JPH0776528B2 - 自動車用ラジエータ - Google Patents

自動車用ラジエータ

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JPH0776528B2
JPH0776528B2 JP32309891A JP32309891A JPH0776528B2 JP H0776528 B2 JPH0776528 B2 JP H0776528B2 JP 32309891 A JP32309891 A JP 32309891A JP 32309891 A JP32309891 A JP 32309891A JP H0776528 B2 JPH0776528 B2 JP H0776528B2
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JP
Japan
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tube
upper tank
tank
inner cylinder
communication passage
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JP32309891A
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JPH05231151A (ja
Inventor
澄男 須佐
敏夫 長良
淳 福田
精一 加藤
聡美 武藤
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日本電装株式会社
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ラジエータに関
するもので、特にその注水口形状に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用ラジエータでは、特開昭
55−41391号公報に示されるようにその上部タン
クに設けられた注水口には円筒形状をなす部材が接続さ
れている。そして、この円筒形状には負圧分及び加圧弁
を有するラジエータキャップが嵌着せしめられている。
また、この円筒状部材の側壁にはリザーブタンクに連通
する連結パイプが接続されている。
【0003】この自動車用ラジエータでは、上タンク内
の圧力が所定値以上になると、ラジエータキャップの加
圧弁が開弁し、この加圧弁が開弁することによって、上
タンク内の過熱蒸気が加圧弁を通過し、連結パイプより
リザーブタンクに還流させられる。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、上述
したような自動車用ラジエータでは、次のような問題点
がある。即ち、加圧弁が開弁すると、上タンク内の過熱
蒸気が加圧弁の円形状着座面より全方向に渡って噴出す
る。この過熱蒸気の流れは円筒状部材の内部にてあらゆ
る流れ方向成分をもった渦巻き流となる。しかしなが
ら、前記連結パイプは円筒状部材の一側面の一箇所にて
開口するのみであり、円筒状部材内部であらゆる流れ方
向成分を持って渦巻いている過熱蒸気はスムーズに前記
連結パイプよりリザーブタンクに還流することが困難な
状態となっている。その結果、円筒状部材内部の渦巻き
流が充分逃げ切れず円筒状部材内部の圧力が上昇し、ひ
いては前記加圧弁の設定開弁圧に大きな影響を及ぼすと
いう問題がある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明では上記問題点
に鑑み、加圧弁が開弁して注水口より過熱蒸気が噴出し
た際、その過熱蒸気がスムーズに連結パイプよりリザー
ブタンクへ流れるようにすることを目的とする。そし
て、この目的を達成するために次のような技術的手段を
用いた。即ち、注水口に接続する筒状の部材を内筒管と
外筒管とより構成しこの内筒管と外筒管との間に連絡通
路を形成する。そしてこの外筒管にはこの流体通路に一
端が開口して、他端がリザーブタンクに開口する連結パ
イプを設ける。連絡通路は連結パイプの一端開口部の近
傍のみに形成される。
【0006】
【作用】加圧弁を押し開いて噴出した過熱蒸気は、連絡
通路を流れることによってその流れが連結パイプに向け
て整流される。そして、整流された後、前記連結パイプ
よりリザーブタンクへと流出する。
【0007】
【発明の効果】このように、本発明の自動車用ラジエー
タでは加圧弁を押し開くことによって噴出した過熱蒸気
は、連絡通路を流れることによって整流され、この際に
流れ方向が連結パイプに向けて統一され、スムーズに連
結パイプよりリザーブタンクに流れ込むことができる。
その結果、内筒管及び外筒管内部での圧力上昇を生ずる
ことなく良好にリザーブタンク側へ過熱蒸気を送り出す
ことができ、加圧弁の開弁圧を適性な値に保つことがで
きる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図に基づき説明す
る。図5は本実施例の自動車用ラジエータ500を示す
正面図である。樹脂より成形される上タンク10には、
図示しない自動車用走行エンジンからの高温となった冷
却水を受け入れるための冷却水導入口14が形成されて
いる。この冷却水導入口14はエンジンから伸びるパイ
プとの接合条件により、一定値以上の内径を有するもの
である。上タンク10の上面には冷却水を補給するため
の注水口16が開口しており、この注水口16にはキャ
ップ200が接続されている。また、上タンク10には
その上端部において取付けブラケット18が形成されて
おり、この取付けブラケット18によって自動車用ラジ
エータ500全体が固定部に固定される。
【0009】上タンク10には複数本のチューブ30の
一端が連結されており、このチューブ30の他端には樹
脂より成形される下タンク20が接続されている。複数
本のチューブ30の間には波形状をなすフィン32がそ
れぞれ接合されている。また、下タンク20には上タン
ク10よりチューブ30を通過して、下タンク20内に
流れ込んできた冷却水をエンジンに向けて再び流出する
冷却水導出口21が形成されている。なお、41,42
はかしめプレートを示すものである。
【0010】前記注水口16には二重管構造よりなる筒
形状の外筒管及び内筒管が接続されており、この外筒管
にはキャップ200が嵌着せしめられている。また、外
筒管にはリザーブタンクと接続する連結パイプ111が
設けられている。
【0011】次に、前記注水口部の構成について述べ
る。図1は図5のI−I断面を示す図で、図2は図1に
示すものから、キャップ200を取り外した時の状態を
示す図である。断面が半円形状をなす上タンク10の足
部11には、コアプレート43の溝部内にOリング44
を介して嵌入せしめられる。そして、このコアプレート
43と足部11を包み込むようにしてかしめプレート4
1がかしめられ、これによって上タンク10とコアプレ
ート43とが連結される。コアプレート43には複数本
のチューブ30がろう付などの手段により連結されてい
る。
【0012】前記上タンク10の上面には冷却水を補給
するための注水口16が開口している。この注水口16
のまわりには円筒形状をなす内筒管101の一端が接続
されている。この内筒管101は注水口16より上方に
向かって伸び、その他端は内筒シール端105を形成し
ている。
【0013】内筒管101のほぼ中間位置の外周壁には
同じく円筒形状をなす外筒管103の一端が接続されて
いる。この外筒管103も前記内筒管101と同軸的に
上方に向かって伸び、その他端は外筒シール端107を
形成している。さらにこの他端には、フランジ部109
が形成されており、このフランジ部109には後述する
キャップ200の外蓋201が嵌着せしめられる。
【0014】外筒管103の内径は、内筒管101の外
径よりも所定だけ大きくなっている。本実施例では外筒
管103の内径を31mm、内筒管101の外径を24
mmとしている。また、内筒管101の内筒シール端1
05よりも外筒管103の外筒シール端107の方が上
方位置に形成されている。また、外筒管103には図示
しないリザーブタンクに連通する連結パイプ111が接
続されており、この連結パイプ111の一端は後述する
連絡通路117に対向する位置にて開口している。
【0015】本実施例では連結パイプ111の開口上縁
は、内筒シール端105のシール端面と同一高さに位置
しており、開口下縁は連絡通路117の底面よりわずか
に高い位置に位置している。
【0016】キャップ200は外蓋201と内蓋203
とによりシールパッキン205を挟持している。この外
蓋201が外蓋201がフランジ部109に嵌着せしめ
られた時、シールパッキン205は外筒シール端107
に当接し、シールを保っている。また、加圧弁本体20
7には加圧弁用シールパッキン209が接合されてお
り、この加圧弁用シールパッキン209は内筒シール端
105に当接している。この加圧弁本体207及び加圧
弁用シールパッキン209によって、加圧弁が構成され
る。
【0017】なお、加圧弁本体207と内蓋203との
間にはスプリング215が配されており、スプリング2
15によって、加圧弁用シールパッキン209が内筒シ
ール端105に押圧せしめられている。また、加圧弁本
体207には負圧弁本体211が配されており、この負
圧弁本体211には負圧弁用シールパッキン213が接
合されている。
【0018】図1に示す状態では、負圧弁用シールパッ
キン213が加圧弁本体207に当接している状態を示
しているが、上タンク10内が大気圧以下の場合には負
圧弁用シールパッキン213と加圧弁本体207とは開
離しており、上タンク10内と加圧弁本体207上方空
間とを通路217を介して連通させている。
【0019】図3は、図1のIII−III断面を示す
図である。この図からも判るように連結パイプ111の
一端は連絡通路117に対向する位置であって、上タン
ク10の長手方向に開口している。なお、冷却水導入口
14は上タンク10の高さよりも大きな内径を有するも
のであるから、冷却水導入口14の上方部と内筒管10
1の内部とは空気抜き通路115により連通されてお
り、冷却水導入口14の上方にたまった空気を、その空
気抜き通路115より内筒管101内部に空気抜きを行
っている。空気抜き通路115は横断面を半円形をなす
もので、前記上タンク10の上部に形成されており、空
気抜き通路115と上タンク10内部とは相互に連通し
ている。
【0020】なお、連結パイプ111と上タンク10の
間には連結パイプ111を支える支持片113が連結パ
イプ111の根元部から略中間位置に渡って形成されて
いる。
【0021】図4は図3のIV−IV断面を示す図であ
る。この図からもわかるように内筒管101の外壁と外
筒管103の内壁によって形成される連絡通路117
は、連結パイプ111の一端開口端の近傍のみに形成さ
れている。また、前記空気抜き通路115は連結パイプ
111と180°対向する位置に成形されている。
【0022】次に、本実施例の作動について説明する。
上タンク10内の圧力が所定値以上に上昇すると、この
圧力上昇を受けて前記加圧弁用シールパッキン209が
内筒シール端105よりスプリング215の付勢力に抗
して開離する。その結果、上タンク10内の過熱蒸気が
内筒シール端105と加圧弁用シールパッキン209の
間を通って連絡通路117内に流入する。この連絡通路
117内に過熱蒸気が流入することにより、無秩序な流
れ方向をもった過熱蒸気が連絡通路117に沿う方向に
流れ方向が統一される。即ち、過熱蒸気はこの連絡通路
117内を図4の矢印Fに示すように連結パイプ111
に向けて流れ、この連絡通路117に向けて開口する連
結パイプ111よりリザーブタンクへと流出する。ここ
で、特に注目したいのは、この連絡通路117内を過熱
蒸気が流れることにより、その流れ方向が連結パイプ1
11に向けて統一され、スムーズに連結パイプ111よ
りリサーブタンクに向けて流れることができるというこ
とである。
【0023】また、前記上タンク10内の圧力が大気圧
以下になった場合に、負圧弁用シールパッキン213が
加圧弁本体207より開離し、上タンク10内が通路2
17を介して加圧弁本体207上部空間に連通し、リザ
ーブタンク内の冷却水が連結パイプ111及び通路21
7を介して上タンク10内に流入することになる。
【0024】なお、注水口16より冷却水を補給した際
に、冷却水導入口14の上部に溜まった空気は空気抜き
通路115を介して、内筒管101内にエアー抜きが行
われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図で、図5のI−I
断面図である。
【図2】図1に示す状態からキャップを取り外した状態
を示す断面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【図5】本発明実施例の自動車用ラジエータを示す正面
図である。
【符号の説明】
10 上タンク 16 注水口 20 下タンク 30 チューブ 101 内筒管 103 外筒管 105 内筒シール端 107 外筒シール端 111 連結パイプ 117 流体通路 200 キャップ 209 加圧弁用シールパッキン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 精一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 武藤 聡美 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (56)参考文献 実開 昭56−131068(JP,U) 実開 昭61−37423(JP,U) 実開 昭60−14227(JP,U)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関からの冷却流体を受け入れる上
    タンクと、 この上タンクに一端が連結され、前記上タンク内の冷却
    流体が内部を通過するチューブと、 前記チューブの他端が連結され、前記チューブの内部を
    通過した冷却流体を受け入れる下タンクと、 前記上タンクの上面に開口する注水口と、 一端が前記注水口の周りに接続され、他端が上方に向け
    て開口する筒形状の内筒管と、 この内筒管の外径より大きい内径を有するものであっ
    て、一端が前記内筒管の外周壁に接続され、他端が前記
    内筒の他端より上方にて開口する筒形状の外筒管と、 前記内筒管の外周壁と前記外筒管の内周壁との間に形成
    される連絡通路と、 前記内筒管の他端に着座し、前記上タンク内の圧力が所
    定値以上になった時に、前記内筒管の他端を開放する加
    圧弁を有するとともに、前記外筒管に嵌着されるキャッ
    プと、 前記外筒管に接続されるものであって、一端が前記連絡
    通路に開口し、他端が冷却流体を蓄えておくリザーブタ
    ンクに向けて開口する連結パイプとを備え、 前記連絡通路は前記連結パイプの一端開口部の近傍のみ
    に形成されている自動車用ラジエータ。
  2. 【請求項2】 前記上タンク及び下タンクは樹脂より成
    形される請求項1の自動車用ラジエータ。
  3. 【請求項3】 前記キャップは、前記上タンク内の圧力
    が所定値以下になった時に前記内筒管を連通させる負圧
    弁を備える請求項1の自動車用ラジエータ。
JP32309891A 1991-12-06 1991-12-06 自動車用ラジエータ Expired - Lifetime JPH0776528B2 (ja)

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