え、混合、撹拌した。撹
拌時には、合成膨潤性フッ素雲母の大きなフロック状の
凝集体ができるように撹拌を調整し、強撹拌によるフロ
ックの破壊が起きないように注意した。次に、水を加え
て合成膨潤性フッ素雲母の固形分濃度が0.8%になる
ように調整して、合成膨潤性フッ素雲母の抄紙用スラリ
ーを得た。このスラリーを用いて、長網抄紙機により、
坪量100g/m2のマイカシートを作製した。
【0030】実施例1と同様にマイカシートの物性を測
定し、表1にその結果を示した。又、フッ素雲母抄紙時
のワイヤー上での脱離及び水引き性を観察したが、ワイ
ヤー上での脱離、水引きは共に問題無かった。
定し、表1にその結果を示した。又、フッ素雲母抄紙時
のワイヤー上での脱離及び水引き性を観察したが、ワイ
ヤー上での脱離、水引きは共に問題無かった。
【0031】比較例1 合成フッ素雲母の抄紙用スラリーの調整に凝集剤を全く
用いなかった以外は、全て実施例1と同様にしてマイカ
シートを作製したが、合成フッ素雲母は抄紙時に全てワ
イヤーを通過してしまい、マイカシート化することは不
可能であった。
用いなかった以外は、全て実施例1と同様にしてマイカ
シートを作製したが、合成フッ素雲母は抄紙時に全てワ
イヤーを通過してしまい、マイカシート化することは不
可能であった。
【0032】比較例2 合成フッ素雲母の抄紙用スラリーの濃度を0.005%
にした以外は、全て実施例1と同様にしてマイカシート
を作製した。作製したマイカシートは、ピンホールが多
く、良好なマイカシートとはいえなかった。実施例と同
様にマイカシートの物性を測定し、表1にその結果を示
した。又、フッ素雲母抄紙時のワイヤー上での脱離及び
水引き性を観察したが、合成フッ素雲母のワイヤー上で
の脱離が多くマイカシート化が困難であった。
にした以外は、全て実施例1と同様にしてマイカシート
を作製した。作製したマイカシートは、ピンホールが多
く、良好なマイカシートとはいえなかった。実施例と同
様にマイカシートの物性を測定し、表1にその結果を示
した。又、フッ素雲母抄紙時のワイヤー上での脱離及び
水引き性を観察したが、合成フッ素雲母のワイヤー上で
の脱離が多くマイカシート化が困難であった。
【0033】比較例3 合成フッ素雲母の抄紙用スラリーの濃度を6%にした以
外は、全て実施例1と同様にしてマイカシートを作製し
たが、合成フッ素雲母の抄紙用スラリーの粘度が非常に
高く、均一にワイヤー上にスラリーを出すことができ
ず、マイカシート化することは不可能であった。
外は、全て実施例1と同様にしてマイカシートを作製し
たが、合成フッ素雲母の抄紙用スラリーの粘度が非常に
高く、均一にワイヤー上にスラリーを出すことができ
ず、マイカシート化することは不可能であった。
【0034】
【表1】
【0035】
【発明の効果】本発明のマイカシートの製造方法によ
り、電気絶縁性、耐熱性及び機械的強度に優れた均一な
マイカシートを製造することが出来る。
り、電気絶縁性、耐熱性及び機械的強度に優れた均一な
マイカシートを製造することが出来る。
Claims (4)
- 【請求項1】 合成フッ素雲母を水中に分散させ、該分
散液中に凝集剤を添加して該合成フッ素雲母の凝集体を
形成させ、次いで、該凝集体の固形分濃度を0.01〜
5%に希釈し、希釈した液を用いて湿式抄紙法により抄
紙することを特徴とするマイカシートの製造方法。 - 【請求項2】 凝集剤が、アニオン性又はカチオン性の
凝集剤の少なくとも1種以上からなることを特徴とする
マイカシートの製造方法。 - 【請求項3】 凝集剤が、アニオン性又はカチオン性の
逆相ポリマーエマルジョンであることを特徴とするマイ
カシートの製造方法。 - 【請求項4】 凝集剤が、アニオン性逆相ポリマーエマ
ルジョン及びカチオン性逆相ポリマーエマルジョンをそ
れぞれ少なくとも1種以上併用してなるものであること
を特徴とするマイカシートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5221554A JPH0773766A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | マイカシートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5221554A JPH0773766A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | マイカシートの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0773766A true JPH0773766A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=16768545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5221554A Pending JPH0773766A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | マイカシートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0773766A (ja) |
-
1993
- 1993-09-07 JP JP5221554A patent/JPH0773766A/ja active Pending
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