JPH077623Y2 - 分離式自動調心クラッチレリーズ軸受装置 - Google Patents

分離式自動調心クラッチレリーズ軸受装置

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JPH077623Y2
JPH077623Y2 JP8957189U JP8957189U JPH077623Y2 JP H077623 Y2 JPH077623 Y2 JP H077623Y2 JP 8957189 U JP8957189 U JP 8957189U JP 8957189 U JP8957189 U JP 8957189U JP H077623 Y2 JPH077623 Y2 JP H077623Y2
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Inventor
祥一 辻本
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エヌティエヌ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車のエンジンとトランスミッションと
の間に介在して前者から後者への動力の伝達・遮断を行
うクラッチに使用されるクラッチレリーズ軸受装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来のクラッチレリーズ軸受装置の例として第7図はダ
イヤフラムスプリングの回転中心と軸受回転中心との偏
心を補正するようにした自動調心式のものを示してお
り、クラッチ開放用フォーク部材によって矢印のように
軸方向に動かされるスライド・エレメント(A)、スラ
イド・エレメント(A)の作動によってクラッチ解放装
置に作用する部分を持った軸受アセンブリ(B)、およ
び、軸受アセンブリ(B)をスライド・エレメント
(A)に向けて軸線方向に押圧し、両者を調心可能に固
着させる弾性部材(C)を主たる構成要素としている。
スライド・エレメント(A)はクラッチ解放用フォーク
部材と係合しうる側板(4)と、この側板(4)と一体
化した樹脂製のスリーブ(2)とからなる。軸受アセン
ブリ(B)は、内輪(12)と外輪(14)と鋼球(16)と
からなり、内輪(12)の一端に、クラッチカバーのダイ
ヤフラムスプリング(3)に当接する接触部(12a)を
有する。弾性部材(C)はスリーブ(2)の外周に機械
加工により設けた溝に装着され、外輪(14)を側板
(4)に向けて押圧する。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述の従来のクラッチレリーズ軸受装置は、弾性部材
(C)を取り付けるために内輪(12)とスリーブ(2)
との間に比較的大きなすきまを設ける必要があり、しか
も、その取り付けには特殊の治工具を使用しなければな
らない。そして、一旦弾性部材(C)を装着してしまえ
ば、クラッチレリーズ軸受装置は非分離となる。したが
って、スライド・エレメント(A)または軸受アセンブ
リ(B)のどちらか一方だけが破損した場合でも、クラ
ッチレリーズ軸受装置全体を交換しなければならず、不
経済である。
そこで、この考案の目的とするところは、上に述べたタ
イプの自動調心クラッチレリーズ軸受装置を改良して、
調心性のメリットを生かしつつ、分離可能で、しかも簡
単に結合することのできる構造となすことである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案のクラッチレリーズ軸受装置は、互いに分離・
結合自在のスライド・エレメントと軸受アセンブリから
なる。
スライド・エレメントは、外周に側板と環状体を固定し
た状態にそれらと一体的に射出成形された樹脂製のスリ
ーブを含む。環状体は円周等配位置に突設したばね部材
を有する。各ばね部材は、側板から離隔した軸方向位置
で、環状体の一端から半径方向外向きに立ち上がった基
部と、その基部から周方向に延長した板ばね部を有す
る。板ばね部は、側板と平行な平面に対して湾曲してお
り、軸方向で、側板側への弾性復元力を具備する。側板
はばね部材に隣接してばね部材側に突出したストッパを
有する。
軸受アセンブリは、内輪と、外輪と、内・外輪間に介在
する鋼球を含む。内輪は一端に、クラッチ解放装置と当
接するための接触部を有する。外輪は内輪の接触部とは
反対側の端部に、半径方向内向きの鍔部を有する。鍔部
には、スライド・エレメントのばね部材およびストッパ
の対と対応する位置に、鍔部を軸方向に貫通する凹所が
形成されている。各凹所と一対のばね部材およびストッ
パは、次のような関係に対応づけてある。すなわち、鍔
部が凹所の一方の壁とストッパとが当接する角度位置に
あるときばね部材と鍔部が係合し、鍔部が凹所の他方の
壁とストッパが当接する角度位置にあるときばね部材お
よびストッパの対と凹所の位相が合致する。
〔作用〕
外輪の鍔部の凹所をばね部材およびストッパの対に対し
て位相合わせして軸受アセンブリをスライド・エレメン
トのスリーブ上を側板に向けて押し進める。そして、鍔
部が側板に当接したら、外輪を所定方向に、凹所の一方
の壁がストッパに当たるまで回転させる。これにより、
軸受アセンブリとスライド・エレメントが結合してクラ
ッチレリーズ軸受装置を構成する。この状態では、ばね
部材が外輪の鍔部を側板に押し付けて、軸受アセンブリ
とスライド・エレメントとの結合を維持する。ばね部材
による弾性的な押圧であるため、両者間の調心作用を損
ねることはない。
軸受アセンブリとスライド・エレメントを分離させるに
は、外輪を上とは反対の方向に回転させてから、軸方向
に引き離すだけでよい。すなわち、外輪を凹所のもう一
方の壁がストッパに当たるまで回転させることにより、
凹所とばね部材およびストッパとの位相が合致して、両
者の軸方向の引き離しを可能ならしめる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例につき添付図面に従って詳細に
説明する。
第1図において、軸受アセンブリおよびスライド・エレ
メントはそれぞれ参照数字(20)および40で包括的に指
してあり、これら両者が結合してクラッチレリーズ軸受
装置を構成している。
まずスライド・エレメント(40)について述べると、ス
ライド・エレメント(40)は外周に側板(44)と環状体
(46)とを固定した状態に、それらと一体的に樹脂製の
スリーブ(42)を射出成形したものである。環状体(4
6)の円周方向等配位置にばね部材(48)を配設してあ
る。各ばね部材(48)は、側板(44)から離隔した端部
に、半径方向外向きに立ち上がった基部(48a)と、そ
の基部(48a)から周方向に延長した板ばね部(48b)を
有する。板ばね部(48b)は、側板(44)と平行な平面
に対して湾曲させて、軸方向で側板(44)側への弾性復
元力を付与してある。側板(44)はばね部材(48)に隣
接してばね部材(48)側に突出したストッパ(44a)を
有する。このストッパ(44a)は図示するように側板(4
4)に一体的に形成させるほか、別部材として側板(4
4)に固着するようにしてもよい。
軸受アセンブリ(20)は、内輪(22)、外輪(24)、お
よび、これら内・外輪(22、24)間に介在する鋼球(2
6)を含んでいる。なお、軸受内部への異物の侵入およ
び外部への潤滑剤の洩出を防止するために通常使用され
るシール(28)を設けるのが望ましい。内輪(22)は一
端に接触部(22a)を形成している。この接触部(22a)
は、クラッチ解放部材のダイヤフラムスプリング(30)
と当接する。外輪(24)は、内輪(22)の接触部(22
a)とは反対側の端部に、半径方向内向きの鍔部(24a)
を有する。この鍔部(24a)は図示するように外輪(2
4)に一体的に形成させるほか、別部材として外輪(2
4)に被冠させるようにしてもよい。鍔部(24a)には既
述のばね部材(48)と同数の凹所(24b)が形成されて
いる。凹所(24b)はばね部材(48)およびストッパ(4
4a)の対と対応する位置、間隔、寸法に設定する。すな
わち、半径方向の位置および周方向の間隔につき対応づ
けるとともに、凹所(24b)の周方向の巾を、ばね部材
(48)およびストッパ(44a)の対の周方向端部間距離
よりも大きくする。換言すれば、1つの凹所(24b)
に、1対のばね部材(48)およびストッパ(44a)が収
容されうるような寸法関係とする。
内輪(22)および鍔部(24a)の内径は、スリーブ(4
2)および環状体(46)の外径より大きく、軸受アセン
ブリ(20)がスライド・エレメント(40)に対して偏心
するのを許容して調心性を確保している。
軸受アセンブリ(20)とスライド・アセンブリ(40)と
は結合・分離が自在である。まず、両者を結合させると
きは、軸受アセンブリ(20)を外輪(24)の鍔部(24
a)の凹所(24b)とばね部材(48)およびストッパー
(44a)の対との位相を合わせてスリーブ(42)上を側
板(44)に向けて押し進める。そして、鍔部(24a)が
側板(44)に当たったら(第4図及び第5図)、続いて
凹所(24b)の一方の壁がストッパ(44a)に当たるまで
外輪(24)を第4図の時計方向に回す(第2図および第
3図)。その際、鍔部(24a)はばね部材(48)の板ば
ね部(48b)を弾性変形させながら側板(44)とばね部
材(48)との間に進入する。その結果、鍔部(24a)が
ばね部材(48)で側板(44)側へ押しつけられて軸受ア
センブリ(20)とスライド・エレメント(40)は一体化
する。この状態にあっては、ばね部材(48)と鍔部(24
a)とが互いに干渉して軸受アセンブリ(20)とスライ
ド・エレメント(40)を軸方向に離反させることはでき
ない。
次に、そのように一体化した軸受アセンブリ(20)とス
ライド・エレメント(40)を分離させるには、まず、外
輪(24)を第2図の反時計方向に、凹所(24b)の他方
の壁がストッパ(44a)に当たるまで回す。すると、凹
所(24b)とばね部材(48)およびストッパ(44a)の対
との位相が合致する(第4図および第5図)。したがっ
て、この状態から軸受アセンブリ(20)とスライド・エ
レメント(40)を軸方向に引き離すことにより、凹所
(24b)がばね部材(48)およびストッパ(44a)と干渉
することなく通過し、両者の分離が可能となる。
第6図に示す実施例では、ばね部材(48)の板ばね部
(48b)にフック(48c)が延長形成されている。このフ
ック(48c)は凹所(24b)の一方の壁となる鍔部(24
a)の端部に弾性的に掛止して、外輪(24)が勝手に回
って軸受アセンブリ(20)とスライド・エレメント(4
0)を分離させてしまうのを防止する。分離させるべき
ときは、鍔部(24a)でフック(48c)をその弾性復元力
に抗して強制的に弾性変形させながら外輪(24)を回し
たうえ、軸方向に引き離せばよい。
上に述べたいずれの実施例においても、ばね部材(48)
の板ばね部(48b)は丸みをつけて湾曲させておくこと
により鍔部(24a)との係合・離脱が円滑となる。ま
た、ばね部材(48)の数や板ばね部(48b)の弾性復元
力は、外輪(24)の逆回転防止と、調心機能とを勘案し
て適当な値が得られるように設定する。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案のクラッチレリーズ軸受
装置は、軸受アセンブリとスライド・エレメントを分離
可能にしたので、軸受やスリーブなどの部品が損傷した
ときは、軸受アセンブリかスライド・エレメントのうち
どちらか該当する方だけを交換すればよく、従来のよう
にクラッチレリーズ軸受装置全体を取り替えるのに比べ
て非常に経済的である。
しかも、取り替えに際しては、軸受アセンブリの外輪を
所定方向に回して引き抜くだけで軸受アセンブリとスラ
イド・エレメントとを分離させることができ、また、軸
受アセンブリをスリーブに嵌め込んで外輪を逆方向に回
すだけで両者の結合が完了する。このように何ら特別の
工具を使用することなく、ワンタッチで、分離・結合作
業を行うことができる。
第6図の実施例のようにばね部材にフックを設けること
により、軸受アセンブリとスライド・エレメントの一層
確実な結合が維持される。
【図面の簡単な説明】
第1図はクラッチレリーズ軸受装置の半断面図、 第2図は第1図のII−II矢視図、 第3図は第2図のIII−III矢視図、 第4図は分離時の凹所の位置関係を示す第2図と類似の
図、 第5図は第4図のV−V矢視図、 第6図はばね部材の変形例を示す図、 第7図は従来例を示す半断面図である。 20:軸受アセンブリ 22:内輪 22a:接触部 24:外輪 24a:鍔部 24b:凹部 40:スライド・エレメント 42:スリーブ 44:側板 44a:ストッパ 46:環状体 48:ばね部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸受アセンブリとスライド・エレメントか
    らなり、 軸受アセンブリは、クラッチ解放装置と当接する接触部
    を一端に形成した内輪と、内輪の接触部とは反対側の端
    部に半径方向内向きの鍔部を有する外輪と、内・外輪間
    に介在する鋼球とを含み、 スライド・エレメントは、外周に側板と環状体とを固定
    した状態にそれらと一体的に射出成形された樹脂製のス
    リーブを含み、 環状体は側板から離隔した端部に円周等配のばね部材を
    有し、側板はこのばね部材に隣接してばね部材側に突出
    したストッパを有し、外輪の鍔部にばね部材およびスト
    ッパの対を軸方向に通過させうる周方向の巾の凹所を形
    成して、鍔部が凹所の一方の壁とストッパとが当接する
    角度位置にあるときばね部材と鍔部が係合し、 鍔部が凹所の他方の壁とストッパとが当接する角度位置
    にあるとき、ばね部材およびストッパの対と凹所の位相
    が合致するようにした分離式自動調心クラッチレリーズ
    軸受装置。
JP8957189U 1989-07-28 1989-07-28 分離式自動調心クラッチレリーズ軸受装置 Expired - Lifetime JPH077623Y2 (ja)

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JPH0328328U JPH0328328U (ja) 1991-03-20
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