JPH0775878A - 筒形防振ゴム用筒部材の製法 - Google Patents
筒形防振ゴム用筒部材の製法Info
- Publication number
- JPH0775878A JPH0775878A JP24395993A JP24395993A JPH0775878A JP H0775878 A JPH0775878 A JP H0775878A JP 24395993 A JP24395993 A JP 24395993A JP 24395993 A JP24395993 A JP 24395993A JP H0775878 A JPH0775878 A JP H0775878A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tubular
- tubular member
- vibration
- joined
- resistance welding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 筒形防振ゴムの弾性体に予備圧縮を付与する
ために、これに用いられている筒部材を実質的に絞り加
工しても、筒部材の接合部近辺に亀裂および凹みが生じ
難く、しかも筒部材に用いる材料も従来よりも緩和でき
る筒形防振ゴム用筒部材の製法を提供する。 【構成】 金属製の板材から筒に加工し、この筒を治具
で保持し、突き合わせ部を突き合わせつつ互いに溶け込
ませる抵抗溶接で接合することを特徴とする筒形防振ゴ
ム用筒部材の製法。
ために、これに用いられている筒部材を実質的に絞り加
工しても、筒部材の接合部近辺に亀裂および凹みが生じ
難く、しかも筒部材に用いる材料も従来よりも緩和でき
る筒形防振ゴム用筒部材の製法を提供する。 【構成】 金属製の板材から筒に加工し、この筒を治具
で保持し、突き合わせ部を突き合わせつつ互いに溶け込
ませる抵抗溶接で接合することを特徴とする筒形防振ゴ
ム用筒部材の製法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のエンジンマウン
ト、キャブマウント、サスペンションブッシュ等におけ
る外筒金具、スリーブ、ブラケットの筒部等の円筒形防
振ゴム用筒部材の製法に関するものである。
ト、キャブマウント、サスペンションブッシュ等におけ
る外筒金具、スリーブ、ブラケットの筒部等の円筒形防
振ゴム用筒部材の製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる、円筒形防振ゴム用筒部材
の製法としては、例えば、特開平5ー177348号公
報に記載されたものが知られている。これに用いられて
いる筒部材は窓があいていおり、液入り筒形防振ゴムの
内筒金具の外側に、ゴム弾性体を加硫接着するために窓
が必要である。そして、この筒部材は絞り加工すること
により、ゴム弾性体に予備圧縮を付与して用いられる。
この窓あきの筒部材は、仕上がり周寸法に見合う幅を持
つ板金を筒状に加工し、筒状に加工した突き合わせ部を
タングステン・イナートガス・アーク溶接で接合する筒
形防振ゴム用筒部材の製法を構成したものである。
の製法としては、例えば、特開平5ー177348号公
報に記載されたものが知られている。これに用いられて
いる筒部材は窓があいていおり、液入り筒形防振ゴムの
内筒金具の外側に、ゴム弾性体を加硫接着するために窓
が必要である。そして、この筒部材は絞り加工すること
により、ゴム弾性体に予備圧縮を付与して用いられる。
この窓あきの筒部材は、仕上がり周寸法に見合う幅を持
つ板金を筒状に加工し、筒状に加工した突き合わせ部を
タングステン・イナートガス・アーク溶接で接合する筒
形防振ゴム用筒部材の製法を構成したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この製
法はタングステン・イナートガス・アーク溶接で接合し
た接合部が溶接時に硬化し、且つ脆弱化してしまうの
で、ゴム弾性体に予備圧縮を付与するために、この製造
された筒部材を実質的に外周から求心方向に外径比10
%程度の塑性変形させる絞り加工時に筒部材の接合材の
近辺が内側に凹むように変形したり、亀裂を生じ易いの
で延性の優れた材料、具体的には機械的特性としての伸
びが30%以上の材料を選択する必要があったり、また
筒部材としての真円形が損なわれ、シール性を損なう
等、筒形防振ゴムの組立に関連して多くの不具合いを有
していた。
法はタングステン・イナートガス・アーク溶接で接合し
た接合部が溶接時に硬化し、且つ脆弱化してしまうの
で、ゴム弾性体に予備圧縮を付与するために、この製造
された筒部材を実質的に外周から求心方向に外径比10
%程度の塑性変形させる絞り加工時に筒部材の接合材の
近辺が内側に凹むように変形したり、亀裂を生じ易いの
で延性の優れた材料、具体的には機械的特性としての伸
びが30%以上の材料を選択する必要があったり、また
筒部材としての真円形が損なわれ、シール性を損なう
等、筒形防振ゴムの組立に関連して多くの不具合いを有
していた。
【0004】本発明は上記事情に鑑み発明されたもので
あって、筒形防振ゴムに用いられる円筒部材を実質的に
絞り加工する際、筒部材に用いられる材料の機械特性と
しての伸びの制限を緩和できると共に、接合部近辺に凹
み等の歪みや亀裂が生じ難い筒形防振ゴム用筒部材の製
法を提供することを目的とする。
あって、筒形防振ゴムに用いられる円筒部材を実質的に
絞り加工する際、筒部材に用いられる材料の機械特性と
しての伸びの制限を緩和できると共に、接合部近辺に凹
み等の歪みや亀裂が生じ難い筒形防振ゴム用筒部材の製
法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、第1の手段は、実質的に仕上がり寸法に見
合う幅をもつ金属製の板材の幅方向の両端を突き合わせ
て筒状の筒に加工し、該筒を治具で保持し、該突き合わ
せた突き合わせ部を突き合わせつつ互いに溶け込ませる
抵抗溶接で接合することを特徴とする筒形防振ゴム用筒
部材の製法を構成したものである。
するために、第1の手段は、実質的に仕上がり寸法に見
合う幅をもつ金属製の板材の幅方向の両端を突き合わせ
て筒状の筒に加工し、該筒を治具で保持し、該突き合わ
せた突き合わせ部を突き合わせつつ互いに溶け込ませる
抵抗溶接で接合することを特徴とする筒形防振ゴム用筒
部材の製法を構成したものである。
【0006】第2の手段は、実質的に仕上がり寸法に見
合う幅をもつ金属製の板材2個をそれぞれ実質的に半筒
に加工し、該2個の半筒のそれぞれの両端同志を突き合
わせて筒状に治具で保持し、該突き合わせた突き合わせ
部を突き合わせて互いに溶け込ませる抵抗溶接で接合す
ることを特徴とする筒形防振ゴム用筒部材の製法を構成
したものである。
合う幅をもつ金属製の板材2個をそれぞれ実質的に半筒
に加工し、該2個の半筒のそれぞれの両端同志を突き合
わせて筒状に治具で保持し、該突き合わせた突き合わせ
部を突き合わせて互いに溶け込ませる抵抗溶接で接合す
ることを特徴とする筒形防振ゴム用筒部材の製法を構成
したものである。
【0007】
(第1の手段の作用)上述の如く、金属製の板材の幅方
向両端を突き合わせて円筒状に加工し、筒状に治具で保
持し、突き合わせた突き合わせ部を突き合わせつつ互い
に溶け込ませる抵抗溶接で接合して筒形防振ゴム用筒部
材を製造したので、溶接の際に流れる通電電流を調整し
て突き合わせ部近辺の温度上昇を抑制でき、突き合わせ
部近辺が硬化して脆弱化するのを抑制できる。望ましく
は、所望の筒に接合した後、外周を治具で保持したまま
再度通電することにより、接合近辺を再加熱して容易に
テンパー処理を行なうことができる。そして、得られた
円筒部材を用いて製造あるいは組み立てられた筒形防振
ゴムのゴム弾性体に予備圧縮を付与するために、実質的
に筒部材をその外周から実質的に求心方向に縮径する絞
り加工時に、接合部近辺が内側に凹む変形を抑制できる
と共に、亀裂が生じるのを抑制でき、板材の材料を選択
するための機械特性の制限も緩和できる。 (第2の手段の作用)上述の如く、金属製の板材2個を
それぞれ半筒に加工し、半筒の周方向の両端同志を突き
合わせて筒状に治具で保持し、該突き合わせた突き合わ
せ部を突き合わせつつ互いに溶け込ませる抵抗溶接で接
合して筒形防振ゴム用筒部材を製造したので、第1の手
段と同様に突き合わせ部近辺が硬化して脆弱化するのを
抑制できると共に、接合近辺を容易にテンパー処理を行
なうことができ、そして得られた筒部材を用いて製造あ
るいは組み立てられた筒形防振ゴムのゴム弾性体に予備
圧縮を付与するために、実質的に筒部材を縮径する絞り
加工時に、接合近辺が内側に凹む変形を抑制できると共
に、亀裂が生じるのを抑制でき、板材の材料を選択する
ための機械特性の制限も緩和できる。
向両端を突き合わせて円筒状に加工し、筒状に治具で保
持し、突き合わせた突き合わせ部を突き合わせつつ互い
に溶け込ませる抵抗溶接で接合して筒形防振ゴム用筒部
材を製造したので、溶接の際に流れる通電電流を調整し
て突き合わせ部近辺の温度上昇を抑制でき、突き合わせ
部近辺が硬化して脆弱化するのを抑制できる。望ましく
は、所望の筒に接合した後、外周を治具で保持したまま
再度通電することにより、接合近辺を再加熱して容易に
テンパー処理を行なうことができる。そして、得られた
円筒部材を用いて製造あるいは組み立てられた筒形防振
ゴムのゴム弾性体に予備圧縮を付与するために、実質的
に筒部材をその外周から実質的に求心方向に縮径する絞
り加工時に、接合部近辺が内側に凹む変形を抑制できる
と共に、亀裂が生じるのを抑制でき、板材の材料を選択
するための機械特性の制限も緩和できる。 (第2の手段の作用)上述の如く、金属製の板材2個を
それぞれ半筒に加工し、半筒の周方向の両端同志を突き
合わせて筒状に治具で保持し、該突き合わせた突き合わ
せ部を突き合わせつつ互いに溶け込ませる抵抗溶接で接
合して筒形防振ゴム用筒部材を製造したので、第1の手
段と同様に突き合わせ部近辺が硬化して脆弱化するのを
抑制できると共に、接合近辺を容易にテンパー処理を行
なうことができ、そして得られた筒部材を用いて製造あ
るいは組み立てられた筒形防振ゴムのゴム弾性体に予備
圧縮を付与するために、実質的に筒部材を縮径する絞り
加工時に、接合近辺が内側に凹む変形を抑制できると共
に、亀裂が生じるのを抑制でき、板材の材料を選択する
ための機械特性の制限も緩和できる。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図15に基づいて、筒形エンジ
ンマウント等の円筒形防振ゴムに用いられる筒形防振ゴ
ム用筒部材(以下、単に筒部材という)の製法を説明す
る。 (実施例1)図1に示すように、従来と同様にロール状
に巻かれた鋼板1を打抜きプレス機2に送り出し、実質
的に仕上がり寸法に見合う幅をもつ板材3を幅方向に間
隔をおいて打ち抜く。
ンマウント等の円筒形防振ゴムに用いられる筒形防振ゴ
ム用筒部材(以下、単に筒部材という)の製法を説明す
る。 (実施例1)図1に示すように、従来と同様にロール状
に巻かれた鋼板1を打抜きプレス機2に送り出し、実質
的に仕上がり寸法に見合う幅をもつ板材3を幅方向に間
隔をおいて打ち抜く。
【0009】次に、図2に示すように、打ち抜かれた板
材3を曲げプレス機(図示せず)で幅方向両端3a,3
bを周方向に、突き合わせて円筒部材30を形成する。
材3を曲げプレス機(図示せず)で幅方向両端3a,3
bを周方向に、突き合わせて円筒部材30を形成する。
【0010】しかる後、図3に示すように、円筒部材3
0の下側を一対の割り治具100の下半割り治具101
に、円筒部材30の突き合わせ部31が下半割り治具1
01の右側上部に設けた抵抗溶接機の一方の電極101
aに近接するように保持し、この下半割り治具101の
上方から上半割り治具102を下方に移行させながら円
筒部材30の上側をこの上半割り治具102で保持し、
上半割り治具102の右側下部に設けた他方の電極10
2aが突き合わせ部31に近接し、一方の電極101a
から他方の電極102aに溶接電流を流すことにより、
突き合わせ部31を突き合わせつつ互いに溶け込ませて
接合して、きれいなほぼ真円形に接合された円筒部材3
0を製造できた。
0の下側を一対の割り治具100の下半割り治具101
に、円筒部材30の突き合わせ部31が下半割り治具1
01の右側上部に設けた抵抗溶接機の一方の電極101
aに近接するように保持し、この下半割り治具101の
上方から上半割り治具102を下方に移行させながら円
筒部材30の上側をこの上半割り治具102で保持し、
上半割り治具102の右側下部に設けた他方の電極10
2aが突き合わせ部31に近接し、一方の電極101a
から他方の電極102aに溶接電流を流すことにより、
突き合わせ部31を突き合わせつつ互いに溶け込ませて
接合して、きれいなほぼ真円形に接合された円筒部材3
0を製造できた。
【0011】しかる後、金型のキャビテイにこの接合さ
れた円筒部材30をセットすると共に、この円筒部材3
0の内側に内筒金具35を配置し、円筒部材30と内筒
金具35との空間にゴム材料を射出した後加硫して、図
4に示すように、円筒部材30と内筒金具35間にゴム
弾性体36が接着介在したゴムブッシュ300を製造し
た。
れた円筒部材30をセットすると共に、この円筒部材3
0の内側に内筒金具35を配置し、円筒部材30と内筒
金具35との空間にゴム材料を射出した後加硫して、図
4に示すように、円筒部材30と内筒金具35間にゴム
弾性体36が接着介在したゴムブッシュ300を製造し
た。
【0012】そして、図5に示すような、他の金属製の
円筒部材301と、この他の円筒部材301の外周面に
抵抗溶接した取り付けアーム部302とからなるブラケ
ット310の内周面に、ゴムブッシュ300の円筒部材
30の外周から求心方向に円筒部材30を塑性変形する
絞り加工を施し、図6に示すように、絞り加工したゴム
ブッシュ300を圧入してブラケット付円筒形防振ゴム
330を組み立てた。
円筒部材301と、この他の円筒部材301の外周面に
抵抗溶接した取り付けアーム部302とからなるブラケ
ット310の内周面に、ゴムブッシュ300の円筒部材
30の外周から求心方向に円筒部材30を塑性変形する
絞り加工を施し、図6に示すように、絞り加工したゴム
ブッシュ300を圧入してブラケット付円筒形防振ゴム
330を組み立てた。
【0013】また、ブラケット310の円筒部材301
は、防振ブッシュ300の円筒部材30と同一方法で製
造したものであり、抵抗溶接した接合部303を備えて
いる。
は、防振ブッシュ300の円筒部材30と同一方法で製
造したものであり、抵抗溶接した接合部303を備えて
いる。
【0014】(実施例2)図7〜図13は、さらに他の
実施例を説明するものであり、先ず、打抜きプレス機
(図示せず)により、実施例1と同様にコイル状に巻か
れた鋼板から、図7に示す幅方向両端側に切欠部4a,
4aを設けた板材4を打抜く。
実施例を説明するものであり、先ず、打抜きプレス機
(図示せず)により、実施例1と同様にコイル状に巻か
れた鋼板から、図7に示す幅方向両端側に切欠部4a,
4aを設けた板材4を打抜く。
【0015】次に、図8、図9に示すように、曲げプレ
ス機300の下型301上に板材4をセットし、下型3
01に対して上型302を押圧することにより、板材4
を図10、図11に示すような半円筒40aに少なくと
も2個曲げ加工する。
ス機300の下型301上に板材4をセットし、下型3
01に対して上型302を押圧することにより、板材4
を図10、図11に示すような半円筒40aに少なくと
も2個曲げ加工する。
【0016】次に、半円筒形同志40a、40aの周方
向両端を、切欠き4a,4aを除いて突き合わせ、図1
2に示すように、抵抗溶接機の一対の割り電極200の
一方201と他方202の半円弧状内周面に嵌着させて
それぞれを保持し、他方の電極202を下方に移行しつ
つ一方の電極201から他方の電極202に溶接電流を
流すことにより、突き合わせた突き合わせ部41、41
を互いに溶け込ませる抵抗溶接で接合して、図13に示
すような、きれいにほぼ真円形の窓42を有する接合さ
れた窓あき円筒部材40を製造できた。
向両端を、切欠き4a,4aを除いて突き合わせ、図1
2に示すように、抵抗溶接機の一対の割り電極200の
一方201と他方202の半円弧状内周面に嵌着させて
それぞれを保持し、他方の電極202を下方に移行しつ
つ一方の電極201から他方の電極202に溶接電流を
流すことにより、突き合わせた突き合わせ部41、41
を互いに溶け込ませる抵抗溶接で接合して、図13に示
すような、きれいにほぼ真円形の窓42を有する接合さ
れた窓あき円筒部材40を製造できた。
【0017】そして、この窓あき円筒部材40をゴム射
出成形金型(図示せず)のキャビテイにセットすると共
に、窓あき円筒部材40の内側に内筒金具45をセット
して、これらの空間にゴム材料を射出した後加硫するこ
とにより、第1の凹部46aと第2の凹部46bとを有
するゴム弾性体46で窓あき円筒部材40と内筒金具4
5とを一体的に固着したゴムブッシュ400を製造し
た。
出成形金型(図示せず)のキャビテイにセットすると共
に、窓あき円筒部材40の内側に内筒金具45をセット
して、これらの空間にゴム材料を射出した後加硫するこ
とにより、第1の凹部46aと第2の凹部46bとを有
するゴム弾性体46で窓あき円筒部材40と内筒金具4
5とを一体的に固着したゴムブッシュ400を製造し
た。
【0018】しかる後、図15に示すように、第1の凹
部46aと第2の凹部46bに液48、49を充填し、
ゴムブッシュ400の円筒形の外筒金具47の内周面に
圧入した。そして、外筒金具47の外周から求心方向に
絞り加工することにより、外筒金具47および窓あき円
筒部材40を縮径状態に塑性変形させ、ゴム弾性体46
に予備圧縮を付与した液入り円筒形防振ゴム440を製
造した。
部46aと第2の凹部46bに液48、49を充填し、
ゴムブッシュ400の円筒形の外筒金具47の内周面に
圧入した。そして、外筒金具47の外周から求心方向に
絞り加工することにより、外筒金具47および窓あき円
筒部材40を縮径状態に塑性変形させ、ゴム弾性体46
に予備圧縮を付与した液入り円筒形防振ゴム440を製
造した。
【0019】上記実施例の円筒部材30、40に用いた
鋼板はいずれも厚さ1.6mmの鋼板(SS330)で延
びが26%であったが、ゴム弾性体35、45に予備圧
縮を付与するために、円筒部材30、40をいずれも外
径比5〜10%の絞り加工を行なっても、抵抗溶接した
接合部近辺に亀裂および凹みが生じなかった。
鋼板はいずれも厚さ1.6mmの鋼板(SS330)で延
びが26%であったが、ゴム弾性体35、45に予備圧
縮を付与するために、円筒部材30、40をいずれも外
径比5〜10%の絞り加工を行なっても、抵抗溶接した
接合部近辺に亀裂および凹みが生じなかった。
【0020】また、かかる製法はいずれも溶接し易いよ
うに、電極を備えた治具100、200で筒が保持され
ているので抵抗溶接で接合した後、保持した状態でその
まま容易にテンパー処理することができ、接合部近辺を
軟化できる。
うに、電極を備えた治具100、200で筒が保持され
ているので抵抗溶接で接合した後、保持した状態でその
まま容易にテンパー処理することができ、接合部近辺を
軟化できる。
【0021】また、第2実施例では切欠部4aを除いて
溶接すると、接合部を短くできるので、その分温度上昇
が少ないので、接合時間を短縮できる利点を有してい
る。
溶接すると、接合部を短くできるので、その分温度上昇
が少ないので、接合時間を短縮できる利点を有してい
る。
【0022】また、かかる抵抗溶接で接合すると、長さ
方向の両端をきれいに接合できる利点を有している。
方向の両端をきれいに接合できる利点を有している。
【0023】なお、実施例では円筒部材は円形に構成さ
れているが、長方形、楕円形、多角形等にも構成可能で
あり、本発明は、本発明の主旨を逸脱しない範囲におい
て他の形態で実施できる。
れているが、長方形、楕円形、多角形等にも構成可能で
あり、本発明は、本発明の主旨を逸脱しない範囲におい
て他の形態で実施できる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、筒形防振ゴムに用いら
れる筒部材の製法において、溶接時に接合部近辺に生じ
る温度上昇を抑制でき、溶接接合近辺が硬化するのを抑
制でき、かかる筒形防振ゴムの弾性体に予備圧縮を付与
するために、実質的にかかる筒部材を絞り加工しても、
接合部近辺に生じる亀裂を防止できると共に、ほとんど
内側に凹む変形を生じ難く、しかも筒部材に用いられる
材料の機械特性としての伸び等も制限を受け難くなる。
れる筒部材の製法において、溶接時に接合部近辺に生じ
る温度上昇を抑制でき、溶接接合近辺が硬化するのを抑
制でき、かかる筒形防振ゴムの弾性体に予備圧縮を付与
するために、実質的にかかる筒部材を絞り加工しても、
接合部近辺に生じる亀裂を防止できると共に、ほとんど
内側に凹む変形を生じ難く、しかも筒部材に用いられる
材料の機械特性としての伸び等も制限を受け難くなる。
【図1】本発明の実施例1の板材の加工方法を説明する
概略図である。
概略図である。
【図2】図1にて示された板材から筒に加工する説明図
である。
である。
【図3】図2に示された筒を一対の治具に保持して接合
部を抵抗溶接して筒部材を製造するための説明図であ
る。
部を抵抗溶接して筒部材を製造するための説明図であ
る。
【図4】図3で得られた筒部材を用いて製造した防振ブ
ッシュの正面図である。
ッシュの正面図である。
【図5】ブラケットの正面図である。
【図6】図5のブラケットに図4の防振ブッシュを絞り
加工した後圧入したブラケット付筒形防振ゴムの正面図
である。
加工した後圧入したブラケット付筒形防振ゴムの正面図
である。
【図7】実施例2の板材の平面図である。
【図8】実施例2に用いられる曲げプレス機の要部を断
面で示す破砕断面図である。
面で示す破砕断面図である。
【図9】実施例2に用いられる曲げプレス機の要部を断
面で示す破砕断面図である。
面で示す破砕断面図である。
【図10】図7中の板材を図8、図9の曲げプレス機を
用いて曲げ加工して形成された半筒の中央の縦断面図で
ある。
用いて曲げ加工して形成された半筒の中央の縦断面図で
ある。
【図11】図10の平面図である。
【図12】図10および図11の半筒を2個突き合わせ
て一対の半割り治具に保持し、半筒の突き合わせ部を抵
抗溶接する状態を示す正面図である。
て一対の半割り治具に保持し、半筒の突き合わせ部を抵
抗溶接する状態を示す正面図である。
【図13】図12中の半筒同志を突き合わせて突き合わ
せ部を抵抗溶接して得られ筒部材の斜視図である。
せ部を抵抗溶接して得られ筒部材の斜視図である。
【図14】図13の筒部材を用いて製造した防振ブッシ
ュの縦断面図である。
ュの縦断面図である。
【図15】図14の防振ブッシュを外筒に圧入して製造
した液入り筒形防振ゴムの縦断面図である。
した液入り筒形防振ゴムの縦断面図である。
3:板材 30:円筒部材 31:突き合わせ部 100:一対の割り治具 101:下半割り治具 102:上半割り治具
Claims (5)
- 【請求項1】 実質的に仕上がり寸法に見合う幅をもつ
金属製の板材の幅方向の両端を突き合わせて筒状の筒に
加工し、該筒を治具で保持し、該突き合わせた突き合わ
せ部を突き合わせつつ互いに溶け込ませる抵抗溶接で接
合することを特徴とする筒形防振ゴム用筒部材の製法。 - 【請求項2】 実質的に仕上がり寸法に見合う幅をもつ
金属製の板材2個をそれぞれ実質的に半筒に加工し、該
2個の半筒のそれぞれの両端同志を突き合わせて筒状に
治具で保持し、該突き合わせた突き合わせ部を突き合わ
せて互いに溶け込ませる抵抗溶接で接合することを特徴
とする筒形防振ゴム用筒部材の製法。 - 【請求項3】 前記金属製板材の少なくとも幅方向の一
端に切欠部を施し、該切欠部を除いて前記突き合わせ部
を接合することを特徴とする請求項1または請求項2に
記載の筒形防振ゴム用筒部材の製法。 - 【請求項4】 前記突き合わせ部を該抵抗溶接した後、
該抵抗溶接する溶接電流で該突き合わせ部近辺を加熱し
てテンパー処理を行なうことを特徴とする請求項1また
は請求項2または請求項3に記載の筒形防振ゴム用筒部
材の製法。 - 【請求項5】 前記抵抗溶接を間欠的に通電しつつ行な
うことを特徴とする請求項1または請求項2または請求
項3または請求項4に記載の筒形防振ゴム用筒部材の製
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5243959A JP2867850B2 (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 筒形防振ゴム用筒部材及び窓あき筒部材の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5243959A JP2867850B2 (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 筒形防振ゴム用筒部材及び窓あき筒部材の製法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15382398A Division JPH112273A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | 液入り筒形防振ゴム、これに用いられる穴あき筒部材及び液入り筒形防振ゴム用窓あき筒部材の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0775878A true JPH0775878A (ja) | 1995-03-20 |
| JP2867850B2 JP2867850B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=17111589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5243959A Expired - Lifetime JP2867850B2 (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 筒形防振ゴム用筒部材及び窓あき筒部材の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2867850B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014057971A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-04-03 | Fuji Electronics Industry Co Ltd | 管状部材の製造方法 |
| CN114406597A (zh) * | 2021-12-28 | 2022-04-29 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 钢筋连接套筒与钢柱的高精度焊接辅助装置及其施工方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54112353A (en) * | 1978-02-23 | 1979-09-03 | Topy Ind | Resistant batt welding of ring like body |
-
1993
- 1993-09-02 JP JP5243959A patent/JP2867850B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54112353A (en) * | 1978-02-23 | 1979-09-03 | Topy Ind | Resistant batt welding of ring like body |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014057971A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-04-03 | Fuji Electronics Industry Co Ltd | 管状部材の製造方法 |
| CN114406597A (zh) * | 2021-12-28 | 2022-04-29 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 钢筋连接套筒与钢柱的高精度焊接辅助装置及其施工方法 |
| CN114406597B (zh) * | 2021-12-28 | 2023-12-22 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 钢筋连接套筒与钢柱的高精度焊接辅助装置及其施工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2867850B2 (ja) | 1999-03-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4397631B2 (ja) | 圧入接合構造及びその接合部品 | |
| EP0641954B1 (en) | Rubber vibration isolator with bracket and method of manufacturing the same | |
| US6913273B2 (en) | Control arm, and method of making a control arm | |
| US6598778B2 (en) | Aluminum-based metal link for vehicles and a method for producing same | |
| JPH05212466A (ja) | ブッシュの成形方法 | |
| JP2000154842A (ja) | ナックルブラケット | |
| JP4079076B2 (ja) | プレス成形方法 | |
| JP2867850B2 (ja) | 筒形防振ゴム用筒部材及び窓あき筒部材の製法 | |
| JP3832796B2 (ja) | ピストンロッドの成形方法 | |
| JP7416804B2 (ja) | 管をその縁において厚くするための装置および方法 | |
| JPH112273A (ja) | 液入り筒形防振ゴム、これに用いられる穴あき筒部材及び液入り筒形防振ゴム用窓あき筒部材の製法 | |
| JP2796659B2 (ja) | 筒体の製造方法 | |
| JP2944989B1 (ja) | ゴムブッシュ | |
| JP3619610B2 (ja) | 自動車ドア用インパクトビームとその製造方法 | |
| US20040035002A1 (en) | Cylinder apparatus and method of manufacturing rod for cylinder apparatus | |
| JP4060059B2 (ja) | 自動車用サブフレーム | |
| JP3724221B2 (ja) | 防振ブッシュの製造方法 | |
| JP2714820B2 (ja) | 防振ゴム金具の製造方法 | |
| JPH09315124A (ja) | 金属製筒体、ブシュ用筒体、その筒体を用いたブシュおよびそれらの製造方法 | |
| JP3000186B2 (ja) | 自動車用ボディマウント | |
| JP2001171549A (ja) | サスペンション用サブフレーム | |
| JPH08210408A (ja) | 防振支持装置 | |
| JP4020417B2 (ja) | 筒型マウント用円筒金具とその製造方法およびかかる円筒金具を用いた筒型マウント | |
| JPH08261272A (ja) | 緩衝器用ジョイント部の製造方法及び緩衝器用ジョイント部の構造 | |
| JP2003320829A (ja) | サスペンションアームとサスペンションアームの製造方法 |