JPH0774281B2 - ガスバリア性フィルム - Google Patents
ガスバリア性フィルムInfo
- Publication number
- JPH0774281B2 JPH0774281B2 JP1086389A JP1086389A JPH0774281B2 JP H0774281 B2 JPH0774281 B2 JP H0774281B2 JP 1086389 A JP1086389 A JP 1086389A JP 1086389 A JP1086389 A JP 1086389A JP H0774281 B2 JPH0774281 B2 JP H0774281B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- gas barrier
- acid
- barrier film
- present
- Prior art date
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、飲食物、医薬品、その他各種物品を包装する
ための包装材料として用いられるガスバリア性フィルム
に関する。
ための包装材料として用いられるガスバリア性フィルム
に関する。
[従来の技術] 飲食物や医薬品等には酸素や水の嫌うものが少なくな
く、このようなものを包装するために酸素や水を通しに
くいガスバリア性フィルムから成る包装材料が用いられ
ている。従来より、ガスバリア性フィルムとしては、ポ
リ塩化ビニリデン、エチレン変性ポリビニルアルコール
及び芳香族ナイロン等が用いられている。
く、このようなものを包装するために酸素や水を通しに
くいガスバリア性フィルムから成る包装材料が用いられ
ている。従来より、ガスバリア性フィルムとしては、ポ
リ塩化ビニリデン、エチレン変性ポリビニルアルコール
及び芳香族ナイロン等が用いられている。
しかしながら、ポリ塩化ビニリデンは酸素及び水バリア
性には優れるが製造時の押出し安定性に劣り、また、公
害を引き起こす危険性もある。エチレン変性ポリビニル
アルコールでは乾燥時の酸素バリア性は高いが、湿潤時
(相対湿度100%下)の酸素バリア性が悪く、また、水
バリア性も低い。さらに、芳香族ナイロンもエチレン変
性ポリビニルアルコールと同様な欠点を有する。
性には優れるが製造時の押出し安定性に劣り、また、公
害を引き起こす危険性もある。エチレン変性ポリビニル
アルコールでは乾燥時の酸素バリア性は高いが、湿潤時
(相対湿度100%下)の酸素バリア性が悪く、また、水
バリア性も低い。さらに、芳香族ナイロンもエチレン変
性ポリビニルアルコールと同様な欠点を有する。
[発明が解決しようとする課題] 従って、本発明の目的は、乾燥時のみならず湿潤時でも
良好な酸素バリア性及び水バリア性を有し、かつ、製造
時の押出し安定性に優れたガスバリア性フィルムを提供
することである。
良好な酸素バリア性及び水バリア性を有し、かつ、製造
時の押出し安定性に優れたガスバリア性フィルムを提供
することである。
[課題を解決するための手段] 本願発明者らは、鋭意研究の結果、液晶ポリエステル
に、一定割合のポリ−1,4−シクロヘキシレンジメチレ
ンテレフタレート(以下PCTに言うことがある)を含む
フィルムが、湿潤時でも高い酸素バリア性及び水バリア
性を有することを見出し本発明を完成した。
に、一定割合のポリ−1,4−シクロヘキシレンジメチレ
ンテレフタレート(以下PCTに言うことがある)を含む
フィルムが、湿潤時でも高い酸素バリア性及び水バリア
性を有することを見出し本発明を完成した。
すなわち、本発明は、液晶ポリエステルと、フィルムの
重量に対して0.1ないし20%のポリ−1,4−シクロヘキシ
レンジメチレンテレフタレートとから成り、30℃、100R
H%における酸素透過率が0.8cc/m2/日/100μm以下であ
るガスバリア性フィルムを提供する。
重量に対して0.1ないし20%のポリ−1,4−シクロヘキシ
レンジメチレンテレフタレートとから成り、30℃、100R
H%における酸素透過率が0.8cc/m2/日/100μm以下であ
るガスバリア性フィルムを提供する。
[発明の効果] 本発明のガスバリア性フィルムは、乾燥時のみならず湿
潤時でも優れた酸素バリア性及び水バリア性を有する。
さらに、本発明のガスバリア性フィルムは、製造時の押
出し安定性に優れ、すなわち、ポリマーを押出し成形す
る場合に幅変動やサージングがない。さらに、フィルム
の製膜性や延伸性に優れ、すなわち、押出時や延伸時に
破れや厚みムラを生じにくい。さらにまた、本発明のフ
ィルムは、製造時の薄膜化性が良好で厚さ1μm程度の
非常に薄いものも製造することができ、このような薄い
ガスバリア性フィルムは透明性や柔軟性を重視する用途
や、さらには製造価格等の安価な用途に用いる際に有利
である。
潤時でも優れた酸素バリア性及び水バリア性を有する。
さらに、本発明のガスバリア性フィルムは、製造時の押
出し安定性に優れ、すなわち、ポリマーを押出し成形す
る場合に幅変動やサージングがない。さらに、フィルム
の製膜性や延伸性に優れ、すなわち、押出時や延伸時に
破れや厚みムラを生じにくい。さらにまた、本発明のフ
ィルムは、製造時の薄膜化性が良好で厚さ1μm程度の
非常に薄いものも製造することができ、このような薄い
ガスバリア性フィルムは透明性や柔軟性を重視する用途
や、さらには製造価格等の安価な用途に用いる際に有利
である。
[発明の具体的説明] 本発明のガスバリア性フィルムに用いられる液晶ポリエ
ステルとしては、例えば米国特許第4,552,948号に記載
されたような公知の液晶ポリエステルを用いることがで
きる。すなわち、酸成分として、フェニレンジオキシジ
酢酸とテレフタル酸、ジオール成分としてハイドキノ
ン、フェニルハイドロキノン、レゾルシン、又は炭素数
8以下の脂肪族若しくは脂環式ジアルコール、すなわ
ち、例えば、エチレングリコール、1、4−ブタンジオ
ール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、プロピレン
グリコール、ジエチレングリコール、2,2,4−トリメチ
ル−1,3−ペンタンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プ
ロパンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオー
ル、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、1,3−ブ
タンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、
2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、2−メチル−
2−プロピル−1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジ
オール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、1,2−シクロヘキサンジメタノール、1,3−シクロヘ
キサンジメタノール、2,2,4,4−テトラメチル−1,3−シ
クロブタンジオール、o−,m−若しくはp−キシレンジ
オール等を有するポリエステルを挙げることができる。
酸成分の1つであるフェニレンジオキシジ酢酸はベンゼ
ン環に結合する置換基の位置がオルソ、メタ、パラのい
ずれであってもよい。また、酸成分を構成するフェニレ
ンジオキシジ酢酸とテレフタル酸との比率はモル比で5:
95ないし50:50が好ましい。また、酸としてジフェニル
ジカルボン酸等も共重合成分として用いてもよく、さら
に、ジオール成分としては、上記したもののうち、ハイ
ドロキノン、フェニルハイドロキノン及びレゾルシンが
好ましい。ジオール成分は上記したものを単独で又は2
種以上組合わせて採用することができる。また、本発明
の効果を損なわない量であれば、上記した酸成分及びジ
オール成分以外の成分が共重合されていてもよい。さら
に、酸とアルコールとが兼ね備わったモノマー、例え
ば、パラオキシベンゾエート、オキシナフタリンカルボ
ン酸等を共重合成分として用いてもよい。
ステルとしては、例えば米国特許第4,552,948号に記載
されたような公知の液晶ポリエステルを用いることがで
きる。すなわち、酸成分として、フェニレンジオキシジ
酢酸とテレフタル酸、ジオール成分としてハイドキノ
ン、フェニルハイドロキノン、レゾルシン、又は炭素数
8以下の脂肪族若しくは脂環式ジアルコール、すなわ
ち、例えば、エチレングリコール、1、4−ブタンジオ
ール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、プロピレン
グリコール、ジエチレングリコール、2,2,4−トリメチ
ル−1,3−ペンタンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プ
ロパンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオー
ル、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、1,3−ブ
タンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、
2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、2−メチル−
2−プロピル−1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジ
オール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、1,2−シクロヘキサンジメタノール、1,3−シクロヘ
キサンジメタノール、2,2,4,4−テトラメチル−1,3−シ
クロブタンジオール、o−,m−若しくはp−キシレンジ
オール等を有するポリエステルを挙げることができる。
酸成分の1つであるフェニレンジオキシジ酢酸はベンゼ
ン環に結合する置換基の位置がオルソ、メタ、パラのい
ずれであってもよい。また、酸成分を構成するフェニレ
ンジオキシジ酢酸とテレフタル酸との比率はモル比で5:
95ないし50:50が好ましい。また、酸としてジフェニル
ジカルボン酸等も共重合成分として用いてもよく、さら
に、ジオール成分としては、上記したもののうち、ハイ
ドロキノン、フェニルハイドロキノン及びレゾルシンが
好ましい。ジオール成分は上記したものを単独で又は2
種以上組合わせて採用することができる。また、本発明
の効果を損なわない量であれば、上記した酸成分及びジ
オール成分以外の成分が共重合されていてもよい。さら
に、酸とアルコールとが兼ね備わったモノマー、例え
ば、パラオキシベンゾエート、オキシナフタリンカルボ
ン酸等を共重合成分として用いてもよい。
本発明のガスバリア性フィルムに用いられるPCTは、主
として1,4−シクロヘキサンジメタノールをグリコール
成分とし、主としてテレフタール酸をジカルボン酸成分
とするポリエステルである。分子量は必ずしも高くなく
ても2000程度の低分子量のものでもよく、一般には分子
量は2000〜200,000程度のものがよい。グリコール成分
の90%以上が1,4−ポリシクロヘキサンジメタノールで
あることが湿潤時の酸素バリア性を高める上で好まし
く、また、酸成分の80モル%以上がテレフタル酸である
ことが同様の理由で好ましい。もっとも、本発明の効果
に悪影響を与えないならば、少量、好ましくは10モル%
以下の他のグリコール成分を含んでもよい。また、少
量、好ましくは20モル%以下の他の酸成分を含んでいて
も良い。PCT80モル%及びイソフタル酸20モル%から成
る酸成分は好ましく採用することができる。
として1,4−シクロヘキサンジメタノールをグリコール
成分とし、主としてテレフタール酸をジカルボン酸成分
とするポリエステルである。分子量は必ずしも高くなく
ても2000程度の低分子量のものでもよく、一般には分子
量は2000〜200,000程度のものがよい。グリコール成分
の90%以上が1,4−ポリシクロヘキサンジメタノールで
あることが湿潤時の酸素バリア性を高める上で好まし
く、また、酸成分の80モル%以上がテレフタル酸である
ことが同様の理由で好ましい。もっとも、本発明の効果
に悪影響を与えないならば、少量、好ましくは10モル%
以下の他のグリコール成分を含んでもよい。また、少
量、好ましくは20モル%以下の他の酸成分を含んでいて
も良い。PCT80モル%及びイソフタル酸20モル%から成
る酸成分は好ましく採用することができる。
本発明のガスバリア性フィルム中のPCTの含量は0.1ない
し20重量%、好ましくは0.5重量%ないし10重量%であ
る。PCTの含量がこの範囲を逸脱すると、湿潤時の酸素
バリア性が損なわれる。
し20重量%、好ましくは0.5重量%ないし10重量%であ
る。PCTの含量がこの範囲を逸脱すると、湿潤時の酸素
バリア性が損なわれる。
本発明のガスバリア性フィルムは、30℃、100RH%にお
ける酸素透過率が0.8cc/m2・日/100μm以下である。こ
の酸素透過率が0.8cc/m2・日/100μmよりも大きいと、
湿潤時の酸素バリア性が不十分である。
ける酸素透過率が0.8cc/m2・日/100μm以下である。こ
の酸素透過率が0.8cc/m2・日/100μmよりも大きいと、
湿潤時の酸素バリア性が不十分である。
本発明のガスバリア性フィルムの厚さは特に限定されな
いが、通常0.5μmないし400μm、好ましくは3μmな
いし200μm程度である。
いが、通常0.5μmないし400μm、好ましくは3μmな
いし200μm程度である。
本発明のガスバリア性フィルムは、上記した液晶ポリエ
ステル及びPCTに加え、安定剤、滑剤、耐電防止剤等の
通常ポリエステルに添加されている添加剤を必要に応じ
て含んでいてもよい。また、本発明の効果に悪影響を与
えない範囲で他のポリマーがブレンドされていてもよ
い。
ステル及びPCTに加え、安定剤、滑剤、耐電防止剤等の
通常ポリエステルに添加されている添加剤を必要に応じ
て含んでいてもよい。また、本発明の効果に悪影響を与
えない範囲で他のポリマーがブレンドされていてもよ
い。
本発明のガスバリア性フィルムは、無配向のものでもよ
いが、ガスバリア性や機械的強度の観点から一軸又は二
軸延伸されたものが好ましい。
いが、ガスバリア性や機械的強度の観点から一軸又は二
軸延伸されたものが好ましい。
本発明のガスバリア性フィルムは、液晶ポリエステル及
びPCT並びに必要に応じて不活性粒子や添加剤等を均一
に混合し、エクストルーダーのような溶融押出し機を用
いて溶融押出しし、冷却、延伸することによっても製膜
することができる。ポリマーチップの乾燥条件は、特に
限定されないが、通常、170℃、3時間程度が適当であ
る。押出し温度は特に限定されないが、通常200℃ない
し360℃程度であり、好ましくは250℃ないし340℃程度
である。キャスティングは静電印加法により行なうこと
が好ましく、キャスティングドラムの温度は特に限定さ
れないが、通常5℃ないし60℃であり、好ましくは15℃
ないし40℃である。また、冷却後の延伸は行なっても行
なわなくても良いが、延伸を行なう場合には、通常、70
℃ないし150℃、好ましくは85℃ないし120℃の温度下
で、通常2.5倍ないし6.0倍の延伸倍率で行なわれる。延
伸後、フィルムを熱固定することが好ましいが、これは
通常150℃ないし280℃、好ましくは165℃ないし250℃の
温度下で通常1ないし20秒、好ましくは5秒ないし15秒
間行なわれる。
びPCT並びに必要に応じて不活性粒子や添加剤等を均一
に混合し、エクストルーダーのような溶融押出し機を用
いて溶融押出しし、冷却、延伸することによっても製膜
することができる。ポリマーチップの乾燥条件は、特に
限定されないが、通常、170℃、3時間程度が適当であ
る。押出し温度は特に限定されないが、通常200℃ない
し360℃程度であり、好ましくは250℃ないし340℃程度
である。キャスティングは静電印加法により行なうこと
が好ましく、キャスティングドラムの温度は特に限定さ
れないが、通常5℃ないし60℃であり、好ましくは15℃
ないし40℃である。また、冷却後の延伸は行なっても行
なわなくても良いが、延伸を行なう場合には、通常、70
℃ないし150℃、好ましくは85℃ないし120℃の温度下
で、通常2.5倍ないし6.0倍の延伸倍率で行なわれる。延
伸後、フィルムを熱固定することが好ましいが、これは
通常150℃ないし280℃、好ましくは165℃ないし250℃の
温度下で通常1ないし20秒、好ましくは5秒ないし15秒
間行なわれる。
また、ポリオレフィンフィルム上にガスバリア性フィル
ムを積層する場合には、接着層を有したポリオレフィン
と共押出しし、水槽キャストした後、延伸、熱固定する
ことによっても製造することができる。
ムを積層する場合には、接着層を有したポリオレフィン
と共押出しし、水槽キャストした後、延伸、熱固定する
ことによっても製造することができる。
次に、本発明に関する物性値の測定方法及び下記実施例
において行なった効果の評価方法について説明する。
において行なった効果の評価方法について説明する。
(1)酸素透過率 ASTM D−3985に従い、モダンコントロール社の測定器に
よって測定する。
よって測定する。
(2)水蒸気バリア性 水蒸気透過率が小さい方が水蒸気バリア性に優れてい
る。水蒸気透過率はJIS Z−208に従い、40℃、90RH%で
カップ法により測定する。
る。水蒸気透過率はJIS Z−208に従い、40℃、90RH%で
カップ法により測定する。
(3)押出し安定性 ポリマーを溶融押出しする際の幅変動及びサージングの
有無を観察した。この時のフィルムの厚さを15μmと一
定にした。
有無を観察した。この時のフィルムの厚さを15μmと一
定にした。
評価基準 ○:フィルムに巾変動や厚さ変動が全くなく、長時間安
定に製膜できるとき △:見掛け上、巾変動のない安定した製膜ができている
が、厚さ変動がある場合 X:フィルムに巾変動、厚さ変動が激しく、均一なフィル
ムが得られないとき (4)延伸性 フィルム延伸時の破れの有無及び厚みムラを観察した。
定に製膜できるとき △:見掛け上、巾変動のない安定した製膜ができている
が、厚さ変動がある場合 X:フィルムに巾変動、厚さ変動が激しく、均一なフィル
ムが得られないとき (4)延伸性 フィルム延伸時の破れの有無及び厚みムラを観察した。
評価基準 ○:85℃〜120℃で横方向に3倍延伸しても破れることな
く均一な厚みを有したフィルムの得られるとき △:85℃〜120℃で横方向に3倍延伸できても、厚さむら
の大きいとき X:85℃〜120℃で横方向に3倍の延伸が全くできないと
き (5)薄膜化性 ポリマーを口金から溶融押出し、ドラフトをかけながら
25℃のキャストドラムに密着冷却して成形する。
く均一な厚みを有したフィルムの得られるとき △:85℃〜120℃で横方向に3倍延伸できても、厚さむら
の大きいとき X:85℃〜120℃で横方向に3倍の延伸が全くできないと
き (5)薄膜化性 ポリマーを口金から溶融押出し、ドラフトをかけながら
25℃のキャストドラムに密着冷却して成形する。
評価基準 ○:得られる下限フィルム厚さが5μm未満のとき △:得られる下限フィルム厚さが5μないし100μmの
とき X:得られる下限フィルム厚さが100μmを超えるとき [実施例] 以下、本発明を実施例に基づきより具体的に説明する。
もっとも、本発明は下記実施例に限定されるものではな
い。
とき X:得られる下限フィルム厚さが100μmを超えるとき [実施例] 以下、本発明を実施例に基づきより具体的に説明する。
もっとも、本発明は下記実施例に限定されるものではな
い。
実施例1 酸成分として、テレフタル酸60モル%とパラフェニレン
ジオキシジ酢酸40モル%、ジオール成分としてハイドロ
キノンを常法に基づき290℃で3時間反応させ、液晶ポ
リエステルを製造した。一方、常法に従い、酸成分とし
てテレフタル酸ジメチル80モル%とイソフタル酸ジメチ
ル20モル%、ジオール成分として1,4−シクロヘキサン
ジメタノールを、触媒として酸成分に対し0.05モル%の
酸化チタンを用いてオートクレーブ中で攪拌下で加熱す
ることによりエステル交換し、次いで重縮合してPCTを
得た。
ジオキシジ酢酸40モル%、ジオール成分としてハイドロ
キノンを常法に基づき290℃で3時間反応させ、液晶ポ
リエステルを製造した。一方、常法に従い、酸成分とし
てテレフタル酸ジメチル80モル%とイソフタル酸ジメチ
ル20モル%、ジオール成分として1,4−シクロヘキサン
ジメタノールを、触媒として酸成分に対し0.05モル%の
酸化チタンを用いてオートクレーブ中で攪拌下で加熱す
ることによりエステル交換し、次いで重縮合してPCTを
得た。
上記液晶ポリエステル90重量%と上記PCT10重量%とか
らなるブレンドを340℃で溶融押出しし、静電荷を印加
させながら40℃に保持したキャスティングドラム上で冷
却して未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムをテ
ンター内で120℃の温度下で3.5倍に延伸した。得られた
一軸延伸フィルムの両端をクリップで把持し、270℃で
5秒間熱処理し、厚さ10μmのフィルムを得た。
らなるブレンドを340℃で溶融押出しし、静電荷を印加
させながら40℃に保持したキャスティングドラム上で冷
却して未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムをテ
ンター内で120℃の温度下で3.5倍に延伸した。得られた
一軸延伸フィルムの両端をクリップで把持し、270℃で
5秒間熱処理し、厚さ10μmのフィルムを得た。
得られたフィルムについて、30℃、100RH%における酸
素透過率及び水透過率を測定した。さらに、製造時の押
出安定性、延伸性、薄膜化性を評価した。結果を下記表
に示す。
素透過率及び水透過率を測定した。さらに、製造時の押
出安定性、延伸性、薄膜化性を評価した。結果を下記表
に示す。
下記表から明らかなように、上記のようにして製造され
た本発明のガスバリア性フィルムは、湿潤時の酸素バリ
ア性及び水バリア性に優れ、さらに、製造時の押出し安
定性、延伸性及び薄膜化性にも優れていた。
た本発明のガスバリア性フィルムは、湿潤時の酸素バリ
ア性及び水バリア性に優れ、さらに、製造時の押出し安
定性、延伸性及び薄膜化性にも優れていた。
比較例1 原料としてPCTを含まない液晶ポリエステルを用いるこ
とを除いて実施例1と同様にしてフィルムを製造し、実
施例1と同様、酸素透過率及び水透過率並びに製造時の
押出安定性、延伸性、薄膜化性を評価した。結果を下記
表に示す。
とを除いて実施例1と同様にしてフィルムを製造し、実
施例1と同様、酸素透過率及び水透過率並びに製造時の
押出安定性、延伸性、薄膜化性を評価した。結果を下記
表に示す。
下記表から明らかなように、このフィルムは湿潤時の酸
素バリア性には優れるが、水バリア性がやや劣り、製造
時の押出安定性、延伸性、薄膜化性に劣る。
素バリア性には優れるが、水バリア性がやや劣り、製造
時の押出安定性、延伸性、薄膜化性に劣る。
比較例2 PCTに代えて極限粘度0.65のPETを用いることを除き、実
施例1と同様にしてフィルムを製造し、実施例1と同
様、酸素透過率及び水透過率並びに製造時の押出安定
性、延伸性、薄膜化性を評価した。結果を下記表に示
す。
施例1と同様にしてフィルムを製造し、実施例1と同
様、酸素透過率及び水透過率並びに製造時の押出安定
性、延伸性、薄膜化性を評価した。結果を下記表に示
す。
下記表から明らかなように、このフィルムは湿潤時の酸
素バリア性、水バリア性が劣り、製造時の押出安定性、
薄膜化性に劣り、延伸性もやや劣る。
素バリア性、水バリア性が劣り、製造時の押出安定性、
薄膜化性に劣り、延伸性もやや劣る。
Claims (2)
- 【請求項1】液晶ポリエステルと、フィルムの重量に対
して0.1ないし20%のポリ−1,4−シクロヘキシレンジメ
チレンテレフタレートとから成り、30℃、100RH%にお
ける酸素透過率が0.8cc/m2・日/100μm以下であるガス
バリア性フィルム。 - 【請求項2】前記液晶ポリエステルは、酸成分としてフ
ェニレンジオキシジ酢酸及びテレフタル酸を主成分と
し、ジオール成分としてハイドロキノン、フェニルハイ
ドロキノン又はレゾルシンを主成分とする請求項1記載
のガスバリア性フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1086389A JPH0774281B2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | ガスバリア性フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1086389A JPH0774281B2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | ガスバリア性フィルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02191636A JPH02191636A (ja) | 1990-07-27 |
| JPH0774281B2 true JPH0774281B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=11762192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1086389A Expired - Lifetime JPH0774281B2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | ガスバリア性フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0774281B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010049908A (ko) * | 1999-07-30 | 2001-06-15 | 고오사이 아끼오 | 가스 차단성 필름 및 이의 제조방법 |
| CN105602205B (zh) * | 2015-12-29 | 2018-05-25 | 江苏沃特特种材料制造有限公司 | Pct树脂复合物及其制备方法 |
| WO2021213964A1 (en) * | 2020-04-21 | 2021-10-28 | Solvay Specialty Polymers Usa, Llc | Production process of polyester micropowders |
-
1989
- 1989-01-19 JP JP1086389A patent/JPH0774281B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02191636A (ja) | 1990-07-27 |
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