JPH0777032B2 - ディスク装置のフォーカス制御装置 - Google Patents

ディスク装置のフォーカス制御装置

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JPH0777032B2
JPH0777032B2 JP4093739A JP9373992A JPH0777032B2 JP H0777032 B2 JPH0777032 B2 JP H0777032B2 JP 4093739 A JP4093739 A JP 4093739A JP 9373992 A JP9373992 A JP 9373992A JP H0777032 B2 JPH0777032 B2 JP H0777032B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明はディスク装置のフォー
カス制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】CDプレーヤ等のディスク装置のフォー
カスサーボは、図4に示すように対物レンズ2をフォー
カスコイル3にて上下に駆動し、ディスク1に対物レン
ズ2の焦点を合わせてディスク1上に信号を得る事を目
的として行なうが、一般にその為のフォーカスエラー信
号は焦点位置の前後10〜20μmの範囲内でしか得る
事ができない。この為フォーカスサーチと称して、対物
レンズ2を1〜2mm程度の範囲で上下に動かし、フォー
カスエラー信号が得られた時点でサーボをONする動作
を行う。サーチ時にはコントローラ9はサーボオンオフ
スイッチ7をOFFし、サーチオンオフスイッチ12を
ONし、サーチ波形発生部10をスタートさせて、図5
に示す様なサーチ用駆動波形を発生させる。この波形は
ドライブアンプ8にて増幅され、フォーカスコイル3を
駆動し、対物レンズ2を波形に従って上下させる。今、
駆動波形が上昇する時にレンズも上昇するとして、この
時のピックアップ内のフォトディテクタ4の出力をフォ
ーカスエラー信号検出部5で増幅すると一般に図6のa
点波形に示す様なS字波形と呼ばれるフォーカスエラー
波形が合焦点Fの前後で得られる。ここでa点波形の正
負のピーク間がフォーカスサーボ可能領域であり、レン
ズの変位として10〜20μmの間である。一般にフォ
ーカスサーボはこのF点を検出してサーボONとする事
で引込まれている。フォーカスオンコンパレータ部11
はa点波形をほぼOVの基準電位でコンパレートするも
のであり、図6のC点の様な波形を発生する。コントロ
ーラ9はこのC点波形の立下りによりサーチオンオフス
イッチ12をOFFすると共にサーボオンオフスイッチ
7をONし、サーチ動作からサーボ動作への切替を行な
う。この時のa点、b点、c点の様子を図7に示す。b
点波形はFまではサーチ波形発生部10からの出力であ
り、F以降はフォーカスエラー信号によるものとなって
フォーカスサーボが働いている。位相補償部6はサーボ
特性が望ましい動作を行なう様にエラー信号の周波数特
性に補償する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし上記した従来の
構成の場合、図7に示すように通常の場合にはサーボの
引き込みが完了するが、ピックアップ内の対物レンズ2
の動作が円滑でなかったり、或いはフォーカスサーチ中
に外部からの振動で対物レンズ2が振動したりした場合
には、対物レンズ2の移動速度が異常に速くなり、図8
及び図9に示すようにF点以降のサーボ可能範囲での減
速(図中T1の期間)で止まることができず、サーボ可
能範囲外に対物レンズ2が移動してしまう欠点があっ
た。本発明は上記した従来技術の問題点を解決すること
を目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、対物レンズと、ディスクの反射光を受光
し、フォーカスエラー信号を検出するフォーカスエラー
信号検出手段と、前記対物レンズをディスク方向に移動
する対物レンズ移動手段と、前記フォーカスエラー信号
を用い、前記対物レンズの焦点がほぼディスクの情報記
録面上に保持されるように前記対物レンズ移動手段を制
御するサーボ制御手段と、前記サーボ制御手段の付勢前
に前記対物レンズがディスク方向に移動するように前記
対物レンズ移動手段を付勢するサーチ手段と、前記サー
チ手段により対物レンズを移動し、該対物レンズが前記
サーボ制御手段によるサーボ制御可能位置と成ったとき
に前記サーボ手段による制御から、前記サーボ制御によ
る制御に切換える切換手段とを備えたディスク装置のフ
ォーカス制御装置において、フォーカスエラー信号ゼロ
クロス直前の領域におけるフォーカスエラー信号のS字
波形の幅を検出する幅検出手段及び該幅を所定値と比較
する手段より成り、該比較手段の出力に応じて対物レン
ズの速度が所定速度を超えているか否かを判定する移動
速度検出手段と、対物レンズの移動速度が所定速度を超
えているときに、対物レンズに制動をかける制動制御手
段とを具備したことを特徴とする。また請求項3の発明
においては、上記したディスク装置のフォーカス制御装
置において、フォーカスエラー信号ゼロクロス直前の領
域におけるフォーカスエラー信号の発生に応じて出力を
生じる極性判定手段と、フォーカスエラー信号ゼロクロ
ス直前の領域におけるフォーカスエラー信号が所定値を
上回っているときの期間を検出する期間検出手段と、フ
ォーカスエラー信号ゼロクロス直前の領域におけるフォ
ーカスエラー信号が最初に前記所定値を上回ってから所
定時間が経過するまでを検出する所定時間検出手段と、
前記極性判定手段、期間検出手段、及び所定時間検出手
段の出力に応じて、対物レンズに制動をかける制動制御
手段とを具備したことを特徴とする。 【0005】 【作用】幅検出手段によりフォーカスエラー信号のS字
波形の幅を検出し、この幅を比較手段により所定値と比
較する。この比較結果により移動速度検出手段は対物レ
ンズの速度が所定速度を超えているか否かを判定する。
対物レンズの移動速度が所定速度を超えている時に、制
動制御手段により対物レンズに制動をかける。これより
簡単に対物レンズの速度を適正に制御できる。また請求
項3の発明においては、極性判定手段からの出力と、期
間検出手段からのフォーカスエラー信号が所定値を上回
っている時の期間検出信号と、所定時間検出手段からの
フォーカスエラー信号が最初に前記所定値を上回ってか
らの所定時間の経過を表す信号に応じて、制動制御手段
が対物レンズに制動をかける。 【0006】 【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において図4に示す従来の構成と同じものには
同じ番号を付してある。また図2は正常時の波形図、図
3は対物レンズ2の移動速度が異常に増加したときの波
形図である。対物レンズ2はフォーカスコイル3にて上
下に駆動され、ディスク1に対物レンズ2の焦点を合わ
せてディスク1上に信号を得るように構成されている。
サーチ時にはコントローラ9はサーボオンオフスイッチ
7をOFFし、サーチオンオフスイッチ12をONし、
サーチ波形発生部10をスタートさせて、図5に示す様
なサーチ用駆動波形を発生させる。この波形はドライブ
アンプ8にて増幅され、フォーカスコイル3を駆動し、
対物レンズ2を波形に従って上下させる。4はフォトデ
ィテクタであり、この出力はフォーカスエラー信号検出
部5で増幅され、位相補償部6に入力するように構成さ
れている。位相補償部6はサーボ特性が望ましい動作を
行なう様にエラー信号の周波数特性を補償するものであ
り、サーボオンオフスイッチ7のオンオフによりサーボ
のオンオフを行うようになっている。フォーカスエラー
信号検出部5の出力はまたフォーカスオンコンパレータ
部11に入力され、ここから図2に示すCの波形が出力
されるようになっている。 【0007】上記従来の構成に加えて、この実施例では
対物レンズ2の移動速度を検出する手段と、フォーカス
コイル3に制動を掛ける手段とを備えている。対物レン
ズ2の移動速度の検出はこの実施例ではフォーカスエラ
ー信号のS字波形の幅を検出することにより行ってい
る。 【0008】即ちフォーカスエラー信号検出部5からの
信号は同時にレベルコンパレータ部13に入力するよう
に構成されている。レベルコンパレータ部13の基準電
位は図2に示すようにフォーカスエラー信号の+側ピー
クに近い電位Vcになっており、レベルコンパレータ部
13からの出力dはイの時点でHになるようになってい
る。一方フォーカスオンコンパレータ部11の比較基準
電位はほぼ0Vであり、このフォーカスオンコンパレー
タ部11の出力Cはフォーカスエラー信号が上昇すると
すぐにHとなる。 【0009】ブレーキウインドウ部14はレベルコンパ
レータ部13の出力dの立ち上がりでトリガされ、予め
設定された時間T2のみ、その出力eをHとするように
構成されている。またレベルコンパレータ部13の出力
はインバータ15により反転され、ANDゲート16に
入力されるようになっている。ANDゲート16はレベ
ルコンパレータ部13の出力dの反転出力とブレーキウ
インドウ部14からの出力e及びフォーカスオンコンパ
レータ部11からの出力cのANDをとって、条件が成
立したときに、対物レンズ2の移動速度異常信号をコン
トローラ9に送るように構成されている。 【00010】ブレーキ波形発生部17はドライブアン
プ部8に制動電圧を加えるためのものであり、コントロ
ーラ9に制御されるブレーキオンオフスイッチ18のオ
ンオフにより所定の制動電圧をドライブアンプ部8に加
えるようになっている。ブレーキ波形発生部17は所定
の一定の電圧を発生すれば良い。 【0011】コントローラ9はフォーカスサーチに際し
てサーボオンオフスイッチ7をオフ、サーチオンオフス
イッチ12をオン、ブレーキオンオフスイッチ18をオ
フとしてサーチ波形発生部10を駆動して対物レンズ2
を上昇させていくと、前記したようにフォーカスオンコ
ンパレータ部11の比較基準電位はほぼ0Vであり、こ
のフォーカスオンコンパレータ部11の出力Cはフォー
カスエラー信号が上昇するとすぐにHとなる。一方レベ
ルコンパレータ部13の出力dはイ点で立ち上がり、同
様にブレーキウインドウ部14の出力eもここで立ち上
がる。更に対物レンズ2が上昇していくと、フォーカス
エラー信号の+側ピークを越えて、サーボ可能領域に入
り、次にハの時点でレベルコンパレータ部13の出力d
はLとなって、更にF点に至ってフォーカスオンコンパ
レータ部11の出力cがLとなる。この間ANDゲート
16の条件は成立することがなく、対物レンズ2の移動
速度の異常検出信号はコントローラ9に送出されない。
コントローラ9はフォーカスオンコンパレータ部11の
出力cの立下りにてサーチオンオフスイッチ12をオフ
すると共にサーボオンオフスイッチ7をオンとし、サー
チ動作からサーボ動作への切り換えを行う。以上の動作
は対物レンズ2の移動速度が正常なときの動作である。
なお、コントローラ9はこの実施例ではマイクロコンピ
ュータにより構成しているが、ハードロジックにより構
成することも可能である。また、コントローラ9をマイ
クロコンピュータとした場合にはレベルコンパレータ部
13、ブレーキウインドウ部14、インバータ15及び
ANDゲート16はソフトウエアにより構成することも
可能である。 【0012】次に図3に外部からの振動などの影響によ
り対物レンズ2の合焦点F付近での移動速度が異常に増
加した場合を示す。この場合フォーカスエラー信号(波
形a)の時間軸が異常に短くなるため、レベルコンパレ
ータ部13の出力dがHの期間よりもブレーキウインド
ウ部14の出力eがHの期間の方が長くなり、T2>T
3となる。そのためハからFまでの間ANDゲート16
の条件が成立し異常信号fがHになり、コントローラ9
はこの立ち上がりを検出してスイッチ12をオフとする
と共にブレーキオンオフスイッチ18をオンとするよう
になっている。これによりブレーキ波形発生部17から
b点の波形で示すようにフォーカスコイル3に制動電圧
を加える。対物レンズ2は制動が掛かっても、その慣性
によりF点に至り、フォーカスオンコンパレータ部11
の出力cがLになると、コントローラ9はブレーキオン
オフスイッチ18をオフとし、同時にサーボオンオフス
イッチ7をオンとしてブレーキ動作からサーボ動作への
切り換えを行うようになっている。 【0013】なお、制動の効果は電圧Vbと時間T4に
より変化し、またT4はVcとT2の設定で変化するか
ら、制動効果はVbとVcとT2により変化することに
なる。これが強すぎると逆方向に運動させてしまうこと
になるが、これらの値は実験などにより求めることが出
来る。またコントローラ9に学習機能をもたせてこれら
の値を決定するようにしても良い。なお、T2は通常時
のT3よりも短くなるようにする必要がある。 【0014】【発明の効果】以上説明したように本発明のディスク装
置のフォーカス制御装置は、フォーカスエラー信号のS
字波形の幅より対物レンズの移動速度の異常を検出して
対物レンズに制動を掛けるようにしているため、外部か
ら振動が加わった場合などでも良好なフォーカスサーチ
動作が得られ、しかも短いタイミングで頻繁に制御する
必要がなく、簡単な回路で制御が可能である。 【0015】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。 【図2】本発明の一実施例の動作説明図。 【図3】本発明の一実施例の動作説明図。 【図4】従来の装置の一例を示すブロック図。 【図5】サーチ駆動波形図。 【図6】従来の装置の動作説明図。 【図7】従来の装置の動作説明図。 【図8】従来の装置の動作説明図。 【図9】従来の装置の動作説明図。 【符号の説明】 1:ディスク、2:対物レンズ、3:フォーカスコイ
ル、4:フォトディテクタ、5:フォーカスエラー信号
検出部、6:位相補償部、7:サーボオンオフスイッ
チ、8:ドライブアンプ部、9:コントローラ、10:
サーチ波形発生部、11:フォーカスオンコンパレータ
部、12:サーチオンオフスイッチ、13:レベルコン
パレータ部、14:ブレーキウインドウ部、15:イン
バータ、16:ANDゲート、17:ブレーキ波形発生
部、18:ブレーキオンオフスイッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】対物レンズと、 ディスクの反射光を受光し、フォーカスエラー信号を検
    出するフォーカスエラー信号検出手段と、 前記対物レンズをディスク方向に移動する対物レンズ移
    動手段と、 前記フォーカスエラー信号を用い、前記対物レンズの焦
    点がほぼディスクの憤報記録面上に保持されるように前
    記対物レンズ移動手段を制御するサーボ制御手段と、 前記サーボ制御手段の付勢前に前記対物レンズがディス
    ク方向に移動するように前記対物レンズ移動手段を付勢
    するサーチ手段と、 前記サーチ手段により対物レンズを移動し、該対物レン
    ズが前記サーボ制御手段によるサーボ制御可能位置と成
    ったときに前記サーボ手段による制御から、前記サーボ
    制御による制御に切換える切換手段とを備えたディスク
    装置のフォーカス制御装置において、フォーカスエラー信号ゼロクロス直前の領域におけるフ
    ォーカスエラー信号のS字波形の幅を検出する幅検出手
    段及び該幅を所定値と比較する比較手段より成り、該比
    較手段の出力に応じて対物レンズの速度が所定速度を超
    えているか否かを判定する移動速度検出手段と、 対物レンズの移動速度が所定速度を超えているときに、
    対物レンズに制動をかける制動制御手段と、 を具備したことを特徴とするディスク装置のフォーカス
    制御装置。 【請求項】 前記制動制御手段は、対物レンズの焦点
    がディスクの情報記録面上に位置したときに、前記対物
    レンズに対する制動制御を停止する、 請求項1に記載のディスク装置のフォーカス制御装置。【請求項3】 対物レンズと、 ディスクの反射光を受光し、フォーカスエラー信号を検
    出するフォーカスエラー信号検出手段と、 前記対物レンズをディスク方向に移動する対物レンズ移
    動手段と、 前記フォーカスエラー信号を用い、前記対物レンズの焦
    点がほぼディスクの情報記録面上に保持されるように前
    記対物レンズ移動手段を制御するサーボ制御手段と、 前記サーボ制御手段の付勢前に前記対物レンズがディス
    ク方向に移動するように前記対物レンズ移動手段を付勢
    するサーチ手段と、 前記サーチ手段により対物レンズを移動し、該対物レン
    ズが前記サーボ制御手段によるサーボ制御可能位置と成
    ったときに前記サーボ手段による制御から、前記サーボ
    制御による制御に切換える切換手段とを備えたディスク
    装置のフォーカス制御装置において、 フォーカスエラー信号ゼロクロス直前の領域におけるフ
    ォーカスエラー信号の発生に応じて出力を生じる極性判
    定手段と、 フォーカスエラー信号ゼロクロス直前の領域におけるフ
    ォーカスエラー信号が所定値を上回っているときの期間
    を検出する期間検出手段と、 フォーカスエラー信号ゼロクロス直前の領域におけるフ
    ォーカスエラー信号が最初に前記所定値を上回ってから
    所定時間が経過するまでを検出する所定時間検出手段
    と、 前記極性判定手段、期間検出手段、及び所定時間検出手
    段の出力に応じて、対物レンズに制動をかける制動制御
    手段と、 を具備したことを特徴とするディスク装置のフォーカス
    制御装置。 【請求項4】 前記制動制御手段は、対物レンズのアク
    チュエータに所定電位を印加することにより対物レンズ
    に制動をかける、 請求項1又は2又は3に記載のディスク装置のフォーカ
    ス制御装置。
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