JPH08210408A - 防振支持装置 - Google Patents
防振支持装置Info
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- JPH08210408A JPH08210408A JP3616195A JP3616195A JPH08210408A JP H08210408 A JPH08210408 A JP H08210408A JP 3616195 A JP3616195 A JP 3616195A JP 3616195 A JP3616195 A JP 3616195A JP H08210408 A JPH08210408 A JP H08210408A
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/40—Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
- B60G2204/41—Elastic mounts, e.g. bushings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/10—Constructional features of arms
- B60G2206/11—Constructional features of arms the arm being a radius or track or torque or steering rod or stabiliser end link
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
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- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/80—Manufacturing procedures
- B60G2206/81—Shaping
- B60G2206/8103—Shaping by folding or bending
Landscapes
- Springs (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バネ定数等の特性が良好で耐久性に優れかつ
安価なサスペンション用リンク装置を提供する。 【構成】 リンク装置10は、アーム部12とその両端
に取り付けられたカラー部13を有するリンク部材11
を設けている。カラー部は、軸方向に細い隙間を有する
円筒部13aを設けており、円筒部の隙間位置の両端に
は、挟持板14a,14bが互いに平行に取り付けられ
ている。挟持板14aの端部はアーム部に、挟持板14
bの端部は、固定板部15に取り付けられている。ゴム
ブッシュ部材20は、内筒金具21の周囲に筒形のゴム
層22が加硫接着されている。ゴム層22の周壁には突
出ゴム層23が設けられている。カラー部の両円筒部に
ゴムブッシュ部材のゴム層を、挟持板間に突出ゴム層を
挿着し、さらに、固定板部をアーム部に圧着させ溶接す
ることによりリンク装置が得られる。
安価なサスペンション用リンク装置を提供する。 【構成】 リンク装置10は、アーム部12とその両端
に取り付けられたカラー部13を有するリンク部材11
を設けている。カラー部は、軸方向に細い隙間を有する
円筒部13aを設けており、円筒部の隙間位置の両端に
は、挟持板14a,14bが互いに平行に取り付けられ
ている。挟持板14aの端部はアーム部に、挟持板14
bの端部は、固定板部15に取り付けられている。ゴム
ブッシュ部材20は、内筒金具21の周囲に筒形のゴム
層22が加硫接着されている。ゴム層22の周壁には突
出ゴム層23が設けられている。カラー部の両円筒部に
ゴムブッシュ部材のゴム層を、挟持板間に突出ゴム層を
挿着し、さらに、固定板部をアーム部に圧着させ溶接す
ることによりリンク装置が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のサスペンショ
ン機構の防振支持に適した防振支持装置に関する。
ン機構の防振支持に適した防振支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のサスペンション機構に用いられ
る防振支持装置は、車に加えられる衝撃に対する応答性
を高めて車の操縦安定性と乗り心地を良くするために、
軸直角方向のバネ定数を硬くし及びねじりバネ定数を柔
らかくくすると共にねじり角とねじりモーメントの関係
におけるヒステリシスを小さくすることが要求されてい
る。また、この防振支持装置は、エンジンマウント支持
用等の防振支持装置と異なり大きな負荷が加えられるた
め、軸直角方向の耐久性を高める必要がある。
る防振支持装置は、車に加えられる衝撃に対する応答性
を高めて車の操縦安定性と乗り心地を良くするために、
軸直角方向のバネ定数を硬くし及びねじりバネ定数を柔
らかくくすると共にねじり角とねじりモーメントの関係
におけるヒステリシスを小さくすることが要求されてい
る。また、この防振支持装置は、エンジンマウント支持
用等の防振支持装置と異なり大きな負荷が加えられるた
め、軸直角方向の耐久性を高める必要がある。
【0003】従来、この種の防振支持装置は、例えば内
筒金具と外筒金具とその両者間に充填されて内筒金具の
外表面と外筒金具の内表面に接着されたゴム層とを設け
てなるいわゆる内外筒接着型ブッシュを用い、これを縮
径させてリンク部材の筒状カラー部に圧入させたものが
知らている。また、他の防振支持装置としては、内筒金
具にゴムを接着させたものを筒状カラー部に圧入させた
いわゆる圧入タイプの防振支持装置や、内筒金具にゴム
を接着させたものを筒状半割カラー部で挟み込んでゴム
層を圧縮縮径させつつ固定させるいわゆる挟み込みタイ
プの防振支持装置が知られている。
筒金具と外筒金具とその両者間に充填されて内筒金具の
外表面と外筒金具の内表面に接着されたゴム層とを設け
てなるいわゆる内外筒接着型ブッシュを用い、これを縮
径させてリンク部材の筒状カラー部に圧入させたものが
知らている。また、他の防振支持装置としては、内筒金
具にゴムを接着させたものを筒状カラー部に圧入させた
いわゆる圧入タイプの防振支持装置や、内筒金具にゴム
を接着させたものを筒状半割カラー部で挟み込んでゴム
層を圧縮縮径させつつ固定させるいわゆる挟み込みタイ
プの防振支持装置が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記内外筒
接着型ブッシュを用いた防振支持装置は、内外筒金具と
ゴムとが接着されているため軸直角方向のバネ定数が硬
く、ねじりバネ定数が柔らかく及びヒステリシスが小さ
という特性面で優れており、また軸直角方向の耐久性が
優れているという長所を備えている。しかし、この防振
支持装置は、内外筒金具の洗浄、内外筒金具の接着処
理、ゴム加硫成形及びブッシュのカラー部への圧入等と
製造工程が非常に長くなるため製造コストが高価になる
という問題がある。
接着型ブッシュを用いた防振支持装置は、内外筒金具と
ゴムとが接着されているため軸直角方向のバネ定数が硬
く、ねじりバネ定数が柔らかく及びヒステリシスが小さ
という特性面で優れており、また軸直角方向の耐久性が
優れているという長所を備えている。しかし、この防振
支持装置は、内外筒金具の洗浄、内外筒金具の接着処
理、ゴム加硫成形及びブッシュのカラー部への圧入等と
製造工程が非常に長くなるため製造コストが高価になる
という問題がある。
【0005】これに対し、上記圧入タイプ及び挟み込み
タイプの防振支持装置は、内筒金具のみの洗浄接着処
理、ゴム加硫成形、ブッシュのカラー部への圧入等製造
工程が簡易であるため製造コストが安価である。しか
し、このタイプの防振支持装置は、カラー部によってゴ
ムを圧縮して固定するタイプであるため、ゴムの圧縮率
が大きく、従って軸直角方向のバネ定数が柔らかくなり
またヒステリシスが大きくなり、車に加えられる衝撃に
対する応答性が悪くなるという特性上の問題がある。ま
た、ゴムの圧縮率が大きいことにより、防振支持装置の
軸直角方向の耐久性が劣るという問題もある。本発明
は、上記した問題を解決しようとするもので、バネ定数
等の特性が良好で耐久性に優れかつ安価な防振支持装置
を提供することを目的とする。
タイプの防振支持装置は、内筒金具のみの洗浄接着処
理、ゴム加硫成形、ブッシュのカラー部への圧入等製造
工程が簡易であるため製造コストが安価である。しか
し、このタイプの防振支持装置は、カラー部によってゴ
ムを圧縮して固定するタイプであるため、ゴムの圧縮率
が大きく、従って軸直角方向のバネ定数が柔らかくなり
またヒステリシスが大きくなり、車に加えられる衝撃に
対する応答性が悪くなるという特性上の問題がある。ま
た、ゴムの圧縮率が大きいことにより、防振支持装置の
軸直角方向の耐久性が劣るという問題もある。本発明
は、上記した問題を解決しようとするもので、バネ定数
等の特性が良好で耐久性に優れかつ安価な防振支持装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上記請求項1に係る発明の構成上の特徴は、長尺状
のアーム部と、アーム部の少なくとも一端に設けられ、
周壁の一部が軸方向に除去された隙間を有する筒部と筒
部の隙間位置の両端部から略平行に延出した板状の一対
の挟持部とを有し、一つの挟持部の先端がアーム部に一
体的に連結されかつ他の挟持部の先端がアーム部に略平
行に配設された固定板部に一体的に連結されたカラー部
とにより構成されてなるリンク部材と、外周面が接着処
理された内筒金具と、内筒金具の周囲に加硫接着された
筒形ゴム層と、筒形ゴム層の外周の一部に一体に設けた
突出ゴム層とにより構成されてなるブッシュ部材とを設
けてなり、ブッシュ部材の筒形ゴム層及び突出ゴム層
が、リンク部材の筒部及び挟持部に合わせて挿着される
と共に、固定板部が対向するアーム部の表面に圧着状態
で固定されるのに伴い圧縮されてカラー部に固定されて
なることにある。
に、上記請求項1に係る発明の構成上の特徴は、長尺状
のアーム部と、アーム部の少なくとも一端に設けられ、
周壁の一部が軸方向に除去された隙間を有する筒部と筒
部の隙間位置の両端部から略平行に延出した板状の一対
の挟持部とを有し、一つの挟持部の先端がアーム部に一
体的に連結されかつ他の挟持部の先端がアーム部に略平
行に配設された固定板部に一体的に連結されたカラー部
とにより構成されてなるリンク部材と、外周面が接着処
理された内筒金具と、内筒金具の周囲に加硫接着された
筒形ゴム層と、筒形ゴム層の外周の一部に一体に設けた
突出ゴム層とにより構成されてなるブッシュ部材とを設
けてなり、ブッシュ部材の筒形ゴム層及び突出ゴム層
が、リンク部材の筒部及び挟持部に合わせて挿着される
と共に、固定板部が対向するアーム部の表面に圧着状態
で固定されるのに伴い圧縮されてカラー部に固定されて
なることにある。
【0007】また、上記請求項2に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の防振支持装置において、
一対の挟持部により圧縮された突出ゴム層の圧縮率を、
筒部により圧縮された筒形ゴム層の圧縮率より大きくし
たことにある。
特徴は、前記請求項1に記載の防振支持装置において、
一対の挟持部により圧縮された突出ゴム層の圧縮率を、
筒部により圧縮された筒形ゴム層の圧縮率より大きくし
たことにある。
【0008】また、上記請求項3に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の防振支持装置において、
リンク部材に、筒部の隙間の径方向の反対位置に第2の
隙間を設けると共に、筒部の第2の隙間位置の両端部か
ら径方向に互いに平行に延出した板状の一対の第2挟持
部と第2挟持部の先端に取り付けた一対の第2固定板部
とを設け、ブッシュ部材に突出ゴム層と径方向の反対位
置に第2突出ゴム層を一体に設け、第2突出ゴム層が、
一対の第2挟持部間に挿着されると共に、一対の第2固
定板部が互いに圧着状態で固定されるのに伴い一対の第
2挟持部により圧縮されて固定されてなることにある。
特徴は、前記請求項1に記載の防振支持装置において、
リンク部材に、筒部の隙間の径方向の反対位置に第2の
隙間を設けると共に、筒部の第2の隙間位置の両端部か
ら径方向に互いに平行に延出した板状の一対の第2挟持
部と第2挟持部の先端に取り付けた一対の第2固定板部
とを設け、ブッシュ部材に突出ゴム層と径方向の反対位
置に第2突出ゴム層を一体に設け、第2突出ゴム層が、
一対の第2挟持部間に挿着されると共に、一対の第2固
定板部が互いに圧着状態で固定されるのに伴い一対の第
2挟持部により圧縮されて固定されてなることにある。
【0009】また、上記請求項4に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項3に記載の防振支持装置において、
一対の挟持部により圧縮された突出ゴム層の圧縮率及び
一対の第2挟持部により圧縮された第2突出ゴム層の圧
縮率を、筒部により圧縮された筒形ゴム層の圧縮率より
大きくしたことにある。
特徴は、前記請求項3に記載の防振支持装置において、
一対の挟持部により圧縮された突出ゴム層の圧縮率及び
一対の第2挟持部により圧縮された第2突出ゴム層の圧
縮率を、筒部により圧縮された筒形ゴム層の圧縮率より
大きくしたことにある。
【0010】
【発明の作用・効果】上記のように構成した請求項1に
係る発明においては、筒形ゴム層は、カラー部の筒部と
は接着されていないが、挟持部の先端に連結された固定
板部がアーム部に圧着状態で固定されることにより、突
出ゴム層が挟持部によって強固に挟まれてカラー部に強
固に固定され、両ゴム層が全体としてカラー部に強固に
固定される。さらに、固定板部がアーム部に圧着される
ことにより筒形ゴム層も筒部によって圧縮されて縮径す
るため、筒部と筒形ゴム層との接合強度が高められる。
係る発明においては、筒形ゴム層は、カラー部の筒部と
は接着されていないが、挟持部の先端に連結された固定
板部がアーム部に圧着状態で固定されることにより、突
出ゴム層が挟持部によって強固に挟まれてカラー部に強
固に固定され、両ゴム層が全体としてカラー部に強固に
固定される。さらに、固定板部がアーム部に圧着される
ことにより筒形ゴム層も筒部によって圧縮されて縮径す
るため、筒部と筒形ゴム層との接合強度が高められる。
【0011】その結果、防振支持装置の軸直角方向のバ
ネ定数、ねじりバネ定数及びヒステリシス特性を内外筒
接着タイプの防振支持装置と同程度の良好な値にするこ
とができる。また、突出ゴム層の圧縮固定によってカラ
ー部へのブッシュ部材の接合強度は確保できることか
ら、筒形ゴム層自体の圧縮率を圧入タイプの防振支持装
置に較べて小さく設定することができるので、防振支持
装置の軸直角方向の耐久性を内外筒接着タイプの防振支
持装置の耐久性と同等程度にすることができる。しか
も、この防振支持装置は、内外筒タイプの防振支持装置
に較べて、内筒接着のみでよく、製造工程が簡略化され
るので、製造コストを内外筒タイプの防振支持装置に較
べて安価にすることができる。また、この防振支持装置
は、外筒金具を必要としないので、内外筒タイプの防振
支持装置に較べて材料コストを削減することができる。
ネ定数、ねじりバネ定数及びヒステリシス特性を内外筒
接着タイプの防振支持装置と同程度の良好な値にするこ
とができる。また、突出ゴム層の圧縮固定によってカラ
ー部へのブッシュ部材の接合強度は確保できることか
ら、筒形ゴム層自体の圧縮率を圧入タイプの防振支持装
置に較べて小さく設定することができるので、防振支持
装置の軸直角方向の耐久性を内外筒接着タイプの防振支
持装置の耐久性と同等程度にすることができる。しか
も、この防振支持装置は、内外筒タイプの防振支持装置
に較べて、内筒接着のみでよく、製造工程が簡略化され
るので、製造コストを内外筒タイプの防振支持装置に較
べて安価にすることができる。また、この防振支持装置
は、外筒金具を必要としないので、内外筒タイプの防振
支持装置に較べて材料コストを削減することができる。
【0012】また、上記のように構成した請求項2に係
る発明においては、挟持部による突出ゴム層との接合の
強度をより強くすると共に、筒部と筒形ゴム層との圧縮
率をより大きくすることでカラー部へのブッシュ部材の
接合強度は確保すると共に、筒部と筒形ゴム層との接合
強度を緩和して筒形ゴム層の圧縮率より小さくすること
ができた。その結果、筒形ゴム層の圧縮率を小さくした
ことにより、筒形ゴム層の状態をより内外筒接着タイプ
の防振支持装置に近づけることができ、防振支持装置の
特性及び耐久性を内外筒接着タイプの防振支持装置に近
似させることができる。
る発明においては、挟持部による突出ゴム層との接合の
強度をより強くすると共に、筒部と筒形ゴム層との圧縮
率をより大きくすることでカラー部へのブッシュ部材の
接合強度は確保すると共に、筒部と筒形ゴム層との接合
強度を緩和して筒形ゴム層の圧縮率より小さくすること
ができた。その結果、筒形ゴム層の圧縮率を小さくした
ことにより、筒形ゴム層の状態をより内外筒接着タイプ
の防振支持装置に近づけることができ、防振支持装置の
特性及び耐久性を内外筒接着タイプの防振支持装置に近
似させることができる。
【0013】また、上記のように構成した請求項3に係
る発明においては、筒形ゴム層は、カラー部の筒部とは
接着されていないが、突出ゴム層が挟持部とアーム部に
挟まれ、第2突出ゴム層が第2挟持部間に挟まれ、かつ
固定板部がアーム部に圧着状態で固定されると共に第2
固定板部同志が圧着状態で固定される。そのため、突出
ゴム層及び第2突出ゴム層がアーム部と挟持部及び一対
の第2挟持部によって強固に挟まれてカラー部に強固に
固定されことにより、筒形ゴム層と突出ゴム層及び第2
突出ゴム層が全体としてカラー部に強固に固定される。
さらに、固定板部がアーム部に圧着状態で固定されると
共に第2固定板部同志が圧着状態で固定されることによ
り、筒形ゴム層も圧縮されて縮径するため、筒部と筒形
ゴム層との接合強度が高められる。その結果、リンク装
置は、上記請求項1に係る発明に較べてブッシュ部材が
リンク部材にさらに強力に固定されているため、上記請
求項1に係るリンク装置よりさらに軸直角方向のバネ定
数、ねじりバネ定数及びヒステリシス特性を改善するこ
とができ、また、リンク装置の軸直角方向の耐久性につ
いても同様に改善される。そして、リンク装置は、上記
請求項1に係るリンク装置と同様に、安価に提供され
る。
る発明においては、筒形ゴム層は、カラー部の筒部とは
接着されていないが、突出ゴム層が挟持部とアーム部に
挟まれ、第2突出ゴム層が第2挟持部間に挟まれ、かつ
固定板部がアーム部に圧着状態で固定されると共に第2
固定板部同志が圧着状態で固定される。そのため、突出
ゴム層及び第2突出ゴム層がアーム部と挟持部及び一対
の第2挟持部によって強固に挟まれてカラー部に強固に
固定されことにより、筒形ゴム層と突出ゴム層及び第2
突出ゴム層が全体としてカラー部に強固に固定される。
さらに、固定板部がアーム部に圧着状態で固定されると
共に第2固定板部同志が圧着状態で固定されることによ
り、筒形ゴム層も圧縮されて縮径するため、筒部と筒形
ゴム層との接合強度が高められる。その結果、リンク装
置は、上記請求項1に係る発明に較べてブッシュ部材が
リンク部材にさらに強力に固定されているため、上記請
求項1に係るリンク装置よりさらに軸直角方向のバネ定
数、ねじりバネ定数及びヒステリシス特性を改善するこ
とができ、また、リンク装置の軸直角方向の耐久性につ
いても同様に改善される。そして、リンク装置は、上記
請求項1に係るリンク装置と同様に、安価に提供され
る。
【0014】また、上記のように構成した請求項4に係
る発明においては、アーム部と挟持部による突出ゴム層
との接合強度及び一対の第2挟持部による第2突出ゴム
層との接合の強度をより強くすると共に、筒部と筒形ゴ
ム層との接合強度を緩和して筒形ゴム層の圧縮率より小
さくした。その結果、筒形ゴム層の状態をより内外筒接
着タイプの防振支持装置に近づけることができ、防振支
持装置の特性及び耐久性を内外筒接着タイプの防振支持
装置に近似させることができる。
る発明においては、アーム部と挟持部による突出ゴム層
との接合強度及び一対の第2挟持部による第2突出ゴム
層との接合の強度をより強くすると共に、筒部と筒形ゴ
ム層との接合強度を緩和して筒形ゴム層の圧縮率より小
さくした。その結果、筒形ゴム層の状態をより内外筒接
着タイプの防振支持装置に近づけることができ、防振支
持装置の特性及び耐久性を内外筒接着タイプの防振支持
装置に近似させることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1は、同実施例に係る自動車のサスペンショ
ン用のリンク装置10を縦断面図及び平面断面図により
概略的に示したものである。また、図4は、リンク装置
10の圧着溶接前の状態を平面断面図により示したもの
である。リンク装置10は、鉄製のリンク部材11を設
けている。リンク部材11は、図2に示すように、長尺
板状のアーム部12と、その両端に一体で取り付けられ
た一対のカラー部13を設けている。本実施例において
は、両カラー部13は、同一構造であるので一方につい
てのみ説明する。カラー部13は、円筒部13aを設け
ており、円筒部13aには軸方向に細い隙間13a1 が
設けられている。
すると、図1は、同実施例に係る自動車のサスペンショ
ン用のリンク装置10を縦断面図及び平面断面図により
概略的に示したものである。また、図4は、リンク装置
10の圧着溶接前の状態を平面断面図により示したもの
である。リンク装置10は、鉄製のリンク部材11を設
けている。リンク部材11は、図2に示すように、長尺
板状のアーム部12と、その両端に一体で取り付けられ
た一対のカラー部13を設けている。本実施例において
は、両カラー部13は、同一構造であるので一方につい
てのみ説明する。カラー部13は、円筒部13aを設け
ており、円筒部13aには軸方向に細い隙間13a1 が
設けられている。
【0016】円筒部13aの隙間13a1 位置の両端に
は、挟持板14a,14bが互いに平行に取り付けられ
ている。挟持板14a,14bは、外側に向けて狭い台
形形状であり、且つ外端部が互いに内側に向けて約30
゜折り曲げられている。両折り曲げ端部の間隔は、挟持
板14a,14bの間隔の約1/3程度にされている。
挟持板14aは、折り曲げ端部がアーム部12に一体に
結合されている。挟持板14bの折り曲げ端部には、平
板形の固定板部15が一体にかつアーム部12に略平行
になるように取り付けられている。リンク部材11は、
鉄板に打ち抜き加工及びプレス加工を施すことにより得
られる。なお、リンク部材11は、金属製であることが
好ましいが、目的に応じて樹脂製にすることも可能であ
る。
は、挟持板14a,14bが互いに平行に取り付けられ
ている。挟持板14a,14bは、外側に向けて狭い台
形形状であり、且つ外端部が互いに内側に向けて約30
゜折り曲げられている。両折り曲げ端部の間隔は、挟持
板14a,14bの間隔の約1/3程度にされている。
挟持板14aは、折り曲げ端部がアーム部12に一体に
結合されている。挟持板14bの折り曲げ端部には、平
板形の固定板部15が一体にかつアーム部12に略平行
になるように取り付けられている。リンク部材11は、
鉄板に打ち抜き加工及びプレス加工を施すことにより得
られる。なお、リンク部材11は、金属製であることが
好ましいが、目的に応じて樹脂製にすることも可能であ
る。
【0017】ゴムブッシュ部材20は、図3に示すよう
に、中心位置に鉄製の内筒金具21が設けられており、
その周囲に同軸的に略円筒形のゴム層22が加硫接着さ
れている。ゴム層22は、中間部22aの軸方向両端近
傍にリング状の溝部22bを設けると共に両端部に中間
部22aより径の大きな抜け止め部22cを設けてい
る。中間部22aの外径は、カラー部13の円筒部13
aの内径と略同一になっている。そして、中間部22a
の周壁には、軸方向に中間部22aより少し短い突出ゴ
ム層23が設けられている。突出ゴム層23は、幅が挟
持板14a,14bの間隔より大きくなっている。ゴム
ブッシュ部材20の成形は、成形金型(図示しない)に
外周面に接着処理が施された内筒金具21をセットし、
ゴムを注入し加硫接着することにより行われる。
に、中心位置に鉄製の内筒金具21が設けられており、
その周囲に同軸的に略円筒形のゴム層22が加硫接着さ
れている。ゴム層22は、中間部22aの軸方向両端近
傍にリング状の溝部22bを設けると共に両端部に中間
部22aより径の大きな抜け止め部22cを設けてい
る。中間部22aの外径は、カラー部13の円筒部13
aの内径と略同一になっている。そして、中間部22a
の周壁には、軸方向に中間部22aより少し短い突出ゴ
ム層23が設けられている。突出ゴム層23は、幅が挟
持板14a,14bの間隔より大きくなっている。ゴム
ブッシュ部材20の成形は、成形金型(図示しない)に
外周面に接着処理が施された内筒金具21をセットし、
ゴムを注入し加硫接着することにより行われる。
【0018】上記リンク部材11のカラー部13の両円
筒部13aにゴムブッシュ部材20のゴム層22を圧入
し、挟持板14a,14b間に突出ゴム層23を圧入す
ることにより、図4に示すように、両者が一体に組み付
けられる。この組付体のリンク部材11を圧縮し、固定
板部15をアーム部12に押し付けて圧着させた状態
で、両者をアーク溶接,スポット溶接等により溶接固定
することによりリンク装置10が得られる。ここで、突
出ゴム層23の厚みがゴム層22の径方向の肉厚より小
さくなっているため、圧着固定に伴う突出ゴム層23の
圧縮率がゴム層22の圧縮率より大きくなっている。
筒部13aにゴムブッシュ部材20のゴム層22を圧入
し、挟持板14a,14b間に突出ゴム層23を圧入す
ることにより、図4に示すように、両者が一体に組み付
けられる。この組付体のリンク部材11を圧縮し、固定
板部15をアーム部12に押し付けて圧着させた状態
で、両者をアーク溶接,スポット溶接等により溶接固定
することによりリンク装置10が得られる。ここで、突
出ゴム層23の厚みがゴム層22の径方向の肉厚より小
さくなっているため、圧着固定に伴う突出ゴム層23の
圧縮率がゴム層22の圧縮率より大きくなっている。
【0019】上記リンク装置10は、ゴム層22がカラ
ー部13の円筒部13aとは接着されていないが、突出
ゴム層23が挟持板14a,14bに挟まれかつ固定板
部15がアーム部12に圧着状態で固定されることによ
り、突出ゴム層23が挟持板14a,14bによって強
固に挟まれて固定される。そのため、ゴムブッシュ部材
20が全体としてカラー部13に強固に固定される。さ
らに、ゴム層22も円筒部13aの縮径によって圧縮さ
れるため、円筒部13aとゴム層22との接合強度が高
められる。もっとも、ゴム層22の圧縮率は突出ゴム層
23の圧縮率より小さく、数%〜10%程度に抑えるこ
とが容易となるので、ゴム層22の状態は、圧入タイプ
のカラー部に較べて良好であり、内外筒接着タイプのカ
ラー部に近似している。
ー部13の円筒部13aとは接着されていないが、突出
ゴム層23が挟持板14a,14bに挟まれかつ固定板
部15がアーム部12に圧着状態で固定されることによ
り、突出ゴム層23が挟持板14a,14bによって強
固に挟まれて固定される。そのため、ゴムブッシュ部材
20が全体としてカラー部13に強固に固定される。さ
らに、ゴム層22も円筒部13aの縮径によって圧縮さ
れるため、円筒部13aとゴム層22との接合強度が高
められる。もっとも、ゴム層22の圧縮率は突出ゴム層
23の圧縮率より小さく、数%〜10%程度に抑えるこ
とが容易となるので、ゴム層22の状態は、圧入タイプ
のカラー部に較べて良好であり、内外筒接着タイプのカ
ラー部に近似している。
【0020】そのため、リンク装置10は、軸直角方向
のバネ定数、ねじりバネ定数及びヒステリシス特性を内
外筒接着タイプのリンク装置と同程度の良好な値にする
ことができる。また、リンク装置10の軸直角方向の耐
久性を内外筒接着タイプのリンク装置の耐久性と同等程
度にすることができる。しかも、リンク装置10は、内
外筒接着タイプのリンク装置に較べて、内筒接着のみで
よく、製造工程が簡略化されるので、製造コストを内外
筒タイプのリンク装置に較べて安価にすることができ
る。また、このリンク装置は、外筒金具を必要としない
ので、内外筒設着タイプのリンク装置に較べて材料コス
トを削減することができる。
のバネ定数、ねじりバネ定数及びヒステリシス特性を内
外筒接着タイプのリンク装置と同程度の良好な値にする
ことができる。また、リンク装置10の軸直角方向の耐
久性を内外筒接着タイプのリンク装置の耐久性と同等程
度にすることができる。しかも、リンク装置10は、内
外筒接着タイプのリンク装置に較べて、内筒接着のみで
よく、製造工程が簡略化されるので、製造コストを内外
筒タイプのリンク装置に較べて安価にすることができ
る。また、このリンク装置は、外筒金具を必要としない
ので、内外筒設着タイプのリンク装置に較べて材料コス
トを削減することができる。
【0021】次に、第2実施例について図面を用いて説
明すると、図5は、同実施例に係る自動車のサスペンシ
ョン用のリンク装置30を縦断正面図及び平面断面図に
より概略的に示したものである。また、図8は、リンク
装置30の圧着溶接前の状態を平面断面図により示した
ものである。リンク装置30は、鉄製のリンク部材31
を設けている。リンク部材31は、図6に示すように、
1個の板状の長リンク部品32と、2個の板状の短リン
ク部品33、34とを設けている。長リンク部品32
は、左右対称形状で、中間に平板状のアーム部32aを
設けている。アーム部32aの両端には、一対のカラー
部32bが設けられている。カラー部32bは、半円筒
形の半円筒部32b1 を設けており、その両端に互いに
反対方向に延出した一対の挟持板部32b2 ,32b3
を設けている。挟持板部32b2 ,32b3 の先端は半
円筒部32b1 の反対側に約30゜折り曲げられてい
る。そして、挟持板部32b2 の折り曲げ部分はアーム
部32aに連結されており、挟持板部32b3 の折り曲
げ部分は挟持板部32b3 に平行な固定板部32cに連
結されている。
明すると、図5は、同実施例に係る自動車のサスペンシ
ョン用のリンク装置30を縦断正面図及び平面断面図に
より概略的に示したものである。また、図8は、リンク
装置30の圧着溶接前の状態を平面断面図により示した
ものである。リンク装置30は、鉄製のリンク部材31
を設けている。リンク部材31は、図6に示すように、
1個の板状の長リンク部品32と、2個の板状の短リン
ク部品33、34とを設けている。長リンク部品32
は、左右対称形状で、中間に平板状のアーム部32aを
設けている。アーム部32aの両端には、一対のカラー
部32bが設けられている。カラー部32bは、半円筒
形の半円筒部32b1 を設けており、その両端に互いに
反対方向に延出した一対の挟持板部32b2 ,32b3
を設けている。挟持板部32b2 ,32b3 の先端は半
円筒部32b1 の反対側に約30゜折り曲げられてい
る。そして、挟持板部32b2 の折り曲げ部分はアーム
部32aに連結されており、挟持板部32b3 の折り曲
げ部分は挟持板部32b3 に平行な固定板部32cに連
結されている。
【0022】短リンク部品33は、左右対称形状であ
り、長リンク部品32の半分と略同一形状になってい
る。短リンク部品33は、中央にカラー部33aを設け
ており、カラー部33aは中央の半円筒部33a1 とそ
の両端に互いに反対方向に延出した一対の挟持板部33
a2,33a3を設けている。挟持板部33a2,33a3
の先端は半円筒部33a1 の反対側に約30゜折り曲げ
られている。そして、挟持板部33a2,33a3の両折
り曲げ部分は、両挟持板部に平行な固定板部33b1,
33b2に連結されている。短リンク部品34も、短リ
ンク部品33と同一形状である。長リンク部品32及び
短リンク部品33,34は、鉄板に打ち抜き加工及びプ
レス加工を施すことにより得られる。なお、リンク部材
31は、金属製であることが好ましいが、目的に応じて
樹脂製にすることも可能である。
り、長リンク部品32の半分と略同一形状になってい
る。短リンク部品33は、中央にカラー部33aを設け
ており、カラー部33aは中央の半円筒部33a1 とそ
の両端に互いに反対方向に延出した一対の挟持板部33
a2,33a3を設けている。挟持板部33a2,33a3
の先端は半円筒部33a1 の反対側に約30゜折り曲げ
られている。そして、挟持板部33a2,33a3の両折
り曲げ部分は、両挟持板部に平行な固定板部33b1,
33b2に連結されている。短リンク部品34も、短リ
ンク部品33と同一形状である。長リンク部品32及び
短リンク部品33,34は、鉄板に打ち抜き加工及びプ
レス加工を施すことにより得られる。なお、リンク部材
31は、金属製であることが好ましいが、目的に応じて
樹脂製にすることも可能である。
【0023】ゴムブッシュ部材40は、図7に示すよう
に、上記第1実施例に示したゴムブッシュ部材20と同
様に中心位置に鉄製の内筒金具41が設けられており、
その周囲に同軸的に略円筒形のゴム層42が加硫接着さ
れている。そして、ゴムブッシュ部材40は、中間部4
2aの周壁の径方向の反対位置に、一対の突出ゴム層4
3a,43bを設けている。突出ゴム層43a,43b
は、上記第1実施例におけるゴムブッシュ部材20の突
出ゴム層23と同一形状である。
に、上記第1実施例に示したゴムブッシュ部材20と同
様に中心位置に鉄製の内筒金具41が設けられており、
その周囲に同軸的に略円筒形のゴム層42が加硫接着さ
れている。そして、ゴムブッシュ部材40は、中間部4
2aの周壁の径方向の反対位置に、一対の突出ゴム層4
3a,43bを設けている。突出ゴム層43a,43b
は、上記第1実施例におけるゴムブッシュ部材20の突
出ゴム層23と同一形状である。
【0024】上記長リンク部品32及び一対の短リンク
部品33、34を、図6に示すように、互いのカラー部
32b及び33aを対向させた状態に配設する。そし
て、ゴムブッシュ部材40の中間部42aを半円筒部3
2b1 と半円筒部33a1 で挟み、一対の突出ゴム層4
3a,43bを挟持板部32b2,33a2 及び挟持板部
32b3,33a3 によって挟むことにより、図8に示す
ように、リンク部材31とゴムブッシュ部材40が一体
に組み付けられる。この組付体のリンク部材31を圧縮
し、固定板部33b1 をアーム部32aに、固定板部3
3b2 を固定板部32cに押し付けて圧着させた状態
で、両者をアーク溶接、スポット溶接等により溶接固定
することによりリンク装置30が得られる。ここで、突
出ゴム層43a,43bの幅が挟持板部32b2,33a
2 及び挟持板部32b3,33a3 の間隔より大きく、か
つ、ゴム層42の径方向の肉厚よりも小さくなっている
ため、圧着固定に伴うゴム突出層43a,43bの圧縮
率の方がゴム層42の圧縮率より大きくなっている。
部品33、34を、図6に示すように、互いのカラー部
32b及び33aを対向させた状態に配設する。そし
て、ゴムブッシュ部材40の中間部42aを半円筒部3
2b1 と半円筒部33a1 で挟み、一対の突出ゴム層4
3a,43bを挟持板部32b2,33a2 及び挟持板部
32b3,33a3 によって挟むことにより、図8に示す
ように、リンク部材31とゴムブッシュ部材40が一体
に組み付けられる。この組付体のリンク部材31を圧縮
し、固定板部33b1 をアーム部32aに、固定板部3
3b2 を固定板部32cに押し付けて圧着させた状態
で、両者をアーク溶接、スポット溶接等により溶接固定
することによりリンク装置30が得られる。ここで、突
出ゴム層43a,43bの幅が挟持板部32b2,33a
2 及び挟持板部32b3,33a3 の間隔より大きく、か
つ、ゴム層42の径方向の肉厚よりも小さくなっている
ため、圧着固定に伴うゴム突出層43a,43bの圧縮
率の方がゴム層42の圧縮率より大きくなっている。
【0025】上記リンク装置30は、ゴム層42と半円
筒部32b1 及び半円筒部33a1とは接着されていな
いが、突出ゴム層43a,43bが挟持板部32b2,3
3a2 及び挟持板部32b3,33a3 に挟まれかつ固定
板部33b1 がアーム部32aに、固定板部33b2 が
固定板部32cに圧着状態で固定されることにより、一
対の突出ゴム層43a,43bが挟持板部32b2,33
a2 及び挟持板部32b3,33a3 によって強固に挟ま
れて固定される。そのため、各ゴム層42,43a,4
3bが全体としてリンク部材31に強固に固定される。
さらに、ゴム層42も半円筒部32b1,33a1 によっ
て圧縮されて縮径するため、半円筒部32b1,33a1
とゴム層42との接合強度が高められる。ただし、ゴム
層42の圧縮率は小さいので、ゴム層42の状態は、圧
入タイプのカラー部に較べて良好であり、内外筒接着タ
イプのカラー部に近似している。
筒部32b1 及び半円筒部33a1とは接着されていな
いが、突出ゴム層43a,43bが挟持板部32b2,3
3a2 及び挟持板部32b3,33a3 に挟まれかつ固定
板部33b1 がアーム部32aに、固定板部33b2 が
固定板部32cに圧着状態で固定されることにより、一
対の突出ゴム層43a,43bが挟持板部32b2,33
a2 及び挟持板部32b3,33a3 によって強固に挟ま
れて固定される。そのため、各ゴム層42,43a,4
3bが全体としてリンク部材31に強固に固定される。
さらに、ゴム層42も半円筒部32b1,33a1 によっ
て圧縮されて縮径するため、半円筒部32b1,33a1
とゴム層42との接合強度が高められる。ただし、ゴム
層42の圧縮率は小さいので、ゴム層42の状態は、圧
入タイプのカラー部に較べて良好であり、内外筒接着タ
イプのカラー部に近似している。
【0026】以上に説明したように、リンク装置30
は、上記第1実施例に較べてゴムブッシュ部材40がリ
ンク部材31にさらに強力に固定されているため、上記
第1実施例に係るリンク装置10よりさらに軸直角方向
のバネ定数、ねじりバネ定数及びヒステリシス特性を改
善することができる。また、リンク装置30の軸直角方
向の耐久性についても同様に改善される。また、リンク
装置30は、上記第1実施例に係るリンク装置10と同
様に、内外筒タイプのリンク装置に較べて、内筒接着の
みでよく、製造工程が簡略化されるので、製造コストを
内外筒タイプのリンク装置に較べて安価にすることがで
きる。また、このリンク装置は、外筒金具を必要としな
いので、内外筒設着タイプのリンク装置に較べて材料コ
ストを削減することができる。
は、上記第1実施例に較べてゴムブッシュ部材40がリ
ンク部材31にさらに強力に固定されているため、上記
第1実施例に係るリンク装置10よりさらに軸直角方向
のバネ定数、ねじりバネ定数及びヒステリシス特性を改
善することができる。また、リンク装置30の軸直角方
向の耐久性についても同様に改善される。また、リンク
装置30は、上記第1実施例に係るリンク装置10と同
様に、内外筒タイプのリンク装置に較べて、内筒接着の
みでよく、製造工程が簡略化されるので、製造コストを
内外筒タイプのリンク装置に較べて安価にすることがで
きる。また、このリンク装置は、外筒金具を必要としな
いので、内外筒設着タイプのリンク装置に較べて材料コ
ストを削減することができる。
【0027】なお、上記各実施例においては、挟持板部
の先端が内側に曲げられているが、これに代えて固定板
部の内側に溶接用の突起部を設けるようにしてもよい。
また、上記各実施例においては、リンク装置の内側ゴム
層に貫通孔(すぐり)は設けられていないが、カラー部
の圧縮方向の直角方向すなわちアーム部の延長線位置に
貫通孔を設けることもできる。また、上記各実施例にお
いては、両カラー部共本発明に係るブッシュ構造である
が、これに限らず、一方のみを本発明に係るブッシュ構
造としてもよい。さらに、上記各実施例に示したリンク
装置の各部分の形状等については、上記構成のものに限
らず、用途等に応じて適宜変更することができる。な
お、本発明に係るリンク装置は、上記各実施例に示した
ように、自動車のサスペンション機構における防振支持
用に最も適したものであるが、その他エンジンマウント
等の防振支持用として用いることもできる。
の先端が内側に曲げられているが、これに代えて固定板
部の内側に溶接用の突起部を設けるようにしてもよい。
また、上記各実施例においては、リンク装置の内側ゴム
層に貫通孔(すぐり)は設けられていないが、カラー部
の圧縮方向の直角方向すなわちアーム部の延長線位置に
貫通孔を設けることもできる。また、上記各実施例にお
いては、両カラー部共本発明に係るブッシュ構造である
が、これに限らず、一方のみを本発明に係るブッシュ構
造としてもよい。さらに、上記各実施例に示したリンク
装置の各部分の形状等については、上記構成のものに限
らず、用途等に応じて適宜変更することができる。な
お、本発明に係るリンク装置は、上記各実施例に示した
ように、自動車のサスペンション機構における防振支持
用に最も適したものであるが、その他エンジンマウント
等の防振支持用として用いることもできる。
【図1】本発明の第1実施例に係るサスペンション用リ
ンク装置を概略的に示す縦断面図及び平面断面図であ
る。
ンク装置を概略的に示す縦断面図及び平面断面図であ
る。
【図2】同リンク装置のリンク部材を概略的に示す平面
図である。
図である。
【図3】ゴムブッシュ部材を概略的に示す正面図及びI
II−III線方向の断面図である。
II−III線方向の断面図である。
【図4】同リンク部材にゴムブッシュ部材を挿着させた
後の状態を概略的に示す縦断面図である。
後の状態を概略的に示す縦断面図である。
【図5】第2実施例に係るサスペンション用リンク装置
を概略的に示す縦断面図及び平面断面図である。
を概略的に示す縦断面図及び平面断面図である。
【図6】同リンク装置のリンク部材を概略的に示す平面
図である。
図である。
【図7】ゴムブッシュ部材を概略的に示す正面図及びV
II−VII線方向の断面図である。
II−VII線方向の断面図である。
【図8】同リンク部材にゴムブッシュ部材を挿着させた
後の状態を概略的に示す縦断面図である。
後の状態を概略的に示す縦断面図である。
10…リンク装置、11…リンク部材、12…アーム
部、13…カラー部、13a…円筒部、13a1 …隙
間、14a,14b…挟持板、15…固定板部、20…
ゴムブッシュ部材、21…内筒金具、22…ゴム層、2
2a…中間部、23…突出ゴム層、30…リンク装置、
31…リンク部材、32…長リンク部品、32a…アー
ム部、32b…カラー部、32b1 …半円筒部、32b
2 ,32b3 …挟持板部、32c…固定板部、33,3
4…短リンク部品、33a…カラー部、33a1 …半円
筒部、33a2,33a3…挟持板部、33b1,33b2
…固定板部、40…ゴムブッシュ部材、41…内筒金
具、42…ゴム層、42a…中間部、43a,43b…
突出ゴム層。
部、13…カラー部、13a…円筒部、13a1 …隙
間、14a,14b…挟持板、15…固定板部、20…
ゴムブッシュ部材、21…内筒金具、22…ゴム層、2
2a…中間部、23…突出ゴム層、30…リンク装置、
31…リンク部材、32…長リンク部品、32a…アー
ム部、32b…カラー部、32b1 …半円筒部、32b
2 ,32b3 …挟持板部、32c…固定板部、33,3
4…短リンク部品、33a…カラー部、33a1 …半円
筒部、33a2,33a3…挟持板部、33b1,33b2
…固定板部、40…ゴムブッシュ部材、41…内筒金
具、42…ゴム層、42a…中間部、43a,43b…
突出ゴム層。
Claims (4)
- 【請求項1】 長尺状のアーム部と、同アーム部の少な
くとも一端に設けられ、周壁の一部が軸方向に除去され
た隙間を有する筒部と同筒部の隙間位置の両端部から略
平行に延出した板状の一対の挟持部とを有し、一つの挟
持部の先端が前記アーム部に一体的に連結されかつ他の
挟持部の先端が同アーム部に略平行に配設された固定板
部に一体的に連結されたカラー部とにより構成されてな
るリンク部材と、 外周面が接着処理された内筒金具と、同内筒金具の周囲
に加硫接着された筒形ゴム層と、同筒形ゴム層の外周の
一部に一体に設けた突出ゴム層とにより構成されてなる
ブッシュ部材とを設けてなり、同ブッシュ部材の筒形ゴ
ム層及び突出ゴム層が、前記リンク部材の筒部及び挟持
部に合わせて挿着されると共に、前記固定板部が対向す
る前記アーム部の表面に圧着状態で固定されるのに伴い
圧縮されて前記カラー部に固定されてなることを特徴と
する防振支持装置。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の防振支持装置にお
いて、 前記一対の挟持部により圧縮された前記突出ゴム層の圧
縮率を、前記筒部により圧縮された前記筒形ゴム層の圧
縮率より大きくしたことを特徴とする防振支持装置。 - 【請求項3】 前記請求項1に記載の防振支持装置にお
いて、 前記リンク部材に、前記筒部の前記隙間の径方向の反対
位置に第2の隙間を設けると共に、同筒部の第2の隙間
位置の両端部から径方向に互いに平行に延出した板状の
一対の第2挟持部と同第2挟持部の先端に取り付けた一
対の第2固定板部とを設け、前記ブッシュ部材に前記突
出ゴム層と径方向の反対位置に第2突出ゴム層を一体に
設け、 同第2突出ゴム層が、前記一対の第2挟持部間に挿着さ
れると共に、前記一対の第2固定板部が互いに圧着状態
で固定されるのに伴い前記一対の第2挟持部により圧縮
されて固定されてなることを特徴とする防振支持装置。 - 【請求項4】 前記請求項3に記載の防振支持装置にお
いて、 前記一対の挟持部により圧縮された前記突出ゴム層の圧
縮率及び前記一対の第2挟持部により圧縮された前記第
2突出ゴム層の圧縮率を、前記筒部により圧縮された前
記筒形ゴム層の圧縮率より大きくしたことを特徴とする
防振支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3616195A JPH08210408A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 防振支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3616195A JPH08210408A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 防振支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08210408A true JPH08210408A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=12462051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3616195A Pending JPH08210408A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 防振支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08210408A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998005520A1 (de) * | 1996-08-07 | 1998-02-12 | Btr Antivibration Systems Germany Gmbh | Pendelstütze und verfahren zu deren herstellung |
| EP0849491A3 (de) * | 1996-11-29 | 2000-01-26 | BTR AVS Technical Centre GmbH | Pendelstütze |
| DE10222891B3 (de) * | 2002-05-23 | 2004-02-19 | Trelleborg Automotive Technical Centre Gmbh | Pendelstütze, insbesondere zur Abstützung des Motors an der Karosserie eines Kraftfahrzeugs |
| EP2407323A1 (de) * | 2010-07-13 | 2012-01-18 | KHT Fahrzeugteile GmbH | Gestänge zwischen einer Radaufhängung und einem an ein Steuergerät angeschlossenen Drehwinkesensor |
| WO2016078830A1 (de) * | 2014-11-18 | 2016-05-26 | Zf Friedrichshafen Ag | Strukturbauteil für ein kraftfahrzeug |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP3616195A patent/JPH08210408A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| DE10222891B3 (de) * | 2002-05-23 | 2004-02-19 | Trelleborg Automotive Technical Centre Gmbh | Pendelstütze, insbesondere zur Abstützung des Motors an der Karosserie eines Kraftfahrzeugs |
| EP2407323A1 (de) * | 2010-07-13 | 2012-01-18 | KHT Fahrzeugteile GmbH | Gestänge zwischen einer Radaufhängung und einem an ein Steuergerät angeschlossenen Drehwinkesensor |
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