JPH0774712A - 歪測定法 - Google Patents
歪測定法Info
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- JPH0774712A JPH0774712A JP21963393A JP21963393A JPH0774712A JP H0774712 A JPH0774712 A JP H0774712A JP 21963393 A JP21963393 A JP 21963393A JP 21963393 A JP21963393 A JP 21963393A JP H0774712 A JPH0774712 A JP H0774712A
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- optical
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- bands
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 異なる光変調度を有する複数の個別帯域を一
括して光伝送する混在型光伝送装置について簡便な歪測
定法を提供する。また、これを用いて、各帯域に最適な
光変調度配分を決定し、良好な特性の光伝送装置を実現
する。 【構成】 互いに重ならないL(Lは2以上の自然数)
個の帯域を伝送する混在型光伝送装置に対応して、L個
の多チャンネル信号源に代えて、各帯域に2つずつの信
号発生器(2×L個)101a、101b、102a、
102bと、光受信部出力の所定周波数電力を測定する
測定部111とからなる歪測定装置を構成する。本測定
装置において、総合変調度を充分に大きく過変調状態に
した場合、所定の帯域内の2信号によって生ずる2次
(3次)の相互変調歪値IM2(IM3)が、前記光伝送
装置の前記所定の帯域における2次(3次)相互変調歪
の所要値IM2s(IM3s)以下であるように、前記所定
帯域の光変調度を設定する。
括して光伝送する混在型光伝送装置について簡便な歪測
定法を提供する。また、これを用いて、各帯域に最適な
光変調度配分を決定し、良好な特性の光伝送装置を実現
する。 【構成】 互いに重ならないL(Lは2以上の自然数)
個の帯域を伝送する混在型光伝送装置に対応して、L個
の多チャンネル信号源に代えて、各帯域に2つずつの信
号発生器(2×L個)101a、101b、102a、
102bと、光受信部出力の所定周波数電力を測定する
測定部111とからなる歪測定装置を構成する。本測定
装置において、総合変調度を充分に大きく過変調状態に
した場合、所定の帯域内の2信号によって生ずる2次
(3次)の相互変調歪値IM2(IM3)が、前記光伝送
装置の前記所定の帯域における2次(3次)相互変調歪
の所要値IM2s(IM3s)以下であるように、前記所定
帯域の光変調度を設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多チャンネルの信号を
周波数多重して伝送する光伝送装置の歪測定法に関す
る。
周波数多重して伝送する光伝送装置の歪測定法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、多チャンネルの信号を周波数多
重して一括伝送する光伝送装置について、その構成を示
したものである。301は多チャンネル信号源、304
は光送信部、305は光伝送路、306は光受信部、3
07は選局・復調部である。この光伝送装置について、
以下説明する。多チャンネル信号源301は、複数の信
号源を有し、各信号毎に予め決められた周波数の搬送波
を所定の電気変調方式(例えば、AM変調方式)により
変調し、周波数多重する。光送信部304は、光源とし
て半導体レーザ(以下、LDと呼ぶ)を備え、LDの注
入電流を前記周波数多重信号で振幅変調することにより
光強度変調信号に変換する。光伝送路305により伝送
された前記光信号は、光受信部306により電気信号に
再変換され、選局・復調部307が周波数多重信号から
希望チャンネルの信号を選択・復調する。
重して一括伝送する光伝送装置について、その構成を示
したものである。301は多チャンネル信号源、304
は光送信部、305は光伝送路、306は光受信部、3
07は選局・復調部である。この光伝送装置について、
以下説明する。多チャンネル信号源301は、複数の信
号源を有し、各信号毎に予め決められた周波数の搬送波
を所定の電気変調方式(例えば、AM変調方式)により
変調し、周波数多重する。光送信部304は、光源とし
て半導体レーザ(以下、LDと呼ぶ)を備え、LDの注
入電流を前記周波数多重信号で振幅変調することにより
光強度変調信号に変換する。光伝送路305により伝送
された前記光信号は、光受信部306により電気信号に
再変換され、選局・復調部307が周波数多重信号から
希望チャンネルの信号を選択・復調する。
【0003】以上の光伝送装置においては、光伝送系、
中でもLDの非線形性による搬送波間の相互変調歪(2
次歪をIM2、3次歪をIM3と呼ぶ。)の発生が大きな
問題となる。特に、多くの搬送波を等周波数間隔で配置
する場合、同一周波数に多くの歪が重複して発生し累積
加算される(IM2の和をCSO:Composite SecondOrd
er、IM3の和をCTB:Composite Triple Beatと呼
ぶ。)ために歪による妨害は一層顕著になる。一般に、
LDにおける光変調度が大きい程、非線形歪は増大する
ため、光伝送装置に求められる所要の光伝送特性に応じ
て、最適な光変調度を決定する必要がある。例えば、図
4はCSO,CTBおよび、CNR(搬送波対雑音電力
比)の光変調度特性の一例であるが、上述のようにCS
O,CTBは光変調度の増大に従って劣化する一方、C
NRは改善される。光変調度は歪量、CNRの両面から
決定する必要があり、この例ではAM伝送方式における
CATVの所要特性(CSO≦−60dBc,CTB≦
−65dBc,CNR≧51dB)を満たすように4%
(m=0.04)程度に選ばれる。
中でもLDの非線形性による搬送波間の相互変調歪(2
次歪をIM2、3次歪をIM3と呼ぶ。)の発生が大きな
問題となる。特に、多くの搬送波を等周波数間隔で配置
する場合、同一周波数に多くの歪が重複して発生し累積
加算される(IM2の和をCSO:Composite SecondOrd
er、IM3の和をCTB:Composite Triple Beatと呼
ぶ。)ために歪による妨害は一層顕著になる。一般に、
LDにおける光変調度が大きい程、非線形歪は増大する
ため、光伝送装置に求められる所要の光伝送特性に応じ
て、最適な光変調度を決定する必要がある。例えば、図
4はCSO,CTBおよび、CNR(搬送波対雑音電力
比)の光変調度特性の一例であるが、上述のようにCS
O,CTBは光変調度の増大に従って劣化する一方、C
NRは改善される。光変調度は歪量、CNRの両面から
決定する必要があり、この例ではAM伝送方式における
CATVの所要特性(CSO≦−60dBc,CTB≦
−65dBc,CNR≧51dB)を満たすように4%
(m=0.04)程度に選ばれる。
【0004】このような光伝送系における歪特性の評価
法としては、図5に示す2信号法が一般的なものとして
知られている。501a,501bは信号発生器#1お
よび#2、506はレベル調整部、507は多重部、5
08は光送信部、509は光伝送路、510は光受信
部、511は測定部である。信号発生器#1,#2(5
01a,b)は前記多チャンネル信号源301の発生す
る信号帯域内のある周波数の1信号を各々発生し、多重
部507がこの2信号を1つに合波し、レベル調整部5
06が光変調度を設定し、光送信部508がこれを光信
号に変換し、光伝送路509で伝送された光信号を光受
信部510が電気信号に再変換し、測定部511が当該
周波数の信号電力を計測する。この2信号法によって相
互変調歪IM2,IM3を測定することにより、実際の多
チャンネル信号伝送時の複合2次歪CSO,複合3次歪
CTBは以下の(数3),(数4)で見積ることができ
る。
法としては、図5に示す2信号法が一般的なものとして
知られている。501a,501bは信号発生器#1お
よび#2、506はレベル調整部、507は多重部、5
08は光送信部、509は光伝送路、510は光受信
部、511は測定部である。信号発生器#1,#2(5
01a,b)は前記多チャンネル信号源301の発生す
る信号帯域内のある周波数の1信号を各々発生し、多重
部507がこの2信号を1つに合波し、レベル調整部5
06が光変調度を設定し、光送信部508がこれを光信
号に変換し、光伝送路509で伝送された光信号を光受
信部510が電気信号に再変換し、測定部511が当該
周波数の信号電力を計測する。この2信号法によって相
互変調歪IM2,IM3を測定することにより、実際の多
チャンネル信号伝送時の複合2次歪CSO,複合3次歪
CTBは以下の(数3),(数4)で見積ることができ
る。
【0005】
【数3】
【0006】
【数4】
【0007】次に、近年注目されている異変調方式混在
型の光伝送装置を図6を例に説明する。これは2帯域混
在型の光伝送装置で、図3の多チャンネル信号源301
に代えて、2つの多チャンネル信号源601,602
と、両信号源の出力を合成する多重部603を備えてい
る。多チャンネル信号源601,602は各々複数の信
号源を有し、お互いに重ならないように設定された第1
帯域B1、および第2帯域B2内に予め決められた周波数
の搬送波を、各々異なる電気変調方式(多チャンネル映
像信号源601はAM変調方式、602はQAM変調方
式)により変調する。各出力信号P1,P2は多重部60
3において合成された後、光送信部304により光強度
変調信号に変換・出力される。この時、各帯域の信号の
光変調度m1(AM変調度),m2(QAM変調度)は、
各変調方式に対する所要のCNR値の差から、m1はm2
に比べ約10倍大きく設定される(図7)。
型の光伝送装置を図6を例に説明する。これは2帯域混
在型の光伝送装置で、図3の多チャンネル信号源301
に代えて、2つの多チャンネル信号源601,602
と、両信号源の出力を合成する多重部603を備えてい
る。多チャンネル信号源601,602は各々複数の信
号源を有し、お互いに重ならないように設定された第1
帯域B1、および第2帯域B2内に予め決められた周波数
の搬送波を、各々異なる電気変調方式(多チャンネル映
像信号源601はAM変調方式、602はQAM変調方
式)により変調する。各出力信号P1,P2は多重部60
3において合成された後、光送信部304により光強度
変調信号に変換・出力される。この時、各帯域の信号の
光変調度m1(AM変調度),m2(QAM変調度)は、
各変調方式に対する所要のCNR値の差から、m1はm2
に比べ約10倍大きく設定される(図7)。
【0008】しかしながら、上記のような混在型の光伝
送装置においては、1つの帯域の変調度の大きさが他の
帯域の歪量に及ぼす影響などの歪特性の検討が充分行な
われていない。特に、小変調度帯域(上記の例では、Q
AM変調帯域)の搬送波によって発生する歪量に対し
て、大変調度帯域(上記の例では、AM変調帯域)の変
調度設定が及ぼす影響は大きいと考えられる。また、多
チャンネル信号伝送装置の伝送チャンネル数は近年さら
に増大し、総合変調度(全チャンネルの光変調度の総
和)は非常に大きくなっている。そのため、LDを過変
調状態で動作させる場合が多くなり、LDで発生する歪
はますます大きな問題となっている。
送装置においては、1つの帯域の変調度の大きさが他の
帯域の歪量に及ぼす影響などの歪特性の検討が充分行な
われていない。特に、小変調度帯域(上記の例では、Q
AM変調帯域)の搬送波によって発生する歪量に対し
て、大変調度帯域(上記の例では、AM変調帯域)の変
調度設定が及ぼす影響は大きいと考えられる。また、多
チャンネル信号伝送装置の伝送チャンネル数は近年さら
に増大し、総合変調度(全チャンネルの光変調度の総
和)は非常に大きくなっている。そのため、LDを過変
調状態で動作させる場合が多くなり、LDで発生する歪
はますます大きな問題となっている。
【0009】以上のような混在型光伝送装置に対する歪
特性の評価法としては、従来の2信号法はもはや充分で
はない。そこで、良好な光伝送特性を実現するために、
各帯域の光変調度を最適に設定・配分するための歪の測
定・評価法が望まれている。
特性の評価法としては、従来の2信号法はもはや充分で
はない。そこで、良好な光伝送特性を実現するために、
各帯域の光変調度を最適に設定・配分するための歪の測
定・評価法が望まれている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、混在型
の光伝送装置においては、ある帯域の光変調度の大きさ
が他の帯域の歪特性に及ぼす影響を明確にし、最適な光
変調度を決定しなければならない。しかし、特に多チャ
ンネル化のため過変調状態となる光伝送装置を含め、混
在型光伝送装置の光変調度配分に関して具体的手法がな
いのが現状である。
の光伝送装置においては、ある帯域の光変調度の大きさ
が他の帯域の歪特性に及ぼす影響を明確にし、最適な光
変調度を決定しなければならない。しかし、特に多チャ
ンネル化のため過変調状態となる光伝送装置を含め、混
在型光伝送装置の光変調度配分に関して具体的手法がな
いのが現状である。
【0011】本発明は上記の問題点を解決するために、
混在型の光伝送装置に対して簡便な歪測定法を提供し、
これを用いて過変調領域で運用する場合を含め、ある帯
域の光変調度の大きさが他の帯域の歪特性に及ぼす影響
を明かにする。これにより、各帯域に最適な光変調度配
分を決定し、良好な特性の光伝送装置を実現することを
目的とする。
混在型の光伝送装置に対して簡便な歪測定法を提供し、
これを用いて過変調領域で運用する場合を含め、ある帯
域の光変調度の大きさが他の帯域の歪特性に及ぼす影響
を明かにする。これにより、各帯域に最適な光変調度配
分を決定し、良好な特性の光伝送装置を実現することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は、互いに周波数の重ならないL(Lは2
以上の自然数)個の帯域に備えた搬送波を異なる光変調
度で光伝送し、最大変調度をとらない所定の1帯域Bi
内に発生する歪波が、当該帯域Biの搬送波によって構
成される混在型光伝送装置を想定して、各帯域毎に2つ
の周波数の信号を発生し、この2×L個の全信号を1つ
に合波・周波数多重し、この信号を光信号に変換し、こ
れを電気信号に再変換し、所定周波数の信号電力を計測
する。ここで総合変調度1以上の過変調状態において、
帯域Biの2信号により生ずる2次(3次)の相互変調
歪値IM2(IM3)が、前記光伝送装置が過変調動作す
る場合の帯域Biにおける2次(3次)相互変調歪の所
要値IM2s(IM3s)以下となる時の光変調度を、前記
混在型光伝送装置における帯域Biの光変調度miとす
る。
めに、本発明は、互いに周波数の重ならないL(Lは2
以上の自然数)個の帯域に備えた搬送波を異なる光変調
度で光伝送し、最大変調度をとらない所定の1帯域Bi
内に発生する歪波が、当該帯域Biの搬送波によって構
成される混在型光伝送装置を想定して、各帯域毎に2つ
の周波数の信号を発生し、この2×L個の全信号を1つ
に合波・周波数多重し、この信号を光信号に変換し、こ
れを電気信号に再変換し、所定周波数の信号電力を計測
する。ここで総合変調度1以上の過変調状態において、
帯域Biの2信号により生ずる2次(3次)の相互変調
歪値IM2(IM3)が、前記光伝送装置が過変調動作す
る場合の帯域Biにおける2次(3次)相互変調歪の所
要値IM2s(IM3s)以下となる時の光変調度を、前記
混在型光伝送装置における帯域Biの光変調度miとす
る。
【0013】
【作用】以上の構成を備えることにより本発明は、上記
混在型の光伝送装置に対する歪測定法を提供し、これを
用いて過変調時を含め混在型光伝送装置について各帯域
に最適な光変調度設定を行い、良好な特性の光伝送装置
を実現する。
混在型の光伝送装置に対する歪測定法を提供し、これを
用いて過変調時を含め混在型光伝送装置について各帯域
に最適な光変調度設定を行い、良好な特性の光伝送装置
を実現する。
【0014】
【実施例】2帯域混在型の光伝送装置(図6)に対応し
た歪測定装置の構成を図1に示す。101a,101b
は第1帯域用信号発生器#1および#2、102a,1
02bは第2帯域用信号発生器#1および#2、10
3,104は第2の多重部、105は第1帯域レベル調
整部,106は第2帯域レベル調整部、107は多重
部、108は光送信部、109は光伝送路、110は光
受信部、111は測定部である。
た歪測定装置の構成を図1に示す。101a,101b
は第1帯域用信号発生器#1および#2、102a,1
02bは第2帯域用信号発生器#1および#2、10
3,104は第2の多重部、105は第1帯域レベル調
整部,106は第2帯域レベル調整部、107は多重
部、108は光送信部、109は光伝送路、110は光
受信部、111は測定部である。
【0015】第1帯域用信号発生器#1および#2(1
01a,b)は、混在型光伝送装置の第1帯域B1の搬
送波に対応して設けるもので、各々第1帯域B1内の周
波数を有するものとする。同様に、第2帯域用信号発生
器#1および#2(102a,b)は、第2帯域B2の
搬送波に対応する。各帯域の2信号はそれぞれ第2の多
重部103,104により合成され、各レベル調整部1
05,106を経た後、多重部107により合成され、
光送信部108に与えられる。第1帯域レベル調整部1
05で第1帯域B1の光変調度m1を設定し、第2帯域レ
ベル調整部106で第2帯域B2の光変調度m2を設定す
る。光伝送系(108〜110)において発生した歪
は、測定部111において当該周波数のみ透過、増幅の
後、その電力が計測される。
01a,b)は、混在型光伝送装置の第1帯域B1の搬
送波に対応して設けるもので、各々第1帯域B1内の周
波数を有するものとする。同様に、第2帯域用信号発生
器#1および#2(102a,b)は、第2帯域B2の
搬送波に対応する。各帯域の2信号はそれぞれ第2の多
重部103,104により合成され、各レベル調整部1
05,106を経た後、多重部107により合成され、
光送信部108に与えられる。第1帯域レベル調整部1
05で第1帯域B1の光変調度m1を設定し、第2帯域レ
ベル調整部106で第2帯域B2の光変調度m2を設定す
る。光伝送系(108〜110)において発生した歪
は、測定部111において当該周波数のみ透過、増幅の
後、その電力が計測される。
【0016】上記測定装置を用いて2帯域混在型光伝送
装置に対する歪特性を評価した結果の一例を図2に示
す。本図は、第2帯域B2の光変調度m2をパラメータに
して、第1帯域B1の光変調度m1に対する第2帯域B2
の2信号相互による差ビート歪量の変化を示したもので
ある。これは、即ち第2帯域B2の2信号によって生じ
る歪量が、大変調度を有する一方の帯域(B1)の光変
調度の大きさによって受ける影響を示したものである。
図中において、m1>0.5ではパラメータm2の大きさ
に寄らず全て過変調状態にあると考えてよい。この結果
から、過変調状態においても、第2帯域B2の搬送波に
よって生じる2次歪の大きさは、光変調度m2によって
一意に決定され、光変調度m1に依らないことが分か
る。この傾向は3次歪についても同様である。即ち、総
合変調度が充分大きい時の歪の大きさにより、過変調状
態における混在型光伝送装置の歪特性の最低保証値を見
積ることができる。従って、第2帯域B2の光変調度m2
は、この歪の最低保証値が帯域B2における歪の所要値
より大きくなるように設定する。
装置に対する歪特性を評価した結果の一例を図2に示
す。本図は、第2帯域B2の光変調度m2をパラメータに
して、第1帯域B1の光変調度m1に対する第2帯域B2
の2信号相互による差ビート歪量の変化を示したもので
ある。これは、即ち第2帯域B2の2信号によって生じ
る歪量が、大変調度を有する一方の帯域(B1)の光変
調度の大きさによって受ける影響を示したものである。
図中において、m1>0.5ではパラメータm2の大きさ
に寄らず全て過変調状態にあると考えてよい。この結果
から、過変調状態においても、第2帯域B2の搬送波に
よって生じる2次歪の大きさは、光変調度m2によって
一意に決定され、光変調度m1に依らないことが分か
る。この傾向は3次歪についても同様である。即ち、総
合変調度が充分大きい時の歪の大きさにより、過変調状
態における混在型光伝送装置の歪特性の最低保証値を見
積ることができる。従って、第2帯域B2の光変調度m2
は、この歪の最低保証値が帯域B2における歪の所要値
より大きくなるように設定する。
【0017】一般に、2帯域の一方の帯域(B2)の光
変調度(m2)が小さい場合、全変調信号電力の振幅分
布は第1帯域B1の2信号だけでほぼ決定されるため、
この2信号の電圧加算で表わされる。従って、この場合
の過変調/非過変調領域の総合変調度(2×m1+2×
m2)の閾値は約1である。しかし、光変調度m2が大き
くなると全変調信号電力の振幅分布は4信号で与えられ
るため、各信号の位相のランダム性によりガウス分布
(電力加算)に近ずく(参考文献;前田、”FM−FD
M光CATV伝送におけるひずみおよびCN比特性の検
討”信学論誌B-1 Vol.J76-B-I No.1 pp.60-68, 1993
年)。このため、上記測定系において過変調による歪劣
化が顕著に現われる総合変調度は1より大きくなる。従
って、歪の最低保証値の見積りは、総合変調度が1より
充分大きい領域において行なう必要がある。例えば、図
2では2×m1>1(m1>0.5)においてIM2を見
積ることが望ましく、第2帯域B2の変調度m2と相互変
調歪IM2の関係は、図2に示す結果より表1のように
なる。
変調度(m2)が小さい場合、全変調信号電力の振幅分
布は第1帯域B1の2信号だけでほぼ決定されるため、
この2信号の電圧加算で表わされる。従って、この場合
の過変調/非過変調領域の総合変調度(2×m1+2×
m2)の閾値は約1である。しかし、光変調度m2が大き
くなると全変調信号電力の振幅分布は4信号で与えられ
るため、各信号の位相のランダム性によりガウス分布
(電力加算)に近ずく(参考文献;前田、”FM−FD
M光CATV伝送におけるひずみおよびCN比特性の検
討”信学論誌B-1 Vol.J76-B-I No.1 pp.60-68, 1993
年)。このため、上記測定系において過変調による歪劣
化が顕著に現われる総合変調度は1より大きくなる。従
って、歪の最低保証値の見積りは、総合変調度が1より
充分大きい領域において行なう必要がある。例えば、図
2では2×m1>1(m1>0.5)においてIM2を見
積ることが望ましく、第2帯域B2の変調度m2と相互変
調歪IM2の関係は、図2に示す結果より表1のように
なる。
【0018】
【表1】
【0019】光伝送装置の歪仕様はCSO,CTBで示
されることも多いが、前述の(数3)および(数4)に
ような相互変調歪との関係が一般に知られており、これ
を用いて変換すれば良い。従って、例えば第2帯域B2
の光変調度m2は、第2帯域B 2の搬送波による相互変調
歪IM2,IM3が下式を満足するように設定する。
されることも多いが、前述の(数3)および(数4)に
ような相互変調歪との関係が一般に知られており、これ
を用いて変換すれば良い。従って、例えば第2帯域B2
の光変調度m2は、第2帯域B 2の搬送波による相互変調
歪IM2,IM3が下式を満足するように設定する。
【0020】
【数5】
【0021】
【数6】
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、異なる光変調度
を有する複数の帯域を一括伝送する混在型の光伝送装置
について、簡便な歪測定法を提供し、これを用いて特に
総合変調度が1を越える過変調状態における光伝送装置
の運用に際し最適な光変調度を配分・設定することがで
きる。
を有する複数の帯域を一括伝送する混在型の光伝送装置
について、簡便な歪測定法を提供し、これを用いて特に
総合変調度が1を越える過変調状態における光伝送装置
の運用に際し最適な光変調度を配分・設定することがで
きる。
【図1】本発明の請求項2に関する歪測定装置を説明す
る図
る図
【図2】本発明の請求項2の歪測定装置による歪評価結
果の一例を示すグラフ
果の一例を示すグラフ
【図3】従来の光伝送装置の構成を説明する図
【図4】従来の光伝送装置の光伝送特性の一例を示すグ
ラフ
ラフ
【図5】2信号法による歪測定装置を説明する図
【図6】混在型光伝送装置の構成を説明する図
【図7】混在型光伝送装置の帯域配置の一例を示す図
101a 第1帯域用信号発生器#1 101b 第1帯域用信号発生器#2 102a 第2帯域用信号発生器#1 102b 第2帯域用信号発生器#2 103,104 第2の多重部 105 第1帯域レベル調整部 106 第2帯域レベル調整部 107 多重部 108 光送信部 109 光伝送路 110 光受信部 111 測定部 501a 信号発生器#1 501b 信号発生器#2 506 レベル調整部 507 多重部 508 光送信部 509 光伝送路 510 光受信部 511 測定部 601 第1帯域多チャンネル信号源 602 第2帯域多チャンネル信号源 603 多重部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/04 10/06
Claims (6)
- 【請求項1】互いに重ならないL(Lは2以上の自然
数)個の帯域を備え、 前記各帯域毎に所定の周波数の2信号を発生、合波して
出力し、 前記各帯域毎に前記2信号の出力レベルを調節し、 全ての帯域の信号を1つに周波数多重して出力し、 前記周波数多重信号を光信号に変換し、 前記光信号を伝送し、 前記光信号を電気信号に再変換し、 前記再変換された電気信号の所定周波数の信号電力を計
測し、相互変調歪を測定することを特徴とする歪測定
法。 - 【請求項2】互いに重ならないL個の帯域を備え、 前記1帯域内の所定の周波数の2信号を発生、合波して
出力する1帯域に1つの信号源と、 前記L個の信号源の出力レベルを各々調節するL個のレ
ベル調整部と、 前記L個のレベル調整部の出力を1つに周波数多重して
出力する多重部と、 光源を備え、前記多重部出力信号を光信号に変換する光
送信部と、 前記光信号を伝送する光伝送路と、 前記伝送された光信号を電気信号に再変換する光受信部
と、 前記再変換された電気信号の所定周波数の信号電力を計
測し、前記信号源の出力信号による相互変調歪を測定す
る測定部とを有することを特徴とする歪測定装置。 - 【請求項3】互いに重ならないL個の帯域を備え、各帯
域毎に異なる光変調度を設定し、全ての帯域の信号を周
波数多重して光伝送する光伝送装置において、 全ての信号の光変調度の総和が1を越え、1帯域(以
下、この帯域をBmaxと呼ぶ)の光変調度が他の帯域
(以下、Bi;i=1〜L−1とする)の光変調度に比
べて大きく設定され、帯域Bi内に発生する歪波が当該
帯域Biの搬送波によって構成される場合に、 請求項1に記載の歪測定法により、全ての信号の光変調
度の総和が1以上である条件の下で、前記測定の工程で
計測される、前記帯域Biの2信号によって生ずる2次
の相互変調歪値IM2が、前記光伝送装置の2次相互変
調歪特性に求められる所要値IM2s以下となるように前
記帯域Biの光変調度miを設定したことを特徴とする光
伝送装置。 - 【請求項4】互いに重ならないL個の帯域を備え、各帯
域毎に異なる光変調度を設定し、全ての帯域の信号を周
波数多重して光伝送する光伝送装置において、 全ての信号の光変調度の総和が1を越え、1帯域Bmax
の光変調度が他の帯域Biの光変調度に比べて大きく設
定され、帯域Bi内に発生する歪波が当該帯域Biの搬送
波によって構成される場合に、 請求項1に記載の歪測定法により、全ての信号の光変調
度の総和が1以上である条件の下で、前記測定の工程で
計測される、前記帯域Biの2信号によって生ずる3次
の相互変調歪値IM3が、前記光伝送装置の3次相互変
調歪特性に求められる所要値IM3s以下となるように前
記帯域Biの光変調度miを設定したことを特徴とする光
伝送装置。 - 【請求項5】互いに重ならないL個の帯域を備え、各帯
域毎に異なる光変調度を設定し、全ての帯域の信号を周
波数多重して光伝送する光伝送装置において、 全ての信号の光変調度の総和が1を越え、1帯域Bmax
の光変調度が他の帯域Biの光変調度に比べて大きく設
定され、帯域Bi内に発生する歪波が当該帯域Biの搬送
波によって構成される場合に、 請求項1に記載の歪測定法により、全ての信号の光変調
度の総和が1以上である条件の下で、前記測定の工程で
計測される、前記帯域Biの2信号によって生ずる2次
の相互変調歪値IM2が、前記光伝送装置の複合2次歪
特性に求められる所要値CSOに対し(数1)を満たす
ように前記帯域Biの光変調度miを設定したことを特徴
とする光伝送装置。 【数1】 - 【請求項6】互いに重ならないL個の帯域を備え、各帯
域毎に異なる光変調度を設定し、全ての帯域の信号を周
波数多重して光伝送する光伝送装置において、 全ての信号の光変調度の総和が1を越え、1帯域Bmax
の光変調度が他の帯域Biの光変調度に比べて大きく設
定され、帯域Bi内に発生する歪波が当該帯域Biの搬送
波によって構成される場合に、 請求項1に記載の歪測定法により、全ての信号の光変調
度の総和が1以上である条件の下で、前記測定の工程で
計測される、前記帯域Biの2信号によって生ずる3次
の相互変調歪値IM3が、前記光伝送装置の複合3次歪
特性に求められる所要値CTBに対し(数2)を満たす
ように前記帯域Biの光変調度miを設定したことを特徴
とする光伝送装置。 【数2】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21963393A JPH0774712A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 歪測定法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21963393A JPH0774712A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 歪測定法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0774712A true JPH0774712A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=16738589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21963393A Pending JPH0774712A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 歪測定法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0774712A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102664694A (zh) * | 2012-04-25 | 2012-09-12 | 中国联合网络通信有限公司广东省分公司 | 一种多频段、多信号混合互调干扰分析仪及其分析方法 |
| CN103346851A (zh) * | 2013-07-19 | 2013-10-09 | 武汉虹信通信技术有限责任公司 | 一种多制式高集成的多阶互调测试系统 |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP21963393A patent/JPH0774712A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102664694A (zh) * | 2012-04-25 | 2012-09-12 | 中国联合网络通信有限公司广东省分公司 | 一种多频段、多信号混合互调干扰分析仪及其分析方法 |
| CN103346851A (zh) * | 2013-07-19 | 2013-10-09 | 武汉虹信通信技术有限责任公司 | 一种多制式高集成的多阶互调测试系统 |
| CN103346851B (zh) * | 2013-07-19 | 2015-04-01 | 武汉虹信通信技术有限责任公司 | 一种多制式高集成的多阶互调测试系统 |
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