JPH0776480B2 - 横葺屋根の屋根板連結構造 - Google Patents

横葺屋根の屋根板連結構造

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JPH0776480B2
JPH0776480B2 JP1173106A JP17310689A JPH0776480B2 JP H0776480 B2 JPH0776480 B2 JP H0776480B2 JP 1173106 A JP1173106 A JP 1173106A JP 17310689 A JP17310689 A JP 17310689A JP H0776480 B2 JPH0776480 B2 JP H0776480B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、薄鋼板などの金属板からなる屋根板を横方向
に連結する横葺屋根の屋根板連結構造に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、前記のような横葺屋根の屋根板連結構造として実
公昭60−3867号公報に示すものがあった。
この屋根板連結構造を第10図ないし第12図について横葺
屋根と共に説明する。
第10図に示すように、屋根板(1)は、その面板部
(2)の軒側部に形成される軒側係合部(3)が、一部
を下方に折り曲げて形成された垂下面部(4)と、その
下縁部をさらに棟側方向に折り返して形成された係合突
出部(5)とからなっており、これに対応して面板部
(2)の棟側部に形成される棟側係合部(6)には、前
記係合突出部(5)をくわえ込むように一部を軒側方向
に折り返して形成された抱持部(7)と、この抱持部
(7)の軒側縁部から立ち上がるように形成された起立
部(8)とが設けられている。
前記屋根板(1)は、棟側屋根板(1)の抱持部(7)
に棟側屋根板(1)の係合突出部(5)を軒側から係合
保持させることにより、軒棟方向に複数の屋根板が連接
した横葺屋根を構成している。
また、横方向に隣接する両屋根板の連結構造は、第11
図,第12図に示すように、継手捨板(9)とカバー(1
0)とがあって、この継手捨板(9)は、面板部(17)
の横(幅)方向の中央部上に突条部(11)が軒棟方向に
沿ってこの方向の両端部以外に形成され、突条部(11)
の両側部に係合溝(12)がそれぞれ形成されている。
更に、軒側端部には軒側係合部(13)が形成されてお
り、この軒側係合部(13)は下方に折り曲げて形成した
垂下部(14)と、その下端部を棟側方向に折り曲げて形
成した係止部(15)とから構成される。
一方、棟側端部には軒側係合部(16)が斜め軒側上方に
折り曲げられ、上端からほぼ下方に曲げて側面へ字状に
形成されている。
前記カバー(10)は、軒側端部に継手捨板(9)の軒側
係合部(13)とほぼ相似の側面形状に軒側係合部(18)
が設けられ、両側縁から斜め外側方向に折り曲げて形成
した側板部(19)の下縁から横方向内側に折り曲げた係
合縁部(20)が形成されている。
そして、横方向に隣接する屋根板(1)の対向端部近く
への面板部(2)裏面を継手捨板(9)の面板部(17)
上に支持するとともに、横方向に隣接する前記屋根板
(1)の面板部(2)対向端部を継手捨板(9)の突条
部(11)の両側面に設けた係合溝(12)に係合させる。
さらに、軒側の屋根板(1)の棟側に設けた起立部
(8)の頂部に継手捨板(9)の軒側端部近くを支持さ
せ、軒側係合部(13)を軒側から軒側の屋根板(1)の
起立部(8)に係止させ、継手捨板(9)の棟側係合部
(18)を棟側の横方向に隣接する両屋根板(1)の棟側
係合部(6)を抱持するようにこれらの起立部(8)に
係合させている。
さらに、カバー(10)によって横方向に隣接する両屋根
板(1)の対向端部、これらの間の隙間および継手捨板
(9)の突条部(11)を覆い、カバー(10)の係合縁部
(20)を突条部(11)の継手捨板(9)の係合溝(12)
に係合させ、カバー(10)の軒側係合部(18)を継手捨
板(9)の軒側係合部(13)に係合させている。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように構成された従来の横葺屋根の屋根板連結構
造は、強風雨時に風雨が軒側屋根板(1)の棟側係合部
(6)と棟側の横方向に隣接する屋根板(1)の軒側係
合部(3)との間の空間部に侵入してこれらの間を雨水
が横走りする。そして、軒側屋根板(1)の連結部に設
けた継手捨板(9)の軒側係合部(13)が軒側屋根板
(1)の棟側係合部(6)よりも軒側に位置しているた
め、継手捨板(9)の軒側係合部(13)前面部が雨水の
動きを妨げる結果、雨水は前記空間部内で乱流を起こ
し、それに起因して軒側屋根板(1)の棟側係合部
(6)と継手捨板(9)との間から第11図の矢印に示す
ように雨水が室内側に入り込み、水漏れを生ずることが
あるという問題点があった。
本発明は、前述した問題点を解決するためになされたも
ので、本願の発明者が特開平2−308055として先に提案
した横葺屋根を用いることにより、横方向に隣接する屋
根板の連結部から室内側に雨水が入り込まない横葺屋根
の屋根板連結構造を提供することを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、 金属板の長手方向の中央部に面板部、この面板部の一側
部に軒側成形部、前記面板部の他側部に棟側成形部をそ
れぞれ有し、 前記軒側成形部には、面板部の軒側縁部から方に屈曲さ
せた垂下面部と、この垂下面部の下縁から棟側方向に折
り返して形成した係合突出部とを設け、 前記棟側成形部には、面板部の棟側縁部をこの面板部上
面側の軒側方向に折り返して形成した抱持部と、この抱
持部の軒側縁から棟側方向に折り返して形成した延長部
と、前記抱持部と棟側縁よりも棟側に配置した延長部棟
側縁から立ち上がらせた起立部と、この起立部の頂部か
ら軒側方向に折り返した支持部とを設けた屋根板を備
え、 軒側屋根板の抱持部に軒側屋根板の係合突出部を係合さ
せると共に、軒側屋根板の支持部上に棟側屋根板の面板
部裏面を支持させる横葺屋根板の屋根板連結構造であっ
て、 横方向に隣接する両屋根板の面板部対向端部を継手捨板
の面板部上に支持させ、 継手捨板の軒側端部裏面を前記支持部上に支持させ、 しかも、この支持部の軒側縁と横方向に隣接する両屋根
板の軒側成形部に設けた垂下面部との間に、前記継手捨
板の軒側端部を位置させたものである。
〔作用〕
本発明による横葺屋根の屋根板連結構造は、軒側屋根板
の棟側成形部の抱持部に、棟側で隣接する屋根板の軒側
成形部の係合突出部が係合していると共に、棟側成形部
の抱持部の軒側縁から棟側方向に折り返して形成した延
長部と、前記抱持部の軒側縁よりも棟側に配置した延長
部棟側縁から立ち上がらせた起立部と、この起立部の頂
部から軒側方向に折り返した支持部とを設けた構成とし
たことにより、左右方向に隣接する屋根板の接続を行う
際に継手捨板の軒側端部は、軒側屋根板の支持部の軒側
縁と、棟側屋根板の軒側形成部の垂下面部との間の大き
な空間部内に位置することになるので、次の作用が得ら
れる。
即ち、まず、軒棟方向の棟側成形部と軒側成形部との係
合個所にあっては、強風雨により、風雨が抱持部と係合
突出部との係合部に侵入しても、軒側の屋根板に設けた
棟側成形部の起立部間の空間には侵入しにくく、たとえ
雨水が空間に入ってもその量が僅かであり、室内側に侵
入することはない。
又、左右方向の屋根板の接続個所にあっては、仮に継手
捨板の接合部から雨水が侵入したとしても侵入した雨水
は継手捨板の軒側端部から前記延長部上の大きな空間部
内に滴下するに留まるため、継手捨板の軒側端部前面に
は乱流が起こらず、従って、前記支持部と左右方向に隣
接する両屋根板との間から室内側に雨水が入り込むこと
を確実に防止できる。
〔実施例〕
以下、本発明による屋根板の一実施例につき図面に基づ
いて説明する。
第4図はこの実施例による屋根板連結構造を設ける横葺
屋根の概略縦断側面図、第6図はその連結構造の要部を
示す拡大縦断側面図である。なお、第4図中の一点鎖線
は屋根の基準面を示している。
第4図,第6図において、屋根板(31)は、防錆用焼付
け塗装などを施した所定幅の長尺鋼板からなり、これを
ロール成形機などにより成形して、中央の平坦な面板部
(32)の一側部に軒側成形部(33)を、他側部に棟側成
形部(34)をそれぞれ連続して形成してある。
上記軒側成形部(33)には、面板部(32)の軒側縁部か
ら下方に向けて屋根基準面に対して略垂直な垂下面部
(35)を折り曲げて形成すると共に、この垂下面部(3
5)の下縁から棟側方向に係合突出部(36)が折り返し
てある。なお、(37)は前記係合突出部(36)の縁部を
折り返した縁曲げ部であり、この場合突出部(36)の下
方に巻き込んだ態様に仕上げてあるが、むろん上方に形
成するようにしてもよい。
一方、前記棟側成形部(34)には、面板部(32)の棟側
縁をその上面側にて軒側方向に折り返して、軒側に隣接
する他の屋根板(31)の係合突出部(36)を抱持すべく
抱持部(38)を形成し、この抱持部(38)の軒側縁から
のその上面側にて棟側方向に折り返して平板状の延長部
(39)が形成してある。
さらに、前記延長部(39)の棟側端部からは、抱持部
(38)の棟側縁よりも棟側の部位にて立ち上がるよう
に、つまり第6図においてl2≧l1となるように起立部
(40)がほぼ屋根基準面に対して垂直に立ち上げられて
いる。
また、この起立部(40)の頂部には、軒側に隣接する他
の屋根板(31)の面板部裏面に当接するように軒側に向
けて支持部(41)が折り返してある。
なお、この実施例の屋根板(31)では、上記構成に加え
て、軒側屋根板(31)の支持部(41)により支持される
部分よりも軒側の部分の側面形状を、軒側方向に先細の
側面断面形状に形成して、垂下面部(35)の上下方向の
寸法を小さくしてある。
前記屋根板(31)を横葺き屋根に葺き上げるには、垂木
や野地板(図示せず)の上に、まず最も軒先側の端部に
位置する屋根板(31)を吊子および釘などの固定具を使
用して取り付ける。
次に、この軒側の屋根板(31)の棟側成形部(34)に、
棟側に位置する次段の屋根板(31)の軒側成形部(33)
を係合して、この棟側の屋根(31)も同じく吊子などの
固定具を使用して前記垂木や野地板に固定する。
詳細には、棟側成形部(34)の抱持部(38)の内側に軒
側成形部(33)の係合突出部(36)を軒側から挿入し
て、突出部(36)を抱持部(38)に弾性的に挟み込んで
係合させる。このとき、突出部(36)をよりしっかりと
抱持部(38)に挟み込んで係合するためには、抱持部
(38)を、その下面部が面板部(32)の上面に圧着する
程度に充分に折り曲げることにより予荷重を付与してお
くようにするとよい。
このような作業を軒側から棟側へと次々に行って、必要
な枚数だけ屋根板(31)を軒棟方向に連接して行く。
一方、第1図に示すように、前記横葺屋根の左右方向に
隣接する屋根板(31)の連結構造は、継手捨板(51)と
カバー(52)を有し、これらは屋根板(31)よりやや厚
い鋼板の曲げ加工品からなる。
継手捨板(51)には、第3図に示すように面板部(53)
の横(幅)方向中央部上に軒棟方向に沿って突条部(5
4)が断面ほぼT字形に形成されている。突条部(54)
の両側にはその軒棟方向全長にわたり面板部(53)表面
に接する係合溝(55)がそれぞれ形成されている。
又、継手捨板(51)の面板部(53)の軒側端部には軒側
係合部(56)が形成され、棟側端部には棟側係合部(5
7)が形成されている。前記軒側係合部(56)は面板部
(53)の軒側端から下方に折り曲げて形成され、棟側係
合部(57)は面板部(53)の棟側端から上方に立ち上が
り、立ち上がり端から軒側に折り返して形成されてい
る。
なお、面板部(3)の両側部には横方向に相互間隔を設
けて軒棟方向に延びる複数の小突条(53a)が形成され
ている。
前記カバー(52)は、軒側端部に屋根板(31)の軒側成
形部(33)とほぼ相似の側面形状の軒側係合部(58)が
形成され、棟側端部には係合部が形成されていない。カ
バー(52)の軒側係合部(58)以外の部分の両側部には
幅(横)方向外側に拡がる傾斜をもつ側板部(59)が下
方に折り曲げ形成され、側板部(59)の下縁から幅方向
内側に係合縁部(60)が折り曲げ形成されている。ま
た、カバー(52)は継手捨板(51)の突条部(54)を覆
う幅と、軒側係合部(58)以外の部分が継手捨板(51)
の面板部(53)の軒棟方向の長さと同様な長さに形成さ
れている。
前記継手捨板(51)とカバー(52)とを用いる屋根板
(31)の連結構造は、第2図,第3図に示すように構成
されている。すなわち、横方向に隣接する屋根板(31)
の面板部(32)の対向端部を継手捨板(51)の突条部
(54)両側に設けた係合溝(55)にそれぞれ係合させ、
横方向に隣接する前記屋根板(31)の面板部(32)裏面
の対向端部近くを継手捨板(51)の面板部(53)両側部
上にそれぞれ支持させる。
これとともに、継手捨板(51)の面板部(53)軒側端部
の裏面を軒側の屋根板(31)の棟側成形部(34)に設け
た支持部(41)上に支持させ、この支持部(41)の軒側
縁に継手捨板(51)の面板部(53)軒側端の下方に折り
曲げた軒側係合部(56)を軒側から係止し、継手捨板
(51)の面板部(53)棟側端上に突出させた棟側係合部
(57)を、横方向に隣接する屋根板(31)の棟側成形部
(34)の対向部にこれと密接させて抱持させたものであ
る。
また、カバー(52)によって、横方向に隣接する両屋根
板(31)の対向端部、これらの端部間の隙間および継手
捨板(51)の突条部(54)を覆い、前記カバー(52)の
両側板部(59)に設けた係合縁部(60)を横方向に隣接
する両屋根板(31)の対向端部上に重ねて前記突条部
(54)に押し込み、係合縁部(60)および両屋根板(3
1)の対向端部を継手捨板(51)の面板部(53)と突条
部(54)の上板部とによって挟持させる。
これとともに、カバー(52)の軒側係合部(58)によっ
て横方向に隣接する屋根板(31)の軒側成形部(33)を
抱持させ、カバー(52)の棟側端を棟側に隣接する屋根
板(31)の軒側成形部(33)の係合突出部(36)に当接
させたものである。
さらに、前述した実施例の屋根板連結構造を用いた横葺
屋根は、第5図に示すように、屋根板(31)を千鳥状に
配置して軒棟方向および横方向に連結し、横方向の連結
部は軒棟方向に隣接する屋根板(31)の横方向中央部で
行うものである。
以上のように構成した実施例の屋根板連結構造は、軒側
の屋根板(31)の棟側成形部(34)に設けた抱持部(3
8)に、棟側で隣接する両屋根板(31)の軒側成形部(3
3)に設けた係合突出部(36)が係合していると共に、
棟側成形部の抱持部の軒側縁から棟側方向に折り返して
形成した延長部と、前記抱持部の棟側縁よりも棟側に配
置した延長部棟側縁から立ち上がらせた起立部と、この
起立部の頂部から軒側方向に折り返した支持部とを設け
た構成としたことにより、左右方向に隣接する屋根板の
接続を行う際に継手捨板の軒側端部は、軒側屋根板の支
持部の軒側縁と、棟側屋根板の軒側形成部の垂下面部と
の間の大きな空間部内に位置することになるので、強風
雨時により風雨が軒側の屋根板(31)の抱持部(38)と
横方向に隣接する両屋根板(31)の係合突出部(36)と
の係合部に侵入しても、軒側の屋根板(31)の棟側成形
部(34)に設けた起立部(40)間の空間部(61)には侵
入しにくい。
そして、前記空間部(61)に雨水が入っても、その量が
僅かであり、継手捨板(51)の軒側端部前面に乱流が起
こらず、さらに継手捨板(51)の軒側係合部(56)を軒
側から軒側の屋根板(31)の前記起立部(40)の頂部か
ら軒側方向に折り返した支持部(41)の軒側縁に係止さ
せたために、継手捨板(51)上の左右屋根板の継目端部
からわずかの雨水が侵入したとしても、前記空間部(6
1)に滴下するに留まり、この支持部(41)と継手捨板
(51)の面板部(53)との間から室内側に雨水が入り込
むことを確実に防止できる。
第7図は本発明の他の実施例を示す。本実施例は、継手
捨板(51)の軒側端部を軒側の屋根板(31)の棟側成形
部(34)に設けた支持部(41)の軒側縁より軒側に突出
させ、この突出端縁から下方に折り曲げた屈曲部(62)
を形成した点が前述した第1図ないし第5図に示す実施
例と異なるだけであり、これとほぼ同様な効果が得られ
る。なお、第7図中、第2図と同符号は対応する部分を
示す。
本発明において、横方向に隣接する両屋根板の軒側縁部
を上下に重ね合せ、あるいは突き合せるとともに、前記
両屋根板の面板部のみを継手捨板の突条部両側に設けた
係合溝に係合保持させることにより、カバーを省略する
ことができる。
また、本発明に用いる屋根板の棟側成形部は第8図,第
9図に例示するように適宜変更することができる。な
お、第8図,第9図中第4図と同符号は対応する部分を
示す。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、棟側成形部に抱
持部と、この抱持部の軒側縁から棟側方向に折り返して
形成した延長部と、この延長部の棟側縁から立ち上がら
せた起立部と、この起立部の頂部から軒側方向に折り返
した支持部とを設けた屋根板を用い、軒側屋根板の抱持
部に棟側屋根板の係合突出部を係合させると共に、前記
支持部上に面板部裏面を支持させる横葺屋根の屋根板連
結構造であって、横方向に隣接する両屋根板の面板部対
向端部を継手捨板の面板部上に支持させ、継手捨板の軒
側端部裏面を前記支持部上に支持させ、しかも、この支
持部の軒側縁と横方向に隣接する両屋根板の軒側成形部
に設けた垂下面部との間に、前記継手捨板の軒側端部を
位置させたので、次の効果が得られる。
すなわち、軒側屋根板の棟側成形部の抱持部に棟側で隣
接する屋根板の軒側成形部の係合突出部が係合している
と共に、棟側屋根板の抱持部の軒側縁から棟側方向に折
り返して形成した延長部と、前記抱持部の棟側縁よりも
棟側に配置した延長部棟側縁から立ち上がらせた起立部
と、この起立部の頂部から軒側方向に折り返した支持部
とを設けた構成としたことにより、左右方向に隣接する
屋根板の接続を行う際に継手捨板の軒側端部は、軒側屋
根板の支持部の軒側縁と、棟側屋根板の軒側形成部の垂
下面部との間の大きな空間部内に位置することになるた
め、まず、軒棟方向の棟側成形部と軒側成形部との係合
個所にあっては、強風雨により、風雨が抱持部と係合突
出部との係合部に侵入しても、軒側の屋根板に設けた棟
側成形部の起立部間の空間には侵入しにくく、たとえ雨
水が空間に入ってもその量が僅かであり、室内側に侵入
することはない。
又、左右方向の屋根板の接続個所にあっては、仮に継手
捨板の接合部から雨水が侵入したとしても、侵入した雨
水は継手捨板の軒側端部から前記延長部上の大きな空間
部内に滴下するに留まるため、継手捨板の軒側端部前面
には乱流が起こらず、従って、前記支持部と左右方向に
隣接する両屋根板との間から室内側に雨水が入り込むこ
とを確実に防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による横葺屋根の屋根板連結
構造を示す分解斜視図、第2図は同側面縦断図、第3図
は第2図のIII−III線断面図、第4図および第5図は本
発明の一実施例による屋根板連結構造を設ける横葺屋根
の概略部分側断面図および部分斜視図、第6図は第4図
の部分拡大図、第7図は本発明の他の実施例による横葺
屋根の屋根板連結構造を示す要部の側面縦断図、第8
図,第9図は本発明に用いる屋根板の互いに異なった変
形例をそれぞれ示す概略側断面図、第10図は従来の屋根
板連結構造を設ける横葺屋根の概略側断面図、第11図は
従来の屋根板連結構造を示す側面縦断図、第12図は第11
図のXII−XII線断面図である。 (31)…屋根板、(32)…屋根板の面板部、(33)…軒
側成形部、(34)…棟側成形部、(35)…垂下面部、
(36)…係合突出部、(37)…縁曲げ部、(38)…抱持
部、(39)…延長部、(40)…起立部、(41)…支持
部、(51)…継手捨板、(52)…カバー、(53)…継手
捨板の面板部、(54)…突条部、(55)…係合溝、(5
6)…軒側係合部、(57)…棟側係合部、(58)…カバ
ーの軒側係合部、(59)…側板部、(60)…係合縁部、
(61)…空間部、(62)…屈曲部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属板の長手方向の中央部に面板部、この
    面板部の一側部に軒側成形部、前記面板部の他側部に棟
    側成形部をそれぞれ有し、 前記軒側成形部には、面板部の軒側縁部から方に屈曲さ
    せた垂下面部と、この垂下面部の下縁から棟側方向に折
    り返して形成した係合突出部とを設け、 前記棟側成形部には、面板部の棟側縁部をこの面板部上
    面側の軒側方向に折り返して形成した抱持部と、この抱
    持部の軒側縁から棟側方向に折り返して形成した延長部
    と、前記抱持部の棟側縁よりも棟側に配置した延長部棟
    側縁から立ち上がらせた起立部と、この起立部の頂部か
    ら軒側方向に折り返した支持部とを設けた屋根板を備
    え、 軒側屋根板の抱持部に棟側屋根板の係合突出部を係合さ
    せると共に、軒側屋根板の支持部上に棟側屋根板の面板
    部裏面を支持させる横葺屋根板の屋根板連結構造であっ
    て、 横方向に隣接する両屋根板の面板部対向端部を継手捨板
    の面板部上に支持させ、 継手捨板の軒側端部裏面を前記支持部上に支持させ、 しかも、この支持部の軒側縁と横方向に隣接する両屋根
    板の軒側成形部に設けた垂下面部との間に、前記継手捨
    板の軒側端部を位置させた ことを特徴とする横葺屋根の屋根板連結構造。
  2. 【請求項2】横方向に隣接する両屋根板の対向端部、こ
    れらの端部間の隙間および継手捨板の突条部を覆うカバ
    ーを有し、このカバーの両側板部に設けた係合縁部を前
    記両屋根板の対向端部上に重ねて前記突条部に設けた係
    合溝に係合させた請求項(1)に記載の横葺屋根の屋根
    板連結構造。
  3. 【請求項3】継手捨板は、軒側端部から下方に折り曲げ
    た軒側係合部を軒側の屋根板の棟側成形部に設けた支持
    部の軒側縁に係止した請求項(1)または(2)に記載
    の横葺屋根の屋根板連結構造。
  4. 【請求項4】継手捨板は、軒側端部から下方に折り曲げ
    た屈曲部を軒側の屋根板の棟側成形部に設けた支持部の
    軒側縁より軒側に位置させた請求項(1)または(2)
    に記載の横葺屋根の屋根板連結構造。
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