JPH0775819B2 - アルミニウム板の表面加工方法 - Google Patents

アルミニウム板の表面加工方法

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JPH0775819B2
JPH0775819B2 JP12046886A JP12046886A JPH0775819B2 JP H0775819 B2 JPH0775819 B2 JP H0775819B2 JP 12046886 A JP12046886 A JP 12046886A JP 12046886 A JP12046886 A JP 12046886A JP H0775819 B2 JPH0775819 B2 JP H0775819B2
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勝彦 川島
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はアルミニウム板の表面加工方法、更に詳しくは
砥石を用いてアルミニウム板の表面に部分的な旭光加工
あるいはスピン加工等を施すための加工方法に関するも
のである。
[従来の技術] 従来から、アルミニウム板の表面に種々の加工を施すこ
とが行なわれていた。
そのような種々の表面加工を大きく分けると、化学的な
表面加工と、物理的な表面加工とに分けることができ
る。
前者の化学的な表面加工の代表的な例としては苛性ソー
ダによるエッチングがあり、後者の物理的な表面加工の
例としてはブラシ等によるヘアーラインがあった。
また物理的な表面加工についても、アルミニウム板の全
体を加工する方法と、部分的に加工する方法とがあっ
た。
全体的に加工する場合には、アルミニウム板の表面をブ
ラシ、砥石等によってこすることによって、所望の加工
を行なっていた。
また部分的に加工する場合には、加工部分以外の表面を
熱硬化型のレジストインク等によってパターニングし、
その上からブラシ等による加工を施した後、レジストイ
ンクを酸溶液によって剥離することによって製品を得て
いた。
[考案が解決しようとする問題点] このような従来行なっていたアルミニウム板の物理的な
部分加工にあっては、ブラシ加工を施してもはがれず、
かつそのレジストインクを剥離させる時にはアルミニウ
ム板を損傷させないものであることが必要とされてい
た。
従って、硬度が小さいレジストインクではブラシ加工時
に傷がつくし、逆に硬度が大きいレジストインクでは剥
離させる時にアルミニウム板に損傷を与えることとなっ
ていた。
そこで従来は、耐アルカリ型であり、かつ熱硬化型のレ
ジストインクを使用し、かつ加工はブラシによって行な
っていた。
しかしながらアルミニウム板の物理的表面加工にあって
は、ブラシによる加工よりも砥石を用いた加工の方がき
めが細かく、仕上りが美麗となることが知られているも
のの、従来のレジストインクを使用すると、硬度が小さ
いために砥石の目詰まりを生じ使用することができなか
った。
またこのような時に耐摩耗性がある、即ち硬度の大きい
レジストインクを使用すると、剥離させる時にアルミニ
ウム板が腐食してしまうこととなっていた。
そこで本発明は、レジストインクとして、硬度があり、
かつ弱アルカリ溶液で剥離させることが可能な、アクリ
ル酸系紫外線硬化インクを使用することによって砥石を
用いての部分的な表面加工を可能として、特定形状の旭
光加工あるいはスピン加工を行なえるようにすることを
目的とする。
[問題点を解決するための手段] 前述した問題点を解決するために、本発明は、アルミニ
ウム板にアクリル酸系紫外線硬化インクから成るレジス
トインクをパターニングし、乾燥させた後、非パターニ
ング部分に砥石を用いて加工を施し、更にその後弱アル
カリ溶液または有機溶媒でアルミニウム板を腐食させず
にレジストインクを剥離することを特徴とする。
更に具体的には、 まず使用するアルミニウム板の表面を脱脂洗浄する。
次いで、このアルミニウム板の表面にアクリル酸系紫外
線硬化インクから成り、紫外線によって硬化させた後に
は、硬度4H〜6Hとなるようなレジストインクをスクリー
ン印刷によってパターニングする。
その後パターニングしたレジストインクを紫外線ランプ
を照射することによって乾燥させる。
レジストインクが乾燥した後に、砥石を用いて非パター
ニング部分に旭光加工あるいはスピン加工を施して加工
部を形成する。
この旭光加工あるいはスピン加工施している時にも、砥
石はパターニング部分にも接触するものの、レジストイ
ンクの硬度が大きいために、レジストインクが削り取ら
れることがない。
更にその後、温度60〜80℃の状態で、PH8〜10の弱アル
カリ溶液にてレジストインクを除去することによって、
最終製品を得るものである。
このような方法によってアルミニウム板の表面加工を行
なうと、砥石による旭光あるいはスピン等の微細な部分
加工が行なえるので、商品価値の高い商品が提供でき
る。
また部分加工が可能であるために、大板の多面付けがで
き、製造工程の合理化が図れる。
更に例えば花柄等のパターニングを施したり、逆に花柄
部分が非パターニング部分となるようにパターニングを
施すことによって、花柄部分の表面加工を行なうことが
できる。
[実施例] 以下本発明の一実施例を、図示例と共に説明する。
第1図乃至第4図に示した図は、加工方法を順次示した
表面図及び断面図である。
第1図に示したアルミニウム板10は、所定の大きさ、例
えば400×600mmの大きさに切断され、かつ表面の油等を
落す目的で弱アルカリ溶液である、例えばリン酸ソーダ
等を用いて脱脂洗浄を済ませたものである。
このようなアルミニウム板10に、第2図で示すように、
アクリル酸系紫外線硬化インクから成るレジストインク
20をスクリーン印刷によってパターニングすることとな
る。
この図において、レジストインク20の厚さがかなの厚く
示してあるが、これは図面に示すためのものであり、実
際には約10ミクロン程度の厚さである。
また実際に使用するレジストインク20の具体例として
は、例えば 山栄化学(株)製、品番SER−1436B 等のレジストインクを用いることができる。更にこのレ
ジストインク20は、紫外線硬化時に硬度が4H〜6H程度と
なるものであり、かつ温度が60〜80℃、PH8〜10程度の
弱アルカリ溶液によって、アルミニウム板10の表面から
アルミニウム板10を損傷させずに剥離することができる
ものである。
なおこの他にも、レジストインクとして使用できるアク
リル酸系の紫外線硬化型インクとしては、多価アルコー
ルとして、 エチレングリコールジアクリラート ジエチレングリコールジアクリラート トリエチレングリコールアクリラート ポリエチレングリコールジアクリラート ポリエチレングリコールジメタクリラート ポリプロピレングリコールジアクリラート ポリプロピレングリコールジメタクリラート ブチレングリコールジアクリラート ブチレングリコールジメタクリラート ネオペンチルグリコールジアクリラート ネオペンチルグリコールジメタクリラート 1,4−ブタンジオールジアクリラート 1,6−ヘキサンジオールジアクリラート 1,6−ヘキサンジオールジメタクリラート ペンタエリトリトールジアクリラート ペンタエリトリトールトリアクリラート トリメチロールプロパントリアクリラート トリメチロールプロパントリメタクリラート 等がある。またこのような多価アルコール以外でも、ウ
レタン型アクリル酸エステルから成るレジストインクを
使用することもできる。
このようにしたパターニングした後は、120Wの高圧水銀
灯を2本、アルミニウム板10から20〜30cm離した状態
で、2〜3秒間照射することによって、レジストインク
20を乾燥させる。
次いで、C320番程度の荒さの砥石によって、非パターニ
ング部分に微細なキズが付くように、旭光加工あるいは
スピン加工を施して加工部30を形成する。
第3図は砥石による表面加工を施した後を示す表面図及
び断面図である。また前述した大きさのアルミニウム板
10を用いた場合には、約15個所の同時表面加工を施すこ
とも可能である。
このようにして所定の旭光加工あるいはスピン加工を施
した後は、レジストインク20を温度が60〜80℃程度で、
かつPHが8〜10程度の弱アルカリ溶液によってアルミニ
ウム板10から剥離させることによって、加工部30のみを
表示するような最終製品を得るものである。
またこの剥離は、例えば塩化メチレンあるいはトリプレ
ン等のの有機溶媒によっても行なうことができる。
なおアルミニウム板10に最初から脂等が付着していない
場合には、脱脂洗浄を行なわなくても良い。
またレジストインク20も、耐摩耗性があり、かつ弱アル
カリ溶液で剥離可能なものであるならば、製造メーカ
ー、品番等は問わないものである。更にパターニングす
るための印刷も、スクリーン印刷に限らず、オフセット
印刷等によって行なっても良く、かつその印刷厚さ等
も、実施例以外の厚さとすることもできる。
またレジストインク20の乾燥も、紫外線を照射すること
によって硬化するものであれば、照射手段あるいは照射
時間を問わないものである。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、レジストインクとし
て、硬度があり、かつ弱アルカリ溶液で剥離させること
が可能な、アクリル酸系紫外線硬化インクを使用するこ
とによって砥石を用いての部分的な表面加工を可能とし
て、特定形状の旭光加工あるいはスピン加工を行なえる
ようにしたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、本発明の加工順序を説明するため
の表面図及び断面図である。 10……アルミニウム板 20……レジストインク 30……加工部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミニウム板にアクリル酸系紫外線硬化
    インクから成るレジストインクをパターニングし、乾燥
    させた後、非パターニング部分に砥石を用いて加工を施
    し、更にその後弱アルカリ溶液または有機溶媒でレジス
    トインクを剥離することを特徴としたアルミニウム板の
    表面加工方法。
JP12046886A 1986-05-26 1986-05-26 アルミニウム板の表面加工方法 Expired - Lifetime JPH0775819B2 (ja)

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JPS62277255A JPS62277255A (ja) 1987-12-02
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JP4862173B2 (ja) * 2007-09-14 2012-01-25 株式会社三和スクリーン銘板 金属調化粧シート及び金属調フィルムインサート成形品の製造方法
DE102019118684A1 (de) * 2019-07-10 2021-01-14 Novem Car Interior Design Gmbh Verfahren zum Herstellen eines Formteils

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