JPH0774460B2 - 防眩性に優れた化学発色ステンレス冷延鋼板とその製造方法 - Google Patents

防眩性に優れた化学発色ステンレス冷延鋼板とその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建材等の素材として有用な防眩性に優れた化
学発色ステンレス冷延鋼板とその製造方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
今日、屋根や天井や壁や内外装パネルなどの建材等、エ
レベータや車両材、洗面化粧台、浴槽、厨房等々の素材
として、耐食性、耐候性、耐薬品性および耐熱性に優
れ、加工性および耐衝撃性が良好であり、外観が良好で
変色・退色をほとんどしない化学発色硬化膜を有する着
色ステンレス冷延鋼板が広く使用されている。そして、
この着色ステンレス冷延鋼板は、本来耐食性の良いステ
ンレス鋼を素材として、その表面に塗装着色と異なりス
テンレス鋼の地肌を可視できてその地肌が充分に活かさ
れた色調であり且つ見る角度や光線の加減により変化す
る色調を帯びた化学発色硬化膜を有する高級な着色ステ
ンレス意匠鋼板として拡販されている。
ステンレス鋼板の着色方法としては、従来から、塗料を
塗布する方法や、めっきを施す方法が広く知られている
けれども、昨今、化学発色法によって着色する方法も工
業的規模で実施されるようになっている。この化学発色
法の着色原理は、硫酸とクロム酸またはクロム酸塩との
混酸からなる着色液を貯液した着色槽内の着色液中に、
一部を浸漬させた入側の半浸漬ロールを経てステンレス
鋼帯を着色液中に連続浸漬しながら、ステンレス鋼板の
表層を酸化することによって、主としてFe,Crの酸化物
からなる数千オングストロームの厚みの酸化皮膜、すな
わち薄い透明な化学発色皮膜を形成させて、この酸化皮
膜の表面からの反射光と酸化皮膜および金属素地の界面
からの反射光との干渉作用によって発色させることにあ
る。
上述のような用途に供される素材としては、成形加工や
溶接施工され且つ大気にさらされるために、耐食性、耐
候性、耐薬品性、耐熱性、加工性、耐衝撃性、溶接性、
強度等に優れていることが要求されるほか、製品が常時
人の目に触れる部位に使用されていて視覚によって製品
の良否が評価されることから、見た目が意匠的に単に美
しいばかりでなく、人の目に対し眩しさを感じさせずに
且つその眩しさによる疲労感を与えないという性質(防
眩性)や、前述の着色ステンレス意匠鋼板として説明し
たのとは逆にステンレス鋼素材を用いながらもその素材
を感じさせない、つまり素材が何かを識別できない性質
や、汚れとか塵などが表面に付着しても余り目立たない
性質や、たとえ付着しても容易に洗浄可能な性質(清浄
性)等の優れていることが要求されるのである。
さて、このような用途に使用されてきた着色ステンレス
冷延鋼板の一般的な製造方法を説明すると、 従来、英国のインターナショナル・ニッケル社において
開発され、いわゆるインコ法と呼ばれる特開昭48−1124
3号および同49−21339号などに開示される着色技術を利
用し、例えばJISG4305に示されているNo.4,HL,BAなどの
表面仕上のステンレス冷延鋼板製品、つまり切板製品を
バッチ処理方式により着色硬化して製造していたのであ
る。
しかし最近では、このインコ法をもとに、例えば特開昭
53−34636号、同54−10245、同54−134177,同57−587
7、同58−16778、同60−2696、同60−22065などの連続
着色硬化技術(連続化学発色硬化法)によって、一例を
第4図の製造工程概略図に示すように、概ねステンレス
冷延帯鋼および同鋼板の製造工程の末端に連続着色硬化
工程を配し、この工程に広幅で種々の表面仕上のステン
レス帯鋼を連続通板し、大量生産方式により経済的に着
色ステンレス冷延鋼板が製造できるようになりつつあ
る。
このようにして従来の製造方法で得られた着色ステンレ
ス冷延鋼板は、前記の如き諸性質を備えており、前記の
如き各用途の素材として前記諸要求の相当部分を満足し
ていたのである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の製造方法で得られたこのような着
色ステンレス冷延鋼板は、素材である種々の表面仕上の
ステンレス冷延帯鋼や同鋼板の地肌が保有する光沢によ
って、その表面に適度な光沢が感じられ美しく良好な外
観を呈しているが、反面、太陽光線や照明光線等が反射
し易く、非常に眩しくて眼に疲労感を与える問題を残し
ており、防眩性に対する要求を満していなかった。
また、このような着色ステンレス冷延鋼板の使用される
部位や特定の使用目的の用途においては、前記の如き諸
特性の相当部分を具備することを要求されながら、尚且
つ光沢を有するステンレス鋼素材を用いながらもその素
材を感じさせない、つまり何の素材か識別できない性
質、換言すれば従来の光沢のある着色ステンレス冷延鋼
板とは違って表面光沢のない深美的な色調を帯びること
を要求される場合があるが、このような要求を満してい
ないという問題を残していたのである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、前記問題点を解決し、表面において防眩
性が付与されていてしかも光沢がなく深美的な色調を帯
びた化学発色ステンレス冷延鋼板とその連続化学発色量
産方式による製造方法とを提供することを目的に研究し
た結果、かかる着色ステンレス冷延鋼板の素材として方
向性のない特定粗度の表面を有するステンレス冷延鋼板
を用いればよいこと、そのためには化学発色硬化処理の
前に軽圧延を特定な条件で行なうことによって目的が達
成されることを究明して本発明を完成したのである。
すなわち本発明の一つは、少なくとも片面が方向性のな
い十点平均粗さRzで4〜12μmの粗度のステンレス冷延
鋼板の表面に化学発色硬化法による発色皮膜を有してな
ることを特徴とする防眩性に優れた化学発色ステンレス
冷延鋼板に関するものである。
また好ましくは、化学発色ステンレス冷延鋼板の素材が
SUS304ステンレス冷延帯鋼であることを特徴とする。
さらに本発明の他の一つは、冷間圧延、焼鈍酸洗、軽圧
延および化学発色硬化を含む各工程により化学発色ステ
ンレス冷延鋼板を製造するに際し、化学発色硬化の前に
難圧延を行い、この圧延パスを方向性のない十点平均粗
さRzが10〜25μmにダル加工した表面粗度を有する圧延
ワークロールを用いて圧下率が0.1〜0.6%で軽圧延し、
次いで化学発色硬化処理することを特徴とする防眩性に
優れた化学発色ステンレス冷延鋼板の製造方法に関する
ものである。
さらにまた好ましくは、冷間圧延後で焼鈍酸洗を行う前
に、化学発色ステンレス冷延鋼板の素材を研摩ベルトに
よって連続研摩することを特徴とする。
さらにまた好ましくは、化学発色ステンレス冷延鋼板の
素材を冷間圧延、もしくはこの圧延に引き続き連続表面
研摩を行った後に焼鈍酸洗を行うに際し、当該素材をグ
レンサイズ5μm以下の軟質材に焼鈍するることを特徴
とする。
さらにまた好ましくは、軽圧延は、ダル加工を施された
大径の圧延ワークロールの組込まれた調質圧延機で行わ
れることを特徴とする。
〔構成の説明〕
以下に、本発明を好ましい実施態様を加えながら図面を
参照して詳細に説明する。
第1図は本発明に係る化学発色ステンレス冷延鋼板に付
与される防眩性とその素材であるステンレス冷延鋼板表
面の粗度との関係を示す図、第2図は本発明製造方法の
工程概略図、第3図は本発明製造方法において素材のス
テンレス冷延鋼板表面の粗度と圧延条件(圧延ワークロ
ール表面の粗度、圧下率)との関係を示す図である。
まず、本発明に係る化学発色ステンレス冷延鋼板につい
て説明する。
少なくとも片面が方向性がなく且つJISB0601(1982)に
規定された十点平均粗さRz4〜12μmの粗度にダル加工
された冷延鋼板の表面に化学発色硬化法による発色膜を
有してなる着色ステンレス冷延鋼板である。
この発色膜は、前記従来技術において、紹介した各公報
に開示される連続着色硬化技術(連続化学発色硬化法)
を利用し素材の冷延鋼板の表面に形成されるものであっ
て、光の屈折と干渉により見る角度で変化する種々の色
調(青、金、赤、緑などの色あい)を有し、この色調を
もつ膜を透して素材である冷延鋼板の表面地肌を可視で
きるのである。
つまり、着色ステンレス冷延鋼板は、このような素材の
地肌を可視できる性質を利用し、素材である冷延鋼板の
地肌を方向性のない特定の粗度のダル加工面に仕上げ、
この面を透して見るので、表面において反射がなく防眩
性が付与され、素材の識別ができず、しかも光沢がなく
深美的な色調を帯びた意匠鋼板となり得るのである。そ
して、その充分な防眩性等の得られる素材の冷延鋼板表
面のダル加工程度、即ち表面粗度は第1図から求められ
る。第1図は、方向性がなく種々の表面粗度にダル加工
した素材表面に前記発色膜を形成した着色ステンレス冷
延鋼板を、その防眩性の高低に従って目視判定によりA,
B,C(A>B>CでAが合格水準)のランクに分け、縦
軸に表面粗度、横軸にA,B,Cランクをとり、該当する箇
所に該当する個数をプロットして示したものである。こ
の第1図により、合格ランクAの防眩性等の与えられる
のはすべて表面粗度が4μm以上の場合であることが判
る。では表面粗度が大きければよいかといえばそうでは
なく、光沢がなく深美的な色調を具備させるという観点
からの観察結果によれば、15μm以下が限度、望ましく
は12μm以下が適当である。極端に表面粗度を大きくし
た場合は、1枚の鋼板内の色調においても統一性に欠け
る場合も起り意匠鋼板として不適であり、また逆に防眩
性を消失する場合も発生するのである。
次に、このような着色ステンレス冷延鋼板を、連続着色
量産方式によって製造する方法を第2図の工程概略図を
用いて説明する。
本発明の製造方法においては、例えばSUS304ステンレス
冷延帯鋼など冷間圧延用素材を、焼鈍酸洗、冷間圧延、
焼鈍酸洗など通常のステンレス冷延帯鋼の各製造工程を
経て、肝心な連続化学発色硬化工程に通板する前に、軽
圧延を特定な条件で行なうことにある。
この軽圧延は、前記の如く、着色ステンレス冷延鋼板の
素材である冷延帯鋼の表面を方向性のない十点平均粗さ
Rz4〜12μmの粗度にダル加工するために行なうのであ
って、その圧延条件は第3図に示される。第3図は、か
かるダル加工表面粗度の冷延帯鋼素材を得るために、方
向性のない十点平均粗さRz10〜25μm程度にダル加工し
た表面粗度の圧延ワークロールを用いて、軽い圧下率
(0.1〜0.6%)で素材の圧延を実施すればよいことを示
している。
このような軽圧延での伸び率は、圧下率と同程度とな
る。ステンレス鋼表面の粗さが2μmを越えると、処理
の仕方によっては、物理的性質等が低下する可能性もあ
るとされているけれども、本発明に関しては、後述する
ように、12〜15μm程度の粗さまで充分に使用可能であ
る。
但し、 圧延率(%)={(H−h)/H}×100 H:圧延前の板厚(mm) h:圧延後の板厚(mm) このようにダル加工が施され適度な表面粗度を有する素
材は、次なる連続化学発色硬化工程に通板され、さらに
スリッタ処理、剪断処理、形状修正処理などを行なう精
整工程を経て、着色ステンレス冷延帯鋼もしくは着色ス
テンレス冷延鋼板として製品化されるのである。
このような本発明の製造方法においては、素材表面の地
疵を除去することよりも、主要な後工程である連続化学
発色硬化工程において発色ムラを発生させずにダル加工
された素材表面に均一に化学発色および硬化処理を行な
わせるために、前工程の冷間圧延後で焼鈍酸洗を行なう
前に、素材を研摩エンドレスベルトにより連続表面研摩
をしておくことが望ましいのである。
また、第2図に示す本発明製造工程の最終段階におい
て、軽圧延とはいえ、ダル加工の冷間圧延が行なわれ、
その後に焼鈍処理を行なわないで製品化されるので、素
材が加工硬化されたまま製品となる。製品化された着色
ステンレス冷延帯鋼あるいは着色ステンレス冷延鋼板
は、曲げなど成形加工を受けるのであるが、この加工に
対して加工硬化したままの硬質製品では具合が悪い場合
には、この軽圧延を行なう前の焼鈍酸洗工程において素
材である冷延帯鋼をJISG0551およびG0552に規定されて
いるグレンサイズ5以下の軟質材に焼鈍しておくことが
望ましいのである。
さらに、この軽圧延は、格別圧延機種を選んで実施され
るものではないが、軽い圧下率のダル加工の圧延であ
り、製造工程の最終段階にある素材に表面疵を発生させ
ることなくその形状をも良好ならしめるなどの理由によ
り、比較的に大径で前記表面粗度にダル加工の施こされ
た圧延ワークロールを組み込んだ調質圧延機で行なうの
が好ましいのである。
〔実施例〕
以下実施例により、本発明の製品およびその製造方法を
更に具体的に説明する。
寸法が板厚3.8mmで板幅1030mmのSUS304熱間圧延鋼帯
(冷間圧延用素材)を、熱間圧延材質の改善、圧延歪の
除去および表面酸化スケールの除去のために焼鈍酸洗し
た。次に、冷間圧延し、この圧延によって生じた加工硬
化、圧延歪の除去と材質改善のために焼鈍酸洗を行なっ
た。この焼鈍酸洗は、大気焼鈍であるカテナリ焼鈍炉を
用い、酸洗がスケールブレーカとかショットブラストと
かの機械的な酸化スケールの破砕除去手段を併用し、酸
や塩の電解質を用いた電解酸洗とか溶融塩とか各種酸類
による酸洗とかの化学的な酸化スケール除去手段によっ
て、安価なランニングコストで済む方法によって行なっ
た。
かかる冷間圧延および焼鈍酸洗を必要に応じ繰り返し
て、製品としての要求板厚である0.4mmまで圧延すると
ともに、最終焼鈍酸洗時に素材がグレーンサイズ5の軟
質材になるように軟化焼鈍を行なった。また、この軟化
焼鈍に先立って、仕上研摩設備で研摩油をかけながら研
摩エンドレスベルトを用いて軽く素材の表面研摩を行な
った。
このような素材を、調質圧延機において、直径750mm
で、方向性がなく十点平均粗さRz20μmの表面粗度にダ
ル加工された圧延ワークロールを用いて、圧下率0.3%
で1パス圧延を行なった結果、方向性のない表面粗度Rz
7.8にダル加工された冷延帯鋼素材が得られた。
この適度な表面粗度にダル加工された素材を、主要な化
学発色硬化工程に連続通板し、酸液の電解質の濃度とか
温度、素材への電流密度、通板速度および浸漬時間など
を調整して処理を行なった結果、色ムラがなく均一に目
標通りの暗赤色の色調を帯びた発色膜を有する着色ステ
ンレス冷延帯鋼を得ることができた。
最後に、この着色ステンレス冷延帯鋼を精整工程に投入
し、スリッテングあるいは形状修正処理を行なって着色
ステンレス冷延帯鋼製品とし、残りは剪断して着色ステ
ンレス冷延鋼板製品とした。
そして、前者は表面反射がなく防眩性が付与されてい
て、しかも光沢がなく深美的な暗赤色の色調を帯びるこ
とを要求される屋根材として、一方後者は同様な要求が
なされた内外装パネル材として使用することができたの
である。
〔効果〕
以上の如く、本発明の化学発色ステンレス冷延鋼板は、
種々の用途の素材となる意匠鋼板として一般的に具備す
べき諸特性を備えているのは勿論のことであるが、表面
反射がなく防眩性が付与されていて、しかも一般に光沢
を有するステンレス鋼素材を用いながらもその素材を感
じさせず、従来の光沢ある化学発色ステンレス冷延鋼板
とは違って表面光沢のない落着いた感じの深美的な各種
色調を帯びる新たな性質が付加されたものにすることが
できるのである。
本発明による化学発色による着色は、干渉色であるの
で、塗装による着色に比較して、外観の趣が異なるばか
りではなく、素地との密着性が良く、退色がほとんどな
く、溶接施工も容易である。
そして、その製造方法においては、かかる新たな性質
を、簡単に生産性よく安価に安定して付加し製造できる
ものである。
本発明は、このように優れた製品の表面性状により、ス
テンレス冷延鋼板の利用分野を拡大してその拡販に大き
く貢献するものであり、その工業的価値は非常に大きな
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図までは本発明に係る化学発色ステンレ
ス冷延鋼板とその製造方法に関するものであり、第1図
は化学発色ステンレス冷延鋼板に付与される防眩性とそ
の素材であるステンレス冷延鋼板の表面粗度との関係を
示す図、第2図は製造方法の工程概略図、第3図は素材
のステンレス冷延鋼板表面の粗度とダル加工を行なう軽
圧延の圧延条件(圧延ワークロールの表面粗度、圧下
率)との関係を示す図である。 第4図は従来の化学発色ステンレス冷延鋼板の製造工程
概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−15642(JP,A) 特開 昭56−121947(JP,A) 特開 昭59−23824(JP,A) 特開 昭61−227193(JP,A) 特開 昭63−213680(JP,A)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも片面が方向性のない十点平均粗
    さRzで4〜12μmの粗度のステンレス冷延鋼板の表面に
    化学発色硬化法による発色皮膜を有してなることを特徴
    とする防眩性に優れた化学発色ステンレス冷延鋼板。
  2. 【請求項2】化学発色ステンレス冷延鋼板の素材がSUS3
    04ステンレス冷延帯鋼であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の防眩性に優れた化学発色ステンレス
    冷延鋼板。
  3. 【請求項3】冷間圧延、焼鈍酸洗、軽圧延および化学発
    色硬化を含む各工程により化学発色ステンレス冷延鋼板
    を製造するに際し、化学発色硬化の前に難圧延を行い、
    この圧延パスを方向性のない十点平均粗さRzが10〜25μ
    mにダル加工した表面粗度を有する圧延ワークロールを
    用いて圧下率が0.1〜0.6%で軽圧延し、次いで化学発色
    硬化処理することを特徴とする防眩性に優れた化学発色
    ステンレス冷延鋼板の製造方法。
  4. 【請求項4】冷間圧延後で焼鈍酸洗を行う前に、化学発
    色ステンレス冷延鋼板の素材を研摩ベルトによって連続
    研摩することを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の
    防眩性に優れた化学発色ステンレス冷延鋼板の製造方
    法。
  5. 【請求項5】化学発色ステンレス冷延鋼板の素材を冷間
    圧延、もしくはこの圧延に引き続き連続表面研摩を行っ
    た後に焼鈍酸洗を行うに際し、当該素材をグレンサイズ
    5μm以下の軟質材に焼鈍することを特徴とする特許請
    求の範囲第3項または第4項に記載の防眩性に優れた化
    学発色ステンレス冷延鋼板の製造方法。
  6. 【請求項6】軽圧延は、ダル加工を施された大径の圧延
    ワークロールの組込まれた調質圧延機で行われることを
    特徴とする特許請求の範囲第3項〜第5項までのいずれ
    かに記載の防眩性に優れた化学発色ステンレス冷延鋼板
    の製造方法。
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