JPH0775574B2 - 座席ユニット - Google Patents
座席ユニットInfo
- Publication number
- JPH0775574B2 JPH0775574B2 JP3269321A JP26932191A JPH0775574B2 JP H0775574 B2 JPH0775574 B2 JP H0775574B2 JP 3269321 A JP3269321 A JP 3269321A JP 26932191 A JP26932191 A JP 26932191A JP H0775574 B2 JPH0775574 B2 JP H0775574B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive rod
- seat
- link
- toggle
- seats
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/02—Reclining or easy chairs
- A47C1/031—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
- A47C1/032—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
- A47C1/03294—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest slidingly movable in the base frame, e.g. by rollers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/02—Reclining or easy chairs
- A47C1/031—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
- A47C1/034—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts including a leg-rest or foot-rest
- A47C1/035—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts including a leg-rest or foot-rest in combination with movably-coupled seat and back-rest
- A47C1/0355—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts including a leg-rest or foot-rest in combination with movably-coupled seat and back-rest actuated by linkages, e.g. lazy-tongs mechanisms
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Dentistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に調度品に、更に
詳しくいえば、その中に改良型二動作リクライニング機
構を含んでいるソファーおよび二人掛け椅子といったよ
うな、椅子類ならびに類似の調度品に関するものであ
る。
詳しくいえば、その中に改良型二動作リクライニング機
構を含んでいるソファーおよび二人掛け椅子といったよ
うな、椅子類ならびに類似の調度品に関するものであ
る。
【0002】
【発明の背景と在来の技術】従来、二動作リクライニン
グ型の座席ユニット(すなわち椅子、ソファー、二人掛
け椅子、および類似のもの)では、シートの下に押し込
められるべき機械的なリクライニング機構に伴う高さの
必要性から、一般に別置きのシート・クッションは用い
られていなかった。その上、在来のリクライニング機構
は一般に摩擦に抗してかなり大きく引き出す必要があ
り、“直立位置”と“傾転位置”ないしはリクライニン
グ位置との間を円滑に移動させるためには、まずそれに
打ち勝つ必要があった。更に詳しくいえば、体重の軽い
着席者は通常、足置き台を完全に引き出すと同時にシー
ト全体を“傾転位置”まで完全に移動させるためには、
操作レバーを引きながら意識的に突っ張って力を掛ける
必要があったのである。その上また、椅子の定置式の骨
組枠に対するシート全体の高さと引き上げ角度のため
に、着席者にとつてシート全体を“傾転位置”から“直
立位置”まで戻すのは往々にして厄介なことであった。
グ型の座席ユニット(すなわち椅子、ソファー、二人掛
け椅子、および類似のもの)では、シートの下に押し込
められるべき機械的なリクライニング機構に伴う高さの
必要性から、一般に別置きのシート・クッションは用い
られていなかった。その上、在来のリクライニング機構
は一般に摩擦に抗してかなり大きく引き出す必要があ
り、“直立位置”と“傾転位置”ないしはリクライニン
グ位置との間を円滑に移動させるためには、まずそれに
打ち勝つ必要があった。更に詳しくいえば、体重の軽い
着席者は通常、足置き台を完全に引き出すと同時にシー
ト全体を“傾転位置”まで完全に移動させるためには、
操作レバーを引きながら意識的に突っ張って力を掛ける
必要があったのである。その上また、椅子の定置式の骨
組枠に対するシート全体の高さと引き上げ角度のため
に、着席者にとつてシート全体を“傾転位置”から“直
立位置”まで戻すのは往々にして厄介なことであった。
【0003】現在、二動作リクライニング(すなわち傾
転型の)機構が数多くある反面、設計ならびに構造が比
較的単純で、従って製造コストも高くなく、しかも耐久
性がありながら重量が軽く、かつ操作が静粛で容易な、
この種のメカニズムの絶えざる研究開発の必要性は相変
わらず残っているのである。
転型の)機構が数多くある反面、設計ならびに構造が比
較的単純で、従って製造コストも高くなく、しかも耐久
性がありながら重量が軽く、かつ操作が静粛で容易な、
この種のメカニズムの絶えざる研究開発の必要性は相変
わらず残っているのである。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】本発明の目的は、一つ
の背もたれ部と骨組枠とからなる一体型のシート一式を
有していて、かつそれが通常の“直立”位置と“傾転”
ないしは傾斜位置との間を動き得るようなタイプの椅子
類、ソファー、二人掛け椅子などのような、家具業界で
いわゆる“インクライナー(incliner)”ある
いは“二動作リクライナー(two−way recl
iner)”として知られているような椅子類に用いる
ための、一つの改良された支持兼操作の機構を提供する
ことにある。本発明のもう一つの付加的な目的は、この
シート一式を“傾転”させると同時に足置き台一式を伸
ばしたり引っ込めたりするための機能をもったリンク機
構を含む、一つのこぢんまり纏まった傾転メカニズムを
提供することにある。
の背もたれ部と骨組枠とからなる一体型のシート一式を
有していて、かつそれが通常の“直立”位置と“傾転”
ないしは傾斜位置との間を動き得るようなタイプの椅子
類、ソファー、二人掛け椅子などのような、家具業界で
いわゆる“インクライナー(incliner)”ある
いは“二動作リクライナー(two−way recl
iner)”として知られているような椅子類に用いる
ための、一つの改良された支持兼操作の機構を提供する
ことにある。本発明のもう一つの付加的な目的は、この
シート一式を“傾転”させると同時に足置き台一式を伸
ばしたり引っ込めたりするための機能をもったリンク機
構を含む、一つのこぢんまり纏まった傾転メカニズムを
提供することにある。
【0005】更に本発明のもう一つの目的は、この傾転
メカニズムをより一層円滑に機能させるために、着席者
によって掛けられるべき入力を少なくすることでもあ
る。この目的に関連して、この改良された傾転メカニズ
ムでは、作動をより一層容易にしようとする努力の中で
主として摩擦損失を減らすことを狙って設計された種々
のリンク機構および駆動コンポーネントが組合わされて
いる。これらのリンク機構は、シート全体に通常の状態
で掛かってくる如何なる負荷をも支持し得ると同時に、
そのような負荷を定置式の外枠に伝達し得るように考え
られている。更にその上、足置き台一式を引っ込める動
きがシート一式を“直立”位置へ完全に戻すのを助勢す
るのに利用されている。その上また、この傾転メカニズ
ムは、足置き台一式を引っ込める動きに対する抵抗の度
合を使用者が可変的に調節し得るように設計されている
調節可能な偏移装置を含んでいる。
メカニズムをより一層円滑に機能させるために、着席者
によって掛けられるべき入力を少なくすることでもあ
る。この目的に関連して、この改良された傾転メカニズ
ムでは、作動をより一層容易にしようとする努力の中で
主として摩擦損失を減らすことを狙って設計された種々
のリンク機構および駆動コンポーネントが組合わされて
いる。これらのリンク機構は、シート全体に通常の状態
で掛かってくる如何なる負荷をも支持し得ると同時に、
そのような負荷を定置式の外枠に伝達し得るように考え
られている。更にその上、足置き台一式を引っ込める動
きがシート一式を“直立”位置へ完全に戻すのを助勢す
るのに利用されている。その上また、この傾転メカニズ
ムは、足置き台一式を引っ込める動きに対する抵抗の度
合を使用者が可変的に調節し得るように設計されている
調節可能な偏移装置を含んでいる。
【0006】また、このシートに座っている人の体重
が、このシート一式を“直立”位置から“傾転”位置へ
動かすのを助勢する手段として用いられると同時に、足
置き台一式をその引っ込められた位置から持ち上げられ
て使用可能な位置まで動かすのを助勢するように働くよ
うな、一つの傾転シート・ユニットを提供することも本
発明の一つの目的である。
が、このシート一式を“直立”位置から“傾転”位置へ
動かすのを助勢する手段として用いられると同時に、足
置き台一式をその引っ込められた位置から持ち上げられ
て使用可能な位置まで動かすのを助勢するように働くよ
うな、一つの傾転シート・ユニットを提供することも本
発明の一つの目的である。
【0007】本発明の更にもう一つ別の目的は、足置き
台の操作とシートの“傾転”運動とを着席者が同時に楽
に行い得るように、椅子の詰め物の中に隠れてしまう、
操作行程の短い1本の操作レバーを作り出すことにあ
る。本発明のもう一つの付加的な目的は、別置き、でか
つ/あるいは、反転使用可能なシート・クッションを使
用し得るような、一つの傾転メカニズムを提供すること
である。
台の操作とシートの“傾転”運動とを着席者が同時に楽
に行い得るように、椅子の詰め物の中に隠れてしまう、
操作行程の短い1本の操作レバーを作り出すことにあ
る。本発明のもう一つの付加的な目的は、別置き、でか
つ/あるいは、反転使用可能なシート・クッションを使
用し得るような、一つの傾転メカニズムを提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のここに挙げる一
つの実施例では、椅子、ソファー、あるいは二人掛け椅
子が一つの定置式の外枠を含んでいて、その両側の部分
には左右同じ位置に相対して並んでいるそれぞれ一つの
ガイド・レールが取り付けられている。このガイド・レ
ールはその前端部が後端部よりも低くなるように角度を
持たせて取り付けられている。シート部一式(すなわ
ち、一つの頑丈な背もたれ部およびシート枠)を形成し
ている内側の枠ないし移動座席は、前述のガイド・レー
ルの中を転動する、両側に並んで出ている一組のローラ
ーによって、移動し得るように前述の定置式外枠上に支
持されている。これらのローラーがガイド・レールの中
を下方へ転動したときに、シート一式の前面部を持ち上
げるために、シート一式の前面部と外枠との間は一組の
前部ピボット・リンクによって回転可能に結合されてい
る。
つの実施例では、椅子、ソファー、あるいは二人掛け椅
子が一つの定置式の外枠を含んでいて、その両側の部分
には左右同じ位置に相対して並んでいるそれぞれ一つの
ガイド・レールが取り付けられている。このガイド・レ
ールはその前端部が後端部よりも低くなるように角度を
持たせて取り付けられている。シート部一式(すなわ
ち、一つの頑丈な背もたれ部およびシート枠)を形成し
ている内側の枠ないし移動座席は、前述のガイド・レー
ルの中を転動する、両側に並んで出ている一組のローラ
ーによって、移動し得るように前述の定置式外枠上に支
持されている。これらのローラーがガイド・レールの中
を下方へ転動したときに、シート一式の前面部を持ち上
げるために、シート一式の前面部と外枠との間は一組の
前部ピボット・リンクによって回転可能に結合されてい
る。
【0009】シート一式はまたこの定置式外枠上に左右
一組の駆動リンク機構によっても支持されている。それ
ぞれの駆動リンク機構には、その一方の端が定置式外枠
に回転し得るように取り付けられている1本の長いベー
ス・リンクが含まれている。更にそれぞれの駆動リンク
機構には、この長いベース・リンクのもう一方の端に回
転し得るように結合されている1本の短い駆動リンクが
含まれている。この駆動リンクは、シート一式の両側の
部分で回転可能に支持されている1本の横方向に通る駆
動ロッドに取り付けられており、かつそれによって動か
されるようになっている。今、この駆動リンクとベース
・リンクとの間をつないでいるピボット継手が、ベース
・リンクの第1の端と外枠とをつないでいるピボット・
ポイントと駆動ロッドとの間を結ぶ中心の線よりも下側
にあるときには、この駆動リンク機構は、シート一式を
その直立位置に保持するための、一つのトグル型の解錠
可能なロック装置として働くのである。同様に、駆動リ
ンクと長いベース・リンクとをつなぐピボット継手が前
述の中心の線よりも上側にあるときには、シート一式の
重量および着席者の体重がシート一式を一つの纏まった
移動座席としてガイド・レールに沿って下向きに動かす
こととなる。更にこの駆動リンク機構は、荷重が直角方
向に横切っている駆動ロッドによって伝えられてきたと
きにシート一式に掛かる荷重を支えると同時にそのよう
な荷重を定置式外枠に伝えるように設計されている。こ
のようにして、この駆動リンク機構は、その後部のロー
ラーと前部のピボット・リンクとによって、シート一式
を定置式外枠上で“傾転”ないしは傾斜位置、ならびに
“直立”位置に確り支持するように作動するのである。
一組の駆動リンク機構によっても支持されている。それ
ぞれの駆動リンク機構には、その一方の端が定置式外枠
に回転し得るように取り付けられている1本の長いベー
ス・リンクが含まれている。更にそれぞれの駆動リンク
機構には、この長いベース・リンクのもう一方の端に回
転し得るように結合されている1本の短い駆動リンクが
含まれている。この駆動リンクは、シート一式の両側の
部分で回転可能に支持されている1本の横方向に通る駆
動ロッドに取り付けられており、かつそれによって動か
されるようになっている。今、この駆動リンクとベース
・リンクとの間をつないでいるピボット継手が、ベース
・リンクの第1の端と外枠とをつないでいるピボット・
ポイントと駆動ロッドとの間を結ぶ中心の線よりも下側
にあるときには、この駆動リンク機構は、シート一式を
その直立位置に保持するための、一つのトグル型の解錠
可能なロック装置として働くのである。同様に、駆動リ
ンクと長いベース・リンクとをつなぐピボット継手が前
述の中心の線よりも上側にあるときには、シート一式の
重量および着席者の体重がシート一式を一つの纏まった
移動座席としてガイド・レールに沿って下向きに動かす
こととなる。更にこの駆動リンク機構は、荷重が直角方
向に横切っている駆動ロッドによって伝えられてきたと
きにシート一式に掛かる荷重を支えると同時にそのよう
な荷重を定置式外枠に伝えるように設計されている。こ
のようにして、この駆動リンク機構は、その後部のロー
ラーと前部のピボット・リンクとによって、シート一式
を定置式外枠上で“傾転”ないしは傾斜位置、ならびに
“直立”位置に確り支持するように作動するのである。
【0010】更に、シート一式を“直立”位置から解放
して“傾転”位置に向けて動かすために、駆動リンク機
構のピボット継手を“オーバー・センター位置”に随時
動かすための解錠機構が設けられている。この解錠機構
にはシート一式の一方の側に取り付けられている、1本
の短い行程で作動する操作レバーないしハンドルが含ま
れている。このハンドルは一つの2本バー・伝動リンク
を介して駆動ロッドに直接結合されている。このように
して、このハンドルを限られた範囲に回転させるだけ
で、シート一式を直立位置から解放して動かすために、
前述の駆動リンク機構のピボット継手を“オーバー・セ
ンター”位置にもってゆくように駆動ロッドを比例的に
回転させる働きをするのである。
して“傾転”位置に向けて動かすために、駆動リンク機
構のピボット継手を“オーバー・センター位置”に随時
動かすための解錠機構が設けられている。この解錠機構
にはシート一式の一方の側に取り付けられている、1本
の短い行程で作動する操作レバーないしハンドルが含ま
れている。このハンドルは一つの2本バー・伝動リンク
を介して駆動ロッドに直接結合されている。このように
して、このハンドルを限られた範囲に回転させるだけ
で、シート一式を直立位置から解放して動かすために、
前述の駆動リンク機構のピボット継手を“オーバー・セ
ンター”位置にもってゆくように駆動ロッドを比例的に
回転させる働きをするのである。
【0011】シート一式の重量および着席者の体重によ
って引き起こされる駆動ロッドの連続的な回転は、足置
き台一式を前方へ機能的に伸ばすのと同時に、そのオー
バー・センター・スプリング・トグル・メカニズムを作
動させるのを助けることとなる。更に詳しくいえば、左
右のオーバー・センター・スプリング・トグル・メカニ
ズムが直接パワー・スウィング・リンクに結合されてい
て、それが更に足置き台の左右のパンタグラフ式リンク
機構を駆動して、持ち上げられた足置き台一式ががたつ
かないように、改良された支持方法を提供している。更
に足置き台一式を引っ込めるために必要な抵抗力を可変
調節できるようにするために、スプリング・トグル・メ
カニズムと調節可能な偏移装置とが相互に作用し合うよ
うになっている。このことが着席者に、足置き台一式を
引っ込めるために働かせるべき下向きの脚力の程度を適
宜選択し得るようにしているのである。以下に示す図面
ならびに特許請求の範囲の従属項について記されてい
る、以下の詳しい説明を読むことによって、本発明のそ
の他諸々の目的、特徴、ならびに利点が、この分野の専
門技術者にはよく理解できる筈である。
って引き起こされる駆動ロッドの連続的な回転は、足置
き台一式を前方へ機能的に伸ばすのと同時に、そのオー
バー・センター・スプリング・トグル・メカニズムを作
動させるのを助けることとなる。更に詳しくいえば、左
右のオーバー・センター・スプリング・トグル・メカニ
ズムが直接パワー・スウィング・リンクに結合されてい
て、それが更に足置き台の左右のパンタグラフ式リンク
機構を駆動して、持ち上げられた足置き台一式ががたつ
かないように、改良された支持方法を提供している。更
に足置き台一式を引っ込めるために必要な抵抗力を可変
調節できるようにするために、スプリング・トグル・メ
カニズムと調節可能な偏移装置とが相互に作用し合うよ
うになっている。このことが着席者に、足置き台一式を
引っ込めるために働かせるべき下向きの脚力の程度を適
宜選択し得るようにしているのである。以下に示す図面
ならびに特許請求の範囲の従属項について記されてい
る、以下の詳しい説明を読むことによって、本発明のそ
の他諸々の目的、特徴、ならびに利点が、この分野の専
門技術者にはよく理解できる筈である。
【0012】
【実施例】図1の(A)ないし図1の(C)は、本発明
のもつ種々の特徴を具体化した左右二つの二動作型リク
ライニング・シート・ユニットを有する一脚の柔軟な詰
め物を施された典型的な“二人掛け椅子”の透視図であ
り、それぞれ異なった直立ないし傾転位置にあるところ
が示されており;図2の(A)ないし図2の(C)は、
本発明のもつ種々の特徴を具体化した左右二つの二動作
型リクライニング・シート・ユニットを有する一脚の柔
軟な詰め物を施された典型的な“ソファー”の透視図で
あり、それぞれ異なった直立ないし傾転位置にあるとこ
ろが示されており;図3は、図2の(A)ないし図2の
(C)に示されているソファー用の一つの典型的な外骨
組枠一式の(詰め物類が取り除かれた状態の)透視図で
あって、本発明による改良された二動作型リクライニン
グ・メカニズムをその中で移動させ得るように支持する
のに適した形に作られており;図4は、図3に示されて
いる外骨組枠一式の中で動き得るように機能的に支持さ
れているシート一式ないしは移動座席の透視図であり;
図5は、図1の(A)および図2の(A)に示されてい
る左側のシート・ユニットの、詰め物類が取り除かれ、
かつ判り易くするために一部の部品類が取り除かれた状
態の、部分的な断面図であり、シート一式がほぼ“直
立”位置に、また足置き台一式が“引っ込められた”位
置にあるところが示されており;図6は、図5と同じよ
うな部分的断面図であるが、足置き台一式が“引き出さ
れた”位置に、シート一式が“傾転”した位置にあると
ころが示されており;図7は、図5に示されている改良
された二動作型リクライニング・メカニズムの左半分を
上から見た平面図であり;図8は、本発明による改良さ
れた二動作型リクライニング・メカニズムの中に組み込
まれている駆動ロッド一式の平面図である。
のもつ種々の特徴を具体化した左右二つの二動作型リク
ライニング・シート・ユニットを有する一脚の柔軟な詰
め物を施された典型的な“二人掛け椅子”の透視図であ
り、それぞれ異なった直立ないし傾転位置にあるところ
が示されており;図2の(A)ないし図2の(C)は、
本発明のもつ種々の特徴を具体化した左右二つの二動作
型リクライニング・シート・ユニットを有する一脚の柔
軟な詰め物を施された典型的な“ソファー”の透視図で
あり、それぞれ異なった直立ないし傾転位置にあるとこ
ろが示されており;図3は、図2の(A)ないし図2の
(C)に示されているソファー用の一つの典型的な外骨
組枠一式の(詰め物類が取り除かれた状態の)透視図で
あって、本発明による改良された二動作型リクライニン
グ・メカニズムをその中で移動させ得るように支持する
のに適した形に作られており;図4は、図3に示されて
いる外骨組枠一式の中で動き得るように機能的に支持さ
れているシート一式ないしは移動座席の透視図であり;
図5は、図1の(A)および図2の(A)に示されてい
る左側のシート・ユニットの、詰め物類が取り除かれ、
かつ判り易くするために一部の部品類が取り除かれた状
態の、部分的な断面図であり、シート一式がほぼ“直
立”位置に、また足置き台一式が“引っ込められた”位
置にあるところが示されており;図6は、図5と同じよ
うな部分的断面図であるが、足置き台一式が“引き出さ
れた”位置に、シート一式が“傾転”した位置にあると
ころが示されており;図7は、図5に示されている改良
された二動作型リクライニング・メカニズムの左半分を
上から見た平面図であり;図8は、本発明による改良さ
れた二動作型リクライニング・メカニズムの中に組み込
まれている駆動ロッド一式の平面図である。
【0013】本発明の説明を進めるにつれて、一人用の
調度品(すなわち椅子)ならびに多人数用の調度品(す
なわちソファーおよび二人掛け椅子)に用いるための、
一つの改良された二動作型リクライニング・メカニズム
が開示されてゆく。本発明によるこの二動作型リクライ
ニング・メカニズムは“直立”した位置から“傾転”
(すなわち傾斜)させることができると同時に、その足
置き台一式を引っ込めたり、引き出したりする機能をも
つものである。この改良された二動作型リクライニング
・メカニズムを備えた椅子ないしは二人掛け椅子、ある
いはソファーに人が腰掛けると、ソファーのシート・ク
ッションの外側の端とアームの内側との間に隠されてい
る1本の操作レバーを選択的に回転させることによっ
て、足置き台一式が引き出されるようになっている。更
に、操作レバーをこのように回転させることによって、
ほぼ同時にシート・ユニットの“傾転”運動も行われる
のである。それにつれて、本発明によるこの二動作型リ
クライニング・メカニズムは大きさが比較的コンパクト
になり、あらゆる型のソファーないし二人掛け椅子の販
売に当たって最近主流をなしている分離型クッションの
使用を可能ならしめるのである。
調度品(すなわち椅子)ならびに多人数用の調度品(す
なわちソファーおよび二人掛け椅子)に用いるための、
一つの改良された二動作型リクライニング・メカニズム
が開示されてゆく。本発明によるこの二動作型リクライ
ニング・メカニズムは“直立”した位置から“傾転”
(すなわち傾斜)させることができると同時に、その足
置き台一式を引っ込めたり、引き出したりする機能をも
つものである。この改良された二動作型リクライニング
・メカニズムを備えた椅子ないしは二人掛け椅子、ある
いはソファーに人が腰掛けると、ソファーのシート・ク
ッションの外側の端とアームの内側との間に隠されてい
る1本の操作レバーを選択的に回転させることによっ
て、足置き台一式が引き出されるようになっている。更
に、操作レバーをこのように回転させることによって、
ほぼ同時にシート・ユニットの“傾転”運動も行われる
のである。それにつれて、本発明によるこの二動作型リ
クライニング・メカニズムは大きさが比較的コンパクト
になり、あらゆる型のソファーないし二人掛け椅子の販
売に当たって最近主流をなしている分離型クッションの
使用を可能ならしめるのである。
【0014】以下、図面を参照しながら、一つの定置式
骨組枠12の中で支持されるように設計されているタイ
プの、一つの改良された二動作リクライニング・メカニ
ズムないし“傾転”メカニズム10の機能的な関係につ
いて更に一層詳しく説明を進めてゆこう。更に詳しくい
えば、図1の(A)には、柔軟な詰め物を施された左右
のシート・ユニット16aおよび16bを有する一つの
典型的な二人掛け椅子14が示されており、かつそれら
はいずれもそれぞれそれらの“直立”位置にある。図1
の(B)は“傾転”ないし傾斜した状態にある右側のシ
ート・ユニット16bを示しており、かつそれに付属す
る足置き台一式18は一つの持ち上げられた位置に引き
出されている。図1の(C)には、両方のシート・ユニ
ット16aおよび16b、ならびにそれぞれに付属する
足置き台一式18の傾転の状態が示されている。同様
に、図2の(A)ないし図2の(C)には、柔軟な詰め
物を施された傾転可能な左右二つのシート・ユニット1
6aおよび16bを含む一つの典型的なソファー20
が、それぞれ種々異なった“直立”位置と“傾転”位置
の組合わせにあるところが示されている。
骨組枠12の中で支持されるように設計されているタイ
プの、一つの改良された二動作リクライニング・メカニ
ズムないし“傾転”メカニズム10の機能的な関係につ
いて更に一層詳しく説明を進めてゆこう。更に詳しくい
えば、図1の(A)には、柔軟な詰め物を施された左右
のシート・ユニット16aおよび16bを有する一つの
典型的な二人掛け椅子14が示されており、かつそれら
はいずれもそれぞれそれらの“直立”位置にある。図1
の(B)は“傾転”ないし傾斜した状態にある右側のシ
ート・ユニット16bを示しており、かつそれに付属す
る足置き台一式18は一つの持ち上げられた位置に引き
出されている。図1の(C)には、両方のシート・ユニ
ット16aおよび16b、ならびにそれぞれに付属する
足置き台一式18の傾転の状態が示されている。同様
に、図2の(A)ないし図2の(C)には、柔軟な詰め
物を施された傾転可能な左右二つのシート・ユニット1
6aおよび16bを含む一つの典型的なソファー20
が、それぞれ種々異なった“直立”位置と“傾転”位置
の組合わせにあるところが示されている。
【0015】図5ないし図8は全て、柔軟な詰め物類、
パッド、スプリングなどを全て取り除いた状態にある、
左側のリクライニング・メカニズム10を示しており、
それは二人掛け椅子14およびソファー20の左側のシ
ート・ユニット16a用として用いるように設計されて
いる。右側のシート・ユニット16b用として使用され
るべき二動作リクライニング・メカニズムは、ここに説
明するものと鏡面対称像をなしていることは容易に理解
されるであろう。更に、シート・ユニット16aおよび
16bに用いられるこれらの二動作リクライニング・メ
カニズムには、ソファーあるいは二人掛け椅子のアーム
の部分の近くに隠された形で設けられている、一つのハ
ンドル部24をもった、それぞれ1本の操作レバー22
が含まれており、かつそれらは、このシート・ユニット
に座っている人がこの二動作リクライニング・メカニズ
ム10を楽に操作し得るように、容易に手が届くところ
に置かれている。しかしながら、本発明によるこの改良
された二動作リクライニング・メカニズム10には、押
しボタン式ケーブル・レリースあるいは外部装着型操作
レバーといったような、他の適当な手動リレース・メカ
ニズムも容易に組合わせて使用し得ることは明らかであ
る。同様にまた、ここに挙げた実施例ではこの改良され
た二動作リクライニング・メカニズム10がソファーお
よび二人掛け椅子に組合わせ使用されているのに対し
て、このリクライニング・メカニズム10は、例えば一
人掛け椅子、モジュール型コンポーネントなどといつた
ような、他の家具類にも同様にうまく適合させて使用し
得ることは、容易に理解し得るところである。
パッド、スプリングなどを全て取り除いた状態にある、
左側のリクライニング・メカニズム10を示しており、
それは二人掛け椅子14およびソファー20の左側のシ
ート・ユニット16a用として用いるように設計されて
いる。右側のシート・ユニット16b用として使用され
るべき二動作リクライニング・メカニズムは、ここに説
明するものと鏡面対称像をなしていることは容易に理解
されるであろう。更に、シート・ユニット16aおよび
16bに用いられるこれらの二動作リクライニング・メ
カニズムには、ソファーあるいは二人掛け椅子のアーム
の部分の近くに隠された形で設けられている、一つのハ
ンドル部24をもった、それぞれ1本の操作レバー22
が含まれており、かつそれらは、このシート・ユニット
に座っている人がこの二動作リクライニング・メカニズ
ム10を楽に操作し得るように、容易に手が届くところ
に置かれている。しかしながら、本発明によるこの改良
された二動作リクライニング・メカニズム10には、押
しボタン式ケーブル・レリースあるいは外部装着型操作
レバーといったような、他の適当な手動リレース・メカ
ニズムも容易に組合わせて使用し得ることは明らかであ
る。同様にまた、ここに挙げた実施例ではこの改良され
た二動作リクライニング・メカニズム10がソファーお
よび二人掛け椅子に組合わせ使用されているのに対し
て、このリクライニング・メカニズム10は、例えば一
人掛け椅子、モジュール型コンポーネントなどといつた
ような、他の家具類にも同様にうまく適合させて使用し
得ることは、容易に理解し得るところである。
【0016】図3についていえば、左右二つの二動作リ
クライニング・メカニズム10をその中に保持するよう
に設計されている、ソファー20のための一つの定置式
骨組枠12が示されている。この骨組枠12は三つの枠
組区分26,28および30に仕切られている。中央の
枠組区分28は、一つの非傾転型のシート・ユニット1
7(図2の(A)ないし図2の(C)参照)をその上に
載せて支持するように設計されているのに対し、外側の
二つの枠組区分26および30はそれぞれ動かし得るシ
ート・ユニット16aおよび16bを支持するようにな
っている。すぐ判るように、二人掛け椅子14の場合に
は、中央の枠組区分28が取り除かれている点の他は、
この骨組枠12とほぼ同じ一つの定置式骨組枠を有して
いる。骨組枠12は通常、ほぞ継手、かすがい、釘、ね
じ類といったような、適当な固定手段によって互いに確
り固着されている多数の木製部材から成っており、重要
な継手箇所は、金属の補強板あるいはブラケットおよび
/あるいは木製のコーナー・ブロックなど、よく知られ
た方法によって補強されている。
クライニング・メカニズム10をその中に保持するよう
に設計されている、ソファー20のための一つの定置式
骨組枠12が示されている。この骨組枠12は三つの枠
組区分26,28および30に仕切られている。中央の
枠組区分28は、一つの非傾転型のシート・ユニット1
7(図2の(A)ないし図2の(C)参照)をその上に
載せて支持するように設計されているのに対し、外側の
二つの枠組区分26および30はそれぞれ動かし得るシ
ート・ユニット16aおよび16bを支持するようにな
っている。すぐ判るように、二人掛け椅子14の場合に
は、中央の枠組区分28が取り除かれている点の他は、
この骨組枠12とほぼ同じ一つの定置式骨組枠を有して
いる。骨組枠12は通常、ほぞ継手、かすがい、釘、ね
じ類といったような、適当な固定手段によって互いに確
り固着されている多数の木製部材から成っており、重要
な継手箇所は、金属の補強板あるいはブラケットおよび
/あるいは木製のコーナー・ブロックなど、よく知られ
た方法によって補強されている。
【0017】骨組枠12は、左右の垂直の後ろ隅柱3
2、およびこれらの後ろ隅柱32の間をつないでこれら
に固着されている上部補強材34を有している。同様
に、後ろ隅柱32の下部にはそれらの間をつなぐ後ろ下
部部材36が固着されている。枠組区分26および30
はそれぞれ、後ろ隅柱32から横に突き出して保持され
ているアーム部材38を含んでいる。このアーム部材3
8と垂直の後ろ隅柱32の上部との間にはそれぞれ一つ
の筋交い部材40が取り付けられている。左右の外側部
材42および左右の内側部材43が、可動型のシート・
ユニット16がそこに取り付けられて保持されるべき垂
直壁面を構成している。間隔を空けて配置された底部部
材46および/あるいは下部枠部材47の底面には適当
な脚ないし足を取り付けておいてもよい。本発明に従っ
て作られている左右のリクライニング・メカニズム10
は、枠組区分26および30の境界範囲内で二動作リク
ライニング機能を全て行い得るように、底部部材46の
上面に固着される構造になっている。再度述べておく
が、右側の枠組区分30に取り付けられるべきリクライ
ニング・メカニズムは、ここに図示されているリクライ
ニング・メカニズム10の右勝手型(すなわち鏡面対称
像)としておけばよいのである。以下、ある一つの特定
の骨組枠12について説明を進めるが、これは単に説明
を進めるための例に過ぎない、ものと考えるべきであ
る。
2、およびこれらの後ろ隅柱32の間をつないでこれら
に固着されている上部補強材34を有している。同様
に、後ろ隅柱32の下部にはそれらの間をつなぐ後ろ下
部部材36が固着されている。枠組区分26および30
はそれぞれ、後ろ隅柱32から横に突き出して保持され
ているアーム部材38を含んでいる。このアーム部材3
8と垂直の後ろ隅柱32の上部との間にはそれぞれ一つ
の筋交い部材40が取り付けられている。左右の外側部
材42および左右の内側部材43が、可動型のシート・
ユニット16がそこに取り付けられて保持されるべき垂
直壁面を構成している。間隔を空けて配置された底部部
材46および/あるいは下部枠部材47の底面には適当
な脚ないし足を取り付けておいてもよい。本発明に従っ
て作られている左右のリクライニング・メカニズム10
は、枠組区分26および30の境界範囲内で二動作リク
ライニング機能を全て行い得るように、底部部材46の
上面に固着される構造になっている。再度述べておく
が、右側の枠組区分30に取り付けられるべきリクライ
ニング・メカニズムは、ここに図示されているリクライ
ニング・メカニズム10の右勝手型(すなわち鏡面対称
像)としておけばよいのである。以下、ある一つの特定
の骨組枠12について説明を進めるが、これは単に説明
を進めるための例に過ぎない、ものと考えるべきであ
る。
【0018】シート・ユニット16aおよび16bには
それぞれ定置式の枠組区分26および30が含まれてい
る上に、それぞれ枠組区分26および30の範囲内で動
き得るように保持されている一つのローラー付き移動座
席ないしシート一式50が含まれている。更に詳しくい
えば、外側部材42および内側部材43には、それぞれ
その内側の面に一つの前下向きに傾斜した金属製のガイ
ド・レール52が取り付けられている。これらのガイド
・レール52は横方向に並んで取り付けられており、か
つ、シート一式50に取り付けられているローラー54
がその中を転動するための線路の役目を果たしている
が、この点については以下、更に詳しく説明しよう。
それぞれ定置式の枠組区分26および30が含まれてい
る上に、それぞれ枠組区分26および30の範囲内で動
き得るように保持されている一つのローラー付き移動座
席ないしシート一式50が含まれている。更に詳しくい
えば、外側部材42および内側部材43には、それぞれ
その内側の面に一つの前下向きに傾斜した金属製のガイ
ド・レール52が取り付けられている。これらのガイド
・レール52は横方向に並んで取り付けられており、か
つ、シート一式50に取り付けられているローラー54
がその中を転動するための線路の役目を果たしている
が、この点については以下、更に詳しく説明しよう。
【0019】図4でよく判るように、シート一式50
は、一般に木製および金属製の部品類を組合わせて作ら
れた、一つの頑丈な一体型の移動座席となっている。こ
のシート一式50には一つのほぼ垂直に伸びる背もたれ
部56とひとつのシート枠部58とが含まれており、そ
れらにはそれぞれスプリング類、パッド類、詰め物類が
取り付けられて、一つの現代風な座り心地のよいシート
ができ上がっている。背もたれ部56は四辺形の、垂直
に伸びる二つの側面部材60ならびにこれらの側面部材
60の間をつないでそれに固着されている、上部正面部
材62および底部正面部材64とから成っている。シー
ト枠部58には1本の通常は木製の底部後面横行部材6
6が含まれており、それが2本の水平に伸びる金属製の
ブラケット65の後端の直角に曲がったフランジ部68
に固着されている。これらのブラケット65はその後半
部70が前述の側面部材60の底部内側面に沿う形に曲
げられており、かつ締結金具72によって側面部材60
に固着されている。更にこれらのブラケット65は前半
部74と後半部70とを結ぶために外側に向けて張り出
している。この前半部74は金属製の側面プレート76
の内側面の内側に沿う形に作られていて、適当な締結金
具でこれに確り固着されている。これら2本の側面プレ
ート76の後端は内側に向けて直角に伸びるフランジ部
を形成しており、それが1本の木製横行部材80の端に
それぞれ確り固着されているが、これが2枚の側面プレ
ート76の間をつなぐ後部横行部材としての役目を果た
している。側面プレート76の前端も同じく内側に向け
て直角に伸びるフランジ部を形成しており、それが1本
の金属製の山型部材82の両端の垂直フランジ面にそれ
ぞれ確り固着されているが、この横木が側面プレート7
6の間をつなぐ前部横行部材としての役目を果たしてい
る。
は、一般に木製および金属製の部品類を組合わせて作ら
れた、一つの頑丈な一体型の移動座席となっている。こ
のシート一式50には一つのほぼ垂直に伸びる背もたれ
部56とひとつのシート枠部58とが含まれており、そ
れらにはそれぞれスプリング類、パッド類、詰め物類が
取り付けられて、一つの現代風な座り心地のよいシート
ができ上がっている。背もたれ部56は四辺形の、垂直
に伸びる二つの側面部材60ならびにこれらの側面部材
60の間をつないでそれに固着されている、上部正面部
材62および底部正面部材64とから成っている。シー
ト枠部58には1本の通常は木製の底部後面横行部材6
6が含まれており、それが2本の水平に伸びる金属製の
ブラケット65の後端の直角に曲がったフランジ部68
に固着されている。これらのブラケット65はその後半
部70が前述の側面部材60の底部内側面に沿う形に曲
げられており、かつ締結金具72によって側面部材60
に固着されている。更にこれらのブラケット65は前半
部74と後半部70とを結ぶために外側に向けて張り出
している。この前半部74は金属製の側面プレート76
の内側面の内側に沿う形に作られていて、適当な締結金
具でこれに確り固着されている。これら2本の側面プレ
ート76の後端は内側に向けて直角に伸びるフランジ部
を形成しており、それが1本の木製横行部材80の端に
それぞれ確り固着されているが、これが2枚の側面プレ
ート76の間をつなぐ後部横行部材としての役目を果た
している。側面プレート76の前端も同じく内側に向け
て直角に伸びるフランジ部を形成しており、それが1本
の金属製の山型部材82の両端の垂直フランジ面にそれ
ぞれ確り固着されているが、この横木が側面プレート7
6の間をつなぐ前部横行部材としての役目を果たしてい
る。
【0020】図5ないし図7を見るとよく判るように、
中央部に設けられている(上向きに凹に)湾曲した1本
の管84が、前部の山型部材82に固着されている、平
らにされた前端部86と、木製の底部後面横行部材66
の上面に固着されている、平らにされた後端部88とを
もっているが、その際、この管84は移動座席50のシ
ート枠部58の補強部材として役立っている。
中央部に設けられている(上向きに凹に)湾曲した1本
の管84が、前部の山型部材82に固着されている、平
らにされた前端部86と、木製の底部後面横行部材66
の上面に固着されている、平らにされた後端部88とを
もっているが、その際、この管84は移動座席50のシ
ート枠部58の補強部材として役立っている。
【0021】一方、背もたれ部56のための弾力性は、
水平に横切って伸びていて、かつ垂直方向には間隔をお
いて配置されている、複数個の曲がりくねったスプリン
グ部材90によって与えられているが、図4でよく判る
ように、それらの両端は前述の側面部材60の傾斜した
上縁面にそれぞれ固着されている。また、シート枠部5
8のための弾力性は、水平にかつ縦方向に(前後に)伸
びていて、かつ横方向には間隔をおいて配置されてい
る、複数個の曲がりくねった(図示されていない)スプ
リング部材によって与えられているが、それらは前部の
山型部材82の水平フランジ部と後部木製横行部材80
の上縁面との間に張り渡されて固着されている。これら
のスプリング部材は背もたれ部56およびシート枠部5
8にそれぞれ適した形状に作られている。シート枠部5
8の場合には、この形状を基本的には平らなものとして
おいて、通常の平たい分離型のクッション106(図1
参照)をその上に取り外し可能に載せられるようにして
おくこしが望ましい。
水平に横切って伸びていて、かつ垂直方向には間隔をお
いて配置されている、複数個の曲がりくねったスプリン
グ部材90によって与えられているが、図4でよく判る
ように、それらの両端は前述の側面部材60の傾斜した
上縁面にそれぞれ固着されている。また、シート枠部5
8のための弾力性は、水平にかつ縦方向に(前後に)伸
びていて、かつ横方向には間隔をおいて配置されてい
る、複数個の曲がりくねった(図示されていない)スプ
リング部材によって与えられているが、それらは前部の
山型部材82の水平フランジ部と後部木製横行部材80
の上縁面との間に張り渡されて固着されている。これら
のスプリング部材は背もたれ部56およびシート枠部5
8にそれぞれ適した形状に作られている。シート枠部5
8の場合には、この形状を基本的には平らなものとして
おいて、通常の平たい分離型のクッション106(図1
参照)をその上に取り外し可能に載せられるようにして
おくこしが望ましい。
【0022】ここではっきりさせておくが、“傾転”な
いし“傾斜”という言葉は、定置式骨組枠12に対し
て、まずシート・ユニット16が、更に続いてシート一
式50が角回転運動を行うことを指している。リクライ
ニング・メカニズム10は、“傾転”運動の間中、背も
たれ部56とシート枠部58との間の角度が一定のまま
に保持される、ように設計されている。更にその上、こ
のような“傾転”運動にはシート一式50の軸並行運動
が含まれているが、着席者が操作レバー22を充分に回
転させることによって、それとほぼ同時に、足置き台一
式18の伸展運動も行われる。同様に、シート・ユニッ
ト16aを“直立”位置に戻すことによって、同時に足
置き台18はその“引っ込められた”位置に戻されるの
である。図5には、着席者が普通に腰掛けている際に、
シート一式50および足置き台一式18がそれぞれ、奥
に引っ込んだその“直立”位置、および“引っ込められ
た”位置にある場合の機能的な相関関係が示されてい
る。図6には、この二動作リクライニング・メカニズム
10のシート一式50が前方に向けて完全に“傾転”す
ると同時に、足置き台一式18が“引き出されて”持ち
上げられた状態にあるところが示されている。操作レバ
ー22を充分転回することによって、シート一式50は
水平軸に対して後ろ向けに“傾転”させられると同時
に、ガイド・レール52に沿って、図6に示されている
位置まで縦方向に前方に移動させられる。一体型の移動
座席ないしシート一式50は、シート一式50に“傾
転”運動を引き起こしながら前後方向にも運動し得るよ
うに、定置式枠組区分26および30の範囲内に支持さ
れている。更に詳しくいえば、シート一式50が解錠さ
れて、定置式骨組枠12に対して前方に移動すると、そ
れとともにシート一式50は“傾転”された状態に移動
する。同様に、逆方向の運動によってシート一式50は
普通の“直立”した状態に戻るのである。
いし“傾斜”という言葉は、定置式骨組枠12に対し
て、まずシート・ユニット16が、更に続いてシート一
式50が角回転運動を行うことを指している。リクライ
ニング・メカニズム10は、“傾転”運動の間中、背も
たれ部56とシート枠部58との間の角度が一定のまま
に保持される、ように設計されている。更にその上、こ
のような“傾転”運動にはシート一式50の軸並行運動
が含まれているが、着席者が操作レバー22を充分に回
転させることによって、それとほぼ同時に、足置き台一
式18の伸展運動も行われる。同様に、シート・ユニッ
ト16aを“直立”位置に戻すことによって、同時に足
置き台18はその“引っ込められた”位置に戻されるの
である。図5には、着席者が普通に腰掛けている際に、
シート一式50および足置き台一式18がそれぞれ、奥
に引っ込んだその“直立”位置、および“引っ込められ
た”位置にある場合の機能的な相関関係が示されてい
る。図6には、この二動作リクライニング・メカニズム
10のシート一式50が前方に向けて完全に“傾転”す
ると同時に、足置き台一式18が“引き出されて”持ち
上げられた状態にあるところが示されている。操作レバ
ー22を充分転回することによって、シート一式50は
水平軸に対して後ろ向けに“傾転”させられると同時
に、ガイド・レール52に沿って、図6に示されている
位置まで縦方向に前方に移動させられる。一体型の移動
座席ないしシート一式50は、シート一式50に“傾
転”運動を引き起こしながら前後方向にも運動し得るよ
うに、定置式枠組区分26および30の範囲内に支持さ
れている。更に詳しくいえば、シート一式50が解錠さ
れて、定置式骨組枠12に対して前方に移動すると、そ
れとともにシート一式50は“傾転”された状態に移動
する。同様に、逆方向の運動によってシート一式50は
普通の“直立”した状態に戻るのである。
【0023】このシート一式50は定置式骨組枠12の
中で、2枚の側面プレート76によって動き得るように
支持されているのである。これらの側面プレート76に
は、二つのローラーないし車54が、後部横行部材80
の直ぐ前方に位置していて水平かつ横方向に通っている
1本の共通の軸線上で回転し得るように、適当な軸支持
方法によってそれぞれ取り付けられている。シート一式
50の重量および着席者の体重はこれらのローラーに荷
重として掛かり、それがガイド・レール52を経て、更
に骨組枠12に伝えられるのである。2本のガイド・レ
ール52は互いに同じ位置に向き合った形に取り付けら
れている、断面が長方形の溝型になったメンバーであ
る。これらのガイド・レール52は下向きかつ前向きに
傾斜しているので、シート一式50の重量ならびに着席
者の体重はローラー54を下向きかつ前向きに転動させ
ることとなる。それに応じて、シート一式50は後の部
分が坂を下るように直線的に移動し、その結果、シート
一式50は“直立”位置から“傾転”位置へ移るのであ
る。この際、所望の運動を行わせるためには、ガイド・
レール52の傾斜角度をどのように選ぶべきか、である
が、図示されている水平に対して約20度という傾斜角
度が、シート一式50が“直立”位置から“傾転”位置
に移行する際に、下方への変位量約4インチ(100m
m)、かつ前方への変位量約3インチ(約75mm)と
いう、望ましい運動を引き起こすのである。図から明ら
かなように、この二動作リクライニング・メカニズム1
0は、骨組枠12の木製の外側部材42および内側部材
43に直接取り付けられているガイド・レール52とも
ども、シート枠部58よりも下の範囲内に押し込められ
ている。このように、このリクライニング・メカニズム
10では全体の背丈が低く作られているので、(図1お
よび図2に示されているように)シート枠部58の上に
分離型のクッション106を取り外し可能な形で載せて
使用できるのである。
中で、2枚の側面プレート76によって動き得るように
支持されているのである。これらの側面プレート76に
は、二つのローラーないし車54が、後部横行部材80
の直ぐ前方に位置していて水平かつ横方向に通っている
1本の共通の軸線上で回転し得るように、適当な軸支持
方法によってそれぞれ取り付けられている。シート一式
50の重量および着席者の体重はこれらのローラーに荷
重として掛かり、それがガイド・レール52を経て、更
に骨組枠12に伝えられるのである。2本のガイド・レ
ール52は互いに同じ位置に向き合った形に取り付けら
れている、断面が長方形の溝型になったメンバーであ
る。これらのガイド・レール52は下向きかつ前向きに
傾斜しているので、シート一式50の重量ならびに着席
者の体重はローラー54を下向きかつ前向きに転動させ
ることとなる。それに応じて、シート一式50は後の部
分が坂を下るように直線的に移動し、その結果、シート
一式50は“直立”位置から“傾転”位置へ移るのであ
る。この際、所望の運動を行わせるためには、ガイド・
レール52の傾斜角度をどのように選ぶべきか、である
が、図示されている水平に対して約20度という傾斜角
度が、シート一式50が“直立”位置から“傾転”位置
に移行する際に、下方への変位量約4インチ(100m
m)、かつ前方への変位量約3インチ(約75mm)と
いう、望ましい運動を引き起こすのである。図から明ら
かなように、この二動作リクライニング・メカニズム1
0は、骨組枠12の木製の外側部材42および内側部材
43に直接取り付けられているガイド・レール52とも
ども、シート枠部58よりも下の範囲内に押し込められ
ている。このように、このリクライニング・メカニズム
10では全体の背丈が低く作られているので、(図1お
よび図2に示されているように)シート枠部58の上に
分離型のクッション106を取り外し可能な形で載せて
使用できるのである。
【0024】シート一式50の正面部は一組の前部ピボ
ット・リンク機構94によって骨組枠12の前部の底部
部材46に結合されている。その際このピボット・リン
ク機構94には前部ピボット・リンク96が含まれてい
て、それがその上端部でピボット軸98によって側面プ
レート76の前端部に回転可能に結合されていると同時
に、その下端部でピボット軸100によってアングル・
ベース・ブラケット102の垂直壁の前半部分に回転可
能に結合されている。そしてこのアングル・ベース・ブ
ラケット102の水平の壁面が骨組枠12の前部の底部
部材46に確り固着されているのである。
ット・リンク機構94によって骨組枠12の前部の底部
部材46に結合されている。その際このピボット・リン
ク機構94には前部ピボット・リンク96が含まれてい
て、それがその上端部でピボット軸98によって側面プ
レート76の前端部に回転可能に結合されていると同時
に、その下端部でピボット軸100によってアングル・
ベース・ブラケット102の垂直壁の前半部分に回転可
能に結合されている。そしてこのアングル・ベース・ブ
ラケット102の水平の壁面が骨組枠12の前部の底部
部材46に確り固着されているのである。
【0025】足置き台が引っ込んでいる、シートの直立
位置(図5参照)では、ピボット・リンク96は上斜め
後ろ向きに傾斜している(すなわち、上のピボット軸9
8が下のピボット軸100の後ろになっている)。そこ
で、ローラー54が解放されてガイド・レール52の中
を前方へ(かつ下方へ)転動すると、側面プレート76
が前方へ移動し、それとともに第1のピボット軸98も
また前方へ移動するのである。このようにして、ピボッ
ト・リンク96がその下部の第2のピボット軸100を
中心に前方へ回転し、側面プレート76の前端を持ち上
げると同時に、側面プレート76の後端は、ローラー5
4が斜め下向きに傾斜している真直ぐなガイド・レール
52の中を直線的に転動するのに伴って、次第に下がっ
てゆくこととなる。かくして、シート一式50がガイド
・レール52の中を前方へ移動し得るように解放される
と、シート一式50がローラー54の軸の周りに回転
し、それによって背もたれ部56が後方に傾転させられ
ると同時に、シート枠部58の前端も上方へ傾転させら
れることとなる。ピボット・リンク96が、図6に示さ
れているように、ほぼ垂直になったときに傾転ないし傾
斜の度合は限界に達する。シート一式50の背もたれ部
56とシート枠部58との間には相対的な動きは一切な
いので、従って取り外し可能なクッション106は、前
進運動ないしは傾転動作によって何ら妨げを受けること
はない。
位置(図5参照)では、ピボット・リンク96は上斜め
後ろ向きに傾斜している(すなわち、上のピボット軸9
8が下のピボット軸100の後ろになっている)。そこ
で、ローラー54が解放されてガイド・レール52の中
を前方へ(かつ下方へ)転動すると、側面プレート76
が前方へ移動し、それとともに第1のピボット軸98も
また前方へ移動するのである。このようにして、ピボッ
ト・リンク96がその下部の第2のピボット軸100を
中心に前方へ回転し、側面プレート76の前端を持ち上
げると同時に、側面プレート76の後端は、ローラー5
4が斜め下向きに傾斜している真直ぐなガイド・レール
52の中を直線的に転動するのに伴って、次第に下がっ
てゆくこととなる。かくして、シート一式50がガイド
・レール52の中を前方へ移動し得るように解放される
と、シート一式50がローラー54の軸の周りに回転
し、それによって背もたれ部56が後方に傾転させられ
ると同時に、シート枠部58の前端も上方へ傾転させら
れることとなる。ピボット・リンク96が、図6に示さ
れているように、ほぼ垂直になったときに傾転ないし傾
斜の度合は限界に達する。シート一式50の背もたれ部
56とシート枠部58との間には相対的な動きは一切な
いので、従って取り外し可能なクッション106は、前
進運動ないしは傾転動作によって何ら妨げを受けること
はない。
【0026】すでに述べたように、操作レバー22はク
ッション106の外側の縁とソファー20の詰め物をさ
れた内側の面との間に隠されており、シート一式50を
“傾転”させ、かつ足置き台一式18を持ち上げるため
に、着席者がそれをロックされた状態から解放しようと
する場合には、操作レバーのハンドル部24を2ないし
3インチ(50〜75mm)後方に回転させてやる(す
なわち後方へ引いてやる)必要がある。更に詳しくいえ
ば、操作レバー22を後方へ引っ張ることによって、シ
ート一式50の両側の側面プレート76によってその両
端部を適当な方法で回転可能に支承されている1本の、
横方向に通っている、断面の四角な駆動ロッド一式10
4が(この図では反時計回りに)回転させられるのであ
る。駆動ロッド106の回転の軸は一般にローラー54
の回転軸に平行になっていて、それよりも前に、しかし
ピボット軸98の中心よりも後ろに、ある距離をおいて
配置されている。以下に見られるように、シート一式5
0、足置き台一式18、および駆動ロッド一式104は
種々のリンク機構によって互いに機能的に結合されてお
り、そのために一つが動くと他の全てが動く(すなわ
ち、駆動ロッド106が回転すると、それに伴ってシー
ト一式50および足置き台一式18が動く)のである。
更に、着席者がハンドル部24を約35〜40°回転さ
せることによって(そのことは、これに相応して駆動ロ
ッド106を回転させることでもあるが)、シート一式
50はロックされた状態から解錠され、その結果、着席
者の体重が、解錠を司る駆動ロッド一式104の力の増
幅作用ならびに機械的な長所と相まって、種々のリンク
機構を円滑にかつ連続的に駆動するための、定置式骨組
枠12に対するシート一式50の前進運動を引き起こ
し、遂にはシート一式50が完全に前方へ“傾転”した
状態になるとともに、足置き台一式18も引き出された
状態になるのである。
ッション106の外側の縁とソファー20の詰め物をさ
れた内側の面との間に隠されており、シート一式50を
“傾転”させ、かつ足置き台一式18を持ち上げるため
に、着席者がそれをロックされた状態から解放しようと
する場合には、操作レバーのハンドル部24を2ないし
3インチ(50〜75mm)後方に回転させてやる(す
なわち後方へ引いてやる)必要がある。更に詳しくいえ
ば、操作レバー22を後方へ引っ張ることによって、シ
ート一式50の両側の側面プレート76によってその両
端部を適当な方法で回転可能に支承されている1本の、
横方向に通っている、断面の四角な駆動ロッド一式10
4が(この図では反時計回りに)回転させられるのであ
る。駆動ロッド106の回転の軸は一般にローラー54
の回転軸に平行になっていて、それよりも前に、しかし
ピボット軸98の中心よりも後ろに、ある距離をおいて
配置されている。以下に見られるように、シート一式5
0、足置き台一式18、および駆動ロッド一式104は
種々のリンク機構によって互いに機能的に結合されてお
り、そのために一つが動くと他の全てが動く(すなわ
ち、駆動ロッド106が回転すると、それに伴ってシー
ト一式50および足置き台一式18が動く)のである。
更に、着席者がハンドル部24を約35〜40°回転さ
せることによって(そのことは、これに相応して駆動ロ
ッド106を回転させることでもあるが)、シート一式
50はロックされた状態から解錠され、その結果、着席
者の体重が、解錠を司る駆動ロッド一式104の力の増
幅作用ならびに機械的な長所と相まって、種々のリンク
機構を円滑にかつ連続的に駆動するための、定置式骨組
枠12に対するシート一式50の前進運動を引き起こ
し、遂にはシート一式50が完全に前方へ“傾転”した
状態になるとともに、足置き台一式18も引き出された
状態になるのである。
【0027】駆動ロッド106の軸の周りの回転運動
は、シート一式50の“傾転”運動とほぼ同時に足置き
台一式18を作動させるための、種々のリンク機構の運
動につながってゆく。都合のよいことに、リクライニン
グ・メカニズム10を機能させるために、これら種々の
リンク機構は全て、操作レバー22を限られた範囲に回
転させることによる駆動ロッド106の限られた範囲の
回転運動だけで充分機能するように設計されている。こ
れに加えて、着席者の体重と、ガイド・レール52の中
におけるローラー54の位置によって決まってくるシー
ト一式50の重心とが組合わされて、シート一式50に
前向きの力を掛けるように働くが、このローラーの位置
のとり方が、着席者による限られた入力をこの二動作リ
クライニング・メカニズム10の改良された機能に必要
なだけ増強してくれるのである。更にまた、以下に詳し
く説明するが、足置き台一式18のためのオーバー・セ
ンター・トグル・リンク機構132、およびシート一式
50のためのトグル・ロック・リンク機構110は、シ
ート一式50および足置き台一式18を、それらの“直
立”ないし“引っ込められた”位置と“傾転”ないし
“引き出された”位置との間で選択的にロックしたり動
かしたりできるように、設計されている。
は、シート一式50の“傾転”運動とほぼ同時に足置き
台一式18を作動させるための、種々のリンク機構の運
動につながってゆく。都合のよいことに、リクライニン
グ・メカニズム10を機能させるために、これら種々の
リンク機構は全て、操作レバー22を限られた範囲に回
転させることによる駆動ロッド106の限られた範囲の
回転運動だけで充分機能するように設計されている。こ
れに加えて、着席者の体重と、ガイド・レール52の中
におけるローラー54の位置によって決まってくるシー
ト一式50の重心とが組合わされて、シート一式50に
前向きの力を掛けるように働くが、このローラーの位置
のとり方が、着席者による限られた入力をこの二動作リ
クライニング・メカニズム10の改良された機能に必要
なだけ増強してくれるのである。更にまた、以下に詳し
く説明するが、足置き台一式18のためのオーバー・セ
ンター・トグル・リンク機構132、およびシート一式
50のためのトグル・ロック・リンク機構110は、シ
ート一式50および足置き台一式18を、それらの“直
立”ないし“引っ込められた”位置と“傾転”ないし
“引き出された”位置との間で選択的にロックしたり動
かしたりできるように、設計されている。
【0028】さて今、図5ないし図8に注目して見る
と、前述の駆動ロッド一式104を何時でも解錠し得る
ようにロックしておくために一つのリンク機構が設けら
れており、それがシート一式50を“直立”位置に保持
するための機能をもっているのである。更に詳しくいう
と、この第1のリンク機構には左右二つの駆動リンク機
構110が含まれており、それらが、骨組枠12の底部
部材46と、シート一式50を、図5に示されている、
後ろの方で直立している状態に何時でも解錠し得るよう
に“ロック”しておくための、一つのオーバー・センタ
ー・トグル・ロック機構として作動する駆動ロッド10
6と、の間を連結しているのである。この駆動リンク機
構110には一本の長いベース・リンク112が含まれ
ており、その低い方に位置している端がアングル・ベー
ス・ブラケット102に、第1のピボット軸114の周
りに回転し得るように取り付けられている。またベース
・リンク112の上の方に位置している第2の端は第2
のピボット点118の周りに回転し得るように、一つの
駆動リンク116と連結されている。この駆動リンク1
16の反対側の端は駆動ロッド106に直接、駆動リン
ク116がそれに対して勝手に回転することがないよう
に、確り結合されている。更に詳しくいうと、駆動リン
ク116に一つの四角い孔が設けてあって、四角い駆動
ロッド106が丁度その中にぴったりはまり合うような
寸法に作られているのである。かくして、駆動ロッド1
06が軸の周りに回転すると、短い駆動リンク116が
それにつれて回転することとなる。図7に見られるよう
に、駆動リンク116はアングル・ベース・ブラケット
102の垂直壁の部分と、縦方向でほぼ一直線に並んで
いる。ここで、駆動ロッド106の中心と第1のピボッ
ト軸114の中心とを結ぶ1本の仮想参考“作用線”が
一つの重要な参考基準となってくる。シート一式50が
“直立”位置にある場合、第2のピボット点118はこ
の仮想参考“作用線”よりも僅か下に(すなわち、中心
より下に)あり、ベース・リンク112および、それを
駆動する駆動リンク116がそれぞれ事実上、駆動ロッ
ド106の回転を妨げ、従ってシート一式50の前進運
動を防止する、一つの突っ支い棒としての役目を果たし
ている。しかし今、操作レバー22を後方へじっくり動
かすことによって、駆動ロッド106が反時計回りに充
分回転させられると、第2のピボット点118は前述の
仮想参考線の上に(すなわち、中心の上に)持ち上げら
れることとなる。そうなると、ベース・リンク112は
もはや前進運動に対抗し得なくなり、その結果、重力の
効果がシート一式50を前方へ押しやるのである。その
ために、シート一式50は“解錠”されて自由に前方へ
傾転すると同時に、骨組枠12に対して縦方向に移動す
る。特に、すぐ判ることであるが、ベース・リンク11
2は上向きに回転し、それにつれてピボット点118は
第1のピボット軸114の周りに一つの円弧を描いて上
向きに、かつ前方へ移動する。このような運動が駆動リ
ンク116の前端部を持ち上げるように働き、それが駆
動ロッド106を引き続き回転させるように働き、足置
き台一式18の自動的な作動をほぼ同時に引き起こすの
である。しかしながら、以下の説明でよく判るように、
足置き台一式18の作動と連動するようになされてい
る、スプリングで助勢された左右のオーバー・センター
・トグル・リンク機構132が、トグル・ロック機能を
もった駆動リンク機構110と協働して、足置き台一式
18を引き出すため、およびほぼ同時にシート一式50
を“傾転”させるために、この二動作リクライニング・
メカニズム10を円滑に、かつ連続的に駆動するのであ
る。
と、前述の駆動ロッド一式104を何時でも解錠し得る
ようにロックしておくために一つのリンク機構が設けら
れており、それがシート一式50を“直立”位置に保持
するための機能をもっているのである。更に詳しくいう
と、この第1のリンク機構には左右二つの駆動リンク機
構110が含まれており、それらが、骨組枠12の底部
部材46と、シート一式50を、図5に示されている、
後ろの方で直立している状態に何時でも解錠し得るよう
に“ロック”しておくための、一つのオーバー・センタ
ー・トグル・ロック機構として作動する駆動ロッド10
6と、の間を連結しているのである。この駆動リンク機
構110には一本の長いベース・リンク112が含まれ
ており、その低い方に位置している端がアングル・ベー
ス・ブラケット102に、第1のピボット軸114の周
りに回転し得るように取り付けられている。またベース
・リンク112の上の方に位置している第2の端は第2
のピボット点118の周りに回転し得るように、一つの
駆動リンク116と連結されている。この駆動リンク1
16の反対側の端は駆動ロッド106に直接、駆動リン
ク116がそれに対して勝手に回転することがないよう
に、確り結合されている。更に詳しくいうと、駆動リン
ク116に一つの四角い孔が設けてあって、四角い駆動
ロッド106が丁度その中にぴったりはまり合うような
寸法に作られているのである。かくして、駆動ロッド1
06が軸の周りに回転すると、短い駆動リンク116が
それにつれて回転することとなる。図7に見られるよう
に、駆動リンク116はアングル・ベース・ブラケット
102の垂直壁の部分と、縦方向でほぼ一直線に並んで
いる。ここで、駆動ロッド106の中心と第1のピボッ
ト軸114の中心とを結ぶ1本の仮想参考“作用線”が
一つの重要な参考基準となってくる。シート一式50が
“直立”位置にある場合、第2のピボット点118はこ
の仮想参考“作用線”よりも僅か下に(すなわち、中心
より下に)あり、ベース・リンク112および、それを
駆動する駆動リンク116がそれぞれ事実上、駆動ロッ
ド106の回転を妨げ、従ってシート一式50の前進運
動を防止する、一つの突っ支い棒としての役目を果たし
ている。しかし今、操作レバー22を後方へじっくり動
かすことによって、駆動ロッド106が反時計回りに充
分回転させられると、第2のピボット点118は前述の
仮想参考線の上に(すなわち、中心の上に)持ち上げら
れることとなる。そうなると、ベース・リンク112は
もはや前進運動に対抗し得なくなり、その結果、重力の
効果がシート一式50を前方へ押しやるのである。その
ために、シート一式50は“解錠”されて自由に前方へ
傾転すると同時に、骨組枠12に対して縦方向に移動す
る。特に、すぐ判ることであるが、ベース・リンク11
2は上向きに回転し、それにつれてピボット点118は
第1のピボット軸114の周りに一つの円弧を描いて上
向きに、かつ前方へ移動する。このような運動が駆動リ
ンク116の前端部を持ち上げるように働き、それが駆
動ロッド106を引き続き回転させるように働き、足置
き台一式18の自動的な作動をほぼ同時に引き起こすの
である。しかしながら、以下の説明でよく判るように、
足置き台一式18の作動と連動するようになされてい
る、スプリングで助勢された左右のオーバー・センター
・トグル・リンク機構132が、トグル・ロック機能を
もった駆動リンク機構110と協働して、足置き台一式
18を引き出すため、およびほぼ同時にシート一式50
を“傾転”させるために、この二動作リクライニング・
メカニズム10を円滑に、かつ連続的に駆動するのであ
る。
【0029】本発明の新奇性のある特徴に従って、一つ
の改良された手動操作の解錠機構が開示されている。こ
の改良型の解錠機構は、改良された操作上の特色を生み
出す一方、相互に作用し合う必要なコンポーネント類を
大幅に簡略化するのである。まず、操作レバー22は、
その軸の周りの行程が、そのときに生み出される駆動ロ
ッド106の回転量に直接比例するように、駆動ロッド
106を動かすべく機能的に結合されている。更に、こ
の改良型の解錠機構は、足置き台一式18を“引っ込め
られた”状態に保持しておくための助けになる、一つの
補助的な抑止力となる分力を生み出すのである。この補
助的な抑止力は、ハンドル部24とクッション106と
の間の摩擦による接合に関連して、この解錠機構に付随
している機械的な特徴によって生み出されるのである。
更に詳しくいえば、操作レバー22の、ハンドル部24
の反対側にある下端が、駆動ロッド106よりもほんの
少し前方に位置しているピボット点によって、2枚の側
面プレート76の一つに、回転運動をなし得るように取
り付けられている。更に、一つの伝達リンク機構120
が操作レバー22を駆動ロッド106に連結していて、
その回転運動を直接それに伝達するようになっている。
すなわち、J字型の1本の伝達リンク122の第1の端
が操作レバー22の中央部近くに、ピボット点124で
結合されていると同時に、J字型の伝達リンク122の
第2の端が1本の短い駆動リンク128の第1の端に、
ピボット点126で結合されている。この駆動リンク1
28の第2の端は一つの四角い孔を持っていて、その中
に四角い断面をもった駆動ロッド106がぴったりはま
り合っており、それによって駆動リンク128と駆動ロ
ッド106とが一緒に回転するのである。更にもう一つ
の特徴として、この伝達リンク機構120は、重要な意
味をもつ、機械的な力の増幅作用を提供するものであっ
て、そのために、着席者がハンドル部24を回転させる
ために加えなければならない力は大して大きなものでは
ないのである。
の改良された手動操作の解錠機構が開示されている。こ
の改良型の解錠機構は、改良された操作上の特色を生み
出す一方、相互に作用し合う必要なコンポーネント類を
大幅に簡略化するのである。まず、操作レバー22は、
その軸の周りの行程が、そのときに生み出される駆動ロ
ッド106の回転量に直接比例するように、駆動ロッド
106を動かすべく機能的に結合されている。更に、こ
の改良型の解錠機構は、足置き台一式18を“引っ込め
られた”状態に保持しておくための助けになる、一つの
補助的な抑止力となる分力を生み出すのである。この補
助的な抑止力は、ハンドル部24とクッション106と
の間の摩擦による接合に関連して、この解錠機構に付随
している機械的な特徴によって生み出されるのである。
更に詳しくいえば、操作レバー22の、ハンドル部24
の反対側にある下端が、駆動ロッド106よりもほんの
少し前方に位置しているピボット点によって、2枚の側
面プレート76の一つに、回転運動をなし得るように取
り付けられている。更に、一つの伝達リンク機構120
が操作レバー22を駆動ロッド106に連結していて、
その回転運動を直接それに伝達するようになっている。
すなわち、J字型の1本の伝達リンク122の第1の端
が操作レバー22の中央部近くに、ピボット点124で
結合されていると同時に、J字型の伝達リンク122の
第2の端が1本の短い駆動リンク128の第1の端に、
ピボット点126で結合されている。この駆動リンク1
28の第2の端は一つの四角い孔を持っていて、その中
に四角い断面をもった駆動ロッド106がぴったりはま
り合っており、それによって駆動リンク128と駆動ロ
ッド106とが一緒に回転するのである。更にもう一つ
の特徴として、この伝達リンク機構120は、重要な意
味をもつ、機械的な力の増幅作用を提供するものであっ
て、そのために、着席者がハンドル部24を回転させる
ために加えなければならない力は大して大きなものでは
ないのである。
【0030】さて今、特に図5および図6においてよく
見られるように、足置き台一式18には左右二組のパン
タグラフ式リンク機構130、および左右二組のオーバ
ー・センター・トグル・リンク機構132が含まれてい
ることが判る。このパンタグラフ式リンク機構130
は、本件申請者の有する、1991年4月30日付け米
国特許第5,011,220号“傾転し得る椅子”の中
に開示され、説明されている、相当する機構に似てい
る。一般に、足置き台一式18には1枚の枠板136が
含まれており、その上面138にはパッドや詰め物が施
されていて、図1および図2の中に見られるように、完
成された椅子、ソファー、二人掛け椅子、などの一部を
構成している。この枠板136は左右のパンタグラフ式
リンク機構130に取り付けられ、動かされるようにな
っている。左右のパンタグラフ式リンク機構130は全
く同じものなので、ここではその一方についてのみ説明
する。枠板136にはその裏側の面142に1本の山型
ブラケット140が固着されており、それがその後ろ側
のピボット点144および前側のピボット点146にお
いて、パンタグラフ式リンク機構130の第1および第
2のボード・リンク148と150にそれぞれ回転し得
るように結合されている。第2のボード・リンク150
のもう一方の端はピボット点152においてコネクター
・リンク154の一端に結合されていて、更にそれがそ
の中央付近のピボット点156において第1のボード・
リンク148の上の方の部分と結合されている。このコ
ネクター・リンク154のもう一方の端はピボット点1
58においてロング・サポート・リンク160の頂点部
と結合されている。
見られるように、足置き台一式18には左右二組のパン
タグラフ式リンク機構130、および左右二組のオーバ
ー・センター・トグル・リンク機構132が含まれてい
ることが判る。このパンタグラフ式リンク機構130
は、本件申請者の有する、1991年4月30日付け米
国特許第5,011,220号“傾転し得る椅子”の中
に開示され、説明されている、相当する機構に似てい
る。一般に、足置き台一式18には1枚の枠板136が
含まれており、その上面138にはパッドや詰め物が施
されていて、図1および図2の中に見られるように、完
成された椅子、ソファー、二人掛け椅子、などの一部を
構成している。この枠板136は左右のパンタグラフ式
リンク機構130に取り付けられ、動かされるようにな
っている。左右のパンタグラフ式リンク機構130は全
く同じものなので、ここではその一方についてのみ説明
する。枠板136にはその裏側の面142に1本の山型
ブラケット140が固着されており、それがその後ろ側
のピボット点144および前側のピボット点146にお
いて、パンタグラフ式リンク機構130の第1および第
2のボード・リンク148と150にそれぞれ回転し得
るように結合されている。第2のボード・リンク150
のもう一方の端はピボット点152においてコネクター
・リンク154の一端に結合されていて、更にそれがそ
の中央付近のピボット点156において第1のボード・
リンク148の上の方の部分と結合されている。このコ
ネクター・リンク154のもう一方の端はピボット点1
58においてロング・サポート・リンク160の頂点部
と結合されている。
【0031】第1のボード・リンク148のもう一方の
端はピボット点162において1本の湾曲リンク164
の下端と結合されており、更にこの湾曲リンク164は
その中央部のピボット点166においてロング・サポー
ト・リンク160の中央部と結合されている。湾曲リン
ク164の上端はピボット点170において、前部山型
部材82の裏側面に固着されていて、そこから後ろ向け
に伸びている一つのブラケット171の後端部と結合さ
れている。このピボット点170は、シート枠部58上
におけるパンタグラフ式リンク機構130のための支持
点になっている。
端はピボット点162において1本の湾曲リンク164
の下端と結合されており、更にこの湾曲リンク164は
その中央部のピボット点166においてロング・サポー
ト・リンク160の中央部と結合されている。湾曲リン
ク164の上端はピボット点170において、前部山型
部材82の裏側面に固着されていて、そこから後ろ向け
に伸びている一つのブラケット171の後端部と結合さ
れている。このピボット点170は、シート枠部58上
におけるパンタグラフ式リンク機構130のための支持
点になっている。
【0032】もう一つの支持点はロング・サポート・リ
ンク160の曲がった下端部にあるピボット点172で
あって、それがロング・サポート・リンク160をパワ
ー・スウィング・リンク174の第1の端部に結合して
いる。パワー・スウィング・リンク174の第2の端部
には四角い孔が開けられていて、その中を四角い駆動ロ
ッド106がぴったりはまり合って貫通している。この
ようにして、駆動ロッド106の回転がパワー・スウィ
ング・リンク174を回転させるように働き、それが引
き続いて、ピボット点172を介してロング・サポート
・リンク160を動かすように作用するのである。更に
続いて湾曲リンク164は、ロング・サポート・リンク
160と共有している中央部のピボット点160のおか
げで、固定ピボット点170の周りに揺動させられるこ
ととなる。その結果、第1のボード・リンク148が動
くと同時に、ロング・サポート・リンク160の上端部
にあるピボット点158がコネクター・リンク154を
動かすこととなり、その結果また第2のボード・リンク
150が動かされることとなる。オーバー・センター・
トグル・リンク機構132を解錠するために駆動ロッド
106が充分に回転すると、左右双方のパンタグラフ式
リンク機構130に対してこの延伸動作が事実上同時に
起こるのである。既述のように、オーバー・センター・
トグル・リンク機構132の解錠は、駆動ロッド106
が充分に、しかし限られた範囲に回転するのに伴って、
駆動リンク機構110を介してシート一式50が解放さ
れ、前方へ移動するのと殆ど時を同じくして起こるので
ある。そのため、枠板136は、その“引っ込められ
た”ないしは垂直に格納された位置(図5参照)から、
その“引き出され”、持ち上げられた水平の位置(図6
参照)まで動かされることとなる。
ンク160の曲がった下端部にあるピボット点172で
あって、それがロング・サポート・リンク160をパワ
ー・スウィング・リンク174の第1の端部に結合して
いる。パワー・スウィング・リンク174の第2の端部
には四角い孔が開けられていて、その中を四角い駆動ロ
ッド106がぴったりはまり合って貫通している。この
ようにして、駆動ロッド106の回転がパワー・スウィ
ング・リンク174を回転させるように働き、それが引
き続いて、ピボット点172を介してロング・サポート
・リンク160を動かすように作用するのである。更に
続いて湾曲リンク164は、ロング・サポート・リンク
160と共有している中央部のピボット点160のおか
げで、固定ピボット点170の周りに揺動させられるこ
ととなる。その結果、第1のボード・リンク148が動
くと同時に、ロング・サポート・リンク160の上端部
にあるピボット点158がコネクター・リンク154を
動かすこととなり、その結果また第2のボード・リンク
150が動かされることとなる。オーバー・センター・
トグル・リンク機構132を解錠するために駆動ロッド
106が充分に回転すると、左右双方のパンタグラフ式
リンク機構130に対してこの延伸動作が事実上同時に
起こるのである。既述のように、オーバー・センター・
トグル・リンク機構132の解錠は、駆動ロッド106
が充分に、しかし限られた範囲に回転するのに伴って、
駆動リンク機構110を介してシート一式50が解放さ
れ、前方へ移動するのと殆ど時を同じくして起こるので
ある。そのため、枠板136は、その“引っ込められ
た”ないしは垂直に格納された位置(図5参照)から、
その“引き出され”、持ち上げられた水平の位置(図6
参照)まで動かされることとなる。
【0033】更に、2本のスペーサー・リンク180
が、その下端部では駆動ロッド106に、上端部ではピ
ボット点170でブラケット171に、回転し得るよう
に支持されている。このスペーサー・リンク180は、
駆動ロッド106およびパンタグラフ式リンク機構13
0をシート一式50に関して安定させ、落ち着かせる役
目を果たしている。図7に示されているボード182は
一つの中間足置き台であって、その両端の部分で左右の
ロング・サポート・リンク160の内側に向いている部
分に固着されるようになっている。
が、その下端部では駆動ロッド106に、上端部ではピ
ボット点170でブラケット171に、回転し得るよう
に支持されている。このスペーサー・リンク180は、
駆動ロッド106およびパンタグラフ式リンク機構13
0をシート一式50に関して安定させ、落ち着かせる役
目を果たしている。図7に示されているボード182は
一つの中間足置き台であって、その両端の部分で左右の
ロング・サポート・リンク160の内側に向いている部
分に固着されるようになっている。
【0034】通常、この左右のオーバー・センター・ト
グル・リンク機構132は、足置き台一式18の左右の
パンタグラフ式リンク機構130と協働して機能する、
スプリングによって助勢された装置である。更に詳しく
いえば、このオーバー・センター・トグル・リンク機構
132は、足置き台一式18を骨組枠12の正面から完
全に引き出された位置でぴったり密着させて保持するた
めのリンク装置の役目をしていると同時に、足置き台一
式18をその“引き出された”位置に押しやるためにス
プリングの力を供給する装置としても役立っている。二
つのオーバー・センター・トグル・リンク機構132に
はそれぞれ一つの四角い孔をもったトグル・レバー19
0が含まれており、その孔に四角い駆動ロッド106が
ぴったりはまり合って、このトグル・レバー190をそ
れとともに回転させるようになっている。このトグル・
レバー190はピボット点192で、駆動ロッド106
を下から後ろに掛けて取り巻くように湾曲している一つ
のC字型トグル・リンク196の前側の脚部194を回
転し得るように結合されているが、その際後ろ側の脚部
198には一つの孔200が開けられていて、そこに一
つのヘリカル・コイル・スプリング202の一端が引っ
掛けられている。このコイル・スプリング202の反対
側の端は、後部木製横行部材80に取り付けられている
ねじ切り部206をもった、一つの目玉ボルト204に
引っ掛けられている。図7でよく判るように、トグル・
リンク196に働くコイル・スプリング202の張力を
調節するために一つの蝶ナット208が用意されてい
る。例えば、コイル・スプリング202に掛かる張力
は、体重の軽い着席者に大しては緩めるように、また体
重の重い着席者に対しては張力を増すように調節するこ
とができる。このような調節装置はこのリクライニング
・メカニズム10に格別の快適さと使い易さを与えてい
るのである。
グル・リンク機構132は、足置き台一式18の左右の
パンタグラフ式リンク機構130と協働して機能する、
スプリングによって助勢された装置である。更に詳しく
いえば、このオーバー・センター・トグル・リンク機構
132は、足置き台一式18を骨組枠12の正面から完
全に引き出された位置でぴったり密着させて保持するた
めのリンク装置の役目をしていると同時に、足置き台一
式18をその“引き出された”位置に押しやるためにス
プリングの力を供給する装置としても役立っている。二
つのオーバー・センター・トグル・リンク機構132に
はそれぞれ一つの四角い孔をもったトグル・レバー19
0が含まれており、その孔に四角い駆動ロッド106が
ぴったりはまり合って、このトグル・レバー190をそ
れとともに回転させるようになっている。このトグル・
レバー190はピボット点192で、駆動ロッド106
を下から後ろに掛けて取り巻くように湾曲している一つ
のC字型トグル・リンク196の前側の脚部194を回
転し得るように結合されているが、その際後ろ側の脚部
198には一つの孔200が開けられていて、そこに一
つのヘリカル・コイル・スプリング202の一端が引っ
掛けられている。このコイル・スプリング202の反対
側の端は、後部木製横行部材80に取り付けられている
ねじ切り部206をもった、一つの目玉ボルト204に
引っ掛けられている。図7でよく判るように、トグル・
リンク196に働くコイル・スプリング202の張力を
調節するために一つの蝶ナット208が用意されてい
る。例えば、コイル・スプリング202に掛かる張力
は、体重の軽い着席者に大しては緩めるように、また体
重の重い着席者に対しては張力を増すように調節するこ
とができる。このような調節装置はこのリクライニング
・メカニズム10に格別の快適さと使い易さを与えてい
るのである。
【0035】本発明の新奇性に富んだ一つの特徴に従っ
て、 "引き出された”状態における足置き台一式18の
左右のぐらつきを最小限に抑えるに当たっての装置の頑
丈さを高めるために、パンタグラフ式リンク機構130
とオーバー・センター・トグル・リンク機構132とを
直接結合するための連結装置が提供されている。更に詳
しくいえば、まずトグル・レバー190が四角い駆動ロ
ッド106にぴったりはまり合うことによってパワー・
スウィング・リンク174の一部とずれないように確り
結合されている。図7および図8でよく判るように、ト
グル・レバー190とパワー・スウィング・リンク17
4の向き合った側面の間には1枚ないし数枚のワッシャ
ー210が挟み込まれていて、適当な締め付け方法でそ
れらの間に確り固着されている。頑丈さを増すためのこ
の補助手段が、左右のパンタグラフ式リンク機構130
相互間、ならびに駆動ロッド106と二つのパワー・ス
ウィング・リンク174に開けられている四角い孔との
間の累積公差のばらつきを" 引き締める" 、ないしは事
実上なくしてしまい、それによって、駆動ロッド106
と、二つの延伸するパンタグラフ式リンク機構130そ
れぞれとの間に、ずれのない頑丈な結合を提供している
のである。これにつれて、コイル・スプリング202が
両方のパワー・スウィング・リンク174に機能的に直
接結合されることとなり、両方のパンタグラフ式リンク
機構130を" 引っ込められた”位置と" 引き伸ばされ
た”位置との間に駆動することとなる。
て、 "引き出された”状態における足置き台一式18の
左右のぐらつきを最小限に抑えるに当たっての装置の頑
丈さを高めるために、パンタグラフ式リンク機構130
とオーバー・センター・トグル・リンク機構132とを
直接結合するための連結装置が提供されている。更に詳
しくいえば、まずトグル・レバー190が四角い駆動ロ
ッド106にぴったりはまり合うことによってパワー・
スウィング・リンク174の一部とずれないように確り
結合されている。図7および図8でよく判るように、ト
グル・レバー190とパワー・スウィング・リンク17
4の向き合った側面の間には1枚ないし数枚のワッシャ
ー210が挟み込まれていて、適当な締め付け方法でそ
れらの間に確り固着されている。頑丈さを増すためのこ
の補助手段が、左右のパンタグラフ式リンク機構130
相互間、ならびに駆動ロッド106と二つのパワー・ス
ウィング・リンク174に開けられている四角い孔との
間の累積公差のばらつきを" 引き締める" 、ないしは事
実上なくしてしまい、それによって、駆動ロッド106
と、二つの延伸するパンタグラフ式リンク機構130そ
れぞれとの間に、ずれのない頑丈な結合を提供している
のである。これにつれて、コイル・スプリング202が
両方のパワー・スウィング・リンク174に機能的に直
接結合されることとなり、両方のパンタグラフ式リンク
機構130を" 引っ込められた”位置と" 引き伸ばされ
た”位置との間に駆動することとなる。
【0036】本発明のもう一つの特徴は、左右それぞれ
1個づつの内側および外側のスペーサー・チューブ21
2および214、ならびに駆動ロッド一式104の上に
同軸にはめられている2個のコイル・スプリング216
を採用したことであって、それらが種々のリンク機構を
駆動ロッドの上でそれぞれの正しい位置に保持する役目
を果たしているのである。更に詳しくいえば、このコイ
ル・スプリング216は内側および外側のスペーサー・
チューブ212および214にそれぞれ予め力を加える
ように作用し、それによって、トグル・ロック駆動リン
ク機構110およびパンタグラフ式リンク機構130
を、駆動ロッド106の予め決まっている長さの中で、
(側面プレート76に接している)サイド・スペーサー
218と駆動ロッド106を貫通しているコッター・ピ
ン220との間の定められたところに、正しく位置せし
めるのである。
1個づつの内側および外側のスペーサー・チューブ21
2および214、ならびに駆動ロッド一式104の上に
同軸にはめられている2個のコイル・スプリング216
を採用したことであって、それらが種々のリンク機構を
駆動ロッドの上でそれぞれの正しい位置に保持する役目
を果たしているのである。更に詳しくいえば、このコイ
ル・スプリング216は内側および外側のスペーサー・
チューブ212および214にそれぞれ予め力を加える
ように作用し、それによって、トグル・ロック駆動リン
ク機構110およびパンタグラフ式リンク機構130
を、駆動ロッド106の予め決まっている長さの中で、
(側面プレート76に接している)サイド・スペーサー
218と駆動ロッド106を貫通しているコッター・ピ
ン220との間の定められたところに、正しく位置せし
めるのである。
【0037】シート一式50の傾転角度と前方への縦方
向の移動量の限界、ならびに足置き台一式18の伸び切
ったときの位置を決めるための手段を提供するために、
前述のロング・サポート・リンク160から外向けにス
トップ・ピンないしはリベット222が突き出してお
り、それが湾曲リンク164の下側の縁面224に当た
り合うようになされている。このように両者が当たり合
うことが、駆動ロッド106のそれ以上の回転を阻止す
る働きをする一方、同時にこの二動作リクライニング・
メカニズム10に頑丈さと安定性とを与えているのであ
る。
向の移動量の限界、ならびに足置き台一式18の伸び切
ったときの位置を決めるための手段を提供するために、
前述のロング・サポート・リンク160から外向けにス
トップ・ピンないしはリベット222が突き出してお
り、それが湾曲リンク164の下側の縁面224に当た
り合うようになされている。このように両者が当たり合
うことが、駆動ロッド106のそれ以上の回転を阻止す
る働きをする一方、同時にこの二動作リクライニング・
メカニズム10に頑丈さと安定性とを与えているのであ
る。
【0038】さて以下に、オーバー・センター・トグル
・リンク機構132の機能について更に詳しく説明しよ
う。足置き台一式18が引っ込められた状態にあるとき
には、ピボット点192の位置が駆動ロッド106より
も下にあると同時に、コイル・スプリング202の力の
作用線が、スプリングの力が足置き台一式18を引っ込
められた位置に保持する、ないしは "引き止めておく”
ように働く位置にきているのである。足置き台一式18
が、操作レバー22および、それに続く駆動ロッド10
6の反時計回りの回転によって、まず最初に僅かばかり
引き出されると、ピボット点192が上向きに、駆動ロ
ッド106の長手軸の "中心を越えて" 移動する。ピボ
ット点192が一旦中心を越えると、C字型トグル・リ
ンク196の後ろ側の脚部198が後部横行部材80に
向けて引き寄せられるのにつれて、足置き台一式18を
持ち上げるために、コイル・スプリング202に掛かっ
ている張力が、駆動ロッド106を一層回転させるよう
に助勢するのである。更に、コイル・スプリング202
は、着席者がハンドル24を所要の操作角度まで回転さ
せるのを助けるように働く。一旦、駆動ロッド106
が、(駆動リンク機構110を介して)シート一式50
を前進させるべく解錠すると同時に、(オーバー・セン
ター・トグル・リンク機構132を介して)足置き台一
式18を解錠するのに必要なだけの比較的僅かな操作角
度だけ回転し終わると、後は着席者の体重とコイル・ス
プリング202の作用線の偏移とによって、ハンドル部
24が、図6に示されている完全に回転し切って隠れて
しまう位置まで、回転し続けることとなる。
・リンク機構132の機能について更に詳しく説明しよ
う。足置き台一式18が引っ込められた状態にあるとき
には、ピボット点192の位置が駆動ロッド106より
も下にあると同時に、コイル・スプリング202の力の
作用線が、スプリングの力が足置き台一式18を引っ込
められた位置に保持する、ないしは "引き止めておく”
ように働く位置にきているのである。足置き台一式18
が、操作レバー22および、それに続く駆動ロッド10
6の反時計回りの回転によって、まず最初に僅かばかり
引き出されると、ピボット点192が上向きに、駆動ロ
ッド106の長手軸の "中心を越えて" 移動する。ピボ
ット点192が一旦中心を越えると、C字型トグル・リ
ンク196の後ろ側の脚部198が後部横行部材80に
向けて引き寄せられるのにつれて、足置き台一式18を
持ち上げるために、コイル・スプリング202に掛かっ
ている張力が、駆動ロッド106を一層回転させるよう
に助勢するのである。更に、コイル・スプリング202
は、着席者がハンドル24を所要の操作角度まで回転さ
せるのを助けるように働く。一旦、駆動ロッド106
が、(駆動リンク機構110を介して)シート一式50
を前進させるべく解錠すると同時に、(オーバー・セン
ター・トグル・リンク機構132を介して)足置き台一
式18を解錠するのに必要なだけの比較的僅かな操作角
度だけ回転し終わると、後は着席者の体重とコイル・ス
プリング202の作用線の偏移とによって、ハンドル部
24が、図6に示されている完全に回転し切って隠れて
しまう位置まで、回転し続けることとなる。
【0039】着席者によって枠板136に意識的に下向
きの力が掛けられると、それが、足置き台一式18を "
引っ込められた" 位置まで移動させると同時に、シート
一式50を "直立" 位置まで傾転させるためにシート一
式50を後方へ移動させるための手段として、役立つの
である。このような力は、そのモーメントの腕が長いと
いう長所をもっていて、ロング・サポート・リンク16
0の下向きかつ後ろ向きの運動を引き起こし、それがそ
のピボット点172を介してパワー・スウィング・リン
ク174を後方へ回転させるように作用するのである。
それがまた、駆動ロッド106のそれに応じた(すなわ
ち、図面では時計回りの)回転運動を引き起こすことと
なる。それとともに、駆動ロッド106が時計回りに回
転し続けると、ピボット点192が "中心を越え”、そ
の結果、C字型トグル・リンク196およびコイル・ス
プリング202が足置き台一式18をその格納位置に確
り保持するためのロック装置として働くのである。同様
に、この同じ駆動ロッド106の時計回りの回転が、シ
ート一式50の前進運動を阻止して保持するために、駆
動リンク装置110の駆動リンク116およびロング・
ベース・リンク112を駆動ロッド106よりも "下
に”なるように回転させ、それがまたシート・ユニット
16を "直立”位置に確り保持するのを助けるのであ
る。このように、種々様々なリンク機構が実質的にはほ
ぼ同時に、組合わされた形で作動するように設計されて
いることは、大変好都合なことであろう。着席者によっ
て枠板136に掛けられるべき、引き込みのために要す
る力が比較的小さくて済むことは、図5に示されている
通常の椅子の状態にまでこのリクライニング・メカニズ
ム10を円滑に後退させ得ることを意味している。
きの力が掛けられると、それが、足置き台一式18を "
引っ込められた" 位置まで移動させると同時に、シート
一式50を "直立" 位置まで傾転させるためにシート一
式50を後方へ移動させるための手段として、役立つの
である。このような力は、そのモーメントの腕が長いと
いう長所をもっていて、ロング・サポート・リンク16
0の下向きかつ後ろ向きの運動を引き起こし、それがそ
のピボット点172を介してパワー・スウィング・リン
ク174を後方へ回転させるように作用するのである。
それがまた、駆動ロッド106のそれに応じた(すなわ
ち、図面では時計回りの)回転運動を引き起こすことと
なる。それとともに、駆動ロッド106が時計回りに回
転し続けると、ピボット点192が "中心を越え”、そ
の結果、C字型トグル・リンク196およびコイル・ス
プリング202が足置き台一式18をその格納位置に確
り保持するためのロック装置として働くのである。同様
に、この同じ駆動ロッド106の時計回りの回転が、シ
ート一式50の前進運動を阻止して保持するために、駆
動リンク装置110の駆動リンク116およびロング・
ベース・リンク112を駆動ロッド106よりも "下
に”なるように回転させ、それがまたシート・ユニット
16を "直立”位置に確り保持するのを助けるのであ
る。このように、種々様々なリンク機構が実質的にはほ
ぼ同時に、組合わされた形で作動するように設計されて
いることは、大変好都合なことであろう。着席者によっ
て枠板136に掛けられるべき、引き込みのために要す
る力が比較的小さくて済むことは、図5に示されている
通常の椅子の状態にまでこのリクライニング・メカニズ
ム10を円滑に後退させ得ることを意味している。
【0040】このようにして、本発明は、シート一式5
0が、 "直立”位置(図5参照)と、 "直立”位置より
も前方にある "傾転”ないし傾斜位置(図6参照)との
間を移動し得るような、一つの座席の構造を提供するも
のである。その際、シート一式50を直立位置から傾転
位置へ移動させるのに重力が利用されている。逆に重力
に打ち勝ってシート一式50を傾転位置から直立位置に
戻すのには、手動による力がパンタグラフ式リンク機構
を介して増幅されて用いられている。
0が、 "直立”位置(図5参照)と、 "直立”位置より
も前方にある "傾転”ないし傾斜位置(図6参照)との
間を移動し得るような、一つの座席の構造を提供するも
のである。その際、シート一式50を直立位置から傾転
位置へ移動させるのに重力が利用されている。逆に重力
に打ち勝ってシート一式50を傾転位置から直立位置に
戻すのには、手動による力がパンタグラフ式リンク機構
を介して増幅されて用いられている。
【0041】図面には、二人掛け椅子およびソファー用
として具体化された、本発明による二動作リクライニン
グ・メカニズム10が示されているが、当然のことなが
らこれはまた、一人掛け椅子ならびにモジュール式の区
分ユニット、その他の調度品にも応用し得るのである。
ここに示されている一つの特定の構造について加えられ
る修正は全て、本発明の本旨ならびに範囲から逸脱する
ことなく実施され得るものと見なされる。
として具体化された、本発明による二動作リクライニン
グ・メカニズム10が示されているが、当然のことなが
らこれはまた、一人掛け椅子ならびにモジュール式の区
分ユニット、その他の調度品にも応用し得るのである。
ここに示されている一つの特定の構造について加えられ
る修正は全て、本発明の本旨ならびに範囲から逸脱する
ことなく実施され得るものと見なされる。
【0042】これまでに述べてきたところは、単に本発
明の典型的な実施例について開示し説明してきたに過ぎ
ない。この分野の専門技術者であれば、以上の説明内容
および添付の図面、ならびに特許請求の範囲に記されて
いるところから、特許請求の範囲の中で定義されている
本発明の本旨ならびに範囲から逸脱することなく、その
中で種々の改変、修正、および変形がなされ得る、とい
うことを全く異議なく認めるであろう。
明の典型的な実施例について開示し説明してきたに過ぎ
ない。この分野の専門技術者であれば、以上の説明内容
および添付の図面、ならびに特許請求の範囲に記されて
いるところから、特許請求の範囲の中で定義されている
本発明の本旨ならびに範囲から逸脱することなく、その
中で種々の改変、修正、および変形がなされ得る、とい
うことを全く異議なく認めるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による左右二つの二動作リクライニング
・メカニズムを備えた、典型的な二人掛け椅子の、それ
ぞれ異なった直立ないし傾転位置にあるところを示す透
視図。
・メカニズムを備えた、典型的な二人掛け椅子の、それ
ぞれ異なった直立ないし傾転位置にあるところを示す透
視図。
【図2】本発明による左右二つの二動作リクライニング
・メカニズムを備えた、典型的なソファーの、それぞれ
異なった直立ないし傾転位置にあるところを示す透視
図。
・メカニズムを備えた、典型的なソファーの、それぞれ
異なった直立ないし傾転位置にあるところを示す透視
図。
【図3】図2の(A)ないし図2の(C)に示されてい
るソファー用の、一つの典型的な骨組枠の透視図。
るソファー用の、一つの典型的な骨組枠の透視図。
【図4】図3に示されている骨組枠の中で動き得るよう
に機能的に支持されるシート一式の透視図。
に機能的に支持されるシート一式の透視図。
【図5】図1の(A)および図2の(A)に示されてい
る左側のシート一式がほぼ直立位置にあり、かつ足置き
台一式が引っ込められた位置にあるときの部分的断面
図。
る左側のシート一式がほぼ直立位置にあり、かつ足置き
台一式が引っ込められた位置にあるときの部分的断面
図。
【図6】図5と同じシート一式が傾転位置にあり、かつ
足置き台一式が引き出された位置にあるときの部分的断
面図。
足置き台一式が引き出された位置にあるときの部分的断
面図。
【図7】図5に示されている二動作リクライニング・メ
カニズムの左半分を上から見た平面図。
カニズムの左半分を上から見た平面図。
【図8】本発明による二動作リクライニング・メカニズ
ムの中に組込まれている駆動ロッド一式を上から見た平
面図。
ムの中に組込まれている駆動ロッド一式を上から見た平
面図。
10 リクライニング・メカニズム 12 骨組枠 14 二人掛け椅子 16a,16b シート・ユニット 17 非傾転シート・ユニット 18 足置き台一式 20 ソファー 22 操作レバー 24 ハンドル部 26,28,30 枠組区分上部補強部材 32 後ろ隅柱 36 下部部材 38 アーム部材 40 筋交い部材 42 外側部材 43 内側部材 46 底部部材 47 下部枠部材 50 シート一式 52 ガイド・レール 54 ローラー 56 背もたれ部 58 シート枠部上部正面部材 60 側面部材 64 底部正面部材 65 ブラケット 66 底部後面横行部材 68 フランジ部 72 締結金具 76 側面プレート 80 横行部材 82 山型部材 84 管 90 スプリング部材 94 ピボット・リンク機構 96 ピボット・リンク 98,100 ピポット軸 102 アングル・ベース・ブラケット 104 駆動ロッド一式 106 駆動ロッド 110 トグル・ロック・リンク機構(駆動リンク機
構) 112 ベース・リンク 114 ピボット軸 116 駆動リンク 118 ピボット点 120 伝達リンク機構 122 伝達リンク 124,126 ピボット点 128 駆動リンク 130 パンタグラフ式リンク機構 132 オーバー・センター・トグル・リンク機構 136 枠板 140 山型ブラケット 144,146 ピボット点 148,150 ボード・リンク 152,156,158 ピボット点 154 コネクター・リンク 160 ロンク・サポート・リンク 162,166,170,172 ピボット点 164 湾曲リンク 171 ブラケット 174 パワー・スウィング・リンク 180 スペーサ・リンク 182 ボード 190 トグル・レバー 192 ピボット点 194 前側の脚部 196 C字型トグル・リンク 198 後ろ側の脚部 200 孔 202 コイル・スプリング 204 目玉ボルト 206 ねじ切り部 208 蝶ナット 210 ワッシャー 212,214 スペーサー・チューブ 216 コイル・スプリング 218 サイド・スペーサー 220 コッター・ピン 222 ストップ・ピン(リベット)
構) 112 ベース・リンク 114 ピボット軸 116 駆動リンク 118 ピボット点 120 伝達リンク機構 122 伝達リンク 124,126 ピボット点 128 駆動リンク 130 パンタグラフ式リンク機構 132 オーバー・センター・トグル・リンク機構 136 枠板 140 山型ブラケット 144,146 ピボット点 148,150 ボード・リンク 152,156,158 ピボット点 154 コネクター・リンク 160 ロンク・サポート・リンク 162,166,170,172 ピボット点 164 湾曲リンク 171 ブラケット 174 パワー・スウィング・リンク 180 スペーサ・リンク 182 ボード 190 トグル・レバー 192 ピボット点 194 前側の脚部 196 C字型トグル・リンク 198 後ろ側の脚部 200 孔 202 コイル・スプリング 204 目玉ボルト 206 ねじ切り部 208 蝶ナット 210 ワッシャー 212,214 スペーサー・チューブ 216 コイル・スプリング 218 サイド・スペーサー 220 コッター・ピン 222 ストップ・ピン(リベット)
Claims (4)
- 【請求項1】 一つの定置式の、その中に座席ユニット
が縦方向にも、また角度を変えるようにも動かすことが
できるように取り付けられている、骨組枠を有するよう
な形式の調度品に用いるための座席ユニットであって、
該座席ユニットが、 一つのシート部分と一つの背もたれ部分とを含む一組の
シート一式と; 該シート一式を直立位置と傾転位置との間で該定置式骨
組枠に対して軸並行運動ならびに傾転運動させ得るよう
に支持するための支持装置と; 該シート一式が前述の直立位置にある場合には引っ込め
た状態に、そして該シート一式が前述の傾転した位置に
ある場合には引き出した状態に動かし得るように、該シ
ート一式から支持されている一組の足置き台一式と; 該シート一式と該足置き台一式とを機能的に連動させる
ための駆動装置であって、この駆動装置が、該シート一
式が前述の直立位置に保持されているときにとっている
一つのロック位置と、該シート一式が前述の傾転した位
置に向けて動き得るようになされているときにとってい
る一つの解錠位置との間を動き得るようになっているよ
うな駆動装置と; 該駆動装置が前述のロック位置にあるときに該シート一
式を前述の直立位置に解錠可能にロックしておくため
に、該骨組枠と該駆動装置とを機能的に結合している第
1のリンク機構であって、この第1のリンク機構が、該
駆動装置が前述の解錠位置におかれたときに、該シート
一式が前述の傾転位置に移動することを可能ならしめる
べく機能するような、第1のリンク機構と; 該駆動装置が前述のロック位置にあるときに該足置き台
一式を前述の引っ込めた状態に保持すべき機能をもつ第
2のリンク機構であって、この第2のリンク機構が、該
駆動装置が前述の解錠位置におかれたときに該足置き台
一式を前述の引き出された状態まで移動させるべく機能
するような、第2のリンク機構と; 該駆動装置が該足置き台一式をその引っ込められた状態
と引き出された状態との間に移動させるのを助けるため
に、該第2のリンク機構と該足置き台一式とを直接結合
するための結合装置と; 着席者が該駆動装置を前述のロック位置と解錠位置との
間でじっくり操作し得るようにするために該駆動装置に
結合されている手動操作装置であって、この手動操作装
置が、該シート一式に旋回し得るように取り付けられて
いる一つの操作レバーと、該駆動装置と直接連動させる
ために取り付けられている一つの駆動リンクと、前述の
操作レバーとこの駆動リンクとを旋回し得るように結合
している一つの伝達リンクとを含んでいるような、手動
操作装置と;偏移力を発生して、該第2のリンク機構が該足置き台一
式を引き込まれた状態に保持し且つ該足置き台一式を該
引き出された状態に付勢することを促進させ、 該足置き
台一式をその引き出された状態から引っ込められた状態
へ移動させるに際して該足置き台一式に働く該偏移力を
着席者が可変的に調節し得るように、該第2のリンク機
構と協働する偏移調節装置と、 から成っているような一つの座席ユニット。 - 【請求項2】 該駆動装置が、該シート一式に対しては
回転運動を、かつ該定置式骨組枠に対しては該シート一
式とともに軸並行運動をなし得るように支持されている
一つの直交駆動ロッドを含んでいると同時に、該手動操
作装置の該駆動リンクが直接この駆動ロッドに結合され
ていて、着席者がこの駆動ロッドを、前述の操作レバー
を回転させながら、所定の作動角度まで第1の方向に回
転させることができるようにして、該第1のリンク機構
に、該シート一式を前述の傾転位置に移動させるべく解
放せしめるようになっている、ことを特徴とする、請求
項1に記載された座席ユニット。 - 【請求項3】 該支持装置が、該座席ユニットの背面か
ら正面に向けて斜め下向きに傾斜しているガイド・レー
ル装置、および、シート一式の正面部分を定置式骨組枠
に回転し得るように連結している正面ピボット・リンク
装置を含んでいると同時に、該シート一式が前述のガイ
ド・レール装置の中を転動するように設けられているロ
ーラーを含んでおり、かつその際、該シート一式の重量
と着席者の体重とが該シート一式を前述の傾転位置に向
けて押しやるとともに、該操作レバーが前述の所定の作
動角度まで回転し終わるまで、該足置き台一式を前述の
引き出された位置に向けて移動させるために前述の第1
の方向に該駆動ロッドが回転し続けるようになされてい
る、ことを特徴とする、請求項2に記載された座席ユニ
ット。 - 【請求項4】 該第1のリンク装置が、該駆動ロッドと
該定置式骨組枠の間に架け渡されている一つのトグル・
ロック・リンク機構を有し、該駆動ロッドが回転すると
それがこのトグル・ロック・リンク機構を動かすととも
に、このトグル・ロック・リンク機構が動くとそれがま
たこの駆動ロッドを回転させ、該トグル・ロック・リン
ク機構が、その第1の端が前述の駆動ロッドを回転させ
るために直接この駆動ロッドと結合されている一つの駆
動リンクと、その第1の端が該駆動リンクの第2の端と
第1の軸の周りに回転し得るように結合されている一つ
のベース・リンクとを含んでおり、該ベース・リンクの
第2の端が該定置式骨組枠に第2の軸の周りに回転し得
るように結合されており、かつ該トグル・ロック・リン
ク機構が、前述の第1の軸が前述の駆動ロッドによって
規定される中心の線よりも下側にあるときには該シート
一式を直立位置にロックするとともに該駆動ロッドが前
述の第1の方向に回転するのを阻害するように機能し、
更に該トグル・ロック・リンク機構が、前述の第1の軸
が前述の駆動ロッドの中心の線の上側にあるときには該
シート一式を解錠して前述の傾転位置に向けて動かすと
ともに該駆動ロッドが第1の方向に回転し続けることを
可能ならしめるように機能する、ことを特徴とする、請
求項2に記載された座席ユニット。 【請求項5】 該足置き台一式が、該駆動ロッドにそれ
から回転力を受け取るように結合されている一つのパワ
ー・スウィング・リンクを含む一つのパンタグラフ式リ
ンク機構を含んでいて、その際、該駆動ロッドが回転す
ると、このパワー・スウィング・リンクおよびパンタグ
ラフ式リンク機構が動かされるようになっており、更に
該パンタグラフ式リンク機構の運動が該駆動ロッドを回
転させるための該パワー・スウィング・リンクの運動を
引き起こすようになっており、更に該第2のリンク機構
がスプリングで助勢された一つのトグル・リンク機構を
有していて、それが、該駆動ロッドを回転させるために
これと直接結合されている一つのトグル・レーバーと該
シート一式と該トグル・レバーとの間を機能的に結合し
ている一つのスプリングで助勢されたオーバー・センタ
ー・トグル部材とを含んでおり、かつこのオーバー・セ
ンター・トグル部材が、該駆動ロッドが前述のロック位
置にあるときには、該足置き台一式をその引っ込められ
た位置に止まらせる役目を与えられていると同時に、該
オーバー・センター・トゲル部材が、該シート一式が解
錠された状態では、該足置き台一式をその引き出された
位置にまで押しやる役目を持たされている、ことを特徴
とする、請求項2に記載された座席ユニット。 【請求項6】 該連結装置が、該トグル・レバーを該パ
ワー・スウィング・リンクに直接連結する役目を与えら
れ、該連結装置が、該トグル・レバーと該パワー・スウ
ィング・リンクの互いに隣合った側の間に挟まれている
少なくとも一つのワッシャー部材を含んでおり、かつこ
のワッシャー部材がそれらの間に、該駆動ロッドが回転
している間でも該パワー・スウィング・リンクが動き得
るように取り付けられている、ことを特徴とする、請求
項5に記載された座席ユニット。 【請求項7】 該トグル・レバーが該駆動ロッドにそれ
とともに回転するように直接固着されており、スプリン
グで付勢された該オーバー・センター・トグル部材が、
該駆動ロッドの下側を迂回して一つの第2の脚まで曲が
っている第1の脚を有する一つのC字型のトグル・リン
クを有し、更に該シート一式の該トグル・リンクの後ろ
側にある部分とトグル・リンクの第2の脚との間にスプ
リング部材が確り取り付けられており、かつその際、該
スプリング部材が、該トグル・レバーと該トグル・リン
クの正面側の脚との間をつなぐ前述の軸結合点が該駆動
ロッドの中心の線より下側にあるときには、該駆動ロッ
ドを第2の方向へ回転させると同時に、該足置き台一式
をその引っ込められた位置に押しやるように作動するこ
と、ならびに、該スプリング部材が、該トグル・レバー
と該トグル・リンクの正面側の脚との間をつなぐ前述の
軸結合点が該駆動ロッドの中心の線より上側にあるとき
には、該足置き台一式をその引き出された位置に向けて
前方へ押しやるために、該駆動ロッドを前述の第1の方
向に回転させるように作動するとともに、該結合装置が
該足置き台一式と該駆動ロッドとを該スプリング部材と
機能的に結合する役目を与えられていること、を特徴と
する、請求項5に記載された座席ユニット。 【請求項8】 該シート一式が前述の傾転位置にあると
きに、該シート一式が更にそれ以上前方へ動くことを防
止するために該パンタグラフ式リンク機構に更にストッ
プ部材が設けられていて、該パンタグラフ式リンク機構
が伸びた位置にきたときに、このストップ部材が該パン
タグラフ式リンク機構がそれ以上伸びるのを防止するよ
うになされている、ことを特徴とする、請求項5に記載
された座席ユニット。 【請求項9】 着席者によって該足置き台一式に掛けら
れる後ろ向きの力が該足置き台一式をその引っ込められ
た位置に向けて動かすために、該駆動ロッドを第2の方
向へ回転させるように作用するとともに、その際、該駆
動ロッドの第2の方向への回転が、該シート一式を前述
の直立位置に保持するために、該トグル・ロック・リン
ク機構が該駆動ロッドのそれ以上の回転を防止するま
で、該シート一式をその直立位置に向けて動かすように
働くことを特徴とする、請求項5に記載された座席ユニ
ット。 【請求項10】 一つの定置式の外枠を有する、調度品
に用いるための座席ユニットであって、 一つの移動座席を形成している一つのシート部と一つの
背もたれ部とを有する一つのシート一式と; 該移動座席を支持するとともに、該移動座席を一つの直
立位置とこの直立位置の前方に位置する一つの傾転位置
との間に縦方向に移動させるために、該移動座席を該外
枠上に搭載する支持装置であって、この支持装置が、ほ
ぼ真直ぐに通っているガイド・レール装置と、該移動座
席に取り付けられていてこのガイド・レール装置の中に
はまり合っている一組のローラーとを含んでおり、かつ
このローラーが該移動座席の後方底部近くに位置してい
る1本の横方向に通る回転軸を有しており、更に該支持
装置が、該移動座席がその直立位置と傾転位置との間を
移動している間に前述の回転軸の周りに該移動座席を傾
転させるために、該移動座席と該外枠との間で作動する
ピボット・リンク装置を含んでいて、それによって該移
動座席が前述の傾転位置に向けて動く際に該シート部の
正面部分が持ち上げられるようになっており、更に該ガ
イド・レール装置が該シート部の正面部分よりも高い位
置にあるその背もたれ部に対してある角度をなして設け
られていて、その際、該移動座席の重量および該移動座
席に座っている着席者の体重が該移動座席を前述の傾転
位置に向けて押しやるように作用する力を生み出すよう
になされている、支持装置と; 該移動座席上に回転し得るように取り付けられている一
つの直交駆動ロッドと該外枠との間を機能的に連結して
いる第1のトグル・リンク部材であって、この第1のト
グル・リンク部材が該移動座席を前述の直立位置に解錠
可能に保持する機能を果たすような、第1のトグル・リ
ンク部材と; 該移動座席を解錠するための該第1のトグル・リンク部
材を動かすべく該駆動ロッドに直接結合されている手動
解錠装置であって、その際、該第1のトグル・リンク部
材が、該駆動ロッドの回転が該第1のトグル・リンク部
材を動かすと同時に、該第1のトグル・リンク部材の動
きが該駆動ロッドを回転させるように、該駆動ロッドに
機能的に結合されており、更にこの手動操作装置が、該
移動座席を解錠するために充分なだけ該第1のトグル・
リンク部材を動かすべく該駆動ロッドを所定の作動角度
まで回転させるように該駆動ロッドに直接結合されてい
るような、手動解錠装置と; 該駆動ロッドの回転が該足置き台一式をその引っ込めら
れた位置から引き出された位置へ動かすように該移動座
席と該駆動ロッドとの間を機能的に結合しているパンタ
グラフ式リンク機構を含んでいる足置き台一式であっ
て、またこの足置き台一式の前述の引き出された位置か
ら引っ込められた位置への動きが該駆動ロッドを回転さ
せると同時に、該移動座席をその傾転位置から直立位置
へ動かすために該駆動ロッドの縦方向の動きを引き起こ
し、更に該移動座席がその直立位置にあるときには該足
置き台一式がその引っ込められた位置に置かれており、
更にその際、該移動座席がその傾転位置に動かされると
該足置き台一式がその引き出された位置へ自動的に動か
されるようになっている、足置き台一式と; 該外枠と該駆動ロッドとの間を結合している第2のトグ
ル・リンク部材であって、かつそれが、該駆動ロッドの
動きがこの第2のトグル・リンク部材を動かすと同時
に、またこの第2のトグル・リンク部材の動きが該駆動
ロッドを動かすように機能し、更にこの第2のトグル・
リンク部材が該足置き台一式を引っ込められた位置およ
び引き出された位置に解錠可能に保持するような、第2
のトグル・リンク部材と;該シート一式と第二のドグル・リンク部材との間に連結
されて、偏移力を発生させ、第二のトグル・リンク部材
が該足置き台一式を該引っ込められた位置に保 持し且つ
該足置き台一式を該引き出された位置へ付勢することを
促進させ、着席者が該偏移力を可変的に調節する為の調
節手段を有する、偏移調節装置と、 該第2のトグル・リンク部材および該足置き台リンク部
材が該駆動ロッドとともに動き得るように、該第2のト
グル・リンク部材を該足置き台パンタグラフ式リンク機
構と直接結合するための結合部材と; 該移動座席の前方への動きを制限するため、ならびに該
足置き台リンク部材の前方への伸びを制限するために、
該足置き台パンタグラフ式リンク機構と協働するストッ
プ部材と、 から成っているような一つの座席ユニット。
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