JPH0773777B2 - 複層鋼連続鋳造における制御方法 - Google Patents
複層鋼連続鋳造における制御方法Info
- Publication number
- JPH0773777B2 JPH0773777B2 JP3729890A JP3729890A JPH0773777B2 JP H0773777 B2 JPH0773777 B2 JP H0773777B2 JP 3729890 A JP3729890 A JP 3729890A JP 3729890 A JP3729890 A JP 3729890A JP H0773777 B2 JPH0773777 B2 JP H0773777B2
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- Japan
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- injection amount
- outer layer
- molten steel
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複層鋼の連続鋳造操業において、鋳片品質向上
と操業安定のため、外層凝固レベルである1次メニスカ
スレベル、および内層凝固レベルである2次メニスカス
レベルを設定値へ安定させ、さらにモールドの湯面レベ
ルを制御する技術に関する。
と操業安定のため、外層凝固レベルである1次メニスカ
スレベル、および内層凝固レベルである2次メニスカス
レベルを設定値へ安定させ、さらにモールドの湯面レベ
ルを制御する技術に関する。
従来の技術 従来、複層鋼の連続鋳造操業における湯面レベル制御
は、人手によるストッパ開閉により行っていた。
は、人手によるストッパ開閉により行っていた。
このため湯面レベル変動や注入比変動による、外層凝固
レベルである1次メニスカスレベルや、内層凝固レベル
である2次メニスカスレベル変動のために起こる、内外
層溶鋼混合による遷移層の形成と、内外層鋳造成分拡散
や鋳片性状悪化およびノズル詰まり等、品質管理、操業
管理上問題があった。
レベルである1次メニスカスレベルや、内層凝固レベル
である2次メニスカスレベル変動のために起こる、内外
層溶鋼混合による遷移層の形成と、内外層鋳造成分拡散
や鋳片性状悪化およびノズル詰まり等、品質管理、操業
管理上問題があった。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は複層鋼連続鋳造操業において、内外層溶
鋼の混合を抑制するための直流磁界が印加されたレベル
に内外層溶鋼の境界面を安定させ、内外層の混合抑制効
果を最大に発揮させつつ、モールド湯面レベルを設定値
へ制御し、内外層境界の明瞭で高品質な鋳片を安定して
鋳造する制御方法を提案することにある。
鋼の混合を抑制するための直流磁界が印加されたレベル
に内外層溶鋼の境界面を安定させ、内外層の混合抑制効
果を最大に発揮させつつ、モールド湯面レベルを設定値
へ制御し、内外層境界の明瞭で高品質な鋳片を安定して
鋳造する制御方法を提案することにある。
課題を解決するための手段 本発明による方法では、前記課題を解決するための手段
として、内外層の注入量計測制御によるモールド湯面レ
ベル制御方法を提案する。
として、内外層の注入量計測制御によるモールド湯面レ
ベル制御方法を提案する。
すなわち内層、外層の注入量比を常に一定に保ちつつ、
内層、外層の注入量の和(全注入量)の操作によりモー
ルド湯面レベルを制御する。
内層、外層の注入量の和(全注入量)の操作によりモー
ルド湯面レベルを制御する。
または内層注入量を外層厚みと引き抜き速度より決定さ
れる注入量を制御しつつ、湯面レベル制御は外層注入量
操作により行う。
れる注入量を制御しつつ、湯面レベル制御は外層注入量
操作により行う。
作用 複層鋼の連続鋳造プロセスにおいて、外層凝固レベルで
ある1次メニスカスレベル、内層凝固レベルである2次
メニスカスレベルおよびモールド湯面レベルは、内外層
溶鋼注入比、鋳片引き抜き速度、溶鋼の凝固速度、直流
磁界印加レベルにより決定される。
ある1次メニスカスレベル、内層凝固レベルである2次
メニスカスレベルおよびモールド湯面レベルは、内外層
溶鋼注入比、鋳片引き抜き速度、溶鋼の凝固速度、直流
磁界印加レベルにより決定される。
この複層鋼連続鋳造操業において、鋳片の品質は上記メ
ニスカスレベルの変動により大きく左右される。
ニスカスレベルの変動により大きく左右される。
すなわち内外層溶鋼の接触している境界面が混合抑制の
ため直流磁界を印加しているレベルから外れると、直流
磁界印加による溶鋼混合抑制の効果が減じられ、内外層
溶鋼の成分混合が進み、目標とする溶鋼成分での鋳造は
不可能となる。また、鋳造操業中の湯面レベル変動は、
鋳片性状に悪影響を与える事が知られている。
ため直流磁界を印加しているレベルから外れると、直流
磁界印加による溶鋼混合抑制の効果が減じられ、内外層
溶鋼の成分混合が進み、目標とする溶鋼成分での鋳造は
不可能となる。また、鋳造操業中の湯面レベル変動は、
鋳片性状に悪影響を与える事が知られている。
以上の事により外層凝固レベルである1次メニスカスレ
ベル、内層凝固レベルである2次メニスカスレベルおよ
びモールド湯面レベルの設定値への安定は、品質管理上
重要な課題である。
ベル、内層凝固レベルである2次メニスカスレベルおよ
びモールド湯面レベルの設定値への安定は、品質管理上
重要な課題である。
そこで、本発明者らは外層凝固レベルである1次メニス
カスレベル、または内層凝固レベルである2次メニスカ
スレベルの計測による、フィードバック制御を前提とし
て、外層凝固レベルである1次メニスカスレベルおよび
内層凝固レベルである2次メニスカスレベルの可観測性
の検討を行った結果以下の知見を得た。
カスレベル、または内層凝固レベルである2次メニスカ
スレベルの計測による、フィードバック制御を前提とし
て、外層凝固レベルである1次メニスカスレベルおよび
内層凝固レベルである2次メニスカスレベルの可観測性
の検討を行った結果以下の知見を得た。
外層凝固レベルである1次メニスカスレベルおよび内層
凝固レベルである2次メニスカスレベルは不可観測であ
る。また、現在の計測技術では、溶鋼湯面下のメニスカ
スレベルを直接計測することは不可能である。
凝固レベルである2次メニスカスレベルは不可観測であ
る。また、現在の計測技術では、溶鋼湯面下のメニスカ
スレベルを直接計測することは不可能である。
以上の事より、外層凝固レベルである1次メニスカスレ
ベル、または内層凝固レベルである2次メニスカスレベ
ルのフィードバック制御を前提とした制御系の設計は不
可能である。
ベル、または内層凝固レベルである2次メニスカスレベ
ルのフィードバック制御を前提とした制御系の設計は不
可能である。
これより計測制御可能な溶鋼注入量操作による湯面レベ
ル制御方法を検討し、内層、外層の注入量比一定でかつ
内層、外層の注入量の和(全注入量)の操作によるモー
ルド湯面レベル制御における、外層凝固レベルである1
次メニスカスレベルおよび内層凝固レベルである2次メ
ニスカスレベルの安定性を、数値計算によるシュミレー
ションにより検討した結果、湯面レベルが変動する外乱
を加えた場合でも、本制御法では外層凝固レベルである
1次メニスカスレベル、および内層凝固レベルである2
次メニスカスレベルは、設定値に収束することが確認さ
れた。
ル制御方法を検討し、内層、外層の注入量比一定でかつ
内層、外層の注入量の和(全注入量)の操作によるモー
ルド湯面レベル制御における、外層凝固レベルである1
次メニスカスレベルおよび内層凝固レベルである2次メ
ニスカスレベルの安定性を、数値計算によるシュミレー
ションにより検討した結果、湯面レベルが変動する外乱
を加えた場合でも、本制御法では外層凝固レベルである
1次メニスカスレベル、および内層凝固レベルである2
次メニスカスレベルは、設定値に収束することが確認さ
れた。
このため複層鋼の連続鋳造における制御方法として、内
層溶鋼注入量および外層溶鋼注入量の比を一定値に保ち
つつ、内層、外層の注入量の和(全注入量)の操作によ
るモールド湯面レベルの制御、または内層注入量を設定
値に保ちつつ外層注入量操作によるモールド湯面レベル
を制御する方法を適用すると、外層凝固レベルである1
次メニスカスレベルおよび内層凝固レベルである2次メ
ニスカスレベルは設定値に収束させることが可能とな
り、内外層の明瞭に分離された複層鋼を連続、安定して
鋳造することが可能となる。
層溶鋼注入量および外層溶鋼注入量の比を一定値に保ち
つつ、内層、外層の注入量の和(全注入量)の操作によ
るモールド湯面レベルの制御、または内層注入量を設定
値に保ちつつ外層注入量操作によるモールド湯面レベル
を制御する方法を適用すると、外層凝固レベルである1
次メニスカスレベルおよび内層凝固レベルである2次メ
ニスカスレベルは設定値に収束させることが可能とな
り、内外層の明瞭に分離された複層鋼を連続、安定して
鋳造することが可能となる。
実施例 以下図面を参照しながら本発明の実施例について説明す
る。
る。
第1図は複層鋳片連続鋳造設備の制御系に本発明の制御
方法を適用した処理フローを示したものである。
方法を適用した処理フローを示したものである。
目標とする外層の凝固厚および鋳片の引き抜き速度よ
り、湯面レベル、内層溶鋼および外層溶鋼の注入比が決
定される。
り、湯面レベル、内層溶鋼および外層溶鋼の注入比が決
定される。
湯面レベル計で測定したモールド湯面レベルと目標湯面
レベルの偏差により、湯面レベルをPID制御により目標
とする全注入量を決定する。この目標全注入量を操業条
件として設定されている内層、外層注入比に従い、内
層、外層の目標注入量に分割する。
レベルの偏差により、湯面レベルをPID制御により目標
とする全注入量を決定する。この目標全注入量を操業条
件として設定されている内層、外層注入比に従い、内
層、外層の目標注入量に分割する。
内層、外層の目標注入量と、内層、外層で各々適応推定
した注入量の偏差から、PID制御により目標とする注入
量を算出し、ストッパ開度を決定する。
した注入量の偏差から、PID制御により目標とする注入
量を算出し、ストッパ開度を決定する。
流量計測制御方法は以下の手順で行う。作動トランスに
より計測したストッパ開度と、羽口、ストッパ形状より
溶鋼がノズルへ注入する面積S(mm2)を幾何学的に算
出する。
より計測したストッパ開度と、羽口、ストッパ形状より
溶鋼がノズルへ注入する面積S(mm2)を幾何学的に算
出する。
またタンディッシュに取り付けたロードセル出力より、
タンディッシュ内の溶鋼重量を計測し、溶鋼密度および
タンディッシュ内形状から溶鋼ヘッドh(mm)を算出す
る。
タンディッシュ内の溶鋼重量を計測し、溶鋼密度および
タンディッシュ内形状から溶鋼ヘッドh(mm)を算出す
る。
ノズル形状や溶鋼粘性等によるノズル流量係数Cの設定
は、操業開始時は過去の実験値および操業実績での値を
初期操業条件として設定する。
は、操業開始時は過去の実験値および操業実績での値を
初期操業条件として設定する。
この時、羽口付近での溶鋼流速V(mm/sec)は、タンデ
ィッシュ内溶鋼ヘッドh、ノズル流量係数Cより(1)
式で表わされる。
ィッシュ内溶鋼ヘッドh、ノズル流量係数Cより(1)
式で表わされる。
ノズルより注入される溶鋼流量Q(mm3/sec)は(2)
式で算出できる。
式で算出できる。
Q=S・V ・・・(2) 流量係数Cは、適当なサンプリング時間(120sec)毎に
モードセル変化から求められる流量実績により、逐次形
最小2乗法により同定を行い、次のサンプリング時間に
おける流量推定制御での流量係数として制御系に取入
れ、流量推定フィードバック制御を行う。
モードセル変化から求められる流量実績により、逐次形
最小2乗法により同定を行い、次のサンプリング時間に
おける流量推定制御での流量係数として制御系に取入
れ、流量推定フィードバック制御を行う。
発明の効果 以上、述べたように本発明によれば複層鋼の連続鋳造に
おいて、内外層境界が明瞭で品質の優れた鋳片を安定し
て製造することが可能となる。
おいて、内外層境界が明瞭で品質の優れた鋳片を安定し
て製造することが可能となる。
この制御方法の期待される効果は、複層鋼連続鋳造操業
自動化による操業安定と運転要員の合理化のみならず、
鋳片品質の高級化および高品質な複層鋼の産業分野への
適用範囲拡大による効果を考えると計り知れない程大き
な効果が期待できる。
自動化による操業安定と運転要員の合理化のみならず、
鋳片品質の高級化および高品質な複層鋼の産業分野への
適用範囲拡大による効果を考えると計り知れない程大き
な効果が期待できる。
第1図は本発明方法に従った複層鋼連続鋳造湯面レベル
制御の処理フローの1例を示す図である。 第2図は複層鋼の連続鋳造操業の状態図である。 dr……内外層目標凝固厚、vr……目標引き抜き速度(mm
/sec)、hr……目標湯面レベル(mm)、qAr……目標内
層溶鋼注入量(mm3/sec)、qBr……目標外層溶鋼注入量
(mm3/sec)、qA……内層注入量(mm3/sec)、qB……外
層注入量(mm3/sec)、 h……モールド湯面レベル(mm)、1……レードル(内
層)、2レードル(外層)、3……ロードセル、4……
タンディッシュ(内層)、5……タンディッシュ(外
層)、6……モールド、7……電磁ブレーキ。
制御の処理フローの1例を示す図である。 第2図は複層鋼の連続鋳造操業の状態図である。 dr……内外層目標凝固厚、vr……目標引き抜き速度(mm
/sec)、hr……目標湯面レベル(mm)、qAr……目標内
層溶鋼注入量(mm3/sec)、qBr……目標外層溶鋼注入量
(mm3/sec)、qA……内層注入量(mm3/sec)、qB……外
層注入量(mm3/sec)、 h……モールド湯面レベル(mm)、1……レードル(内
層)、2レードル(外層)、3……ロードセル、4……
タンディッシュ(内層)、5……タンディッシュ(外
層)、6……モールド、7……電磁ブレーキ。
Claims (1)
- 【請求項1】複層鋼の連続鋳造操業において、内層溶鋼
注入量および外層溶鋼注入量の比を一定値に保ちつつ、
前記内層溶鋼注入量と前記外層溶鋼注入量との和(全注
入量)の操作によりモールド湯面レベルを制御する、ま
たは内層注入量を設定値に保ちつつ、外層注入量の操作
によりモールド湯面レベルを制御することにより、外層
凝固レベルである1次メニスカスレベルおよび内層凝固
レベルである2次メニスカスレベルおよびモールド湯面
レベルを設定値に安定させることを特徴とする複層鋼連
続鋳造における制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3729890A JPH0773777B2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 複層鋼連続鋳造における制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3729890A JPH0773777B2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 複層鋼連続鋳造における制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03243262A JPH03243262A (ja) | 1991-10-30 |
| JPH0773777B2 true JPH0773777B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=12493799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3729890A Expired - Lifetime JPH0773777B2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 複層鋼連続鋳造における制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0773777B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05318029A (ja) * | 1992-05-14 | 1993-12-03 | Nippon Steel Corp | 複層比の安定した複層鋼の連続鋳造法 |
| TW202015829A (zh) | 2018-06-08 | 2020-05-01 | 日商日本製鐵股份有限公司 | 複層鑄片之連續鑄造處理的控制方法、裝置及程式 |
-
1990
- 1990-02-20 JP JP3729890A patent/JPH0773777B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03243262A (ja) | 1991-10-30 |
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