JPH077609Y2 - 板重合用膨張型リベット - Google Patents

板重合用膨張型リベット

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JPH077609Y2
JPH077609Y2 JP40323690U JP40323690U JPH077609Y2 JP H077609 Y2 JPH077609 Y2 JP H077609Y2 JP 40323690 U JP40323690 U JP 40323690U JP 40323690 U JP40323690 U JP 40323690U JP H077609 Y2 JPH077609 Y2 JP H077609Y2
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JP
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shaft
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JP40323690U
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JPH0434507U (ja
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篤 高橋
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Nifco Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は複数枚の金属や合成樹
脂のパネル、或いは木版を重合状に固定する雌部材と雄
部材とからなる膨張型リベットに関する。
【0002】
【従来の技術】その様なリベットで、雌部材の鍔の下面
から下向きに突出する複数の弾性脚片を重合すべき複数
枚のパネルの一連に揃えた孔に挿入し、次いで雄部材の
軸部を雌部材の鍔にある開口を通じ弾性脚片で囲まれた
内部に押込み、軸部の上の頭部の上面が鍔の上面とほゞ
同一面になったとき軸部の途中に設けてある拡張部が弾
性脚片を半径方向外向きに変形させてパネルを重合状に
固定し、必要に応じ雄部材を更に押込んで頭部の上面を
鍔の上面よりも低くすると弾性脚片は自身の弾性で元通
りに復帰してパネルを固定から釈放するタイプのものは
特公昭48−13144号公報で公知である。
【0003】これは各弾性脚片の下端に半径方向内向き
の突起を設け、又、軸部には途中の拡張部の上下に上記
突起を収容する凹部を設け、パネルを重合状に固定する
場合は軸部の押込みにより拡張部が内側から各弾性脚片
の下端の突起を押して弾性脚片を半径方向外向きに変形
させ、更に押込むと突起は拡張部の上の凹部に入って各
弾性脚片は元通りに戻ってパネルを固定から釈放するの
である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記リベットは雄部材
の拡張部の下に設けられた凹部が軸部の下端に開放して
いるため雄部材を雌部材中に通した仮組立状態にするこ
とができず、両部材はバラバラになって紛失する虞れが
ある。又、パネルを重合状に固定したときも、雄部材を
更に押込んで固定を釈放したときも雄部材の回りで雌部
材は自由に回動でき、特にパネルを固定している状態で
雌部材にねじり方向の力が作用すると弾性脚片の下端の
突起は拡張部から外れ固定が釈放することがある。そし
て、拡張部から外れるのを防止するため突起の半径方向
内向きの突出量を多くしたり、雄部材の拡張部の凹溝を
深くしたりするとパネルを重合状に固定するために雄部
材を雌部材中に押込む挿入力を大きくしなければなら
ず、操作が困難になる。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本考案の板重合用
膨張型リベットは、上下方向の開口を有する鍔と、上記
鍔の下面の開口の回りから下向きに突出し、下端に半径
方向内向きの突起を有すると共に、上端部内周に半径方
向内向きに突出する係止段部を有する相互に切割部で隔
てられた複数の弾性脚片を備えた雌部材と、上記雌部材
の開口と、複数の弾性脚片で囲まれた内部に夫々通るこ
とができる軸部と、軸部の上端に設けられた頭部とを有
し、上記軸部の途中には上記頭部の上面が雌部材の鍔の
上面にほゞ揃ったときに上記雌部材の各弾性脚片の下端
の突起と係合して弾性脚片を半形方向外向きに開脚させ
る拡張部と、拡張部の上下に上記弾性脚片の下端の上記
突起を収容、捕捉する凹部を設けた雄部材とからなり、
上記雄部材の軸部は、上記雌部材の各切割部に入込んで
各脚片の捩れを防ぐ縦鰭片と、膨出した上記拡張部の上
下に上記凹部を形成するため、軸部を局部膨出させて作
った上側の膨らみと下側の膨らみとを備え、雄部材の頭
部の上面が雌部材の鍔の上面にほゞ揃った位置よりも更
に雄部材の頭部を押込んだ際、雄部材の頭部を前記雌部
材の係止段部に当接させることを特徴とする。
【0006】
【実施例】図示の実施例において、Fは雌部材で、1は
その鍔、2は開口、3…は弾性脚片、4は各弾性脚片の
下端の半径方向内向きの突起、5は弾性脚片を相互に隔
てる切割部、Mは雄部材で、6はその頭部、7は軸部を
示し、両部材FとMはプラスチックで成形してある。
【0007】この実施例では雌部材の弾性脚片3は4本
であるため雄部材の軸部7は軸心7′から等間隔放射状
に突出する4つの鰭片8…で構成されている。各鰭片8
の厚さは弾性脚片3,3間の切割部5に対応し、軸心か
らの突出量は上記切割部内に摺接できる程度である。
【0008】そして、軸部7の上記鰭片8,8の相互に
隣接した間隔の途中には、前記頭部6の上面が雌部材の
鍔1の上面にほゞ揃ったときに各弾性脚片の下端の突起
4と係合する拡張部9と、上記拡張部9の上下に上記突
起4を収容する凹部10と11を有し、軸部7の下端に
は上記拡張部の下の凹部11を下から閉じる錐形の膨ら
み12が尖端を下に向けて設けられている。尚、この実
施例では錐形の膨らみの大径な上端の直径は頭部6ない
し雌部材の鍔の開口2とほゞ同じである。
【0009】又、雌部材の各弾性脚片3の内面の上端部
には半径方向内向きに突出する係止段部14が設けてあ
る。この係止段部13は、そこから下の弾性脚片3の内
面を肥厚させることにより図示の如く形成できる。
【0010】鰭片8…と切割部5…の向きを合わせ、雄
部材を雌部材の鍔の開口2に上から押込むと各鰭片の外
縁部は夫々切割部5に摺接する。そして、軸部の下端に
設けた錐形の膨らみ12は各弾性脚片3の突起4を内側
から押し、弾性脚片を半径方向外向きに撓ませて弾性脚
片で囲まれた内部を下に通り抜け、これにより各弾性脚
片3は突起4を拡張部9の下の凹部11に入れて元通り
に戻る(図1)。
【0011】この状態で雄部材を上に引いても錐形の膨
らみ12の上面が各弾性脚片の突起4に引っ掛かるので
雌部材から抜けず、これにより雄部材と雌部材を仮組立
状態に保持しておくことができる。
【0012】パネルA,Bを重合状に固定するには両パ
ネルの孔を一連に揃え、鍔1の下面が上のパネルの上面
に当接するまで弾性脚片3…を両パネルの孔に挿通し、
次いで雄部材を雌部材に対して押込む。これにより雄部
材の頭部6の上面が雌部材の鍔1の上面にほゞ揃ったと
き拡張部9は各弾性脚片の突起4を内側から押し、各弾
性脚片を半径方向外向きに撓ませ、両パネルA,Bを鍔
1の下面に押付けて固定する(図8左半)。この場合、
僅かな力で雄部材が上下に動き、弾性脚片の突起4が拡
張部9から外れるのを防止するため、拡張部9には図示
の如く円周方向の溝9′を設けておくのが好ましい。
【0013】パネルの重合固定を開放するには図8の右
半に示す如く雄部材を更に雌部材中に押込む。これによ
り各弾性脚片3の突起4は拡張部9上の凹部10に入
り、弾性脚片は元通りになる。
【0014】このとき、雄部材の頭部6は雌部材の鍔に
ある開口2を下に通過し、その下面は雌部材の各弾性脚
片3の内面上端部にある係止段部14に当接し、雄部材
がそれ以上、下に押込まれるのを防止する(図8右
側)。
【0015】又、こうして固定を開放したリベットを再
使用するにはパネルA,Bの孔から抜き出し、雄部材を
雌部材に対して押し上げ図1の状態に戻す。
【0016】雄部材1を図1の仮組立状態から図8の左
半の固定状態にするのを容易にするため、下の凹部11
には拡張部9に向かって各弾性脚片の突起4が乗り上っ
て行くカム斜面11′を設けておくとよい。
【0017】又、図8の右半の固定を開放した状態から
図1の仮組立状態に戻すのを容易にするため拡張部上の
凹部10には拡張部9に向かって同様に各弾性脚片の突
起4が乗り上るカム斜面10′を設けておくとよい。
【0018】そして、図8右半の固定を開放した状態で
雄部材が軸方向に動くのを防止するため上の凹部10の
上方には弾性脚片3の内面にピッタリと接触する膨らみ
13を鰭片8,8の隣接間隔に設けておくとよい。
【0019】尚、この実施例では4つの鰭片8を軸心か
ら同量突出させ、各切割部5に摺接させたが、樹脂材料
の使用量の節減を図るには一つ或いは一部の鰭片だけを
切割部5に摺接させ、残りの鰭片は軸心からの突出量を
少なくして切割部に摺接しない様にしても同効である。
【0020】
【考案の効果】このように本考案のリベットは雄部材を
雌部材中に押込んで第1図の仮組立状態にしておくこと
ができるので両部材がバラバラになって紛失する虞れが
ないと共に、雄部材の軸部の鰭片が弾性脚片相互間の切
割部に入込んで摺接するため雌部材の各弾性脚片が捩れ
にくゝ、これにより固定状態でねじり方向の力が作用し
ても固定が外れることはない。
【0021】更に、パネルの重合固定を開放するために
雄部材を雌部材中に押込むと(図8右半)、雄部材の頭
部の下面は雌部材の弾性脚片の内面上端部に形成された
係止段部に当接し、それ以上、下に雄部材が押込まれる
のを阻止するので、雄部材が雌部材から下に抜け出るこ
とはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のリベットの仮組立状態の一半を断面に
した正面図である。
【図2】図3のII−II線での雌部材の断面図であ
る。
【図3】雌部材の左半は上から、右半は下から見た平面
図。
【図4】雄部材の正面図である。
【図5】図4の雄部材のV−V線での断面図である。
【図6】図4の雄部材のVI−VI線での断面図であ
る。
【図7】図1のVII−VII線での断面図である。
【図8】左半はパネルの重合固定状態の断面図であり、
右半は固定を解放した状態の断面図である。
【符号の説明】
F 雌部材 1 鍔 2 開口 3 弾性脚片 4 突起 5 切割部 M 拡張部 6 頭部 7 軸部 8 鰭片 9 拡張部 10 凹部 11 凹部 12 下側の膨らみ 14 係止段部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下方向の開口を有する鍔と、上記鍔の下
    面の開口の回りから下向きに突出し、下端に半径方向内
    向きの突起を有すると共に、上端部内周に半径方向内向
    きに突出する係止段部を有する相互に切割部で隔てられ
    た複数の弾性脚片を備えた雌部材と、上記雌部材の開口
    と、複数の弾性脚片で囲まれた内部に夫々通ることがで
    きる軸部と、軸部の上端に設けられた頭部とを有し、上
    記軸部の途中には上記頭部の上面が雌部材の鍔の上面に
    ほゞ揃ったときに上記雌部材の各弾性脚片の下端の突起
    と係合して弾性脚片を半径方向外向きに開脚させる拡張
    部と、拡張部の上下に上記弾性脚片の下端の上記突起を
    収容、捕捉する凹部を設けた雄部材とからなり、上記雄
    部材の軸部は、上記雌部材の各切割部に入込んで各脚片
    の捩れを防ぐ縦鰭片と、膨出した上記拡張部の上下に上
    記凹部を形成するため、軸部を局部膨出させて作った上
    側の膨らみと下側の膨らみとを備え、雄部材の頭部の上
    面が雌部材の鍔の上面にほゞ揃った位置よりも更に雄部
    材の頭部を押込んだ際、雄部材の頭部を前記雌部材の係
    止段部に当接させることを特徴とする板重合用膨張型リ
    ベット。
JP40323690U 1990-12-14 1990-12-14 板重合用膨張型リベット Expired - Lifetime JPH077609Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40323690U JPH077609Y2 (ja) 1990-12-14 1990-12-14 板重合用膨張型リベット

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JPH0434507U JPH0434507U (ja) 1992-03-23
JPH077609Y2 true JPH077609Y2 (ja) 1995-02-22

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