JPH0774286B2 - 永久歪の小さい軟質塩化ビニル系発泡成形品 - Google Patents

永久歪の小さい軟質塩化ビニル系発泡成形品

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JPH0774286B2
JPH0774286B2 JP5233221A JP23322193A JPH0774286B2 JP H0774286 B2 JPH0774286 B2 JP H0774286B2 JP 5233221 A JP5233221 A JP 5233221A JP 23322193 A JP23322193 A JP 23322193A JP H0774286 B2 JPH0774286 B2 JP H0774286B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、成形品の発泡倍率が
1.2〜 3.5倍であり、しかも、永久歪の小さい特定の軟
質塩化ビニル系樹脂組成物からなる発泡成形品に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来より、軟質塩化ビニル系製品の軽量
化および遮音性、断熱性、シール性などの向上を目的と
して塩化ビニル系樹脂に可塑剤を添加した、いわゆる軟
質塩化ビニル系樹脂組成物からの発泡成形品が製造さ
れ、使用されているが、緻密で均一な独立発泡セルを有
し、発泡倍率が 1.2倍以上で、しかも、永久歪が小さい
軟質塩化ビニル系発泡成形品はえられておらず、限定さ
れた範囲でしか使用されていない。 【0003】塩化ビニル系発泡成形品を製造する方法と
しては、押出発泡成形法、射出成形法、カレンダー成形
法などがあり、また蒸発型発泡剤を使用して製造する方
法と分解型発泡剤を使用して製造する方法とがある。 【0004】押出発泡成形法により分解型発泡剤を使用
して製造する方法は、従来から使用されている押出機を
若干改造するだけで転用でき、しかもプロセスが簡単で
あるという利点があるため、低発泡〜中発泡成形品の製
造に多用されている。とくに、この押出発泡成形品の分
野では、永久歪や発泡倍率、発泡セルの均一性の他、押
出形状が安定し、成形品の表面が平滑で外観の良好な成
形品が求められているが、このような発泡成形品はえら
れていない。 【0005】このような発泡成形品の発泡倍率、発泡セ
ルの均一性、押出成形における成形性などの問題を解決
しようとするとき、加工性改良剤の添加が一般に採用さ
れる方法であり、この方法がある程度有効であることは
よく知られている。たとえば、特開昭 51-5371号、特開
昭58-52327号の各公報に示されているように、まずシー
トを成形したのち発泡炉中で発泡を行なう、いわゆる二
段発泡法では、発泡成形品の発泡倍率、発泡セルの均一
性などを改良するという点ではその効果が認められてい
る。しかし、一般の押出発泡成形では、その効果は認め
られない。 【0006】すなわち、一般の押出発泡成形法では、一
般に使用されているメタクリル酸メチルを主成分とする
共重合体で、比粘度が1〜2の加工性改良剤を添加して
も、緻密で均一な独立発泡セルを有し、発泡倍率が 1.2
倍以上で、表面平滑性が極めて良好な発泡成形品をうる
ことはできない。また、射出成形法などでも、前記の比
粘度が1〜2の加工性改良剤の添加では、発泡倍率が
1.2以上で、かつ緻密で均一な独立発泡セルを有する発
泡成形品はえられない。 【0007】一方、特開昭61-66732号公報に示されてい
るように、永久歪を小さくする目的で部分架橋のアクリ
ロニトリル−ブタジエンゴムを添加した軟質塩化ビニル
系樹脂組成物に分解型発泡剤を添加して押出発泡成形す
ると、永久歪は小さくなるが、発泡倍率が上りにくく、
均一な発泡セルがえられないという問題はより顕著に現
れる。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、各種発泡成
形法によって軟質塩化ビニル系樹脂組成物発泡成形品を
えようとする際に、従来の技術では発泡成形品の発泡状
態を緻密で均一な独立発泡セル状態にし、発泡倍率を
1.2倍以上にし、しかも、永久歪を小さくした発泡成形
品をうることができず、限定された範囲でしか使用され
ていないという問題を解決するためになされたものであ
る。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は、塩化ビニル系
樹脂 100部(重量部、以下同様)に対して、メタクリル
酸メチルを主成分とする共重合体 0.4gを含む 100mlの
ベンゼン溶液の30℃で測定した比粘度が 2.5以上のメタ
クリル酸メチル共重合体1〜30部および可塑剤20〜 200
部を含む軟質塩化ビニル系樹脂組成物からなる発泡倍率
1.2〜 3.5倍で圧縮永久歪25〜45%の軟質塩化ビニル系
発泡成形品に関する。 【0010】 【実施例】本発明に使用する塩化ビニル系樹脂とは、塩
化ビニルモノマーを単独重合させた塩化ビニル樹脂また
は85%(重量%、以下同様)以上塩化ビニルを含有する
塩化ビニル系共重合体のことであり、ゲル分を含有する
部分架橋塩化ビニル系樹脂などであってもよく、前記規
定に適合するかぎり、従来から知られているいかなる塩
化ビニル系樹脂であっても使用しうる。 【0011】85%以上塩化ビニルを含有する塩化ビニル
共重合体の塩化ビニル以外の共重合体成分としては、た
とえば酢酸ビニル、ステアリン酸ビニルなどのビニルエ
ステル類、エチレン、プロピレンなどのオレフィン類、
(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸 -2-エ
チルヘキシルなどの(メタ)アクリル酸エステル類、マ
レイン酸ブチル、マレイン酸オクチルなどのマレイン酸
エステル類、フマル酸ブチル、フマル酸オクチルなどの
フマル酸エステル類、あるいはこれらの酸などが例示さ
れるが、これらに限定されるものではない。これら塩化
ビニル以外の成分は2種以上併用してもよい。 【0012】また、ゲル分を含有する部分架橋塩化ビニ
ル系樹脂としては、たとえば架橋剤としてジアリルフタ
レート、ジアリルマレエート、ポリエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、1,2-ポリブタジエン類などの
多官能性化合物を使用した共重合によってえられる樹脂
などが例示されるが、これらに限定されるものではな
い。 【0013】これらの塩化ビニル系樹脂は2種以上併用
してもよく、またその併用割合も目的に応じて自由に選
択しうる。 【0014】塩化ビニル系樹脂の平均重合度は 600〜45
00であることが好ましく、1000〜3200のものがとくに好
ましい。平均重合度が 600未満のばあいには、可塑剤を
混合する際にドライアップさせることが困難であり、ま
た成形品の永久歪が大きくなり好ましくない傾向にあ
る。一方、平均重合度が4500をこえると、充分にゲル化
させることが困難となる傾向にある。 【0015】本発明に使用するメタクリル酸メチル系共
重合体とは、メタクリル酸メチルを主成分として、すな
わち50〜95%含有し、これとアクリル酸エステルおよび
(または)メタクリル酸エステル(メタクリル酸メチル
を除く)および(または)少量の架橋剤との共重合体あ
るいはグラフト共重合体である。 【0016】該メタクリル酸メチル系共重合体の分子量
は、該共重合体 0.4gを含む 100mlのベンゼン溶液の30
℃で測定した比粘度が 2.5以上、好ましくは 2.5〜 6.0
となるような高分子量のものであり、さらに好ましくは
ガラス転移温度が85℃以下のものである。該比粘度が
2.5未満のばあいには、発泡成形品のセルの均一性、独
立性、押出成形品の表面平滑性などが改良されず、また
発泡倍率も大きくならず、好ましくない。また、ペレッ
トコンパウンド製造時の混練性を改良するためには、ガ
ラス転移温度が85℃以下であるのが好ましい。 【0017】本発明に使用するメタクリル酸メチル系共
重合体は、塩化ビニル系樹脂 100部に対して1〜30部、
好ましくは3〜25部、とくに好ましくは5〜20部使用さ
れる。該使用量が1部未満では充分な発泡倍率向上効果
が生じず、逆に30部をこえると、成形品が硬くなって柔
軟性がなくなり、またコストも高くなり、好ましくな
い。なお、メタクリル酸メチル系共重合体は、2種以上
併用してもよい。 【0018】本発明に使用する可塑剤は、成形品に柔軟
性、ゴム触感などを与えるために添加されるものであ
り、その具体例としては、たとえばジブチルフタレー
ト、ジオクチルフタレート、ジイソデシルフタレート、
ジイソノニルフタレート、ジウンデシルフタレート、ト
リオクチルトリメリテート、トリイソオクチルトリメリ
テートなどの芳香族多塩基酸のアルキルエステル、ジブ
チルアジペート、ジオクチルアジペート、ジイソノニル
アジペート、ジブチルアゼレート、ジオクチルアゼレー
ト、ジイソノニルアゼレートなどの脂肪族多塩基酸のア
ルキルエステル、トリクレジルホスフェートなどのリン
酸アルキルエステル、さらにはポリエステル系可塑剤、
エポキシ系可塑剤、塩素化パラフィンなどの通常使用さ
れる可塑剤があげられる。これらは単独で用いてもよ
く、2種以上併用してもよい。 【0019】可塑剤は塩化ビニル系樹脂 100部に対して
20〜 200部、好ましくは30〜 160部使用される。該使用
量が 200部をこえると、成形品の耐熱変形性、セルの独
立性が低下して好ましくなく、一方、20部未満では成形
品に柔軟性、ゴム触感などを与えることができなくな
り、好ましくない。 【0020】本発明に使用する発泡剤としては、たとえ
ばバリウムアゾジカルボキシレート、ヒドラゾジカルボ
ンアミド、アゾジカルボンアミド、 4,4′- オキシビス
ベンゼンスルホニルセミカルバジド、 N,N′- ジメチル
-N,N′- ジニトロソテレフタルアミド、 N,N′- ジニト
ロソペンタメチレンテトラミン、p-トルエンスルホニル
ヒドラジド、ベンゼン -1,3-ジスルホニルヒドラジド、
ジフェニルスルホン-3、 3′- ジスルホニルヒドラジ
ド、p-トルエンスルホニルセミカルバジドなどがあげら
れる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を適宜選
択して併用してもよい。 【0021】発泡剤は塩化ビニル系樹脂 100部に対して
0.5〜10部、好ましくは 1.5〜5部使用される。該使用
量が 0.5部未満では、発生するガス量が少ないため、発
泡倍率が上がらず好ましくない。逆に、該使用量が10部
をこえると、過発泡となってセルの破壊、連通が発生
し、セルの均一性、独立性が低下し、好ましくない。 【0022】本発明の発泡成形品を製造する際には、必
要に応じて安定剤、滑剤、充填剤、紫外線吸収剤、顔
料、NBR 、部分架橋NBR 、クロロプレン、部分架橋クロ
ロプレンなどのゴム類、ポリウレタン系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩素化ポ
リエチレンなどの熱可塑性樹脂などを配合して使用して
もよく、さらにキッカー剤、分解抑制剤、セル調節剤な
どの発泡助剤を使用してもよく、その種類や添加量は、
目的に応じて適宜選択すればよい。 【0023】本発明の軟質塩化ビニル系発泡成形品を製
造する際には、たとえば一般の軟質塩化ビニル系樹脂組
成物を製造する工程を使用して成分をブレンド、ペレッ
ト化し、ついで該ペレットを発泡成形し、ついでその成
形品を加熱処理すればよい。 【0024】すなわち、ブレンドに際しては、ヘンシェ
ルミキサー、スーパーミキサー、リボンブレンダーなど
従来から公知のブレンダーを使用し、塩化ビニル系樹脂
などの成分を投入後、可塑剤を一括、断続または連続的
に投入して80〜 150℃まで昇温して可塑剤をドライアッ
プさせ、軟質塩化ビニル系樹脂のパウダーコンパウンド
を製造する。この際、塩化ビニル系樹脂以外の成分の投
入は、ドライアップさせたのちに投入したり、ドライア
ップさせる途中で投入してもよい。 【0025】ついで、該混合物を加圧ニーダー、コニー
ダー、ミキシングロール、各種押出機などに供給し、 1
00〜 200℃の温度で混練りし、軟質塩化ビニル系樹脂組
成物のペレットコンパウンドが製造される。 【0026】発泡成形法としては、押出成形法、射出成
形法、カレンダー成形法など、従来一般に使用されてい
る成形法が利用できる。 【0027】押出発泡成形法により成形するばあいに
は、該ペレットコンパウンドを成形品の目的に合わせた
各種の形状をもったダイスを取付けた各種の単軸または
二軸押出機を用いた押出発泡成形法により軟質塩化ビニ
ル系樹脂組成物発泡成形品が製造される。押出発泡成形
の際、金属、軟質PVC 、硬質PVC などと共押出してもよ
い。 【0028】押出発泡成形法における成形温度は、通常
100〜 200℃の範囲で行なわれ、好ましくはダイスの温
度をシリンダー先端温度より低く設定し、しかもこの温
度差を5℃以上に保ちながら成形するのが好ましい。 【0029】スクリュー形状にはとくに限定はなく、従
来から使用されている公知のスクリユー、たとえばダル
メージ型、フルフライト型などのものを使用しうる。該
スクリューのL/D は15〜40であるものが好ましく、とく
に15〜30のものが好ましい。また、スクリユーの圧縮比
は、 1.0〜 5.0であるものが好ましく、とくに 1.5〜3.
5のものが好ましい。 【0030】このようにして、押出成形、射出成形、カ
レンダー成形などでえられた発泡倍率 1.2〜 3.5倍で、
かつ緻密で均一な独立発泡セルを有する発泡成形品を40
〜 120℃で20分間以上加熱処理をすると、永久歪が著し
く改良される。このように加熱処理によって永久歪を著
しく小さくする方法は、今まで全く知られていない。 【0031】発泡成形品の加熱処理は、40〜 120℃で20
分間以上加熱処理するかぎり連続的に処理してもよく、
断続的に処理してもよく、装置などにもとくに限定はな
く、たとえば熱風乾燥機などの加熱炉を使用して加熱炉
中に静置したり、加熱炉中をゆっくりと移動させながら
処理すればよいが、60〜 100℃で1〜24時間処理するの
が好ましい。該処理温度が40℃未満であると、永久歪を
小さくする効果がほとんどなく好ましくなく、 120℃を
こえると、永久歪を小さくする効果がほとんどない上、
成形品が変形したり、外観が悪化したりするばあいがあ
り、好ましくない。また、該処理時間が20分未満である
と、永久歪を小さくする効果がほとんどなく好ましくな
い。 【0032】このようにしてえられる発泡成形品は発泡
倍率 1.2〜 3.5倍、圧縮永久歪が25〜45%程度で、緻密
で均一な独立発泡セルを有しており、シール性、クッシ
ョン性、ゴム様弾性、遮音性、断熱性に優れたものであ
る。また、とくに押出発泡成形により成形され、加熱処
理をしてえられる成形品は、表面平滑性も極めて良好で
あり、外観の良好なことが必要な製品分野にとくに好適
である。 【0033】なお、本発明にいう圧縮永久歪は図2に示
すスペーサー3を有する装置4を用いて、JIS K 6301の
圧縮永久歪の測定法と同様な方法で圧縮率53%、圧縮条
件70℃×22時間で測定した値である。この圧縮永久歪の
測定値は、成形品の形状によってかなり異なることがあ
り、上記25〜45%の値も形状によっては、たとえば20〜
50%になることもある。 【0034】このようにしてえられる永久歪の小さい軟
質塩化ビニル系樹脂組成物発泡成形品は、たとえばモー
ル類、グラスランチャンネル類、ウェザーストリップ
類、トリム類、各種のクッション部材、各種のシール部
材などの自動車用部品、滑り止め用、家具類の縁取用、
シール用などの建材部品、遮音用、防振用、断熱用、保
護用、シール用、クッション用などの目的で、シート
状、チューブ状または各種の異形状の物品として、軟質
塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン、EPDMなどの成形品が
使用されている分野などに好適に利用されうる。 【0035】以下に本発明の永久歪を小さくした軟質塩
化ビニル系樹脂組成物発泡成形品を実施例により更に詳
しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。 【0036】実施例1〜9および比較例1〜3 表1に示す平均重合度を有する塩化ビニル樹脂 100部
に、表1に示す比粘度およびガラス転移温度を有するメ
タクリル酸メチル系共重合体を表1に示す量、ジオクチ
ルフタレート(以下、DOP という)を表1に示す量、Ba
−Zn系安定剤3部、炭酸カルシウム20部、発泡剤を表1
に示す量添加し、スーパーミキサーを用いてドライアッ
プさせた。えられたパウダーコンパウンドを 140℃で10
分間混練し、厚さ約3mmの素練りシートを作製したの
ち、約3mm四方に切断してペレット化し、押出発泡成形
を行なった。 【0037】押出発泡成形はL/D =22、圧縮比= 3.0の
フルフライトスクリューを使用し、50mm単軸押出機に
て、シリンダー温度をホッパー側よりC1 = 155℃、C
2 = 170℃、C3 = 170℃、アダプター= 150℃、ダイ
= 140℃に設定し、スクリュー回転数40rpm で行ない、
図1に示す形の異形押出成形用金型1を用いて、自動車
用シール部材2を押出した。成形品は、空冷により自由
発泡させたのち、表1の条件で加熱処理を行ない、下記
方法による比重測定および外観評価に供したのち、その
成形品を図2に示すスペーサー3を有する装置4を用い
て、JIS K 6301の圧縮永久歪の測定法と同様の方法で永
久歪を測定した(予め70℃で予熱しておいた図2に示す
装置4に、厚さ(図2の上下圧縮板間に相当)を測った
成形品2を圧縮率が53%になるように上部圧縮板でスペ
ーサー3まで押し、圧縮板をボルトで固定する。成形品
をセット後、直ちに70℃の恒温槽に入れる。22時間後、
成形品2をこの装置から取出し室温で放冷し、30分後に
厚さを測定し、次式により圧縮永久歪を求める。 【0038】 【数1】 【0039】(式中、t0 は成形品2のもとの厚さ(m
m)、t1 は装置4から取出した成形品2を30分間放冷
したのちの厚さ(mm)、t2 はスペーサー3の長さ(m
m)))。結果を表1に示す。 【0040】(成形品の比重および発泡倍率)JIS K 71
12の水中置換法で比重を測定し、非発泡成形品の比重を
発泡成形品の比重で除して発泡倍率を求めた。 【0041】(成形品の外観)目視観察によって行な
い、表面平滑性およびセル状態について下記基準に基づ
き評価した。なお、セル状態は成形品をカッターナイフ
で切断し、その切断面を観察した。 【0042】表面平滑性 ○:平滑 △:凹凸が目立つ ×:凹凸が著しい セル状態 ○:均一な独立セル △:部分的にセルの連通がある ×:セルの連通が著しく、空洞がある 【0043】 【表1】 【0044】表1の結果から、メタクリル酸メチル系共
重合体の比粘度が 1.4〜 2.1のものを使用すると、加熱
処理前の外観がわるいが、メタクリル酸メチル系共重合
体の比粘度が 2.9以上のものを使用すると、加熱処理前
の成形品の外観が非常に良好で、かつ、発泡倍率も比較
例に比べて高くなっていることがわかる。さらに、加熱
処理前の圧縮永久歪は、実施例のものでも50〜65%と大
きいが、70℃で24時間の加熱処理を行なうことによっ
て、28〜43%とEPDMと同等の値にまで低くしうることが
わかる。 【0045】実施例10〜16および比較例4〜6 表2に示す組成物を用いて実施例1と同様にして評価し
た。結果を表2に示す。 【0046】 【表2】 【0047】表2の結果から、加熱処理温度が低いと、
圧縮永久歪を小さくできず、逆に 130℃と高過ぎると、
圧縮永久歪を小さくできないばかりでなく、成形品の外
観が悪化することがわかる。さらに、加熱処理時間が
0.2時間と短か過ぎると、圧縮永久歪を小さくできない
ことがわかる。一方、加熱処理時間を 0.5時間以上にし
て加熱処理温度を70〜 100℃にすると、圧縮永久歪を大
幅に小さくしうることがわかる。 【0048】 【発明の効果】本発明の軟質塩化ビニル系発泡成形品
は、 1.2倍以上の発泡倍率を有しながら、セル状態が均
一で独立性に優れており、しかも永久歪が小さいという
特徴を有するものである。 【0049】それゆえ、遮音性、防振性、断熱性、保護
性、シール性、クッション性などに優れた軟質塩化ビニ
ル系発泡成形品をうることができる。さらに、押出成形
法によって、安価に、簡単に、しかも外観の優れた成形
品を製造することが可能で、従来、EPDM、ポリウレタン
ゴムの発泡体しか使用できなかった分野においても充分
使用することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】軟質塩化ビニル系樹脂組成物発泡成形品の圧縮
永久歪を評価するための自動車部品用シール部材の押出
成形用金型の先端断面形状を示す説明図である。 【図2】図1に示す金型を用いて製作した試験片を用い
て圧縮永久歪を測定する方法を示す説明図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】1 塩化ビニル系樹脂 100重量部に
    対して、メタクリル酸メチルを主成分とする共重合体
    0.4gを含む 100mlのベンゼン溶液の30℃で測定した比
    粘度が 2.5以上のメタクリル酸メチル系共重合体1〜30
    重量部および可塑剤20〜 200重量部を含む軟質塩化ビニ
    ル系樹脂組成物からなる発泡倍率 1.2〜 3.5倍で圧縮
    久歪25〜45%の軟質塩化ビニル系発泡成形品。
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