JPH0775498B2 - 多数の水槽の水温をヒートポンプを利用して多段温度制御するシステム - Google Patents

多数の水槽の水温をヒートポンプを利用して多段温度制御するシステム

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JPH0775498B2
JPH0775498B2 JP3204519A JP20451991A JPH0775498B2 JP H0775498 B2 JPH0775498 B2 JP H0775498B2 JP 3204519 A JP3204519 A JP 3204519A JP 20451991 A JP20451991 A JP 20451991A JP H0775498 B2 JPH0775498 B2 JP H0775498B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水槽に生殖する生物、
例えば養殖又は実験用の魚介類、海藻、種苗又は種付け
用の海苔胞子、その他活魚又は飼育用の生物等の各利用
分野における生物に、最適な水温環境状況を確保し得る
ヒートポンプ利用による多段温度制御システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種ヒートポンプは、エネルギ
ー利用効率が高いこと、及び加温、冷却が一台の機械で
可能であること、並びに運転保守が容易であること、等
の利点があることから、空調分野では、広く利用されて
いる。しかし、前記エネルギー利用効率が高いこと、運
転保守管理が容易であること、等の有利性に着目し、水
産分野でも利用されつつある。例えば、春季における海
苔の種苗(果胞子)生産に、春季における海苔の陸上採
苗(網への種付け)に利用されている。この利用結果
は、水温の調整が容易、かつシビアーにできること等か
ら、最良の果胞子が生成され、海苔の品質向上に役立っ
たり、又は陸上での種付けが可能となり、作業性の向上
が及び作業性の容易化が達成されるなどの多数の利点が
挙げられている。
【0003】尚、この種魚介類の環境制御、又は本発明
と関連が考えられる水温調整システムとして、下記のよ
うな技術文献が挙げられる。(1)特公平1−4128
8号の「貝類の放卵方法」がある。その要旨は、水槽内
に養殖する貝に、電気的刺激を与えて、貝類の放卵を促
進を図ることを目的とする。(2)特公平2−2830
1号の「貝類と植物の育成プラント」がある。その要旨
は、pH調整部、溶存酸素調整部を備えてなる循環経路
を有する魚介類の養殖プラントと、野菜等の植物栽培用
の植物プラントとを連繋し、養殖プラントの循環水に含
まれる魚類の排泄物、残餌等の栄養分を植物育成に有効
利用を図ることを目的とする。(3)特公平2−496
88号の「養魚方法及びその装置」がある。その要旨
は、稚魚を飼育する養魚池に、遠赤外線を照射して、効
率よく温める構成で、主として発育の促進を図ることを
目的とする。したがって、本願発明が目的とする温度差
の大きい水槽から順次水温管理していく優先制御システ
ムを取り入れた、比較的大規模な水槽で、水槽の自由な
設置状況等に対応する構成とはなっていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、在来のヒート
ポンプ利用による水温調整方法は、単段温度制御であっ
た。それがため、多数の水槽を、集中管理できないこ
と、又は個別に、かつ多段階に制御することができない
こと等を、主たる理由として、今だ十分に利用されてい
ない。
【0005】一方、従来のコントロールシステムは、
数の水槽の、検出値(実温)と設定値との温度差を、簡
易に検出し、その後、この温度差を利用して、各水槽の
温度を、優先制御システムを介して管理する構成となっ
ていないことから、エネルギー利用の効率化、及び生物
に最適な水温環境状況を確保し得ない。更に実験プラン
トに於て、前記各水槽の多段温度制御ができないこと
は、プラント施設の有効利用が図られない。等の課題が
考えられる処である。また前述の従来技術でも、全く同
様に解釈される。また前述の如く、本願発明が目的とす
る温度差の大きい水槽から順次水温管理していく優先制
御システムを取り入れた、比較的大規模な水槽で、水槽
の自由な設置状況等に対応する構成とは程遠い構造とな
っている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、加熱
感度及び冷却感度に一定の幅を持たせてなる設定温度感
度内の温度で加温又は冷却し、又は前記設定値の中立帯
の範囲内で加温又は冷却を停止し、効率的な温度制御及
び省エネルギーを達成し、かつ多数の水槽の効率的な温
度制御及び水温制御を介して、エネルギー利用効率化、
並びに水温設定をシビアーにコントロールして、水温制
御の安定化等を達成すること、又は各水槽の水温の検出
値と設定値との差の大きい水槽から、順次水温管理し、
よりシビアーに水温コントロールすること、更には温度
差の大きい水槽から順次水温管理していく優先制御シス
テムを取り入れた、比較的大規模な水槽で、水槽の自由
な設置状況等に対応すること、等のために、下記のよう
な構成を採用する。
【0007】即ち、本発明多数の水槽の水温をヒートポ
ンプを利用して多段温度制御するシ ステムは、ヒートポ
ンプ、中央コントロール装置、及び多数の水槽、並びに
この各水槽及び前記ヒートポンプと前記中央コントロー
ル装置間に配設された数本の配管を備えた多槽システム
において、前記各水槽に装備するセンサーを介してその
水温を検出して得られた検出値と、 この検出値に対し
て、加熱感度及び冷却感度に一定の幅を持たせてなる設
定温度感度内の温度で加温又は冷却し、又は前記設定値
の中立帯の範囲内で加温又は冷却を停止するとともに、
前記何れの場合にも前記検出値と設定値との差が大きい
水槽から、順に前記中央コントロール装置及び前記ヒー
トポンプを作動して加温又は冷却し、前記各水槽に生殖
する生物に最適な、水温環境を管理することを特徴とす
る多槽の水槽の水温をヒートポンプを利用して多段温度
制御するシステムである。
【0008】
【作用】次に、本発明の各水槽の温度制御を、図3〜図
5のフローチャート図を参照しながら説明する。先ず、
ヒートポンプ、中央コントロール装置等の各機器をオン
する(図3のスタート。)。これにより、ヒートポン
プ、中央コントロール装置等の各機器が作動し(ST1
00)、前記各機器が自己診断し、正常に作動するか否
かの判断をする。この判断が正常の場合は(Yの如
く)、(ST101)、各水槽のセンサーに指令が、発
せられる(ST102)。一方、異常の場合は(Nの如
く)、前記ST101、及びST102の如く、それぞ
れ緊急停止がかかり、その機器が停止する(ST101
a、ST102a)。尚、前記ST102の緊急停止の
中には、何れかの水槽が、予め停止されている状況も含
む(例えば、後述のA槽〜C槽があり、その内、例えば
A槽のみを停止している状況を云う。)。また前記ST
102を介して、各水槽のセンサーが作動し、各水槽の
温度測定(水温測定)し(ST103)、各水槽が個別
(勿論各水槽が同一でも可、以下同じ)に設定温度感度
内(図6参照、以下同じ)となっているか否かを判断す
る(ST104)。前述のようにして、各水槽の水温を
測定し、その実温が、図4の如く、一部の水槽(例え
ば、A槽)が設定温度感度内であると仮定するとST1
05に到る。また他の水槽(例えば、B槽及びC槽)の
実温が、設定温度感度外であると仮定するとST105
−1に到る。というように個々の経過を辿る。
【0009】そこで、先ず、ST105について説明す
ると、実温(各水槽の水温を云う)が設定温度感度内
(設定値=実温、以下同じ)であることから、加温或い
は冷却の何れも行う必要がなく、水又は温水(以下、総
称して、水で説明する。)は循環を繰り返す(以下、通
常の循環運転とする。)。具体的には、冷却の場合では
(後述するように、加温の場合も同様である。)、ヒー
トポンプの運転停止、ヒートポンプと中央コントロール
装置間とを連通する配管類に配備した、例えばマルチバ
ルブ出入口弁(以下、他の水槽の場合も単にマルチバル
ブとする。)を閉塞し、ヒートポンプとA槽との連通を
閉塞(図面上、閉で表示する。以下同じ)する。但し、
中央コントロール装置とA槽との間に設けた、循環用配
管及び戻り配管との間に設けた循環用配管に配備した循
環用ポンプ(以下、他の水槽の場合も、単に循環用ポン
プとする。)が運転する、いわゆる循環運転(以下、冷
却の場合の循環運転は、このような状況を云う。)で、
A槽と循環用配管との間で流通が行われる(ST10
6)。
【0010】そして、前記冷却の循環運転が、繰り返さ
れている過程で、最初のST103に戻り、センサーが
A槽の水温を常時測定しており、その実温(検出値、以
下同じ)が設定温度感度内であるときは、通常の循環運
転が同様に繰り返される。またST105に於て、加温
の場合では、ヒートポンプの運転停止、ヒートポンプと
中央コントロール装置間とを連通する配管類に配備し
た、例えばマルチバルブ出入口弁(以下、他の水槽の場
合も単にマルチバルブとする。)を閉塞し、ヒートポン
プとA槽との連通を閉塞(図面上、閉で表示する。以下
同じ)する。但し、中央コントロール装置とA槽との間
に設けた、循環用配管及び戻り配管との間に設けた循環
用配管に配備した循環用ポンプ(以下、他の水槽の場合
も、単に循環用ポンプとする。)が運転する、いわゆる
循環運転(以下、加温の場合の循環運転は、このような
状況を云う。)で、A槽と循環用配管との間で流通が行
われる(ST116)。そして、前記加温の循環運転
が、繰り返されている過程で、最初のST103に戻
り、センサーがA槽の水温を常時測定しており、その実
温が設定温度感度内であるときは、通常の循環運転が同
様に繰り返される。
【0011】そこで、再度センサーが検出した実温が、
A槽のみ設定温度感度内であり、かつB槽又はC槽の実
温が、設定温度感度外である場合は、前記ST105−
1に至り、かつその実温と、設定値との差が大きい方の
水槽、この例ではB槽でありST206又はST206
−1に到る。この場合に、センサーが検出した実温が、
設定温度感度外(設定値<実温、図面上、<で表示す
る。以下同じ)であるときは(ST206)、冷却を必
要とすることから、ヒートポンプの冷却運転が始まり、
かつマルチバルブの開放と、循環用ポンプの停止が、そ
れぞれなされ配管及び中央コントロール装置とB槽(他
の水槽の場合も同じに考えられるので、以下、同じとす
る。)とを連通する(図面上、開(冷)で表示する。以
下同じ)。これにより供給用配管を介して冷却水が、B
槽に循環供給(当然、B槽の設定温度感度外の水を、ヒ
ートポンプに戻すことを含む、以下同じ。)される、い
わゆる冷却運転(以下、冷却の場合の冷却運転は、この
ような状況を云う。)が行われる(ST207)。前記
冷却運転がなされる過程で、最初のST103に戻り、
B槽の水温をセンサーで検出する最初の状態に戻る。
【0012】一方、前記ST206−1に到った過程
で、センサーが検出した実温が、設定温度感度外(設定
値>実温、図面上、>で表示する。以下同じ)であると
きは、加温を必要とすることから、ヒートポンプの加温
運転が始まり、かつマルチバルブの開放と、循環用ポン
プの停止が、それぞれなされ配管及び中央コントロール
装置とB槽(他の水槽の場合も同じに考えられるので、
以下、同じとする。)とを連通する(図面上、開(加)
で表示する。以下同じ)。これにより供給用配管を介し
て温水が、B槽に循環供給(当然、B槽の設定温度感度
外の水を、ヒートポンプに戻すことを含む、以下同
じ。)される、いわゆる加温運転(以下、加熱の場合の
加温運転は、このような状況を云う。)が行われる(S
T217)。前記加温運転がなされる過程で、最初のS
T103に戻り、B槽の水温をセンサーで検出する最初
の状態に戻る。
【0013】以上のようにして、最初の状態ST103
に戻り、B槽の実温を検出して、当該実温が、設定温度
感度内であるときは、当該B槽は、A槽と同様に、冷却
又は加温の循環運転、或いは通常の循環運転が行われ
る。即ち、A槽のST105からST106又はST1
16と同じ経過を辿る(図示せず)。
【0014】そして、B槽及びA槽の実温が、設定温度
感度内であると仮定したときは、前述の如く、A槽及び
B槽では、通常の循環運転が繰り返されている。前述の
通常の循環運転に、A槽及びB槽があって、他の槽、例
えばC槽に設けたセンサーで、当該C槽の水温を測定し
た場合に、その実温が、設定温度感度外を検出したとき
はST305−2に到る。この場合に、センサーが検出
した実温が、設定温度感度外(設定値<実温)であると
きは(ST306)、冷却を必要とすることから、ヒー
トポンプの冷却運転が始まり、かつマルチバルブの開放
と、循環用ポンプの停止が、それぞれなされ配管及び中
央コントロール装置とC槽とを連通する。これにより供
給用配管を介して冷却水が、C槽に循環供給(当然、C
槽の設定温度感度外の水を、ヒートポンプに戻すことを
含む、以下同じ。)される、いわゆる冷却運転が行われ
る(ST307)。前記冷却運転がなされる過程で、最
初のST103に戻り、C槽の水温をセンサーで検出す
る最初の状態に戻る。
【0015】一方、前記ST306−1に到った過程
で、センサーが検出した実温(検出値)が、設定温度感
度外(設定値>実温)であるときは、加温を必要とする
ことから、ヒートポンプの加温運転が始まり、かつマル
チバルブの開放と、循環用ポンプの停止が、それぞれな
され配管及び中央コントロール装置とC槽(他の水槽の
場合も同じに考えられるので、以下、同じとする。)と
を連通する。これにより供給用配管を介して温水が、C
槽に循環供給(当然、C槽の設定温度感度外の水を、ヒ
ートポンプに戻すことを含む、以下同じ。)される、い
わゆる加温運転が行われる(ST317)。前記加温運
転がなされる過程で、最初のST103に戻り、C槽の
水温をセンサーで検出する最初の状態に戻る。そして、
この後、最初の状態ST103に戻り、C槽の実温を検
出して、当該実温が、設定温度感度内であるときは、当
該C槽は、前述のA槽等と同様に、冷却又は加温の循環
運転、或いは通常の循環運転が行われる。即ち、A槽の
ST105からST106又はST116と同じ経過を
辿る(図示せず)。
【0016】以上のように、各水槽の水温が、それぞれ
検出され、各水槽に対する処理が終了した時点で、再
び、最初の各水槽の温度測定に戻る。この戻った時点
で、再度各水槽の水温が測定され、実温と設定値との差
が、大きい水槽から、順次制御されるか、又は設定温度
感度内であるときは、当該水槽のみ、通常の循環運転が
繰り返される。
【0017】また図5は、各水槽の実温が、それぞれ設
定温度感度外となっている状況を示しており、以下、こ
の例の説明をなす。この場合は、ST103で各水槽の
水温を測定し、その実温が、設定温度感度外である場合
は、前記ST105−3に至り、かつその実温と、設定
値との差が大きい方の水槽、この例ではA槽でありST
405に到る。この場合に、センサーが検出した実温
が、設定温度感度外(設定値<実温)であるときは(S
T406)、冷却を必要とすることから、前述の如く、
冷却運転が行われる(ST407)。前記冷却運転がな
される過程で、最初のST103に戻り、A槽の水温を
センサーで検出する最初の状態に戻る。一方、センサー
が検出した実温が、設定温度感度外(設定値>実温)で
あるときは(ST416)、加温を必要とすることか
ら、前述の如く、加温運転が行われる(ST417)。
前記加温運転がなされる過程で、最初のST103に戻
り、A槽の水温をセンサーで検出する最初の状態に戻
る。以上のようにして、最も差の大きいA槽の処理が終
了し、かつA槽の実温が、設定温度感度内を維持してお
り(図示せず)、かつB槽又はC槽の実温が、設定温度
感度外であるときは、ST105−31又はST105
−32に到る。この場合に、差が大きい水槽が処理の対
象となり、この例では、先ず、次に差の大きいB槽の処
理がなされる。具体的には、センサーが検出した実温
が、設定温度感度外(設定値<実温)であるときは(S
T506)、冷却を必要とすることから、前述の如く、
冷却運転が行われる(ST507)。前記冷却運転がな
される過程で、最初のST103に戻り、B槽の水温を
センサーで検出する最初の状態に戻る。一方、センサー
が検出した実温が、設定温度感度外(設定値>実温)で
あるときは(ST516)、加温を必要とすることか
ら、前述の如く、加温運転が行われる(ST517)。
前記加温運転がなされる過程で、最初のST103に戻
り、B槽の水温をセンサーで検出する最初の状態に戻
る。
【0018】以上のようにして、次に差の大きいB槽の
処理が終了し、かつB槽及び前記A槽の実温が、設定温
度感度内を維持しており(図示せず)、かつC槽の実温
が、設定温度感度外であるときは、ST105−32に
到る。この場合に、最も差があるC槽が処理の対象とな
り、その処理がなされる。具体的には、センサーが検出
した実温が、設定温度感度外(設定値<実温)であると
きは(ST606)、冷却を必要とすることから、前述
の如く、冷却運転が行われる(ST607)。前記冷却
運転がなされる過程で、最初のST103に戻り、C槽
の水温をセンサーで検出する最初の状態に戻る。
【0019】一方、センサーが検出した実温が、設定温
度感度外(設定値>実温)であるときは(ST61
6)、加温を必要とすることから、前述の如く、加温運
転が行われる(ST617)。前記加温運転がなされる
過程で、最初のST103に戻り、C槽の水温をセンサ
ーで検出する最初の状態に戻る。以上のような操作を介
して、各水槽の水温環境の管理が、個別に又は多段階、
かつ各水槽の設定値に基づいて行われ、前述のST10
2の如く、正常な運転が継続しているかぎり、前記の各
操作又は手順で、運転管理される。尚、各水槽の設定値
は、各状況又は生物、或は生殖環境等により、個別又は
同時、或は多段階方式等に管理されるものである。また
図3〜図6に示す図例も一例であり、この多段温度制御
システムの概念を採用する限り、本発明の範疇に含まれ
る。
【0020】
【実施例】
以下、本発明の多段温度制御システムの一例を説明す
る。1は通常屋外に設置されるヒートポンプで、このヒ
ートポンプ1よりの供給側配管2と戻り側配管3が、通
常屋内に設置される中央コントロール装置4に接続され
ている。
【0021】5、6、7は各水槽を示しており、この例
では5がA槽、6がB槽、7がC槽をそれぞれ例示して
いるが、水槽の数及び形態、並びに寸法等は、原則とし
て限定されない。
【0022】また図中8、9、10は前記A槽5、B槽
6、C槽7をそれぞれ接続する供給用配管である。
【0023】更に前記A槽5、B槽6及びC槽7と、前
記中央コントロール装置4とは、それぞれ戻り用配管1
1、12、13を介して接続されている。これにより、
ヒートポンプ1を介して加温又は冷却された水が、供給
側配管2から中央コントロール装置4を経てそれぞれ又
は個別に供給用配管8、9、10(全体で示す)を介し
てA槽5〜C槽7に供給される。またA槽5〜C槽7に
設定するセンサー14、15、16での実温が、設定値
以下の場合、各水槽の冷水、水又は温水又は補正対象の
水槽の冷水、水又は温水を、戻り用配管11、12、1
3(全体で示す)を経由し中央コントロール装置4から
戻り側配管3を介してヒートポンプ1に戻される。
【0024】図中17〜19は循環用配管であり、その
内循環用配管17は、A槽5の供給用配管8と戻り用配
管11との間に介設されており、当該A槽5の実温が、
設定値とほぼ等しいときに、循環用ポンプ20の運転及
びバルブ23の開放を介して、当該A槽5の水又は温水
を循環する構成となっている。
【0025】また他の循環用配管18は、B槽6の供給
用配管9と戻り用配管12との間に介設されており、当
該B槽6の実温が、設定値とほぼ等しいときに、循環用
ポンプ21の運転及びバルブ24の開放を介して、当該
B槽6の水又は温水を循環する構成となっている。更に
その他の循環用配管19は、C槽7の供給用配管10と
戻り用配管13との間に介設されており、当該C槽7の
実温が、設定値とほぼ等しいときに、循環用ポンプ22
の運転及びバルブ25の開放を介して、当該C槽7の水
又は温水を循環する構成となっている。尚、前記中央コ
ントロール装置4には、スイッチ、制御回路等を備える
水温制御盤26、マルチバルブ27〜29(各水槽に対
応する。)等を設ける。また図中30は配管類を示す。
【0026】またAはA槽5〜C槽7の供給用配管8〜
10の出口部分の水温を、BはA槽5〜C槽7のほぼ中
央部分で、かつ深さ方向のほぼ中間部分の水温を、Cは
A槽5〜C槽7の戻り用配管11〜13の入口部分の水
温を、それぞれ示している。更にDは工場、試験場、そ
の他建屋の室内温度、Eは外気温度を示す。そして、前
記各温度A、B、D、Eの実験段階の温度測定を、物件
提出書で提出する「多段水温制御システムの開発研究」
内で、Aは吐出温度、Bは中間温度、Dは室内温度、E
は外気温度としてグラフで表示してあります。
【0027】図6は、設定温度感度内、及び実温、並び
に加温かつ冷却の関係を示しており、設定値に対して、
加熱感度及び冷却感度に一定の幅を持たせ、一定の範囲
内で加温運転又は冷却運転の制御する構造となってい
る。具体的には、加熱感度を超えて、実温が下がった段
階、即ち、設定温度感度を逸脱した場合に加温運転がな
され、この加温運転により、実温が加熱感度の中立帯に
到った段階で、前記加温運転が停止される。一方、冷却
感度を超えて、実温が上がった段階、即ち、設定温度感
度を逸脱した場合に冷却運転がなされ、この冷却運転に
より、実温が冷却感度の中立帯に到った段階で、前記冷
却運転が停止される。即ち、水槽の温度管理(水温管
理)が、常時、設定温度感度内で加温運転又は冷却運転
が行われ、当該設定温度感度の中立帯に達した段階で、
前記加温運転又は冷却運転が停止され る構成となってい
る。したがって、加熱感度及び冷却感度に一定の幅を持
たせてなる設定温度感度内の温度で加温又は冷却できる
こと、又は前記設定値の中立帯の範囲内で加温又は冷却
を停止できる構成となり、効率的な温度制御及び省エネ
ルギーを達成し、かつ多数の水槽の効率的な温度制御及
び水温制御を介して、エネルギー利用効率化、並びに水
温設定をシビアーニコントロールして、水温制御の安定
化等を達成できる。
【0028】尚、本発明の多段温度制御システムを利用
した実験及び開発研究に対するデーター資料、及び写真
を、参考として物件提出書で提出いたしますので、よろ
しくお願い申し上げますとともに、現時点では、水温の
測定グラフを見ていただければ、明確なように、十分に
実施に対応できる水温管理できることと、各水槽ともほ
ぼ確立した水温管理が、可能であることが解明されてお
ります。
【0029】また前記水槽、即ちA槽5〜C槽7には、
生育生物、又は動植物又は養殖生物、動植物等の対象物
により、図示しない他の付帯設備が、設けられる場合も
ある。
【0030】
【発明の効果】以上の構成を採用する本システム(本発
明)では、下記のような効果を有する。
【0031】(1)加熱感度及び冷却感度に一定の幅を
持たせてなる設定温度感度内の温度で加温又は冷却し、
又は前記設定値の中立帯の範囲内で加温又は冷却を停止
し、てなる構成であり、効率的な温度制御及び省エネル
ギーを達成し、かつ多数の水槽の効率的な温度制御及び
水温制御を介して、エネルギー利用効率化、並びに水温
設定をシビアーニコントロールして、水温制御の安定化
等を達成できる。
【0032】(2)多数の水槽の各水温を多段階方式及
び/又は集中管理システムを利用して、効率的かつ精緻
な水温コントロールが達成される。
【0033】(3)また温度差の大きい水槽から順次水
温管理していく優先制御システムを取り入れた、比較的
大規模な水槽で、水槽の自由な設置状況等に対応する優
れた利点を備えている。
【0034】(4)各水槽の実温を検出し、設定値との
差の大きい水槽から、順次水温管理する構成であるの
で、多数の水槽の各水温調整の迅速化が図れ、かつシビ
アーコントロール制御(管理)、又は効率的な制御が可
能となる。一方でエネルギー利用効率の向上が、期待で
きる。更に生育生物、又は動植物等の生物に最適な水温
管理が達成される。
【0035】(5)水温式のヒートポンプの有益性を利
用して、エネルギー利用の効率化が図れること、及び保
守管理の有利性が発揮できること、並びにシステムの小
型化が達成されること、等がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム全体の平面図である。
【図2】システム全体の側面図である。
【図3】基本システムのフローチャート図である。
【図4】システム全体の一例を示すフローチャート図で
ある。
【図5】システム全体の他の例を示すフローチャート図
である。
【図6】設定温度感度内を説明する模式図である。
【符号の説明】 1 ヒートポンプ 2 供給側配管 3 戻り側配管 4 中央コントロール装置 5 A槽 6 B槽 7 C槽 8 供給用配管 9 供給用配管 10 供給用配管 11 戻り用配管 12 戻り用配管 13 戻り用配管 14 センサー 15 センサー 16 センサー 17 循環用配管 18 循環用配管 19 循環用配管 20 循環用ポンプ 21 循環用ポンプ 22 循環用ポンプ 23 バルブ 24 バルブ 25 バルブ 26 水温制御盤 27 マルチバルブ 28 マルチバルブ 29 マルチバルブ 30 配管類
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣瀬 弘幸 愛知県豊田市若林西町西山7番地の1 (56)参考文献 特開 平2−242631(JP,A) 特開 平2−104230(JP,A) 特開 平2−234619(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒートポンプ、中央コントロール装置、
    及び多数の水槽、並びにこの各水槽及び前記ヒートポン
    プと前記中央コントロール装置間に配設された数本の配
    管を備えた多槽システムにおいて、 前記各水槽に装備するセンサーを介してその水温を検出
    して得られた検出値と、 この検出値に対して、加熱感度及び冷却感度に一定の幅
    を持たせてなる設定温度感度内の温度で加温又は冷却
    し、又は前記設定値の中立帯の範囲内で加温又は冷却を
    停止するとともに、前記何れの場合にも前記検出値と設
    定値との差が大きい水槽から、順に前記中央コントロー
    ル装置及び前記ヒートポンプを作動して加温又は冷却
    し、 前記各水槽に生殖する生物に最適な、水温環境を管理す
    ことを特徴とする多槽の水槽の水温をヒートポンプを
    利用して多段温度制御するシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1の各水槽の設定値を、個別に設
    定することを特徴とする多数の水槽の水温をヒートポン
    プを利用して多段温度制御するシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1の各水槽の水温が、ほぼ設定値
    を維持する状況下において、 前記各水槽の水又は温水を、その水槽と循環用配管との
    間で、かつ供給用配管及び戻り用配管の一部を利用して
    循環することを特徴とする多数の水槽の水温をヒートポ
    ンプを利用して多段温度制御するシステム。
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