JPH0774036B2 - 航空機前進翼 - Google Patents
航空機前進翼Info
- Publication number
- JPH0774036B2 JPH0774036B2 JP62156480A JP15648087A JPH0774036B2 JP H0774036 B2 JPH0774036 B2 JP H0774036B2 JP 62156480 A JP62156480 A JP 62156480A JP 15648087 A JP15648087 A JP 15648087A JP H0774036 B2 JPH0774036 B2 JP H0774036B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shock wave
- wing
- blade
- trailing edge
- forward wing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は航空機(無人機を含む)の前進翼に関する。
従来の航空機の前進翼101の翼根形状は第2図に示すよ
うに一定の変化率で即ち直線状にその翼弦長Sが変化す
るものが一般的である。
うに一定の変化率で即ち直線状にその翼弦長Sが変化す
るものが一般的である。
上記従来の前進翼には次の不具合があった。
すなわち、遷音速、超音速飛行時には前進翼では、外翼
部における流れの圧縮効果と内翼における流れの境界条
件の効果とが重なりあい、内翼部において通常、前進角
の浅い(あるいは無い)衝撃波103を生ずる。この衝撃
波の強さは衝撃波の前進角が浅いために比較的強いもの
となるのが一般的であり、これは、 (1) 衝撃波による運動量損失からくる造波抵抗の増
大 (2) 強い衝撃波による圧力上昇によって引き起こさ
れる境界層の衝撃波剥離105(Shock−Induced Separati
on)と、それに伴なう抵抗増大、揚力減少、バフエツト 等を引き起こし、航空機(無人機を含む)の性能に悪影
響をおよぼす。
部における流れの圧縮効果と内翼における流れの境界条
件の効果とが重なりあい、内翼部において通常、前進角
の浅い(あるいは無い)衝撃波103を生ずる。この衝撃
波の強さは衝撃波の前進角が浅いために比較的強いもの
となるのが一般的であり、これは、 (1) 衝撃波による運動量損失からくる造波抵抗の増
大 (2) 強い衝撃波による圧力上昇によって引き起こさ
れる境界層の衝撃波剥離105(Shock−Induced Separati
on)と、それに伴なう抵抗増大、揚力減少、バフエツト 等を引き起こし、航空機(無人機を含む)の性能に悪影
響をおよぼす。
本発明は上記問題点解決の手段として、機体中心に近づ
くに従って翼弦長が1以上の逓倍率で長くなる翼根後縁
を有することを特徴とする航空機前進翼を提供しようと
するものである。
くに従って翼弦長が1以上の逓倍率で長くなる翼根後縁
を有することを特徴とする航空機前進翼を提供しようと
するものである。
本発明は上記のように構成するので次の作用を有する。
すなわち、翼根後縁部の翼弦長が機体中心に近づくに従
って1以上の逓倍率で長くなるので翼根部に生じる衝撃
波の前進角が加速度的に大きくなり、それに伴ない衝撃
波の強さはより弱いものとなる。これにより、 (1) 衝撃波による運動量損失の減少と、それに伴う
造波抵抗の減少 (2) 衝撃波による圧力上昇が小さくなることによる
境界層の衝撃波剥離の防止とそれに伴なう抵抗減少、揚
力増大、バフエツト防止 等の作用が果たされ、航空機(無人機を含む)の性能が
向上する。
って1以上の逓倍率で長くなるので翼根部に生じる衝撃
波の前進角が加速度的に大きくなり、それに伴ない衝撃
波の強さはより弱いものとなる。これにより、 (1) 衝撃波による運動量損失の減少と、それに伴う
造波抵抗の減少 (2) 衝撃波による圧力上昇が小さくなることによる
境界層の衝撃波剥離の防止とそれに伴なう抵抗減少、揚
力増大、バフエツト防止 等の作用が果たされ、航空機(無人機を含む)の性能が
向上する。
本発明の一実施例について第1図により説明する。
図は一枚の前進翼(前進角を有する翼)を上から見たも
ので、前進翼1の前縁2は前進角θを有しかつ、翼根後
縁4が機体中心に近づくに従って逓倍的(加速度的)に
長くなるように構成されている。
ので、前進翼1の前縁2は前進角θを有しかつ、翼根後
縁4が機体中心に近づくに従って逓倍的(加速度的)に
長くなるように構成されている。
従って、たとば翼弦長S2は同S1より、それが機体中心に
近づいた割合より長い関係にあり、衝撃波3はたとえば
従来の、カーブした、かつ機体中心線近傍では殆ど前進
角を持たない衝撃波103を適正に補正して、図のように
充分な前進角αを持つことになるので、流れの向きに垂
直な同一断面に音のエネルギーが蓄積されるという好ま
しくない状態が回避され、衝撃波3は充分に弱いものに
なる。従って従来のような衝撃波103による造波抵抗は
減少し、衝撃波剥離も抑制される。
近づいた割合より長い関係にあり、衝撃波3はたとえば
従来の、カーブした、かつ機体中心線近傍では殆ど前進
角を持たない衝撃波103を適正に補正して、図のように
充分な前進角αを持つことになるので、流れの向きに垂
直な同一断面に音のエネルギーが蓄積されるという好ま
しくない状態が回避され、衝撃波3は充分に弱いものに
なる。従って従来のような衝撃波103による造波抵抗は
減少し、衝撃波剥離も抑制される。
第3図は従来例の前進翼101と本発明の実施例の前進翼
1との翼根近傍断面における圧力分布等の比較図であ
る。前進翼1の翼根後縁は機体中心に近づくに従って逓
倍的に翼弦長が長くなるのでその分、従来例に比し、後
縁が延長される。図中ではその部分を『後縁延長』と呼
んでいる。
1との翼根近傍断面における圧力分布等の比較図であ
る。前進翼1の翼根後縁は機体中心に近づくに従って逓
倍的に翼弦長が長くなるのでその分、従来例に比し、後
縁が延長される。図中ではその部分を『後縁延長』と呼
んでいる。
図より明らかなように衝撃波剥離の生じない前進翼1で
は翼上面圧力分布面積が大きくなり、大きな揚力を創出
していること等が分る。
は翼上面圧力分布面積が大きくなり、大きな揚力を創出
していること等が分る。
なお、本発明の適用される前進翼は主翼に限定されるも
のではなく、水平尾翼,垂直尾翼,カナード等何れが対
象となってもよい。
のではなく、水平尾翼,垂直尾翼,カナード等何れが対
象となってもよい。
又、翼根後縁が逓倍的に長くなる範囲には逓倍率の定ま
ったもの、そうでないもの何れも含まれ、たとえば直線
状後縁から或る変曲点(大きな曲率の)をもって翼根後
縁が機体中心に向ってスタートし、スタート後は機体中
心に至る迄、逓倍率が1以上の曲線の場合も含むものと
する。その場合は後縁の巨視的平面形状は略近似折線と
なる。
ったもの、そうでないもの何れも含まれ、たとえば直線
状後縁から或る変曲点(大きな曲率の)をもって翼根後
縁が機体中心に向ってスタートし、スタート後は機体中
心に至る迄、逓倍率が1以上の曲線の場合も含むものと
する。その場合は後縁の巨視的平面形状は略近似折線と
なる。
この発明は次のような効果を有する。すなわち、翼根部
に生じる衝撃波の前進角が確保され、それに伴ない衝撃
波の強さが確実に弱いものとなることにより、 (1) 衝撃波による運動量損失の減少と、それに伴な
う造波抵抗の減少が果される。
に生じる衝撃波の前進角が確保され、それに伴ない衝撃
波の強さが確実に弱いものとなることにより、 (1) 衝撃波による運動量損失の減少と、それに伴な
う造波抵抗の減少が果される。
(2) 衝撃波による圧力上昇が小さくなることによる
境界層の衝撃波剥離の防止とそれに伴なう抵抗減少,揚
力増大,バフエツト防止等が果される。
境界層の衝撃波剥離の防止とそれに伴なう抵抗減少,揚
力増大,バフエツト防止等が果される。
第1図は本発明の一実施例の平面図、第2図は従来例の
平面図、第3図は従来例と実施例の前進翼の翼断面上の
流れパターンと翼断面上圧力分布の一例を比較して示し
た図(翼のある翼幅方向位置での断面に対応させて示
す)である。 1……前進翼、2……前縁、3……衝撃波、4……翼根
後縁。
平面図、第3図は従来例と実施例の前進翼の翼断面上の
流れパターンと翼断面上圧力分布の一例を比較して示し
た図(翼のある翼幅方向位置での断面に対応させて示
す)である。 1……前進翼、2……前縁、3……衝撃波、4……翼根
後縁。
Claims (1)
- 【請求項1】機体中心に近づくに従って翼弦長が1以上
の逓倍率で長くなる翼根後縁を有することを特徴とする
航空機前進翼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62156480A JPH0774036B2 (ja) | 1987-06-25 | 1987-06-25 | 航空機前進翼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62156480A JPH0774036B2 (ja) | 1987-06-25 | 1987-06-25 | 航空機前進翼 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS641696A JPS641696A (en) | 1989-01-06 |
| JPH011696A JPH011696A (ja) | 1989-01-06 |
| JPH0774036B2 true JPH0774036B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=15628677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62156480A Expired - Lifetime JPH0774036B2 (ja) | 1987-06-25 | 1987-06-25 | 航空機前進翼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0774036B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5938198A (ja) * | 1982-08-25 | 1984-03-01 | 富士重工業株式会社 | 可変前進翼機 |
-
1987
- 1987-06-25 JP JP62156480A patent/JPH0774036B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS641696A (en) | 1989-01-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |