JPH0777003B2 - 磁気記録再生方法および装置 - Google Patents
磁気記録再生方法および装置Info
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- JPH0777003B2 JPH0777003B2 JP10838787A JP10838787A JPH0777003B2 JP H0777003 B2 JPH0777003 B2 JP H0777003B2 JP 10838787 A JP10838787 A JP 10838787A JP 10838787 A JP10838787 A JP 10838787A JP H0777003 B2 JPH0777003 B2 JP H0777003B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/02—Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
-
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
Landscapes
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気記録方法および磁気記録再生装置に関す
るものであり、時に、金券カード、回数券カード、クレ
ジットカードなどのように商品やサービスの代金決済手
段として用いられるなど高い機密性を必要とするシステ
ムに適した磁気記録方法および磁気記録再生装置に関す
るものである。
るものであり、時に、金券カード、回数券カード、クレ
ジットカードなどのように商品やサービスの代金決済手
段として用いられるなど高い機密性を必要とするシステ
ムに適した磁気記録方法および磁気記録再生装置に関す
るものである。
従来の技術 従来、金融、流通などの代金決済には、磁気カードを使
ったシステムが広く使われている。ところが、磁気カー
ドは、媒体自体が安価で、取り扱い易く、且つ情報の書
き換えが容易である反面、比較的簡単な記録再生装置で
記録情報が読めたり、書き換えたりすることができると
いう欠点があった。
ったシステムが広く使われている。ところが、磁気カー
ドは、媒体自体が安価で、取り扱い易く、且つ情報の書
き換えが容易である反面、比較的簡単な記録再生装置で
記録情報が読めたり、書き換えたりすることができると
いう欠点があった。
高い機密性を必要とするシステムに使用される磁気カー
ドは、その記録層に書き込まれた情報を比較的簡単に入
手できる磁気カードリーダーで読み取れたり、現像する
ことにより磁化パターンを目視することができないこと
が望ましい。このような要望に応じるため、本出願人に
よる特願昭61−178503号の明細書および図面に記載され
ているような磁気記録媒体および磁気記録再生装置が提
案されている。この磁気記録媒体および磁気記録再生装
置においては、2層構造の磁性体の保磁力の差を利用し
て磁気転写により低保磁力磁性層の信号磁化を、高保磁
力磁性層の信号磁化とは逆向きに発生させて、それぞれ
の信号磁化同志が互いに打ち消し合って外部に信号磁界
が漏れないようにしている。
ドは、その記録層に書き込まれた情報を比較的簡単に入
手できる磁気カードリーダーで読み取れたり、現像する
ことにより磁化パターンを目視することができないこと
が望ましい。このような要望に応じるため、本出願人に
よる特願昭61−178503号の明細書および図面に記載され
ているような磁気記録媒体および磁気記録再生装置が提
案されている。この磁気記録媒体および磁気記録再生装
置においては、2層構造の磁性体の保磁力の差を利用し
て磁気転写により低保磁力磁性層の信号磁化を、高保磁
力磁性層の信号磁化とは逆向きに発生させて、それぞれ
の信号磁化同志が互いに打ち消し合って外部に信号磁界
が漏れないようにしている。
また、特開昭55−93514号公報に開示されたように、磁
性層の上に高透磁率材料層を設け、磁気出力を遮蔽し、
通常状態での読み出しを不能にする方法も提案されてい
る。
性層の上に高透磁率材料層を設け、磁気出力を遮蔽し、
通常状態での読み出しを不能にする方法も提案されてい
る。
発明が解決しようとする問題点 前述の磁気記録媒体および磁気記録再生装置では、保磁
力の最も低い磁気記録層に保磁力の高い磁気記録層の残
留磁化を、磁気転写するための磁気転写手段、例えば、
転写用磁気ヘッドと転写バイアス発生装置が必要であ
り、装置構成がそれだけ複雑になり、高価なものとなる
という問題が一方で出てきている。
力の最も低い磁気記録層に保磁力の高い磁気記録層の残
留磁化を、磁気転写するための磁気転写手段、例えば、
転写用磁気ヘッドと転写バイアス発生装置が必要であ
り、装置構成がそれだけ複雑になり、高価なものとなる
という問題が一方で出てきている。
また、前述の磁性層の上に高透磁率材料層を設けるもの
では、次のような問題があった。すなわち、磁気遮蔽材
として好適な、Ni−Fe合金などの高透磁率強磁性金属材
料は、磁気カードなどのプラスチック基体上に、箔状で
接着された場合には、基体の変形などにより磁性層に応
力が発生するとその磁気特性が悪化するし、粉粒体にし
て塗布される場合には、製造工程において材料が化学的
変質を受けないよう特別な注意をはらう必要がある。し
かも、この種の高透磁率強磁性金属材料は、通常磁気テ
ープや磁気カードなどに用いる磁性材料であるγFe2O3
やコバルト被着型γFe2O3などに比べると、非常に高価
である。
では、次のような問題があった。すなわち、磁気遮蔽材
として好適な、Ni−Fe合金などの高透磁率強磁性金属材
料は、磁気カードなどのプラスチック基体上に、箔状で
接着された場合には、基体の変形などにより磁性層に応
力が発生するとその磁気特性が悪化するし、粉粒体にし
て塗布される場合には、製造工程において材料が化学的
変質を受けないよう特別な注意をはらう必要がある。し
かも、この種の高透磁率強磁性金属材料は、通常磁気テ
ープや磁気カードなどに用いる磁性材料であるγFe2O3
やコバルト被着型γFe2O3などに比べると、非常に高価
である。
本発明の目的は、前述したような問題点を解消しうる磁
気記録方法および磁気記録再生装置を提供することであ
る。
気記録方法および磁気記録再生装置を提供することであ
る。
問題点を解決するための手段 本発明にある特徴によれば、保磁力の異なる少なくとも
2つの磁気記録層を積層して成る磁気記録媒体に情報を
記録するための磁気記録方法において、前記磁気記録媒
体に対して、少なくとも2つの磁気記録層の残留磁化に
よる出力レベルよりも、前記磁気記録層のうち保磁力の
もっとも低い磁気記録層の残留磁化を消去した後の出力
レベルの方が高くなるような磁気ヘッド書き込み電流値
で情報が記録される。
2つの磁気記録層を積層して成る磁気記録媒体に情報を
記録するための磁気記録方法において、前記磁気記録媒
体に対して、少なくとも2つの磁気記録層の残留磁化に
よる出力レベルよりも、前記磁気記録層のうち保磁力の
もっとも低い磁気記録層の残留磁化を消去した後の出力
レベルの方が高くなるような磁気ヘッド書き込み電流値
で情報が記録される。
また、本発明の別の特徴によれば、保磁力の異なる少な
くとも2つの磁気記録層を積層して成る磁気記録媒体に
情報を記録し再生するための磁気記録再生方法におい
て、前記磁気記録媒体に対して、少なくとも2つの磁気
記録層の残留磁化による出力レベルよりも、前記磁気記
録層のうち保磁力のもっとも低い磁気記録層の残留磁化
を消去した後の出力レベルの方が高くなるような磁気ヘ
ッド書込み電流値で情報が記録され、前記磁気記録媒体
に記録された情報の再生においては、前記磁気記録層の
うち保磁力の最も低い磁気記録層の残留磁化を消去して
から前記情報の再生が行われる。
くとも2つの磁気記録層を積層して成る磁気記録媒体に
情報を記録し再生するための磁気記録再生方法におい
て、前記磁気記録媒体に対して、少なくとも2つの磁気
記録層の残留磁化による出力レベルよりも、前記磁気記
録層のうち保磁力のもっとも低い磁気記録層の残留磁化
を消去した後の出力レベルの方が高くなるような磁気ヘ
ッド書込み電流値で情報が記録され、前記磁気記録媒体
に記録された情報の再生においては、前記磁気記録層の
うち保磁力の最も低い磁気記録層の残留磁化を消去して
から前記情報の再生が行われる。
本発明の更に別の特徴によれば、保磁力の異なる少なく
とも2つの磁気記録層を積層して成る磁気記録媒体に情
報を記録し再生するための磁気記録再生装置において、
前記磁気記録媒体に対して、少なくとも2つの磁気記録
層の残留磁化による出力レベルよりも、前記磁気記録層
のうち保磁力のもっとも低い磁気記録層の残留磁化を消
去した後の出力レベルの方が高くなるような書込み電流
値で情報を記録するための磁気ヘッドと、前記磁気記録
層のうち保磁力の最も低い磁気記録層の残留磁化を消去
するための残留磁化消去手段と、前記磁気記録媒体に記
録された情報を再生するための再生手段とが備えられ
る。
とも2つの磁気記録層を積層して成る磁気記録媒体に情
報を記録し再生するための磁気記録再生装置において、
前記磁気記録媒体に対して、少なくとも2つの磁気記録
層の残留磁化による出力レベルよりも、前記磁気記録層
のうち保磁力のもっとも低い磁気記録層の残留磁化を消
去した後の出力レベルの方が高くなるような書込み電流
値で情報を記録するための磁気ヘッドと、前記磁気記録
層のうち保磁力の最も低い磁気記録層の残留磁化を消去
するための残留磁化消去手段と、前記磁気記録媒体に記
録された情報を再生するための再生手段とが備えられ
る。
本発明のもう1つの特徴によれば、保磁力の異なる少な
くとも2つの磁気記録層を積層して成る磁気記録媒体に
情報を記録し再生するための磁気記録再生装置におい
て、前記磁気記録媒体に対して、少なくとも2つの磁気
記録層の残留磁化による出力レベルよりも、前記磁気記
録層のうち保磁力のもっとも低い磁気記録層の残留磁化
を消去した後の出力レベルの方が高くなるような書込み
電流値で情報を記録するための磁気ヘッドと、前記磁気
記録層のうち保磁力の最も低い磁気記録層の残留磁化を
消去するための残留磁化消去手段と、前記磁気記録媒体
に記録された情報を再生するための再生手段と、前記磁
気ヘッドによる情報の記録後前記残留磁化消去手段によ
る残留磁化の消去前および後の前記磁気記録媒体の再生
出力レベルの差を識別するための識別手段とが備えられ
る。
くとも2つの磁気記録層を積層して成る磁気記録媒体に
情報を記録し再生するための磁気記録再生装置におい
て、前記磁気記録媒体に対して、少なくとも2つの磁気
記録層の残留磁化による出力レベルよりも、前記磁気記
録層のうち保磁力のもっとも低い磁気記録層の残留磁化
を消去した後の出力レベルの方が高くなるような書込み
電流値で情報を記録するための磁気ヘッドと、前記磁気
記録層のうち保磁力の最も低い磁気記録層の残留磁化を
消去するための残留磁化消去手段と、前記磁気記録媒体
に記録された情報を再生するための再生手段と、前記磁
気ヘッドによる情報の記録後前記残留磁化消去手段によ
る残留磁化の消去前および後の前記磁気記録媒体の再生
出力レベルの差を識別するための識別手段とが備えられ
る。
実施例 次に、添付図面に基づいて本発明の実施例について本発
明をより詳細に説明する。
明をより詳細に説明する。
第1図は、本発明において使用する磁気記録媒体の一例
としての磁気カードを示す拡大断面図である。第1図に
示すように、この磁気カードは、塩化ビニール樹脂、ポ
リエステル、紙等のカード基体1の上に、第1磁性層2
と、第2磁性層3と、保護層4とを積層してなってい
る。第1磁性層2は、保磁力が1800Oeの磁気特性を持っ
た、例えば、バリウムフェライトなどの高保磁力磁性体
等で形成されている。第2磁性層3は、保磁力が300Oe
の磁気特性をもった、例えば、γFe2O3などの低保磁力
磁性体等で形成されている。保護層4は、非磁性材料で
形成されている。
としての磁気カードを示す拡大断面図である。第1図に
示すように、この磁気カードは、塩化ビニール樹脂、ポ
リエステル、紙等のカード基体1の上に、第1磁性層2
と、第2磁性層3と、保護層4とを積層してなってい
る。第1磁性層2は、保磁力が1800Oeの磁気特性を持っ
た、例えば、バリウムフェライトなどの高保磁力磁性体
等で形成されている。第2磁性層3は、保磁力が300Oe
の磁気特性をもった、例えば、γFe2O3などの低保磁力
磁性体等で形成されている。保護層4は、非磁性材料で
形成されている。
第2図のグラフにおける曲線5は、第1図に示した構成
の磁気カードを、例えば、センダストなどの飽和磁束密
度が高い磁気ヘッドで書き込んだ時の飽和記録特性、す
なわち、前記磁気カードへの書き込み電流値とその時の
再生出力レベルの関係を示すものである。曲線5に見ら
れるように、前記磁気カードの飽和記録特性は、極大値
を2ケ所、極小値を1ケ所持つ複数な特性を示した。こ
のうち曲線5の左側にある極大値は、前記磁気カードの
低保磁力層である第2磁性層3の飽和出力を示したもの
であるが、曲線5の中程にある極小値と右側にある2番
目の極大値はどちらも、高保磁力層である第1磁性層と
低保磁力層である第2磁性層3の信号磁化同志の相互作
用のためにあらわれるものであり、この現象は、両磁性
層の保磁力の比が大きい程且つ低保磁力層の保磁力が低
い程起こりやすいことが実験により確かめられている。
の磁気カードを、例えば、センダストなどの飽和磁束密
度が高い磁気ヘッドで書き込んだ時の飽和記録特性、す
なわち、前記磁気カードへの書き込み電流値とその時の
再生出力レベルの関係を示すものである。曲線5に見ら
れるように、前記磁気カードの飽和記録特性は、極大値
を2ケ所、極小値を1ケ所持つ複数な特性を示した。こ
のうち曲線5の左側にある極大値は、前記磁気カードの
低保磁力層である第2磁性層3の飽和出力を示したもの
であるが、曲線5の中程にある極小値と右側にある2番
目の極大値はどちらも、高保磁力層である第1磁性層と
低保磁力層である第2磁性層3の信号磁化同志の相互作
用のためにあらわれるものであり、この現象は、両磁性
層の保磁力の比が大きい程且つ低保磁力層の保磁力が低
い程起こりやすいことが実験により確かめられている。
第2図のグラフにおける曲線6は、第1図に示した構成
の磁気カードを同図の横軸で示した書き込み電流値で書
き込んだ後、前記磁気カードの第2磁性層3を、その飽
和電流値ISで直流消磁した後の再生出力レベル、すなわ
ち、前記磁気カードの第1磁性層2のみの飽和記録特性
を示したものである。
の磁気カードを同図の横軸で示した書き込み電流値で書
き込んだ後、前記磁気カードの第2磁性層3を、その飽
和電流値ISで直流消磁した後の再生出力レベル、すなわ
ち、前記磁気カードの第1磁性層2のみの飽和記録特性
を示したものである。
なお、第2図において、曲線5、6とも横軸は、磁気カ
ードへの書き込み電流IWを第2磁性層3の飽和電流値IS
で規準化した値IW/ISで表している。
ードへの書き込み電流IWを第2磁性層3の飽和電流値IS
で規準化した値IW/ISで表している。
同図からは、IW/ISが0から5.5までと、9から11までの
間では曲線5が曲線6より上にあるが、IW/ISが5.5から
9までと、11以上では逆に曲線6の方が曲線5より上に
なっていることがわかる。
間では曲線5が曲線6より上にあるが、IW/ISが5.5から
9までと、11以上では逆に曲線6の方が曲線5より上に
なっていることがわかる。
このようにIW/ISがある値の範囲で曲線5の方が曲線6
より下になる理由は、第1図に示した2層構造の磁気カ
ードをある値以上の書き込み電流値で書き込むと、その
時の再生出力は、低保磁力の第2磁性層3と高保磁力の
第1磁性層2の信号磁化同志の相互作用により、互いに
打ち消し合って低くなるのに対し、その後前記低保磁力
の第2磁性層3のみを直流消磁した後は、両磁性層の相
互作用が無くなり、第1磁性層に書き込まれた信号がそ
のまま再生されるからである。従って、曲線5で曲線6
よりも低くなる書き込み電流値で、前記磁気カードに信
号を書き込むと、曲線6と曲線5の差だけ信号出力が隠
蔽され、再生出力は、低くなる。この状態で通常に使用
される磁気カード再生機で前記磁気カードを再生して
も、書き込まれた信号の内容を正しく読み取ることは困
難である。
より下になる理由は、第1図に示した2層構造の磁気カ
ードをある値以上の書き込み電流値で書き込むと、その
時の再生出力は、低保磁力の第2磁性層3と高保磁力の
第1磁性層2の信号磁化同志の相互作用により、互いに
打ち消し合って低くなるのに対し、その後前記低保磁力
の第2磁性層3のみを直流消磁した後は、両磁性層の相
互作用が無くなり、第1磁性層に書き込まれた信号がそ
のまま再生されるからである。従って、曲線5で曲線6
よりも低くなる書き込み電流値で、前記磁気カードに信
号を書き込むと、曲線6と曲線5の差だけ信号出力が隠
蔽され、再生出力は、低くなる。この状態で通常に使用
される磁気カード再生機で前記磁気カードを再生して
も、書き込まれた信号の内容を正しく読み取ることは困
難である。
時に、IW/ISが7と8の間にある曲線5の極小値となる
書き込み電流値においては前述の効果はきわめて高い。
書き込み電流値においては前述の効果はきわめて高い。
第3図は、第1図の磁気カードを、第2磁性層3の飽和
記録電流ISの7.5倍の書き込み電流で、磁化反転間隔70
μmの信号を書き込んだ後の再生出力のオシロスコープ
波形を示している。一方、第4図は、信号を書き込んだ
後に第2磁性層3の飽和記録電流値ISに等しい電流値で
第2磁性層3を直流消磁した後の第1磁性層2の再生出
力のオシロスコープ波形である。第3図の波形の振幅
は、第4図の波形の振幅の約1/8であり、本発明の磁気
記録再生方法による磁気カードの記録情報内容の隠蔽効
果が確認できた。
記録電流ISの7.5倍の書き込み電流で、磁化反転間隔70
μmの信号を書き込んだ後の再生出力のオシロスコープ
波形を示している。一方、第4図は、信号を書き込んだ
後に第2磁性層3の飽和記録電流値ISに等しい電流値で
第2磁性層3を直流消磁した後の第1磁性層2の再生出
力のオシロスコープ波形である。第3図の波形の振幅
は、第4図の波形の振幅の約1/8であり、本発明の磁気
記録再生方法による磁気カードの記録情報内容の隠蔽効
果が確認できた。
このように、本発明の磁気記録再生方法によれば、低保
磁力磁性層および高保磁力磁性層を有する磁気カード等
の磁気記録媒体への信号の書き込みは、その磁気記録媒
体に対して、少なくとも2つの磁気記録層の残留磁化に
よる出力レベルよりも、前記磁気記録層のうち保磁力の
もっとも低い磁気記録層の残留磁化を消去した後の出力
レベルの方が高くなるような書き込み電流値で行うこと
により、その書き込まれた状態のままでは、第1磁性層
(高保磁力磁性層)と第2磁性層(高保磁力磁性層)の
信号磁化同志の相互作用により、外部にはほとんど信号
磁界がもれないので、通常の磁気カード読み取り装置で
は、信号を読み出すことはできないが、第2磁性層の飽
和電流値ISで第2磁性層を直流消磁すると両磁性層の相
互作用がなくなり、第1磁性層に書き込まれた信号を読
み出すことができる。この時の出力レベルと書き込み後
直流消磁前の出力レベルとを比較することにより、その
磁気カードの真偽を判定するようにすることもできる。
磁力磁性層および高保磁力磁性層を有する磁気カード等
の磁気記録媒体への信号の書き込みは、その磁気記録媒
体に対して、少なくとも2つの磁気記録層の残留磁化に
よる出力レベルよりも、前記磁気記録層のうち保磁力の
もっとも低い磁気記録層の残留磁化を消去した後の出力
レベルの方が高くなるような書き込み電流値で行うこと
により、その書き込まれた状態のままでは、第1磁性層
(高保磁力磁性層)と第2磁性層(高保磁力磁性層)の
信号磁化同志の相互作用により、外部にはほとんど信号
磁界がもれないので、通常の磁気カード読み取り装置で
は、信号を読み出すことはできないが、第2磁性層の飽
和電流値ISで第2磁性層を直流消磁すると両磁性層の相
互作用がなくなり、第1磁性層に書き込まれた信号を読
み出すことができる。この時の出力レベルと書き込み後
直流消磁前の出力レベルとを比較することにより、その
磁気カードの真偽を判定するようにすることもできる。
なお、前述の実施例では、磁気記録媒体は、保磁力の異
なる2つのみの磁性層を有するものであったが、本発明
は、これに限らず、3層以上の磁気記録媒体にも適用し
て効果のあるものである。
なる2つのみの磁性層を有するものであったが、本発明
は、これに限らず、3層以上の磁気記録媒体にも適用し
て効果のあるものである。
第5図は、本発明の磁気記録再生方法を実施するための
装置の構成例を概略的に示すブロック図である。第5図
に示す磁気記録再生装置は、第1図に示したような磁気
カード1、2、3および4の如き磁気記録媒体に対して
情報信号を書き込みおよび読み取るための第1の磁気ヘ
ッド7と、その磁気記録媒体の第2磁性層3の残留磁化
を消磁するための第2の磁気ヘッド8と、この第2の磁
気ヘッド8による消磁後の第1磁性層2から記録情報信
号を読み取るための第3の磁気ヘッド9と、第1の磁気
ヘッド7に対して、その磁気記録媒体の少なくとも2つ
の磁気記録層の残留磁化による出力レベルよりも、前記
磁気記録層のうち保磁力のもっとも低い磁気記録層の残
留磁化を消去した後の出力レベルの方が高くなるような
書き込み電流値での書き込みを行わせ且つその書き込み
後そのままの状態での読み出しを行わせるための書込み
および読取り回路10と、第2の磁気ヘッド8に対して第
1の磁気ヘッド7による書き込み後第2磁性層3の残留
磁化を消去させるような直流消磁を行わせるための直流
消磁回路11と、第3の磁気ヘッド9に対して第2の磁気
ヘッド8による直流消磁後の第1磁性層2からの記録情
報信号の読み取りを行わせるための読取り回路12と、書
込みおよび読取り回路10からの直流消磁前の読み取り出
力レベルと読取り回路12からの消磁後の読み取り出力レ
ベルとを比較してその差が所定の値となっていない場合
には、その磁気記録媒体が偽造または改ざんされたもの
として拒絶信号を発生する真偽判定回路13とを備えてな
っている。この装置構成例では、3つの磁気ヘッド7、
8および9を使用したのであるが、適当なヘッド切り換
え回路を使用すれば、どれかを共用させることができ、
使用磁気ヘッドの数を減らすことが可能である。
装置の構成例を概略的に示すブロック図である。第5図
に示す磁気記録再生装置は、第1図に示したような磁気
カード1、2、3および4の如き磁気記録媒体に対して
情報信号を書き込みおよび読み取るための第1の磁気ヘ
ッド7と、その磁気記録媒体の第2磁性層3の残留磁化
を消磁するための第2の磁気ヘッド8と、この第2の磁
気ヘッド8による消磁後の第1磁性層2から記録情報信
号を読み取るための第3の磁気ヘッド9と、第1の磁気
ヘッド7に対して、その磁気記録媒体の少なくとも2つ
の磁気記録層の残留磁化による出力レベルよりも、前記
磁気記録層のうち保磁力のもっとも低い磁気記録層の残
留磁化を消去した後の出力レベルの方が高くなるような
書き込み電流値での書き込みを行わせ且つその書き込み
後そのままの状態での読み出しを行わせるための書込み
および読取り回路10と、第2の磁気ヘッド8に対して第
1の磁気ヘッド7による書き込み後第2磁性層3の残留
磁化を消去させるような直流消磁を行わせるための直流
消磁回路11と、第3の磁気ヘッド9に対して第2の磁気
ヘッド8による直流消磁後の第1磁性層2からの記録情
報信号の読み取りを行わせるための読取り回路12と、書
込みおよび読取り回路10からの直流消磁前の読み取り出
力レベルと読取り回路12からの消磁後の読み取り出力レ
ベルとを比較してその差が所定の値となっていない場合
には、その磁気記録媒体が偽造または改ざんされたもの
として拒絶信号を発生する真偽判定回路13とを備えてな
っている。この装置構成例では、3つの磁気ヘッド7、
8および9を使用したのであるが、適当なヘッド切り換
え回路を使用すれば、どれかを共用させることができ、
使用磁気ヘッドの数を減らすことが可能である。
発明の効果 本発明によれば、次のような効果が得られる。
(1) 書き込まれた信号を通常の磁気カードリーダで
読み取ることも、磁化パターンを現像したり、ビユアー
を用いるなどして目視することも困難なので、磁気情報
を改ざんすることが困難である。
読み取ることも、磁化パターンを現像したり、ビユアー
を用いるなどして目視することも困難なので、磁気情報
を改ざんすることが困難である。
(2) 書き込まれた信号の出力を隠蔽するために特別
な装置やエネルギーを必要としないので、経済的であ
る。
な装置やエネルギーを必要としないので、経済的であ
る。
(3) 磁気記録媒体を構成する磁性材は、いずれも通
常の磁気カードなどに使用されているものでよく、特性
的にも安定で製造も容易である。
常の磁気カードなどに使用されているものでよく、特性
的にも安定で製造も容易である。
(4) 磁気記録媒体がその飽和記録特性において極小
値をとる書き込み電流値は、媒体の低保磁力層の磁気特
性と書き込み磁気ヘッドの素材、形状などにより異なる
ため、正規の手続をとらずに偽造、変造されたものは容
易に見破ることができる。
値をとる書き込み電流値は、媒体の低保磁力層の磁気特
性と書き込み磁気ヘッドの素材、形状などにより異なる
ため、正規の手続をとらずに偽造、変造されたものは容
易に見破ることができる。
第1図は、本発明において使用する磁気記録媒体の一例
としての磁気カードを示す拡大断面図、第2図は、第1
図に示した構成の磁気カードを、書き込み用磁気ヘッド
で書き込んだ時の飽和記録特性および前記磁気カードの
第2磁性層を直流消磁した後の読み出し出力特性を示す
図、第3図は、第1図の磁気カードを、第2磁性層の飽
和記録電流ISの7.5倍の書き込み電流で、磁化反転間隔7
0μmの信号を書き込んだ後の再生出力のオシロスコー
プ波形を示す図、第4図は、信号を書き込んだ後に第2
磁性層の飽和記録電流値に等しい電流値で第2磁性層を
直流消磁した後の第1磁性層の再生出力のオシロスコー
プ波形を示す図、第5図は、本発明の磁気記録再生方法
を実施するための装置の構成例を概略的に示すブロック
図である。 1……カード基体、2……第1磁性層、 3……第2磁性層、4……保護層、 5……飽和記録特性曲線、 6……消磁後の再生出力特性曲線、 7、8、9……磁気ヘッド、 10……書込みおよび読取り回路、 11……直流消磁回路、12……読取り回路、 13……真偽判定回路。
としての磁気カードを示す拡大断面図、第2図は、第1
図に示した構成の磁気カードを、書き込み用磁気ヘッド
で書き込んだ時の飽和記録特性および前記磁気カードの
第2磁性層を直流消磁した後の読み出し出力特性を示す
図、第3図は、第1図の磁気カードを、第2磁性層の飽
和記録電流ISの7.5倍の書き込み電流で、磁化反転間隔7
0μmの信号を書き込んだ後の再生出力のオシロスコー
プ波形を示す図、第4図は、信号を書き込んだ後に第2
磁性層の飽和記録電流値に等しい電流値で第2磁性層を
直流消磁した後の第1磁性層の再生出力のオシロスコー
プ波形を示す図、第5図は、本発明の磁気記録再生方法
を実施するための装置の構成例を概略的に示すブロック
図である。 1……カード基体、2……第1磁性層、 3……第2磁性層、4……保護層、 5……飽和記録特性曲線、 6……消磁後の再生出力特性曲線、 7、8、9……磁気ヘッド、 10……書込みおよび読取り回路、 11……直流消磁回路、12……読取り回路、 13……真偽判定回路。
Claims (8)
- 【請求項1】保磁力の異なる少なくとも2つの磁気記録
層を積層して成る磁気記録媒体に情報を記録するための
磁気記録方法において、前記磁気記録媒体に対して、少
なくとも2つの磁気記録層の残留磁化による出力レベル
よりも、前記磁気記録層のうち保磁力のもっとも低い磁
気記録層の残留磁化を消去した後の出力レベルの方が高
くなるような磁気ヘッド書き込み電流値で情報を記録す
ることを特徴とする磁気記録方法。 - 【請求項2】前記磁気記録媒体の前記少なくとも2つの
磁気記録層の保磁力の比が5倍以上である特許請求の範
囲第(1)項記載の磁気記録方法。 - 【請求項3】保磁力の異なる少なくとも2つの磁気記録
層を積層して成る磁気記録媒体に情報を記録し再生する
ための磁気記録再生方法において、前記磁気記録媒体に
対して、少なくとも2つの磁気記録層の残留磁化による
出力レベルよりも、前記磁気記録層のうち保磁力のもっ
とも低い磁気記録層の残留磁化を消去した後の出力レベ
ルの方が高くなるような磁気ヘッド書込み電流値で情報
を記録し、前記磁気記録媒体に記録された情報の再生に
おいては、前記磁気記録層のうち保磁力の最も低い磁気
記録層の残留磁化を消去してから前記情報の再生を行う
ことを特徴とする磁気記録再生方法。 - 【請求項4】前記磁気記録媒体の前記少なくとも2つの
磁気記録層の保磁力の比が5倍以上である特許請求の範
囲第(3)項記載の磁気記録再生方法。 - 【請求項5】保磁力の異なる少なくとも2つの磁気記録
層を積層して成る磁気記録媒体に情報を記録し再生する
ための磁気記録再生装置において、前記磁気記録媒体に
対して、少なくとも2つの磁気記録層の残留磁化による
出力レベルよりも、前記磁気記録層のうち保磁力のもっ
とも低い磁気記録層の残留磁化を消去した後の出力レベ
ルの方が高くなるような書込み電流値で情報を記録する
ための磁気ヘッドと、前記磁気記録層のうち保磁力の最
も低い磁気記録層の残留磁化を消去するための残留磁化
消去手段と、前記磁気記録媒体に記録された情報を再生
するための再生手段とを備えることを特徴とする磁気記
録再生装置。 - 【請求項6】前記磁気記録媒体の前記少なくとも2つの
磁気記録層の保磁力の比が5倍以上である特許請求の範
囲第(5)項記載の磁気記録再生装置。 - 【請求項7】保磁力の異なる少なくとも2つの磁気記録
層を積層して成る磁気記録媒体に情報を記録し再生する
ための磁気記録再生装置において、前記磁気記録媒体に
対して、少なくとも2つの磁気記録層の残留磁化による
出力レベルよりも、前記磁気記録層のうち保磁力のもっ
とも低い磁気記録層の残留磁化を消去した後の出力レベ
ルの方が高くなるような書込み電流値で情報を記録する
ための磁気ヘッドと、前記磁気記録層のうち保磁力の最
も低い磁気記録層の残留磁化を消去するための残留磁化
消去手段と、前記磁気記録媒体に記録された情報を再生
するための再生手段と、前記磁気ヘッドによる情報の記
録後前記残留磁化消去手段により残留磁化の消去前およ
び後の前記磁気記録媒体の再生出力レベルの差を識別す
るための識別手段とを備えることを特徴とする磁気記録
再生装置。 - 【請求項8】前記磁気記録媒体の前記少なくとも2つの
磁気記録層の保磁力の比が5倍以上である特許請求の範
囲第(7)項記載の磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10838787A JPH0777003B2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | 磁気記録再生方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10838787A JPH0777003B2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | 磁気記録再生方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63273202A JPS63273202A (ja) | 1988-11-10 |
| JPH0777003B2 true JPH0777003B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=14483475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10838787A Expired - Lifetime JPH0777003B2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | 磁気記録再生方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0777003B2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-01 JP JP10838787A patent/JPH0777003B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63273202A (ja) | 1988-11-10 |
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