JPH077642A - 目玉型組立体と軸旋回可能な取付けができるキャリッジ組立体とを具える監視装置 - Google Patents

目玉型組立体と軸旋回可能な取付けができるキャリッジ組立体とを具える監視装置

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JPH077642A
JPH077642A JP4229134A JP22913492A JPH077642A JP H077642 A JPH077642 A JP H077642A JP 4229134 A JP4229134 A JP 4229134A JP 22913492 A JP22913492 A JP 22913492A JP H077642 A JPH077642 A JP H077642A
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ジェームス・ダブリュー・ミラー
Michael Smith
マイケル・スミス
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】監視装置,とりわけ,カメラ・レンズ組立体を
利用する監視装置に関する。 【構成】第1及び第2の軸の周りで回転し,ハウジング
内の目玉型組立体2を形成し,カメラ・レンズ組立体4
がシュラウド3に取り囲まれる監視装置1である。目玉
組立体をハウジングに取付けるキャリッジ組立体6を所
定位置に旋回するピボット及び係合部品を含む。さらに
レンズ軸に沿い,取付け調整可能な弾性的な環状部材の
カメラ・レンズ取付け具と,カメラ・レンズ組立体とケ
ーブル支持組立体により旋回軸の周りで巻きつき可能で
ある。シュラウド3,及び該外部を観察する円形の開口
部3Cの使用法と,外側表面を開口部の領域内に有する
レンズ部材の使用法とが開示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、監視装置、とりわけ、
カメラ・レンズ組立体を利用する監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】当技術分野では、監視下の場所の観察を
可能にすべくカメラ・レンズ組立体を監視装置中に利用
する形式の監視装置は周知である。この監視装置には、
カメラ・レンズ組立体を収めるためのハウジングが設け
られている。典型的なハウジングには上部支持部が含ま
れる。この上部支持部はドーム形状の場合が多いが、こ
の上部支持部からカメラ・レンズ組立体が懸垂される。
下部はこれももまたドーム形状の場合が多く、これが上
部支持部に当接してハウジングを完結させ、これによっ
てカメラ・レンズ組立体が完全に包み込まれる。下部
は、カメラ・レンズ組立体によってハウジングの外部を
観察できるように、光透過性にもなっている。
【0003】上の形式の監視装置において、カメラ・レ
ンズ組立体は、第1の軸の周りで回転するように、ハウ
ジングの支持部に結合されている取付け部材によって担
持される。この第1の軸は通常、垂直軸である。カメラ
・レンズ組立体は更に、第2の軸の周りで組立体自体が
回転できるように、取付け部材上に支持される。この第
2の軸は通常、水平軸である。この方法によって、取付
け部材の回転とカメラ・レンズ組立体の回転とで、カメ
ラ・レンズ組立体を、いわゆる「パンニング」及び「テ
ィルティング」させるべく、それぞれ水平面内及び垂直
面内で運動させることができる。この「パンニング」及
び「ティルティング」によってまた、監視下に置かれる
場所についての所望の観察範囲が与えられる。
【0004】この形式の監視装置の或る種の装置では、
不透明性又は不透過性の筐体又はシュラウドも用いられ
る。このシュラウドは、取付け部材に固定され、取付け
部材と共に回転し、下部ハウジング部とカメラ・レンズ
組立体との間に延在する。したがって、シュラウドによ
ってカメラ・レンズ組立体が遮蔽され、組立体を光透過
性のハウジング部を通して見るのを難しくする。これに
より、監視下の被写体人物がカメラの視野から容易に逃
避しないようにする。
【0005】監視装置におけるシュラウドの上記の用い
方では、シュラウドに、長い、垂直方向の溝穴を設ける
必要がある。この溝穴により、カメラ・レンズ組立体に
よってシュラウドの外部を組立体のティルティング運動
の範囲全体にわたって見ることが可能になる。しかし、
この溝穴が存在することによってまた、或る視界角度か
ら溝穴を通してカメラ・レンズ組立体を見ることも可能
になる。このことで、シュラウドの所望の遮蔽機能がそ
こなわれる。
【0006】本出願人と同一の出願人によるアメリカ合
衆国特許第4,833,534号においては、溝穴のこ
の望ましくない影響を軽減すべく、追加的な不透過性シ
ャッターを監視装置中に設けている。このシャッター
は、カメラ・レンズ組立体自体によってふさがれない溝
穴の区域を満たすか、若しくは占めるように、カメラ・
レンズ組立体のティルティング運動と共に動くように配
列されている。このシャッターの存在によってカメラ・
レンズ組立体が溝穴を通して見られることは実質的に防
がれるが、この方法では、追加的な可動部品を用いるこ
とと、この部品の運動とカメラ・レンズ組立体のティル
ティング運動とを整合させることもまた必要になる。
【0007】上の形式の監視装置においては、カメラ・
レンズ組立体を担持する取付け部材をハウジングの上部
支持部にボルトで締め付けることもまた慣行的になって
いる。これにより、カメラ・レンズ組立体の設置と保守
点検が、とりわけ頭上又は天井取付け式の場合に、時間
が掛かり、難しくなっている。したがって、この取付け
部材の取付けと取外しを一層迅速に、また手間を掛けず
に行える取付け部材に関する設計が求められている。か
かる設計の1例は、アメリカ合衆国特許第3,945,
367号に開示されている。この特許においては、取付
け部材に、ハウジングの支持部中に置かれる引っ掛けピ
ンによって受け止められる溝穴が設けられている。取付
け部材を捻ることによって、溝穴がピンに固定され、支
持ハウジングに対する取付け部材の所望の形での結合が
実現する。
【0008】しかし、上述の特許第3,945,367
号の配列では、取付け部材中の幾つかの溝穴を支持ハウ
ジング中の対応するピンと整列させることが依然として
必要である。この整列の手順は、とりわけ、カメラ・レ
ンズ組立体の重量を考慮し、また、設置が頭上取付け式
の場合には、難しい処置となり得る。
【0009】上の形式の監視装置において、カメラ・レ
ンズ組立体は、通常、レンズを組立体の撮像装置体に組
み付けるためのカメラ・レンズ取付け具から成る。この
撮像装置体には、監視装置の長さに関する一定の要件に
よって、カメラ本体の残部を取り付けて置いても、取り
付けて置かなくても良い。
【0010】典型的なカメラ・レンズ取付け具におい
て、取付け具は、レンズの背面端の円筒状カラーを係合
すべく適合される。このカラーには、カメラ・レンズ取
付け具の一部分を形成する肩付きの部材の広幅の第1の
円筒状端を受け止める環状の溝穴が具えられている。こ
の環状の溝穴は「Cマウント」と呼ばれている。肩付き
のCマウントの狭い幅の第2の円筒端は、撮像装置体の
ねじ付きの正面端をねじ部を介して受け止めるべく適合
される。
【0011】Cマウントを定位置で保持するために、カ
メラ・レンズ取付け具には更に、固定リング又はナット
が設けられている。このナットには、カラー上の外側ね
じにかみ合う内側ねじを介してカラーにリングが固定さ
れるとCマウントの肩に対向する、内側表面が具えられ
ている。
【0012】上のカメラ・レンズ組立体において、撮像
装置体がカメラ・レンズ取付け具を介してレンズに一旦
固定されると、撮像装置体の位置をレンズの焦点に対し
て調整する必要が生じ得よう。現在、これは、撮像装置
体の部品の予定の動きを可能にする、撮像装置体中に含
まれる調整機構によって達成される。この調整機構は、
多くの場合複雑な設計の機構であるので、このいわゆる
「バック・フォーカス」の調整を行うための別の技法が
求められている。
【0013】
【発明が解決しようとしている課題】したがって、装置
の安全保障がより良く確保される監視装置を提供するこ
とが本発明の目的である。
【0014】監視装置のカメラ・レンズ組立体について
のより良い遮蔽を実現する監視装置を提供することが本
発明の更なる目的である。
【0015】カメラ・レンズ組立体の設置と取外しが迅
速かつ容易にできる監視装置を提供することもまた本発
明の目的である。
【0016】カメラ・レンズ組立体のレンズに対するカ
メラの撮像装置体の調整を容易にする、監視装置のカメ
ラ・レンズ組立体のためのカメラ・レンズ取付け具を提
供することが本発明の更なる目的である。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の原理に従い、上
述の形式の監視装置において、上記及びその他の目的が
部分的に実現される。この形式の監視装置において、シ
ュラウドが監視装置中に備えられ、これによって実質的
にカメラ・レンズ組立体が全面的に取り囲まれ、シュラ
ウドはカメラ・レンズ組立体と共に動くように配列され
る。シュラウドにはそれ自身に、カメラ・レンズ組立体
の視野方向に整列し、組立体の観察用円すい体を通過さ
せるのに十分な程度の、光透過性の領域が設けられてい
る。このようにして、シュラウドは、カメラ・レンズ組
立体と共に目玉型組立体を形成する。
【0018】目玉型組立体は、自身が第1及び第2の軸
の周りでの回転運動が可能であるように監視装置のハウ
ジング中に取り付けられべく適合される。これによっ
て、目玉型組立体のティルティング及びパンニングと、
それに伴うカメラ・レンズ組立体の視野軸のティルティ
ング及びパンニングが可能になる。
【0019】監視装置に関するこの形態では、目玉型組
立体のシュラウドからカメラ・レンズ組立体を見ること
が完全に遮られ、レンズ組立体の観察している方向を検
出することは極めて困難になる。また、シュラウド及び
カメラ・レンズ組立体は目玉型組立体と共に動くので、
遮蔽の効果を生じさせるための追加的な可動部品を整合
させる必要もなくなる。
【0020】以下に開示する本発明の実施例において
は、目玉型組立体に、シュラウドの内部にあって、カメ
ラ・レンズ組立体及びシュラウドを取り付ける、取付け
部材が備えられている。取付け部材は、目玉型組立体に
対して第1及び第2の軸の周りで回転する回転運動を与
えるべく回転するように適合される。
【0021】キャリッジ組立体によってまた、監視装置
ハウジングの支持部への目玉型組立体の結合も行われ
る。キャリッジ組立体には、第1の軸の周りで回転し、
結合装置を介して目玉型組立体の取付け部材を係合す
る、支持装置が含まれている。結合装置によって取付け
部材が支持装置に対して第2の軸の周りで回転できるよ
うになるが、取付け部材は支持装置と共に第1の軸の周
りで回転させられる。支持装置は、ヨークの形状で、取
付け部材の対向する部品に取り付けられる結合装置の個
々の結合部を係合する隔置されたアームを有する。
【0022】本発明の更なる局面では、監視装置のキャ
リッジ組立体には、監視装置ハウジングの支持部の第1
の表面領域を旋回するように係合すべく適合する、ピボ
ット装置が設けられている。キャリッジ組立体にはま
た、キャリッジ組立体が第1の表面領域に対してピボッ
ト装置を介して旋回するにつれてハウジングの第2の表
面領域に係合すべく適合する、係合装置も設けられてい
る。この方法で、キャリッジ組立体はハウジングの支持
部の第1及び第2の表面領域と共に支持係合され、これ
により、キャリッジ組立体及び担持された目玉型組立体
が支持される。
【0023】開示されている実施例では、ピボット装置
及び係合装置は、キャリッジ組立体の反対側に沿って配
列されるそれぞれの第1及び第2の長い部材から成る。
これらの部材には、ハウジングの支持部の第1及び第2
の表面領域を決定するそれぞれの溝穴座区域内に置かれ
るべく適合する、端が設けられている。これに加えて、
これらの部材は、それぞれの端が互いに向けて、また互
いに離れる方向に向けて移動できるように適合されてい
る。その結果、各部材の端は、それぞれの溝穴座区域に
整列する間、互いに向けて移動でき、その後、これらの
区域内に定置されるべく互いに離れる方向に向けて移動
できる。
【0024】長い部材にこの動きを与えるための力は、
部材の端に引き離す力を及ぼす偏り装置によって与えら
れる。ここで部材の端を一緒に移動できるように、この
偏り装置によって与えられる偏りを減らすための更なる
装置が設けられている。
【0025】本発明の更に別の局面では、カメラ・レン
ズ組立体のためのカメラ・レンズ取付け具が設けられて
いる。この取付け具には、肩付き管状部材と、固定及び
調整リングと、波形環状部材又はワッシャの形状の環状
の弾性装置とが含まれる。この弾性装置はレンズと肩付
き部材との間でレンズのカラーの溝穴の中に置かれ、こ
れによって、固定リングをカラーに取付ける際に、肩付
き部材がレンズに対して積極的に、しかし調整可能な状
態で固定される。かくして、肩付き部材を軸方向に制御
可能な状態で移動して、部材及び取付けられた撮像装置
体をレンズ焦点に対して調整することができる。
【0026】本発明の更に別の局面では、カメラ・レン
ズ組立体をキャリッジ組立体に結合する電気的ケーブル
が第2の軸の周りに巻き付けられて、小形化を助長し、
からみ合いを防いでいる。
【0027】本発明の更に別の局面では、目玉型組立体
のシュラウドは球面形状であり、シュラウドの光透過性
領域はシュラウドの中の円形の開口部から成る。これに
加えて、目玉型組立体には、円形開口部を占めるように
シュラウド中に置かれるレンズ部材が備えられている。
レンズ部材は、シュラウドの外側球面状表面にならいこ
れを完成する球面状の外側表面を具えるべく形作られて
いる。この方法で、シュラウドは光透過性の円形開口部
の領域で球面状の外観を保つ。
【0028】
【実施例】図1には、本発明の原理による監視装置が示
されている。装置1は、目玉型組立体2と、目玉型組立
体2を担持するためのキャリッジ組立体6と、目玉型及
びキャリッジ組立体を支持するためのハウジング7とか
ら成る。
【0029】目玉型組立体2は、それ自身、シュラウド
3と、カメラ・レンズ組立体4とから形成される。シュ
ラウド3は、当接する非光透過性の半球形のシェル3a
及び3bから成る。シェル3a及び3bは合体して、実
質的にカメラ・レンズ組立体4を全面的に取り囲む空洞
の球を形成する。シェル3a及び3bは、ねじ21bを
介してシェルをカメラ・レンズ組立体4の取付け部材2
1の周囲に結合することによって、当接関係で保持され
る。
【0030】カメラ・レンズ組立体4によって球形シュ
ラウド3から外部を観察することができるように、半球
形シェル3bには光透過性の観測用開口部3cが設けら
れている。この開口部は、観測軸4aに整列しており、
カメラ・レンズ組立体の観測用円すい体4bを通り抜け
させるのに丁度良い大きさになっている。かくして、開
口部がこの形態になっていることにより、さもなければ
シュラウド3によって完全に遮られてしまうシュラウド
の外部を組立体4によって観察することができる。
【0031】半球形シェル3a及び3bの外側表面を見
えにくくするように適合させることによって、シュラウ
ド3の遮蔽効果を更に高めることができる。これらの表
面は、カメラ・レンズ組立体4の対物レンズ4cのガラ
ス表面と同様に光に対して反射性を持つように作られて
いることが望ましい。これは、これらの表面をレンズの
ガラスの反射性を模する材料で塗装することによって達
成できる。これに替えて、シェルの外側表面を反射性に
する代わりに不透明又は黒色にすることによって、非反
射性にすることもできる。
【0032】キャリッジ組立体6によって、目玉型組立
体2が、第1及び第2の直交軸の周りで目玉型組立体全
体が回転できるように支えられる。これらの第1及び第
2の軸は図1にy軸及びx軸としてそれぞれ示されてい
る。キャリッジ組立体6はまた、ハウジング7の上部又
はハウジング支持部7aに固定される。キャリッジ組立
体がそのように取り付けられる際に、目玉型組立体2は
ハウジングのハウジング覆い部7b中に延在する。覆い
部7bは、目玉型組立体を全体的に取り囲むように上部
ハウジング部7aに当接する。底部7bは更に、典型的
には透明アクリルのような光透過性の材料で作られてい
て、目玉型組立体がハウジング7から外部を観察できる
ようになっている。
【0033】上で示したように、キャリッジ組立体の全
体は、y軸及びx軸の周りで回転できるように、すなわ
ち、旋回及びパンニング運動を行い、カメラ・レンズ組
立体4の観測軸4a及び観測用円すい体4bを種々の位
置に移動させるように適合される。直ぐ分かるように、
この旋回及びパンニング運動の間、シュラウド3が存在
することによって、カメラ・レンズ組立体4が狙ってい
る方向から見られる可能性は実質的に排除される。した
がって、カメラの視野から逃避するのがより難しくな
る。
【0034】図2から図4までに、カメラ・レンズ組立
体4が更に詳細に示されている。ここで示されているよ
うに、取付け部材21は組立体の部品の主要な支持部材
として用いられる。部材21の中心の立上がり部21a
によって、ねじ21bを介して、レンズの通常のズー
ム、絞り、及び焦点の状態を制御するための回転部22
a、22b、及び22cを有するレンズ22のバレルが
保持される。関連するズーム、絞り、及び焦点の制御モ
ータ23、24、及び25もまた、それぞれの歯車23
c、24c、及び25cがレンズ部22a、22b、及
び22cにそれぞれ係合するように、ブラケット23
a、24a、及び25aを介して取付け部材21の適切
な領域に結合される。
【0035】制御モータ23から25までは、それぞれ
のコネクタをカメラ・レンズ組立体印刷回路板26に結
合するそれぞれのリボン状のケーブル23d、24d、
及び25dと、組み合わせのコネクタ23e、24e、
及び25eとを有する。この回路板はねじ26aを介し
て部材21に取り付けられており、この回路板によっ
て、レンズの対応する状態を制御、監視するために、ズ
ーム、絞り、及び焦点用モータへと、また、ズーム、絞
り、及び焦点用モータから、制御用及びその他の信号を
接続することが可能になる。
【0036】取付け部材21には、取付け部材21をキ
ャリッジ組立体6に結合するための継手27及び28も
取り付けられる。これらの継手によって、取付け部材2
1をy軸及びx軸の周りで回転させることにより、この
回転運動が、支持されている部品、すなわち、カメラ・
レンズ組立体の部品及びシュラウド3の部品に分け与え
られ、それに伴って目玉型組立体2が移動される。
【0037】継手27の第1のものは、軸受27aと、
軸受ハウジング27bと、軸27cとから成る。軸27
cには、取付け部材21の1つの水平方向端21dに位
置するねじ付き口径21c中に受け止められるねじ端が
備えられている。軸27cのもう一方の平滑端は、軸受
27a中に圧入嵌合される。軸受27aはまた、x軸の
周りで回転できるように軸受ハウジング27bの中に嵌
合される。
【0038】第2の継手28は、部材21の反対側の端
21eに配置され、これもまた、軸受28aと、軸受ハ
ウジング28b(部分歯車29中の開口部29aの表面
によって形成される)と、軸28cとから成る。軸28
cもまた一端にねじが切ってあり、これで部材21の端
21eに位置するねじ付き口径21f中に受け止められ
る。軸28cのもう一方の平滑端は、これもまたx軸の
周りで回転できるように軸受ハウジング28b中に取り
付けられる軸受28aの中に圧入嵌合される。
【0039】取付け部材21のx軸の周りでのこの回転
の効果を果たすために、付加的なティルト用モータ31
がブラケット31a及びねじ31bを介して部材21に
取り付けられる。モータ31によって、歯車31cが移
動される。モータ31にはまた、カメラ・レンズ組立体
印刷回路板26にモータを結合するリボン状のケーブル
31dとコネクタ31eとが含まれる。
【0040】モータ31が印刷回路板26からの信号に
よって適切に駆動されると、歯車31cの回転が生じ、
この歯車を部分歯車29の歯車表面29bの周りで移動
させる。これによりまた、取付け部材21がx軸の周り
で継手27及び28を介して移動されることによって、
所望のx軸の回転、又は上で論じた目玉型組立体2のテ
ィルティング運動の効果が発現される。
【0041】組立体4についての叙述を続けると、スプ
ール保持器34がねじ33を介して部分歯車29の外側
の平坦表面29cに結合されている。表面29c上のタ
ブ29dによって、保持器34を歯車面上で正常に方向
付けるべく保持器上の溝穴(図示されていない)が係合
される。
【0042】スプール保持器34の周りには、組立体4
とキャリッジ組立体6との間の電気的信号を伝送する主
リボン状ケーブル35が巻き付けられている。この目的
のために、ケーブル35の一端には、印刷回路板26に
取り付けられるコネクタ36が備えられる一方で、他端
には、以下で更に詳細に論じる方法でキャリッジ組立体
6に取り付けられるスリップ・リング・インターフェー
ス又はコネクタ37が担持される。
【0043】スプール保持器34によって、リボン状ケ
ーブル35が、x軸又は旋回軸の周りに巻き付くことに
より、取付け部材21が回転するにつれて巻き付き、巻
き解けることが可能となる。これによってまた、ケーブ
ル35が旋回軸に対して平行な面内で目玉型組立体2か
ら通り抜けることも可能となる。その結果、ケーブルの
実質的な部分は、目玉型組立体2中でこじんまりと配列
され、目玉型組立体が旋回する際に他の部品と接触する
のが避けられる。
【0044】更に、目玉型組立体の外側にはケーブルの
小部分しか出る必要がないので、ケーブルの僅かな部分
しか見えず、キャリッジ組立体の部品と絡まる可能性も
低い。リボン状ケーブル35をx軸の周りで巻き、目玉
型組立体からこのx軸に対して平行に通り抜けさせるこ
とによって、ケーブルの破損を招く恐れのあるケーブル
の拘束も防ぐことができる。
【0045】カメラ・レンズ組立体4のカメラ部につい
ては、図4が最も分かり易い。ここに示されているよう
に、カメラ・アダプタ38は、以下でより詳しく論じる
カメラ・レンズ取付け具39にねじ38aを介して取り
付けられる。カメラ・アダプタ38によって、ねじ41
bを介してアダプタ38に取り付けられる撮像装置体4
1が担持される。アダプタ38中の中央開口部38bに
よって、レンズ22からの映像を撮像装置体で受け取る
ことが可能になる。リボン状ケーブル41aによって、
撮像装置体41とカメラ本体42との間の信号が伝送さ
れる。ケーブル41aは、カメラ本体中の開口部42a
を通してカメラ本体中に受け止められる。
【0046】カメラ本体は、取付け部材21にタブ42
b及びねじ43を介して取り付けられる。カメラ本体4
2はその末端で、取付けねじ45を介してカメラ印刷回
路板組立体44を担持する。カメラ印刷回路板組立体4
4には、回路板に結合されているコネクタ46aと、印
刷回路板26に結合されている第2のコネクタ46bと
を備えるリボン状ケーブル46が含まれる。したがっ
て、カメラによって発生される信号、及びカメラに対す
る制御信号は、これらの回路板を介して処理され、伝送
される。
【0047】上で示したように、カメラ・レンズ組立体
4及びシュラウド3から成る目玉型組立体2は、組立体
2がx軸及びy軸の周りを回転するように、キャリッジ
組立体6によって担持される。これは、y軸の周りを回
転し、組立体4の継手27及び28が固定的に取り付け
られる目玉型組立体支持部材8をキャリッジ組立体6中
で用いることによって達成される。この方法で、y軸の
周りでの回転は支持部材8を介して継手27及び28に
分け与えられて取付け部材21に同様の回転が生じ、そ
の結果、目玉型組立体全体、すなわち組立体4及びシュ
ラウド3に同様の回転が生じる。継手27及び28は更
に、目玉型組立体支持部材8に固定されたまま、目玉型
組立体のy軸の周りでの支持部材に対する回転を依然と
して可能にする。かくして、継手と目玉型組立体支持部
材が整合して目玉型組立体の所望の回転が可能になる。
【0048】図5、図6、及び図7には、キャリッジ組
立体6と目玉型組立体支持部材8がより詳細に示されて
いる。これらの図に示すように、部材8は、平坦な結合
及び中間部8cから伸長する2つのアーム8a及び8b
を有するヨークの形状である。アーム8a及び8bは、
組立体4のスプール保持器34及び軸受ハウジング27
bにアームを取り付けるねじ50a及び50bを介し
て、継手27及び28に固定的に結合される。これらの
ねじは、シュラウド3のシェル3a及び3b中に適合す
る溝穴3fによって形成される開口部3d及び3eを貫
通する。
【0049】直ぐ分かるように、アーム8a及び8bを
継手27及び28に固定的に結合することによって、部
材8のy軸の周りでの回転を継手を介して取付け部材2
1に対して伝えることが可能になる。これによってま
た、取付け部材21が部材8に対してx軸の周りで回転
することも可能になる。かくして、これらの軸の周りで
の目玉型組立体2の所望の回転が生じる。
【0050】目玉型組立体支持部材8のy軸の周りでの
回転は、キャリッジ組立体6中で部材8をねじ52を介
してパン歯車51に取り付けることによって実現され
る。パン歯車51には、座領域に圧入嵌合されるベアリ
ング54によってカラー53が中で捕捉される窪んだ座
領域51aが含まれる。保持リング55が、ベアリング
の如何なる上向きの動きをも防ぐ追加的な装置として、
カラーの上部53aの周りに嵌め込まれている。
【0051】カラー53の上部53aは、ベアリング5
4の上で、部材8の結合部8c中の開口部8dを貫通し
て通り抜ける。上部53aの端面53bは、キャリッジ
・ブラケット56の上部ブラケット板56aの底部表面
に当接し、これに結合される。この結合は、板56a中
の穴56bを通り抜け、カラーの上部53aの端面53
b中のねじ穴に係合するねじ58を介して行なわれる。
【0052】上述の形態により、カラー53及びベアリ
ング54によってパン歯車51がキャリッジ・ブラケッ
ト56に保持される一方で、ベアリング54によって歯
車51がブラケットに対してy軸の周りで回転すること
が可能になる。目玉型組立体支持部材8は、歯車51に
固定されるが、これが同様にキャリッジ・ブラケット5
6に保持される一方で、歯車51と共にブラケットに対
してy軸の周りで回転することが可能になる。
【0053】パン歯車51に対して回転運動を分け与え
るために、歯車62aを有するパン用モータ62が備え
られている。パン用モータ62は、歯車62aが側板5
6d中の溝穴56eと側板56c中の溝穴56fとを通
り抜ける歯車51の一部を係合するように、キャリッジ
・ブラケット56の側板56dに取り付けられる。パン
用モータ62には、リボン状ケーブル62b、及びそれ
に関連するコネクタ62cが備えられている。後者は、
中央演算装置(CPU)印刷回路板61に結合されてい
る。印刷回路板61によって、監視装置1を遠隔地点か
ら制御するための信号が受け取られ、印刷回路板26を
経由しての目玉型組立体からの信号を含む監視装置1の
他の部品への信号が伝送され、それらからの信号が受け
取られる。
【0054】印刷回路板61は、ねじ61aによってブ
ラケット56の側板56dに取り付けられる。ブラケッ
ト56の第2の側板56cにより、ねじ59aで側板に
取り付けられる電源部59が担持される。側板56cに
はまた、パン歯車51を受け止めるための溝穴56fも
備えられている。ケーブル59b、及び59c(点線で
示されている)には、印刷回路板61によって信号の供
給を受ける部品に電力を供給するために印刷回路板61
に結合されている端子59d、及び59eが備えられて
いる。
【0055】キャリッジ・ブラケット56によってま
た、スリップ・リング57も担持される。スリップ・リ
ング57には、カラー53を取り付けるべく用いられる
ねじ58を介して板56aに固定されている円形の平坦
な取付け板57aが備えられている。スリップ・リング
の結合組立体57bは、板57aの下に延在し、ブラケ
ット板56a中の溝穴56gを貫通して、部材8と、保
持リング55と、ベアリング54と、カラー53と、パ
ン歯車51とを下向きに通り抜けている。
【0056】組立体57bからの第1のリボン状ケーブ
ル57cは、上部の板56aの第1の溝穴56h中の定
位置に保持される一方で、ケーブル57eには、目玉型
組立体支持部材8のアーム8b中に溝穴8e中に保持さ
れるコネクタ57fが備えられている(図7を参照のこ
と)。組立体4の印刷回路板26の主リボン状ケーブル
35のコネクタ37はまた、スリップ・リングをコネク
タ57fに結合するために溝穴8eに保持される。リボ
ン状ケーブル57cの端は、コネクタ101aによって
印刷回路板61に結合される。スリップ・リング57の
前述の結合によって、信号を、印刷回路板61と、印刷
回路板26と、監視装置の種々の部品との間で受け渡す
ことが可能になる。
【0057】上で述べたように、キャリッジ組立体6
は、ハウジング7のハウジング支持部7aによって支持
される。キャリッジ組立体6をハウジング支持部7aに
容易に、しかも迅速に取り付けできるように、キャリッ
ジ組立体のキャリッジ・ブラケット板56aには2つの
同様なピボット及び係合組立体63が設けられている。
これらの組立体63は、側板56c及び56dの下部の
水平又は外向き端64中の対向するキャリッジ・ブラケ
ット板の反対側の上、とりわけ、開口部64aの間に取
り付けられる。組立体63の各々(図6を参照のこと)
には、スリーブを定位置に保持する開口部64aの対応
する平坦面64b内に位置する、対向する平坦面を有す
るスリーブ63aが含まれる。
【0058】スリーブ63aの各々の内部には、2つの
同等のピン組立体65がある。各ピン組立体には、ピボ
ット及び係合端66aとこの端の内側に向かってピンを
取り巻くスプリング67とを有するピン66が含まれ
る。各スプリング67によって、その1つの端67aで
ブラケット端64の外側表面64cが係合され、端66
aの内向きに対応するピン66を捕らえる保持ワッシャ
63bがもう1つの端67bで係合される。これによっ
て、ピン66はその端66aを関連するスリーブ63a
の外側に向かって押し付けるように偏らされる。
【0059】各ピン66の外側に向かう動きは、ピンの
第2の端66cに位置する開口部66b中に保持される
作動タブ68によって制限される。各タブ68は、溝穴
によってこの外側に向かう動きに制限を与えるべくタブ
と相互に作用するスリーブ63a中の関連する長い溝穴
63cを貫通する。
【0060】図8から図10までに示されているよう
に、前述のハウジング支持部7aは、ドーム部71a
と、フランジ部71bとから成る。フランジ部71bに
よって、ドーム構造部の下部周囲の境界が形成され、こ
の部分は、平坦で矩形である。矩形の受金物71cがこ
れらのハウジングに取付けられ、これらのハウジングの
中心方向に伸びてこの構造体に堅固さを加える。
【0061】ドーム部71aには更に追加的に、リベッ
ト71eでドームの内壁に保持される座ブロック71d
(図10を参照のこと)が備えられている。座ブロック
71dは対向する組の形に配列され、これによって、ハ
ウジング支持部7aのための第1及び第2の座領域が定
められる。各座ブロック71dには、それぞれの座領域
を形成する溝穴71fが含まれる。
【0062】キャリッジ組立体6、及び取付けられた目
玉型組立体2は、最初に組立体63の1つの作動タブ6
8を係合して関連するピン66とピン端66aとを互い
に向けて運ぶことによって、ハウジング支持部7aに固
定される。ここでキャリッジ・ブラケット56が、組立
体63の撤収されたピンが座ブロック71dの対向する
組の溝穴71fに対する関係で向かい合うように、保持
され、位置付けされる。
【0063】保持されたタブ68は、ここで解放され、
対応するピン66のピン端66aが座溝穴71fの中に
係合、配置される。これによって、この係合の1つとピ
ボット組立体63とが旋回できるようにキャリッジ組立
体6と共にハウジング支持部7aに固定され、目玉型組
立体2はこの1つのピボット組立体から懸垂される。
【0064】ここで、キャリッジ・ブラケットは、それ
ぞれの溝穴71f中に固定された56組立体63のピン
端66aの回転を介して旋回される。この旋回は、他の
ピボット及び係合組立体63が座ブロック71dの対向
する別の組の溝穴71fに対する関係で向かい合うよう
に位置するまで続く。第2の組立体63の作動タブ68
は、対応するピン66を撤収すべく回転の間タブが保持
されていたが、ここで解放される。これらのピンのピン
端66aは、ここでそれぞれの溝穴71fの中に係合、
配置される。このようにして、第2のピボット及び係合
組立体63もまた、ハウジング支持部7aに固定され
る。
【0065】この第2のピボット及び係合組立体63の
固定に伴い、キャリッジ組立体6はハウジング支持部7
aによって懸垂された形で支持された状態になる。ここ
で、キャリッジ組立体6によって保持される目玉型組立
体2もまたこの形になり、上で述べたように、監視下に
ある場所を観察するためのパン及びティルトが可能にな
る。
【0066】キャリッジ組立体6がハウジング支持部7
aに一旦取付けられると、ハウジング覆い部7bがハウ
ジング支持部と当接関係になり、ハウジング7中のキャ
リッジ及び目玉型組立体は完全に包み込まれる。図11
及び図12には、ハウジング覆い部7bが更に詳細に示
されている。ここに示されているように、ハウジング覆
い部7bは、リップ81bによって取り囲まれるドーム
形状部81aから成る。装飾用スカート82は、リップ
81bに結合されて、外向きに延在する。
【0067】スカート82中のチャネル83(図12参
照)によって、チャネル壁の対応する溝穴86を係合す
るクリップ84が支持される、各クリップ84によっ
て、リップ81b中の対応する開口部81cを貫通する
上向きに延在するスタッド87が担持される。スタッド
87に結合されるファスナ・ボール88によって、スカ
ート82及びリップ81bが共に固定される。ヒンジ要
素89もまた、クリップ84の1つのバー87に固定さ
れ、ファスナ・ボール88によって捕らえられた状態に
なる。
【0068】組立ての間に、ハウジング覆い部7bは、
最初にヒンジ要素89を側板56cの開口部56に挿入
することによって、キャリッジ・ブラケット56に取り
付けられる。ブラケット56がハウジング支持部7aに
取り付けられると、そこで覆い部7bがヒンジ要素89
を介して回転して、ボール・スタッド87がブラケット
板56c及び56dの内壁上に担持されるクリップ10
2中に運ばれる。これによって、キャリッジ組立体6及
び目玉型組立体2が完全にハウジング7の中に包み込ま
れる。
【0069】上に示したように、カメラ・レンズ組立体
4には、カメラ組立体、すなわち、現在の事例では、ア
ダプタ38上に支持される撮像装置体41をレンズ22
に取り付けるためのカメラ・レンズ取付け具39が備え
られている。この取付け具は、レンズ22の軸方向の動
きを可能にすべく適合される。その結果、取付け具及び
それにより支持されたカメラ組立体の位置のレンズの焦
点に対する調整、すなわち、レンズ及びカメラのバック
・フォーカス状態の調整ができる。
【0070】図2及び図13に示されるように、カメラ
・レンズ取付け具39は、固定及び調整リング又はナッ
ト81と、肩付き管状部材82と、波形の金属スプリン
グ・ワッシャ又は環状部材の形状の弾性部材83とから
成る。肩付き部材82には、狭い上部管状端82aと、
肩82bと、設定ピン82dと共に設けられている広い
下部管状端82cとが備えられている。部材83は、ボ
ディの周囲を進む時に波状運動を与える環状ボディから
成る。ボディには、典型的には、周囲に3つ乃至4つの
波形が、等間隔、すなわち4つの波形については90°
間隔、3つの波形については120°間隔で備えられて
いる。
【0071】固定及び調整ナット81にはその外側表面
上につまみ81aが備えられ、その内部表面には肩付き
部材82の肩82bを係合すべく適合される環状部81
bが備えられている。内部表面にはまた、ねじ切りさ
れ、カメラ・レンズ取付け具39の部品が取り付けられ
るレンズ及びカラー22g上の対応するねじを係合すべ
く適合される側壁部81cも備えられている。レンズの
端カラー22gにはまた、側壁にノッチ22iが設けら
れている環状溝穴22hも備えられている。
【0072】カメラ・レンズ取付け具39は、最初に波
形ワッシャ83を溝穴22hに置くことによって、カラ
ー22gに取り付けられる。肩付き部材82の広い管状
端82cは、ここで溝穴のノッチ22i中の設定ピン8
2dと共に溝穴中でワッシャの上に置かれる。その後、
固定リング81は、部材82の狭い管状端82aがリン
グより上に突き出すように管状部材82の上に置かれ
る。ここでリングは、内側側壁部81c上のねじがカラ
ー22gの外側表面上のねじに係合するように回され
る。ナットが回転するにつれて、肩付き部材がレンズに
固定された状態になるように、表面部81bが部材82
の肩82bに係合する。この結合は、波形ワッシャ83
によって肩付き部材82に課される力の存在により、積
極的な固定になる。
【0073】ナット81を別の位置に回すことによっ
て、肩付き部材82の位置を調整することができる一方
で、波形ワッシャ83によって依然として積極的な固定
の状態が保持される。これにより、肩付き部材82、及
び撮像装置体41を担持する支持されたアダプタ38
を、レンズの軸方向に正確、かつ積極的に移動させるこ
とが可能になる。レンズの焦点に対して撮像装置体41
の相対的な位置を調整すること、すなわち、バック・フ
ォーカス調整は、かくして、容易に、しかも簡便に達成
される。
【0074】上で論考したように、視野開口部3cを通
してカメラ・レンズ組立体4で球面シュラウドの外部が
観察される。組立体4の観察用円すい体を取り扱うため
に、開口部3cは、水平方向及び長手方向の、望ましく
は円形の、相応の大きさでなければならない。その結
果、この視野開口部が存在することによって、或る位置
から見られる際にシュラウドに円形の平坦なスポット領
域が生成される。この開口部3c中の平坦なスポット領
域は、シュラウド・シェル3a及び3bを連結した状態
のシュラウド3の側面を示す図14で見ることができ
る。
【0075】この平坦なスポット領域が存在することに
よって、開口部3cとその結果としてのカメラ・レンズ
組立体4の視野方向を一定の視野位置から検出すること
が可能になる。この効果は、本発明の更なる局面の原理
に従って、シュラウド3中にレンズ部材91を組み入れ
ることによって最少化される。詳しく言うと、レンズ部
材91は、開口部3cを全面的に占めるようになってお
り、開口部の区域又は領域内でシュラウド・シェル3b
の球面状の外側表面を実質的に完成するように形作られ
る。
【0076】図15及び図16には、シュラウド・シェ
ル3b中に置かれているレンズ部材91が示されてい
る。図16で分かるように、開口部の領域内において、
レンズ部材91の外側表面91aはシュラウド・シェル
3bの球面状の外側表面3b′にならい、これによって
球面状の外側表面を完成させる。かくして、シュラウド
3はこの領域内において球面状に見え、平坦なスポット
は最早見えない。
【0077】図17から図19までには、レンズ部材9
1が一層詳細に示されている。ここで示されているよう
に、レンズ部材91は円形で平坦な構造、すなわち均一
な厚さtで、球面状の構造である外側表面91aを有す
る。この表面の球面状の性質乃至等高線は、開口部3c
の領域内においてシェル3bの球面状の外側表面3b′
を完成させるようになっている。表面91aの正確な等
高線は、シェルの正確な球面状の表面と、開口部の寸法
とに依拠している。
【0078】図18及び図19で分かるように、レンズ
部材91の円形の周囲には肩92が設けられている。こ
の肩によって、円形の開口部3cの境界を作るシェル3
bの内側表面に対向してレンズ部材を置くための座領域
が用意される。環状のテープ又はその他の固定装置93
(図1を参照のこと)がここで肩及び隣接のシュラウド
領域に対して適合して、レンズがシュラウドに固定され
る。
【0079】レンズ91およびシュラウド3bの外側表
面を単一又は完全な球面状の形状に見えるように更に調
製するために、シュラウド・シェル3b及び3aがそう
なっているように、レンズ表面に可視光線に対して部分
的に反射性を持たせることもできる。これに加えて、レ
ンズの色をシェル表面の色と同じにすることもできる。
この色付けの1つの効果は、シェルの表面を不透明に
し、レンズを部分的に不透明にすることである。これを
達成するために、このレンズをCR 39型ポリカーボ
ネートのような部分的に不透明なポリカーボネートで製
作し、シェルの外側表面を大きい粒のポリエステル粉末
で被覆することもできる。
【0080】レンズ部材91を透明なポリカーボネート
を用いる透明な部材として製作することもできることに
留意して置くべきである。これに加えて、このレンズは
必ずしも平面的である必要はないが、入射光について選
択的な焦点を与えるべく種々の厚さを持つように形成す
ることもできる。
【0081】
【発明の効果】シュラウド3中にレンズ91を置くと、
開口部3cを見ること、すなわち、目玉型組立体2のカ
メラ・レンズ組立体4の視野方向を判断することは極め
て難しくなる。その結果、必要に応じて、監視装置1中
で目玉型組立体2をハウジング7の光透過性の底部7b
なしで用いることもできる。更に、シュラウドにカメラ
・レンズ組立体4を収めて目玉型組立体2を形成する、
レンズ91とシュラウド3の組み合わせには、目玉型組
立体について当明細書で特定的に叙述している以外のパ
ン及びティルトを行う用途がある。
【0082】カメラ・レンズ組立体4のカメラを上で示
したように撮像装置体41とカメラ本体42とを別の単
体として有するように示したが、撮像装置体とカメラ本
体とを単一の単位として統合し、この単位体をアダプタ
38に結合することもできることに留意して置くべきで
ある。このような場合、カメラ本体とその部品は、撮像
装置体に結合される集積回路板又はカードを成す。
【0083】シュラウドのシェル3a及び3bを、金属
材料で作るか、若しくは内側表面を導電性材料で被覆す
ることもできることに留意して置くべきである。これに
より、カメラ・レンズ組立体によって発生される電磁輻
射が目玉型組立体から漏れ出して周辺の区域にある機器
を妨害することが防止される。
【0084】総ての場合において、上述の構成は、本発
明の応用を表す可能性のある特定の実施例を単に示して
いるのみであることを理解して置きたい。本発明の神髄
と範囲から逸脱せずに多数の異なる別の構成を容易に実
現することができる。したがって、例えば、当明細書で
開示されているカメラ及びレンズ以外のカメラ及びレン
ズを用いることができるのと同様に、固定の、旋回でき
ないカメラ・レンズ組立体と共にカメラ・レンズ取付け
具39を用いることもできる。また、カメラ・レンズ組
立体のカメラを、アダプタ38を用いずにカメラ・レン
ズ取付け具39に直接取り付けることもできる。このよ
うな取付けは、肩部材82の管状端82aの端面、若し
くは、壁面上に設けられているねじを介して管状端82
aの外側壁面に対して行われる。
【図面の簡単な説明】
本発明の上述の特徴と局面、及びその他の特徴と局面
は、添付の図面と関連して以下の詳細な説明を読むこと
により一層明白となろう。
【図1】本発明の原理による監視装置の分解立体図を示
す。
【図2】図1の監視装置の目玉型組立体のカメラ・レン
ズ組立体の部分分解立体図を示す。
【図3】図1の監視装置の目玉型組立体のカメラ・レン
ズ組立体の組立図を示す。
【図4】図1の監視装置の目玉型組立体のカメラ・レン
ズ組立体についてカメラ部が部分的に分解立体図で示さ
れる組立図を示す。
【図5】図1の監視装置のキャリッジ組立体の分解立体
図を示す。
【図6】図1の監視装置の目玉型組立体及びキャリッジ
組立体の組立図を示す。
【図8】図1の監視装置のハウジングのハウジング支持
部の一部位からの図を示す。
【図9】図1の監視装置のハウジングのハウジング支持
部の一部位からの図を示す。
【図10】図1の監視装置のハウジングのハウジング支
持部の一部位からの図を示す。
【図11】図1の監視装置のハウジングのハウジング覆
い部の一部位からの図を示す。
【図12】図1の監視装置のハウジングのハウジング覆
い部の一部位からの図を示す。
【図13】図2のカメラ・レンズ組立体のカメラ・レン
ズ取付け具を説明する、レンズ組立体の断面図を示す。
【図14】シュラウドの開口部覆いレンズ部材がない状
態での、図1のカメラ・レンズ組立体のシュラウドの側
面図を示す。
【図15】シュラウドの開口部覆いレンズ部材が所定の
位置にあり、シュラウド・シェルが離れている状態で
の、図1のカメラ・レンズ組立体のシュラウドを示す。
【図16】シュラウド・シェルが連結した状態での、図
15のシュラウドの側面図を示す。
【図17】レンズ部材の一部位からの図を示す。
【図18】レンズ部材の一部位からの図を示す。
【図19】レンズ部材の一部位からの図を示す。
【符号の説明】
1 監視装置 3 シュラウド 3c 開口部 4a 観測軸 4b 観測用円すい体 4 カメラ・レンズ組立体
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】 本発明の上述の特徴と局面、及びその他の特徴と局面
は、添付の図面と関連して以下の詳細な説明を読むこと
により一層明白となろう。
【図1】本発明の原理による監視装置の分解立体図を示
す。
【図2】図1の監視装置の目玉型組立体のカメラ・レン
ズ組立体の部分分解立体図を示す。
【図3】図1の監視装置の目玉型組立体のカメラ・レン
ズ組立体の組立図を示す。
【図4】図1の監視装置の目玉型組立体のカメラ・レン
ズ組立体についてカメラ部が部分的に分解立体図で示さ
れる組立図を示す。
【図5】図1の監視装置のキャリッジ組立体の分解立体
図を示す。
【図6】図5のキャリッジ組立体のピボット及び係合組
立体の拡大部分図を示す。
【図7】図1の監視装置の目玉型組立体及びキャリッジ
組立体の組立図を示す。
【図8】図1の監視装置のハウジングのハウジング支持
部の一部位からの図を示す。
【図9】図1の監視装置のハウジングのハウジング支持
部の一部位からの図を示す。
【図10】図1の監視装置のハウジングのハウジング支
持部の一部位からの図を示す。
【図11】図1の監視装置のハウジングのハウジング覆
い部の一部位からの図を示す。
【図12】図1の監視装置のハウジングのハウジング覆
い部の一部位からの図を示す。
【図13】図2のカメラ・レンズ組立体のカメラ・レン
ズ取付け具を説明する、レンズ組立体の断面図を示す。
【図14】シュラウドの開口部覆いレンズ部材がない状
態での、図1のカメラ・レンズ組立体のシュラウドの側
面図を示す。
【図15】シュラウドの開口部覆いレンズ部材が所定の
位置にあり、シュラウド・シェルが離れている状態で
の、図1のカメラ・レンズ組立体のシュラウドを示す。
【図16】シュラウド・シェルが連結した状態での、図
15のシュラウドの側面図を示す。
【図17】レンズ部材の一部位からの図を示す。
【図18】レンズ部材の一部位からの図を示す。
【図19】レンズ部材の一部位からの図を示す。
【符号の説明】 1 監視装置3 シュラウド3c 開口部4a 観測軸
4b 観測用円すい体4 カメラ・レンズ組立体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルイス・エヌ・アンダーソン アメリカ合衆国、33423 フロリダ州、ボ カ・レイトン、エス・ダブリュー・バイソ ン・ストリート 4692 (72)発明者 スティーブ・アウル アメリカ合衆国、33312 フロリダ州、フ ォート・ローダーデール、エンドロス・レ ーン 2401 (72)発明者 ジェームス・ダブリュー・ミラー アメリカ合衆国、33319 フロリダ州、ロ ーダーヒル、エヌ・ダブリュー・サーティ ーセブンス・ストリート 7630 (72)発明者 マイケル・スミス アメリカ合衆国、33063 フロリダ州、マ ーゲート、エヌ・ダブリュー・ファース ト・ストリート 6594

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視用組立体であって、 視野軸と観察用円すい体を有するカメラ・レンズ組立体
    と、該カメラ・レンズ組立体を実質的に全面的に取り囲
    む球面状のシュラウドであって、該カメラ・レンズ組立
    体の視野軸に整列され該観察用円すい体が十分通り抜け
    る円形の開口部から成る光透過性の領域を有することに
    より、該カメラ・レンズ組立体によって該シュラウドの
    外部を観察できるシュラウドと、該開口部を占拠するよ
    うに該シュラウドに固定されるレンズ部材とを含む目玉
    型組立体から成り、該レンズ部材が、該レンズ部材の該
    球面状表面及び該シュラウドの該球面状表面が実質的に
    完全な球面として見えるように該シュラウドの球面状表
    面にならいこれを完成すべく形作られる外側球面状表面
    を該開口部の領域全体にわたって有する監視用組立体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の監視用組立体であって、 前記レンズの周囲が円形である監視用組立体。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の監視用組立体であって、 前記レンズの周囲に肩を有し、 該レンズが、前記開口部と境界を成す前記シュラウドの
    内側表面に当接する該肩と共に、該シュラウド中に置か
    れる監視用組立体。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の監視用組立体であって、 前記レンズ部材の周囲と、該周囲と境界を成す前記シュ
    ラウドの内側表面とに重複する、該レンズ部材を該シュ
    ラウドに固定するための環状の固定用部材から更に成
    る、監視用組立体。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の監視用組立体であって、 前記シュラウドの外側表面が光に対して反射性を有し、 前記レンズの外側表面が光に対して部分的に反射性を有
    する監視用組立体。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の監視用組立体であって、 前記シュラウドの前記外側表面が不透明であり、 前記レンズ部材が部分的に不透明である監視用組立体。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の監視用組立体であって、 前記シュラウドの前記外側表面が第1の色を有し、 前記レンズの色付けに該第1の色が含まれる監視用組立
    体。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の監視用組立体であって、 前記シュラウドが、連結された部分球面状のシェルから
    成る監視用組立体。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の監視用組立体であって、 前記レンズが平面レンズから成る監視用組立体。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の監視用組立体であっ
    て、 前記レンズ部材が非平面レンズから成る監視用組立体。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の監視用組立体であっ
    て、 前記目玉型組立体が、第1及び第2の軸の周りでの前記
    カメラ・レンズ組立体及び前記シュラウドの回転を可能
    とすべく、該第1及び第2の軸の周りで回転できるよう
    に更に適合される一方で、前記視野軸と該カメラ・レン
    ズ組立体の前記観察用円すい体とが該シュラウドの前記
    光透過性領域と整列した状態に留まる監視用組立体。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の監視用組立体であっ
    て、 前記第1及び第2の軸の周りでの前記目玉型組立体の前
    記回転を可能にすべく該目玉型組立体を収納するための
    ハウジングであって、前記カメラ・レンズ組立体の前記
    観察用円すい体を該目玉型組立体の回転の間に通り抜け
    させるための光透過性の部分を含むハウジングから更に
    成る、監視用組立体。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の監視用組立体であっ
    て、 前記目玉型組立体に、該目玉型組立体を前記第1の軸の
    周りで回転させるための、該目玉型組立体の隔置された
    周辺点に隣接し、該目玉型組立体を移動させるためにキ
    ャリッジ組立体の一部に結合すべく適合される第1の装
    置が更に含まれ、該第1の装置が該目玉型組立体を該キ
    ャリッジ組立体の該一部に対して前記第2の軸の周りで
    回転させるべく更に適合される監視用組立体。
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