JPH0776743A - サーメットガイドローラー - Google Patents

サーメットガイドローラー

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JPH0776743A
JPH0776743A JP5172313A JP17231393A JPH0776743A JP H0776743 A JPH0776743 A JP H0776743A JP 5172313 A JP5172313 A JP 5172313A JP 17231393 A JP17231393 A JP 17231393A JP H0776743 A JPH0776743 A JP H0776743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide roller
cermet
density
less
regulated
Prior art date
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Pending
Application number
JP5172313A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Iyori
裕介 井寄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Moldino Tool Engineering Ltd
Original Assignee
Hitachi Tool Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Tool Engineering Ltd filed Critical Hitachi Tool Engineering Ltd
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Publication of JPH0776743A publication Critical patent/JPH0776743A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本願発明は、耐熱性、耐衝撃性、靱性、耐摩
耗性に優れるサーメットガイドローラーを提供すること
を目的とする。 【構成】 サーメットガイドローラーにおいて、合金組
成としては、密度の低いTiC及び/又はTiN(もち
ろんTiCN固溶体でも可)を主成分とし、バインダー
としてFe族金属を25〜60重量%含み、その他W
C、TaC及び/又はNbC、Mo2C、VC、Cr炭
化物等を含有し、その物性において密度が12g/cm
3以下、硬さがHRAスケールで80〜87、クッラク
長さ(ミクロン)の平均値が50以下であることを特徴
とするサーメットガイドローラー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本説明は、線材、棒鋼等の圧延を
行う際に用いられるガイドローラーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、線材、棒鋼、平板等の圧延加工に
おいて被圧延部材をを圧延用ロールの所定に位置に導く
役目をする、いわゆるガイドローラーには主に超硬合金
が用いられてきた。しかし、超硬合金は、WCとCoで
構成されるため密度が13g/cm3以上と非常に重
い。このため、慣性モーメントが大きくなり、5〜 1
00m/秒の秒速で送られてきた被加工物の速度に十分
に追従できず、このためガイドローラーの周速と被加工
物の速度との間に差が生じることがしばしばである。こ
のような差が生じると被加工物の表面に擦られたための
傷が生じ、大きな問題となる。
【0003】このため従来より種々の低密度材料(例え
ば、セラミックス等)をガイドローラーに用いる検討が
なされてきた。しかし、ガイドローラーに要求される特
性としては、耐熱性があること、耐熱衝撃性がある
こと、靱性が大であること、耐摩耗性が大であるこ
と等、非常に厳しいものがある。それは、ガイドローラ
ーが一般に500〜1100℃に加熱された被加工物を
断続的に圧延ローラーへ導く役目を担う為である。密度
が比較的低くかつ//又は〜の要求特性を満たすも
のは、従来の材料では見出せなかったのが実状である。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】本願発明は、上記の
問題点を解決すべく鋭意検討した結果、密度が従来の超
硬合金より低く、かつ/又は、耐熱性、耐衝撃性、靱
性、耐摩耗性に優れるサーメットガイドローラーを提供
するものである。
【0005】合金組成としては、密度の低いTiC及び
/又はTiN(もちろんTiCN固溶体でも可)を20
〜70重量%とすることを基本として、バインダーとし
てFe族金属を25〜60重量%含み、その他場合によ
っては、靱性と向上させるWCを0〜30重量、耐熱性
を向上させるTaC及び/又はNbCを0〜20重量
%、焼結性を向上させるMo2Cを0〜10%、組織微
細化を図るVCを0〜 10重量%及び、耐熱、耐食性
を向上させるCr炭化物を0〜10重量%含有するもの
である。
【0006】
【作用】また、以上の組成を選ぶことにより密度を12
g/cm3以下、望ましくは10g/cm3以下とするこ
とが可能となり、従来の問題点、すなわち、ガイドロー
ラーの周速と被加工物の速度との間に差が生じ、被加工
物の加工キズが大幅に低減できるのである。
【0007】次に、以上の組成により硬さをHRA80
〜87とすることが可能となり、この硬さの範囲は実用
上望ましいものである。すなわち、HRA80未満では
耐摩耗性に劣り、しばしば頻繁に操作を停止してガイド
ローラーを取り換えるという事態となる。又、HRA8
7を越えると靱性が低下し被加工物との衝撃や繰り返し
の熱衝撃のための割損する事が頻繁になる。
【0008】又、靱性の評価については種々検討した結
果、クラック長で評価することが最も簡便であり、か
つ、信頼性が高いことを見出した。本願発明のサーメッ
トはクラックを50以上、場合によってはほとんど0と
することが可能である。クラック長が50ミクロンを越
えると靱性が低下し、主に繰り返しの熱応力の為に熱ク
ラックが生じやすく、かつ、この熱クラックに応力が作
用し割損事故を生じることになる。
【0009】さらに、このような特徴あるサーメットを
発現しうる合金組成について数値を限定した理由に付い
て説明を加える。まず、TiC及び/又はTiNの含有
量については、20重量%未満では十分な密度の低下が
望めない。又、70重量%を越えると靱性が低下し、ク
ラック長が50ミクロンを越えることになる。
【0010】WCについては30重量%を越えると、こ
れ又、密度の低減が発現されない。TaC及び/又はN
bCについは、20%を越えても耐熱性の向上はこれ以
上望めなく、密度を高くするのみで本願発明の目的に反
するため、20%以下とした。Mo2Cについては、1
0%を越えると耐熱性、耐酸化性が低下するため10%
以下とした。VCについては、10%を越えると靱性の
低下をもたらすため10%以下とした。Cr炭化物につ
いては10%を越えるとVCと同様靱性の低下をもたら
すため10%以下にした。Fe族金属については、25
%未満では靱性の低下をもたらし、60%を越えると耐
摩耗性が劣るため25〜60%の範囲とした。以下、実
施例に基づいて詳細に説明する。
【0011】
【実施例】各原料粉末をTiC28%、TiN12%、
WC12%、TaC4%、Mo2C2%、Co28%、
Ni14%の日にボールミル混合後、乾燥し、プレス後
1400℃、1時間真空中で乾燥した。得られたサーメ
ット材料の物性値は、密度7.16g/cm3、硬さ H
RA、クラック長 0ミクロンであった。
【0012】こうして得られたサーメット材料を用いて
ガイドローラーを作成した。試験はモルガンブロックミ
ル23番スタンドで行った。300tの圧延処理後ガイ
ドローラーの表面を観察したところ、摩耗状況は良好で
あり、かつ、非常に微細な熱クラックが生じているもの
の割損に至るような大きな熱クラックは生じていなかっ
た。又、圧延物の表面も良好であり、ガイドローラーの
周速と被圧延物の通過速度の差によって生じる傷に観察
されなっかた。
【0013】実施例1と同様の方法で表1に示すサーメ
ット材料を作製した。
【0014】
【表1】 材料 TiCN WC TaC Mo2C VC Cr23 Co Ni 1 22 10 10 2 1 0 30 25 2 68 0 4 2 1 0 12.5 12. 5 3 40 0 4 2 1 0 30 23 4 40 28 4 2 0 0 13 13 5 50 10 0 2 1 0 10 27 6 50 10 18 2 1 0 10 10 7 40 10 4 0 1 1 22 22 8 40 10 4 8 1 1 18 18 9 40 10 4 2 0 1 20 23 10 40 10 4 2 8 1 17 18 11 40 10 4 2 1 0 23 20 12 40 10 4 2 1 8 25 15
【0015】各材料の物性を表2に示す。
【0016】
【表2】 材料 密度(g/cm3) 硬さ(HRA) クラック長(ミクロン) 1 8.1 80.1 0 2 6.0 88 52 3 6.9 80 0 4 7.7 80.2 40 5 6.7 80.8 5 6 6.1 89 67 7 7.2 83 0 8 7.2 82 5 9 7.2 82.5 0 10 6.9 84 7 11 7.2 82.7 10 12 6.7 83.7 0
【0017】以上の結果より、材料6を除き組成的には
本願発明の範囲内の合金である。以上の材料を実施例1
と同様、ガイドローラーを作製し試験したところ、試料
2、6が割損した以外は良好な結果を示し、特に被圧延
物に加工キズが発生しなかった。
【0018】
【発明の効果】このように本願発明のサーメットガイド
ローラーは、軽量であるためガイドローラーの周速と被
圧延物の圧延速度に差が生じにくく、従って被圧延物に
加工キズが発生しずらい。又、組成上より耐衝撃性、耐
熱衝撃性、耐摩耗性に優れた特徴を有し、割損事故もな
く長寿命の特性と発揮することができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C22C 29/02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密度が12g/cm3以下、望ましくは
    10g/cm3以下、硬さがHRAスケールで80〜8
    7、望ましくは82〜86の範囲にあり、クッラク長
    (ビッカース硬さ計で50kg負荷した場合のコーナー
    に生じるクラック長さ(ミクロン)の平均値が50以
    下、望ましくは25以下であるサーメットガイドローラ
    ー。
  2. 【請求項2】 請求項1においてサーメットの組成が、 TiC及び/又はTiN…20〜70 重量% WC … 0〜30 重量% TaC及び/又はNbC… 0〜20 重量% Mo2C 0〜10 重量% VC 0〜10 重量% Cr添加物 0〜10 重量% Co及び/又はNi 20〜60 重量% であることを特徴とするサーメットガイドローラー。
JP5172313A 1993-06-18 1993-06-18 サーメットガイドローラー Pending JPH0776743A (ja)

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