JPH0775512A - 海苔巻製造装置 - Google Patents

海苔巻製造装置

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JPH0775512A
JPH0775512A JP5247522A JP24752293A JPH0775512A JP H0775512 A JPH0775512 A JP H0775512A JP 5247522 A JP5247522 A JP 5247522A JP 24752293 A JP24752293 A JP 24752293A JP H0775512 A JPH0775512 A JP H0775512A
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cooked rice
plate
hopper
seaweed
molding
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Shiyouhiko Inada
小彦 稲田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容積を取り保守点検が容易でないベルトコン
ベアーを使用することなく、小型化可能でかつ保守点検
も極めて容易に行うことができるようにする。 【構成】 米飯搬送部2を、米飯ホッパー1の投下口1
5から離れるにしたがってその位置が低くなるように配
置された複数本の送りローラー31と、これら送りロー
ラー31のいずれか1つの上方にその上下位置を調整可
能に支持され米飯20の上面と接触してその厚みの調整
しながら板状に圧延する圧延ローラー32と、送りロー
ラー31の軸方向両端部の下部を支持する側板6と、各
送りローラー31の軸方向両端部の上部を着脱自在に押
える覆板72と、各送りローラー31と圧延ローラー3
2とを板状米飯を成形部3方向に送り出すように回転さ
せる駆動手段45と有する・

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動的に海苔巻を製造
する海苔巻製造装置に関し、特に詳しく言うと、所定量
の米飯を板状にした後海苔シート上に供給し、これらを
巻込むようにして成形して海苔巻を製造する海苔巻製造
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からホッパーに米飯を入れ、その下
部から排出された米飯を板状にし、所定長さに切断した
後、海苔シートの上に送り出し、海苔シートとともに米
飯を巻込むようにして成形することにより、自動的に海
苔巻を製造する海苔巻製造装置は種々提供されている。
このような従来の海苔巻製造装置にあっては、ホッパー
の下部から排出された米飯をベルトコンベアー上に連続
的に供給し、ある程度の板状の米飯にした上で圧延ロー
ラーにより板状に固め、所定の長さに切断して、更に別
のベルトコンベアーにより待機している海苔シートの上
に送り出すようになっている。板状の米飯を乗せた海苔
シートは、成形部である4枚の板状部材の上に広げられ
ており、その内の1枚の板状部材を下降させることによ
り残り3枚の板状部材で略断面が四角形の海苔巻となる
ように成形される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような海苔巻製造
装置は、2組のベルトコンベアーを使用するため、装置
が大型化してしまい、大量に海苔巻を製造するような専
門店等では問題はないが、小型店舗や各種の食事を製造
し、海苔巻もそこそこに製造するような店では大型の装
置を設置することは場所を取り好ましくない。また、衛
生の見地からも一日の作業が終了した時には、掃除をし
て米飯の残りかす等を取り除き、綺麗に洗浄しておく必
要がある。しかしながら、ベルトコンベアーは簡単に取
外すことができず、装置に装着した状態で拭き取りによ
る掃除を行うというように清掃に手間がかかるばかりで
なく、保守点検も煩わしいものとなっている。
【0004】更に、海苔巻にはかんぴょう巻や鉄火巻の
ような細巻と、種々の具を巻込んだ太巻とがあるが、成
形部は4枚の板状部材で巻込むようにして成形している
ので、細巻と太巻とでは4枚の板状部材の幅を変えなけ
ればならない。しかしながら、このような成形部の交換
は容易に行えず、そのため従来の海苔巻製造装置は細巻
あるいは太巻専用になっており、細巻と太巻の2種類の
海苔巻を製造する場合には細巻用と太巻用の2台の装置
が必要であった。
【0005】そこでこの発明の第1の目的は、容積を取
り、保守点検が容易でないベルトコンベアーを使用する
ことなく、小型化可能でかつ保守点検も極めて容易に行
うことができる海苔巻製造装置を提供することである。
【0006】この発明の第2の目的は、細巻や太巻に成
形する成形部の構造を簡単にし、細巻用や太巻用成形部
を簡単に交換することができるようして、細巻や太巻を
任意に製造することができるようにした海苔巻製造装置
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の海苔巻製造装
置は、米飯搬送部を、米飯が弛むことがない間隔をおい
てかつ米飯ホッパーの投下口から離れるにしたがってそ
の位置が低くなるように配置された複数本の送りローラ
ーと、これら送りローラーのいずれか1つの上方にその
上下位置を調整可能に支持され米飯の上面と接触してそ
の厚みの調整しながら板状に圧延する圧延ローラーと、
送りローラーの軸方向両端部の下部を支持する支持部材
と、各送りローラーの軸方向両端部の上部を着脱自在に
押える押え部材と、各送りローラーをその上の板状米飯
を成形部方向に送り出すように回転させるとともに、圧
延ローラーも同方向にかつ同速度で駆動する駆動手段と
有することを特徴とするものである。
【0008】この発明の海苔巻製造装置はまた、成形部
を米飯搬送部の排出側に移動可能な台車と、この台車上
に載置され駆動手段により上下動可能に支持されたリフ
ト部材と、内部に空間を有する矩形形状を成すように折
曲げ可能に連続的に接続された4枚の成形部材と、1つ
の成形部材に隣接する2つの成形部材を回動させるため
にその一端が回動自在に接続されたアーム部材と、この
アーム部材の他端を回動自在に支持し、リフト部材上に
着脱可能に支持されたアームホルダーとを有し、成形部
材とアーム部材そしてアームホルダーは台車に着脱自在
に支持されていることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】米飯搬送部を上述のように構成することによ
り、米飯ホッパーの投下口から排出された米飯は、複数
本の送りローラーにより順次成形部に送り出すことがで
き、傾斜を付けることで前後方向に長くしなくとも所定
の送り長さすなわち海苔巻を作るにひつような板状米飯
の長さを持たせることができ、装置を小型化することが
できる。また、押え部材を開けることにより各送りロー
ラーの軸方向両端部の保持は解放されるので、簡単に取
外すことができ、これら送りローラーの洗浄はこれらの
みを取り出して行うことができ、洗浄後は押え部材の所
定の位置にこれら送りローラーを装着し、押え部材を閉
じるだけで再び装着することができる。
【0010】また、成形部を上述にように構成すること
により、成形部材とアーム部材そしてアームホルダーは
台車に着脱自在に支持されるので、これらのみを簡単に
交換することができ、太巻用と細巻用の2種類の成形部
材とアーム部材を用意しておけば、太巻と細巻を任意に
製造することができる。また成形部材はアーム部材とと
もに取外し可能であるから、成形部の洗浄も簡単に行う
ことができる。
【0011】
【実施例】以下、図面に示すこの発明の一実施例を説明
する。この実施例における海苔巻製造装置は太巻の海苔
巻を作る場合を示しており、米飯をほぐしながら投下す
るホッパー部1と、このホッパー部1から投下された米
飯を板状にしかつ所定量にカットして送り出す米飯搬送
部2と、載置された海苔の上に米飯搬送部2からの板状
米飯を乗せ、所定の太さの海苔巻に成形する成形部3
と、これらをその上に載置する筐体4から主として構成
されている。なお、以下の説明において前方は成形部3
側を指すものとし、正面は成形部3側から装置を見た時
とする。
【0012】まず、図1から図4によりホッパー部1に
ついて説明すると、ホッパー部1は下部が開口したホッ
パー筐体11と、筐体4の後端部に設けられ、筐体4よ
り高い後部筐体5にその後部が固定され、その上端開口
部がホッパー筐体11の開口部に当接するように形成さ
れたホッパースタンド12と、ホッパー筐体11とホッ
パースタンド12との当接部に上下に段差をもって配置
された第1および第2攪拌軸部材13,14とを有して
いる。ホッパースタンド12はその下部に投下口15が
形成されている。第1および第2攪拌軸部材13,14
は、それらの軸16がホッパー筐体11とホッパースタ
ンド12との当接部にそれぞれ形成された略半円形の溝
の組合わせに形成される軸支部により回転自在に支持さ
れている。各軸16の一端部はホッパー部1の側面から
外方に突出している。第1および第2攪拌軸部材13,
14のホッパー部1内に位置する部分にはこれら部材の
軸方向に直交する方向に延在するように米飯を攪拌しな
がら切るための複数本の攪拌棒17が間隔をおいてそれ
ぞれ設けられている。第1攪拌軸部材13の各攪拌棒1
7は第2攪拌軸部材14の各攪拌棒17の間隙に位置
し、互いにぶつからないようになっている。また、ホッ
パースタンド12の投下口15近傍の底部には、第2攪
拌軸部材14の攪拌棒17にぶつからないように所定の
間隔をおいて米飯を切るための櫛部材18が設けられて
いる。
【0013】これら第1および第2攪拌軸部材13,1
4のホッパー部1の側面から突出している各一端縁部
は、図3に点線で示すように、歯車19が取付けられて
おり、これら歯車19間にはその軸がホッパースタンド
12の側面に支持されたアイドラ歯車21が介在されて
おり、これにより第1および第2攪拌軸部材13,14
は連動して互いに逆方向に回転するようになっている。
第2攪拌軸部材14の歯車19は、筐体4内に設けられ
たモータ22の駆動歯車23にアイドラ歯車24を介し
て噛合されている。アイドラ歯車24の軸もアイドラ歯
車21の軸と同様にホッパースタンド12の側面に支持
されている。アイドラ歯車24は駆動歯車23の上方
で、そしてアイドラ歯車21およびアイドラ歯車24は
その上方で第1および第2攪拌軸部材13,14の各歯
車19と噛合するように位置しているので、ホッパー筐
体11とは簡単にホッパースタンド12から離脱させる
ことができる。図1の25は、いわゆるパッチン錠と称
されている施錠材で、筐体4に下端が固定された支持板
26の上端に取付けられ、そのリング材27をホッパー
筐体11の側面に設けられた引掛け部28に掛け、セッ
トすることによりホッパー筐体11はホッパースタンド
12上に固定される。この施錠材25は両側部に設けら
れ、セットを解放して、リング材27と引掛け部28の
係合を解くことにより、ホッパー筐体11をホッパース
タンド12から外すことができる。
【0014】米飯搬送部2は、図3および図4に詳細に
示すように、ホッパースタンド12の投下口15の下方
に位置して米飯を送り出すための4本の送りローラー3
1と、米飯の上面を均しかつ厚みを調整する圧延ローラ
ー32と、板状にされた米飯を所定の長さに切断するカ
ッター33とを有している。4本の送りローラー31お
よび圧延ローラー32の各表面は軸方向に溝が付けら
れ、米飯を付着させることなく確実に米飯を送り出すよ
うになっている。これらローラー31,32の内少なく
とも圧延ローラー32とこれに協同する一番前方の送り
ローラー31は米飯が押圧されるので、それらの表面を
テフロンコーティング処理をしたり、シリコンゴムで構
成する等して米飯が付着し難いようにすることが好まし
い。各送りローラー21は、筐体4に立設された一対の
側板6に支持されている。これら側板6は、その上端縁
が成形部3に向かって下方に傾斜するように形成され、
この傾斜部の上端縁には所定の間隔をおいて半円形の軸
受溝が形成され、これら軸受溝に各送りローラー31の
駆動軸が嵌合されている。各送りローラー31の駆動軸
の一端は側板6から突出し、それらの各先端には歯車3
4が取付けられており、4つの歯車24間の下方には、
それらの軸が側板6に支持された3つのアイドラ歯車3
5が介在噛合している。歯車24やアイドラ歯車35は
左側の側板6の外側に位置する左側部筐体7内に収めら
れている。最上部に位置するアイドラ歯車35の支軸3
6は、送りローラー31の下方を通って反対側の側板6
を貫通して延在しており、その延在端部にははすば歯車
37が固定されている。このはすば歯車37は筐体4上
に前後方向に延在し回転可能に支持された回転軸38に
設けられたはすば歯車39に直交する形で噛合してい
る。回転軸38の両端は右側部筐体8の前後板部に回転
可能に支持されている。回転軸38の後端にもはすば歯
車41が取付けられており、このはすば歯車41は、送
りローラー31と平行に延在し、右側部筐体8の両側板
間に回転自在に支持された回転軸42に取付けられたは
すば歯車43に噛合している。回転軸42には歯車44
が取付けられ、この歯車44は後部筐体5内に設けられ
たモータ45の駆動歯車46に噛合している。
【0015】回転軸38の前端部にも、はすば歯車47
が取付けられており、このはすば歯車47には直交する
形で別のはすば歯車48が噛合している。このはすば歯
車48の軸は右側の側板6の外側に位置する右側部筐体
8に回転可能に支持され、同軸上の歯車49およびアイ
ドラ歯車51を介して圧延ローラー32の軸52に取付
けられた歯車53に噛合している。すなわち、圧延ロー
ラー32は、送りローラー31と同方向にかつ同速度で
回転するようになっている。軸52は、図1に示すよう
に、略L字状をした2本の支持アーム54の角部に回転
可能に支持されている。これら支持アーム54の下方先
端部には軸50は側板6と左右側部筐体7,8との間の
筐体4にそれぞれ立設されたアーム支持板9の上方が解
放された溝内に回転可能に嵌合されている。各支持アー
ム54の上端は接続板部材55の両端に固定されてい
る。接続板部材55の略中央部にはねじ孔が前後方向に
貫通されたねじカラー56が取付けられている。このね
じカラー56には前方端にノブ57が取付けられたねじ
軸58が螺合貫通しており、ねじ軸58の後方端には球
状体59が取付けられている。球状体59は、両端が左
右側部筐体7,8から突出する支持板10に回動自在に
支持された略横コの字状の支持アーム61の略中央部に
設けられたボール受け部材62内に支持されている、こ
のボール受け部材62は上部が開口した溝を有し、この
溝にボール受け部材62近傍のねじ軸58を嵌合するこ
とにより球状体59を支持している。この構成により、
ノブ57を一方向に回転させると、ねじカラー56は球
状体59から離れる方向にねじ軸58上を移動する。こ
れにより、接続板部材55も図1において右方向に移動
し、支持アーム54も軸50を支点に時計方向に回動す
ることになり、これにより圧延ローラー32の位置も高
くなり、米飯の厚さを調整することができる。
【0016】カッター33は、側板6の前方端部間に渡
された受け板60の上部に位置している。カッター33
はその両端がホッパースタンド12の両側部を通って後
部に延在する一対の支持アーム63の先端に取付けられ
ている。各支持アーム63の略中央部には支軸64が横
方向に立設するように設けられており、これら支軸64
は支持板10の上縁部に形成された上方が開口した溝に
回動自在に嵌合支持されている。各支軸64の上方は、
支持アーム61の下端縁により押さえられている。支持
アーム63の各後端部は連結シャフト65の両端部に回
動可能に取付けられている。この連結シャフト65には
横U字状の接続部材66が強制嵌合により着脱自在に取
付けられている。この接続部材66の下部は垂直に上下
動可能な押上部材67の上端部に固定されている。押上
部材67の下端は、モーター68の駆動軸にその中央部
が取付けられた回転部材69の周縁に係合するカッター
リフト部材71に取付けられ、モーター68の半回転毎
に上昇するようになっている。押上部材67の上昇によ
り、図1において支持アーム63は支軸64を支点に時
計方向に回転し、カッター33側は下降して米飯を切断
する。モーター68による回転部材69の回転速度は、
送りローラー31のよって送られる米飯の移動量が所定
の長さになった時にカッター33が下降するように設定
すればよい。押上部材67、モーター68そして回転部
材69等は後部筐体5内に収容されている。
【0017】図1において、72は各送りローラー21
の側板6との支持部上方を押さえるとともに、歯車34
やアイドラ歯車35等上方を覆う覆板で、蝶番73によ
り開閉自在に左側部筐体7の上部に取付けられている。
各送りローラー31の他端側も、図示していないが、同
様に右側部筐体8に開閉自在に取付けられた覆板72で
押さえられている。なお、図1において覆板72上に立
設されたポスト74には米飯を検知するセンサー(図示
しない)が設けられている。
【0018】最後に、成形部3について、図5から図9
により説明すると、成形部3は筐体4の前方部内に前後
動可能に設置された台車76に載置されている。すなわ
ち、筐体4の前方部に設けられたリミットスイッチ77
と、米飯搬送部2側の筐体4内に立設された隔壁78に
設けられたリミットスイッチ79によりその移動が規制
される台車76は、可逆モーター81により駆動される
一対の駆動ローラー82と一対の従動ローラー83とに
より前後動し、リミットスイッチ77あるいは79に台
車76の一部が接触することによりその移動が停止する
ようになっている。台車76内には、前後方向に間隔を
おいて2本の支柱部材84が立設されている。これら支
柱部材84には、中空で断面が矩形のリフト部材85の
前後端が上下動自在に挿通されている。リフト部材85
の略中央には前後方向に延在する長孔86が穿孔されて
おり、この長孔86にはクランク軸87が遊嵌されてい
る。クランク軸87はモーター88の駆動軸89に一端
が取付けられたクランク板91の他端に取付けられてい
る。リフト部材85の略中央上面部には巻ユニット92
を保持するための凹部93が形成されている。台車76
の上部にはベースプレート90が着脱自在に設けられて
いる。モーター88は、台車76が図6に示す位置にあ
る場合にのみクランク板91が1回転するようになって
いる。この位置検知は例えば上述のリミットスイッチ7
7のオンオフで行うことができる。
【0019】巻ユニット92は,図8に詳細に示すよう
に、装置の間口方向に延在し、矩形の海苔巻の底部とな
る第1成形板部材94と、前後方向一端部が第1成形板
部材94の同方向両端部に枢動軸95より回動自在に取
付けられ、矩形の海苔巻の両側部となる第2および第3
成形板部材96,97と、矩形の海苔巻の上部となる第
3成形板部材97の前後方向他端側に枢動軸95よりそ
の一端部が回動自在に取付けられた第4成形板部材98
とを有している。第1成形板部材94の間口後方両端部
には立上り部99が形成され、海苔巻成形時に米飯が間
口方向へ移動するのを規制している。第2および第3成
形板部材96,97の間口方向両端には略扇形をした側
板101がそれぞれ一体的に設けられている。これら側
板101の他方の各端縁部にはそれぞれ、側板101の
面と所定の間隔をおいてその面が位置するように支持プ
レート102が取付けられている。各支持プレート10
2には、上昇アーム103の一端がピン104により回
動自在にそれぞれ取付けられており、各上昇アーム10
3の他端はアームホルダー105の間口方向両端部の立
上り部106にピン107により回動自在にそれぞれ取
付けられている。アームホルダー105は、リフト部材
85の凹部93に載置される。第4成形板部材98の第
3成形板部材97と相対する前後方向端部は略直角に曲
げられており、この折曲げ部の両端部にはピン95を介
してアーム108の一端がそれぞれ回動自在に取付けら
れている。各アーム108の他端には長孔109が形成
され、この長孔109にベースプレート90の第1成形
板部材94近傍に支持されたピン111を嵌合すること
によりベースプレート90に対して回動自在に取付けら
れている。なお、図示していないが、アームホルダー1
05は例えば上述したパッチン錠のような解放可能な施
錠具によりリフト部材85の凹部93にロックするよう
になっている。ベースプレート90には、図8に示すよ
うに、第1、第2、第3および第4成形板部材94,9
6,97,98が平に開くに充分な開口112が形成さ
れている。
【0020】次にこの海苔巻製造装置の動作を説明する
と、米飯20をホッパー部1に投入し、電源を入れる
と、モーター22は回転を始めることになる。モーター
22の回転により、第1および第2攪拌軸部材13,1
4のみ回転を始め、ホッパー筐体11の米飯はこれら第
1および第2攪拌軸部材13,14の攪拌棒17により
攪拌され、ほぐされながらホッパースタンド12の投下
口15から排出され、米飯搬送部2の送りローラー31
上に供給される。攪拌は第1および第2攪拌軸部材1
3,14の2本の攪拌部材で行っているので、攪拌部材
のスパンを広くとれ、冷めた米飯でも確実にほぐすこと
ができる。
【0021】送りローラー31上に米飯が送られてくる
ことにより、ポスト74内のセンサーはこれを検知し、
モーター22の動作を停止する。ここで残りのモーター
45,68,81および88を回転させるべく、図示し
ないスイッチを入れる。モーター45の回転により4本
の送りローラー31および圧延ローラー32も回転を始
め、投下口15から排出された米飯20は順次送りロー
ラー31によって送られ、圧延ローラー32により米飯
20の上面を均し、かつその厚みが調整される。米飯2
0の厚さは、ノブ57を回転させてねじカラー56と球
状体59との間隙を広くすれば圧延ローラー32の位置
は高くなって厚くなり、ねじカラー56と球状体59と
の間隙を狭くすれば圧延ローラー32の位置は低くなっ
て薄くすることができる。このようにノブ57を回転さ
せて、米飯20を所望の厚みをすればよい。
【0022】一方、カッター33においては、圧延ロー
ラー32とその下部の送りローラー23から所定の長さ
だけ米飯20が送り出されるまでは、カッター33は上
昇している。所定の長さだけ米飯20が送り出されるこ
とをポスト74内のセンサーが検知することにより、モ
ーター68が回転を開始し、回転部材69はカッターリ
フト部材71を押し上げる。これにより、一対の支持ア
ーム63が支軸64を支点にして時計方向に回転するた
め、カッター33は下降して、米飯20を切断する。切
断された米飯20は、その前方の成形部3に送られる。
【0023】成形部3の台車76は、モーター81の始
動により図6の位置から図7に示すように米飯搬送部2
方向に移動し、リミットスイッチ79に台車78の一部
が当接することによりその移動が規制され、モーター8
1は反転し、台車76は後退していく。図6に示されて
いるように、巻ユニット92の第1から第4成形部材9
4,96,97,98は、図6の位置から図7に位置す
るまでは、平坦に開いている時にこの上に海苔(図示し
ない)を広げておく。台車76の後退時には、切断され
て受け板60から送り出されてきた米飯20の先端部
が、第4成形部材98の折曲げ部に置かれる。台車76
は後退を続けるので、残りの米飯20は第3成形部材9
7から第2成形部材96そして第1成形部材94の上に
乗せられることになる。すなわち海苔の上に所定の厚み
の米飯20が乗せられる。ここで、米飯20の中央部に
所定の具(図示しない)を乗せる。モーター88により
クランク板91はリフト部材85を上昇させるように位
置する。リフト部材85の上昇は、図9に示すように、
アームホルダー105を上昇させ、これにより上昇アー
ム103を介して、第2および第3成形部材96,97
は枢動軸95を支点して立上り、また第3成形部材97
の立上りに伴い第4成形部材98もアーム108により
枢動軸95を支点として回動し、略第1成形部材94と
相対するように位置する。これにより米飯20は略矩形
の海苔巻に成形されることになる。このようにして成形
された後は再びリフト部材85は下降するので、第1か
ら第4成形部材94,96,97,98は、平坦に開く
ので、出来上がった海苔巻を取り出し、そこに新しい海
苔を置けば、後は上述したと同様な動作により次の海苔
巻を成形することができる。
【0024】作業が終了し、ホッパー1や米飯搬送部2
そして成形部3を清浄する場合を次に説明する。ホッパ
ー部1はホッパー筐体11とホッパースタンド12とに
分割されており、施錠材25のセットを解放して、リン
グ材27をホッパー筐体11の側面の引掛け部28から
外すことにより簡単に分離できる。ホッパースタンド1
2からホッパー筐体11を分離することにより、第1お
よび第2攪拌軸部材13,14も簡単に取外すことがで
きる。また、米飯搬送部2の4本の送りローラー31と
圧延ローラー32およびカッター33も簡単に取外すこ
とができる。その手順は、まず、球状体59をボール受
け部材62の溝から外すことにより、接続板部材55を
支持アーム61から分離させることができる。この状態
で支持アーム54の軸50をアーム支持板9の溝から外
すことにより、圧延ローラー32を取外すことができ
る。次に、支持アーム61を持ち上げて支持アーム63
の支軸64を支持板10の溝から外すとともに連結シャ
フト65を接続部材66から外せば、支持アーム63と
ともにカッター33も外すことができる。4本の送りロ
ーラー31は、このようにしてその上方に位置する圧延
ローラー32やカッター33を取外した後、覆板72を
回動して開けば容易に外すことができる。また、巻ユニ
ット92は施錠具を解錠してアームホルダー105とリ
フト部材85を分離して、ベースプレート90ごと取り
出せばよい。このように、洗浄すべき部品は極めて簡単
に取外すことができ、またそれらの取付けは上述した手
順を逆にすればよく、何等工具を使用することなく簡単
に分離組立てができ、洗浄作業を容易に行うことができ
る。
【0025】上述した実施例の巻ユニット92が太巻用
であるのに対し、図10は、細巻用の巻ユニット120
を示すものある。すなわち、第1から第4成形部材12
1,122,123,124の前後方向幅がそれぞれ上
述実施例の第1から第4成形部材94,96,97,9
8のそれより短く、第4成形部材124を回動させるア
ーム127の各長さが上述実施例のそれより短い以外は
その構造は同じである。なお、この実施例においては上
昇アーム126下端は1つのピン127によりアームホ
ルダー105に支持されている。この細巻用の巻ユニッ
トを使用する場合には、巻ユニット92をベースプレー
ト90ごと取り外し、この細巻用の巻ユニット120を
台車76に取付ければよい。
【0026】
【発明の効果】以上のようにこの発明の海苔巻製造装置
は、米飯搬送部を米飯ホッパーの投下口から離れるにし
たがってその位置が低くなるように配置された複数本の
送りローラーと、これら送りローラーのいずれか1つの
上方にその上下位置を調整可能に支持された圧延ローラ
ーと、送りローラーの軸方向両端部の下部を支持する支
持部材と、各送りローラーの軸方向両端部の上部を着脱
自在に押える押え部材と、各送りローラーと圧延ローラ
ーを同方向にかつ同速度で駆動する駆動手段と有してい
るので、米飯ホッパーの投下口から排出された米飯は、
複数本の送りローラーにより順次成形部に送り出すこと
ができ、傾斜を付けることで前後方向に長くしなくとも
所定の送り長さを持たせることができ、装置を小型化す
ることができる。また、押え部材を開けることにより各
送りローラーの軸方向両端部の保持は解放されるので、
簡単に取外すことができ、これら送りローラーの洗浄は
これらのみを取り出して行うことができ、洗浄後は押え
部材の所定の位置にこれら送りローラーを装着し、押え
部材を閉じるだけで再び装着することができる。
【0027】また、請求項2に記載のように、成形部を
米飯搬送部の排出側に移動可能な台車と、この台車上に
載置され駆動手段により上下動可能に支持されたリフト
部材と、内部に空間を有する矩形形状を成すように折曲
げ可能に連続的に接続された4枚の成形部材と、1つの
成形部材に隣接する2つの成形部材を回動させるために
その一端が回動自在に接続されたアーム部材と、このア
ーム部材の他端を回動自在に支持し、リフト部材上に着
脱可能に支持されたアームホルダーとを有し、成形部材
とアーム部材そしてアームホルダーは台車に着脱自在に
支持することにより、成形部材とアーム部材そしてアー
ムホルダーを台車から外すことができる。したがって、
これらのみを簡単に交換することができ、太巻用と細巻
用の2種類の成形部材とアーム部材を用意しておけば、
太巻と細巻を任意に製造することができる。また成形部
材はアーム部材とともに取外し可能であるから、成形部
の洗浄も簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の海苔巻製造装置の一実施例の外観を
示す側面図である。
【図2】その正面図である。
【図3】そのホッパー部と米飯供給部のみを示す縦断側
面図である。
【図4】ホッパー筐体を取除いた状態でホッパー部と米
飯供給部のみを示す平面図である。
【図5】成形部を示す正面図である。
【図6】成形部を始動時の筐体に対する位置とともに示
す側面図である。
【図7】成形部の移動状態を説明するための側面図であ
る。
【図8】成形部の巻ユニットを開いた状態で示す側面図
である。
【図9】成形部の巻ユニットを閉じた状態で示す側面図
である。
【図10】成形部の細巻用の巻ユニットを開いた状態で
示す側面図である。
【符号の説明】
1 ホッパー部 2 米飯搬送部 3 成形部 6 側板 11 ホッパー筐体 12 ホッパースタンド 13 第1攪拌軸部材 14 第2攪拌軸部材 15 投下口 17 攪拌棒 22,45,68,81,88 モーター 31 送りローラー 32 圧延ローラー 33 カッター 54,61,63 支持アーム 57 ノブ 59 球状体 60 受け板 62 ボール受け部材 65 連結シャフト 69 回転部材 71 カッターリフト部材 72 覆板 76 台車 77,79 リミットスイッチ 85 リフト部材 87 クランク軸 91 クランク板 92 巻ユニット 94,121 第1成形部材 96,122 第2成形部材 97,123 第3成形部材 98,124 第4成形部材 103,126 上昇アーム 105 アームホルダー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米飯ホッパーと、この米飯ホッパーから
    の米飯を所定の厚さと長さの板状にして送り出す米飯搬
    送部と、この板状米飯を海苔および具とともに巻込んで
    海苔巻に成形する成形部とを有する海苔巻製造装置にお
    いて、前記米飯搬送部は、前記米飯が弛むことがない間
    隔をおいてかつ前記米飯ホッパーの投下口から離れるに
    したがってその位置が低くなるように配置された複数本
    の送りローラーと、これら送りローラーのいずれか1つ
    の上方にその上下位置を調整可能に支持され前記米飯の
    上面と接触してその厚みの調整しながら板状に圧延する
    圧延ローラーと、前記送りローラーの軸方向両端部の下
    部を支持する支持部材と、前記各送りローラーの軸方向
    両端部の上部を着脱自在に押える押え部材と、前記各送
    りローラーをその上の前記板状米飯を前記成形部方向に
    送り出すように回転させるとともに、前記圧延ローラー
    も同方向にかつ同速度で駆動する駆動手段と有すること
    を特徴とする海苔巻製造装置。
  2. 【請求項2】 米飯ホッパーとこの米飯ホッパーからの
    米飯を所定の厚さと長さの板状体にして送り出す米飯搬
    送部とこの板状米飯を海苔および具とともに巻込んで海
    苔巻に成形する成形部とを有する海苔巻製造装置におい
    て、前記成形部は、前記米飯搬送部の排出側に移動可能
    な台車と、この台車上に載置され駆動手段により上下動
    可能に支持されたリフト部材と、内部に空間を有する矩
    形形状を成すように折曲げ可能に連続的に接続された4
    枚の成形部材と、1つの前記成形部材に隣接する2つの
    前記成形部材を回動させるためにその一端が回動自在に
    接続されたアーム部材と、このアーム部材の他端を回動
    自在に支持し、前記リフト部材上に着脱可能に支持され
    たアームホルダーとを有し、前記成形部材と前記アーム
    部材そして前記アームホルダーは前記台車に着脱自在に
    支持されていることを特徴とする海苔巻製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09168371A (ja) * 1995-12-20 1997-06-30 Audio Technica Corp 海苔巻製造装置
US6352020B2 (en) 2000-07-31 2002-03-05 Kabushiki Kaisha Audio-Technica Apparatus for producing a vinegared rice rolled in dried laver (Norimaki), or other roll foodstuff
JP2007209237A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Ishino Seisakusho Co Ltd 食品材料供給装置
JP2019140946A (ja) * 2018-02-19 2019-08-29 株式会社オーディオテクニカ 海苔巻き成形機
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