JPH0773979A - 蛍光ランプ点灯装置 - Google Patents
蛍光ランプ点灯装置Info
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- JPH0773979A JPH0773979A JP5218367A JP21836793A JPH0773979A JP H0773979 A JPH0773979 A JP H0773979A JP 5218367 A JP5218367 A JP 5218367A JP 21836793 A JP21836793 A JP 21836793A JP H0773979 A JPH0773979 A JP H0773979A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価な構成にて蛍光ランプをばらつきの小さ
い1回のパルス電圧でより確実に始動させる。 【構成】 交流電源1に接続された安定器2と一対の予
熱電極4,5を有する蛍光ランプ3との直列回路と、蛍
光ランプ3の非電源側予熱電極間にダイオード6を介し
てコレクタとエミッタを接続したトランジスタ7と、ト
ランジスタ7のコレクタに直列に接続した抵抗20と、
抵抗20に発生する電圧とトランジスタ7のコレクタ−
エミッタ間の電圧との加算電圧で動作する抵抗8,9お
よび電解コンデンサからなるコンデンサ10で構成され
たタイマ回路11と、タイマ回路11のコンデンサ10
の電圧と抵抗9に発生する電圧との加算電圧にてトラン
ジスタ7をスイッチングするサイリスタ12,ツェナー
ダイオード13および抵抗14からなるトランジスタベ
ース駆動制御手段15とを備えている。
い1回のパルス電圧でより確実に始動させる。 【構成】 交流電源1に接続された安定器2と一対の予
熱電極4,5を有する蛍光ランプ3との直列回路と、蛍
光ランプ3の非電源側予熱電極間にダイオード6を介し
てコレクタとエミッタを接続したトランジスタ7と、ト
ランジスタ7のコレクタに直列に接続した抵抗20と、
抵抗20に発生する電圧とトランジスタ7のコレクタ−
エミッタ間の電圧との加算電圧で動作する抵抗8,9お
よび電解コンデンサからなるコンデンサ10で構成され
たタイマ回路11と、タイマ回路11のコンデンサ10
の電圧と抵抗9に発生する電圧との加算電圧にてトラン
ジスタ7をスイッチングするサイリスタ12,ツェナー
ダイオード13および抵抗14からなるトランジスタベ
ース駆動制御手段15とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、予熱電極を有する蛍
光ランプを点灯させるための半導体スイッチ素子を利用
した蛍光ランプ点灯装置に関するものである。
光ランプを点灯させるための半導体スイッチ素子を利用
した蛍光ランプ点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、蛍光ランプの始動装置としては、
グロースタータが主として用いられていたが、これは、
始動時間が長い、寿命が短い等の欠点がある。最近、半
導体スイッチ素子を利用した始動装置が開発されている
が、高価で需要が限られていた。このために、半導体ス
イッチ素子を用いた始動装置で安価な回路装置の開発が
望まれている。上記要請に基づいて安価なトランジスタ
を半導体スイッチ素子として用いた図4に示すような回
路が提案されている(特開平3−252096号公報参
照)。
グロースタータが主として用いられていたが、これは、
始動時間が長い、寿命が短い等の欠点がある。最近、半
導体スイッチ素子を利用した始動装置が開発されている
が、高価で需要が限られていた。このために、半導体ス
イッチ素子を用いた始動装置で安価な回路装置の開発が
望まれている。上記要請に基づいて安価なトランジスタ
を半導体スイッチ素子として用いた図4に示すような回
路が提案されている(特開平3−252096号公報参
照)。
【0003】図4において、この蛍光ランプ点灯装置
は、交流電源1に接続された安定器2と一対の予熱電極
4,5を有する蛍光ランプ3との直列回路を備えるとと
もに、蛍光ランプ3の非電源側予熱電極間にダイオード
6を介して抵抗20とトランジスタ7のコレクタ−エミ
ッタとの直列回路が接続されている。トランジスタ7の
ベースには、抵抗14を介してダイオード6が接続され
ており、また抵抗8とコンデンサ10とから構成された
タイマ回路によって制御されるサイリスタ12がトラン
ジスタ7のベース−エミッタ間に接続されている。コン
デンサ10はツェナーダイオード13および抵抗21を
介してサイリスタ12のゲート回路に接続されている。
蛍光ランプ3の非電源側予熱電極間には、雑音防止コン
デンサ19が接続されている。
は、交流電源1に接続された安定器2と一対の予熱電極
4,5を有する蛍光ランプ3との直列回路を備えるとと
もに、蛍光ランプ3の非電源側予熱電極間にダイオード
6を介して抵抗20とトランジスタ7のコレクタ−エミ
ッタとの直列回路が接続されている。トランジスタ7の
ベースには、抵抗14を介してダイオード6が接続され
ており、また抵抗8とコンデンサ10とから構成された
タイマ回路によって制御されるサイリスタ12がトラン
ジスタ7のベース−エミッタ間に接続されている。コン
デンサ10はツェナーダイオード13および抵抗21を
介してサイリスタ12のゲート回路に接続されている。
蛍光ランプ3の非電源側予熱電極間には、雑音防止コン
デンサ19が接続されている。
【0004】つぎに、このように構成された蛍光ランプ
点灯装置の動作について説明する。交流電源1が投入さ
れると、電源電圧が正のサイクルの時、トランジスタ7
のベースには抵抗14を介してベース電流が供給される
ために、交流電源1からダイオード6を介してコレクタ
電流が流れる。このように予熱電流が半波流れて蛍光ラ
ンプ3の予熱電極4,5を予熱していき、タイマ回路に
て設定された時間に達すると、タイマ回路によってサイ
リスタ12のゲートにコンデンサ10の電荷がツェナー
ダイオード13および抵抗21を通じて流れ、サイリス
タ12がオンする。その結果、トランジスタ7のコレク
タ電流がオフされるために、安定器2のインダクタンス
によるパルス電圧が発生し、蛍光ランプ3が点灯する。
点灯装置の動作について説明する。交流電源1が投入さ
れると、電源電圧が正のサイクルの時、トランジスタ7
のベースには抵抗14を介してベース電流が供給される
ために、交流電源1からダイオード6を介してコレクタ
電流が流れる。このように予熱電流が半波流れて蛍光ラ
ンプ3の予熱電極4,5を予熱していき、タイマ回路に
て設定された時間に達すると、タイマ回路によってサイ
リスタ12のゲートにコンデンサ10の電荷がツェナー
ダイオード13および抵抗21を通じて流れ、サイリス
タ12がオンする。その結果、トランジスタ7のコレク
タ電流がオフされるために、安定器2のインダクタンス
によるパルス電圧が発生し、蛍光ランプ3が点灯する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の蛍光ランプ点灯装置では、タイマ回路にて設定され
た時間に達するタイミングは、コンデンサ10の電圧が
ツェナーダイオード13のツェナー電圧とサイリスタ1
2のターンオンに要するゲート−カソード間電圧との加
算値を超えた付近の電圧になる時であり、ツェナー電圧
やコンデンサの静電容量等のばらつきや変化等によって
ばらつく。そのため、パルス電圧をいつも所定の交流電
源位相で発生させることは難しく、交流電源位相に応じ
た蛍光ランプ3両端の電圧・電流値の小さい時にトラン
ジスタ7をターンオフしてしまうことがあり、この時に
は、パルス電圧が小さいために、蛍光ランプ3を始動で
きないという問題があった。
来の蛍光ランプ点灯装置では、タイマ回路にて設定され
た時間に達するタイミングは、コンデンサ10の電圧が
ツェナーダイオード13のツェナー電圧とサイリスタ1
2のターンオンに要するゲート−カソード間電圧との加
算値を超えた付近の電圧になる時であり、ツェナー電圧
やコンデンサの静電容量等のばらつきや変化等によって
ばらつく。そのため、パルス電圧をいつも所定の交流電
源位相で発生させることは難しく、交流電源位相に応じ
た蛍光ランプ3両端の電圧・電流値の小さい時にトラン
ジスタ7をターンオフしてしまうことがあり、この時に
は、パルス電圧が小さいために、蛍光ランプ3を始動で
きないという問題があった。
【0006】この発明は蛍光ランプを1回の始動パルス
でより確実に始動することができ、しかも構成が簡単な
蛍光ランプ点灯装置を提供することを目的とする。
でより確実に始動することができ、しかも構成が簡単な
蛍光ランプ点灯装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の蛍光ランプ点
灯装置は、交流電源に接続される安定器と予熱電極付蛍
光ランプとの直列回路と、蛍光ランプの非電源側予熱電
極間にダイオードを介してコレクタとエミッタを接続し
たトランジスタと、トランジスタのコレクタ側線路に挿
入接続した抵抗と、この抵抗に発生する電圧とトランジ
スタのコレクタ−エミッタ間電圧との加算電圧で動作す
る抵抗とコンデンサとを有するタイマ回路と、タイマ回
路の抵抗に発生する電圧の一部とコンデンサの電圧との
加算電圧にてトランジスタをスイッチングするトランジ
スタベース駆動制御手段とを備えたものである。
灯装置は、交流電源に接続される安定器と予熱電極付蛍
光ランプとの直列回路と、蛍光ランプの非電源側予熱電
極間にダイオードを介してコレクタとエミッタを接続し
たトランジスタと、トランジスタのコレクタ側線路に挿
入接続した抵抗と、この抵抗に発生する電圧とトランジ
スタのコレクタ−エミッタ間電圧との加算電圧で動作す
る抵抗とコンデンサとを有するタイマ回路と、タイマ回
路の抵抗に発生する電圧の一部とコンデンサの電圧との
加算電圧にてトランジスタをスイッチングするトランジ
スタベース駆動制御手段とを備えたものである。
【0008】
【作用】この発明によると、トランジスタのコレクタ−
エミッタ間の電圧で動作するタイマ回路の抵抗に発生す
る電圧の一部とコンデンサの電圧との加算電圧にてトラ
ンジスタをスイッチングすることにより、タイマ回路の
コンデンサと抵抗との時定数に従って上昇するコンデン
サの電圧に毎サイクルのトランジスタのコレクタ−エミ
ッタ間の電圧の分圧値が重畳される。その結果、ゆっく
り上昇するコンデンサ電圧がトランジスタベース駆動制
御手段のオンのための所定電圧に近づいた時、コンデン
サ電圧に重畳した毎サイクルの重畳電圧リプルのピーク
によって、トランジスタベース駆動制御手段をオンさせ
ることになる。そのため、蛍光ランプを始動するための
パルス電圧は、蛍光ランプの両端の電圧・電流位相のピ
ーク付近で常に発生することとなる。また、タイマ回路
は、トランジスタのコレクタ−エミッタ間の電圧に、コ
レクタに直列に接続した抵抗に発生するコレクタ電流に
正比例した電圧を加算した電圧で動作することになり、
タイマ回路の抵抗に発生する電圧の一部であるリップル
電圧のピーク値がより大きくなる。そのため、このリッ
プル電圧とコンデンサの電圧との加算電圧も大きくでき
る。その結果、ゆっくり上昇するコンデンサ電圧自体も
大きく設定できるとともに、コンデンサの電圧がトラン
ジスタベース駆動制御手段のオンのための所定電圧に近
づいた時、トランジスタベース駆動制御手段をオンさせ
るための、コンデンサ電圧に重畳した毎サイクルの重畳
電圧のリップル率も大きくなる。また同時に、そのトリ
ガエネルギーも大きくなる。
エミッタ間の電圧で動作するタイマ回路の抵抗に発生す
る電圧の一部とコンデンサの電圧との加算電圧にてトラ
ンジスタをスイッチングすることにより、タイマ回路の
コンデンサと抵抗との時定数に従って上昇するコンデン
サの電圧に毎サイクルのトランジスタのコレクタ−エミ
ッタ間の電圧の分圧値が重畳される。その結果、ゆっく
り上昇するコンデンサ電圧がトランジスタベース駆動制
御手段のオンのための所定電圧に近づいた時、コンデン
サ電圧に重畳した毎サイクルの重畳電圧リプルのピーク
によって、トランジスタベース駆動制御手段をオンさせ
ることになる。そのため、蛍光ランプを始動するための
パルス電圧は、蛍光ランプの両端の電圧・電流位相のピ
ーク付近で常に発生することとなる。また、タイマ回路
は、トランジスタのコレクタ−エミッタ間の電圧に、コ
レクタに直列に接続した抵抗に発生するコレクタ電流に
正比例した電圧を加算した電圧で動作することになり、
タイマ回路の抵抗に発生する電圧の一部であるリップル
電圧のピーク値がより大きくなる。そのため、このリッ
プル電圧とコンデンサの電圧との加算電圧も大きくでき
る。その結果、ゆっくり上昇するコンデンサ電圧自体も
大きく設定できるとともに、コンデンサの電圧がトラン
ジスタベース駆動制御手段のオンのための所定電圧に近
づいた時、トランジスタベース駆動制御手段をオンさせ
るための、コンデンサ電圧に重畳した毎サイクルの重畳
電圧のリップル率も大きくなる。また同時に、そのトリ
ガエネルギーも大きくなる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を用
いて説明する。この実施例の蛍光ランプ点灯装置は、図
1に示すように、交流電源1に接続された安定器2と一
対の予熱電極4,5を有する蛍光ランプ3との直列回路
と、蛍光ランプ3の非電源側予熱電極間にダイオード6
を介してコレクタとエミッタを接続したトランジスタ7
と、トランジスタ7のコレクタに直列に接続した抵抗2
0と、トランジスタ7のコレクタ−エミッタ間の電圧と
抵抗20に発生する電圧とで動作する抵抗8,抵抗9お
よび電解コンデンサであるコンデンサ10で構成された
タイマ回路11と、タイマ回路11のコンデンサ10の
電圧と抵抗9に発生する電圧との加算電圧にてトランジ
スタ7をスイッチングするサイリスタ12、ツェナーダ
イオード13および抵抗14からなるトランジスタベー
ス駆動制御手段15と、トランジスタ7とそのコレクタ
−エミッタと直列に接続されたダイオード16との直列
回路に並列に接続された抵抗17とサージアブソーバ1
8との直列回路とを備えている。蛍光ランプ3の非電源
側予熱電極間には、通常のとおり雑音防止コンデンサ1
9が接続されている。
いて説明する。この実施例の蛍光ランプ点灯装置は、図
1に示すように、交流電源1に接続された安定器2と一
対の予熱電極4,5を有する蛍光ランプ3との直列回路
と、蛍光ランプ3の非電源側予熱電極間にダイオード6
を介してコレクタとエミッタを接続したトランジスタ7
と、トランジスタ7のコレクタに直列に接続した抵抗2
0と、トランジスタ7のコレクタ−エミッタ間の電圧と
抵抗20に発生する電圧とで動作する抵抗8,抵抗9お
よび電解コンデンサであるコンデンサ10で構成された
タイマ回路11と、タイマ回路11のコンデンサ10の
電圧と抵抗9に発生する電圧との加算電圧にてトランジ
スタ7をスイッチングするサイリスタ12、ツェナーダ
イオード13および抵抗14からなるトランジスタベー
ス駆動制御手段15と、トランジスタ7とそのコレクタ
−エミッタと直列に接続されたダイオード16との直列
回路に並列に接続された抵抗17とサージアブソーバ1
8との直列回路とを備えている。蛍光ランプ3の非電源
側予熱電極間には、通常のとおり雑音防止コンデンサ1
9が接続されている。
【0010】つぎに、このような蛍光ランプ点灯装置の
動作について説明する。蛍光ランプ3の始動前は電源電
圧が正のサイクルの時、トランジスタ7のベースには抵
抗14およびダイオード16を介してベース電流が供給
されるために、交流電源1からダイオード6および抵抗
20を介して多大のコレクタ電流が流れる。この時、抵
抗8,抵抗9およびコンデンサ10で構成されたタイマ
回路11の電源は、図2に示すような波形のトランジス
タ7のコレクタ−エミッタ電圧V CEと抵抗20に発生す
る電圧の加算値V1 である。
動作について説明する。蛍光ランプ3の始動前は電源電
圧が正のサイクルの時、トランジスタ7のベースには抵
抗14およびダイオード16を介してベース電流が供給
されるために、交流電源1からダイオード6および抵抗
20を介して多大のコレクタ電流が流れる。この時、抵
抗8,抵抗9およびコンデンサ10で構成されたタイマ
回路11の電源は、図2に示すような波形のトランジス
タ7のコレクタ−エミッタ電圧V CEと抵抗20に発生す
る電圧の加算値V1 である。
【0011】すなわち、V1 =R20×IC +VCE(ここ
で、R20は抵抗20の抵抗値、ICはトランジスタ7の
コレクタ電流、VCEはコレクタ電流IC の流れている時
のトランジスタ7のコレクタ−エミッタ電圧をそれぞれ
表す)である。このように、予熱電流が半波流れて蛍光
ランプ3の予熱電極4,5が予熱される。タイマ回路1
1の出力電圧である抵抗8と抵抗9との接続点の電圧
は、図3に示すようにタイマ回路11の抵抗分の一部を
構成する抵抗9に発生する電圧とコンデンサ10との電
圧の加算電圧となる。このとき、抵抗9の電圧は、およ
そ加算電圧V1 を抵抗9と抵抗8とで分圧したものとな
る。そのため、抵抗9の電圧波形はトランジスタ7のコ
レクタ−エミッタ電圧VCEの波形とコレクタ電流I C の
波形との加算波形と相似である。また、コンデンサ10
の電圧波形は、予熱半波サイクルごとにT=C10×(R
8 +R9 )(ここで、C10はコンデンサ10の容量値、
R8 ,R9 は抵抗8,9の抵抗値をそれぞれ表す)なる
時定数でゆっくり上昇する。そのため、タイマ回路11
の出力電圧波形はコンデンサ10の電圧に毎サイクルの
トランジスタ7のコレクタ−エミッタ間の電圧と抵抗2
0に発生する電圧との加算値V1 の分圧値を重畳したも
のとなる。その結果、ゆっくり上昇するコンデンサ電圧
がサイリスタ12のターンオンのための所定電圧Vtに
近づいたとき、コンデンサ10の電圧に重畳した毎サイ
クルの重畳電圧リップルのピークによって、サイリスタ
12をターンオンさせることになる。
で、R20は抵抗20の抵抗値、ICはトランジスタ7の
コレクタ電流、VCEはコレクタ電流IC の流れている時
のトランジスタ7のコレクタ−エミッタ電圧をそれぞれ
表す)である。このように、予熱電流が半波流れて蛍光
ランプ3の予熱電極4,5が予熱される。タイマ回路1
1の出力電圧である抵抗8と抵抗9との接続点の電圧
は、図3に示すようにタイマ回路11の抵抗分の一部を
構成する抵抗9に発生する電圧とコンデンサ10との電
圧の加算電圧となる。このとき、抵抗9の電圧は、およ
そ加算電圧V1 を抵抗9と抵抗8とで分圧したものとな
る。そのため、抵抗9の電圧波形はトランジスタ7のコ
レクタ−エミッタ電圧VCEの波形とコレクタ電流I C の
波形との加算波形と相似である。また、コンデンサ10
の電圧波形は、予熱半波サイクルごとにT=C10×(R
8 +R9 )(ここで、C10はコンデンサ10の容量値、
R8 ,R9 は抵抗8,9の抵抗値をそれぞれ表す)なる
時定数でゆっくり上昇する。そのため、タイマ回路11
の出力電圧波形はコンデンサ10の電圧に毎サイクルの
トランジスタ7のコレクタ−エミッタ間の電圧と抵抗2
0に発生する電圧との加算値V1 の分圧値を重畳したも
のとなる。その結果、ゆっくり上昇するコンデンサ電圧
がサイリスタ12のターンオンのための所定電圧Vtに
近づいたとき、コンデンサ10の電圧に重畳した毎サイ
クルの重畳電圧リップルのピークによって、サイリスタ
12をターンオンさせることになる。
【0012】したがって、パルス電圧は、蛍光ランプ3
の両端の電圧・電流位相のピーク付近で常に発生するこ
ととなる。すなわち、タイマ回路11にて設定された時
間tsの電圧・電流位相のピーク付近になると、タイマ
回路11によって、サイリスタ12のゲート端子にコン
デンサ10と交流電源1からの電荷がツェナーダイオー
ド13を通じて流れ、サイリスタ12をオンする。つぎ
に、トランジスタ7のコレクタ電流が、そのピーク値付
近でオフされるために、安定器2のインダクタンスによ
るパルス電圧VL が発生し、蛍光ランプ3を点灯され
る。この時のパルス電圧VL は、抵抗17とサージアブ
ソーバ18とによって一定の大きさとなる。
の両端の電圧・電流位相のピーク付近で常に発生するこ
ととなる。すなわち、タイマ回路11にて設定された時
間tsの電圧・電流位相のピーク付近になると、タイマ
回路11によって、サイリスタ12のゲート端子にコン
デンサ10と交流電源1からの電荷がツェナーダイオー
ド13を通じて流れ、サイリスタ12をオンする。つぎ
に、トランジスタ7のコレクタ電流が、そのピーク値付
近でオフされるために、安定器2のインダクタンスによ
るパルス電圧VL が発生し、蛍光ランプ3を点灯され
る。この時のパルス電圧VL は、抵抗17とサージアブ
ソーバ18とによって一定の大きさとなる。
【0013】すなわち、トランジスタ7のコレクタ電流
IC にほぼ等しいインダクタンスの電流が、そのピーク
値付近でオフされるために、安定器2に発生するパルス
電圧のエネルギーWL は、パルス発生位相中最大のもの
となる。そのため、雑音防止コンデンサ15等によるパ
ルス電圧の低下を小さくできるとともにパルス幅も広く
でき、したがって、蛍光ランプ3のブレークダウン後の
アーク放電への移行のためのエネルギーも常に大きくで
きる。
IC にほぼ等しいインダクタンスの電流が、そのピーク
値付近でオフされるために、安定器2に発生するパルス
電圧のエネルギーWL は、パルス発生位相中最大のもの
となる。そのため、雑音防止コンデンサ15等によるパ
ルス電圧の低下を小さくできるとともにパルス幅も広く
でき、したがって、蛍光ランプ3のブレークダウン後の
アーク放電への移行のためのエネルギーも常に大きくで
きる。
【0014】その結果、この実施例の点灯装置で発生し
たパルス電圧は、蛍光ランプ3を、より安定に始動しや
すくできる。同時に、電流位相のピーク付近で蛍光ラン
プ3をブレークダウンできるので、ブレークダウン直後
のアーク放電電流も大きくでき、かつ、この電流半サイ
クル期間も十分に長くできるため、ブレークダウン直後
のアーク放電状態を安定にできる。そのため、周囲温度
の低い状況でも蛍光ランプ3をより安定に始動できる。
たパルス電圧は、蛍光ランプ3を、より安定に始動しや
すくできる。同時に、電流位相のピーク付近で蛍光ラン
プ3をブレークダウンできるので、ブレークダウン直後
のアーク放電電流も大きくでき、かつ、この電流半サイ
クル期間も十分に長くできるため、ブレークダウン直後
のアーク放電状態を安定にできる。そのため、周囲温度
の低い状況でも蛍光ランプ3をより安定に始動できる。
【0015】また、パルス幅を広くできるので、安定器
2の周波数−インダクタンス特性が30〜40kHzの
高い周波数まで伸びていない悪い性能の安定器でも、蛍
光ランプを点灯するための所定のパルス電圧を確保で
き、汎用性のより高い蛍光ランプ点灯装置を得ることが
できる。この実施例では、タイマ回路11の電圧源とし
て、トランジスタ7のコレクタ−エミッタ電圧だけでな
く、抵抗20に発生する電圧をも加算した電圧V1 =R
20×IC +VCEを用いているので、図2に示すように、
波高率(=最大値/実効値)の高い電圧源波形にでき
る。すなわち、通常の安定器2のインダクタンスはその
磁気飽和特性によって電流が所定値よりも大きいとイン
ダクタンスが急に低下する特性である。そのため、安定
器2に半波電流が流れると、そのピーク付近でインダク
タンスが低下して電流が増加するので、その電流波形は
図2に示すように波高値の高い波形となる。その結果、
抵抗9の電圧波形も波高率のより高い波形となり、コン
デンサ10の電圧に重畳した毎サイクルの重畳電圧リッ
プルの波高率も高くなり、そのピークによってサイリス
タ12をターンオンさせることになる。したがって、パ
ルス電圧は、蛍光ランプ3の両端の電圧・電流位相のよ
りピーク付近で常に発生することとなり、パルス発生位
相ばらつきを、より小さくできる。
2の周波数−インダクタンス特性が30〜40kHzの
高い周波数まで伸びていない悪い性能の安定器でも、蛍
光ランプを点灯するための所定のパルス電圧を確保で
き、汎用性のより高い蛍光ランプ点灯装置を得ることが
できる。この実施例では、タイマ回路11の電圧源とし
て、トランジスタ7のコレクタ−エミッタ電圧だけでな
く、抵抗20に発生する電圧をも加算した電圧V1 =R
20×IC +VCEを用いているので、図2に示すように、
波高率(=最大値/実効値)の高い電圧源波形にでき
る。すなわち、通常の安定器2のインダクタンスはその
磁気飽和特性によって電流が所定値よりも大きいとイン
ダクタンスが急に低下する特性である。そのため、安定
器2に半波電流が流れると、そのピーク付近でインダク
タンスが低下して電流が増加するので、その電流波形は
図2に示すように波高値の高い波形となる。その結果、
抵抗9の電圧波形も波高率のより高い波形となり、コン
デンサ10の電圧に重畳した毎サイクルの重畳電圧リッ
プルの波高率も高くなり、そのピークによってサイリス
タ12をターンオンさせることになる。したがって、パ
ルス電圧は、蛍光ランプ3の両端の電圧・電流位相のよ
りピーク付近で常に発生することとなり、パルス発生位
相ばらつきを、より小さくできる。
【0016】また、タイマ回路11の電圧源電圧のピー
ク値を高くできるので、タイマ回路11の出力電圧を、
より高くまで設定できる。そのため、サイリスタ12の
ゲート端子にコンデンサ10と交流電源1からの電荷が
ツェナーダイオード13を通じて流れ、サイリスタ12
をオンする際に、ツェナーダイオード13としてツェナ
ー特性の良い、すなわち、定電圧特性の良いツェナー電
圧の高いものを用いて、サイリスタ12のゲート感度を
より良くできる。その結果、トランジスタベース駆動制
御手段15の感度をよくでき、パルス発生位相ばらつき
を小さくできるとともに、タイマ回路11やトランジス
タベース駆動制御手段15に用いる素子の定数選定の自
由度を大きくでき、設定が簡単にできる。
ク値を高くできるので、タイマ回路11の出力電圧を、
より高くまで設定できる。そのため、サイリスタ12の
ゲート端子にコンデンサ10と交流電源1からの電荷が
ツェナーダイオード13を通じて流れ、サイリスタ12
をオンする際に、ツェナーダイオード13としてツェナ
ー特性の良い、すなわち、定電圧特性の良いツェナー電
圧の高いものを用いて、サイリスタ12のゲート感度を
より良くできる。その結果、トランジスタベース駆動制
御手段15の感度をよくでき、パルス発生位相ばらつき
を小さくできるとともに、タイマ回路11やトランジス
タベース駆動制御手段15に用いる素子の定数選定の自
由度を大きくでき、設定が簡単にできる。
【0017】つぎに、蛍光ランプ3が点灯すると、非電
源側予熱電極間の電圧も点灯時ランプ電圧に低下する。
また、蛍光ランプ3が点灯している時、コンデンサ10
の電位は抵抗9により交流半サイクルではほとんど低下
せず、サイリスタ12をオンさせ続ける。すなわち、ト
ランジスタ7のオフを維持し、パルス発生動作を停止す
る。その結果、蛍光ランプ3は安定点灯する。
源側予熱電極間の電圧も点灯時ランプ電圧に低下する。
また、蛍光ランプ3が点灯している時、コンデンサ10
の電位は抵抗9により交流半サイクルではほとんど低下
せず、サイリスタ12をオンさせ続ける。すなわち、ト
ランジスタ7のオフを維持し、パルス発生動作を停止す
る。その結果、蛍光ランプ3は安定点灯する。
【0018】つぎに、蛍光ランプ点灯装置に万一異常が
発生した場合、主電流路であるダイオード6,16,抵
抗20およびトランジスタ7に流れる電流を永久に安全
に遮断する必要があるが、この実施例では、異常電流に
よって抵抗20が開放されることになり、また、抵抗2
0をトランジスタ7のコレクタに直列に接続しているの
で、抵抗20の開放によって他の電流路ができることは
なく安全に保護できる。
発生した場合、主電流路であるダイオード6,16,抵
抗20およびトランジスタ7に流れる電流を永久に安全
に遮断する必要があるが、この実施例では、異常電流に
よって抵抗20が開放されることになり、また、抵抗2
0をトランジスタ7のコレクタに直列に接続しているの
で、抵抗20の開放によって他の電流路ができることは
なく安全に保護できる。
【0019】一例を示せば、図1に示す回路構成におい
て、抵抗8が抵抗値47kΩ、抵抗9が抵抗値100
Ω、抵抗20が10Ω、コンデンサ10が容量値47μ
F、ツェナーダイオード13がツェナー電圧6.8Vの
ものをそれぞれ用いて、実験したところ、パルス電圧が
1回でより確実に始動できること、また、トランジスタ
7を短絡しても抵抗20が開放状態となり、動作が安全
に停止できることが確認された。
て、抵抗8が抵抗値47kΩ、抵抗9が抵抗値100
Ω、抵抗20が10Ω、コンデンサ10が容量値47μ
F、ツェナーダイオード13がツェナー電圧6.8Vの
ものをそれぞれ用いて、実験したところ、パルス電圧が
1回でより確実に始動できること、また、トランジスタ
7を短絡しても抵抗20が開放状態となり、動作が安全
に停止できることが確認された。
【0020】上記実施例では、トランジスタのベース駆
動制御手段15として、タイマ回路11の出力電圧に所
定値まではトランジスタ7をオンし、タイマ回路11の
出力電圧が所定値に達した時にサイリスタ12をターン
オンしてトランジスタ7をオフする回路構成の例をあげ
たが、このような回路構成に限定されるものではないこ
とはもちろんである。また、ダイオード16は必ずしも
必要ではない。また、抵抗20の代わりに、パワーツェ
ナーダイオードなどの半導体素子を用いても効果は小さ
くなるが有効である。
動制御手段15として、タイマ回路11の出力電圧に所
定値まではトランジスタ7をオンし、タイマ回路11の
出力電圧が所定値に達した時にサイリスタ12をターン
オンしてトランジスタ7をオフする回路構成の例をあげ
たが、このような回路構成に限定されるものではないこ
とはもちろんである。また、ダイオード16は必ずしも
必要ではない。また、抵抗20の代わりに、パワーツェ
ナーダイオードなどの半導体素子を用いても効果は小さ
くなるが有効である。
【0021】
【発明の効果】この発明の蛍光ランプ点灯装置は、安価
な構成にて蛍光ランプをばらつきの小さい1回のパルス
電圧でより確実に始動でき、かつ、安全であるというす
ぐれた効果を有するものである。
な構成にて蛍光ランプをばらつきの小さい1回のパルス
電圧でより確実に始動でき、かつ、安全であるというす
ぐれた効果を有するものである。
【図1】この発明の一実施例である蛍光ランプ点灯装置
の回路図である。
の回路図である。
【図2】図1のタイマ回路11の電圧源の電圧波形図で
ある。
ある。
【図3】図1のタイマ回路11の出力電圧波形図であ
る。
る。
【図4】従来の蛍光ランプ点灯装置の回路図である。
1 交流電源 2 安定器 3 蛍光ランプ 4,5 予熱電極 6,16 ダイオード 7 トランジスタ 8,9,14,17,20 抵抗 10 コンデンサ 11 タイマ回路 12 サイリスタ 13 ツェナーダイオード 15 トランジスタベース駆動制御手段 18 サージアブソーバ 19 雑音防止コンデンサ
Claims (1)
- 【請求項1】 交流電源に接続される安定器と予熱電極
付蛍光ランプとの直列回路と、前記蛍光ランプの非電源
側予熱電極間にダイオードを介してコレクタとエミッタ
を接続したトランジスタと、このトランジスタのコレク
タ側線路に挿入接続した抵抗と、前記抵抗に発生する電
圧と前記トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧との
加算電圧で動作する抵抗とコンデンサとを有するタイマ
回路と、前記タイマ回路の抵抗に発生する電圧の一部と
前記コンデンサの電圧との加算電圧にて前記トランジス
タをスイッチングするトランジスタベース駆動制御手段
とを備えた蛍光ランプ点灯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5218367A JPH0773979A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 蛍光ランプ点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5218367A JPH0773979A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 蛍光ランプ点灯装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0773979A true JPH0773979A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=16718787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5218367A Pending JPH0773979A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 蛍光ランプ点灯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0773979A (ja) |
-
1993
- 1993-09-02 JP JP5218367A patent/JPH0773979A/ja active Pending
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