JPH0774901B2 - レイアウトスキャナ用図形データ入力装置 - Google Patents

レイアウトスキャナ用図形データ入力装置

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JPH0774901B2
JPH0774901B2 JP30271387A JP30271387A JPH0774901B2 JP H0774901 B2 JPH0774901 B2 JP H0774901B2 JP 30271387 A JP30271387 A JP 30271387A JP 30271387 A JP30271387 A JP 30271387A JP H0774901 B2 JPH0774901 B2 JP H0774901B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は読取った原稿画像を1枚の分解版フィルム内
の所定の位置に割付けて露光するレイアウトスキャナに
用いられ、割付け範囲を示す矩形データをレイアウトス
キャナに入力する図形データ入力装置に関する。
〔従来技術〕
レイアウトスキャナには、各原稿の割付け範囲、原稿の
トリミング範囲や、平網や罫の指定、平網部の網点%等
の種々の割付けデータを入力しなければならない。これ
らの割付けデータは印刷発注者により割付け(レイアウ
ト)指定紙に記載されていて、この割付け指定紙が各原
稿とともに印刷作業者に渡される。印刷作業者はこの割
付け指定紙から割付けデータを読取って端末機のキーボ
ードからレイアウトスキャナに入力する。ここで、割付
け範囲の座標は印刷作業者がスケールを使って指定紙か
ら読取らなれけばならず、読取るのに非常に時間がかか
った。
最近、このキー入力、特に割付け範囲の座標を読取る手
間を省くために、本願出願人による特願昭60−284737号
に記載の「レイアウトスキャナシステム」が考案されて
いる。これは、前工程で使う自動製図機や倍率投影機を
利用して、割付け指定紙に記載されている割付け範囲の
座標データをオンライン、またはオフラインで入力する
方法である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、この方法においても、割付け範囲を示す矩形の
各頂点は作業者が指定しなければならず、図形データの
自動入力システムが実現されているとは言えなった。
この発明は上述した事情に対処すべくなされたもので、
割付け指定紙に描かれた割付け範囲を示す各矩形の座標
データを簡単な操作で入力できるレイアウトスキャナ用
図形データ入力装置を提供することその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明によるレイアウトスキャナ用図形データ入力装
置は割付け指定紙の画像データを読取る画像読取り手段
と、読取られた画像データから頂点データを検出する手
段と、優先順位により階層構造とされ、各階層毎に異な
るピッチの格子点を有する複数のグリッドパターンを記
憶している記憶手段と、印刷物の種類に応じて記憶手段
から各階層毎に所定の1つのグリッドパターンを選択す
る手段と、画像データにこの選択されたグリッドパター
ンを優先順位に従って順次マッチングさせることにより
頂点データから矩形データを抽出する手段と、この矩形
データに属性データを付加するデータ付加手段を具備
し、この矩形データが属性データとともにレイアウトス
キャナに供給される。
〔作用〕
この発明によるレイアウトスキャナ用図形データ入力装
置によれば、割付け指定紙に描かれている画像データか
ら抽出された頂点の画像データがグリッドパターンとの
マッチングにより補正され、この補正後の頂点データか
ら割付け範囲に対応する矩形データが求まる。このよう
に、割付け範囲を自動的に抽出することができるので、
簡単な操作で割付け範囲を示す矩形データをレイアウト
スキャナに入力できる。
〔実施例〕
以下図面を参照してこの発明によるレイアウトスキャナ
用図形データ入力装置の一実施例を説明する。
第1図は一実施例の構成を示すブロック図である。この
実施例は割付け指定紙の画像データを読取るスキャナ1
と、スキャナ1から出力される画像信号を処理するコン
ピュータ2と、コンピュータ2の出力信号をレイアウト
スキャナ7にオンラインで通信する通信装置6を有す
る。
割付け指定紙の一例を第2図に示す。これは、印刷物と
同じ寸法の紙の上に、写真、文字、平網等の割付け位置
に対応した矩形範囲、さらに、網点%の指定値等を記入
したものである。
スキャナ1はこのような割付け指定紙上の画像データを
読取る。スキャナ1としてはフラットベッドスキャナ、
CCDカメラ、ビデオカメラ、ドラムスキャナ、フライン
グスポットスキャナ等が利用できるが、後述するように
本願は図形の座標データの読取りが主目的であるため、
光学系の歪み等を考慮すると、フラットベッドスキャナ
が好ましい。しかし、サイズの大きい割付け指定紙の場
合は、カメラタイプのスキャナに限定される。
通信装置6は実際にデータをレイアウトスキャナに入力
するためのインターフェースであり、RS−232C、GPIB等
の汎用の通信インターフェースが利用できる。
コンピュータ2には読取った割付け指定紙の画像データ
を表示するカラーモニタ3と、各割付け範囲に原稿の番
号等の属性データを付加するデータ入力装置としてのマ
ウス4と、記憶装置としての磁気ディスク装置5が接続
される。属性データの入力装置としてはマウス以外に、
アイコン、ディジタイザ、メニュー、専用操作卓等が利
用できる。記憶装置も磁気ディスク装置に限定されるこ
となく、ICメモリ等であっても何等問題ない。
次に、この実施例の動作を説明する。作業者は割付け指
定紙をスキャナ1にセットし、割付け指定紙の画像デー
タの読取りを開始する。割付け指定紙の画像データはフ
ラットベッドスキャナ1内で2値化されるか、またはコ
ンピュータ2内で2値化され、線画画像とされ、磁気デ
ィスク装置5内に一旦、記憶される。
ここで、割付けと指定紙は材質が紙であるために伸縮が
生じており、正規の寸法(仕上り寸法、または製版寸
法)と比べて誤差のある場合が多い。従って、読取り精
度を向上するようには、前述した線画画像の座標データ
を補正する必要がある、そのため、予め割付け指定紙の
実際の寸法を求め、これを正規の寸法に換算するための
補正係数を求めておき、読取った線画画像の座標データ
をこの補正係数により線形補正する。
この補正後の線画画像データから各原稿の割付け範囲に
対応する矩形データを求めるわけであるが、従来方法で
は、作業者がモニタ上に表示された画像データの中から
トリミングのアタリ線等を無視して、写真や平網の輪郭
(矩形の図形)を探す。次に、作業者がこれから入力す
る図形が矩形であることを示す識別信号を入力し、続い
て、対象となる矩形の対角2点にカーソルを移動し、順
次、マウスを利用して矩形の頂点の座標データの入力を
行う。
しかしながら、このようなマニュアル的な座標データ入
力作業では手間がかかるため、本発明では線画画像の中
から自動的に頂点を抽出し、これらの中から同一の矩形
に含まれる4つの頂点の組を識別し、矩形データを求め
る。先ず、作業者は入力モードとして、自動入力モード
を選択する。自動入力モード以外に上述したマニュアル
入力モードがあり、両者を選択できるようにしたのは、
自動入力モードで矩形データを100%入力できるとは限
らず、自動的に入力できない場合、マニュアルで矩形画
像を選択し、そのデータを入力する必要があるからであ
る。
画像データの中から2本の線分の一端が互いに接続され
る頂点を抽出するために、コンピュータ2は画像データ
(各画素毎の2値データ)に対して次のような空間フィ
ルタをかける。
画像データにおける細線化処理が十分に行なわれていれ
ば、このようなフィルタリングにより、頂点の画像デー
タが他の画素のデータに比べて相対的に大きな値にな
る。従って、フィルタリング後の画像データをある閾値
と比較し、閾値以上の場合は頂点であると判定できる。
ここで、空間フィルタは上記数値を有するフィルタに限
定されるものではなく、同等な頂点抽出の効果があるも
のであれば、何等問題はない。さらに、フィルタの次数
も5次等に変更してもよい。
次に、抽出された各頂点が矩形を構成する4種類の頂点
の中のどれであるか、すなわち、頂点に関係する2本の
線分の方向を示す識別コードを各頂点に付加する。例え
ば、 のような識別コードを付加する。線分の方向は頂点付近
の画像データに次のような空間フィルタをかけることに
より簡単に判別できる。
または、 この結果、各頂点の座標データと各頂点の識別コードが
決定される。ここで、頂点識別用の空間フィルタも種々
変更可能である。
ただし、ここで検出された頂点が全て写真の割付け範囲
に対応する矩形に関係するとは限らない。割付け指定紙
には写真以外の文字範囲を示す矩形も描かれている。さ
らに、割付け指定紙に描かれている矩形が正確な位置か
ら多少ずれていることもある。一般に、1つの印刷物の
レイアウトは限られた数種類に分類でき、写真の割付け
範囲は特定の範囲に限定される。そのため、印刷物の種
類によって、抽出すべき矩形の位置は決まっている。
これらを考慮して、画像データを縦、横所定のピッチの
格子からなるグリッドパターンとマッチングをとり、一
致した場合のみ、頂点を矩形の頂点として抽出する。こ
れにより、抽出すべき写真の割付け範囲に対応する矩形
の頂点のみが抽出される。さらに、一致しない場合で
も、各頂点座標をグリッドパターンの格子点の座標に応
じて補正する。すなわち、各頂点と近傍の格子点との距
離を計算し、ある判定基準距離以下の格子点があれば、
その格子点の座標を頂点座標とする。これにより、割付
け指定紙に割付け範囲の矩形を描く時の誤差が補償され
る。
コンピュータ2は画像データにグリッドパターンを重ね
合せてカラーモニタ3上に表示する。ここで、画像デー
タとグリッドパターンとは異なる色(例えば、画像デー
タは緑、グリッドパターンは青)で表示した方が作業者
にわかりやすい。
ここで、グリッドパターンはピッチが短いもの程、画像
データと一致する確率が高いが、写真以外の矩形範囲も
検出してしまう。そこで、グリッドパターンはそのピッ
チによって、階層的に分類されていて、ピッチの長いグ
リッドパターンから順次マッチングがとられるように各
階層に優先順位が決められている。さらに、各階層毎に
多数のグリッドパターンを登録しておき、雑誌やカタロ
グの種類を入力すると、それに応じて各階層から所定の
グリッドパターンが選択され、優先順位の高い階層のグ
リッドパターンから使用されるようにしておく。
一例として、階層の種類を3とした場合のグリッドパタ
ーンを第3図に示す。第3図(a)に示したグリッドパ
ターンはCADでよく用いられる方眼グリッドパターンで1
mm、2mm、3mm、…というような単位ピッチの格子からな
る。これは、最も優先順位の低い階層のパーンである。
この階層のグリッドパターンとして種々の単位ピッチの
グリッドパターンが登録されている。第3図(b)に示
したグリッドパターンは文字組版を中心に考えたグリッ
ドパターンであり、このピッチは文字の大きさ(ポイン
ト数、級数)、字数、行数、段数、アキ(字間、行間、
段間等)等の設定によって変わる。この階層のグリッド
パターンも印刷物毎の文字ピッチに応じた種々のグリッ
ドパターンが登録されている。第3図(c)に示したグ
リッドパターンは写真を中心に考えたグリッドパターン
であり、基本となる写真の大きさの組合わせによって、
写真のレイアウトを決定しようとする考えのものであ
り、やはり印刷物の種類に応じて種々登録されている。
これは、最も優先順位の高い階層のパターンである。グ
リッドパターンは3階層以上に分類してもよいが、上記
3階層の組合わせで実用上十分である。これらのグリッ
ドパターンは予め磁気ディスク装置5内に記憶してお
く。実際には、格子点の座標データがグリッドパターン
データとして磁気ディスク装置5内に記憶されている。
段数が変わった場合のグリッドパターンの変形例を第4
図に示す。第4図(a)、(b)はそれぞれ文字組版を
中心に考えたグリッドパターンと、写真を中心に考えた
グリッドパターンの変形例である。
続いて、各頂点と組をなす他の3つの頂点を探す。これ
は、各頂点に対して、x座標が一致し、線分の方向が相
対する頂点の中で最短距離にある第1の頂点、y座標が
一致し、線分の方向が相対する頂点の中で最短距離にあ
る第2の頂点、および第1の頂点とy座標が一致し、線
分の方向が第1の頂点と相対する頂点の中で最短距離に
ある第3の頂点、あるいは第2の頂点、とx座標が一致
し、線分の方向が第2の頂点と相対する頂点の中で最短
距離にある第3の頂点を決定する。これらの4つの頂点
により構成される矩形が写真の割付け範囲であると判定
される。この作業を繰返し、全ての割付け範囲の座標デ
ータを検出する。
ただし、この矩形の自動抽出方法は一部分が他の矩形に
よって覆われた矩形には対応できないため、このような
図形に対しては、補助アルゴリズムを利用してもよい
し、作業者がマニュアルで入力してもよい。
また、レイアウトスキャナで対象となる図形の80〜90%
は矩形であるが、残りの他の図形についてはマニュアル
入力をすればよい。この場合、図形の種類に応じてコー
ドを付す必要がある。
この結果、レイアウトスキャナに必要な割付け範囲の座
標データが自動的に検出され、作業者は間違って検出さ
れた図形に対して補正入力をするだけで、全ての図形デ
ータの入力が完了する。
次に、各図形の自動抽出が完了した後に、作業者は各範
囲に割付ける原稿の番号や、平網、罫等の指定や、網点
%等の割付け範囲に固有の属性データをマウス4を使っ
て各図形データに付加する。これらの作業は現状ではマ
ニュアル入力に依存せざるを得ず、データ付加、訂正、
確認等の機能における操作性がよいことが要求される。
全てのデータ入力が終了すると、対象となるレイアウト
スキャナに応じて、これらの図形コード、座標データ、
属性データを一定のフォーマット、及び順次に書き直
し、これらのデータを一括したファイルとして、通信装
置6を介してレイアウトスキャナ7にオンラインで送信
する。これにより、割付け指定紙に記載された図形デー
タがレイアウトスキャナ7に入力される。
以上説明したように、この実施例によれば、作業者は単
に割付け指定紙をスキャナ1にセットし、図形データ入
力装置が矩形データを抽出したら、属性データを付加す
るのみでよく、作業能率が非常に向上する。
なお、この発明は上述した実施例に限定されず、その要
旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、矩
形の自動抽出方法は上記方法に限定されず、他の方法で
も精度良く矩形の抽出ができるならば、何等問題はな
い。また、図形データは通信装置6を介してオンライン
でレイアウトスキャナ7に送信されるとして説明した
が、フロッピィーディスク等の記録媒体を介してオフラ
インで供給されてもよい。
〔発明の効果〕
この発明によれば、従来、人手に依存していたレイアウ
トスキャナにおける図形の座標データ入力が簡便に行う
ことができ、レイアウトスキャナの稼働効率の向上とと
もに、作業者の負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるレイアウトスキャナ用図形デー
タ入力装置の一実施例のブロック図、第2図は一実施例
に用いられる割付け指定紙の概略図、第3図(a)、
(b)、(c)は一実施例に用いられるグリッドパター
ンを示す図、第4図(a)、(b)はこのグリッドパタ
ーンの変形例を示す図である。 1……スキャナ、2……コンピュータ、3……カラーモ
ニタ、4……マウス、5……磁気ディスク装置、6……
通信装置、7……レイアウトスキャナシステム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 1/00 H04N 1/04 107 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各原稿の割付け範囲を示す図形データをレ
    イアウトスキャナに入力するレイアウトスキャナ用矩形
    データ入力装置において、割付け指定紙の画像データを
    読取る画像読取り手段と、前記画像データから矩形の頂
    点データを検出する手段と、優先順位により階層構造と
    され、各階層毎に異なるピッチの格子点を有する複数の
    グリッドパターンを記憶している記憶手段と、印刷物の
    種類に応じて前記記憶手段から各階層毎に所定の1つの
    グリッドパターンを選択する手段と、前記画像データに
    前記選択された各階層のグリッドパターンを優先順位に
    従って順次マッチングさせることにより前記頂点データ
    から矩形データを抽出する矩形抽出手段と、前記抽出さ
    れた矩形データに属性データを付加するデータ付加手段
    を具備し、前記矩形データを前記属性データとともにレ
    イアウトスキャナに供給するレイアウトスキャナ用図形
    データ入力装置。
JP30271387A 1987-11-30 1987-11-30 レイアウトスキャナ用図形データ入力装置 Expired - Fee Related JPH0774901B2 (ja)

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